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Content

キャプション

!!!今回の作品はネタバレ超注意です!!!

内容が一部不穏ですが、きちんとハッピーエンドなのでご安心ください!!!


【ボリューム】

・無料公開分合わせて約10万文字

・AI生成挿絵:表紙のみ。


プレイ概要 ※ネタバレ注意


プレイの種類:吐息責め、キス責め、素股、フェラ、玉揉み、机の下で足コキ、足の長さ比べ、乳首責め、足臭責め、パイズリ、太ももコキ、名器責め、正常位、だいしゅきホールド、キスハメ、騎乗位、ちん嗅ぎ、玉舐め、ちんキス


ジャンルの種類:誘惑、純愛、寸止め、焦らし、相反責め、逆NTR、マゾ堕ち、童貞卒業、ブラサイズ申告、ハッピーエンド


【全体の流れ】


##P1 告白@キスの誘惑


##P2 空き教室で@夢姫香の噂、膝の上に乗られて、吐息責め、ファーストキス?、ディープキス素股、発言の代償、素股寸止め


##P3 秘密の逢瀬@馬乗りキス責め、付き合う条件、葛藤


##P4 本当に?@下着の上から舌責め、お口で尋問、玉揉み、ちんキス、フェラ


##P5 デート、ランジェリーショップにて@同級生バレの危機、太ももリフト、ズボンの上から、下着の中で、相反責め、ベロチュー


##P6 デート、おしゃれなカフェで@葛藤、ちゃぶ台の向こうから伸びてくる足の先、姫香の嫉妬、足コキ、電気あんま、足の長さ比べ合いっこ、短足煽り、足ピン、勃起バレ


##P7 デートの最後、公園で@イチャイチャしたい?、快楽に流される、臀部押し付け、乳首責め、乳首開発、快楽に塗れたベロチュー、亀頭を摘まれる、葛藤


##P8 旧友の決意@姫香に問い詰める、勃起指摘、からかいと葛藤、セックスへのいざない


**サンプルここまで**

**ここからご支援者様向け**


##P9 私の"呪い"@夢姫香の過去


##P10 いいんちょー♡@手コキ、優等生快楽堕ち


##P11 彼女持ちの男の子♡@足の匂い責め、足コキ、逆NTR、


##P12 せいとかいちょー♡@寸止めパイズリ


##P13 バスケ部のエース♡@マゾ堕ち、台無しにされた試合


##P14 先生だって♡@太ももコキ、弱味を握る


##P15 なのに君は……@姫香の告白


##P16 姫香のハジメテ@童貞煽り、姫香のオナニー、脱衣、初めての感触、童貞卒業、名器責め、だいしゅきホールド、キスハメ、生中出し、種付け、求婚、射精命令


##P17 私、全然足りない……♡@正常位責め、答え合わせ


##P18 おまけ、姫香の家で@乳首責め、射精管理、ブラサイズ申告、指舐めさせ、お互い全裸で、嫉妬、ちん嗅ぎ、玉舐め、ちんキス、フェラ、寸止め、騎乗位、名器責め、腰を動かさずに中だけを動かして責める、連続射精、好き好き囁き責め


##P20 エンディング



**************************************

表紙 ※不穏ですがハッピーエンドです!大丈夫です!


**************************************




##P1 告白@キスの誘惑


「──告白してくれてありがとうね~」


放課後、夕暮れの教室の中。

教室には俺と彼女の二人だけ。

窓の外から聞こえてくるのは部活で残っている生徒たちが出す声や音。

金属バットがボールを打つ音。

吹奏楽部のなんだかよくわからない楽器の演奏。

運動部の気合の籠もった掛け声などなど。

そんな喧騒とは無縁のように、校舎の端に佇むこの教室は静かな空間だった。


「私、こういうの経験なくてさ……だから今、とっても緊張してます……」


そう言って照れた笑みを浮かべる彼女もとびきり可愛かった。

夕日に照らされたその横顔が眩しくて直視できない。


「お、俺も……」


緊張と恥ずかしさで鼓動が速くなる。

彼女は小さく呟いた俺の目をじっと見つめながら一歩ずつ近づいてくると、目の前で立ち止まった。

目と鼻の先。

上目遣いで俺を見上げる彼女の綺麗な瞳に吸い込まれそうになっていく。

顔が近い。熱い吐息が当たる距離。

ふわりと甘い密のような香りが漂ってくる。


「ねぇ」


耳元で囁かれる小さな声が鼓膜を刺激する。


「キスしよ?」


甘く蕩けるような声音が脳内に直接響いてくるようだった。

心臓の音がうるさいくらいに激しく鳴り響き、耳の奥が強く脈打っているのがわかる。

全身が熱くなり、視界がぼやけ始めた。

意識が朦朧とする中、必死に声を絞り出す。


「き、君って……本当に俺のこと好きなのか?」

「……どういう意味?」


目の前の彼女は少し不機嫌そうな表情をしながら首を傾げた。

仕草の一つ一つが可愛らしく見える。


「いや、だってさ……俺たちまだ付き合ってもないし、お互いのことよく知らないじゃん? それなのにいきなりキスなんて……おかしいんじゃないか?」


自分でも何を言っているのか分からなかった。

目の前にいるクラスメートの美しさに目を奪われていたせいで頭がうまく回っていないのかもしれない。


「……ふーん」


一瞬、ほんの一瞬だけ彼女の顔から表情が消えたような気がした。

しかし次の瞬間にはいつも通りの表情に戻り、彼女がゆっくりと口を開く。


「じゃあ聞くけど、私のどこが好きで告白してくれたの?」

「え!? い、いや……それは、そのぉ~……」


思わず言葉を詰まらせてしまう。

上手く答えられない自分が情けなくて仕方がない。

すると彼女は小さく笑って言った。


「ほら、言えないんじゃん。それって結局顔とか身体目当てってことでしょ? まぁ別に良いんだけどさ」


どこか寂しそうな表情を浮かべながら呟く彼女に胸が締め付けられるような痛みを覚える。

違うんだと言い返したかったけれど言葉が出てこなかった。


「ごめんね、意地悪しちゃって。ただ確認したかっただけなの。君が私をどう思っているのか知りたかっただけ。もし本気で好きだと思ってくれているなら、きっと私もその気持ちに応えてあげられると思ったから。でもダメみたい」


彼女は俺から視線を逸らすことなく淡々と語る。

まるで自分に言い聞かせているかのような口ぶり。

だがその姿はとても弱々しく、俺の目に映っていた。


「そっかぁ……やっぱりダメかぁ……はぁ……仕方ないよね……」


ため息まじりの言葉。

落胆の色。


「お、俺は──」

「ねぇ、君って童貞なの?」


俺の言葉を遮るように放たれた一言。

あまりにも唐突過ぎる質問に驚きを隠せない。


「お、俺は……ど、ど、ど……」

「私は処女だけど、君はどうなの? それとももう誰かとシちゃった?」


「ま、まだ誰ともしたことないよ!!」


彼女の大胆なカミングアウトにつられて反射的に答えてしまっていた。

顔が熱くなる感覚。

心臓がバクバクと音を立てて鳴り止まない。

俺の返答を聞いた彼女はニヤリと笑みを浮かべた。

その笑顔はとても妖艶で美しく。

更には処女であるということから、かの噂も嘘だと原質が取れたことになる。


「へぇ~そうなんだぁ。それじゃぁ私が初めての相手になるわけなんだ」

「う、うん……そ、そうなるかな……」


「嬉しいなぁ~私のこと好きになってくれたんだね」

「あ、ああ……」


「ふふっ♡ ありがと♡」


なのに、なぜこんなにも彼女はこなれているのだろうか。

疑問に思う一方で──。


「──じゃあ早速だけど、キスしようよ」


俺の思考を遮るように発せられた言葉。

彼女の声はどこまでも優しく甘い響きを持っていた。

そして同時に艶めかしさも感じさせる。


蠱惑的──。


そう表現するのがぴったりで。

脳に直接染み渡るような甘い蜜が滴り落ちてくる……そんな錯覚に陥っていた。


「ま、まって──」


あまりにも手慣れた様子で迫ってくる彼女に対して戸惑いを覚えた俺は慌てて制止しようとするものの、突き出した両手を『するり♡』と躱し、彼女はそのまま俺に抱きついてきた。

柔らかく温かい感触。

密着したことで感じる胸の膨らみの大きさとその柔らかさにドキドキしてしまうと共に『ふわり♡』と舞い上がった甘い香りが鼻腔をつく。


──これが女の子の匂い……♡


彼女の身体から発せられる匂いと柔らかさに押し潰されて、心臓はもはや爆発寸前だった。

身体中を流れる血液の流れが激しくなっているのが分かるほどに興奮していた。


「ねぇ、やっぱキミも期待してるんだね……私とキスできること……♡」


夢姫香が俺の耳元に口を寄せて囁いてくる。

その声は甘く蕩けるように脳へと響いていく。

背中に回された両手は力強く俺のことを抱きしめて離さない。

その力強さとは裏腹に肌に触れる指先はまるで蛇のように滑らかで、細くしなやかな指先が背筋をなぞるたびにゾクゾクとした快感に襲われる。


──もう逃げられない……♡


告白初日、それもその直後に答えも教えてもらえないまま唇だけを奪われる……という予想外の展開に混乱しつつも、それ以上に興奮してしまっている自分がいた。


「ん〜〜〜……♡」


目の前に迫った美少女の顔が視界いっぱいに広がる。

長い睫毛に覆われた大きな瞳。

すっと通った鼻筋。

瑞々しい桃色の唇。

きめ細やかな白い肌は窓から差し込む光を浴びて輝いているように見えて。

覚悟して目を瞑った俺は……俺は……。


ぴとっ♡


「……やっぱり付き合ってすぐにキスするなんておかしいよね〜」


『クスクス♡』と笑う彼女の人差し指が唇に触れたところで我に返る。


「えっ……あっ……?」


混乱して状況をいまいち飲み込めない俺をよそに、桃色の笑顔を浮かべる彼女は俺の口から指を離すと、そのまま自身の唇に当てる。

その顔はどこか満足げで、悪戯っぽく微笑んでいた。


「どう? 気持ちよかった?」

「えっ!? いや、あの……」


目の前のクラスメートは俺の反応を伺いつつ、『ニヤニヤ♡』としている。

その表情は余裕たっぷりで、先程までの動揺していた様子とは打って変わって堂々としていた。

まるで別人だ。


「あれれ〜もしかしてガッカリしちゃったのかな?」

「ち、違っ! そんなんじゃない!」


「ほんとかなぁ? まぁいいやっ♡ ふふっ」


「これからよろしくね? 彼氏君……♡」


耳元で彼女に囁かれた一言が、ずっと頭の中を反響し続ける。

こうして俺と夢姫香は晴れて恋人になったのだった──。


………

……

…

##P2 空き教室で@夢姫香の噂、膝の上に乗られて、吐息責め、ファーストキス?、ディープキス素股、発言の代償、素股寸止め

「な、なぁ……! お前、あの夢さんに告白したんだろ!? ど、どうだったんだよ!? 結果教えろよー!」

「ん……あ、あぁ……それね、やっぱり上手くいかなかった」


「上手くいかなかったって……おまっ! そんな簡単に……!」

「やー、なんか向こうもあんまり経験ないみたいでさー、付き合うのとかよくわかんないからって、まずは友達からって言われたんだよなー……」


「そうなのか……ってことはやっぱり夢姫香の噂は、根も葉もないただの噂話ってことかよ!!」

「いや、声がデカすぎるって……」


やれやれと肩をすくめながら、俺は級友であり旧友に視線を向ける。


「すまんすまん……つい興奮しちまったぜ……」


そう言いながらも悪びれることなくニッと笑うこいつの名前は木下優斗。

腐れ縁からか、幼稚園の頃からずっと同じクラスに選ばれ続けて今に至る。


「だけど、俺とお前の童貞同盟が決裂しちまったのかとヒヤヒヤしたぜ〜〜。お前もついに大人の階段登っちまったのかと期待……もとい心配したんだが、夢姫香に振られたようじゃまだまだだな」

「……ッ。うるせぇ。余計なお世話だっつーの」


長い付き合いのこいつに嘘をつくのは憚られるが、夢さんとの約束が脳裏をよぎる。


………


『あ、そうそう〜。これは言い忘れてたんだけど……』

『……?』


『付き合ってることを周りにバレないようにするために……二人きりの時以外は今まで通りに接してほしいんだよね。じゃないと変に勘ぐられちゃうかもしれないからさ〜』

『あ、あぁ……わかった……』


『うんうん、ありがとうね〜。と、いうことでよろしく〜』


………


「──おい、聞いてんのかよ」

「えっ!?」


どうやらボーッとしていたようだ。


「まったく……相変わらずお前はマイペースだな……」


呆れたようにため息をつく木下を見て、俺は苦笑いを浮かべることしかできなかった。


「ごめんごめん」


謝る俺を他所に、木下は再び口を開く。


「んで、次は誰を狙うんだ?」

「んー……まぁ恋愛はしばらくいいかな〜」


そう言って興味なさげに窓の外へ視線を移せば、それ以上木下が追求してくることはなかった──。


………


「やぁやぁ、童貞クン、待たせたね〜」

「夢さんも、しょ、処女じゃないか……!」


「姫香でいいよ、付き合ってるんだし」


約束した放課後の誰も使っていない教室。

埃っぽいのが難点だが、秘密の逢瀬をするにはもってこいの場所だと思う。


「う、うん……ひ、姫香……」

「なになに、なんでそんな他人行儀なの〜? もっとイチャイチャしてもいいんだよ?」


『ニヤニヤ♡』笑いながら姫香は俺の腕にしがみついてくる。

ふんわりと香る甘い匂い。

着崩した制服越しに伝わる柔らかい感触。

どこに視線を持っていけばいいのか分からず彷徨わせる俺に対し、姫香はイタズラっぽい笑みを浮かべて言った。


「今日体育あったよね〜? 汗臭くないかな〜?」

「えっ!? あ、えっと……大丈夫だよ」


「ほんとにぃ〜?」


そう言いながら鼻を『スンスン♡』させて顔を近づけてくる姫香から逃げるように顔を逸らす。


「うっ……あ、あのさ……」

「ん〜?」


「どうして今日はこんなに積極的なんだ……? クラスにいる時とは全然違うっていうか……なんていうか……」

「あぁ、これのこと?」


そう言うと姫香は自分の胸元に手を当てると、ワイシャツの隙間から覗く下着を見せつけてきた。

ブラジャーに包まれた大きな胸が強調される。

その光景を見た瞬間、俺の顔が真っ赤に染まっていくのが分かった。


「うわっ!? ちょっ!! 何やってるんだよ!?」

「えぇ〜だってぇ……童貞クンの反応面白いんだもん」


「だからってこんなことする必要ないだろ!? 誰かに見られたらどうするんだよ!!」

「大丈夫だって〜! ここ人来ないしさ〜!」


「ちょまっ!? や、やっぱり夢さんのあの噂って本当のことなんじゃ……」


慌てる俺を見て面白そうに笑う姫香だったが、ふと何かに気づいたかのように真面目な顔つきになる。

その瞬間地雷を踏んだと悟った。

背筋が凍るほど冷たい雰囲気を放つ姫香の姿に冷や汗が流れる。


「ねえ、この前私が言ったこと覚えてる?」

「……はい」


「夢姫香と付き合っていることは絶対に秘密にすること。学校では今まで通りに接すること。デートは人気のない場所で行うこと……」


隣り合って座った姫香が立ち上がり、俺の目の前に立ちはだかる。

有無を言わさない迫力。

庇護欲を掻き立てる普段の可愛らしい感じから一変して、獲物を見定める捕食者のような鋭い目つきに変わった気がした。

姫香の表情そのものは変わらないはずなのに、威圧感が増していく。


「ね、もう一つの約束覚えてる?」

「……う、あ♡」


ふわりと舞い上がった匂いが女の子の柔らかな身体と共に落ちてくる。

彼女となったはずの夢姫香が、彼女らしく振る舞っているだけ。

そう頭に言い聞かせても、椅子に腰掛けた俺へ跨るようにして座った姫香の重さに心臓が高鳴る。

太ももの上に乗られるとどうしても意識してしまう。


「うぅ……ご、ごめん……ちょっと離れてほしいかも……」

「だめ。このまま話すから黙って聞いてて」


「うぅ……でも……」


姫香が俺の手を取り、指先を絡め合わせる。

恋人繋ぎ。

世間ではそう称されるらしい手の繋ぎ方で手を握られると、自分の頬が熱を帯び、胸の奥がじんわりと温かくなっていく。

姫香の中のオンナを感じれば感じるほどに、心臓が早鐘を打ち始め落ち着かない気分にさせられるのだ。


「ふぅーっ♡」


急に耳に息を吹きかけられ、ビクンと身体が跳ねた。

その瞬間を狙っていたのか、姫香はそのまま俺の耳に唇を近づけると囁くようにして喋りかけてきた。


「ふふ、かわいい反応だね〜。童貞クンってホントいじりがいがあるわ〜」

「なっ! ば、馬鹿にするな! 俺だって男だぞ!」


「はいはい、わかりましたよ〜っと」


てんで聞く気のない姫香に反抗の意を示して見るものの、耳元で『ボソボソ♡』と囁かれるだけでゾクゾクして力が抜ける。

自分の耳がこうも弱いとは思わなかった。


「あらら、どうしたのかな〜? なんかビクビクしてるけど大丈夫〜?」

「くっ……そ、それよりさっきの話は本当なのか?」


「さっき? なんの話だっけ?」


とぼけてみせる姫香。

俺がいくら抗議しようとも、軽くあしらわれるだけ。

何か言葉を発しようとしても、『ふにゅ♡』と押し付けられた身体の柔らかさのせいで思考がかき乱されてしまう。

姫香の身体はとても柔らくて心地よい感触が伝わってくる。

それに何より……いい匂いがする……。

柔軟剤の香りだけではない。

ほんのり甘くて優しい香り。


「ふふ、いい匂いでしょ? 香水つけてみたんだ〜」


「今日って体育あったじゃん? 女の子の身だしなみ〜」


「だからいっぱいクンクンしていいよ?」

「んあっ♡ あ"っ♡ あ"あ"っっ♡♡」


姫香に耳元で促された瞬間、本能が理性を上書きする。

姫香の身体に溺れるように、胸の中いっぱいに彼女の空気を吸おうとすればするほど、肺胞にまで入り込んでくるような濃密な甘美さに満たされていく。


「ほらほら、もっと甘えていいんだよ〜」


まだ付き合って二日目だというのに。

夢姫香という女に、女の身体に溺れていく。

そんな自分が嫌だったが、抗うことができない。

それほどまでに、夢姫香という存在は麻薬的な魅力を持っていた。


「可愛いよ〜童貞クン♡」

「ふっ♡ ふぅぅ〜♡ ふがっ♡ んあっっ♡♡」


姫香の匂いが身体に入り込んできて頭が夢色に染め上げられていく。


「あはは、芋虫みたいにモゾモゾしてどうしたの?」

「……ッッ♡♡♡」


姫香の言葉が媚薬となって全身を駆け巡る。

気持ちいい。

気持ちよくてたまらない。

下半身に熱が溜まっていく。

姫香とは清いお付き合いをしたいのに、この劣情を抑えることができない。

俺は最低だ。

最低な男だ。

最低な男……なのに……なんでこんなにも心地いいんだ……。


「ねぇ〜、もう一つのお約束、覚えてるよね〜?」

「ふぐぅっ♡ あぅっ♡ ううっっ♡♡」


「君から私に手を出すのは禁止……この意味がわかるよね〜?」


そう、もう一つ姫香から課せられた約束。

それは姫香の許可がない内は、俺は夢姫香を求めてはいけないということ。

姫香に手を出せば、姫香はそれを拒絶するだろう。

つまり、夢姫香の嫌がることをすれば、俺の恋路は終わるということだ。


「じゃ、このままキスしちゃおっか♡」

「ふぁぁっ!?」


姫香と恋人同士になりたくて告白したというのに、こんな燻った関係になってしまってもいいのだろうか。

そもそも姫香のことを俺はよく知らない。

それは姫香も同じはずで。

だけど姫香は俺にグイグイと迫ってくる。

本人の口からあっさりと否定されたはずのあの噂は、やっぱり本当なんじゃないかとすら思ってしまうほど、姫香は積極的だった。


「ねぇ……」


姫香の手が俺の首に伸びる。

両手で首を掴まれると、さらに密着感が増す。

熱い吐息がかかる距離で見つめ合う。

綺麗な瞳に吸い込まれそうになる。


「好きだよ……」


その言葉と同時に、唇が重ねられ、俺のファーストキスはあっさりと奪われてしまう。

姫香の柔らかい唇が俺の唇に触れた数秒後、姫香の顔がゆっくりと離れていく。

うっとりとしたような表情で俺を見つめる夢姫香の唇に見惚れながら、初めて味わった他人の唇の感触は想像よりも柔らかく、それでいて甘美なもので、ただただ幸せな気分に包まれていた。


「えへへ、しちゃったね〜私のファーストキスあげちゃった♡」

「……えっ!? 今のって!?」


混乱する俺を無視して、姫香はもう一度唇を重ねてきた。

今度は先程よりも深く長く。

重ね合わせられた唇の隙間から這い出てきた舌が、固く閉じた口の入り口を押し開いて中へと侵入してくる。

ぬめり気を帯びた温かな肉塊が口内に侵入してきたことで、俺はようやく何をされているのか理解することができた。

舌を入れられたのだと気づいた頃には、すでに遅く、抵抗しようと思えばできたはずだったが、俺はされるがままになっていた。


「んっ……ちゅっ……れろぉ……じゅぷぅ……くちゅ……♡」


いやらしい水音を立てて絡みついてくる舌の感触に夢中になっていく。

初めて味わう未知の感覚に酔い痴れていた。


「はぁむ……んむっ……んふっ……んむぅ……ちゅぅ……ぢゅる……ぬりゅぬりゅぬりゅ……♡」


長い舌に深い場所を掻き回されると、全身が痺れて何も考えられなくなっていく。

唾液を流し込まれるとそれを飲み込むしかなく、姫香のキスで溺れる前に、ごくりごくりと喉を鳴らしながら必死に飲み干すしかなかった。


「んはぁ……ご馳走様でしたぁ〜♡」


満足した様子の姫香がようやく俺の首を解放する。

名残惜しそうに糸を引く唾液の橋が架かり、やがて切れた。


「どうだった? ファーストキスの味は?」


その問いに答える余裕はなかった。

腰が抜けて全身が脱力し、動けない。

姫香の濃厚なディープキスを体験した後、あまりの衝撃的な出来事に呆然としている俺を、姫香は見下ろして笑う。


「童貞クンのお顔真っ赤だよ〜?」

「そ、それはゆめさ……ひ、姫香がぁ……」


「え~? なんのことかなぁ〜?」

「……ッ!」


『クスクス♡』と笑ってしらばっくれる姫香。

俺の上から退くつもりはないようで、むしろ体重をかけて押し潰すようにして身体を密着させてくる。

ブラウス越しに伝わってくる柔らかな肉の質感。

スカートの下からすらりと伸びた白い脚。

制服のズボン越しに触れた姫香の生足。

『ムチムチ♡』と柔らかく、しっとりとしたきめ細かさが見てとれた。


「ほら、答えないならもっとしちゃうぞ〜♡」


姫香は俺の首の後ろに腕を回し、抱きつき、耳元へ唇を寄せて甘い囁き声を俺の鼓膜に響かせる。

その声色は明らかに楽しげで、この状況を楽しんでいるように思えた。

そして再び始まる口づけ。

今度は初めから舌を入れてきた。

歯茎の裏を舐められ、舌を絡め取られ、吸われる。

粘膜同士が触れ合い、唾液を流し込まれて。

互いの体温を確かめ合うような情熱的で淫靡な接吻。


「んぶっ♡ ひ、ひめかっっ♡♡ んんっっ♡♡」

「ちゅぅ……ぢゅる……ぢゅるる……れろぉ……れろれろれろ……♡」


しかし姫香は聞く耳を全く持たずに、尖らせた舌先を器用に操り口腔内を蹂躙していく。

頬の内側をこそぎおとされ、上顎の裏を擦るようになぞられ、逃げ惑う小さな舌を捕まえられて吸い上げられる。

その度に脳天を貫くような未経験の刺激が襲いかかり、何も考えられなくなって、ただ与えられる快楽に身を任せることしかできなくなっていく。


「ぢゅるるるっっ……ぷはぁっ……♡」


激しい吸引の後、銀の橋を架けながらやっと解放された。

酸素不足で朦朧とする頭で考える。

これが本当の男女の口付けなんだ、と。


「で、どうかな? ファーストキスの味は……」


荒い呼吸を繰り返す俺に構わず、姫香が微笑みかけてくる。

妖艶な雰囲気を纏いながらも無邪気な笑顔を向けてくる夢姫香に対して、俺の心臓はドキドキと脈打っていた。


「……ッ! そんなこと聞かれても……」

「え〜? 言えないくらいよかったってこと〜? 嬉しいな〜」


「そ、そういうわけじゃ……」

「あはは、君のココの方が素直なのはどうかとと思うけどなー?」


「うぐっ……」


姫香がわざとらしく腰を動かし、『ぐりぐり♡』と股間を押し付けてくる。

布越しとはいえ敏感な部分を圧迫されれば当然その硬さが分かるわけで、そんな状態で前後に動かれたらたまらない。

しかもそれが大好きな美少女による騎乗位のような何かであればなおさらだ。


「う〜ん? なんか硬いものが当たってる気がするんだけど気のせいかなぁ?」

「ッ!? こ、これは違うんだ! 生理現象というかなんというか……」


「ふーん、そうなんだ〜? 私としてはこのまましちゃっても構わないんだけどな〜」

「いやいや! 流石にそれはまずいだろ!」


「どうして? 別に問題ないじゃん?」

「問題あるに決まってるだろ!? 俺たち付き合って間もないし、こういうのは順序を踏んでからするべきであって、いきなりこういう展開になるのはおかしいと思う!! それにここは学校なんだし……」


「へぇ〜意外と冷静な判断できるんだね〜? 流石は童貞クン! 勉強はできてもこっちはダメダメなタイプだと思ってたのに、見直したよ〜」

「茶化すな! ていうか童貞童貞言うな! 気にしてるんだから!」


「あれ? 気にしてたんだ? じゃあ私は君の初体験になれるわけだね〜。やった〜」

「そういうのやめろよぉ……冗談でも恥ずかしいんだからさぁ……」


「ふふっ、ごめんね〜」


申し訳なさそうにしつつも楽しそうに笑う姫香。

本当に反省しているのか怪しいところではあるが、これ以上突っ込んでも仕方がないので諦めることにする。

それよりも気になることがあった。


「な、なぁ……本当にあの噂は本当なのか?」

「噂ってどれのことかな〜?」


姫香は俺の質問に対して惚けてみせた。

夢姫香の噂というのは一つではない。

主に『男に飢えている』『ヤリマン』『淫乱』『ビッチ』『援交魔』などと言われているのは、男子の間では有名な話。

少なからず俺も気にしていたのだが、そんなことよりも姫香に対する想いの方が勝ってしまったから告白したのだ。

でももしそれが本当なら、と思うと複雑な気持ちになるのも事実で。


「えーっと……例えばだけど、毎日ヤってるとか……週何回だとか……」


自分で言っておいて恥ずかしくなってしまうが、これも事実を知るためには必要なことなのだ。

決して下心があって聞いているわけではない。


「でもさー? 君だってクラスの中じゃモテてる方だよねー? 女子が結構噂してるよー? クールだー、だとか、ミステリアスで素敵だーとかさ? ……だけどそんな君も、やっぱり男の子ってわけだ?」

「やっ、そ、そんな……ッッ♡」


グリグリグリ……♡


俺が反論しようとしたところで、姫香は腰をゆっくりと動かし始めた。

まるで俺の反応を試すかのように。

その動きはあまりにも淫猥で扇情的だった。


「ッ!? ま、待って……!」

「待たないよ〜? 君は私のこと好きなんでしょ? 私も君のこと好きだよ。両想いなんだからいいじゃん〜」


「そ、そういうことじゃなくて……!」

「ん〜? じゃあどういうことなんだろ〜?」


グリグリグリ……♡


恥ずかし気もなく『好き』などと言っては腰を前後に揺らす彼女に違和感を覚えた俺は、姫香の細い腕を掴み、なんとか止めさせようと試みるものの、ビクともしない。

それどころか余計に強く押し付けてくる始末。


「うーん、これはこれで楽しいかも〜。えいっ♡ えいっ♡ えいっ♡」

「あっ……♡ あっ♡ た、頼むからやめてくれ……♡」


「えーなんでー? せっかく彼女がいるのに楽しまないともったいなくないー? っていうか、こんなに大きくさせちゃってるくせに今更何言ってるのかなぁ〜? 説得力なさすぎでしょ〜? 嘘つき彼氏さん♡」


グリグリグリ……♡


「あっ♡ あっ♡ あぁっ……♡」


姫香の腰使いは絶妙で、童貞の俺には刺激が強すぎた。

姫香が処女であるということも忘れそうになるほど、姫香の身体に溺れてしまっていた。


「うわぁ〜すごいガチガチになってきちゃったね〜? もう出ちゃいそうなのかな〜?」

「ち、違……うっ……」


「んー? 何が違うのかな〜? ねぇ、教えて欲しいな〜? どうして君はそんなに苦しそうな顔をしているの〜?」

「ひ、ひめかとはっ……あ"あ"っ♡」


「そうそう〜ちゃんと言ってくれないと分からないよ〜? ほーら、早く言わないと大変なことになっちゃうぞ〜?」


グリグリグリ……♡


俺の両肩に手を置いた姫香が耳元で甘く囁くように語り掛けてくる。

その間も腰を動かすことを忘れていない。


「ねぇ〜、童貞クンってば〜? なんでさっきから黙り込んじゃってるの〜? それとももう限界なの〜? 出そうなのかなー?」


グリグリグリ……♡


「ああ"っっ♡」


姫香とはそんな関係を望んでいるわけではない。

もっと清くて、正しい順序を踏んだ交際をしていきたい。

そう思う反面、俺は心のどこかで期待していたのかもしれない。


「ねぇ〜どうなの〜? 答えてよ〜。それとも答えられないのかな〜? まぁそうだよね〜? 童貞だもんね〜? しょうがないよ〜? だってまだ一回もしたことないもんね〜?」


「ねぇ、私とえっちしたいんでしょ? 素直になりなよ〜? ほら、シたいって言ってごらん? じゃないとこのままズボンの中で出しちゃうよ〜? いいわけ? 私みたいな可愛い子に押し倒されたままパンツの中にびゅーびゅー出していいの? ねぇ、どうなの? 早くしないと間に合わないかもよ〜?」


耳元にかかる熱い吐息が脳髄を刺激する。

甘い香りが鼻腔を満たし、柔らかい身体が全身に擦れて思考力を奪っていく。

夢姫香という存在そのものにクラクラしてしまい、まともに考えることなんてできなかった。


「し、シたい……♡」

「ん〜?」


「ひめかとえっちしたい!! ずっと我慢してたけど本当はしたかった!!」

「はい、よく言えました〜♡ えらいね〜」


ぎゅぅぅぅぅ……♡


「んぶっっ♡♡♡」


トドメとばかりに強く抱きしめられ、一瞬息ができなくなる。

姫香の胸部が俺の顔に押しつけられ、呼吸を遮られてしまったのだ。

さらにそれだけではない。


「あっ♡ んっ♡ あんっ♡ あんっ♡ あんっ♡」


姫香はそのまま激しく前後に動き始めたのだ。

淫らで厭らしい腰使い。

硬く張り詰めた棒が、女の下腹部で擦られる。

何度も。

何度も何度も何度も。


「んっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡」


耳の奥に響く姫香の喘ぎ声。

艶めかしい息遣い。

柔らかい肌の温もりに汗の匂い。

五感全てで感じるリアルな感覚。

今この瞬間だけは全て現実で、事実なのだ。


「……んふぅ♡ はぁ♡ んんっ♡ ん"っ……♡ んふっ……♡ あ〜、気持ちよかったね……♡」


そう囁いた姫香の身体の重みがゆっくりと離れていく。

立ち上がった姫香が俺の股間を一瞥し『クスリ♡』と笑う。


「あはは、すっごいことになってるね〜♡ ズボンの中ドロドロで気持ち悪いでしょ〜?」

「ひぐぅ……♡ うっ……♡ うぅ……♡」


「腰もカクつかせてるし……そんなにも私とヤリたかったんだ〜?」

「うくっ♡ はぁっ♡ はぁっ♡ あぁ……♡ ひめか……♡ ひめかぁ……♡ えっちしたい……させてぇ……♡」


「でも、だーめ♡ だってここは学校だよ〜? いくらなんでもこんなところでエッチなんてできないな〜♡ そもそも不健全すぎるし、いつ誰が来るかわかんないしね〜♡」

「そんなのどうでもいいからぁ……♡ はやくっ……♡ はやくぅ……♡♡」


「あはは、我慢しなきゃダメだよ〜? 男の子はみんなエロいことしか頭にないんだから、ガマンを覚えなきゃダーメ♡ ……それに、もう忘れたのかな? 私から君にちょっかいはかけるけど、君から私に触れることは許可してないんだよ〜?」

「あっ……♡ あぁぁ……♡♡」


「だから今日はもうシない♡ 私の変な噂をちょっとでも信じちゃった君への罰……♡ お仕置き♡」

「ひっ……♡ ひぃ……♡ お願いぃ……♡」


「ふふ、ダーメ。今日はおしまいでーす。また明日続きをしよっかー?」

「そんにゃぁぁ……♡♡♡」


射精寸前でお預けを食らった男性器はビクビクと痙攣し、ズボンの中では大量に溢れた我慢汁が布地を濡らしていて。


その日から俺と夢姫香の秘密の逢瀬がはじまった──。


………

……

…

##P3 秘密の逢瀬@馬乗りキス責め、付き合う条件、葛藤

放課後、毎日決まった時間。


「んちゅ……♡ んふぅぅぅ♡ ちゅ♡ ちゅぅ♡ れろぉ……♡ ふふっ、君から手を出しちゃダメだからね〜? わかってる〜? んちゅぅぅぅ……♡」


だがしかし、あの日から姫香のスキンシップは日に日に激しくなっていく一方だった。

軽く触れ合うところから始まって、姫香が盛り上がってくるとこうして唇を奪われるのだ。

最初はどれもこれも、椅子に座った俺に跨る形で行われたのだが、最近では教室の中に放置された体育マットの上に仰向けにさせられて、その上に覆い被さられていた。

もちろん抵抗することなどできず、なす術もなく好き勝手されてしまうしかない。


「んちゅっ……♡ んふっ……♡ ちゅるっ♡ れろぉ……♡ ちゅぷっ♡ んふぅぅ……♡」


ぴちゃぴちゃという水音が響き渡る。

その音を聞くたびに頭がボーッとしてきて、まともな思考が出来なくなり、身体からも力が抜けていくようだった。

姫香が動く度に豊満な胸が揺れ動いており、それだけでも興奮してしまうというのに、姫香はさらに追い討ちをかけてくる。

俺の真っ平な胸板に自身の豊満な胸の凹凸を擦り付けるようにして動いてくるのだから堪らない。

そのせいで、今の俺は情けないくらいに勃起してしまっいた。


「ぷはぁ……♡ あれれ〜どうしたのかな〜? まさかもう興奮しちゃったのかな〜?」


挑発的な笑みを浮かべる姫香に対して、俺は何も言えなかった。

いや、正確には言葉に出来なかった。

それほどまでに圧倒的な快感が押し寄せてくる。

マットの上に、なだらかな曲線を描く柔らかい姫香の身体で磔にされて身動きが取れなかった。


「ふふふ、かわいいなぁ〜♡」

「くぅ……うう……」


「ほら、もっと気持ちよくなりたいでしょ〜? だったらおねだりしてみてよ〜? そしたら考えてあげるかもしれないよ〜?」


小悪魔のような笑みを浮かべる姫香だったが、俺がどれだけおねだりをしても身体を許してはくれなかった。

ただ楽しんでいるだけの姫香に対して、俺の中の恋心はどんどん膨らんでいき、いつしか制御することが難しくなっていた。

姫香は俺のことが好きなはずなのに、どうしてこんなことを繰り返すのかわからなくなっていた。

身体を許してくれず、ひたすらに焦らされるだけ。

だけど俺の方も、姫香から『別れちゃうよ?』と言われてしまえばどうしようもない。

この関係を続けたいと思うのなら、俺は黙って従うしかないのだ。


「んちゅ……♡ んふ……♡ ちゅぱっ……♡ んふふ、また大きくなったね〜? 苦しいよね〜? 出したいよね〜?」


俺は無言で首を振る。

こんなことになる前は確かに期待をしていたものの、今はそうじゃない。

俺はあくまでも姫香のことを思っての行動なのだ。

だから今も必死で耐えている。


「いいんだよ〜? 我慢しなくても〜? 君が望む通りにしてあげるからねー? ……あはは、童貞クンのココはとっくに限界みたいだよ〜? 私のお股にグイグイ押し付けられちゃって〜♡ ふふ、ほら、わかるかな〜?」


だから俺はこの夢姫香という人間がわからなくなっていた。

彼女の目的も、彼女の想いも。

そしてあの噂についても。

やっぱり……やっぱり……夢姫香は……。


「ねぇ、やっぱりえっちしたい?」

「……したくない」


「そっかー残念、じゃ今日はこれで解散ね」


そう言って俺から降りようとする姫香の腕を慌てて掴む。


「えっ、なに?」


夢姫香は驚いたように目を見開くが、すぐにいつもの笑顔を浮かべた。


「……もしかして私に犯してほしいとか思ってるの? うわー、最低だね。いくら何でも節操なさすぎじゃない?」


しかし言葉とは裏腹に嬉しそうに笑う姫香は、自らの身体を前後に揺らし、股間同士を触れ合わせてきた。

竿に伝わってくる『ぐにゅり♡』と柔らかな感触。 制服越しに伝わる熱。

俺の理性は限界を迎えようとしていた。


「んふふ、興奮してるみたいだね〜。でもだめだよ〜? 私が許可するまでは絶対にヤらせてあげないから」

「わ、わかってる……」


「わかってても我慢できないんだよね〜? 私のここに当たってるコレは何かなー? ねぇ、どうしちゃったの? 私何もしてないのにどうしてこんなに大きくなっちゃったのかなー?」

「そ、それは……」


「これってどういうことなのかなぁ〜? ねぇねぇ教えてよ〜」


そう笑いながら跨ったままの女は、俺のズボンの上から肉竿の先端を撫で回す。

姫香の股に組み敷かれた竿。

その先端を姫香の爪の先が『カリカリ♡』と引っ掻いていく。

完全に主導権を握られた状態で、為す術もなかった。


「んぅ……んん……ふぁ……♡」

「ねぇってば、聞いてるんですけど〜」


「……ッ♡」

「無視されると傷ついちゃうなぁ〜。せっかく彼女が話しかけてあげてるのに返事してくれないなんて酷くな〜い?」


──あぁ、くそっ……♡♡♡


犯したい。

今すぐにでも姫香をひっくり返して犯してしまいたい。

俺が童貞だからって舐めた態度をとられ続けた仕返しをしたい。

夢姫香のことがわからない。

夢姫香の本性が見えない。

夢姫香が何を考えているのかわからない。

夢姫香が俺を好きだと言った理由もよくわからない。

夢姫香が俺に『手を出すな』と言っていた理由は?

夢姫香が俺にエッチなことをする理由は?

夢姫香が俺に意地悪をする理由は?

夢姫香が俺を好きになった理由も、何もかもがわからない。

俺の頭の中は夢姫香のことでいっぱいで、彼女に夢中だった。

だから目の前の女のことを愛そうと必死になった。

だからこそ、夢姫香の本当の気持ちが知りたかった。

だけど、姫香はいつまでたってもひらりひらりと俺の好意をかわしてしまう。


「ねぇ、何か言いなよ。黙ったままだとつまんないんだけど?」


姫香が俺の上で腰を動かしながら問いかけてくる。

そのたびにお互いの性器同士が擦れ合って気持ちのいい刺激が生まれる。

それでも俺は何も言わない。

言えない。

言えるはずがない。

そんなことをすれば夢姫香に幻滅されて捨てられてしまうかもしれない。

そう思うと怖くて何も言えなかった。

夢姫香にとって、俺はただの遊び相手でしかないのかもしれない。

それでも俺は嬉しかった。

たとえ騙されているのだとしても、俺にとっては初めての恋だったから。

だからこそ夢姫香を諦めたくなかった。

例えそれが叶わぬ想いだとしても。


「ねぇ、気持ちいい? きもちぃよね? だってこんなにもビクビクしちゃってるし〜。これじゃあ言い訳できなくなっちゃうよ〜? ほら見てよこれ。すっごく大きくなってるよ〜?」


結局その日も姫香が身体を許してくれることはなかった──。


………

……

…

##P4 本当に?@下着の上から舌責め、お口で尋問、玉揉み、ちんキス、フェラ

夢姫香は本当にビッチなのか──。

彼女のふとしたことが話題に上ることで、必ずと言っていいほどその噂について語られた。

今までにも幾度となく耳にしたことがあるからこそ、夢姫香が学校の中でも有数の美女であるからこそ皆気になっているのだ。


『夢姫香は処女ではない』

『夢姫香はヤリマン』

『淫乱』

『ビッチ』

『援交魔』


これらの言葉は真実なのか偽りなのか。

本人に直接聞く勇気のある者はいない。

なぜなら、女子達の会話の輪の中で本人がキッパリと否定しているところを見聞きした男子がいるからだ。

ではなぜ何度もこの噂が男子の間で囁かれるのだろうか。

本人の口からはっきりと否定されているのに、何故こうも騒がれるのか。

その理由の一つはおそらく、夢姫香自身が男子からの告白を一度たりとも受けていないということが共通の認識となっているからだろう。

夢姫香ほどの美少女であれば、当然たくさんの男子からモテるはずだ。

なのに誰一人として夢姫香の心を射止めることは出来なかった。

つまり、夢姫香は処女であり、かの噂は根も葉もない──♡♡♡


「──ねぇ、聞いてる〜? 今日はせっかく舐めてあげてるんだからさ〜……。れろぉ……♡」

「あぐぅ……♡ うっ……♡ はぁっっ♡」


いつもの空き教室。

椅子に腰掛けさせられた俺の股座に、美少女が一人佇んでいた。

夢姫香。

彼女はいつものように、今日も俺を翻弄していた。


「ちゅぱっ……♡ んふ……♡ ちゅぅぅ……♡」


いつものようにキスで始まった二人の逢瀬は、我慢できなくなった俺が早々に根を上げていた。

だがしかし、当然姫香は身体を許してはくれず、だけれども直接的な刺激も与えてくれず。

折衷案として提示されたのが、下着の上からの愛撫だったのだ。

もちろん俺は二つ返事で了承をした。

その結果がこれだった。


「んはぁ……♡ やっぱり手足を縛っといて正解だったかもね〜。急に暴れられても面倒だもん」


姫香がそう呟きながらパンツ越しの肉竿へ、もう一度唇を寄せてくる。

熱を持った息遣いと空気を震わす微弱な振動が心地良い。


「ふふ、ビクビクしてる〜♡ そんなに気持ちいいんだ〜? んふふ〜♡」

「ふーーっ……♡♡♡ ふーーっ……♡♡♡」


「息荒げてみっともないね〜。少しは落ち着きなよ〜。それとも、こうされるのは嫌だったりするの〜?」


むちゅぅぅぅぅ……♡


そう囁く姫香のふわふわの唇が、ゆっくりと裏筋を押し潰す。

ビクビクと震える竿も姫香の顔の重みに押さえつけられて逃げることができず。

そのまま裏筋に吸い付いた唇の隙間から、柔らかくて温かい舌が伸びてきて、根本から先端にかけて味見をするようにねぶっていく。


「んちゅっ……♡ ぢゅる……♡ れろぉぉぉぉ……♡♡♡」

「ん"ん"ん"ん"……♡♡♡」


唾液をたっぷりと纏った舌が這い回り、亀頭の形を確かめるようになぞられて。

まるで獲物を捕らえた蛇のように絡みつき、根元から先端にかけて余すことなく舐め上げていく姫香が、ビクンビクンと跳ね回る竿を愛おしそうに見つめる様は、さながらAVから飛び出してきたワンシーンのようだった。


「ふふ♡ 我慢できなかったら声出してもいいんだよ〜? だけど今日は隣に人がいるみたいだから気をつけてね? バレないように静かにしようね〜? くすくす……♡」


姫香が楽しそうに『クスクス♡』と笑う。

確かに今日は隣の教室で誰かが騒いでいるようで、時折笑い声が聞こえてくる。

普段あまり使われないこの教室の前を人が通ることは滅多になく、なおのこと隣の教室に人が入ってくるなんて思ってもみなかった俺は完全に油断していた。

しかし、だからといって今の状況が変わるわけではない。

人が入ってきたのだって、俺が椅子に縛り付けられた後のこと。

やっぱりやめてくれと懇願したが聞き入れられることはなく、夢姫香は無慈悲にも俺のパンツの上から舌を這わせてきた。

既にギンギンになっていた肉棒に突然与えられた刺激に思わず大声が出そうになるが、なんとか堪えることができた。

もしもここで誰かに気づかれてしまったら……。


「んふぅ……♡ なかなか頑張るね〜。さてはお主、童貞ではござらぬな?」


俺の内心とは裏腹に、ふざけた口調で軽口を叩いてきた夢姫香に対しても無言を貫く。

もし口を開いてしまえば間違いなく喘いでしまうと思ったからだ。

そうすれば隣にいる人にバレるかもしれない。


「ふーん、黙秘権ですか〜? 別にいいけどね〜。答えてくれなくても私は困らないし〜。その代わり君の大事な大事なココを、私のえっちなお口で尋問しちゃうから、覚悟してよ〜?」


『くりゅくりゅ♡』と円を描くように裏筋に沿って指を走らせつつ、先端部分を『ちろちろ♡』と細かく舐められる。

その度に腰が浮き上がりそうになるのを必死に堪えるが、どうしても鼻から抜けるような吐息が漏れてしまう。


「んふふ〜、可愛い反応してくれるじゃぁないか〜。そんなに私の舌って気持ちいいの〜? それともこうやって縛られていることに興奮してるのかな〜? ……なーんて♡」


姫香の指先が踊るように竿の輪郭をなぞり、舌先が小刻みに動き続ける。

触れるか触れないかの絶妙なタッチに堪らず身悶えると、姫香はわざとらしい声で笑った。


「お、やっぱり殿は焦らされるのが大好きなご様子ですな? ですが、まだまだこんなものではありませぬぞ? ほーれほれ♡」


そう言いながら姫香が舌をさらに伸ばす。

大きく開かれた口から伸ばされた舌が、見せつけるようにゆっくりと近づいてくる。

やがてその舌先が到達したのは、先ほどから執拗に責められている亀頭の部分。

そこでピタリと動きを止めると、姫香の両手指が陰嚢に添えられる。


「それじゃあ、このまま玉のマッサージを始めていきますからね〜……んれぇ♡」


設定がブレブレじゃないか──!!


などと言い出す余裕はなかった。

玉に添えられた十本の指先がもぞもぞと蠢き始め、親指が睾丸を下から持ち上げるように優しく押し込んでくる。

中で作られた精子そのものを親指の腹で押し出されているかのような感覚。


「んぐっっ♡ ん"ん"っっ♡♡♡」


その感覚にも慣れてきたころに、今度は左右の玉を温かい手のひらに包まれて、やわやわと揉み込まれながら、中をぐちゃぐちゃに掻き混ぜるようにゆっくりとシェイクされる。

金玉の中に入った精子をこねくり回されるような感覚。


「んふっ……♡ 腰、持ち上がってきちゃったね〜? ほら、殿の求める舌の先はここですぞ〜?」


浮き上がった竿のほんの少し上を、『クネクネ♡』と姫香の舌が舞い踊る。

縛り付けられた四肢に鞭打ち、どれだけ腰を浮かせてもそこには決して届かない。

淫らに揺れる舌の先が、姫香の口が、欲しくて欲しくてたまらなくなっていた。


「んふふ〜……♡ じゃーおねだりできたら直接咥えてあげよっかな〜?」


姫香が『ぺろり♡』と出した舌に視線が集中する。

唾液に濡れたピンク色の舌。

目を細めた姫香が指で作った輪っかに舌を通し、舌の動きを見せつけてくる。

動画で幾度となく見た動き。

フェラチオを想起させる卑猥な動き。

それを今目の前で、夢姫香が実際に行っている。


「うふふっ♡ 見てるだけでガチガチになってきちゃってるよ〜? こーんな風に、私のお口に咥えられたらきもちぃだろうね〜? そのこと想像するだけで、先走り汁ダラダラ流しながらピクピクさせちゃって可愛いね〜? くすくす……♡」


姫香が作り出した指の輪っかが、竿の先端に被せられていく。

下着越しの竿は今にも爆発しそうに膨れ上がっており、そんな状態にもかかわらず姫香の指輪っかコキはあくまで布越しのまま。

柔らかい指の輪っかが上下すると、ぬるついた指と生地との摩擦によって更なる快楽が生まれ、甘い痺れが背筋を駆け上がる。


「ちょ、直接咥えてほしい……」

「え〜? どうしようかな〜?」


俺の頼みに対し、わざとらしく悩む振りをする夢姫香。

その間も指先の動きが止まることはない。


「お願いします! どうか、どうか直接お願いします!」

「うーん、そこまで言うなら仕方ないか〜。それじゃちょっとだけだよ〜?」


その直後、下着の締め付けが緩んだ感覚が身体を襲った。


「ちょっ!? お前何やってんだよ!?」

「ん〜? どうしたのかな〜? まさか童貞クンの方から頼んでおいて文句を言うつもりなのかな〜?」


「いや、違うけど……」

「ならいいよね〜?」


そう言うと姫香は躊躇なくパンツを脱がせにかかった。

パンツの両端に引っ掛けた指をずり下げて。

『ずるんっ♡』と勢いよく飛び出た俺のイチモツは、すっかり臨戦態勢となっていた。


「うわ〜すご〜い♡ ビンビンじゃん♡ それにこんなに反り返ってるよ〜? 早く射精させてほしいって泣いてるみたい♡」

「ちょっっ、ひめかっっ! し、静かにして……」


姫香の嬉しそうな声が部屋中に響き渡る。

隣の教室にいる誰かの存在などすっかり忘れているような振る舞い。


「んふふ〜♡ 童貞クンの癖に意外とおっきいんだね〜」


しかし姫香は俺の焦りなど気にすることなく相変わらずのマイペース。

『ケラケラ♡』と姫香が笑えば、『サラサラ♡』と揺れる綺麗な黒髪が太ももを撫でていく。


「童貞おちんちんさ〜ん♡ 初めまして〜、私が夢姫香だよ〜。毎日毎日ズボンの上からたくさんイタズラしちゃってごめんね〜? お詫びと言っては何だけど、今日は特別に直接舐めてあげるからね〜?」


そして姫香はまた笑う。

俺のペニスを目の前にしながら楽しげに笑っている。


「じゃーまずはちゅーから……♡」


「ん〜〜〜〜……♡」


昨日までの姫香なら直接触れるなんてことは絶対になかった。

それなのに今日はどういう風の吹き回しなのだろうか。

普段であれば拒絶されるはずのおねだりをあっさりと聞き入れて、あまつさえ自らの口の中に竿を招き入れようとしているのだ。


ひくひくと震える竿に向かって唇を寄せつつ、耳にかかった髪を掻き上げ、上目遣いでこちらを見上げる姫香の整った顔が視界に入る。

その顔は悪戯っぽく微笑んでいた。


「ちゅぅっ……♡ っぱ♡」

「あ"っ……♡ あぁ……♡」


たった一度のキス。

唇同士で何度も体験したはずのキスが竿に落とされただけだというのに、それだけで俺の頭は夢色に染まりかけてしまっていた。

初めて味わう柔らかさに思わず声が漏れ出てしまい、慌てて口をつぐむ。


「んふふ〜♡ まだご挨拶のちゅーをしただけなのに、童貞クンはやっぱり大袈裟だなぁ」

「ひ、ひめかだって処女じゃ……あ"あ"っっ♡♡♡」


ちゅぅぅぅぅぅ……♡


今度はより長く。

竿に押し付けられた唇によって、何かを吸い出されていくかのように力強く吸引されては、発しかけた言葉は甘い喘ぎへと強制的に変換させられる。


ちゅうぅぅぅぅ……♡

ちゅぅぅ♡ ちゅっ♡ ちゅぅぅぅ♡

ちゅっ♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡ ちゅぅぅぅ♡


続いて何度かに分けて同じ強さで。

上目遣いにこちらの反応を伺いながら、何度も何度も姫香の唇が吸い付いてくる。


「はぁ……♡ んふっ♡ んちゅぅ……♡ ちゅう……♡ ちゅぱっ……♡ んふふ……♡」


ちゅっ♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡


「ひ、ひめかっっ♡ ふぁっ♡ それやばっ♡ あぅ……♡♡ んぅ……♡ ふーッ♡ ふーッ♡」


さながらマーキングのようだった。

天使のような悪魔の笑みを浮かべた姫香が、軽く息を吹きかけた竿に向かって唇を突き出し、キスの雨を降らせてくる。

『ちゅっ♡ ちゅっ♡』と、可愛らしい音を立てながら行われる奉仕行為には、初々しさのかけらもなかった。


──やっぱり姫香は処女じゃっっ♡♡♡ 処女なんかじゃっっ♡♡♡ あの噂は本当でっっ♡♡♡


「あ"っっ♡♡♡」


だがしかし、そんな考えすらも一瞬で頭から吹き飛んだ。


「たーべちゃお♡」


ぬぷぬぷぬぷぬぷぅ……♡♡♡


「あ"っっっっ♡♡♡」


我慢汁まみれになった竿を姫香の口内に迎え入れられる。

熱くてヌルヌルとした粘膜に包まれ、一気に快感が押し寄せてきた。

竿全体がすっぽりと覆われていて、裏筋やカリ首を這うように動く舌が気持ち良すぎる。


れろぉ〜……♡♡♡


「ひ、ひめかっっ♡♡♡ それやばいって♡♡♡ 出る出る出るッッッ♡♡♡」

「んふふ〜♡ 出しちゃダメだよ〜? 勝手に出したら別れちゃうから……んれぇ……♡」


「な、なんだそれっっ♡♡♡ あ"あ"っっ♡♡♡」


『にゅるにゅる♡』と粘っこい感触が裏筋全体を包み込んだかと思えば、唇の輪っかで『ちゅぱちゅぱ♡』と味わうように吸引される。

姫香の口の中で飴を舐めるように舌に嫐られ、柔らかな唇で食まれ、さらには頬の内側までも駆使されて扱かれていく。

唾液たっぷりの口内は蕩けるように熱く、絡みつく舌の動きは凄まじかった。

生まれて初めて味わう口淫。

上手いか下手かも分からない。

ただ学校中の男子が羨む夢姫香にしゃぶられているという事実だけで、興奮が高まっていく。


じゅるるるぅぅぅぅ……♡


「……ぷはぁ♡」

「はっ……♡ あっ……♡」


息も絶え絶えだった。

だけれども出したら別れると言われた手前、出すわけにはいかない。

歯を食いしばって耐えようとするのだが、姫香の舌使いに翻弄され続けてもう限界が近い。


「れろぉ……♡ んふふ〜♡」


姫香の舌が竿の側面を伝っていき、先端の方までたどり着くと、そこで『くるくる♡』と円を描き始めた。


「ひめかっっ♡ ひめかっっ♡ だめっっ♡♡ やめてっっ♡♡♡」

「ん〜? 別に出しちゃってもいいんだよ〜? 出したら別れるだけだからね〜? はい、もう一回ちゅう〜♡♡」

「ん"ん"ん"ん"っっ♡♡♡」


ぢゅるるるっっ♡♡♡ ぬぷぅ♡ ぬぷっ♡ ぬぷっ♡


再び姫香の唇に飲み込まれた竿が、『ちゅぅぅぅ♡』と吸い上げられた瞬間、背中が仰け反ってしまう。

姫香は竿の根本に指を添え、当て嵌めたリングをゆっくりと上下する。

そんな状態で顔を上下に振られてはたまらない。

『ぐぽくほ♡』と卑猥な音を響かせながら、竿の表面が姫香の口内でねっとりと犯されていく。


「んん〜♡ んふふふ〜♡」


竿の側面に擦り付けられるザラついた舌の表面。

姫香の唇の端から漏れた唾液が糸を引き、顎を伝ってキラキラと垂れ落ちて。

しかし、そんなことは気にも止めずに上目遣いでこちらを伺うように向けられる視線が堪らなく、その仕草の一つ一つが男心をくすぐっていく。

あの夢姫香が男根を嬉しそうに舐めしゃぶっているという事実に脳が沸騰しそうで、今すぐ吐き出してしまいたいほどの衝動に駆られていた。


「んんん〜♡ ちゅぅぅぅ……♡」

「ひめかっっっ♡♡♡」


それでも耐えなければいけない。

万が一にでも出してしまえば、俺は姫香に振られてしまうのだ。


「んふふ〜♡ ほんと情けない顔になってるよ〜?」


ぎゅぅぅぅ……♡


竿に巻きついた指の輪っかの締め付けがいっそう強くなる。


「ね、我慢せずに出しちゃおっか♡ 今出したらきっときもちぃよ〜? ……はぁむ♡ んむぅ♡」


そう言って姫香がもう一度俺のを咥えた瞬間、無理やり押さえ込んだ快感が一気に込み上げてきた。

姫香の顔が前後に揺れ始める。

小さな口いっぱいに頬張った姫香の口から、淫らな音が漏れ聞こえてきた。


「んふ〜♡」


じゅぷっ♡ にゅぷっ♡ ぐちゅっ♡

ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐっぽっ♡


「うっ……くっ……♡♡♡」


口の中全部を使って竿を擦り上げられ、絡みついてくる舌に為す術もなく追い詰められていく。

今までの焦らすための動きではなく、俺をイカせるための本気の動き。

『ずっぽり♡』とまるまる根本まで咥え込まれた肉竿が、先端に向かって唇のリングで引っこ抜くように扱かれる。


ずろろろろ〜〜〜♡♡♡


「あ"あ"あ"あ"っっっ♡♡♡」


ガチガチに張り詰めた竿の表面をぬるついた唇のシワまで感じられてしまうほど。

一方で熱く爛れた口腔内では、蠢く舌が味見するかのように『ペロペロ♡』と舐め回し。

竿の裏側にまで絡みつく舌のザラザラとした感触。

カリ首に纏わり付いてくる唇リングのふわふわな心地。

今まで感じたことのない快感に、頭の中が射精のニ文字で埋め尽くされる。


「ひめかっっ♡♡♡ ひめかっっ♡♡♡ も、もうっっ♡♡♡ これ以上はっっ♡♡♡」

「んふふふ〜♡ んれぇ……♡」


「あ"あ"あ"っっ♡♡♡」


姫香の意図が全くもって読めなかった。

出したら別れると言い出したのは紛れもなく夢姫香で。

だが反対に、目の前で卑猥な笑みを浮かべつつ肉竿を喉の奥まで招き入れては、精を搾り取ろうとする女も夢姫香に違いはなく。


「んぢゅぷ……♡ ぢゅぷ♡ ぢゅぷ♡ ぢゅぷ♡ んれぇ……♡ ぐちゅぐちゅぐちゅ♡」


窄めた頬の内側をエラの張った竿で掻き混ぜながら、喉奥から吸い付いてくるその姿を見せつけられれば、もはや俺を射精させてこのまま別れたいのではという邪推すら頭に浮かんでしまう。

だがそれでも、姫香の口は離してくれそうになかった。


「ぢゅぶぶっ……♡ ぢゅぼっ♡ ぢゅぼっ♡ ぢゅぼぉっ♡」

「はぁっ……♡ はぁっ……♡ だめだっ……! もうむりっっ!!」


だがそれでもその時は不思議と現れなかった。

俺の中の強靭な意志がそうさせたのか、精を搾り取ろうと顔を上下させる姫香の前に、なんとか持ちこたえることができたのだ。


「ふぅ……っ♡ ふぅ……っ♡ んはぁ……♡ へぇ〜……♡ 私の本気フェラに耐えたんだ〜……? 童貞のくせにやるじゃん……♡」


姫香の口元からは粘ついた透明な液体が糸を引き、『ぬらぬら♡』と光っていて。

上気した顔で妖艶に微笑む夢姫香の姿を見て、心臓が高鳴る。

普段は学校で見る姿。

朗らかで、真面目で、純情そうで、シモの話なんかとは一切無縁に見えた学校一の美少女。

それとはかけ離れた扇情的な姿。

淫靡で、蠱惑的で、背徳的な、男性器とのツーショットがこの上なく似合う淫乱な姿。

それが今の俺の目に映っている姿。


「な、なぁ……ひめかぁ……♡ なんでこんなに上手いんだよ……」


そう聞かずにはいられない。

本人の口から何度も否定されたあの噂。

やっぱり夢姫香はヤリマンビッチなんじゃないかというあの噂。


「んー、そりゃ君が童貞だからそう思うだけでしょ。私は君以外の男とは付き合ったこともないし、セックスなんてしたことないよ。まぁ君の想像に任せるけどね」


その瞬間姫香の顔に影が差した気がしたが、すぐにいつもの笑顔に戻る。


「あんなのは根も葉もない嘘だよ。ただの作り話……きゅうり相手にフェラの練習する気持ち、味わってみる?」

「やっ……あっ……それは……」


俺が何か言葉を発しようとしたその時、姫香の指が俺の唇に触れる。


「……ねぇ知ってる? 私ってさ、すっごい一途なんだよ。だから君以外に興味無いんだよね」

「……え?」


突然の言葉に困惑する俺。

姫香は構わず続けた。


「つまり、君が私のことを好きなのと同じように、私も君のことが好きなの。両想いってわけだね」


姫香の言っていることがよく理解できなかった。

だが俺を真っ直ぐに見つめるその目が嘘をついているようには思えなかった。

彼女は本気で彼のことを好きでいてくれている。

それなのに俺はなんてことを聞いてしまったのか。

彼女の気持ちを考えると胸が締め付けられるようだった。


「……今度、デートしようよ。恋人同士でするみたいなやつ。もちろん二人きりで」

「えっ……?」


「ほら、私達付き合ってるんでしょ? だったらたまにはそういう普通のこともしないとさ」


姫香が俺の目をもう一度見つめてくる。

まるで宝石のように輝く瞳。

吸い込まれそうなほど深い色の瞳に見据えられると、何も考えられなくなっていた。

綺麗すぎて、つい見惚れてしまう。


「ん、じゃあ約束のちゅーしよ」


姫香が目を閉じてゆっくり顔を近づけてきて、俺の唇にそっとキスをする。

いつものとは違う、優しくて温かいキス。


「ん……はぁ……。ふふ、自分のちんちん咥えた口でキスされるのはちょっと嫌だった? 私に汚されたと思った? でも大丈夫だよ、君はちゃんと綺麗だもん。だからもっとキスしたい」


俺に抱きついた姫香の舌が、今度は口の中に侵入してくる。

舌を絡め合う濃厚な、いつものキス。

だけれども、いつもと違うのは姫香の口がいつもより強く俺の舌を吸い上げること。

歯茎の裏まで丁寧に舐められ、唾液を流し込まれる。

頭がぼーっとしてきて何も考えられなくなるくらい気持ちがよかった。


「……んはぁ。それじゃあまた明日ね」


隣の教室にいたはずの生徒達の声は、いつの間にか聞こえなくなっていた──。


………

……

…

##P5 デート、ランジェリーショップにて@同級生バレの危機、太ももリフト、ズボンの上から、下着の中で、相反責め、ベロチュー

「お待たせ〜、ごめんごめん、ちょっとメイクに時間かかっちゃってさ〜」


待ち合わせ場所に現れた姫香を見て、一瞬言葉を失った。

普段の制服姿からは想像もつかない、ピンクのブラウス。

ところどころにフリルがあしらわれたそれは、いわゆる地雷系と言われるファッションだった。

その癖、大きく開かれた胸元からは、姫香の『たぷたぷ♡』の谷間が覗いており、スカート丈はかなり短く、厚底のショートブーツも相まって彼女の元々長い脚を、自他共に認める美脚へとさらに強調させていた。


「どう? 似合ってる?」


小首を傾げて微笑む姿はとても可憐で。

こんな子が自分の彼女だなんて未だに信じられないくらいだ。


「う、うん……すごく可愛いよ……」

「えへへ、ありがと♪」


こうして見ると本当に別人のようだった。

いつものサラサラストレートのショートカットヘア。

だけれども、今日は長さや色といった部分は同じものの、しっかりとウェーブがかかっており、毛先に動きがある分全体的にふわふわとしていた。

目鼻立ちのはっきりした表情に、いつも以上に濃くなったアイシャドウが映えていて。

白く透き通った肌に添えられた桃色のチークがほんのりと色づき、なんだか妙に色っぽい。


「ねー、何ずーっと見てんの?」


リップの色も変えているようだった。

普段のナチュラルカラーとは別で、淡いピンク色のグロスが艶やかに輝きを放ち、ぷっくりと膨らんだ唇の縦皺がくっきりと浮かび上がり、『ぷるぷる♡』と潤っていた。


「いや……なんていうか……いつもと雰囲気違うなって……」

「んふふ〜、まぁね〜、いつもは制服とかジャージばっかりだしね〜。それに今日の服は結構頑張ったんだから!」


くるりと回って見せる姫香の仕草一つ一つが愛らしくて見惚れてしまうものの、一つ気になることがあった。


「あ、あぁ……」


姫香に悟られないように彼女の手持ちのバッグに視線を移せば、そこにあるのは学生の身分では到底買えないような高級ブランドの可愛らしく華やかなハンドバッグ。

バイトもしていないはずの姫香がそれをどうやって手に入れたのかなどということは、いくら考えても俺にはわからなかった。


「なーに? なんか変な顔してない?」

「い、いやなんでもないよ」


「そ? ならいいけど……それじゃ行こっか」


姫香が俺の腕に抱きついてくる。

学校では俺たちの事は秘密にしているため、有り得ない距離感にドキドキしてしまう。


「腕組んじゃおうか〜♪ カップルって感じで嬉しいでしょ?」

「ちょ、ちょっとまってくれよ! 誰かに見られたらどうするんだよ!」


「大丈夫大丈夫、念には念を込めて隣町のそのまた隣まで来たから知り合いに見られる心配は無いはずだよ〜」


そう言って笑う姫香の顔はとても楽しそうで、幸せそうで。

これ以上の反論は無粋というものだろう。

俺は黙って腕を引かれるままについていくことにした──。


………


「で、なんで下着屋に俺が一緒に入らなきゃいけないんだよ」

「え〜? だって恥ずかしいんだもん〜、一緒に来てよぉ」


「無理だって!! 絶対無理だから!!!」

「えぇ〜、彼氏なんだからいいじゃーん」


色とりどりのランジェリーに包まれた空間。

無理やり押し込められた店の中、女性用の下着に囲まれるのは生まれて初めての経験だった。


「これとかどうかな〜?」


そう言って差し出されたのは黒を基調としたレース付きのセクシーなブラとショーツ。

透け感のある生地は肌がうっすらと見える程度で露出度が高いわけではないが、姫香の豊かな双丘がそのブラをつけているところを想像するだけで興奮してしまう。


「ど、どうって言われても……」


姫香の胸のサイズはかなり大きい方で。

そんな女性のためだけのコーナーがあるなんて思いもしなかった。


「こんだけおっきぃとなかなか可愛いのがなくてさ〜。サイズに合ったブラを探すのも大変なんだよ?」


そう言いながら姫香は手に取ったパープルのブラを当てがった胸を突き出してくる。

シルクの生地に胸元がパックリと開いたデザインのそれは姫香の大きな胸を強調するかのようにフィットしていて。

思わず手を伸ばしかけたものの、すぐに我に返った。


「触らないんだ。せっかくサービスしてあげようと思ったのに」

「そ、そういうのいいから!」


「あはは、冗談だって。それよりこっちの方がよくない?」


姫香は笑いながら別の下着を手に取る。

ピンク色をベースにした可愛らしいデザインで、サイドにリボンがついているものだ。


「……ッッ」

「あー、こういう方が好みなんだね」


「違っ、これはたまたま……」

「私がつけてるところ想像しちゃったんだ?」


「うくっ……うぅ……頼むからやめてくれ……」


姫香は俺の反応を楽しむかのようにニヤニヤしながら聞いてくる。

俺は恥ずかしくて仕方がなかった。


「いいじゃん、見せてあげるからさー」

「見せられても困るんだって!!」


「ふーん、まあいいけど」


そんな時だった。

急に見知った男の声が聞こえ始めたのは。


「なー、ねーちゃん、俺こんなところ入るの嫌だって〜」


姫香と顔を見合わせる。

どうやら姫香も気づいているようだった。


「だからねーちゃん、どれつけても一緒だろ〜? どうせないんだから……あいたっっ!」


──やばい。


反射的にそう感じた俺よりも、姫香の方が反応が早かった。

何を言い出すよりも早く俺の手を取り、手に持ったブラと一緒に近くの試着室に押し込んでカーテンを閉めた。

狭い半個室の中に二人っきり。

緊張した面持ちで姫香が『はぁはぁ♡』と荒い呼吸を繰り返している。


「ねーちゃん、諦めなって〜。木下家はそんな遺伝子がないんだから……いたっっ! もー、すぐ叩くーー」


遠くの方に聞こえる声。

よく聞いた声は俺の友達である木下のものに間違いなかった。


「木下君にバレちゃダメだと思ってこんなところに一緒に入っちゃったけど……」

「ん、あぁ……ご、ごめん、姫香。あ、ありがとう……だけどここ、ちょっとばかり狭い……かな……」


狭い更衣室の中。

意識するなと言われても、どうしても意識してしまう。

眼下に広がる真っ白な谷間。

さすがの姫香も焦っているからか、珠のような汗が滲んでいた。


「ねぇ、こんな時なのにどこ見てるの……?」


慌てて視線を逸らすものの、視界の端に居座る肌色に、自然と意識が向いてしまう。


「別にお前の胸を見てたわけじゃないからな……!」

「ほんとに……? 私の身体に興奮してるくせに」


「そ、そんなことないから……」

「うそつき」


グイっ……♡


「あっ……♡」


姫香の太ももが股間に触れてくる。

『ムチっ♡』とした柔らかな感触が伝わってきて、思わず声が出そうになった。


「んふっ……♡ ねぇ、さっき私のブラを想像して、パンツの中でおちんちん硬くしてたよね? バレないように必死で隠してたけどバレてたよ?」

「そ、そんなことっっ……♡」


耳元で囁かれるとゾワっと鳥肌が立ちそうになる。

そして次の瞬間、姫香の手が俺の下半身をまさぐり始めた。

ズボンの上から優しく撫でられ、布越しに感じる手のひらの感触に、『ピクンっ♡』と腰が跳ね上がる。


「ほら、やっぱり大きくなってるんじゃない?」

「ち、違うって……!」


「ほんとかなぁ? じゃあ確かめてみよっか」


ズボンの隙間から手を入れられれば、すぐに下着にまで到達されてしまう。


「木下だっているし、ここはお店なのに、や、やめて、ひめかぁ……こんな時にっっ♡」

「こんな時にちんぽ膨らませてるのはどこの誰だよ♡」


さわさわさわ……♡

ぎゅぅぅぅ……♡


「あはっ。すっごく硬くなってるよ?」

「やめっ……ダメだって、こんなことしちゃ……」


「ダメじゃないでしょ? こんなに喜んでるのに♡ 嘘をつくのはよくないな〜」

「あ"っっ♡ あ"ぁっっ♡♡♡ だめっっ♡♡♡ だめっっ♡♡♡」


パンツの下で硬く握り締められた肉竿がゆっくりと扱かれる。

優しい手付きが逆にじれったく感じてしまうほどに、強い快感が脳天を突き抜ける。


「ふふっ♡ 相変わらず敏感だね〜、童貞クンは。そんなに気持ちいい? 私の手コキ」

「う"ぅ"っっっ♡♡♡」


どう考えてもそれだけじゃなかった。

今置かれてる状況。

友人の木下にバレるかもという緊迫した場面。

それなのに姫香は臆する事なく自身の女体の柔らかな感触をこれでもかと押し付けてきて。

さらには昨日までは決して直接触れてくれなかった男性器に躊躇なく触れてくるのだ。

亀頭の先っぽをこしょこしょと指先で弄ばれたり。

カリ首を指の腹でなぞるように擦られたり。

裏筋を触れるか触れないか程度のフェザータッチで撫で上げられたかと思えば、手のひらで柔らかく抱きしめられたり、と。

姫香はここにきて多彩な愛撫を展開させてきた。


「あ"ぁ"っっ♡♡ だめぇ……♡♡ 出ちゃうぅ♡♡」


情けない声で許しを乞う。

姫香の手淫はあまりに巧み過ぎた。


「いいよ。出していいよ♡」


甘い囁き。

鼓膜を通じて脳髄を蕩けさせるような優しい声が、俺の理性を吹き飛ばす。


「だけど出したらやっぱり別れちゃうよ?」

「なっ……」


その言葉に血の気が引いた。

もしこのまま射精してしまったら……。

昨日姫香の口淫に必死に耐えた意味がなくなる。

それどころか、友人である木下に見つかってしまえば、取り返しのつかないことになる。


「ねぇ、どうする? 私と別れたくないよね? じゃあ頑張って耐えてみせてよ」

「そ、そんなの……ッッ♡♡♡」


『無理だ』という言葉は飲み込んだ。

言ったら終わりだ。

ここで負けたら全てが終わる。

絶対に我慢しなければならない。


「なー、ねーちゃん、そんなとこ見たってしょうがないだろ〜? そっちはおっきい人向けのコーナーだぜ〜?」

「うるさいわね〜、アンタは黙っててよ!」


木下とお姉さんの声がだんだん近づいてくる。

心臓がバクバクと音を立てて鳴り止まない。

見つかるかもしれないという恐怖感から身体が硬直していく。


「あ〜木下君、こっちのコーナーに来ちゃったみたいだね〜。このカーテンの向こう側で、木下君はお姉さんと下着のお買い物ってわけだ」


動揺して息を呑む。

まずい、このままだと……。

そう思うと緊張で冷や汗が出てきた。

しかし当の姫香は全く焦った様子はなく、むしろこの状況を楽しんでいるように見えた。


「ねぇ、もし私たちが見つかったらどうなるかな? 木下君の前で、しかもこんなところでエッチなことしてる私たち、万が一お店にバレて学校にでも連絡されたらどうなると思う?」


「あっ……♡ まだ硬くできるんだ? お手々の中で『ぴくん♡ ぴくん♡』って脈打ってる……。こんな状況でも男の子って興奮しちゃうんだね」

「ひめかぁ……♡ やばいからっっ♡ やばいから手止めてって……♡♡」


「やばいのはこんな状況でも興奮しちゃってる君のほうじゃん。この変態♡」

「あ"っっ♡♡♡」


姫香が身体をいっそう密着させてくる。

柔らかい乳房が胸板の上で潰れ、甘い香りを放つ吐息が俺の耳をくすぐっていく。

ただでさえ狭い個室内。

股間に膝を太ももを差し込まれ身動きが取れず、ただされるがまま。

二人の身体の境界線が曖昧になるくらいに密着し合っているせいで、全身が溶けてしまいそうなほどの多幸感に包まれていく。


「ほら、イキたいならイッてもいいよ? 彼女のお手々の中にいっぱい『びゅーびゅー♡』していいからね? ……出したらぜーんぶ終わりだけど、ね」


俺の耳元に唇を寄せた姫香が、甘く蕩けるような声音で二人の関係を終焉へと導く言葉を紡ぐ。

同時に、姫香の細い指先が亀頭を摘み上げるとそのまま指先を小刻みに振動させた。

指先の動きに合わせてペニスの先端から先走り汁が溢れ出し、滑りがよくなったことで更なる快楽に襲われる。


「あ〜あ、もうびしょ濡れになってんじゃん。ちんちんの先から漏れたおつゆがいやらしい音立てちゃってるよ? このままじょ木下君達に、ランジェリー屋さんの試着室で誰かがエッチなしてるってバレちゃうけど、いいの? 店員さんにチクられちゃうかもよ?」

「あぁぁっっ♡♡♡ あ"っっ♡♡♡ あ"っっ♡♡♡」


「あはっ♡ また硬くなった……。ほんっと童貞クンって単純だよね〜。もっと激しくしてあげたら壊れちゃいそう」


「だめぇっ♡ もうだめだからっっ♡ おねがいだからっっ──♡♡♡」


俺の願いが聞き入れられたのか、祈りが通じたのか──。

姫香の指が肉竿から離れていく。


「……木下君達、もういっちゃったみたいだよ?」

「はぁぁ……ッ♡ はぁぁ……ッ♡」


姫香の言葉と共に安堵感が湧き上がってきた。

心臓の鼓動が落ち着いて、全身から力が抜けていく。

俺は友と姫香の両方を失わずに済んだのだ。


「あ〜あ……♡ もう少しだったのにな〜。童貞クンが『びゅくびゅく♡』お漏らしして、全てを失うところだったね」

「はぁぁ……ッ♡ はぁ……っ♡ だ、だれのせいで……」


姫香の言葉に背筋が凍りつく。

あのまま続けていたらどうなっていたのか。

考えるだけでも恐ろしい。


「あはは、なにその顔? 本気で怖がってるみたいだけど……もしかして私に捨てられると思った? 人生終わっちゃうと思った? 安心してよ、私、こう見えてもちゃーんと……倫理観は、備わってるから」


狭い空間で『ニヤニヤ♡』と笑う姫香の顔が一瞬曇る。

何かを言いたげな表情をしながらも、結局は無言のまま。

再び笑顔を貼り付けた姫香が、今度は正面から抱き着いてきた。


「ねー、キスしてよ。ちゅぱちゅぱって舌絡めるやつ。ベロチューしたいなぁ……」

「こ、こんなところで……?」


「当たり前じゃん。こんなとこでシコシコされてる時点で今更でしょ?」

「うぐっ……で、でも……」


「ほら、早くしないと店員さん来ちゃうよ? 長い事入ってるからもう怪しまれてるかもね」


いつもとは違う格好をした姫香の大きな瞳にじっと見据えられると、何も言えなくなってしまう。

抵抗を諦めるた俺は大人しく目を閉じてその時を待った。


ちゅっ♡


唇が軽く触れ合うだけの軽いキス。

しかしそれだけで頭がクラクラするほどの幸福感が押し寄せてくる。

一度離れてもう一度。

さらにもう一回。

何度も何度も唇を重ね合わせるたびに、頭の中が桃色に色づき始める。

姫香の唇に何もかも上書きされていくようだった。


「んっ♡ んぅ♡ ふぅ♡ んちゅ♡ ちゅぅぅ♡ ぢゅるる♡ ぢゅぅぅ♡ ぢゅるぢゅるぢゅる♡」


挨拶のような触れ合うキスから、唇を押し付け合うような激しいディープキスへ。

一度吸い付かれたが最後、姫香の潤いたっぷりの唇が何度も何度も押し付けられて、柔らかい感触を教え込まれていく。

さらにそれは唇だけに飽き足らず、背中に回された両腕により強く抱き締められてしまう。

互いの体温を共有し合う距離。

ピンクのブラウス越しでもわかるほど豊満な胸が押し当てられて、淫らに形を歪めていた。


「はぁむ♡ ちゅぅ♡ ぢゅるるるぅ……♡ んむぅ♡ ちゅ♡ ぢゅぅぅ♡」


ディープキスから貪るような激しい接吻へ。

口内へと入り込んできた姫香の長い舌が、喉の奥まで無遠慮に掻き混ぜていく。

と、同時に漂う甘い香水の匂いと姫香そのものの体臭。

男を誘うためのフェロモンとも言うべきそれが鼻腔を刺激し、思考能力を奪っていった。


「んぢゅぅぅぅ♡ ぢゅるる♡ んちゅぅぅ♡ ぢゅぷ♡ ぢゅぷ♡ ぢゅるるる♡」


舌を吸われるたびに身体の奥から何か熱いものがせり上がってくる感覚を覚える。

それをどうにかしようと身を捩るが、狭い試着室内の壁に押し付けられて身動きが取れない。

逃げ場のない状態で執拗に責められ続ける。

息継ぎのために僅かに唇が離れた隙を狙って酸素を取り込もうとするも、すぐに塞がれてしまう。

繰り返される濃厚な口付けによって思考が溶かされていく。

まるで口の中全体が性感帯になってしまったかのような錯覚に陥ってしまうほどだった。


「ぷはぁ……♡ ふふ、恋人同士みたいな情熱的なキスをしちゃったね」


そう言って笑う姫香の顔には、一点の曇りもなかった──。


………

##P6 デート、おしゃれなカフェで@葛藤、ちゃぶ台の向こうから伸びてくる足の先、姫香の嫉妬、足コキ、電気あんま、足の長さ比べ合いっこ、短足煽り、足ピン、勃起バレ

「お買い上げありがとうございまーす」

「ねぇ、ほんとによかったのー?」


俺が買ったのは上下セットのピンク色の下着。

諸事情により試着は叶わなかったが、店に対する諸々の申し訳なさから、今回手に取ったセットアップを購入するに至ったのだ。


「あぁ、だってお店に悪い事したし……」

「ほんとうちの童貞ちんちんがごめんね〜」


「いや、あの……そもそも姫香が……」

「あーはいはい、そんな女々しいこと言ってると、買ってくれたその下着でパイズリしてやらないぞ〜?」


「ちょっ♡ そ、そういうつもりじゃ……」


だが少しばかり期待してしまっているのも事実だった。

『ニヤニヤ♡』と意地の悪い笑みを浮かべながら、自身の両胸を『ゆさゆさ♡』と揺らしてみせる姫香。

大きく実った果実を揺らしながら俺を挑発しているようだった。

だ、だがそんな安い挑発には……ッ♡


「えー? そうなの? 私はてっきりそうだと思ったけど?」


ゆさゆさゆさ……♡


「い、いや、違うってば……」

「んー? だからわざわざ自分が好きなデザインのやつを選んだんじゃないの? 好きな人の趣味に合わせるために〜……なんて言い訳にならない言い訳しながら」


「ち、違うって!」


正直目に毒でしかなかった。

大きな胸を強調するかのように、胸元がぱっくりと開いたブラウス。

全体的に華奢なはずなのに、そこだけは別物のように盛り上がっている爆乳。

歩くたびに『たぷんっ♡』と揺れる様は圧巻の一言で、そんなおっぱいを『ゆさゆさ♡』と揺らさられは、いやでも目が釘付けになってしまう。

吸い寄せられた俺の視線と同様に、すれ違う人の目も集めてしまっていたが、本人は全く気にしていない様子だった。


「ねー、さっきからどこ見てんの? あんまり見すぎると見ず知らずの人に通報されちゃうよー? 最近何かと物騒だからね〜」

「えっ!? い、いや、見てないから……」


「ふーん? まぁいいけど。それにしても童貞クンの好みってわかりやすいね。すっごい鼻の下伸びてるよ?」


そう言いながら姫香が腕を絡めて身を寄せてくる。

服越しに伝わる温もり。

胸の膨らみを押し潰すように押しつけられれば、柔らかな弾力に挟まれて否応にも意識させられてしまう。

肘の辺りがなんとも言えない心地よさに包まれた。


「ちょ、ちょっと、近すぎだって……!」

「いいじゃん。これくらい。カップルなんだし。それにこうして歩いたほうが自然だよ」


「そ、そうだけどさ……」

「ほら、いいから行くよ。今日は一日付き合ってもらうんだから」


俺の腕を抱く夢姫香の力が強くなる。

周囲からの視線が突き刺さるが、気にしないことにした。


「木下君のせいで時間使っちゃったしね〜。その分しっかりエスコートしてもらわないと」

「わかってるよ。任せてくれ」


「うん、よろしく。ちゃんとエスコートできたらご褒美あげる」

「ご、ご褒美……?」


「そう、ご褒美。嬉しいでしょ?」

「う、嬉しいというかなんというか……」


正直怖い。

何が怖いかって、姫香のことだから何をするか予想できないからだ。

付き合い出してアップデートされた彼女に対するイメージが、当初想定していたものと大幅に異なりすぎていた。

付き合う前はいつも明るくて活発的で誰からも好かれている学校一の人気者で、笑顔の似合う活発な美少女という印象で。

しかし付き合った今では悪戯好きで、肉体の接触に積極的で、それでいて小悪魔的な一面を見せてくる……いわゆる二面性を持ち合わせていることが判明した。

そして何より一番怖いのが、学校では常に完璧美少女としての振る舞いを見せていながら、二人きりになると本性を剥き出しにして迫ってくる。

みんなが思っている夢姫香像とは真逆と言ってもいいくらい、イメージがかけ離れすぎていた。

やはり、あの噂は本当なのか。

本当に夢姫香はヤリマンビッチで、今も俺の知らないところでたくさんの男と関係を持ち続けているのだろうか。

だとしたらなぜ……?

なぜ俺に対しては身体を許してくれないどころか、射精すらさせてくれないのか。

俺の疑問に対し、夢姫香は答えを教えてくれなかった。


「どうしたの? なんか難しい顔してるよ?」

「え? あ、あぁごめん。なんでもないよ」


「そう? それならいいんだけど。なんだか考え込んでるみたいだったからさ」

「心配かけてごめんな。大丈夫だから気にしないで」


心配そうに見つめてくる姫香に微笑みかけると、姫香は納得してくれたようだった。

ホッと胸を撫で下ろしたのも束の間、腕に抱き着いた姫香がさらに身を寄せてくる。


「ご褒美におまんこさせてあげてもいいよ♡」

「ん"ッッッ♡♡♡」


「嬉しくないの?」

「あ、いや、そんなことはなくて! ……めちゃくちゃ嬉しいです!!」


「ならよろしい」


やっぱりこの女、何を考えてんのかますますわかんなくなってきた──。


………


「ねー、そろそろお茶しない〜?」

「そうだな。ずっと歩きっぱなしだし休憩しようか」


「やったぁ。ありがと〜」


ショッピングモール内の喫茶店に入り、窓際の席に座る。

休日ということもあり店内は混雑していたが、ちょうどタイミングで座敷タイプの席が空いたようだった。


「へぇ〜、このカフェ、和カフェなんだってさー! だから席も小さな畳になってるのかな? 面白いね」

「本当だ。こういうの初めて見たかも」


店員に案内されて座敷席につく。

靴を脱いで掘り炬燵に足を入れて座れば、自然と肩の力も抜けた。


「私も初めて入ったかも。すごく落ち着くね〜」


二人用の机を挟んで向かい合って座る。

お互い注文用の冊子に一通り目を通したところで、テーブルの隅に置いてあったボタンを押した。


ピンポーン♪


軽やかな電子音が響き渡る。


「ご注文はお決まりでしょうか」


やってきたのは、綺麗目な、いかにも大人のお姉さんといった雰囲気の女性定員。

思わず見惚れてしまいそうになるが、慌てて視線を逸らす。

メニュー表を見ながら必死に考えているフリをしながら、横目でチラリと姫香を覗き見る。


「どうしよっかなー。どれも美味しそうなんだよね〜。迷っちゃうなぁ……」


良かった、バレていないようだった。


「ぼ、僕は抹茶ミルクティーで」

「かしこまりました」

「あ、それ美味しそうだな〜……だけど私は抹茶オレをお願いします〜」


「承知しました、注文は以上でよろしいでしょうか」

「はい、大丈夫です」


「それでは少々お待ちくださいませ」


愛想のいい笑みを浮かべる女性店員がぺこりと頭を下げて去っていくのを確認してから視線を戻せば、対面に座る姫香と目が合った。

交錯する視線。

先に口を開いたのは姫香の方だった。


「……見惚れてたでしょ? あの人のこと」

「……ッッ。べ、別にそんなこと……」


図星を突かれ何とか誤魔化そうとするが、姫香の前で隠し事は無駄だということを忘れていた。


「ふ〜ん? あんなにデレデレしてたくせにぃ〜?」


『ニヤニヤ♡』と笑いながら顔を覗き込んでくる。

どうやら確信犯のようだった。


「べ、別にデレデレなんてしてないって……!」

「ウソつき。あんな顔しておきながらよく言うよ。バレバレなんだからね〜? 私がいるのに堂々と鼻の下伸ばしてさぁ〜」


「うぐっ……ほ、本当にただ見てただけだから……」

「ふぅん? じゃあなんであの人が去って行く間も後ろ姿をじーっと目で追ってたのかな〜?」


「そ、それは……」

「言えないってことはそういうことだよね〜? 素直に認めちゃえばいいのに〜。それとも認める度胸もないのかな〜?」


「……」

「まぁあの人が綺麗なのは認めるよ? 仕事してる大人の女性で、足も長くてスラッとしていて、モデルさんみたいだし。可愛い系の美人だし」


「だけど目の前に可愛い彼女がいるっていうのに、別の女に見惚れるなんて、良くないと思うなー」


返す言葉が見つからない。

崖際へじりじりと追い詰められていくような焦燥感に駆られる。


「うぐ……す、すみません……」

「謝ってすむ問題じゃないと思うんだけど〜?」


苛立ちを募らせるように、掘り炬燵の中の姫香の足が俺の足の上に乗っかってくる。

『ぐりぐりぐり♡』と押し付けるようにして踏み躙られると、痛みと共に変な気持ちが湧き上がってくる。


「ごめんなさいじゃなくて、もっと相応しい言葉があるんじゃない? ほら、言ってごらんよ」

「うぅ……は、はい……も、もうしわけ……」


「聞こえないんだけど」

「も、申し訳ございませんでした……」


「ふーん、まぁいいけど……」


足を踏み躙っていた姫香の足が離れていく。

その代わりに──。


「童貞クンって謝りながら勃起する変態なんだ?」


ぎゅむぅぅぅっ♡♡♡


「あ"っっっ♡♡♡」

「うわっ、めっちゃビンビンになってるんだけど〜」


ズボンの上から『ぎゅっ♡』と陰茎を踏みつけられ、呻き声を上げてしまう。

痛いはずなのに気持ちがいい。


「もしかして私に足踏まれて感じちゃったとか? うわぁ〜、引くわ〜」


口では嫌そうに言いつつも、どこか嬉しそうな声色で。

その証拠に姫香の口元はニヤけており、嗜虐的な笑みを浮かべていた。


「ふーん、私の彼氏くんは童貞ってだけでなく、マゾ気質も持ってるんだぁ」

「ま、マゾってわけじゃ……」


「じゃあこれはどういうことかなぁ?」


すりすりすり……♡


「あぁぁ……♡♡♡」


今度は一転して、足の先がゆっくりと上下に動き、ズボンの中で窮屈そうにしている愚息を労わるように優しく撫でられる。

布地を隔て伝わってくる彼女の肌の感触と温もり。

今日一日中歩き回った足の裏は汗ばんでいるようで、湿ったソックス生地の感触が伝わってきた。


「ね、早く小さくしないとまずいんじゃないの? ここ」

「ひあっ!?」


くにゅっ♡


だがしかし、姫香の発言とは裏腹に足の裏は股間を器用にまさぐり始めていた。

足の指で握るように亀頭を掴まれ、踵部分が『むぎゅぅぅぅ♡』と玉を押し上げてくる。

その状態で、足の裏全体を使って竿の裏側を『ごしごし♡』と優しく擦られるのだ。

裏筋を擦り上げていく柔らかな足裏肉に、腰が跳ね上がるほどの快楽に襲われる。


「あれぇ? なんか硬くなってきてるけど気のせいかな〜?」


姫香がわざとらしく首を傾げる。

その間も責めの手は一切緩められることはない。


「うっ、ぐぅ……♡」


女の子というのは足の裏まで柔らかいとは思いもよらなかった。

『ふにふに♡』とした肉厚の足裏。

姫香の体重を支えるクッションの役割を果たす縁の下の力持ちによる労わるような愛撫は、股間に張られたテントを硬く大きく育て上げていく。


「あらら、どんどん大きくなってきちゃったよ?」


対面に座った姫香の『くすくす♡』とおかしそうに笑う声が耳に届く。

股間にピタリと添えられた彼女の足は依然として、根本から先端に向けて撫でるように上下に動き、足首だけでなく膝のクッションも巧みに使って的確に快感を送り込んでくる。

『さわさわさわ♡』と触れるか触れないか程度のフェザータッチで、敏感な箇所だけを集中的に撫で回されたり。

かと思えばエラに沿って引っ掛けるように握り込まれた足指が、カリの段差を小刻みに乗り降りすれば、全身に甘く痺れるような快感が広がっていく。


「あはっ、また大きくなったよ〜?」

「くっ……♡ うぁ……♡」


もはや言い逃れできないほどになっていた。

ズボン越しとはいえ敏感な部分への刺激は強く、与えられる快感から逃れようと腰を引くものの。


「……だから、いちいち逃げようとするなって」

「あひぃっ!?」


腰を後ろに引けばその分姫香が追いかけてきて、前に出れば必然的に股間に食い込んだ足がさらに深く押し付けられる形になる。


「あははっ、おもしろーい」

「やめっ……♡ やめてぇっ……♡


「えー? ここ、お店なのにおっきくしてんのはそっちじゃん。ほら、こっち向いてみ?」

「……ッ♡♡」


視線の先にあったのは、机に乗り上げた姫香の胸。

可愛らしいフリル付きのブラウスを『パツパツ♡』に押し広げる巨乳谷間。

『どたぷんっ♡』と大きな乳房が机に乗っている光景が視界に入った瞬間、ズボンの下で痛いほど怒張していた陰茎が更に膨張してしまった。


「あ、今ビクッてなったねぇ〜。やっぱり男の子はおっきぃのが好きなんだ。よかったね、彼女がおっぱいおっきくて。あの店員さんはスレンダーで大人っぽいけど、胸は私よりもちっさかったよね。ペチャパイさんだ」


ぎゅむぅぅぅ……♡


姫香の足がさらに食い込んでくる。

腰を引いて逃げようにも壁際に追い詰められた俺に退路はなく、かと言って少し不機嫌そうに足を揺らす姫香の前に顔を上げることすらできなかった。

足の動きに合わせて『ふるふる♡』と歪む谷間のラインに視線を奪われ続け。


「やっぱデカパイの方がいいよね〜。柔らかくて大きくて……揉みごたえだってあるし、何よりちんちんも挟んでもらえるもんね」

「う、うぁ……♡ ご、ごめんって……♡ あの店員さんより、姫香の方が綺麗だし魅力的だよ……ぅ゛っ!? ちょ、ちょっと待っ……いぎぃっ!?」


「ふふんっ、そうだよねー。言われなくても分かってるよ〜? だって童貞クンのココ、さっきからビクビク震えてるし〜」


ぎゅむっ♡

ぎゅむぎゅむぎゅむぎゅむ♡♡♡


「ひっ、あぁっ……♡ だめっ、だめだめだめっ!! ほんとにダメっ!!」

「何がダメなの〜? 正直に言わないとダメだよ〜?」


電気あんまの要領で、突如として足の裏が激しく股間を揉みしだき始めた。

背後には壁。

正面には姫香の足。

逃げ場のない状況でどんどんどんどん追い詰められていく。


「やっっ♡ こ、これ以上はっっ♡♡ ひ、ひめかっっ♡♡♡」

「この席がいくら死角といえ、そんなにやらしい声出してたら周りの人たちに勘づかれちゃうよー? あのカップル何やってんだろって」


「ひめかぁっっ♡♡ ひめかぁっっ♡♡ やめっ♡ ほんとにやめっっ♡♡」

「んー、そうだな〜。そんなにやめて欲しいなら、君の足で私のこと向こうにやればいいじゃん。特別に許してあげるよ、私のスカートの中、足で触れること」


突然の提案。

姫香が何を言っているのかわからなかったが、俺に選択肢は残されていなかった。

『ぎゅむぎゅむぎゅむ♡』と軽快に上下運動を繰り返す足の裏が、俺の股間に絶え間なく甘い刺激を与え続けている。

ズボン越しに感じる暖かさと柔らかさ。

少し湿ったソックス生地との摩擦によって生じる微弱な振動が心地よく。

時折思い出したように力を込めて踏みつけられる圧迫感がたまらなく気持ち良かった。

だが俺は、頭が真っ白になりながらも、姫香の股に向かって恐る恐る足先を伸ばしていく。

いくら許可をもらっているとはいえ、手荒な押し方はできない。


「お、童貞クンの爪先が私のスカートの中に潜り込んできたね〜。ほらほら、早く私のこと押さないと、このままだと私の足にイカされちゃうよ? 君の足が到達するより先にちんぽが白旗あげちゃうかもねー?」


しかし、いつまで経っても足の先は姫香の股の中心に到達することはなかった。

スカっ、スカっ、と空を切るばかり。

だが、足を伸ばすためにこれ以上腰を突き出せば、姫香の足の裏が俺のモノを押し潰してしまうことは明白であり、身動きが取れなくなっていた。


「ねぇねぇ、どうしたの〜? もう限界?」


余裕のある笑みを浮かべた姫香が話しかけてくる。

足の動きを一切緩めないまま、小馬鹿にした口調で煽ってくるのだ。


「んくぅ……♡♡ ん"ん"っっ……♡♡♡」


しかし、何度試してみても姫香の股に当たらないのだ。

そんなはずあるわけがない。

何せ姫香は女の子で俺よりも身長だって……ッッ♡


「──脚、短いんだね」

「ッッ……!!!」


一瞬、何を言われたのかわからなかった。

だがすぐに言葉の意味を理解すると同時に、猛烈な羞恥心が込み上げてくる。


「そ、そんなことっっ……♡」


強がってはみたものの、既に俺の脚は伸びきっているのだ。

それに比べ姫香ときたら、電気あんまのように膝を小刻みに曲げ伸ばしするわけなので、まだ少し余裕があるということになる。


「ん〜、やっぱ私の方が脚長いみたいだね〜。うり、うり、うり〜」


ぎゅむっ♡ ぎゅむっ♡ ぎゅむっ♡


姫香の足裏が、パンパンに張り詰めた肉竿を圧迫する。

竿全体が柔らかな足裏で押し潰されて、竿が股間に食い込んでしまう。

間違いなく俺は姫香よりも身長が高い。

だから俺の方が脚だって長いはずなのだ。

それなのに……それなのに……ッッ♡


「ねぇ、いい加減認めたら? 童貞クンの方が短足なんだって……。ふふっ♡ モデル体型の彼女よりも身長は高いのに、脚は短いんだよ〜? これって結構恥ずかしいことだと思わない?」

「んあぁっっ♡♡ ち、違うっっ♡♡」


事実を認められない俺は必死に否定を繰り返す。

爪先だ。

爪先がわずかに届かないだけなのだ。

自分にそう言い聞かせながら、足を伸ばすことを試みる。

精一杯足の先をピンと伸ばして、姫香の……姫香の股に……。


「あ"あ"あ"あ"あ"っっっ♡♡♡」

「あはは、急にどうしたの〜?」


足をピンと伸ばしたことで快感が竿へともろに伝わってくる。

それすらも姫香の狙い通りなのかと勘繰るが、足を伸ばしたらより気持ちよくなっちゃうなんて、どう考えても姫香が知っているはずがない……ッ♡


「ダメだよ〜、こんな状況で足ピンなんかしちゃ〜」

「んひっっ♡♡♡」


だがしかし、姫香は足をピンとさせた男子がより強い快感を得ることを知っているのだ。

そして俺の股間にぴったりと密着した足裏は、弱くなった竿を嫐るように擦り上げてくる。


「あっはは、すっごいビクビクしてる〜。気持ちいい? ねぇどうなの〜?」

「あぐっ♡」


「ふーん、私のこと無視するんだ」

「ひゃああっっっ♡♡♡」


「うりうりうり〜。さっき店員さんのこと見てた罰〜。私はちゃんと気付いてたんだよ〜? 反省しろ、変態野郎め〜」

「ごめんにゃしゃいっっ! ごめっっ♡♡ んほぉぉっっ♡♡」


姫香は悪戯っ子みたいに笑いながら、靴を脱いでむき出しになった足裏でズボン越しにペニスをなぞる。

俺の爪先が姫香の股間に届けばこの状態から解き放たれるというのに、その時は一向にやってこない。

ほんの少し、足先を伸ばせば届く距離にあるのにも関わらず、絶対に届かないのだ。


「ほらほら〜、あともう少しだよ〜?」

「やっ、あっ……♡♡」


「ふふっ、頑張って〜」

「んぅ……♡♡」


「こーら、そんなえっちな声出しちゃダメでしょ〜? バレちゃうよ? 誰かに気づかれちゃうかもよ? 短足クン♡」


認めざるを得なかった。

俺は姫香よりも身長が高いのに、脚が短いのだと。

悔しくて、悔しくてたまらないはずなのに、その事実を突き付けられただけでなぜだか興奮してしまう。


「これでわかったでしょ? 君は短足で童貞で、さらに女の子の足で擦られて興奮しちゃうような変態だってことが。こんな姿、クラスのみんなに知られたらどうなるんだろうね?」

「はぁっ……♡ はぁぁっ……♡」


「なにその顔、もっとして欲しいの? いいよ、君が望むならいくらでもしてあげるよ。こんな風に」


そう笑った姫香が、つま先で俺の股間を下から持ち上げるようにして弄ぶ。

蠢く足指の上に乗せられて、『バラバラバラ♡』と二つの睾丸がリフティングでもされるかのように軽く揺らされてしまえば、それだけで体が芯から火照りだす。


「ほ~ら、次はこうやってグリグリ~って押し付けてあげる。どう、これ気持ちいいでしょ? ほらほら、もっと喜んでいいんだよ?」

「あぁぁぁぁ……♡♡♡」


姫香の足先が器用に動いて、今度はズボンの上から竿の裏筋辺りをなぞっていく。

全身が溶けてしまうかのような快感。

姫香の股間に足を添えるというミッションなんかとうに忘れた俺は、姫香の足が与えてくれる快感の虜になっていた──。


「──はい、おしまい」


姫香がそう囁いた次の瞬間。


「……お待たせしました。ご注文の抹茶ミルクティーと……こちらが抹茶オレになります。……それではごゆっくりどうぞ」


お盆の上に飲み物を載せてやってきた店員さんが、お辞儀をして去っていく。


「あーあ、バレちゃったね。童貞クンが勃起してたの……。お姉さんめっちゃ見てたし……♡」

「うっ、うぅ……♡」


「でも仕方ないよね? 元はと言えば君があの店員さんに見惚れてるのが悪いわけだし、そもそも童貞クンの脚が短くなかったら私はこんなにも足でいじめてあげる必要もなかったわけだし……ね?」


ぐりぐりぐりぐり……♡


「うっ、あっ……♡」

「あはっ♡ めちゃくちゃなこと言われてるのに、私が足をちょっと動かしただけで何も反論できなくなっちゃうんだね。……やっぱり童貞クンはマゾなんだ。女の子に弄ばれて喜んじゃうタイプの男の子なんだよ。うん、絶対そうだ」


届いた抹茶オレを『ちゅぅ〜♡』とストローで吸い上げながら、姫香がそう独りごちた。

そんな彼女に俺は反論しようと口を開くものの、一方で机の下では姫香の足先が器用に蠢き続けていて、股間を揉みあげる心地良さに意識が持っていかれてしまう。


「んっ、ちゅっ♡ ちゅぷっ♡ ……美味しい。やっぱりここの抹茶オレ最高……」


スマホを片手に、姫香が舌鼓を打つ。


「ふぅっ……♡ んっ♡ ちゅうぅっ♡ んはぁ……♡」


ストローを咥える姫香の口から漏れ出る吐息の音がやけに艶かしく感じられる。

飲み物を飲んでいる。

なんて事のない光景のはずなのに、いつの間にか姫香はスマホから視線を外し、じっと俺を見据え、あろうことかストローへと舌を這わしてきた。


「ちゅぷ……ちゅぱ……♡ れろぉぉぉ……♡」


ピンク色の長くて綺麗な舌が、ストローの先端をゆっくりと舐ったかと思えば。


「ちゅっ♡ ちゅぱっ♡ ちゅぅぅぅ……♡」


口に含んだ先端を舌で弄び、音を立てて吸い付いていく。

その動きはどこかいやらしく、ストローの先っぽが姫香の唇に飲み込まれていく様は妙にエロティックな雰囲気を漂わせていた。


「……ぷはぁ♡ あーおいし〜。……ねぇ、童貞クンは飲まないの?」


グラスの中で氷が『カランっ』と音を立てる。

注文が届いてからまだ一口もつけられていない。


「あれ、もしかしていらない? ふーん、そっか」


そう言うと姫香が、口に含んだストローをおもむろにこちらに向けてくる。


「じゃあ遠慮なく飲んじゃおっかなぁ〜」


ちゅぷ……♡


俺が頼んだはずの抹茶ミルクティーに姫香のストローが差し込まれた。

姫香は俺の様子を探るように様子を伺いながら、ストローでドリンクを吸い上げ始める。


ちゅうっ♡ ちゅうぅぅぅっ♡


ストローと唇が触れ合ったところから、いやらしい音が響き渡る。

姫香が頬を窄めると、ストローからドリンクが吸い込まれていき、ドリンクの量が減っていく。

俺が頼んだはずなのに……。

上目遣いで抹茶ミルクティーを啜り上げる姫香によって、俺の中の何かが吸い上げられていくようだった。


「んふっ……♡ こんなにおいしいのにいらないんだ? このままだと私のお口に全部吸い取られちゃうよ? いいの?」


よくはない。

俺だって少しは欲しかったが、『ちゅぅぅ♡』と液体を吸い上げ、『コクリ♡』と白い首筋が嚥下していく様に見惚れてしまっていた。

姫香の喉が小さく動くたびに、俺はドキドキと胸が高鳴ってしまう。


「んふふ、物欲しそうな顔してるねー。そんなに飲みたいなら言ってくれればいいのに」


そう言うものの姫香は飲むことをやめなかった。

口に含んだストローを使って、そのまま中身を吸い上げられてしまう。

ごくごくごくと、喉を鳴らす音と共に水かさがどんどん減っていく。


「んくっ♡ んくっ……♡ んはぁ……♡ ふふ、ご馳走様。ぜーんぶ飲んじゃった」


ストローを口から抜き取り、唇に残ったドリンクの名残をぺろりと舐めた後、姫香が笑ったと同時に、すっと離れていく足先が最後に亀頭の上を掠めていく。


「あ"っ♡ うぁ……ッッ♡」


その撫でるような動きはまるで、無抵抗なまま全て姫香に奪われたことを褒められているかのようで。


「……またこようね」


ニヤついた笑みを浮かべる姫香に対して、俺は曖昧な返事をすることしかできなかった──。


………

##P7 デートの最後、公園で@イチャイチャしたい?、快楽に流される、臀部押し付け、乳首責め、乳首開発、快楽に塗れたベロチュー、亀頭を摘まれる、葛藤

「いや〜、たくさん付き合ってもらって悪いね〜。おかげですっかり暗くなっちゃった」

「別に構わないよ。それより結構暗くなってきたけど、家まで送っていかなくても大丈夫か?」


「へーきへーき。心配しすぎだってば」

「そ、そっか……」


「それより今日のことは絶対内緒だからね? 私と付き合ってるってことが学校中に知られたら色々困るからさ〜」

「大丈夫、わかってるよ。俺もあんまり騒ぎにはしたくないしな」


俺って姫香と付き合ってるんだよな……?


喉まで出かけた言葉を飲み込む。

この言葉を口にすると決まって姫香は不機嫌になってしまうからだ。

その時の弾みか何かで、姫香から告げられた『射精したら別れるから』という言葉。

姫香にいいように弄ばれて、毎回射精寸前のところでお預けにされるものの、この取り決めが交わされてから姫香はより積極的になった気がする。

今では毎日のように、二人で約束した空き教室で俺は嫐られ続けている。

だがしかし、肝心の射精だけは許してくれないのである。


「あ、あのさ!」


夢姫香は本当に処女なのか?

意を決して姫香を呼び止める。


「……ん?」


きょとんとした顔で振り返る姫香。

彼女の綺麗な黒髪が風に揺れてシャンプーの香りが漂ってきたような気がした。

姫香とは今日が初めて二人きりで遊びに出掛けたのだ。


「えーっとさ、この後時間あるかな……?」

「……え?」


姫香は少し驚いたような顔をして、俺の顔をじっと見つめてくる。


「もしよかったら、もう少し一緒にいたいなって……」


姫香が複雑な表情を見せる。

喜んでいるような、困ったような、そんな顔。

だけどそれも一瞬のこと、時間にしてほんの1秒と少し程度。


「……いいよ」


そう言って微笑んだ姫香の顔は、本当に綺麗だった──。


………


「……あ、あの……っ♡ ひ、ひめか……さんっ!?」

「ん〜? なぁに?」


ひとけのない公園に着くなりベンチに腰掛けた俺達は、恋人よろしく向かい合って座っていた。

テーブルを挟んで、ではない。

よくある背もたれ付きの長いベンチ。

それに向かい合って座っているということは──。


「な、なにも俺の上に座らなくても……っ♡」

「いいじゃん別に〜。それとも何? 君は私のお尻の下になってる感触が嫌なのかなぁ?」


「い、いやじゃないです……っ♡」


からかうように笑った姫香が俺の上から退く気配はない。

むしろ逆に身体を揺すって、豊かな凹凸を描いた肢体を擦り付けてくる。


「それじゃダメじゃん、ちゃんと言わなきゃ」


ニヤリと笑った姫香が、指に引っ掛けたブラウスの生地をわざとらしく引っ張った。

夕日に照らされた胸の膨らみが、まるで俺を誘っているかのように強調されていく。

半球同士が肉の波となってぶつかり合う。


「私と一緒にいたかったんでしょ〜? それでぇ、もっとイチャイチャしたかったんだよね〜?」


視線を外せば、スカートの下から伸びる女の子らしい『ムチムチ♡』とした白い足が飛び込んでくる。

昼間、カフェで俺を散々弄んだ長い足。

だがしかし、視線を戻したとて飛び込んでくるのは、狭い試着室で許してくれと言うほど押し付けられた胸。


「う……♡ うぅ……♡」


散々俺のことを嫐り尽くした姫香の全身は、俺にとってもはやどこをとっても弱点特効であり、目の毒でしかなかった。


「どうしたの? 顔赤いよ?」


姫香の顔が近づいてくる。

今にでもキスができてしまいそうな至近距離。

甘い吐息を感じるほどの近さで、姫香の透き通るような瞳が細められる。


「そういえば、今日はまだ落ち着いてちゅーしてなかったよね。ふふっ、どうする? 今する?」


姫香がいたずらっぽく微笑む。


「だ、だめ……っ」

「えーなんでぇ?」


姫香の指が俺の頬に触れてくる。

指先が頬を撫でた後、耳の縁へ。

そのまま優しく撫で回すように耳朶を弄ばれる。

くすぐったさと気持ちよさが入り混じったような感覚。


「そ、そういうのを期待してっ……♡ ひめかを呼び止めたんじゃ……あ"っ♡」

「ふーん、そういうの、ねぇ〜」


ずりずりずり……♡


姫香が俺の言葉を遮るように腰を動かした。

それに合わせて姫香のたわわな果実が形を変え、スカートの中の秘密の花園を隠す下着がチラリと覗く。


「ふーっ、ふーっ♡ ちょ……っ、待って……っ♡」

「やだ。待たない」


俺の懇願を無視した姫香が腰でゆっくりと円を描く。

そのたびに擦れ合う二人の下半身。

柔らかい感触と適度な重み。

快感がじくじくと腰を蝕んでいく。


「あれー? なんか固くなってるんだけど気のせいかなぁ〜?」


にやにやと笑みを浮かべながら、見せつけるようにスカートの裾をつまんでひらひらと振って見せる姫香。


「ち、ちがう……っ♡」

「違わないと思うけどなぁ〜。ほら見てごらんよ、君のココ、私の大事な所に当たってすっごく硬くなってるみたいだけどぉ?」


ずり……♡

ずり……ずり……ずり……♡


俺の股間が姫香のお尻に押し当てられて、そのままゆっくりと擦られていく。

ぴったりとフィットしたショーツに包まれた『ぷりっ♡』としたヒップが、何度も何度も俺のペニスを刺激してくる。


「ち、違うからっ! これは……っ♡」


すりすりすりすり……♡


「へぇ〜、そうなんだ〜? じゃあコレは何かなぁ〜?」


むぎゅぅぅぅぅ♡♡


「あ"っっ♡♡」


断頭台のように。

ゆっくりと姫香の臀部が降りてくる。

股間に集中する姫香の全体重。

それを跳ね除けるように、ズボンの下で肉竿がびくびくと震えれば、柔らかな尻肉に埋まっていくような感覚に酔い痴れて全身から力が抜けていく。


「んふふ〜♡ どうしてほしいのかな〜? 私に触ってほしくないのかなぁ〜?」


少し腰を浮かせた姫香の人差し指が服の上から胸板を撫でていく。

ぞわりぞわりと悪寒にも似た快楽が背筋を伝い始める。


「童貞クン、もしかしてここも感じちゃう人?」


『ツンツン♡』と乳首の周りを指が突いてくる。


「べ、べつに感じてないし……! くひっ!? んんっ……ッ♡」


強がっていると、急に強い刺激に襲われて、思わず変な声が漏れてしまった。

見れば、姫香の指が俺の乳首をシャツ越しに摘み上げていた。


「あれれ〜? おかしいな〜? じゃあなんでこんなことになってるんだろうね〜? 少し硬くなってるような……クスっ♡」


すりすり♡

くりっ♡ くにくにくに……♡


指の腹で撫でられたかと思えば、優しく摘み上げられて、そのまま二本の指で挟むようにして捏ね回されて。

その度にびくびくと身体が震えて、必死に声を我慢しようとするが、結局我慢できずに喘ぎ声を漏らしてしまうのだ。


「あははっ、かわいい声出しちゃってるけど、ホントに感じてないんだ?」


指先の動きに合わせて布地越しに送り込まれてくる微弱な刺激。

爪を立てないように指の腹の肉の柔らかな部分のみを使って丁寧に丁寧に転がされ、快感のみを与えられ。

乳首を摘み上げた親指と中指が擦り合わせられることで、その間に挟まれた乳頭は優しげな快感に包み込まれていき、やがてじんじんと疼き始める。


「どう? これ気持ちいい? それともくすぐったいだけ?」


姫香が耳元で囁く。

それだけでもゾクゾクとした感覚が背筋を通り抜け、脳髄にまで響いていく。


「正直に言わないといつまでも終わらないよ〜?」


さらにはそのままゆっくりと引っ張り上げられ、乳首を上向きにピンと張り詰めさせられれば、誰がどう見ても完全に勃起していることが丸わかりの状態となっていた。


「ど、どうていだから……っ♡そ、そういうの……♡ わ、わからない……です……っ♡」


姫香が手を離しても俺の乳首はビンビンのまま元に戻る様子はなかった。

それを見て姫香がクスクスと笑う。


「ふーん、そんなこと言っちゃうんだぁ」


グニィィィィ♡♡♡


「あ"っっっ♡♡♡」


与えられた突然の刺激に一際大きな声が漏れた。

姫香に仕立て上げられた乳首……もとい布越しでも素材感を示す敏感な突起物が、今までにない強い力強さで押し潰されていた。

痛みを感じてもおかしくないほどにきつく抓られながらも、痛みなど感じないほどの圧倒的な快感が押し寄せてきて、ビクビクと腰が浮き上がる。


「あー、ごめん。痛かった?」


そうわざとらしく呟いた姫香が、今度は触れるか触れないか程度の力で先端部分を『さわさわ♡』と撫で回し始めていた。

弱々しく頼りないフェザータッチ。

乳首そのものが直接羽毛に晒されて毛羽立つような感覚。

姫香の指先に直接神経を愛撫されているような錯覚。

先程の強い責めとは違い、労わるようなタッチで突起の表面を何度も往復されて、『ジンジン♡』とした快感だけが蓄積されていく。

頭が熱い。

もどかしくて、もどかしくて、どうにかなってしまいそうだった。


「んんっ♡ ふーーっ♡ あっ……♡ ん"っ……♡」


情けない声が止まらない。

姫香の手つきはとても優しくて、それが余計にもどかしい感覚を強めてくる。


「どうしたの? 息荒いよ?」


姫香がニヤニヤと笑いながら、俺の顔を覗き込んできた。

その表情からは余裕が窺える。


「もしかして辛いのかなぁ? それなら早く言ってくれれば……ぎゅぅぅぅぅ……♡ なーんてね」


もう一度訪れた強烈な刺激。

それは先程よりも強く、それでいて的確な場所に当てられていて、まさにツボを押さえたようなものだった。


「どう? さっきより敏感になってるんじゃない? こんなふうにさ、『ぎゅぅ~♡』ってされると気持ち良いでしょ?」


再び姫香の手が俺の乳首に触れる。

今度は軽く摘むような動きではない。

しっかりと力を込めて挟み潰され、ゆっくりと引っ張られていく。

先程までの優しいものとは違う容赦のない痛みを伴う刺激。

なのになぜか気持ちが良いと思ってしまう。

乳首を摘んだ姫香の手に操られるように自然と背中が反っていく。


「痛い? でもここはそんな風には見えないけどな~。だってお胸突き出しておねだりしてるみたいだもん。ねえ、どうなの? 痛い? それとも気持ちいいの?」


意地悪に聞いてくる姫香に、俺は何も答えられなかった。

答えてしまえば乳首で感じる変態だと認めてしまうようなもの。

そうなれば姫香にいっそう揶揄われることは目に見えている。


「……い、いや……っ♡」


沈黙を破るべく絞り出した言葉。

だがしかし、その言葉を口にした途端、俺は後悔してしまっていた。

これではまるで、感じているので姫香の質問に答えたくないと言っているようなものだ。

そして案の定、姫香が悪戯っぽい笑みを浮かべて迫ってくる。


「ふーん。じゃあこれは?」


さわさわさわ……♡

すりすりすり……♡


「んくっっ……♡ んぅっ……♡」


またもや一転して優しい刺激。

指の腹を密着させてゆっくりゆっくりと滑らせながら、乳輪に沿って円を描くように指先が動き、『くるくる♡』と同じ動作を延々と繰り返され、俺の中に秘匿した期待感がどんどん高まっていく。

時折思い出したように乳頭を『かりかり♡』と引っ掻かれると、そのたびに体が跳ね上がりそうになるほどの快感に襲われた。


「はぁ……んっ……♡」

「座っちゃうとどうなるのかな〜」


体重を浮かせた姫香が、腰を下ろすことを示唆し始める。

さっきちょっと尻に敷かれただけでも気持ちよかったのだ。

こんなにも焦らされた後、あの柔らかですべすべのお尻を落とされたら、どれほどの快感が得られるのだろうか。

想像するだけで息が荒くなる。


「はぁ……はぁっ……♡」

「なに興奮してるの? そんなにしてほしいなら言えばいいのに」


「えっ!? いや、ちがっ……!」

「ふーん? まあ、童貞クンの指図なんて受けないけど。……どーん♡」


むぎゅぅぅぅぅ♡♡♡


「あ"あ"あ"あ"あ"♡♡♡」


可愛らしい掛け声と共に姫香の臀部が落ちてくる。

『ぐにゅり♡』と柔らかな質感の巨尻に押し潰された肉茎がパンツの中で悲鳴を上げて、一瞬で快楽に支配されていく。


「あははっ、すごい声出てるね~。そんなに気持ち良かった?」

「あ"ぁっ♡♡♡ ぐっ♡♡♡」


「出したら別れるから」

「ん"ぅぅぅっっ♡♡♡」


体重を乗せた姫香を少しでも軽くしようと両手を伸ばすも、甘く勃起した突起物を手のひらで捏ね回すようにマッサージされてしまえば力が抜けて、されるがままになってしまう。


「童貞クンから動くのは禁止」


そう囁きながら顔を近づけてくる姫香。

唇が触れ合う寸前の距離。

熱く、濡れた息遣いが火照った顔を撫でていく。


「このままちゅぅしたら、童貞クンは我慢できるのかな? いつもの空き教室でシてるみたいな、恋人同士みたいに甘ぁいベロチューしちゃったら……もう止まらなくなっちゃうかもね。君が我慢してたもの全部」


姫香の甘い吐息に脳が痺れて思考が追いついていかない。


「だからさ……。俺が姫香の彼氏なんだぞー♡ ってマーキングするように、私の唇、奪ってよ」


『んっ♡』と突き出された桜色の二枚貝。

ぷっくりと柔らかそうに膨らんだ姫香の唇に視線が吸い寄せられていく。


ちゅぱっ……♡


『むにむに♡』と何かを食むように動いた姫香のそれがわざとらしい音を立てた。

魅惑の音。

脳内に反響した粘着質なリップ音。

毎日姫香とはキスをしているはずなのに、今日はやけに耳に残って離れない。

禁断の果実。


「んふ〜……♡」


甘い息が漏れた唇の隙間からゆっくりと這い出てきた桃色の舌が、リップの膨らみをなぜるように這っていく。

艶めかしい動きで円を描き、俺の反応を見定めるような速度で右から左へ、また左から右へ。

その動作はひどく緩慢で、焦れったいほどにゆっくりで、だからこそ姫香が意図的にやっていることは明白だった。

ひどく淫靡な魔物のような舌が這った跡がテラテラと光り、空気に触れて乾いていく。


「私のことが欲しかったらちゃんと自分から堕ちてこないとダメだよ」


そう言って笑う姫香の表情は妖艶そのもの。

普段は可愛らしく振る舞う彼女が、今は男を誘う魔性の女となっている。

そのギャップに背筋がぶるりと震えてしまう。


渇望。

欲しい。

あの唇が欲しい。

今すぐにでも吸い付いて舌を絡め、唇をはみ合わせて貪りたい。

そんな欲求が湧き上がってくるのを抑えきれない。

しかしそれは肉欲なのか。

いや断じてそうではないと信じたい。

ならなんなのか?

恋慕なのか、独占欲というやつだろうか?


……姫香は俺のことをどう思っているのだろうか。


そんな考えが頭の中をぐるぐると巡るものの、姫香がほんの少し腰を揺すれば、思考は全て肉欲に塗り潰されて。


「ほーら、やっぱり我慢できないんじゃん。そんな物欲しそうな目で見ちゃって」


呆れたような、しかしどことなしか嬉しそうな口調。

真っ直ぐに俺を見据える瞳はいやらしく歪められ、挑発的に唇を突き出すその姿は、普段の明るくて真面目な彼女のイメージとはかけ離れていた。

どちらの姫香が本当の姫香なのか。

このサディストで淫乱な、俺という男の心を惑わす小悪魔のような存在こそが、本当の姫香なのだろうか──。


「──ふふっ♡ 私のこと、もっと童貞クンの色で塗り潰してよ♡」


気がつけば俺は姫香の唇に吸い付いていた。

瑞々しくも艶やかな光沢を放ち、どこか妖しげな雰囲気を漂わせた桃色の唇に向かって、誘蛾灯に誘われる虫のように惹きつけられ、本能的に顔を寄せてしまっていたのだ。


「んふっ♡ んっ♡ ちゅっ♡」


温かくて柔らかい感触。

姫香の鼻から漏れた甘い声が鼓膜を震わせ、脳内に染み渡っていく。


「んふぅ……♡ んちゅっ♡ ちゅっ♡ ちゅぅぅぅ♡」


俺から口づけをしたはずなのに。

何度か唇を重ね合わせることで、俺が掴んでいたはずのまやかしの主導権は砂のように零れ落ち。

気がつくと俺は一方的に貪られていた。

歯列をなぞられ、上顎を舐め回され、舌を吸われ、唾液を流し込まれる。

『ぴちゃぴちゃ♡』と水音が響く度に、その音に呼応するかのように頭の芯が熱くなっていく。

全身が脱力していく中、唯一股間だけは熱く硬く際限なく膨張し続け、その大きくなった肉竿を姫香は器用に腰を動かして押し潰すように擦り付けてくる。

『ぐりぐり♡』と圧迫されて、『くちゅくちゅ♡』と口内を掻き混ぜられては、増長した快楽が頭の中で火花を飛ばす。

あまりの気持ち良さに意識が飛びかけた時、不意に姫香の顔が離れていった。


「……はぁ……はぁ……♡♡♡」

「……あーあ、だらしない顔しちゃってさぁ。そんなに良かったんだ?」


「ひ、ひめか……それいじょうは……♡♡♡」

「ふふ、わかってるって。もうイキそうなんだよね?」


すりすり……♡


口の端から銀糸を滴らせ、悪戯っぽく笑った姫香が愛おしむように竿を撫でる。

臀部に押し潰されてはみ出た亀頭部分を指先で摘まれると、背筋を駆け上がるような快感に襲われる。


「どう? きもちいい? ここ、こんな風にされるの好き?」

「あぁっ♡ だ、だめぇっ♡♡♡」


「あはは、出したらふられちゃうもんね。じゃー必死に我慢しないとだね。私に振られたくないもんね」


赤く染まった姫香の整った顔立ち。

ケラケラと笑う彼女の顔が夕日に照らされ染まっているだけなのか、はたまた別の理由によるものなのか、俺には判断がつかなかった。

ただ、少なくとも今の彼女はとても綺麗で、魅力的で。


「あははっ、出したくて出したくて目が血走ってるよ? それなのに我慢しようとするんだ? そんなに私の事好きなんだ? 嬉しいなぁ」


姫香がもう一度笑って目を細める。

その瞳に吸い込まれそうになるほど美しく、そして妖艶な笑顔に思わず息を呑んだ。

同級生がするような……いや、していい笑顔ではない。

もっと大人の女性が浮かべるような色気のある、そして生々しい笑み。

それを今目の前で浮かべているのは、クラスイチの美少女で、紛れもなく……紛れもなく俺の彼女、なのだ。

なのに姫香と目を合わせていると、それがどうしようもなく背徳的で、イケナイ事をしているという意識を植え付けられているようで、心臓が際限なく高鳴って、ドクンドクンと血液を送り込む鼓動が激しさを増していく。


「……ふふっ♡ これでも私は処女だよ? 普段真面目そうな顔してるくせに、男の子のおちんちん支配して操っちゃうのが大好きな、えっちで悪い女の子……」


至近距離で囁く姫香の声。

甘ったるい声音に反してその瞳は冷ややかだった。


「ねぇ、私とシたいんでしょ? 私を犯したいんでしょ? 童貞捨てたいんでしょ? いいよ、シても。だけどさ、一つ約束して欲しいことがあるんだけど、聞いてくれるよね?」


姫香の言葉に戸惑いを隠せない。

夢にまで見た童貞卒業が目の前に迫ってきているというのに。

だけど、この胸のざわつきはなんなだろうか。

いつもの調子で淡々と、だけどどこか寂しそうに言葉を紡ぐ姫香に感じた違和感。

そしてその正体はすぐにわかった。

姫香の言葉一つ一つに混じる悲哀の色。

普段なら冗談の一つや二つ挟んでくるであろう場面でさえも、姫香は神妙な面持ちを崩さない。


「──させてあげるけど、シて満足したら別れるからね」


冷たい声音。

ゾクリとするほど冷たく平坦な声。

その裏にある感情を隠そうともしない棘。

姫香の表情から察するに、本気なのだろう。

その言葉に偽りはない。

姫香は一度決めたことは絶対に曲げない性格であり、一度こうと決めた以上、絶対に実行する。

つまり、童貞を卒業する代わりに姫香との付き合いは解消になってしまう。


「だけど、セフレならいいよ」

「……え?」


突然の提案。

急遽ぶら下げられた人参。

動揺が隠せない。


「だから、私が都合のいい時に性欲処理してあげるって言ってんの。そうすれば付き合ってなくてもヤれるじゃん。童貞の君にとってみれば最高だよね?」


姫香の目が怪しく光る。

『君は本当にそれでいいの?』と訴えかけてくるような視線。

だがしかし、それと同時にどこか縋っているような様子も感じられた。


「ね、どうする?」


ずりずりずり……♡


だが、急かすようにズボンの上から擦られる下半身のせいで集中できない。

このままではまずい。

このままでは良くない選択肢を選んでしまう気がする。

俺は勇気を振り絞り、姫香の肩を掴んで強引に引き剥がした。


「あっ……」


短く漏れた声。

意外そうな顔をする姫香。

しかしここで引き下がるわけには行かない。

姫香の真意を確かめなければならない。


「ちょ、ちょっと待って! 一体どういうこと!?」

「そのままの意味だけど?」


平然と言い放つ姫香。

その表情からは何を考えているか読み取れない。


「とりあえず、一旦落ち着こう」


混乱したままの頭でなんとか言葉を絞り出す。

すると姫香が少し間を開けてから口を開いた。


「……そうだね」


その声は落ち着いていた。

さっきまでの高圧的な態度はすっかり鳴りを潜め、冷静で落ち着いた声。

だがその声音とは裏腹に表情は苦しげで、目にはうっすらと涙が浮かんでいた。


「ごめん、私もいっぱいいっぱいなんだよ。このままじゃいけないってこともわかってる。……でもどうすればいいのかわからないんだよ」


ポツリと呟いた姫香の瞳から、ひと筋の雫が流れ落ちた。

姫香は俺の胸に顔を埋めるようにして抱き着いてくる。

制服越しに伝わる体温と心臓の音。


「……ごめんね」


震える声で溢した姫香の背中に手を回し、優しく撫でる。

しばらくすると嗚咽混じりの声が聞こえてきた。

俺は姫香が落ち着くまで静かに待つことしかできなかった。


どれくらい時間が経っただろうか。

姫香が顔を上げた時には目の周りが真っ赤に腫れ上がっていた。


「こういう時はなんか声掛けるのがセオリーなんじゃないの? だからいつまで経っても童貞なんだよ、このバカ……」


悪態をつく姫香だが、その表情はどこか晴れ晴れとしていて。

そしてその視線は俺の顔ではなく、張り詰めた股間へと注がれていた。


「……私で勃ってる癖に」


耳元で囁かれたそのセリフが俺を更に混乱の渦中へと突き落とすとは、その時の俺には知るよしもなかった──。


………

……

…

##P8 旧友の決意@姫香に問い詰める、勃起指摘、からかいと葛藤、セックスへのいざない

「──俺、夢さんに告白するよ……」

「んぶっっっ!!」


「な、なんだよ失礼だなー!」


思い詰めた表情でそう漏らした親友・木下が不満そうに唇を尖らせる。


「まぁ確かにお前にしては珍しく真剣なトーンだったからびっくりしたけどな」


俺は苦笑しつつ素直に思ったことを口にした。


「や、だってさぁ……やっぱあの噂気になんじゃん……」

「あー……まぁな?」


あの噂──。

『夢姫香はヤリマンでビッチである』という噂。

本人の口からキッパリと否定されてるが、目の前の男・木下はどうやら信じていないようだ。

鼻息が荒い。


「だってあの身体だぜ!? あの胸とか尻とか太ももとか!! あれ見て何とも思わない奴なんていねーだろ!!!」

「あ、ああそうだな……?」


勢いに押されて同意してしまう。

正直、俺も健全な思春期真っ盛りの男子高校生なので、あんなエロい身体を見せつけられて、あまつさえあんなことやこんなことまでされているのだ。

よく理性が崩壊していないと自分を褒めてやりた。

……もしかしたらとうにぶっ壊れてるのかもしれないが。


「どうせフラれるだけだからやめた方がいいんじゃねーか?」

「いやそれでも、もし噂が本当ならヤらせてもらえるかもしれねーじゃねーか!」


「うーん、確かにそうだけど、向こうにとっては迷惑かもしんないぜ? それにそういうのはお互いの気持ちが大事って言うだろ?」


木下の無責任な発言に内心イライラするが、俺は平静を装って答えた。

そもそも別に姫香はヤリマンでもなければビッチでもないわけで、彼女の言うことを信じるならば処女なわけで……。

だけどそんな女の子に俺はいいように翻弄されていて。

付き合ってエロいことはしているというのに、セックスはおろか射精すらまだ許されていないのだ。

ただただ性欲だけを煽るように唇を奪われ、姫香の体液を注がれ、ある時はそのままペニス弄ばれて射精寸前まで導かれるのだが、絶対に絶頂はさせてくれない。

姫香は本当に俺のことが好きなんだろうか?

……わからない。

いくら考えても答えが出ない。

頭がぐちゃぐちゃになっていくばかりで、考えれば考えるほど、脳裏に焼き付いた姫香の淫らで魅力的な姿が頭に浮かんできて……。


「──おい、どうした?」


木下の声にハッと我に帰る。


「大丈夫か?」

「う、うん。大丈夫」


「そっか、ならいいんだけど。急に黙り込んで変な顔してたからさ」

「変な顔って……酷いなぁ」


苦笑しながら誤魔化す。

万が一にでも俺と姫香の関係はバレるわけにはいかなかった。

もしバレたら即刻別れる約束をしているからだ。

そのため俺は何としても隠し通さなければならなかった。


「……やっぱ俺、夢さんに告ってみるよ」


興奮気味にそう話す親友のことを止めるだけの力が俺には無かった──。


………


放課後。

俺は、いつものように誰もいない空き教室で姫香を待っていた。

付き合い始めてから、ずっとこの場所で二人きりになっている、特別な場所。


だけど、今日は違う。


教室のドアが開き、姫香が入ってくる。

いつもと同じようで、どこか違う。


「……なぁ、姫香」

「ん?」


俺の正面に立つ姫香は、いつもの調子で微笑んでいる。

けれど、その表情にはわずかな含み笑いが混じっていた。


「昨日……木下に告白されたんだって?」

「あ〜……ん〜……」


姫香がわざとらしく考えるそぶりを見せた。

その間がやけに長く感じる。


「……それがどうしたの?」


その一言が、心臓をぎゅっと締め付けた。


「……で?」


俺の反応を楽しむように、姫香は軽く首を傾げ。

知っているはずなのに、わざと聞いてくる。


「……付き合ってって言われたら、普通、どうすると思う?」


その問いかけは、俺の心臓に小さなナイフを突き立てるような言葉だった。


「……」

「ねぇ、答えて?」


俺の制服の袖を軽く引っ張ってくるその仕草が妙に甘ったるくて、心臓の鼓動が一気に跳ね上がる。


「……昨日、木下クンとヤっちゃったかも♡」

「……は?」


「ふふっ、そんな顔しちゃって♡」


まるで子どもが新しいおもちゃを試すようにクスクスと笑った。


「嘘……だろ?」

「ふーん? 嘘だったら、どうする?」


「……」

「ねぇ、嘘だったら……君、どうするの?」


耳元にかかる彼女の囁き声が、妙に艶っぽく感じる。


「……」

「嘘だったら、私のこと、抱くの?」


息が詰まる。

心臓を鷲掴みにされた心地。


(抱けるわけがない。こいつが決めた変な縛りのせいで……)


「……冗談だろ」

「さぁ、どうかな?」


俺の襟首に姫香の手がスッと伸びてくる。

その目は俺のことを挑発するように微笑んでいた。


「私ってこう見えても"処女"なんだからさ……? 信じてくれるよね?」

「……」


「だって、私、木下クンとヤったなんて、一言も言ってないよ?」

「……いや、さっき言っただろ」


「ふふっ♡ そうだったっけ?」


ついさっき面と向かって放った言葉を平気で反故にしてくる。

姫香はそうやって俺をからかい続けていた。


「でも、証拠は?」

「……ッッ!」


「私が木下クンとヤった証拠、どこにあるの?」


じっと俺を見据える姫香の前にして、何も言えない。


「ねぇ……信じてくれる?」


俺の胸元を指先で『トンっ♡』と押しながら、姫香は甘く微笑んだ。

その仕草が、たまらなく色っぽくて、とても同級生とは思えなくて、大人びていて……ッッ!


(本当に処女なのか? それとも……?)


「……俺は、姫香のことを……信じるしか……ない……」

「そういうこと♡」


夢姫香はくすくすと笑ったあと、俺の耳元にそっと唇を寄せた。


「でも、信じるなら……疑っちゃダメだよ?」


「だって、私は"処女"なんだから♡」


頭の中がぐちゃぐちゃになりそうだった。


「彼、すっごく真剣な顔してた。『好きです、付き合ってください』って……♡」


その言葉が胸に刺さる。

だけれども姫香は。


「でね?」


俺の耳元に寄せた唇を、どかしてはくれない。

あろうことか──。


「私、彼の手、取っちゃった♡」

「……っ!!」


俺の指先が冷たくなる。


「それでね……♡ んふふ、やっぱり、言わないでおこうかなぁ」

「おい……っ」


「そんなに知りたい?」


『ニヤリ♡』と笑った姫香が、俺の制服の襟元を掴んでグッと引き寄せてくる。

二人の距離が一瞬にして縮まる。

姫香の身体は柔らかくて、甘くていい匂いがしてて……。


「もし、私が木下君とキスしてても……♡」

「……」


「ベッドで抱きしめ合ってても……♡」

「……っ!!」


「ヤっちゃってても……童貞クンは許してくれる?」


俺の心臓が激しく脈打つ。

頭の中で、誰かが『ありえない』『そんなはずない』と叫んでる。

だけど……だけど……。


「──ねぇ、なんで勃起してんの?♡」


さわっ……♡


「あっ……♡ あぁあぁぁぁあ……♡」


姫香の柔らかい指先が、俺の股間をなぞる。

まるで"何かを確かめるように"。


すりすりすり……♡


「ふぅん……♡」


彼女が小さく息を漏らした。

その声だけで、脳が焼けるように熱を持つ。


(俺は……どうして……)


俺は、木下と姫香がヤった話を聞いて、股間を硬くしてしまっていたのだ。


「ねぇ、なんで?♡」


姫香の声が甘く、意地悪く響く。


「大切な彼女がえっちしちゃったって話を聞いて、こぉんなに大きくしちゃうんだぁ〜♡♡」


『えっちしちゃった』

その言葉を聞くだけで、脳の回路がバチバチと焼き切れていく。


「違うっ……! 俺はっ……!」

「んふふ♡ そんなに焦っちゃって……可愛い♡」


俺の頬に手を添えながら微笑む姫香。

まるで"すべてを見透かしている"みたいに。


「ねぇ、どんなえっちしたか……聞きたい?♡」


心臓が跳ねる。


「や……やめろっ……♡」

「やめる……? ふぅん……♡」


俺の制服の襟を指先が弄ぶ。

その仕草が妙に色っぽくて、抗うどころか、むしろ……期待してしまっていた。


「君が聞きたいなら……♡」


耳元に唇を寄せ、囁くように、彼女は言った。


「木下クン、すっごく優しかったよ?♡」

「……っ!」


「私のこと、いっぱい気持ちよくしてくれて……♡」

「やめっ……♡ それ以上は……♡」


「んふふ……♡ ほんとにやめてほしい……?♡」


ちゅぱ……♡


唾液の弾ける音が脳内にこだまする。

耳のすぐそばで、姫香が笑ったのだ。


(違う……違う……!)


「ねぇ……童貞クンってば……♡」





「……私が他の男とえっちした話で、もっと興奮しちゃうんだね♡」





「あぁああぁぁぁぁあっぁ♡♡♡」


完全に勃起しきった俺のモノを、姫香の柔らかな手のひらが包み込む。

ズボン越しの感触だけで、背筋が『ビクッ♡』と震えた。


「ふふっ……♡ ねぇ、聞かせて?♡」


姫香の指先が、俺の硬さを確かめるように、ゆっくりと撫でていく。

まるで"品定め"でもするみたいに。


「大好きな彼女が、別の男に抱かれたかもしれない話を聞いて……♡」


耳元にそっと寄せられた唇。

甘い響きが鼓膜を震わせる。


「なんで、こんなに硬くなっちゃってるの?♡」

「ちが……っ♡」


「違う? ほんとに?♡」


股間をなぞる指が、くすぐるように動いていく。

それだけで、息が詰まりそうになってくる。


「……童貞クンのちんぽに、教えてあげるよ♡」

「っ!?♡」


「これが、本物の快感なんだって……♡」


ねっとりとした声が、俺の理性を削り取っていく。


(こんなの……ダメだ……)


だけど、姫香は容赦してはくれなかった。

肉竿に間違った快感を植え付けるように、ズボンの上からゆっくりと指先を滑らせる。

そのたびに、熱がぶるぶると震えて、押し寄せる快感で思考が上書きされていく。

間違った快感。

こんなので絶対に気持ちよくなっちゃいけない気持ちよさ。


「ふふっ♡ こんなにビクビクしちゃって……♡」

「……ッッ♡」


「ねぇ……木下クンとのキスの話、聞きたい?♡」

「……やっ♡ あっ……♡」


姫香の囁きが、俺の鼓膜をゾクゾクと揺さぶった。

それだけで体の力が抜けていく。

とてもではないが聞きたい話ではない。

だけどどうしても聞きたかった。

姫香と木下がどうなったのか、続きを聞かずにはいられなかった。


「君にシてあげたみたいに、壁際に木下クンを追い詰めて……んふっ♡」


だんだん大きくなっていく姫香の顔が、視界をどんどん埋め尽くしていく。


「こうやってさ……♡ マットの上に……手を引いてあげて……♡」


ぼふんっ……。


あまりにもあっさりと。

俺は姫香の上に跨らされてしまう。


「……え?」


状況が理解できないまま、目に映るのはマットの上に『ぶわっ♡』と広がった姫香の髪。

背中から落ちた姫香を見下ろすように、俺は四つん這いになっていた。


「やっ、ちょっっ」


起き上がる間もなく、姫香の両腕が首元に絡みつく。


「逃げちゃダメだよ?♡」


耳元に囁かれた瞬間、『ビクリ♡』と震える全身。


「だって君は私の彼氏クンなんでしょ?♡」


首に引っ掛けられた両腕に、だんだんと力が籠っていく。


「俺のものだ〜、って、大切な彼女のこと……ちゃんとマーキングしないと……♡ 本当に盗られちゃうよ?♡」


背筋を這い上がる悪寒と甘い痺れ。

ゾクリとした感覚と俺を見据えるニヤニヤとした目つきが、心臓をぎゅっと掴んで離さない。


「ねぇ、マーキングって……どこにしてくれるの?♡」


挑発するように、姫香が俺の耳たぶを甘く噛んだ瞬間──。


「ふふっ♡ 童貞クンの体、あったか〜い……♡」

「うぁっ……♡ あぁぁ……♡」


ぐいっ♡ ぐいっ♡


腰に回された両足が、俺の体をぎゅっと締め付けてきて。

否応なしに、姫香の身体の柔らかさが押し付けられていた。


「んふふ♡ どこにマーキングしてくれるの? ここ?」


姫香が、俺の首筋にそっと唇を寄せる。


「それとも、こっち?」


耳元に吐息をかけながら、指先が喉をなぞっていく。

粟だった肌がさっきから引いてくれない。


「ねぇ、彼氏クンは……どこにシたいの?♡」


その問いかけは、まるで俺を試すようで。

まるで俺の理性を壊すために、わざとやっているようで──。


(あああぁぁぁぁぁ……♡♡♡)


俺の中で、何かが爆発しそうだった。

だけど、そんな俺の葛藤を楽しむかのように、姫香はさらに言葉を重ねる。


「ねぇ、私……木下クンにも、こうやって抱きしめられたんだけど……♡」

「──ッッ!?」


「彼、すっごくドキドキしてた……♡ 私のこと、壊れそうなくらい強く抱きしめてくれて……♡」

「そ、それは……っ」


言葉が出ない。

でも、姫香は俺の動揺を見透かしているようで、さらに畳み掛けてくる。


「……でもね、彼氏クン?♡」


ぐっと、俺の顎を持ち上げた姫香が、俺の瞳を覗き込んでくる。

大きくて、深く澄んだ色の瞳。


「木下クンより君の方が、ずっとドキドキしてるよ?♡」


甘い声が、俺の耳を蕩けさせた。


「ねぇ、なんで?♡」


認めたくない。


「君の"彼女"が他の男に抱きしめられた話、してるっていうのに……」


認めたくない。


「どうしてこんなに、カラダ震えてるの?♡」


さわっ……♡


「あぁぁあぁぁ……♡♡♡」


姫香の指先が、ズボン越しに俺の昂った部分を、ゆっくりとなぞった。


「ねぇ……♡ もう、マーキングしちゃえば?♡」


甘い囁きが耳を掠める。

理性の最後の砦が今にも崩れ落ちそうだった。


「こんなに硬くしちゃって……♡」


すり……すり……♡


指の通った跡が『じくじく♡』と疼いて仕方がない。

早く果てたい。

このまま終わらせてしまいたいのに──。


「ほら♡ いいんだよ?♡」


"目の前の極上の美少女"は、俺の崩壊を楽しむように妖艶に微笑んでいた。


『私にマーキングしろと』

『私を犯せと』

『私をオンナにしろ、と』


「……まぁ、私のことこのまま押し倒してもいいけど?」


姫香がゆっくりと俺の制服の襟を引っ張る。

近づいてくる吐息が熱い。


「童貞クンが射精しちゃったら……」


耳元で、優しく、でも──。


「君は私のセフレ……だけど、ね?♡」


瞬間、心臓が跳ね上がった。

それはまるで、足元に重い鎖を巻きつけられたような感覚だった。


「……ッ!」


(俺は……姫香の、何なんだ……?)


俺は姫香の彼氏のはずだ。

それなのに。


「んふふ♡ どうする?♡」


姫香が、俺の喉元をそっと撫でる。

まるで獲物の"最後"を楽しむかのように。


「私の彼氏クン……♡ ねぇ、決めて?」


ずり……♡ ずり……♡


甘ったるい囁きと共に、姫香の下半身がゆっくりと前後に揺れる。

密着した股間どうしが擦れ合い、捲れ上がったスカートの奥に隠れた布地が、俺の硬くなった部分を撫でるように滑っていく。

纏わり付いてきた下半身が、ゆっくりと前後に動く。

捲れ上がったスカートに隠されていた柔らかな布地が股間へと擦り付けられるように滑り、その度にむず痒さがこみ上げてきた。


ぐり……ぐり……♡


「んっ……♡ ふふっ……♡」


俺の反応を確かめるように、姫香の腰が小さく弾む。

押しつけられた温もりがじわじわと熱を帯びていき、布越しに濡れた感触が伝わってくる。


「ねぇ、知ってる? キスだけで濡れちゃう子もいるんだって♡」


跳ね上がる鼓動。

姫香は俺をからかうように微笑みながら、わざと息を吐きかけてくる。


「んっ……♡ ふぅぅ……んん……はぁっ……♡」


ずりっ♡ ずりっ♡ ずりっ♡


表面を擦られているだけなのに、まるで姫香に包み込まれてしまったかのように錯覚してしまう。

童貞である俺なんかの理性なんてどろどろに溶かしてしまえるほど、姫香の腰使いは巧妙でいやらしかった。


「ふふっ……♡ 童貞クン、びくびくしちゃってる……♡ ねぇ、本当に私を信じてくれる?♡」


耳元で囁く姫香の声は、ねっとりと甘い。

それだけで背筋が震え、理性が揺さぶられる。


「……私は処女ってこと♡」


だけどそれは先ほど姫香本人の口から否定されたも同然で──。


「木下とぉ……きのしたとヤったってぇ……♡♡」


掠れるような声が、震えながら喉から漏れる。

今まで必死に押し殺していたものが、今にも崩壊しそうだった。


「うん、ヤったよ?♡」


「……だけど私は処女だもん♡ ふふっ♡ 嘘をついてるのはどっちの私かな〜?♡」


ニタニタと笑う姫香の瞳の奥に妖しい光がちらついて、俺の背筋がゾクリと粟立つ。

理性が、本能が、警鐘を鳴らす。


『これ以上踏み込んではいけない』

『これ以上振り回されるわけにはいかない』


──なのに。

俺は、すでにその罠に嵌まってしまっていた。


「ははっ♡ そんな怯えた顔しないでよ♡」


小馬鹿にするような笑みを浮かべながら、姫香は唇を尖らせた。


「さっきまで、あんなに威勢よかったのに……♡」


「"ほんとに木下とヤったのか〜?"って、怒ってくれたじゃん♡」


クスクスと喉を鳴らしながら、ゆっくりと俺を追い詰める。

その笑みは、まるで獲物を嫐る捕食者のようで。


「珍しくかっこよかったよ? 私の彼氏〜って感じでさ」


ぐり……♡ ぐり……♡

ずり、ずり……♡


だけど姫香は、俺の悩みを快楽で押し流すように、腰を揺らす。

巻きつけた脚と背中に回した両腕にぎゅっと力を入れて、時折ぴくんと身を震わせながらも、楽しそうに笑っている。


「あははっ♡ すっごいガチガチだねぇ……♡」


嘲笑うように目を細めて、それでもなお、嬉しそうに。

その瞳の奥にある感情を読み取ることはできないけれど、きっとこの状況を楽しんでいるのだろうということはわかる。


「ねえ、君もわかってるよね?♡ 射精したら別れる♡ えっちしたらセフレ♡ それが約束でしょ?」


悪戯っぽい笑顔のまま、わざとらしく聞いてくる。

その顔はどこか得意げで。


「だからさぁ……」


そして、いつものように、何かを思いついたようにニヤリ、と笑った。

その表情を見た瞬間、嫌な予感を覚える。


「私も君のこと嫌いになりたくないからさ〜」


……その言葉に、なぜか胸がざわついた。


『……嫌いになりたくない?』


姫香の口から、"嫌いになりたくない"なんて言葉が出てくるなんて。

それが俺の頭の奥で妙に引っかかる


「……私とヤろ?♡」


息をのむ。

喉が鳴る。

思考が追いつかない。


「えっ……?」


思わずそう漏らした俺に姫香はくすくすと笑いながら、指先で俺の頬をなぞっていく。

いつも通りの温かさ。

だけど通った跡に当たった風がやけに冷たく感じる。


「ふふっ♡ 童貞クン、ビックリしちゃった?♡」


そのまま、ゆっくりと耳元へ唇を寄せ──。


「"好き"なら、抱いてよ♡」


──ッッ!!


心臓が跳ねる。

姫香の吐息が触れた部分が、熱く痺れる。


(……っ、ダメだ、ダメだ、ダメだ……)


このまま流されたら、本当に終わる。

射精したら振られる。セックスしたらセフレになる。

わかってるのに……。


なのに、次の瞬間。


「……ねぇ、どうして?」


ふと、姫香がぽつりと呟いた。

それは今までのように俺をからかうような響きではなく、どこか遠くを見つめるような、掠れた声だった。


「どうして……私だけは、できないんだろう」


(……え?)


「君のこと、すっごく気持ちよくさせられるのに……♡ すっごく乱れさせられるのに……♡」


ゆっくりと俺の頬を撫でながら、姫香は微笑む。

だけど、その瞳の奥には、確かに"迷い"があった。


「"君"だけには、できなくなっちゃった……」


…

……

………

##P9 私の"呪い"@夢姫香の過去

ハジメテなんて全然大したことじゃなかった。

私にとってはどうでもいいこと。


──なんてそれも大嘘。


そう思いたいだけのサイテーサイアクの思い出。


「──姫香ちゃん、先生は優しいからな。ほら、子供できたら困るだろ? アフターピルってやつがあるんだ。一緒に病院へいこう。な、心配しなくてもいいから」


優しく微笑みながら、私の肩をポンと叩く大きな手。

その手が、たった数時間前まで私を押さえつけていたものと同じだなんて、なんだかおかしくなって笑いそうになった。


……いや、笑えなかった。


「……うん」


私は、小さく頷いた。

頷くしかなかった。


「──妻も子供も見捨てるわけにはいかない。路頭に迷わせられない。姫香ちゃんはまだまだこれからだし、将来がある。君が思っている以上に辛いぞ? 大人になるってことはもっと大変だからな。それに──」


"それに"のあとに続く言葉は、多分ありきたりな『お前のため』とかそんな感じだったと思う。

だけど私は、もう聞いていなかった。


(……ああ、まただ)


男の人って、どうしてこんなに簡単に嘘をつくんだろう。


「──姫香ちゃん?」


彼が私の顔を覗き込む。

私はただ静かに彼を見つめ返した。

でも、何も言わなかった。


(詰め寄ったって、どうせ無駄だから)


もう知ってる。

私は何もできないってことも、どんなに足掻いても、結局、私には何も残らないってことも。


──だけど。


私はこの日を境に、"あること"を決めた。


(……そうだ)


この日のこと、私は一生忘れない。

この"虚無"の感覚ごと、男の人たちに教えてあげるの。


──愛なんて嘘。

──セックスなんて、ただの快楽。

──ハジメテに意味なんてない。


"私を弄んだように、私も男を弄ぶ"

"夢姫香という呪いで苦しめてやる"


そう決めた瞬間、私の中で何かが砕けた。


………

……

…

##P10 いいんちょー♡@手コキ、優等生快楽堕ち

──男なんてココを躾けてやればみんなすぐに言うことを聞く。


私はそれを証明するために、何人もの男を誑かした。

委員長もそのうちの一人でしかなかった。

夢姫香という呪いをかけられた哀れな男の子……♡


………


「……委員長クンってさぁ、真面目な顔してるのに、おちんちんだけは不真面目なんだねぇ♡」

「ッ……違……♡」


「ふふっ♡ 嘘つき♡ ほら……もう、先っぽぬるぬるだよ?♡」


白い指で亀頭を撫でてあげるだけで、彼の理性が崩れていくのがわかった。

普段はクラスのみんなをまとめ上げるしっかりものの委員長が、こうして私の手の中で喘いでいる姿は、ある意味でたまらなく愛おしい。


「パンツの中、ぐちゃぐちゃだね?♡」

「くっ……♡ あっ……♡ ゆ、夢さんっ……♡」


…

……

………


誰もいない放課後の教室。

真面目に勉強していた真面目な委員長の隣に身を寄せて、不真面目な私は勉強を教えてもらうフリをして彼を誘惑する。

手を重ねてあげれば赤面し、太ももに手をおいてやれば慌てふためき、身体を押し付けてあげれば抵抗らしい抵抗はされなかった。


『……勃起してるよ♡』


そう囁いて、硬くなった部分をズボン越しに撫でてあげたところで彼から悲鳴が上がった。


………

……

…


「うわぁ……すっごい匂い……♡」

「うぅぅ……学校でこんな……こんな……こと……」


「なぁに?♡ ダメだっていうの? じゃあやめる?」


こうなると男の子はもう止まれないことを知っててわざと聞いてみる。

彼は顔を真っ赤にして首を横にふるだけだ。


「へぇ……そんなにシて欲しいんだぁ……♡」


学校の中だというのに。

委員長だというのに。

半裸になっている姿は笑える。

しかも裸になっているのは下半身だ。

上半身だったらまだ言い訳もできたのにね。


「……あはは♡ 手の中でビクビクしちゃってるよ?♡」


ニヤニヤしながら見上げると、真っ赤になった顔を両手で隠したまま動かない。

その姿が滑稽で可愛くてつい笑ってしまった。


「うふふ……♡ 委員長クンったら可愛いんだから……♡」


半分本当で半分嘘。

だけど私は手の中に収めたコレを逃がしたりしない。

もうこうなった以上、コイツはずっと弄ばれる側なのだ。


「うぅ……♡ あぁ……♡」


委員長の口から熱い吐息が漏れ、腰を引こうとしているのだろうが……。


逃さない。


「ダメだよ?♡ 我慢して?♡」


絶頂の気配を感じ取った私は竿を扱く手を止めて、反対の手で玉袋を『ふにゅり♡』と握る。

精子が溢れないように手のひらを被せて出口を塞ぐと同時に、パンパンに膨らんだ亀頭の先だけを執拗に撫で回す動きに切り替える。


「ああぁぁ……♡ ああぁっ……♡」


イケそうでイケないんだよね。

知ってる。

だけれども私は手のひらの窪みで肉棒の先端を押しつぶすように撫で回し、もう片方の手では柔らかい袋を包むように握り込んでマッサージするように揉み解したり引っ張ったりして刺激を与えてやる。


(精子さーん♡ たくさん出てきましょーねー♡)


これは対話なのだ。

男性器と私の対話。

決して委員長と私ではない。


「はぁぁっっ……!♡ ゆ、ゆめさんっっ♡♡♡ し、しごいてっ……♡ あ"っっ♡」

「ん~……?♡」


必死に懇願を繰り返す委員長。

だけど私はなんのことかわからないフリをして首をかしげる。

『ニヤニヤ♡』と目を細めて、男性器の近くまであえて顔を寄せることも忘れない。

すっごい匂いだ。


「そろそろ私もほしいな~……♡」


とびっきりに甘えた声を出して、今度は委員長を見つめてあげる。

上目遣い。

甘えるような言い方。

男がキュンとなるシチュエーション。


「ほ、ほしいって……♡♡♡」


……これだから童貞は。最後まで言わないとわかんないのか。


半ば呆れつつもそれを顔に出すことなく。

むしろ多少の恥じらいを持ってるように見せかけて、立ち上がった私は委員長の耳元へと唇を近づけると囁いた。


「……えっちしたいってこと♡ 男の子ならわかるよね……?♡」


その瞬間、委員長の顔がいっそう赤くなる。

茹で上がったタコのように。


「委員長の童貞、私で捨てちゃいなよ♡」


口をパクパクさせる委員長を見下ろしながら、スカートの中に指を滑り込ませる。

クロッチの部分に指を這わせると、意外にも私は湿っていた。


「……じゃ、挿れちゃうね?♡」


ニヤリと笑みを浮かべると、下着を脱ぐ時間も惜しんでそのまま騎乗位の体勢をとる。

なにか喚いている委員長を無視して、私はずらした下着の先へと委員長を導いていく。


ぬちっ……♡ ぐちゅっ……♡

ぬりゅるるるるるぅぅぅ……♡♡♡


「はーい♡ 童貞卒業おめでとうございまーす♡」


間髪入れずに腰を落とし、根元まで一気に呑み込んだところで、委員長は声にならない声を上げながら背筋を反らせたのだった──。


………


翌日、いつものように私は教室でくつろいでいた。


「お、おはよう……ゆ、夢さん……昨日のこと、俺……」

「あれ? 誰だっけ?」


「えっ……」

「勘違いさせちゃったかなー? ……ごめんね、もう興味ないの♡」


「ちょ、ちょっと! ま、待ってよ……! そんなのって……」

「ねぇ、委員長……♡」


焦る委員長の耳元に唇を寄せて、私はそっと囁いた。


「……"優等生"に戻りなよ♡ 今の君、とってもキモいよ?」

「あっ……うっ……そ、そんな……」


「ふふっ♡ じゃあね? もう君には用はないの♡」


最初で最後の童貞卒業。

そんな彼の童貞を奪った私は、彼の玉から精液が出なくなるまで搾り続けてやったのだ。

男性器が私に依存するように。

男性器が私に屈服するように。

男性器が私のことを忘れられないように。


夢姫香という呪いを男性器に植え付けてやったのだ。


最低で最高のセックス。

二度と満足することのない最大の快楽を、初めての男性器に刻み込んであげたのだ。


(ごめんね、委員長♡ これが私の復讐だから……♡)


寂しそうに去っていく委員長の背を見ていると、なぜだかお腹のあたりが『キュンっ♡』と疼いた。

なんか変だなと思いつつ、私は教室を後にした。


(これでまたひとり……♡)


………

……

…

##P11 彼女持ちの男の子♡@足の匂い責め、足コキ、逆NTR、

──付き合ってる彼女がいるのに、私に堕ちた男。


彼女を愛してる?

だから?

私には関係ない。

だって"本当の快楽"を教えてあげたら、もう戻れないんだから♡


「ねぇ……彼女いるのに、こんなとこ来て大丈夫?♡」

「だ、大丈夫じゃ……」


「ふぅん? でも、私に呼ばれてすぐ来ちゃったじゃん♡」


体育倉庫の片隅。

窓のない閉ざされた空間の中に、微かに差し込む夕陽の光。

部活動の声が遠くに聞こえる以外は、静かで、誰も来るはずのない場所。

その床に這いつくばる男の姿を、私はゆったりとした態勢で見下ろしていた。

男の表情は罪悪感と興奮が入り混じった複雑な顔をしている。


「っっ! そ、それはもうこんなことやめようと思って……あっ……」


言い訳を並べようとする彼の前で、私はすっと足を差し出す。


「今日は体育でマラソンだったもんな~。きっと靴下の中、汗びっしょりだと思うんだけど……どう思う?」


男はごくりと唾を飲みこむ。

何かを我慢している。

何かと必死に戦っている。

だけどそんな葛藤も私の前には無意味。

トドメを優しく刺してあげる。


「……いいよ♡」

その一言に、男の瞳から最後の理性がふっと消えたのがわかった。

手が震えながらも、私の足へと伸びてくる。


恭しく私の足を両手で包み込み、震える指先でソックスを脱がせる。

靴下のゴムにかけた指がゆっくりとずれていき、肌が露わになるたびに蒸れた空気が解放されていく。


そしてついに、つま先まで脱がせた瞬間。


「すぅぅぅぅ……はぁぁぁぁぁぁ……♡♡♡」


まるで酸素を求めるかのように、男は鼻を押し当てて深く息を吸い込んだ。


「……いい匂いする?♡」


コクコクコクっっ♡♡♡


必死に頷く男。

でも、いい匂いなわけがない。


(……男ってほんとバカ♡)


なのに、夢中になってるのが可愛くてたまらない♡


「どう?♡ 変態……♡ 彼女さんのと比べて……♡」


彼女。

あの潔癖で、彼の『足フェチ』なんて微塵も理解していない女。

だからこの男は罪悪感を抱きながらも、本能に抗えず私の足を貪っているのだ。

もちろん、その間も私の足の匂いを必死に嗅ぎ続けている。


「ほら、指の股のところもちゃんと嗅いでみてよ♡ ここが一番臭いと思うから……♡」


私の言葉に興奮した彼は、鼻息を荒くしながら足指の付け根……最も匂いの濃い部分に『ぐりぐり♡』と鼻先を埋める。

『すぅぅぅっ♡』と鼻をすすりあげながら、何度も繰り返される深呼吸。

時折『ゲホゲホ』と咳き込む音が聞こえた。


(ふふっ♡ むせるほど吸い込んじゃって……ほんとバカ♡)


「……すごいでしょ?」


そう言いながら、私はもう片方の足をスッと持ち上げた。


向かう先は、もちろん彼の股間──♡


「……ねぇ、硬くなってない?」


ぐぐぐと腰を曲げて、耳元で囁いてあげると、彼の肩が『ビクッ♡』と震えた。

何かを否定しようとするけれど、唇がわずかに震えていて。

言葉にならないまま、ただ喉が小さく鳴るだけ。


「ん~? ほんとに~?」


ゆっくりと足を滑らせる。

布越しに感じる熱と、じわじわと膨らんでいく感触。

根本から先端へと這わせるように動かせば。

それに合わせるように彼の呼吸が浅く、そして速くなっていく。


「あはは♡ 足の匂いもっと嗅ぎたいんだね♡ ……変態♡」


嘲るように笑ってみせると、彼はますます必死になって首を縦に振る。

その様子を見てゾクゾクとした快感を覚えた私はさらに畳み掛けていく。


「ねぇ、どうして欲しい……?」



そう囁きながら、足の動きをぴたりと止める。

焦らされて、腰がほんのわずかに前へ突き出されたのが見えた。


(もうダメな顔してる……♡)


それでもまだ、自分から望んでいることを認めたくないのか。

そんな男のプライドの残骸を楽しむように、足の裏を彼の股間に『すりっ♡』と滑らせる。

裏筋を軽く踏みつけるように擦ってあげると、彼の喉が『ひゅぅっ』と鳴った。


「……さっき、もうこんなことやめたいって言ってたよね? 本当にやめてもいいの?」


彼の顔が苦悶の表情を浮かべる。


「……やめられないんでしょ?♡」


その言葉にビクッと身体を震わせたのを見て確信を得た。


こいつはやっぱり最低の男だ……♡


「ねぇ……正直に言っていいんだよ?♡ 私のこと好きなんでしょ?♡」


その言葉を聞いた瞬間に、腰が前へ出てくる。

最低の返事。

最低の求愛行動。

これだから男は……。


だけど私はそんな彼の股間から逃げるように足を引く。

前に後ろにブラブラさせて、足の裏で掠めるように裏筋を擦ってあげる。

いわゆる焦らしの動きだ。


「あはは、サイテーだね、お前……♡」


足の裏に埋まった鼻から空気が激しく出入りし始めたのがわかった。

罵倒されて喜ぶ変態なんだ。

彼女が見たらどう思うだろうか。


「……じゃ、いいよ、サイテーのお前にサイテーのえっちを教えてあげる。そこに仰向けになってよ」


すっかり足の虜になった男は、もう私の命令に逆らえない。

そんな男の股間めがけて、私はゆっくりと腰を下ろす。

わざわざ見せつけてやるまでもない。


「……あ~あ♡ はいっちゃったよ? 彼女さんいるのに、他の女とヤッちゃったね。あ、大丈夫だよ、生だけどちゃんと薬飲んでるからさ♡」


「ねぇ♡ どっちが気持ちいい? 彼女さんの中と、私の膣内♡ ……彼女さんのより気持ちがいいでしょ?」


クスクス笑いながら、軽く腰を揺すってみる。

それだけで彼の全身がビクッと跳ねるのがわかる。


(この快楽に、もう抗えないんだ……♡)


歯を食いしばって、何かに耐えてる顔。

何に耐えてるの?

私の気持ちいい膣内に?

それとも彼女を裏切る罪悪感に?


どっちにしても無駄。

だって、もう私のものになっちゃってる♡


「ほーら、頑張って耐えるんだよ?頑張って我慢しないと、夢姫香のおまんこが彼女さんのより気持ちがいいで~すって認めちゃうことになっちゃうからね~♡」


「頑張れがんばれ♡ あ、私をイかせられたら終わりにしてあげるからさ~♡」


嘘。

私、セックスでイったことなんてない。

気持ちいいと思ったこともない。

自分でするほうがまだ幾分かマシだ。


「あはは、キモい顔見せないでよ~♡ ……そんな顔は足の裏で『ないない♡』してあげるね~♡」


ぎゅぅぅぅぅ~……♡


男の顔を、足の裏で『ぐにゅぅ♡』と押し潰す。

途端に、彼のナカで何かが『ドクンッ♡』と脈打つのがわかった。

その瞬間。


「ひめかっ……♡ ひめかっっ……♡♡♡」


どぷどぷどぷッ♡♡♡


熱い精が溢れ出し、私の膣内をいっぱいに満たしていく。

股の間で果てた男の絶望の顔を、私は足の裏で『ぐりっ♡』と踏みつけながら見下ろして。


「ふふっ……♡ ほんと、サイテー♡」


一人の男がまた私に呪われていく音が聞こえた。


………


「姫香……!! 昨日のこと、俺……」


人気のない廊下で、昨日の"彼"が私に縋りつくように駆け寄ってきた。

鼻息を荒くして、今にも抱きつきそうな勢い。


……ほんと、バカな男。

こうなることなんて、最初からわかってたのに。


「……聞かなかったことにしてあげるから、彼女さんのところに戻ってあげなよ?♡」

「えっ……?」


言った瞬間、彼の顔から一気に血の気が引いていくのがわかる。

期待してたんでしょ?

また私に足で弄ばれるのを。


「もしかして、また私とシたかった?♡ 私の足の匂い嗅ぎたかった?♡ ……くすくす♡ ごめん、無理だよ~♡」

「え……あ……そ、そんな……なんで……なんでなんだよ……」


わかってるくせに、まだ足掻くの?

みっともないなぁ。


「ん~……秘密♡」


全身を舐めるように見つめて、わざと彼の耳元で囁く。

本当の理由はただひとつ。

"もう私の興味の対象じゃない"ってこと。


でも……そんなの、教えてあげない。


「ってわけだから、私、次の授業理科だから~……ばいば~い♡」


"もうおしまい"っていう、最後の宣告。

彼は立ち尽くしたまま、まるで世界の終わりを見たような顔をしていた。


そんな姿を横目に見ながら、私はスタスタと歩き出す。


──じわり♡


股の奥が熱を持って、いやらしく疼く。

あぁ……また気持ちよくなっちゃった♡


(これでもう一人……♡)


………

……

…

##P12 せいとかいちょー♡@寸止めパイズリ

──次のターゲットは生徒会長。

真面目で、プライドが高くて、女を見下していて絶対に女に屈しないタイプの男。


だからこそ女に免疫がなくて、くみしやすいんだ……♡


だってほら、もう……♡


………


「──ね~、生徒かいちょ~? 私のおっぱいの間で震えてる、このかったぁ~い棒はなんですかぁ~?」

「ひっっ♡ ゆ、夢さんっっ♡♡ それだめぇっ♡♡」


熱を帯びた竿に、たっぷりと柔らかい感触を押し付けてやる。

谷間に埋もれた彼のモノを、ゆっくりと擦り上げてやるたびに、ビクビクと震えながら情けない声を上げた生徒会長が天を仰ぐ。


「かいちょーさん、この前まで言ってましたよね~? 不純異性交遊はけしからん~って……♡ それなのに、今のコレはどう説明されるおつもりですか~?」

「んっっ♡♡ ちがぁっ♡♡ これは、ちがうのぉぉっ♡♡」


あれ? おかしいなぁ~?

ついさっきまで立派な説教垂れてたのにね~?♡

私がちょっと隙を見せてその気にさせただけで、すぐにこれだ。

今までしてきた男たちと同じように簡単に落ちた彼を軽蔑しつつ、嘲笑うと同時にちょっとした優越感に浸っていた。

こいつもまた、私の手のひらの上で踊るしかないのだ。


いや、胸の間か……♡


「あらあら、そんな生意気なこと言っていいんですかぁ? 会長さんはぁ、生徒の模範となる代表でもあるんですよ~? 私がこの動画拡散したら大変なことになりますよぉ~? そんなことになったら、困るんじゃないですかぁ~?」


むぎゅっ♡ ぬちゅぬちゅっ♡

ずぷぷぷぷぅ~♡


ゆっくりと竿を擦る乳房に強弱をつけながら、時折飛び出てくる亀頭を谷間の深いところへ誘い込む。

そのたびに生徒会長の口から漏れる嬌声を聞きながら、今度は左右の胸を互い違いに動かす。

さらにおまけで潤滑油代わりの唾液を垂らしてやると、生徒会長は面白いくらいの反応を返してくれた。


「ひぃっ♡♡ ゆ、夢さんっっ♡♡ それ……それは……だめぇぇぇっ♡♡」

「だめぇ?♡ ここまできたら、もう逃げられないんだよ~?♡ ほら、おっぱいに挟まれて気持ちいいでしょぉ?♡」

「ぁっっ♡♡ ちが、ちがう……っっ♡♡」


体は正直なくせに、まだ意地を張るんだ?


ふぅん……♡

私は、生徒会長の耳元にそっと口を寄せる。


「じゃあ、やめよっか?♡」

「っっ!!?」


その瞬間、生徒会長の身体がピクリと震えた。

もちろん、わかってるよね?

こんな状態で"やめる"という言葉を突きつけられることが、どれだけ恐ろしいことか。


「……おっぱいで射精したこと、ある?♡」

「そっ……そんな、下品なこと……っ♡♡」


「ふふっ♡ じゃあ、今から初めての"おっぱい射精"、教えてあげるね♡」


にっこりと笑って、谷間を『ぎゅっ♡』と寄せる。


「や、やめっっ……♡♡ そんな、ことっっ……♡♡」

「やめる? じゃあ、ちゃんと言わなきゃ♡ 『気持ちよくてイきそうです♡』『もう女の子のこと馬鹿にしません♡』って♡」


「っっ……♡♡ そ、そんなこと……っ……♡♡」


生意気だなー。


私は、生徒会長の竿を挟んだまま、さらに胸を揺らしてあげる。


「ぁあっっ♡♡ だ、だめぇぇぇぇっっ♡♡ い、イきそうぉぉっ♡♡♡ 気持ちよくてイきそうです♡♡♡」

「あはっ♡ 言えたねぇ♡ ……だけど半分だからだーめ♡」


会長の腰が跳ねておちんちんが谷間でビクビクと震え出す。

射精の合図。

その瞬間、私は『ぴたっ♡』と動きを止める。

絶対にイカせてあげない。


「ほらほら、あと少しでイケちゃうのにね~♡ だけどちょぉ~っと足りないね~?♡ 女の子のおっきぃおっぱいの谷間でちんちんしゃぶられて、『びゅぅ~♡』ってしたいのに……♡ イク寸前の一番もどかしくてきもちぃところをキープさせられちゃって、頭おかしくなっちゃうね~♡」

「っっあぁぁ……♡♡ もう、もうだめぇぇぇっっ♡♡」


あと一歩というところで、絶頂をお預けにされたおちんちんが、胸の間で切なそうにビクビクと痙攣する。

そのまま何度か撫で上げれば、先走り汁が射精のように湧き出してくる。


「あら、どうしたのかな? なんだか苦しそうだよ~? 大丈夫~?」


わざとらしく心配しながら、再び胸の上下運動を再開する。

けれども、再びイキそうになったところで、また『ぴたっ♡』と動きを止める。

会長は歯を食いしばって、震えながら私を見つめることしかできない。


「どうしちゃったのかな? おねえさんに教えてほしいなー? ……それとも、ずっとこのままがいいのかな~?」

「は、はやくっ……♡ も、もうっっ♡♡」


ビクンッと震える肉棒を押さえつけるようにぎゅっと圧をかける。

私の谷間という牢獄に囚われた哀れな肉棒。

こうなれば看守である私の思い通りにしかならない。

そんな彼に、蜘蛛の糸を垂らしてやる。


この糸は、切れはしないけれど、続く先もまた地獄。

あとは彼が選ぶだけ。


さぁ、早く堕ちちゃえ♡


「会長がそんなにも射精させてほしいなら~……♡ 私の膣内でならいくらでも出させてあげますけどぉ~……?♡」


『くすり♡』と笑うと、会長の目が大きく見開かれて一瞬のうちに期待に満ち溢れた表情に変わる。

その表情を見てますます笑みが深くなる。


「会長の童貞を奪ってあげるって言ってんの♡」


そう言うと、さっきまで青ざめていた顔が一瞬で真っ赤に茹で上がった。

この男はどこまで単純なのだろう。

そう思いながらスカートの中に手を入れて下着を脱ぐ。


「まさか断らないよね? もし断ったら……言わなくてもわかると思うけどさ♡」


今撮影している動画のことを匂わせながら立ち上がった私は、椅子に腰掛けた会長の上に跨るようにして座り、彼の両手を掴んで自分の腰に導いた。

いわゆる対面座位の体勢だ。


「……もう逃げられないね♡」


会長の耳元にそっと唇を寄せ、背中へ両手を絡める。

何かを叫ぶような声を上げる彼を無視して、私はゆっくりと腰を下ろした。


ぬぷぬぷぬぷぬぷぬぷぅぅぅぅ……♡


──あ~あ♡ 繋がっちゃった……♡


「んっ……♡ 全部入っちゃったね……♡」


会長から返事がない。

限界まで我慢したおちんちんは、挿れただけで弾けるように絶頂してしまったのだ。


だけどそんなの知らない。


「じゃ、動くね……♡」


ぱちゅっ……♡ ぬちゅっ……♡ ずろろろろろぉぉぉぉ……♡


そう言ってゆっくり腰を上げて下ろしてを繰り返す。

会長の不慣れな童貞ペニスを、おまんこでゆっくりと味わうように。

会長が泣こうが喚こうが、腰を止めてあげない。

"夢姫香という呪い"をたっぷりとちんちんに刷り込むように、何度も何度も搾り取って──。


………


翌日。

生徒会室に入ると、私を見るなり彼は真っ赤な顔になっていく。


「ゆ、夢さん……!! 俺、昨日のこと……!!」

「ん〜? 何のこと?♡」


「っ……!!」

「生徒会長はさぁ……真面目な顔してるのがカッコいいよ♡ もう、私に関わらないほうがいいかもね~?」


「な、なんで……!? 俺は、おまえのこと……!!」

「んー? 私はねぇ……会長のちんぽに、"快楽"を教えてあげただけ♡ 付き合うとか、そんなの一切興味ないから~」


私はくすっと笑って、 彼のネクタイを指で弾いた。


「さ、生徒かいちょ~……♡ カッコよくしてなきゃダメだよ?♡」

「っ……!!」


彼の表情が、"何かを失った"ように歪む。

もう、真面目だった生徒会長には戻れない。

もう、優等生には戻れない。

生徒会長という"肩書き"も、もう意味がない。

だって……彼は、"夢姫香という呪い"にかかっちゃったんだから……♡


「じゃ、そゆことで~♡」


呆然とする会長をそのままに、手をひらひらと振る私の体の奥は、確かに湿り気を帯びていた──。


(ふふっ♡ もう一人、食べちゃった……♡)


………

……

…

##P13 バスケ部のエース♡@マゾ堕ち、台無しにされた試合

──時には、童貞じゃない男にも"呪い"をかけてあげるの。


「……ねぇ、バスケの試合前の夜って、普通なにするの?♡」


耳元で甘く囁くと、ベッドに押し倒されたバスケ部のエースは、私の指先ひとつでまるで動けなくなったみたいに固まる。


「……はぁ、はぁ……っ……やめろ……っ……」

「ふぅん……? 私のこと、自分の部屋に招き入れたくせに? ココだってもう硬くなっちゃってない?」


そう言いながら、彼の股間へと手のひらをそっと添える。

その瞬間、彼のソレがピクンと大きく跳ねた。


「っっ……♡」


ねぇ、知ってる?

男の子が気持ちよくなりたくて、期待しちゃってるときの反応……♡

なんでも"ちんぴく♡"っていうらしいよ?


「……ほら、やっぱり♡ 君のも期待して"ちんぴく♡"しちゃってるよ?♡ 苦しいんだよね……?」


ゆっくりと、優しく、まるで慰めるように撫でてあげる。

それだけで、彼の息遣いがみるみるうちに乱れていくのがわかった。


「ゆ、夢姫香……っ! お、お前何考えて……うぁっ……♡」


形と硬度を確かめるように『むにむに♡』と揉んでやると、小さなうめき声とともに彼の体が小さく跳ねた。

だけどそんな抵抗も……私の柔らかな身体に押し潰されてしまえば無意味。

悔しそうに歯を食いしばる表情も、睨みつける視線も、全部……ゾクゾクしちゃう♡


「いいんだよ? ここは君の部屋なんだから……なにをしてもいいんだよ……♡」


甘い言葉で惑わせて、無防備な首筋を舐め上げる。

ビクリと肩が揺れた。


「くっ……」


口では拒絶しても、体は正直。

力が抜けていくのが手に取るようにわかる。

男って、結局のところ、"自分に好意を寄せる女"には逆らえない。

それに、スポーツマンの性欲なんて、一般人とは比べものにならないくらい強いんだから。

鍛え抜かれた筋肉も、鋭い眼差しも、勝利への執念も……全部、性欲と表裏一体。


だから、目の前に"こんな女"が現れたら、もう……♡


私はわざと男の体に密着し、体を揺すって煽ってやる。

豊満な胸が潰れるほど強く押しつけると、彼の喉が『ごくり……♡』と鳴った。

それが聞こえた瞬間、"勝利"を確信する。


「練習疲れなのかな? それとも……体調悪い?」


にこりと笑いながら、彼の耳元へそっと息を吹きかける。

そしてそのまま、熱を含んだ舌を這わせると──。


「あっ……♡ ま、まだ風呂入ってないから……っっ♡」


ビクリと肩を震わせ、情けない声を漏らすバスケ部のエース。

背中をベッドに押し付けられたまま、力で抵抗することもできずにいる。


「知ってる♡」


『くねくね♡』と女の子みたいに身を捩らせるバスケで鍛え上げられた身体。

自分よりもずっと逞しい男を、カラダひとつでこうやって弄べるのがたまらなく楽しい。


強い男を"弱く"させる。


それこそが、私が男にかける"呪い"なのだから……♡


「準備万端なんだよね?♡」


上目遣いで彼のことを見つめながら、指先でズボンの上から"確認"すると、すでに固く張り詰めたものが脈打っていた。

人差し指で『トンっ♡』と軽く押すだけでも、わかるほどの熱と硬さ。

これから始まる行為を想像して膨らませているのか、それとも──。


(女に奉仕されることに興奮しちゃってるんだ?♡)


どちらにせよ、これから行う行為は、彼の中の"価値観"を壊す儀式。

女は奉仕させて犯すもの──そんな固定観念を、私が舐めて溶かし、新たに"夢姫香という呪い"を植え付けてあげる。


「……開けちゃうね?」


上半身を這うように滑らせた唇で、下半身へと降りていく。

チャックの位置はすぐにわかった。


──ジジジッ……♡


開いたファスナーの隙間から、熱を帯びたモノを指先で探る。

前開きのパンツへと指を滑り込ませると、触れた先はガチガチに硬くなったモノの先端。

それを指で撫でると、先端のくびれが引っかかるほど膨張しきっていた。


(こんなに大きくしちゃって……♡ 相当、溜まってるんだ?♡)


もう一度、指を這わせる。

なぞるたびに、それはビクンビクンと跳ね上がる。


──かわいい♡


思わず『クスリ♡』と笑みが零れた。

ベッドの上で上半身裸になり、下はパンツ一枚きり。

その姿で、顔を真っ赤にして、悔しそうに睨んでくるバスケ部のエースが──。



「……な、なんだよ……」


今にも泣き出しそうな表情。

やっと口を開いたかと思えばなんとも情けない声。

こんな"男の子"がたくさんの女の子を泣かしてきたんだと思うと……。


虫唾が走る。


「……こういうの、してもらったことある?」


そう囁くと同時に、私は何の前触れもなく"そこ"へと口をつけた。


「──あっ……!? ちょっ……まっ……♡♡」


ちゅぅぅぅ……♡


玉袋全体を唇で包み込み、そのまま優しく吸い上げる。

口の中で転がしながら、表面の溝を舌先でなぞると、彼の体がビクリと震えた。


「……あっ……あるわけ……っっ!」


強がり混じりの反論が、掠れた声になって耳に届く。

そんな抵抗が、さらに私をゾクゾクさせる。


("あるわけない"……? そっか♡ なら、今から教えてあげるね♡)


──女に好きなようにされる快楽を……♡


私は唇の力を少しだけ強めた。

ふにふにとした柔らかい球体を口の中でコロコロ転がしながら、舌先で優しく突いたり、隙間を舐め回したり。

ほんの少し動きを変えるだけで、彼の体は快感に耐えきれずに跳ね上がる。


「……ッ♡ ぁ……♡ っ……おまえ、やめろって……♡」


腰を引こうとするくせに、下半身は正直だった。

だって私が舐めるたびに『ぴくっ♡』と震えて、意思とは真逆に、腰が自分から近づいてきちゃってるんだもん♡


(ふふっ♡ 可愛い……♡)


ぢゅぱっ……♡


わざと音を立てながら、たっぷりと唾液で濡らした玉を口から離す。

糸を引く唾液がいやらしく光るのを楽しみながら、私は彼の顔を見上げた。


「……へぇ〜? そうなんだぁ〜?♡」


彼の顔は真っ赤に染まり、肩を大きく揺らして荒く息を吐いている。

プライドを踏みにじられながらも快楽に抗えない顔。


(いい顔……♡)


「ねぇ、教えて?♡」


ふわりと笑みを浮かべながら、今度は彼の熱く膨れ上がったモノへと舌を這わせる。

ついさっき醸造してあげた精液を、玉の中から竿の方へと押し出すように、舌の腹をしっかりと押し付けながらゆっくりと舐め上げてやる。


「あぁぁぁ……♡」


たまらず上がる情けない声。

鈴口の割れ目から溢れ出した透明な液体を舌先で丁寧に掬い取っていけば、やがて彼の怒張はビクビクと震え始めた。

我慢しようとしているのに、身体は正直だ。


「咥えてほしいんだ?」


意地悪く囁きながら、舌先を鈴口へと這わせる。


「ち、違っ……!」

「ふぅん……? でも、こんなに『ぴくぴく♡』しちゃってるよ?」


『れろ~♡』っと、見せつけるようにひと舐めしてから、震える亀頭へ。

『あーん♡』と開けた唇を近づけていく。


「うっ……」


呻くような声。

わずかに身じろぎ、息を詰める男の姿が、私の支配欲をさらに煽る。


(やっぱり……こういう男が、いちばん堕とし甲斐があるんだよね♡)


彼が試合前であることを、私は当然わかっていた。

それにスポーツマンにとって射精がどれだけコンディションに影響を与えるのかなんて、ちょっと調べれば簡単に想像がつく。


だからこそ、私はゆっくりと囁いた。


「ねぇ……大切な試合の前夜だもんねぇ?♡ こんなにカチカチにして……♡」


「今日、ここから精子ぶっこ抜かれたらマズイんじゃない?♡」


彼の動悸がさらに早くなるのを感じながら、私は優しく微笑む。


──大丈夫♡ その期待に応えてあげるから……♡


そして、次の瞬間。


「──だから……♡ 射精はさせないから♡」


ぢゅぷぷぷぷぅぅぅ……♡♡♡


一気に奥まで咥え込む。


「ッ……!!?♡♡」


彼の腰がビクンと跳ねる。

でも、自分から腰を振らせてはあげない♡


唇を『ぎゅっ♡』と窄めながら、舌を竿の裏筋に絡めて、ゆっくりとストロークを開始する。


ぢゅるっ……♡ ぶぽっ……♡

ぢゅぼぉぉぉぉ……♡♡


下品な水音を響かせながら、私は喉の奥まで咥え込み、舌を絡め、じっくりと搾り取るように頭を動かす。


どこを舐めれば気持ちがいいのか。

どこを締め付ければ我慢できないのか。

どう吸い出せば、彼は耐えられなくなるのか──。


「ん……♡ んちゅぅ……♡ ぢゅるるるぅぅぅ♡」


彼の反応を目で追いながら、私はさらにペースを上げていく。


──でも、射精だけは"絶対"に許してあげない♡


………


「……んはぁ♡ どう? 明日の試合に響くから、今日は終わりにしとこっか?♡」


唇の隙間から、グロテスクなソレが『ぬるり♡』と姿を現す。

私の唾液に濡れた肉棒は『テカテカ♡』と艶めき、その先端には大粒の雫が今にも溢れそうに揺れている。

喉の奥まで咥えて、散々いじめ倒してあげたおちんちん。


ここまで逞しく勃ち上がっちゃって、可哀想にねぇ……♡


「つ、続きを……」


荒い息を吐きながら、上体を起こす彼。

ギシリと軋むベッドのスプリング。

ベッドの端に座りなおし、縋るような目でこちらを見上げてくる彼に、私はニコリと微笑みかける。


「……へぇ~?♡ 続き、シたいんだ?」


──そんなに"夢姫香"に呪われたいんだ?♡


「だけどねぇ……明日は、うちの学校にとってもぉ~大事な試合じゃん?♡」


すっかり『ぐちゅぐちゅ♡』に濡れた肉棒を指でなぞりながら、わざと気だるげに囁く。


「エースの君が大事な試合の前日に射精しちゃって~、明日、使い物にならなかったらぁ~……さすがの私も、ちょぉ~っと罪悪感があるっていうか~……♡」


喉を鳴らす音が、聞こえる。


「……だけどね? 私も、続きシたいの♡」


顔をあげて、じぃ~っと彼の目を覗き込む。

充血した瞳が、私の言葉に縋るように揺れた。


「だからさ……このままえっちしちゃお?♡」


『くすっ♡』と笑いながら。


「でもぉ~……♡ 君は明日の試合のために、射精しないように頑張らないとダメだよ?♡」


『トドメの一言♡』を注ぎ込む。


「──その代わり、私の膣内で~……♡」




「い~~っぱい、気持ちよくなっていいよぉ……♡」




その言葉とともに、私は彼の肉棒を狙うように膝立ちのまま腰を落としていく。

汗ばんで蒸れた媚肉が、空気に触れて『くちゅり♡』と卑猥な音を奏でた。


──まるで、これから起こることを私自身が"期待してる"みたいに。


スカートの奥。

パンツのクロッチを少しずらして顔を出した秘部が、彼の熱い塊に触れる。

先端が『ぬるり♡』と擦れて、甘い震えが背筋を駆け上がる。


「ひっっっ♡ ひめかっっっ♡♡♡ これヤバイって♡♡♡」


彼の声が上ずる。

腰を僅かに引いて、必死に耐えようとする仕草。


──でも、逃がさない♡


「ふぅん……? もしかしてぇ~……イキそうなのかなぁ~?♡」


『クスっ♡』と笑いながら、わざと焦らすように腰を押し付けていく。


ぐり……♡ ぐり……♡

ぬちゅ……♡ にゅちゅ……♡


お互いの性器が擦れ合うたび、じわじわと愛液が溢れ出して彼の股間を塗り潰していく。


まるでマーキングみたいに♡


(ふふっ♡ これでもう、私のモノだね?♡)


ちらりと視線を落とすと、そこには顔を真っ赤にしながら必死に堪えるエース君の姿があった。

整った顔立ちが快楽に耐えるように歪み、額にはじんわりと汗が滲んでいる。

ピクンピクンと震える肉棒。

腰を支えるように添えた両手には、なんとか止めようとする力が込められている。


でも、そんなの意味ないよね♡


「ねぇ、挿れたい?♡」


耳元で囁くと、彼の肩がビクンと跳ねた。

その反応が、もうすべてを物語っている。


──挿れたいけど、挿れたくない。


自分の気持ちよさのために挿れたい?

それとも明日の試合のために我慢する?


「……ねぇ、挿れるだけだからいいじゃん♡ 出さなきゃいいだけだって♡」


つぷっ……♡


「あ"っっっ♡♡♡」


欲と自制との狭間で揺れる彼の肉棒を、私の膣内へと迎え入れてあげる。

まだ先端だけ。

たったそれだけなのに、全身を駆け巡るような快楽に耐えかねて、彼の手がシーツを赤子のように『ギュッ♡』と握りしめる。


「先っぽだけじゃ物足りないでしょ?♡」


『クスっ♡』と笑いながら、じわじわと腰を落としていく。


にゅぷぷぷぷぅぅぅ……♡♡♡」


「うぁぁッッ!!??♡♡♡」


淫らな水音が部屋中に響いた。

彼のモノを根元まで『ずっぷり♡』と咥え込み、カリ首や裏筋……敏感な部分をじわじわと締め上げる。


「どぉ……?♡ 私のおまんこ、気持ちいい?」


意地悪く問いかけると、下の男は切なげな吐息を漏らしながら、悔しそうに眉を寄せる。


──でも、否定の声は聞こえない。


根元までずっぷりと咥え込み、カリ首や裏筋などの敏感な部分を容赦なく締め上げる。

私の下の男は切なげな吐息を漏らしていた。


「動くね?」


艶やかに微笑みながら、ゆっくりと腰を浮かせる。


ずる……♡ ずる……♡ ずるるる……♡


じっくりと締め付けながら、快楽を引き伸ばすように動かして。


「やっ、やめっ♡ ひめかぁぁ……あぁぁぁぁああぁぁっっ♡♡♡」

「あはは♡ もう限界なんだ? でもダメだよ?♡ ちゃんと我慢しきなきゃ……♡」


ゆっくりと腰を浮かせて『じわっ♡』と彼の熱を引き抜く。

絶頂寸前のまま、竿を一度だけ解放してあげる。

けれど、亀頭だけが私の膣内に残った状態は、決して赦しではない。


さらに深い地獄へ堕とすための布石……♡


「ねぇ♡ もう一回腰落としちゃうから……♡」


彼の耳元にそっと囁いて、もう一度、膣内を『ぎゅぅっ♡』と締め付ける。

絶対に我慢できないように。

硬くなったコレをキツキツの膣内へ一気に通してあげる。


そして私は最後の引き金に指をかけた。





「……イ~~ケっ♡」





どちゅっっっ♡♡♡


弾け飛ぶような絶頂。

膣内の奥に『どぷっ♡ どぷっ♡』と流れ込む、熱い証。


「んっ♡ すご~い♡」


背筋がビクビクと震えて、耐えきれないとばかりに『びゅるるっ♡』と吐き出される精液。

試合よりも"私を選んじゃった"証拠。

堕ちた男の顔を見下ろすのが、たまらなく楽しい。


「……あ~あ♡ だから、我慢してねって言ったのにぃ♡」


くすくすと笑いながら、もう一度彼の頬を指でなぞる。

蕩けきった瞳。

快楽に飲み込まれて、言葉すら出せない男の子♡


「んふふ♡ じゃ、お仕置きね~♡」


どちゅっ♡ どちゅっ♡ どちゅっ♡


膣内に精子を"搾り取る"ように、腰を打ちつけていく。

逃げる余裕なんて与えない。

明日の試合? そんなものもう関係ないよね?


結局このあと、彼の竿から精液が出なくなるまで、私は彼の上で踊っていた──。


………


「──ひ、姫香っ! お、おまえ……!」

「あ~、昨日の試合散々だったみたいだね~」


「笑い事じゃ……! なんでお前あんな……っっ♡♡」


小うるさいエース君の言葉を遮るように、私は口の前で指を輪っかにして、舌を『ちゅぱっ♡ ちゅぱっ♡』と出し入れして見せた。

いわゆる、フェラチオのジェスチャーと言われるやつだ。


「コレ♡ 美味しかったで~す♡」

「ッッッ~~~~!!!♡♡♡」


彼の顔が一瞬で真っ赤に染まると、股間を押さえながら腰をくの字に折る。

その様子を私は細めた目でじぃ~っと見つめてあげる。


「な、なぁ、ひめかぁ……♡ お、俺、お前とヤってからなんかおかしくてさぁ……♡」


わざとらしく甘えるような口調で擦り寄ってくる彼。

……あんなに自信満々だったエースが、たった一度のセックスでこうも堕ちるなんて。


まるで、バスケの試合で惨敗した後、敗北を受け入れられない選手みたい♡


「……ふーん」


素っ気なく返す私に目の前の男子生徒はさらに興奮した様子で続けた。

もう快楽以外は目に入っていない。


「あれからずっとお前のことばっかり考えちまってさ……今日も練習に集中できなくてコーチに怒られちまったんだぜ? ……だから、だからさぁ……♡」


もじもじと内股を擦り合わせながら、腰を曲げて上目遣いで見つめてくるエースくん。

真っ赤な顔で媚びてくる姿は……ただただ、滑稽だった。


「バスケ部のエースが、たった一回でこんなに依存しちゃうんだ?」

「っ……!!」


その瞬間、彼の表情が凍りつく。

さっきまで期待に満ちていた瞳が、一瞬で絶望に染まっていく。


「部活、頑張ってね? もう私と関わらないほうがいいよ?」


「……なんで……!? 俺は、姫香のこと……!!」

「んー? 私はねぇ……別にあんまりかなー」


彼の顔が、一気に歪む。

もう、"エースの誇り"も、"男としてのプライド"も、跡形もなく崩れ去ってしまったみたい。

私は呆れるように笑って、くるっと振り向く。


「えっ……あっ……ちょっ……」


何かを言おうとしているけれど、もう聞いてあげるつもりはない。

最後に見た彼の顔は、試合の敗北よりもずっと深い敗北を知った男の顔。


──バスケの試合で負けても、また勝てるかもしれない。


だけど、"私に支配された記憶"は、一生消えない。

もう、お前は夢姫香とのえっちの記憶を超えることはできない。


これが"夢姫香の呪い"……♡


遠くのほうで必死に叫ぶ彼の姿を背中で感じながら、下着の奥が『じわり♡』と熱を帯びるのを感じる。


(また一人……♡)


………

……

…

##P14 先生だって♡@太ももコキ、弱味を握る

──私の呪いを植え付けられたのは何も生徒だけではなかった。


大人はズルい。

自分たちが一番汚いくせに、指導なんて言葉を振りかざしてくる。

『間違いを正す』なんて立派なことを言いながら、都合よく自らの正義を振りかざす。

だったら、その"間違い"を……私が先生のカラダに教えてあげる♡


………


「夢姫香……ちょっと、進路のことで話がある」


放課後、教室に残っていた私の背後からかけられた声。

生徒がみんな帰り支度を済ませる中、担任の先生はわざわざ私だけを呼び止める。

普段ならこんな話、朝のホームルームでちょちょいっと済ませるのに。


今、このタイミングで?


(ふぅん……先生ったら、そんなに私と二人きりになりたいんだ?♡)


そう思うと、笑いがこみ上げてくる。

私は振り向きざま、先生の首元にふわりと息を吹きかけた。


「先生? 進路の話って……一体どこでするんですか?♡」

「……職員室で」


「ふぅん……♡ じゃ……誰もいない生徒指導室とかはどうですか?♡」


耳元で囁いてあげると、先生の喉仏がゴクリと鳴る。

その音を聞いた瞬間、確信した。


──あぁ、この人も"堕ちる"男なんだなって♡


………


「──夢姫香、お前な……」


静かな生徒指導室。

机の向こうから真剣な表情でこちらを見つめる先生。

さっきまでクラスの前で偉そうにしていた姿とは違い、少し緊張しているようにも見える。


「噂は知っているぞ。お前が……男を弄んでいるって」

「ふぅん?」

私は足を組みながら、わざとらしく笑ってみせる。

その視線は挑発的に。

先生という立場を揺さぶるように。

だけど先生が"あの噂"を真に受けているとは驚きだった。


「教師として、お前のことを見過ごすわけにはいかない」

「へぇ、じゃあ先生? 私のこと更生させるんですかぁ?♡」

唇を尖らせながら、机に身を乗り出して先生のネクタイに指を絡める。


「やめろ」


低く強く男らしい声。

だけど、その目が揺れているのがわかる。


「先生ってさぁ、生徒に手を出したらクビになっちゃうんだよね? ならさぁ……」

私はゆっくりと立ち上がり、先生の後ろへと回り込む。

そして、椅子に座る彼の肩へそっと両手を置き、唇を耳元へと寄せて。


「……手を出される側なら、問題ないんでしょ?♡」


びくっ……♡

先生の肩が、明らかに跳ねた。

それを確認した私はもう勝ったも同然だった。


私はゆっくりと先生の膝の上に腰を落とし、スカートの中の素肌を惜しげもなく密着させる。


「ねぇ、先生……♡ そんなに緊張してどうしたの?♡」


にっこりと微笑みながら、太ももを『むにっ♡』と擦りつけると、先生の喉がかすかに鳴った。

顔は逸らしているくせに、体は正直。

膝の上に跨った私の太ももに、ズボン越しの熱がじんわりと伝わってくる。


「先生?♡ 私のこと、指導するんですよね?♡」


『ぴたり♡』と内ももで挟むと、逃げ場をなくしたソレがピクンと跳ねる。


「はぁ……っ……! だ、ダメだ……っ……お前、いい加減にしろ……!」


震える声。

それが興奮からなのか、理性を保とうとしているからなのか。

どっちにしても関係ない。


私は腰を揺らしながら、内ももでさらに強く先生を挟み込む。

硬くなったソレを挟んであげれば、私の太ももの柔らかさと熱が、『じわじわ♡』と先生の理性を蝕んでいく。


「先生は大人だから……こんなの我慢できるよね?♡」


見下ろした先生の耳に唇を寄せて、そっと耳たぶを甘く噛む。


「ゆ、夢っ……! お、お前っ……こんなことっ……あっ♡」


普段の冷静な態度とはかけ離れた、情けない声。

それが聞きたくて、わざと舌先で耳を『くちゅ♡』と舐め転がすと、先生の肩がピクリと跳ねた。


「うふふ……どうしたんですかぁ?♡ せんせえ?♡」


とびっきり甘ったるい声で囁きながら、体を密着させる。

まるで甘えるように体重を預けて、さらに『ぴとっ♡』と太ももを押しつけていく。


すると、私の太ももに挟み込まれた先生のソレが、びくびくっと小さく震えた。

熱が伝わってくる。

硬度も、サイズも、どれくらい焦らされて苦しんでいるのかも、ぜんぶ太もも越しにわかってしまう。


「苦しいんですよね? 私がここから"出して"あげますからねぇ~?♡」


からかうように囁きながら、ベルトに手をかける。

カチャカチャ……と金属音を響かせると、先生の顔色がさっと変わった。


「ばっ……! こ、こら! やめなさい!」


抵抗の言葉とは裏腹に、私の手を振り払おうとする力は、まるで弱々しい。

本気ならこんな小娘なんて簡単に振りほどけるはずなのに。


「ふふっ……♡ 先生ってば、こんなに固くしちゃってぇ……♡」


指先でズボン越しに先端をなぞると、先生の喉が詰まったように『くっ……!』と震えた。

必死に耐えようとしているけれど、もう堕ちかけてるのがバレバレ……♡

確信した私は、ゆっくりとベルトを外し、ファスナーをじわりと下ろしていく。

そして隙間から覗く下着の膨らみに指が触れた瞬間──。


「……あれれ~?♡ もうこんなに溢れてるよ?」


『ぬちっ♡』と、指に絡む証拠。

火傷しそうなくらい熱を持ったソレは、私の指先を濡らしながら、びくんびくんとせわしなく跳ねていた。


「そ、それは……ちがっ……!」


慌てて言い訳する先生。

でもねぇ、膝が震えてるの、バレてますよぉ?♡

逃げようとする先生の肩を『ぎゅっ♡』と押さえつけて、私はガチガチになったソレを『ぴたっ♡』と太ももで挟み込む。


むにゅ……♡ ぎゅっ……♡


「ふふっ♡ 先生なのにそんな顔しちゃって……♡ 気持ちよくなっちゃいました?♡」


先生が否定する隙を与えない。

机の上に転がっていたペンを手に取った私はにやにやと笑いながら、それをくるくると回してみせる。


「ねぇ、先生♡ これ、どこに使うものか知ってますか?♡」


……ぴたり♡


冷たいペンの先端を、敏感な裏筋に当てる。

指よりも、舌よりも、下手すれば爪の先よりも、ずっと冷たくて固い感触。


くにっ♡ すりっ♡ くちゅっ♡


ゆっくり……丁寧に……それでいて執拗に。

ペンの先端を裏筋に沿わせながら往復させると、先生の体が『ビクン♡』と跳ねる。


「んふふ♡ 先生、お股ブルブルしちゃってるよ~?♡」


にやりと笑いながら、今度は『ぬちゅっ♡』と太ももを密着させて、じわじわと締め上げる。

そのまま緩急をつけながら、『すりすり♡』と擦り合わせてあげると──。


「……くっ……っ!!」


先生の体が大きく跳ねて、背もたれに沈み込んでいった。

もう、自分の体じゃ制御できなくなっちゃってる……♡

「……ふぅ……ッ……ぐっ……!」


歯を食いしばりながら必死で耐える先生。

だけど、その表情には隠しきれない悦びが滲んでいた。


──だって、さっきから腰が勝手に動いちゃってるんだもん♡


「んふっ♡ いけないんだぁ♡ 生徒相手に腰ヘコつかせちゃって~……♡」

「……っ!?」


指摘された瞬間、先生の体がビクンと跳ねる。

まるで自分の罪を初めて自覚したみたいに、顔が一気に紅潮するのがわかった。


──だけど、まだ意地を張ってるみたい♡


プライドなのか、羞恥心なのか、罪悪感なのか。

もしかしたら全部なのかもしれないけど……そんなの、私にはどうでもいい。


先生の中に"夢姫香という呪い"を、もっと深く、もっと奥底へ植え付けてあげたい……♡


「ねぇ先生? 私、さっき言いましたよね? 先生が生徒に手を出したらクビになっちゃうって……♡」


耳元で囁きながら、太ももをぐっと締めつける。

内ももの柔らかさに埋もれたソレが、『びくんっ♡』と跳ねる感触を逃さない。


「じゃあ……これは、なんなんですかぁ?♡」


ずりっ……♡


ゆっくりと太ももを擦り合わせるたびに、そこからえっちな音が奏でられる。

先生の表情が、困惑から絶望へと変わるのがたまらない。


「さっきからヘコついてる腰……♡ これは、先生が私に手を出してないって言えるんですかぁ?♡ それとも……まさか、これが先生の"ご指導"ってことなんでしょうか?♡」


くすくすと笑いながら、わざと太ももの動きを止める。

さっきまで快楽の中にいた肉棒が、じれったそうに跳ねていく。


──ほら♡ もっと素直になりなよ♡


私はじっくりと、先生が先生じゃなくなる瞬間を楽しむつもりだった。


「ゆ、夢ぇ……♡ こ、こんなことはぁ……♡」


先生は息も絶え絶えになりながら、苦しげに言葉を紡ぐ。

口では拒絶しているくせに、下半身はもうすっかりメロメロ。

本音と建前というやつだろうか。

大人っていつも自分に都合の良い嘘をつくんだ。


「ふーん……はいっ、じゃあ終わりっ。お望み通り先生のコレも、太ももから離してあげる」

「あっ……」


ぶるんっっ!!!


勢いよく飛び出したソレは天を仰ぎ、青筋を立ててひくつき、一面にコーティングされた我慢汁の膜がまるで涙を流しているかのうだった。

自分から望んだことだったのに、物足りなさそうに呟いた先生とはまるで正反対の反応。

最も男らしく欲望に忠実であろうとする男性の象徴そのもの。

そんな男の子の"弱点"に、私は問いかけていく。


「ねぇ、先生? 口では『こんなこと』なんて言ってるのに……♡ なんでここ、こんなにピクピクしてるの?♡」


指先を添えて、熱く滾る竿のラインをなぞる。

浮き出た血管を優しく押し潰すように、指の腹で扱いてあげると。


ぬちゃっ♡ くちゅっ♡ ぬりゅっ♡


「ひっ……♡」


『びくんっ♡』と、先生の腰が跳ねる。

それと同時に、亀頭の割れ目から『とろっ♡』と透明な雫がこぼれ落ちた。


「んふふ……♡ おちんちんさんは、もっと触ってほしいみたいだけど?♡」


意地の悪い笑みを浮かべながら、さらにゆっくりとした動作でカリの溝をなぞってあげる。

それだけで、先生の喉が詰まったように震えた。


「ねぇ、おちんちんさんは、どうしてほしいのかな~?♡」


優しく囁くように問いかけながら、指先を絡ませて、先端を『ぬちゅ♡』っと撫で上げる。


「んっっ……♡ だ、ダメだ……こんなの……♡」


まだ拒絶する先生。

けれど、私の指の動きに合わせて下腹部がピクリと震えているのを見逃さない。


「ねぇ、おちんちんさーん?♡ 今ならぴったりの入れ物があるんですけど~♡ 入りたいですか~?♡」


あざとく媚びた声音で甘く囁きながら、両手で握ったソレをゆっくりと扱き上げる。

すでに限界まで膨れ上がった肉棒は、『ビクビク♡』と脈打ちながら、さらなる刺激を待ち望んでいるようだった。


それでもなお強情を張る先生に、私はじっくり見せつけるようにスカートを捲り上げる。

クロッチの部分が、秘部の熱でじんわりと湿っていて、柄にもなく興奮しているようだった。


「すっかり濡れちゃった私のこ~こ……♡ 先生のおちんぽで蓋をしちゃってくださぁ~い……♡」


ごくり……♡


先生の喉が鳴る音が、静まり返った生徒指導室に響く。

今日一番、いや、これまで聞いたどんな音よりも大きな音だった。


──もう、先生の頭の中は私でいっぱい♡


………


「あはは♡ ダメですよ~? 先生から腰を振ったら、『先生に手を出されちゃった~♡』って言いふらしちゃいますからね~?♡」


私はいたずらっぽく微笑みながら、床に仰向けになった先生を見下ろしていた。

爪先で体重を支えながら、股を大きく開いて見せつけるように腰を揺らし。

『パンパンっ♡』と二度三度、自慢の大きなお尻を叩きつけるように動かせば、先生の喉から苦しげな吐息が漏れる。


「……勝手にイっちゃうのもダメですよ~?♡ 先生にはぁ……私のおもちゃになってもらうんですからぁ~♡」


舌足らずな甘えた声を出しながら、わざと首を傾げて見せる。


瞳の奥にはゾクゾクするほどの支配欲を滲ませて♡


だけれども、朗らかに笑った私は『きゅっ♡』とおちんちんの根本を締め上げた。


「ぐぅっ……っっ♡♡♡」


先生の身体がびくんっと跳ねる。

まるで電撃でも走ったかのように腰が震え、太ももが小刻みに痙攣する。

きっと一度昇りかけた快感が、無理やり睾丸へと押し戻されていく感覚に耐えているのだろう。


「ふふっ♡ もう出ちゃいそうなんですか?♡ でもダ~メ♡ 先生のおちんちんは、私のものなんですからぁ♡」


"夢姫香という呪い"にかけられたおちんちんは、自由を奪われたも同然。

もどかしさと、精管の内側を直接撫でられるような未知の快感に、先生の目の奥でピンク色の火花が弾ける。


──もう、大人のプライドなんてとっくになくなってるくせに……♡


「そんなに頑張らなくてもい~のにぃ♡」


私はさらに腰を沈めていく。

奥までじっくりと絡めとるように、先生のモノを包み込みながら、まるで口の中で飴を転がすように……ゆっくりと、そして確実に先生の理性を溶かしていく。


「ひっっ……♡ く、くそっ……こんなの……♡」


上擦った声が、震える息と混じる。

まだ"先生"でいようとしてるんだ。

その強がりが、たまらない。


「んふふ♡ 先生、また腰がヒクヒクしちゃってる♡ これってぇ……私のおまんこが気持ちいいからかなぁ?♡」

「そっ……そんな……違っ……あっ♡♡♡」


そんな先生の目をじーっと見てあげながら、『違う』なんて言葉を遮るように、私はさらに腰を落としていく。

なんでも私は名器というやつで。

無数のヒダヒダが奥まで続いているだけでなく、奥にいけばいくほど狭く窮屈になっているらしかった。

つまり……根元近くまで飲み込まれてしまった状態で動かれると、どんな人だろうとあっという間に吸い出されてしまう、ということらしい。

よくわかんないけど、男の子の精液を搾り取るという才能に恵まれてるっぽかった。

別にいらない才能。


「はぁっ……♡♡ ひめかぁっ……♡♡♡」


蕩けきった声が耳に絡みつく。


「あはっ♡ すっごい顔してるぅ~♡ コレ、そんなに気持ちいいんだぁ~♡」


ずっぽりと根本まで咥え込んだまま、腰を動かさずに膣内だけを動かして吸い付いてあげる。

これも普通の女の子はできない動きらしいんだけど、私にとっては簡単なことだった。


「うぁっ……♡♡♡ それダメぇっ……♡♡♡」

「あははっ♡ 先生、もう本当にイっちゃうじゃ~ん♡ ねぇ、教え子の膣内に生で『びゅぅ~♡』しちゃっていいと思ってるんですか~?♡ 先生のくせに……♡」


ぱちゅんっ♡


もう一度腰を動かしてやる。

ただ乱雑に上下に動かしてあげただけで、先生はこの世の終わりのような悲鳴を上げた。

情けない先生を、私は膝に手をかけて見下ろしてやる。

そんな自分がまるで溜まり場にいる不良のような格好をしていることに気づき、変な笑いが込み上げてきた。


「じゃあ、先生が今から三回だけ腰を突き上げて、中出しせずに我慢できたら……♡」


私はいたずらっぽく微笑みながら、腰をゆっくりと揺らす。

焦らすように、甘やかすように。

先生の目をじっと見つめながら。


「ちゃーんとゴムつけて搾り取ってあげますからね~♡」


『そんなの無理だ♡♡♡』


先生の瞳がそう訴えかけてくるが、私には関係がなかった。


「ちゃんと奥まで突いてくれて、初めて一回ってカウントしてあげますからね~?♡ それじゃあ、よーい……始め♡」


先生が恐る恐るといった様子で腰を突き上げてくる。

硬く大きく張り詰めた男根が、膣内をゆっくりと掻き分けて奥へ奥へと進んでくる。


「あっ……♡ あっっ♡♡ あぁぁぁぁ……♡♡♡」


必死に耐えながらも、ぎこちなく腰を上げる先生。

だけど、その動きはまるで頼りなくて……全然足りない。


「……ふーん♡ そんなもんなんだ?」


つまらなそうに呟きながら、私はわざと肩をすくめる。

正直、全然気持ちよくなんてなかった。

だから、さっさと終わらせてあげることにする。


「……はい、おしまい♡」


すとんっ♡♡♡

じゅぷぅぅぅっっっ♡♡♡


「あっっっ♡♡♡ あっっ♡♡♡ な、なんでっっっ♡♡♡」

「んー? だってぇ……そんなへなちょこな腰の動きじゃ、私ちっとも気持ちよくないんですけどぉ?♡」


ゆっくりと腰を浮かせて、また落とす。

根元までぴったりと飲み込んだまま、ぴくんっと震える先端を締め付けてあげる。


「ひっっ♡♡♡ だ、ダメっっ♡♡♡ そ、そんなのっっ♡♡♡」

「そんなのぉ?♡」


にぃっと笑って、私はもう一度腰を突き落とした。


ぱちゅっ♡♡♡


「っっ♡♡♡ ダメぇぇっ♡♡♡ な、中にっっっ♡♡♡ も、漏れちゃうぅぅぅっっ♡♡♡」

「漏らせよ、マゾ♡」


ばちゅんっっっ♡♡♡


「あぁぁあぁあぁあぁっぁあぁあああぁぁぁっっっっ♡♡♡」


ぶぴゅッッッ♡♡♡ どぷッッッ♡♡♡ どぽっっっ♡♡♡ びゅーっ♡♡♡


「あはは♡ 出た出た♡ 無責任中出しキメられちゃいましたね~♡ どうですかー? 生徒に逃れられない弱味を握られちゃった気分は♡」

「あふっっ♡♡♡ かふっっっ♡♡♡ かひゅーっっっ♡♡♡」


「あれぇ? 返事がありませんねー?♡ もしかして失神しちゃったとかぁ?♡」


わざとらしく首を傾げながら、くすくすと笑う。

ぐったりと脱力した先生の顔を覗き込むようにしながら。


「まぁいっか♡ このまま、おまんこで搾り尽くしちゃいますね~♡」


パンパンっ♡♡


「やっ……やめへっ……♡♡ も、もう無理っっ♡♡♡」

「え~? 聞こえな~い♡ 先生、もっと大きな声で言わなきゃダメですよぉ?♡」


パンパンパンっっっ♡♡♡


「やめてくらひゃいっ♡♡♡ こ、これ以上されたらぁ……♡♡ し、死んじゃいましゅぅぅぅ♡♡♡」

「死ぬわけないじゃないですかぁ~♡ ただの射精なのにぃ、先生ってば大袈裟すぎますよぉ~♡」


ぱちゅんっ♡ ぱちゅんっ♡ ずちゅっ♡ ぐぽっ♡


「だっへぇぇぇえぇああああぁぁぁあぁぁぁ♡♡♡」


パンパンパンパンっっっ♡♡♡


先生の体が限界を迎えて跳ね上がるのを私はニヤニヤと見下ろしながら、じっくり、たっぷりと、精液を搾り取るように腰を動かし続ける。


その後、私は気の済むまで先生というおもちゃで遊び尽くしたのだった。


「おらっ♡ 出せ♡ おらっ……♡」


………


翌日。

廊下ですれ違う先生。


「あ、先生♡ おはよ〜♡」


「っ……!!」


声をかけた瞬間、ビクッと肩を震わせる彼。

顔を背け、逃げるように足を速める教師としての姿。

だけど、私は知ってる。

その内側に隠された最低な男の本性も。


"夢姫香という呪い"にかかった哀れなオトナ♡


私の身体に負けて、生徒に手を出しちゃった男の子。


「ひっ、ひめかぁ……♡」


甘えたような声が漏れる。

もう、教師でも大人でもない。

快楽に堕ちた、ただの哀れな男♡


そんな情けない男に私は冷たく言い放つ。


「……次やったら学校にバラすから♡」

「ッッッ……!!」


瞬間、先生の表情から血の気が引く。

顔は真っ青。

だけど、股間は……また硬くなりかけてる……♡


「もう、私に話しかけないでください」


そう言い捨て、先生の前から立ち去る。

チラリと後ろを振り返ると、先生は動けず、まるで置き去りにされた子犬みたいに震えていた。


……もう、一生気持ちよくなれないね♡


教師としての誇りも、大人のプライドも、私に奪われた哀れな男。

学校だというのに股間を膨らませて肩を震わせる先生を見ていると、なんだかお腹の奥が『キュンっ♡』と疼いてしまう。


(ごちそうさまでした……♡)


我慢できなくなった私は、次の授業を体調不良と偽り、一人、保健室のベッドでひっそりとシてしまったのだった……♡


………

……

…

##P15 なのに君は……@姫香の告白

あの夜、私は"ハジメテ"を壊された。

そのあと何人の男を抱いたかなんて正直もう覚えていない。

だって私が"ヤリマンビッチ"って噂されるのは、全部本当だから。


でも、ひとつだけ言えることがある。


──私は、男に溺れることなんて絶対にない。


絶対に、ない。

絶対に……絶対に……ない。

……ないはずだった。


なのに。


「ねぇ……どうして……? なんで君は……私……私……」


気づけば目の前には、あいつの顔。

じっと私を見つめる、純粋で、愚かで、ひたすらに真っ直ぐな瞳。

まるで私が、"本当はいい子"みたいに……そんな風に私のことを見てくるから。


ねぇ、お願いだから。



──そんな顔で見ないでよ。



「なんで……なんで君は最後まで我慢できるの?」

「なんで君は……私とえっちしちゃわないの……?」


男なんて、どうせ表面上の私しか見てない。

"ヤリマン"って噂を聞いて、私とヤろうって思ってるだけ。

みんな、結局そうだった。

だから私は"呪い"をかけた。



──なのに、君は違う。



「なんで……なんで君は……うっ……うぅ……」

「私……散々君のこと弄んだのに……なのに……なんで……」


次々と溢れる言葉。

止まらない涙。


「ごめん……私、ずっと処女って嘘ついて……君のこと……騙して……」

「童貞、童貞って馬鹿にして……ごめん……なさい……私、ほんと最低のことして……木下クンに抱かれたなんて嘘ついて……君のこと試すようなことして……あっ……あぁぁぁぁ……」


もう顔を上げることができなかった。

彼の瞳を見るのが怖かった。


私は彼の胸に顔を埋めたまま、震える唇で懺悔の言葉を紡ぐ。

どれだけ謝ってもきっと許されるはずがない。

だって私は、ずっと彼のことを弄んで、バカにして、試して、傷つけてきたんだから。


「ごめんなさい……ほんとに……ごめんなさ──」


ぎゅうぅっ……!


突然、強く抱きしめられる。

背中に回された腕が、痛いくらいに私を抱き寄せる。


「えっ……?」


驚きに目を見開いた瞬間、さらに強く抱きしめられる。

胸が苦しくなるほどの圧迫感。

だけど、それ以上に──温かかった。


全身に感じる彼の体温。

密着する肌の熱。

耳元で聞こえる、彼の荒い息遣い。


彼の鼓動が私の心臓にまで響いてくるみたいで。

それだけで張り詰めていたものがほどけていく気がした。


「姫香、もういいから」


優しい声が、私を包む。


「大丈夫、俺は姫香のことが大好きだから」


その言葉が耳に届いた瞬間、全身がカッと熱くなる。


「……っ……!」


胸の奥がぎゅうっと締めつけられるような感覚。

こんなの初めてだった。

今までどんな男に抱かれても、どんな風に愛撫されても、何も感じなかったのに……。


彼の腕の中は、どうしてこんなにも……温かいの?


「……嘘……でしょ……」


絞り出すような声が、自分の喉から漏れた。

彼の胸に顔を押しつけたまま、私は震える手を伸ばす。

彼の服をぎゅっと握りしめ、彼の匂いを肺いっぱいに吸い込む。


「……なんで、そんな風に言えるの?」


私は最低の女だ。

男を弄んで、馬鹿にして、試して、壊して。

"復讐"のために、男たちを狂わせてきた。

それなのに。


それなのに、彼は……こんな私のことを"大好き"だなんて。


「……っ、君は……ほんと、バカ……!」


私は震える手を、彼の顔に伸ばす。

そして、そっと頬に触れた。


彼は何も言わずに、ただ私を抱きしめ続けてくれる。

優しく、温かく、まるで壊れものを抱くみたいに。


私の胸の奥で何かが崩れ落ちていく。

長い間、凍りついていた心が、じわりと溶かされていくみたいに。


──やだ。


こんなの、知らなかった。

こんなの、私の知ってる"セックス"じゃない。

これまでのセックスは、もっと軽くて、もっと虚しくて、もっと冷たいものだったのに。


「……ねぇ、君……ほんとに、私のこと……好きなの?」

「うん」


「……じゃあ……私を……抱いてよ」


自分でも驚くくらい、震えた声。

だけど……それでも私は彼にすがるようにお願いする。


「……私、君のものになってもいい……だから……お願い……」


今度こそ、自分の意志で。

"本当の初めて"を……君にあげる。


「私、初めてがシたい……」


その言葉は心の奥底から漏れた、私の願い。

大好きな人から求められたいという本能的な欲求。

嘘偽りない気持ち。


……たとえそれが、叶わないとしても。


「私の時を巻き戻して、君ので上書きしてほしい」


………

##P16 姫香のハジメテ@童貞煽り、姫香のオナニー、脱衣、初めての感触、童貞卒業、名器責め、だいしゅきホールド、キスハメ、生中出し、種付け、求婚、射精命令

「……私、初めてがシたい……」


その言葉に俺は息を呑んだ。


誰もいない放課後の空き教室。

姫香と秘密の逢瀬を繰り返した、二人だけの場所。


だけど──。

今、目の前にいる姫香は、いつもの彼女とは違っていた。


マットに背中を預けた彼女が俺を見上げている。

泣きそうな顔で、必死に……すがるように。


「……でも、俺……」


言葉が詰まる。

どうしても、すぐに頷くことができなかった。


姫香は"初めて"じゃない。

それは分かってる。

でも……俺が抱いたら、それが"初めて"になるのか。


「私の時を巻き戻して、君ので上書きしてほしい」


その一言が、俺の胸に深く突き刺さる。


俺で……姫香を救えるなら。

俺が……姫香の"初めて"になれるなら。


「……姫香」


俺は彼女の頬に手を添えて、ゆっくりと口づける。

強く、だけど優しく。


彼女の唇は、震えていた。

でも、そっと受け入れてくれる。


「……ほんとに、俺でいいの?」


俺の問いかけに、姫香はかすかに微笑んだ。


「君がいいの」


──この瞬間、迷いが消える。


俺は姫香をそっと抱き寄せ、マットへと押し倒す。

彼女はゆっくりと股を開き、少しだけ視線を逸らしながらも、震える声で言った。


「……脱がせてよ」


今までの彼女とは違う。

いつもの自信満々な態度はどこへやら。

俺の目の前にいる姫香は、どこか不安げで、弱々しく見えた。


「……なんか今日の姫香、いつもよりかわいいね」


俺の言葉に、一瞬驚いたように目を見開いた後、

彼女はすぐに不機嫌そうに唇を尖らせる。


「うるさいなぁ……いいから早く脱がせろよ! ……童貞の癖に」


照れ隠しのように吐き捨てた姫香。

だけど、その声はわずかに震えていた。


乱暴に俺の手を掴むと、そのまま強引にスカートの内側へと引っ張ってゆく。

指先が下着に触れた瞬間。


ぴくり、と彼女の肩が揺れた。


一瞬、視線を逸らして、

覚悟を決めたように、こちらを見つめ返してくる。


大きな瞳。


その瞳には、涙が滲んで見えるような気がした。


「ごめん、私……ちょっと我慢できない……かも……♡」


姫香がゆっくりと腰を揺らし始める。

俺の指に擦りつけるように、ねっとりとした熱を帯びた動きで。


「はぁ、はぁ……♡」


切なげに伏せた瞳。

湿った吐息が唇の隙間から零れ落ち俺の頬を撫でるたびに、心臓がバクバクとうるさく鳴り響いた。


……やばい。


『むわっ♡』と立ち込める姫香の濃い女の匂い。

下着越しに伝わる粘ついた感触が、指先にじんわりと纏わりついてくる。


……本当に濡れてる。


夕日に照らされた汗ばんだ肌が、まるで発情した雌みたいに妖艶に輝いていた。

その美しさに、目を奪われそうになる。


「んぅ……はぁ……んふぅ……♡」


熱に浮かされたように艶めかしい声を漏らしながら、姫香は俺の指に向かって腰を前後に揺らす。

まるで、自分の指でオナニーをするみたいに。


「恋人の指でオナニーしちゃった……♡」

「っっ!!!」


脳に直接響くような甘ったるい声に、股間が跳ねる。


「童貞君にはちょっと刺激が強すぎたかな?♡ クスっ♡」


妖艶に微笑む姫香。

俺はその顔に見惚れそうになって、慌てて目を逸らした。


顔が熱い。

いや、耳まで真っ赤になってるのが自分でも分かる。


それ以上に──


股間が、限界だった。


目の前にいるのは、俺がずっと憧れてた女の子。

ずっと、ずっと、好きだった女の子。


だけど……。


「……姫香……」


喉がカラカラに乾いて、声が震える。


「……俺、今……やばいかも……」


喉がカラカラに渇く。

頭が痺れるように熱くなって、心臓が壊れそうなほど暴れ出す。

俺はもう……自分を抑えられそうにない。


そんな自分に嫌気が差すと同時に、期待に膨らむ興奮が全身を駆け巡る。

指先が震えるほどの高揚感。

この先に待っている未知の快楽を想像するだけで、股間がギリギリと締め付けられるほど疼いてしまう。


──とうとう、姫香と……ヤれる……!!


呼吸が浅くなる。

頭の中が真っ白になりそうなほどの欲望が、膨れ上がる。

そんな俺の動揺を楽しむかのように、姫香は悪戯っぽい笑みを浮かべていた。


「ほら♡ はやくしないと日が暮れちゃうよ?」


甘く囁かれた焦らすように、じれったく誘う声。

それなのに、彼女の瞳の奥に潜む熱を帯びた欲望が、今までの彼女とはまるで違って見えた。

いつもの余裕たっぷりな小悪魔じゃない。

今、目の前にいるのは──。


俺だけを求めている、ひとりの女の子。


「……大丈夫だよ、私、ちゃんと童貞君とシたいから」


耳元でそっと囁かれたその言葉に、全身がゾクリと粟立つ。

柔らかい指先が、もう一度俺の手をそっと取る。


「ちゃんと、私の意思だから……だから、大丈夫……」


熱を孕んだ吐息。

潤んだ瞳。

震える唇。


「ねぇ……私を抱いて?♡」


そう囁いた姫香は、自分でスカートの裾を軽く摘み、ほんの少しだけ持ち上げる。

そこには先ほどまで俺の指に擦りつけていたパンツが『ぴたり♡』と張り付いているのが見えた。

秘部から溢れた蜜が布越しにもわかるほど染み込んでいる。


「……わかるでしょ?♡」


俺の喉が、かすかに鳴る。

今度は、俺の手で……姫香の下着を外す番だ。


「脱がせて」


誘うように、甘く囁かれた。

俺は震える指先を彼女のパンツのゴムにかける。

その瞬間、スカートの奥のぬるついた熱が指に触れた。


「んっ……♡ ゆっくり、ね……♡」


小さく息を詰まらせながら姫香は足をほんの少し開く。

俺は慎重にゆっくりとパンツを下ろし始めた。


ぴちゃ……♡


布地が秘部から剥がれた瞬間、淫らな音が響いた。

糸を引くように濡れた布地が肌を離れ、太ももの付け根に光る蜜が残る。


「……はずかしい……けど、見て?♡」


姫香は恥じらいながらもスカートを少しだけ持ち上げる。

その奥に広がる甘美な領域。

完全に脱がせたわけじゃない、パンツは太ももに引っかかったまま。

だからこそ、より生々しく、淫靡な光景がそこにあった。


「これで……君と一つになれる……♡」


俺の心臓が激しく波打つ。

もう理性なんて吹き飛びそうだった。

慌ててベルトを外し、ズボンを下ろし、ボクサーパンツも一緒に脱ぎ捨てる。


「あ……♡ 私でこんなにも勃起してくれたんだ……♡」


姫香の声が、甘く、蕩けるように響く。

これまで散々俺を弄んできたくせに、今の姫香は100%俺を求める女の顔をしていて。

その声音も、表情も、全てが俺の興奮を煽ってくる。


更に、俺が脱ぐ間に乱れた姫香の制服──。

ボタンが全て外されたシャツの隙間から覗く、桃色のブラジャーに包まれた大きな乳房。

布越しでもはっきりとわかるほどの弾力とボリューム。

谷間に薄く浮かんだ汗。

息を呑んで見つめる俺の視線に気づいた姫香が、艶やかに微笑む。


「くすっ……♡」


そして、自分の胸元を左右に掻き分けて。


ぶるんっ……♡


抑え込まれていた双丘が、大きく弾んで飛び出してくる。


「すごい……」


思わず、言葉が漏れてしまう。


──想像より、何倍も綺麗で、何倍もいやらしい。


豊満な膨らみが作り出す丸み、白く透き通るような肌、形の整った先端には、小さく可憐な桜色の突起がちょこんと鎮座していて。

それが乱れた呼吸に合わせて微かに震えるたび、脳が溶けそうに。

姫香という女のカラダに掻き乱されていく。


「すごい綺麗……」


俺の呟きに、姫香がふっと微笑んだ。

少しだけ頬を染めながら、それでも恥ずかしさに負けることなく、ゆっくりと……。


くちゅ……♡


大胆に開かれた股の奥。

光に照らされて、姫香の局部が露わになる。


薄く整った陰毛の奥、鮮やかなピンク色の割れ目。

透明な蜜を滴らせ、絶えずひくついている膣口。

奥まで見えそうなくらいに濡れそぼったその淫靡な景色が、俺の視線を釘付けにする。


想像していたよりも、アングラなサイトで見た写真よりも……。


何倍もきれいで、何倍も……いやらしかった。


「じゃ、じゃあ挿れるからっっ……!」

「んふふ♡ 早くぅ~♡」


興奮と緊張に震える俺の腰。

手に汗が滲むのを感じながら、いきり立った肉棒を姫香の熱い入り口へと押し当てる。


ぬちっ……♡


「あっ……♡ これっ……すごぉっ……♡♡」


入り口に触れただけなのに、今まで感じたことのない吸い付くような感触に腰が砕けそうになる。

少しでも気を抜けば押し込む前に果ててしまいそうで……歯を食いしばって耐えるしかなかった。

だけどそんな努力すら姫香の膣はあざ笑うように蠢き、俺の先端をさらに奥へと引き摺り込もうとする。


にゅぷっ……♡


もう、何度かイッてしまっているような錯覚すら覚えるほどに、姫香の膣内はあまりにも気持ちよすぎて。

『ビクビク♡』と震える俺の肉棒を、姫香は"物欲しそうに"締め上げながら……嘲笑うように、にっこりと微笑んだ。


「ほらほらぁ♡ 童貞クン?♡ まだ先っぽしか入ってないんだよぉ?♡ これから本当に、彼女のおまんこで童貞卒業するんだから……♡」


ぬちゅぅっ……♡

ずぷっ♡ ぬちょっ♡♡


ゆっくり、ゆっくりと。

俺の理性を蕩かすような熱を帯びた姫香の膣が、奥へ奥へと俺のモノを誘い込んでいく。


「うっ……♡ あっ……♡ ひ、ひめかぁ……♡」


姫香の狭い膣内を突き進むたびに、絡みついてくる無数のヒダが俺のモノを離さない。

びっしりと敷き詰められた粘膜の凹凸が、凝り固まった肉棒を『ぎゅうぎゅう♡』と締めつけて。

奥へ奥へと誘うたびに、絡み、吸い付いてくる。


「んふふ……♡ どう? すっごいでしょ……?♡ 私って、名器ってやつらしいから~……♡ ほら、勝手に生ナカしちゃダメだよ?♡」

「う、動かないで……♡ ひめか……♡ もう、ヤバい……♡」


姫香の身体が、クスクスと揺れるだけで──。

俺の理性は崩壊寸前だった。

膣奥から響く小さな震えに、敏感になった亀頭が跳ねる。

全身全霊をかけて気を引き締めないと、今にも暴発しそうになるのを必死で堪える。


それだけじゃない。


仰向けになった姫香の大きな胸が、俺の視界を埋め尽くす。

形の崩れないまま、甘く柔らかく揺れる二つの乳房。

姫香が笑うたびに、『ぷるんっ♡』と震えては、淫らな形を作る。


「ほら、がんばれ~♡ がんばれ~~♡ 童貞く~ん♡ ほらほら♡ もっと奥まで突いてぇ~♡」


挑発するように、あるいは甘えるように。

絶頂を必死で堪える俺をじーっと見つめながら、姫香はわざと腰を揺らし、俺の限界を試すように締めつけてくる。


ぬりゅぬりゅぬりゅ……♡


「まだ半分ってとこかなー? あはっ♡」

「はぁっ……くっ……きっつぅぅ……♡」


「んー? これじゃあ童貞卒業って祝ってあげられませんな~♡ ほれほれ♡ もっと突いてみ?♡ 大好きな彼女のこと、童貞君のちんぽでわからせてみ~?♡」


わざとらしく語尾を伸ばす言い方に腹が立つ一方で、甘い猫撫で声で煽られると下半身に血が集まってくるものの、そんな煽りに負けないように、俺は肛門に力を入れて腰を押し進めていくものの……。


「こ、これ以上は無理っ……♡ 無理ぃ……♡」


最奥まであと少しというところで、腰がガクガクと震えて止まってしまう。

奥へ行けば行くほど、狭く締め付けが強く、それでいて『ふわふわ♡』で芯を溶かすような柔らかさに包まれていく姫香の膣内。

どだい、経験人数ゼロの童貞なんかが太刀打ちできるような代物じゃなかった。


情けなく内股を震わせ、息も絶え絶えになりながら奥歯を噛みしめる俺。

そんな俺とは対象的に、『ニヤニヤ♡』と蠱惑的な笑みを浮かべ、満足げに息をつく姫香と視線が交錯する。


「あははっ♡ 童貞にしてはよくがんばったじゃん♡ えらいえらーい♡」


俺が言葉を返す余裕もないのをいいことに、姫香はさらに残酷な微笑みを浮かべる。


「じゃ、あとはお姉さんが童貞くんの卒業式、手伝ってあげるからね~……♡」


ぎゅぅぅぅぅ……♡♡♡


『くすくす♡』と笑う姫香の膣が、突如として締まり出す。

まるで万力のような力で、竿が根本からちぎれるんじゃないかと思うほどの強烈な圧迫感。

それと同時に、膣壁がうねるように絡みついてきて、俺の意識を一瞬で吹き飛ばす。


「ぐぅっ……っ!?♡」


言葉にならない声が漏れた瞬間、姫香は俺の反応を楽しむかのように、さらにきつく膣圧をかける。


「ほらほら♡ これなら出したくても出せないでしょ♡ 童貞くんのせーしの通り道♡ 姫香ちゃんのおまんこで潰しちゃいましたー♡」

「ひ……っ♡ ぐぁ……っ♡♡♡」


自分の肉棒が、まるごと姫香に喰われてしまったような錯覚。

このまま姫香に囚われたまま、精液を搾り取られる未来しか見えない。


「じゃ、あとは私が童貞君のを根本まで食べてあげるからね~♡ 出さないように頑張って我慢してね?♡ ……出したくても出せないだろうけど♡」


ずぷずぷずぷ……♡


姫香は妖しく『クスクス♡』と微笑みながら、じっくりと腰を揺らし、奥へ奥へと俺を追い詰めていく。


「ひ、ひめかっっ♡♡♡ これやばっっっ♡♡♡ あ"っっっ♡♡♡」

「ん~?♡ ダメだよ~?♡ そんなに可愛い声出しても逃がしてあげないから……ねっ?♡」


俺の腰に巻きつく、しなやかで長い脚。

逃げ場を完全に失った俺を見上げながら、姫香が勝ち誇るようにケラケラと笑う。


「こうしてあげると……♡ もう童貞くんは姫香のおまんこから離れられないんだからっ……♡」


ぐちゅんっっっ♡♡♡


「あ"っっっっ♡♡♡」

「あはは♡ 奥まで入っちゃったね~♡」


腰の後ろでクロスした足先に『グイグイ♡』と締め上げられて、情けない喘ぎ声が漏れ出した。

姫香の膣口に根元を強く押さえ込まれているせいで行き場を失った精子たち。

玉袋の中で出口を求めてぐるぐると渦巻き、主人である俺に反旗を翻してくる。


「ああぁぁあぁぁぁっっ♡♡♡」


耐え難い快感に理性をかき乱され、俺は必死で腰をよじった。

だが姫香はその抵抗を許さず、意地悪く両脚の力を強めてくる。


「だめだめ♡ 童貞くんの卒業式はこれからなんだからさ〜♡」


甘い囁きが耳元に届くと同時に、姫香の細い腕が背中を抱き寄せてきた。

互いを包み込むように密着し、熱い肌の感触に溶けそうになる。


「近いね……♡」


ドキドキする。

胸の動悸が止まらない。

姫香は潤んだ瞳で俺を見上げながら、頬をほんのり朱色に染めて。

その額に浮かんだ汗が艶めかしく光った。


「んっ……♡」


そっと閉じられる大きな瞳。

"童貞だった"俺にでもわかる、わかりやすい合図──。


「さっさとしてよ♡ そんなんだからまだ童貞くんなんだよ──んむっ♡」


ちゅぅ……♡


軽口を叩いた口を塞ぐように、俺は姫香の唇へと自らの唇を押し付けた。


ちゅぱっ……♡


短く響き、鼓膜を甘く震わせる水音。

すると今度は姫香のほうから、嬉しそうに尖らせた唇をそっと触れ合わせてきた。

軽やかで甘い、バードキス。


「ちゅっ……♡ ちゅっ……♡ ちゅぅ……♡」


『ふかふか♡』とした柔らかな唇の感触と、視界いっぱいに広がる端正な彼女の顔立ち。

姫香と繋がったままする優しいキスに、意識まで甘くとろけてしまいそうになる。

深く繋がり合い、息も苦しいはずなのに、穏やかで可愛らしい姫香の唇が何度も近づいてくる。


「んちゅぅ……♡ ちゅぅ……♡ ちゅぅぅぅ……♡ はぁ……♡」


小鳥のさえずりのようなキスから、いつしか貪るような深いキスへ。

姫香の可愛い唇に何度も甘く吸い付かれ、頭の隅が『じんじん♡』と痺れはじめる。


「ちゅぅ……♡ んちゅぅぅ……♡ ちゅぱぁ……♡ んふぅ……♡ 童貞……♡ ちゅっ……♡ 卒業……♡ おめでとー……♡ ちゅぅ……♡」


キスの合間に囁かれた"童貞卒業"という言葉。

短く甘いその響きが頭の中を何度も反響し、胸の奥深くが熱く燃え上がり、そんな俺の気持ちを見透かしたように姫香は薄く微笑んだ。


それは普段のからかうような笑顔ではない。

初めて見るほどに柔らかな微笑みをたたえ、慈しみを込めた視線で真っ直ぐに見つめてくるものだから、俺の鼓動が激しく跳ねる。


「ちゅ……♡ んはぁ……♡ 出したい……よねぇ……?♡ ちゅぅ……♡ ちゅぱっ……♡」


限界なんてとっくに超えていた。

だけれども、姫香のおまんこに根元を締め上げられているせいで、出したくても出すことができないでいた。


唇を重ね合わせるたびに、『きゅっ♡』と締まる膣襞。

ただでさえきつい姫香の膣穴がさらに狭まり、収縮を繰り返し、蠢く肉のヒダ一つ一つの動きを鮮明に感じてしまう。

まるで別の生き物のように繊細かつ執拗に俺の竿を締め上げ、容赦なく追い詰めてくる。


「んふふ~……♡ ちゅぅ……♡ だけどねぇ……♡ んちゅぅ……♡ 私、今までずっとピル飲んでたけど……♡ んふっ……♡ 童貞くんと付き合いだしてからは飲むのやめたんだよ……?♡ ちゅぅぅ……♡」


「それがどういう意味かわかる……?♡ ちゅっ……♡」


「このまま中に出されたら……赤ちゃんできちゃうかも……♡ ってこと♡ ちゅぅぅぅぅ……♡」

「ひめかっっっ♡ おまっっ♡ そ、それっっ……♡ あ"っっ……♡」


「童貞卒業と同時にパパになっちゃうかもね~……?♡ んちゅぅぅぅ……♡」


『ニヤニヤ♡』と笑う姫香はことの重大さを理解しているようには見えなかった。


学生の身分で子ども!?

進学は!?

就職は!?

俺の人生は!?


そんな不安さえも、淫らな快感で次々と溶かされて──。


「ほぉ~ら……♡ ちゃ~んと我慢しないと、大切な彼女のこと、一発で孕ませちゃうぞぉ?♡ ……童貞くん♡」


楽しそうに目を細め、姫香は俺の腰に絡ませた脚を使って、自らの下半身をゆったりと揺らし始めた。

繋がった部分をなじませるような、優しくて柔らかな動き。

けれども、その一方で膣内だけは『ぎゅぅぅぅ……♡』と執拗に締め上げていて。

姫香の意思によって自在に形を変える媚肉は、絶え間なく淫らに蠕動を繰り返すことで、俺から精を根こそぎ奪おうとしているのだ。


「童貞くんとの赤ちゃんほしいな~……♡」

「そ、それはっっ♡♡♡ まだはやっっ♡♡♡ あっっ♡♡♡ やばいってっっ♡♡♡」


「……だから逃さないって言ったじゃん♡」


俺が慌てて姫香のくびれた腰に手を添え、引き抜こうとしたその瞬間、竿の根元を押さえつけていた膣口の締め付けがふっと緩んだ。

姫香の膣口によって押し潰されていた精子の通り道が、せき止めていた張本人によって再度開かれようとしているのだ。

行き場を奪われていた精子たちが睾丸の中で『ギュルギュル♡』と激しく暴れながら、一斉に出口を目指し殺到する。


「やっっっ♡♡♡ ひめかっっ♡♡♡ だめっっ♡♡♡ お願い閉じてぇぇぇ♡♡♡」

「あはは~♡ おかえり~♡」


その結果、俺は情けない声を上げながら姫香にすがりつき、再び膣口で締め上げてくれるように懇願してしまう始末で。

しかもそれに応える彼女は、さも嬉しそうな笑みを浮かべながら、『ゆさゆさ♡』と悩ましげに腰を動かし続けてくる。

逃げたくても逃げることができない絶望的な状況の中、目の前の女王様による甘い責め苦が始まった。


「ダメじゃん、勝手に逃げようとしたら……♡ もうちょっと私のハジメテを楽しませてもらわないとさ~……♡ 大丈夫だよ♡ 童貞くんが勝手なことしようとしない限り、漏れちゃわないようにちゃーんと締めててあげるからね?♡」

「ひっっっ♡♡♡」


再び姫香と深く繋がることで、根元の締付けが再度強くなる。

姫香の膣内に出すか出さないかという生殺与奪の権利を握られた俺は、何もできずただ与えられる快感を受け入れるしかない。


「もうちょっと奥にほしいかな~……っと♡ あんっ♡」


ぐちゅっっ♡♡♡


巻きつけられた脚に導かれるように、俺の腰がさらに深く姫香の中へと埋まっていく。

とろとろと柔らかで温かな泥の中を進んでいくような、甘美な感覚。

奥へ進むほど狭まりを増す膣壁の蠢きを強制的に味わわされ、竿全体が容赦なく吸い上げられていく。


「んふふ~♡ 先っぽがあたってるのわかる~?♡ そこが女の子の、赤ちゃんのできる大切なお部屋……子宮なんだよ~?♡ んふっ♡ 童貞クンのおちんちんに吸い付いて、『赤ちゃんの素、出せ~♡』っておねだりしてるの……♡」


ちゅぅぅぅぅぅ……♡♡♡


「あああぁぁぁぁ……♡♡♡」


今一度全身でぐっと抱き寄せられて、股間同士が隙間なく密着したことで、一気に押し寄せてくる甘い刺激。

『ぬるぬる♡』の粘液で満ちた膣内に竿全体が『ぎゅっ♡』と締め付けられて、無数の柔らかな肉粒が繊細に震えながらカリの裏筋を丁寧に磨き上げる。

更に追い打ちとばかりに、亀頭の先端に張り付いた小さな窪みが何度も何度も吸い付いてくるのだ。

全身に鳥肌が立ち、背筋がぞくりと震える。


「んふふっ……♡ どう……? 気持ちいいかなぁ?♡」

「き、きもちいいけどぉぉ……♡」


「そう……♡ よかったねー♡」


ちゅぅぅぅぅぅ……♡♡♡


「ああぁぁぁ……♡」


──中に出したい……♡


とは口が避けても言えなかった。

姫香のことは大好きだし、愛してるし、なんなら添い遂げる覚悟だってないことはない。

だが、ほんの少し前まで射精すら許されてなかった俺が、初めてのえっちをして、しかも急に赤ちゃんだの結婚だのと言われれば、突如として降り掛かってきた現実に、理性が拒絶反応を示してしまうのは仕方なかった。


いやまぁ、責任取るつもりはあるけれど!

あるけど……!

お、俺にとって初めてなのに!?

こんなに気持ちいいだなんて……き、聞いてなっ、いっ……♡

う……ぁ……♡

何この気持ちよさ!?

なんなんだこれ!?

熱くてぬるぬるしてるのに、ぎゅって締め付けてきて……♡


ぢゅぅぅぅぅ……♡♡♡


「ああぁぁぁあぁぁ……♡♡♡」


吸われて♡ 吸われて♡ 吸われてぇぇッッ♡♡♡


ずちゅっ♡ ずちゅっ♡ ずちゅっ♡


「ひ、ひめかっっっ♡♡♡」

「ん~?♡」


「そ、それだめぇぇっっ♡♡♡」

「あはは♡ これぇ~?」


ずちゅっ♡ ずちゅっ♡ ずちゅっ♡


「それっっ♡♡♡ それっっ♡♡♡ それぇぇぇぇっっ♡♡♡」

「あはは、童貞くんの情けない顔、最高に可愛いね~♡♡ ほらほら、しっかり我慢しないと、大切な彼女のおまんこに生で『びゅぅ~♡』しちゃうよ~?♡ ……んっ♡」


子宮が一瞬離れたかと思ったのも束の間、姫香の膣内がすぐさま『ずちゅずちゅ♡』と淫らな蠕動を始めた。

奥へ、奥へと誘うように──。

まるで俺を離したくないとでも言うように、ひとときたりとも休むことなく、容赦ない締め付けを繰り返している。


「そろそろ赤ちゃんの素、もらっちゃおっかな~……♡」


その言葉をきっかけに、姫香の膣口が甘く緩みはじめた。


「……いいよ♡ なかに出しても……♡ 彼氏くんの、こゆぅ~い精子……♡ ぜ~んぶ姫香の一番大事な部屋に出しちゃっていいからさぁ……♡ ほ~ら、おいで……?♡」

「お゙っっっ♡♡♡ あ"っっっ♡♡♡」


──我慢しなきゃ。

──耐えなきゃ。

──中出しはまずい。


頭の中で焦りがぐるぐると渦巻いている。

必死で快楽を堪えようとする俺とは対照的に、姫香は余裕綽々と俺を見上げ、『ニヤニヤ♡』と妖艶に笑うだけだった。


「あはは♡ 我慢しようとしてるんだ~?♡ そんなの無駄なのに……♡ 何人もの男の子を狂わせてきた姫香ちゃんのおまんこに、ついさっきまで童貞だった彼氏くんが勝てるわけないじゃん……♡」


挑戦的な目つきを崩さない姫香。

その唇から『ちろり♡』と舌が這い出て、桜色の唇を妖しく濡らしていく。


「あ"っっ♡♡♡ ひめかっっ♡♡♡ なんでっっ♡♡♡ んぐぅっっ♡♡♡」


ぬちゅ……♡ ぐちゅ……♡ ずずず……♡


ゆっくりと収縮を始めた姫香の膣内。

姫香自身はピクリとも動いていないにも関わらず、淫靡な蠕動で男根を舐め回すような、執拗な愛撫が始まった。


ぬぷ……♡ ずぷ……♡ じゅる……♡ ぢゅぅ……♡


「んぁぁっっっ♡♡♡」


決して激しくはない。

しかし単調でもない。

無数の柔らかな肉粒が一つ一つ丁寧に弱点を責め立て、熱く狭い膣内で作り上げられた甘美な無間地獄に俺を閉じ込めてしまう。

極限まで緩慢で、それでいて複雑な媚肉の動きは、快楽の最高記録を何度も塗り替え、脳内麻薬による多幸感で俺の意識を溶かしていく。


この甘美な責め苦に永遠に浸っていたいと思うほどに──。


いつまでも永遠に続くかのような時間の流れを感じながら、それでも終わりがないはずもなく。

やがて、何かが変わる気配が訪れた。

変化を感じた直後、すぐにそれを理解した。

彼女が俺の耳元で囁いたのだ。

姫香が俺の耳元に唇を寄せ、四肢を絡ませて抱きしめたまま、愛おしそうに微笑みかけ──


蕩けるような甘い声音で囁いたのだ。








「イケっ……♡」









──ッッッ♡♡♡


びゅぐっっ……♡♡♡

どぴゅっ♡ どぴゅッ♡ どびゅるるるッ──♡♡

びゅるるるッッッ♡♡♡

どぷッ♡ どぷッ♡ どっぷぅぅぅぅ──♡♡♡

びゅぐぅッ……♡ びゅるぅッ──♡

びゅッ……♡ びゅッ──♡ びゅくッ……♡

どぽっ……♡ どぷっ……♡

とぷっ……とぷっ……とぷぷっ……♡♡♡


「んっ……♡ あっ……♡ あんっ……♡ あはぁ……♡ あっつぅ~いの、出てぇ……♡ んっ……♡ お腹の奥が彼氏くんの赤ちゃんの素でぇっ……♡ あっ♡ やっば……♡ えっちってぇ……♡ えっちって、こんなにも……♡ きもちぃぃ……♡ ものなんだぁ……♡」


下腹部を撫で回し、うっとりと頬を染めた姫香の熱っぽく潤んだ瞳を見つめていると、まるで吸い込まれてしまいそうになっていく──。


………

##P17 私、全然足りない……♡@正常位責め、答え合わせ

「……ねぇ、まだ、できるよね?♡」


彼の胸に甘えるように頬を押し当てながら、上目遣いで囁く。

繋がったままの場所から、まだ熱くて濃厚な彼の精液が、とろとろと私の中を満たしている感覚が心地良い。


"童貞くん"なんて、からかって遊んでいたつもりだったけど……


──まさか、えっちがこんなにも……♡ 膣内に出してもらうのがこんなにも気持ちがいいなんて……♡


だから……だから私は、この"きもちぃ"のもっと先を知りたくて……♡


「ひ、ひめかっっ!! も、もうイッたから!! もうこれ以上はぁぁっっ♡♡」


必死に抵抗する彼の逃げ道を奪うように『ぎゅぅっ♡』と脚を強く絡ませ、下半身を動けなくしてあげる。

そして、胸元に指先をそっと滑らせ、ゆっくりと彼の敏感な突起を甘く転がしていく。


完全に私に溺れてもらうために……♡


「ふふっ♡ ここ、触られるのきもちぃ~って教えてあげたもんね?♡ ち・く・び♡」


指を滑らせ、『すりすり♡』と両方の乳首を交互になぞるたび、彼は面白いくらいに身体を跳ねさせ、切羽詰まった甘い悲鳴をあげてくれる。


「ひゃぁあぁん♡ やめへぇ♡ そこばっかりいじらないれぇ~♡♡」


──嘘ばっかり♡ 私の膣内のコレは、こんなに正直なのに……♡


そんな素直な彼のペニスを褒めてあげるように、私は腰を揺らし、ゆっくりとグラインドを始めた。


ぬるぅっ……♡ にゅぷっ……♡

にゅこっ……♡ にゅぷんっ……♡


卑猥な粘液音が響き渡るたび、彼は恥ずかしそうに表情を歪ませる。

その顔に浮かぶのは嫌悪ではなく、羞恥に染まった切なくて可愛い表情だった。


「ん……♡ はぁ……♡ ねぇ、きもちぃ?♡ 私もこうしてると……♡ あっ……♡ すっごいきゅんきゅんしちゃうんだよね……♡」


ずちゅっ♡ ずちゅっ♡ ずちゅっ♡


ぎゅぅぅぅぅぅぅ……♡♡♡


甘い言葉とは裏腹に、私は彼を蹂躙するように荒々しく腰を揺らしてしまう。

彼をもっと深く感じたくて、力いっぱいしがみつき、ひたすら全力で求め続けた。


「はぁっ……♡ んんっ……♡ んぅっ……♡ すご……♡ なかでどんどんおっきくなってる……♡ だめっ♡ 私も……♡ んっ♡ はぁ……♡ 止まらっ……♡ あぁ……♡ いいよ……♡ 出して……♡ なかにだしてぇ……♡ あぁっ♡」


びゅくッッ──♡♡ どぷっっ♡♡♡ どぽぉッ──♡♡♡


短いけど、荒々しくて男らしい射精。

私のために、私が溜めてあげた、私だけの精子を奥の部屋に吐き出してくれる。

大切な赤ちゃんの素を一滴たりとも無駄にしたくなくて、大好きな人が自分の中で果ててくれた幸福感に浸りたくて──。


「あっ♡ あっ♡ あっ♡ ちょうだいっ♡ なかにいっぱいっ♡ ぜんぶだしてっ♡ だしてぇ……♡♡♡」


今まで男の人にとって、私はただヤりたいだけの対象だった。

だから君も、私を無理矢理襲って、押し倒してしまえばよかったのに。

どうせ君も、私とシたくてシたくて、えっちさせてくれって懇願してくる男の子の一人だと思っていたのに──。


それなのにあなたは、自分を抑えて最後まで耐え抜いた。


──あなたの勝ち。

私の呪いを解いてくれた、唯一の男の子。


「あぁっ♡ 好きっ♡ 好きっ♡ 好き好き好きっっ♡♡♡ だめっ♡ こしっ♡ とまらないっっ♡♡♡ きみのこと犯しちゃうっっ♡♡♡ もう私なしじゃ生きていけない身体にしてあげないと気がすまないよぉぉっっっ♡♡♡」


ここが学校だなんてことを完全に忘れ、私は恥も外聞もなく絶叫をあげていた。

腰を打ち付けるたびに胸が激しく揺れ、恥ずかしいところは全部彼に晒してしまっているし、声も抑えられず、甘い悲鳴が止まらない。

こんなのいつもの私じゃないのに──どうしても止まらなくなってしまっていた。

それほどまでに、私は彼が好きで好きでたまらなくなってしまっていた。


「好きぃ♡ 好きぃっ♡ 好き好き好きぃ♡♡ 出してっ♡ 出して出して出してっ♡ 全部搾り取ってあげるからっ♡♡ 私のこと以外考えられなくなるくらい何度も搾り取ってあげるからぁっ♡♡♡ だから出せっ♡♡ 私のなかに全部出せっっ♡♡ 出せっ♡ ほら出せっ♡ イケっ♡ イケイケイケっ♡ ……ああぁぁっっ♡♡♡」


彼が私の膣内に熱い精液を吐き出した瞬間。

私を強く抱きしめ返した彼のぬくもりが全身に広がって、頭の中が真っ白になるほど強烈な幸福感が襲いかかってくる。

繋がった部分から、私と彼の魂が溶け合うような甘い感覚が伝わってきて──。


「あぁっっ♡♡♡ だめっっ♡♡♡ いくっっ♡♡♡ 私もイクっっ♡♡♡ ねぇ、いこ?♡♡♡ 一緒にいこ?♡♡♡ 私のハジメテと君の初めて♡♡♡ いっしょにっっ♡♡♡ 一緒にきもちよくなろっっ♡♡♡」


「あ"っっ♡♡♡ ん"ん"っっ♡♡♡ あ"あ"あ"あ"っっっ♡♡♡ だめっっ♡♡♡ こんなのだめっっ♡♡♡ 癖になっちゃうっっ♡♡♡ きみとえっちするの、くせになっちゃうよぉぉぉぉっっっ♡♡♡ あ"っっ♡♡♡」


あまりの快感に気が狂いそうになった私は、無意識に全身を震わせながら、

何度も、何度も絶頂を迎えてしまった。


彼に自分の全てを刻みつけるように──。


今までの自分の行いの全てを忘れるように──。


………

……

…

##P18 おまけ、姫香の家で@乳首責め、射精管理、ブラサイズ申告、指舐めさせ、お互い全裸で、嫉妬、ちん嗅ぎ、玉舐め、ちんキス、フェラ、寸止め、騎乗位、名器責め、腰を動かさずに中だけを動かして責める、連続射精、好き好き囁き責め

「……ねぇ、私の彼氏くんはちょぉ~っと乳首を指先で弾かれただけで、こぉ~んなにも硬くなっちゃう、堪え性のないマゾ男なのかな~?♡」


いつもの誰もいない教室……ではなく、今日は姫香の自宅にお邪魔している。

親が出張でいないということで、家の中は俺たち二人だけ。

姫香の誘いでお泊りすることになったのは嬉しかったのだが……。


「ひ、ひめかぁ……♡ も、もう無理だってぇ……♡♡」

「あはは♡ そんなこと可愛らしい声だしてもやめてあげないよーだ♡ 悔しかったら乳首『カリカリ♡』攻撃なんかで勃起してないで、少しは男らしいところ見せてみろ~♡」


ベッドの上に仰向けで寝そべった俺は、両手でシーツを掴み、歯を食い縛りながら必死の形相で耐えるしかなかった。

そんな俺を見て楽しそうにくすくす笑った姫香は、上半身をゆっくり倒して顔を近づけてくる。

至近距離で額が触れ合うほど近くから見つめられ、指で乳首を『くりくり♡』と転がされると、身体が自然と震えてしまう。

親指と人差し指で『きゅむきゅむ♡』と摘まれたり、時に上下に引っ張るように擦り上げられたり押し込まれたりするうちに、乳首が次第に硬くなっていくのが自分でもわかる。

そうして尖った先端を爪の先で軽く引っ掻かれるたび、電流のような鋭い快感が走り抜け、それに連動してビクつく股間の様子を楽しむように、姫香はゆっくりと腰を揺らし、硬さを確かめるような動きを繰り出していた。

『ずりずり♡』と股間同士が擦れれば、腰の奥からじんわりと甘く切ない感覚が込み上げてくる。


「んふふー♡ やっぱ男の子ってさ、こうやって一方的に責められてる時の方が興奮するんでしょ? 男なんてみーんな私にちんぽ握られて、なすすべ無くイカされちゃったもんね~♡ クラスの委員長とか~♡ 生徒会の会長とか~♡ バスケ部のキャプテンだって……♡」

「ひ、ひめかっっ……♡ そ、その話はぁ……♡」


「あぁ、ごめんごめん♡ 木下クンの嘘話してあげた時の"童貞クン"の可愛い反応が忘れられなくってさー♡ 今でも思い出して、ちょっと濡れちゃうくらい……おっと、勝手に乳首でイこうとしないの♡」


姫香の下着一枚隔てたおまんこによる圧迫と、乳首を弾く巧みな指使いのせいで、軽くイキかけてしまう。

しかし、俺のわずかな変化すら見逃さない姫香の前では、そんな企みも簡単に見破られてしまい、腰を押し付けようとした瞬間、姫香は『ひょいっ♡』と腰を浮かせ、見事に肩透かしをくらってしまう。


「あはは♡ だから言ったでしょ?♡ ぜ~んぶお見通しだって、童貞クンのちんちんのは♡ ……ん、そろそろいいかな。よいしょっと……♡」


ぎゅぅぅぅぅ……♡


絶頂寸前の波が引いたその瞬間を狙うように、姫香の柔らかな股間に『ぎゅっ♡』と再び押し潰されてしまう。


姫香の両親が出張でいなくなると決まった日から三週間。

その間、一度たりとも射精を許可されず、姫香と繋がったあの日以来、毎日のように姫香に精を搾り取られていた俺にとって、この甘く過酷な焦らし責めは、まさに拷問以外の何物でもなかった──。


「んー?♡ いまなーんか、いやらしい目で私の身体見てなかったかな~?♡」


一瞬見とれてしまったがゆえに、反論ができない。

確かに俺の視線は、制服の上からでもはっきりと形がわかる姫香の胸の膨らみに釘付けになっていた。

思わず『ごくり』と喉を鳴らしてしまうほどボリューム満点で豊かな双丘が、目の前で挑発的に並んでいるものだから、彼女とはいえ視線が離せなくなってしまったのだ。


「いや……そんなことは……ッッ♡♡」

「ん~?♡ そうかそうか、童貞クンはそんなにおっぱいが気になっちゃうんだ~……♡」


ゆっさ、ゆっさ……♡


『ニヤニヤ♡』と意地悪に笑う姫香が、自分の巨乳……もとい爆乳を、わざと見せつけるように揺らしてくる。

何度見ても慣れることがないほど圧巻のサイズを誇る乳房。

制服のシャツがパツパツに押し広げられているのが気の毒に思えてしまうほど、圧倒的な存在感を放つそれは、いまや学校中の男子たちの憧れの的であり──。


「彼氏だからって、おっぱいガン見しすぎだぞ~?♡ ……それとも、この前みたいに気絶するまでパイズリで搾り取られたいのかな~……?♡」


姫香の爆乳は今や俺にとってまさに魔性の果実となっていて。

先日、クラスの他の子の胸を見ていたとかなんとかで──もちろん誤解であることは何度も説明したものの──例の空き教室で精も根も尽きるほど搾り取られたことは記憶に新しく。

あの日、別れ際に姫香が『また見とれてたら、コレだから……♡』と笑って揺らした胸の残像が、今も脳裏に焼き付いて離れない。


その証左ともいうべきか、目の前にそびえ立つ二つの巨峰から、俺はどうしても視線を外すことができずにいて。

ずっと射精を禁止されていることで、抑えきれないほど性欲が高まっていた。


「童貞クンと付き合いだしてから、明らかにおっぱいおっきくなっちゃって……♡ 前まではHカップだったんだけど、やけに窮屈だな~って思って、この前測ったらなんと……♡」


ゆさぁ……♡


「じぇーカップに育っちゃってました~……♡」


「どおりでお腹減るわけだよね~♡ 私が摂取した栄養がぜーんぶおっぱいにいっちゃったみたいで~♡ これもちゃーんと大好きな人ができたおかげなのかなー?♡ 私の中の母性が『キュンキュン♡』刺激されて~、早くママになりたーい♡ っておねだりしちゃってるのかも……♡ あ、私ね~? 子どもは二人がいいかな~♡ 男の子と女の子……♡ 男の子には──……♡」


『Jカップ』という衝撃的な情報のせいで、それ以降の姫香の言葉がまったく頭に入ってこない。

目の前で悩ましく『ゆさゆさ♡』と揺れる圧倒的なJカップの肉鞠に視線を奪われ、俺の頭の中は姫香のおっぱいだけで埋め尽くされてしまう。

姫香本人は夢中になってお喋りしているだけで誘惑するつもりは一切ないこともわかっているが、姫香の存在自体が俺を淫らに支配し、姫香のおっぱいという圧倒的な存在に、俺のちっぽけな理性が挟み込まれて揉みくちゃにされてしまうような錯覚を覚える──。


「──ってことだからさぁ♡ 今日はおっぱいはお預けで……♡ せっかく溜め込んだ童貞クンの精子、姫香ちゃんのおまんこでぜーんぶ搾り取ってあげるからねぇ……?♡」


姫香は悪戯っぽく微笑みながら、今一度、俺の股間の上で腰をゆっくりと揺らし始める。

柔らかく艶やかな動きに、溜め込みすぎた性欲が下腹部で爆発しそうになる。


「あぁ~あ、こんなにパンパンに膨らませちゃって……♡ 三週間もお預けしちゃったから、どれだけ濃くなっちゃってるんだろうね~……?♡」


姫香の指先が焦らすように下腹部を『ツぅーっ♡』となぞっていくと、刺激を待ちわびて敏感になった股間の膨らみはピクリと跳ね上がった。


「ふふっ♡ かわいい反応……♡ 今日は親もいないし、だぁ~れにも邪魔されないんだから、思いっきり乱れてもいいんだよ……?♡ ぜ~んぶ、私が責任もって搾り取ってあげるから……♡」


そして姫香は俺をじっと見つめながらゆっくりとスカートの裾に指を掛け、徐々にスカートをたくし上げていく。

目の前に現れた彼女の白くて柔らかな太ももと柔らかな肌に食い込んだ淡いピンク色のショーツ。

そのショーツの中央部分には、既に濃厚な染みがじんわりと広がっている。


「私だって……んっ♡ いっぱい我慢したんだから……あぁ……♡」


くちゅ……♡ くちゅっ……♡


姫香の白魚のように繊細で美しい指先が、濡れたピンク色の布地の中央をゆっくりと愛撫するように這っていく。


くちゅっ……♡ ぬちっ……♡


「んっ……♡ あっ……♡ あぁっ……♡」


普段は明るく快活で、男女問わず学校中から人気のある彼女が、こんなにも艶やかで淫らな姿をさらけ出すなんて。

その鮮烈な変貌ぶりを、目の前の特等席で見せつけられ、甘ったるい吐息混じりの声を聞かされ続ければ、姫香の魅力にすっかり捕らわれてしまった俺の股間は、限界を超えて痛いほど張り詰めていく。


「ひっっ♡ ひめかぁぁ……♡」

「あはっ……♡ んふぅ……♡ ちょっと意地悪しすぎちゃったかも……んっ……♡ はぁぁ……♡」


愛液がべったりと絡みついた指の先。

『クスっ♡』と小悪魔っぽく笑った姫香が、その指を俺の竿の上でゆっくり滑らせた。


「私のでマーキングしちゃお……♡」


姫香と正式に付き合い始めて、一つわかったことがある。

夢姫香という女の子は、みんなが想像するより遥かに嫉妬深く、強烈な独占欲を心のうちに秘めていた。


「あはは♡ 私のえっちなお汁塗りたくられて、童貞クンがお漏らししちゃったみたいになってるんですけど~?♡」


姫香はからかうように笑いながら、指先にまとわりついた粘液を俺に見せつけるように差し出してくる。

ついさっきまで姫香の柔らかな割れ目の中で溢れていたその液体。

透明で『キラキラ♡』と輝く蜜。


「ねえ……これ舐めてみてよ?♡」


言い終わるのと同時に、姫香の指先が俺の唇を割って、ゆっくりと押し込まれてくる。


「んんっっ!!」

「あはは、噛んじゃダメだよ?♡ ちゃーんと舐めてご主人様の味をしっかり覚えなきゃダメなんだから♡」


部屋いっぱいに漂う、姫香の濃密で甘い匂い。

触れ合った肌の温かさ。

口の中でとろけて広がっていく、彼女の蜜の味。

これが、姫香の味──。

そう思った瞬間、俺はもう無我夢中でその指を舌でしゃぶっていた。


「どう?美味しかった?♡」


ちゅぽんっ……♡


名残惜しくて、唇が自然と追いかけてしまう。

けれど姫香はそんな俺の反応を楽しむように、しゃぶられたばかりの指先を自分の口元へと持っていき。


ちゅぅぅぅ……ぱっ……♡


わざとらしく甘い音を立てて吸い付く姫香の姿に、心臓がドクンと跳ね上がる。

目の前の姫香は、とても俺の知ってる同級生とは思えないほど……あまりに妖艶で、あまりに綺麗で。


「きょ、今日ね……? せっかく親もいないことだし……お互い裸でシたいなー……♡ なんて……♡」


そう囁いた姫香は、俺の腰の上に馬乗りになったままゆっくりと体重をかけてくる。

布越しでもわかる柔らかな感触が、下腹部にじわじわとのしかかってきて。

息が詰まりそうになる。


「……う、うん……」


かろうじて返事はできたけど、頭の中はもう姫香のことでいっぱいだった。

俺の返事を聞いた姫香が目の前で少し身体を起こす。

そのまま制服のシャツのボタンに指をかけて、ひとつひとつ、慎重に──でも確信的に外し始めた。


ぱち、ぱち、ぱち……♡


ボタンが外れるたびに広がっていく谷間。

その奥に覗くレースのブラ。

姫香の豊満な胸が呼吸に合わせて上下し、俺の目を離させてくれない。


「いくらなんでもそんな顔で見つめられたら、緊張しちゃうな……♡」


『くすっ♡』と笑いながら、姫香は自らのブラウスを肩から滑らせる。

続いて手を後ろに回し、カチリと音を立ててブラのホックを外した。


どたぷぅぅんっ……♡


溢れ出すように飛び出した、姫香の柔らかな乳房。

Jカップおっぱいの存在感は圧倒的で、目の前にあらわになったその姿に、俺は思わず息を呑んだ。


「もー、おっぱいばっかり見ないでよ……」


馬乗りの姿勢のまま、姫香はスカートのホックに手をかけながら、俺に微笑みかけてくる。

その指がゆっくりとホックを外すと、スカートがふわりと揺れながら腰のラインを滑り落ち……。

太ももに張りついたショーツだけが、かろうじて彼女の秘所を隠していた。


「ねぇ……私だけ裸になったら恥ずいじゃん……♡」


頬をほんのり赤らめた姫香の一言に、ハッと我に返った俺は慌てて自分の制服に手をかける。

シャツを脱ぎ、ズボンを抜き、衣服がくしゃっとシーツの上に落ちる音が耳に残る。

ふと横を見ると、姫香が下着一枚の姿で少しはにかみながら、俺のほうをじっと見つめていた。

その姿があまりに可愛くて、つられて自然と笑みがこぼれる。


「じゃ、童貞クンのパンツは私が脱がせてあげるね……?♡」


『にやり♡』と意地悪そうに微笑む姫香。

ベッドの上に脚を投げ出して座った俺の前に、彼女はゆっくりと四つん這いになって迫ってくる。

揺れる胸。

しなる腰。

内ももを伝って艶めく、ショーツ越しに溢れた密。

その光景だけで、息が詰まりそうだった。


シーツを這う姫香の指先が、俺の足の間にそっと滑り込む。

そして、優しくパンツの縁に触れたあと……彼女は顔を上げ、艶っぽく笑った。


「……もう、我慢できないんでしょ?♡」


パンツの隙間に、ひやりとした指先がぬるりと滑り込んでくる。

火照って熱く脈打つ棒を、そっと撫でるように二度、三度。

そして次の瞬間、硬さを確認するように、指がゆっくりと根元を握り込んだ。


「ふふっ……♡ あっつぅ〜い……♡」


ずるっ……ぼろんっっっ!


ずり下ろされた下着の中から、跳ね上がるように飛び出した俺の肉竿。

ぶるん、ぶるんと前後に揺れるそれの根元に、姫香はそっと手を添えて──。


ふぅ~~~~~……♡


静かに、けれども深く、根元から先端までを愛おしむように一息吹きかける。

その熱を帯びた吐息に『びくんっ♡』と俺の身体が跳ねた。


「ねぇ……♡ 他の女の子の匂い、ついてないよね?」

「そ、そんなわけッッ……あぁぁ……♡」


竿の根元に近づけた鼻先。

熱く脈打つ肉棒を『くんくん♡』と嗅ぎ回る姿に言葉が詰まる。


「ん……♡ よかった♡ ちゃんと私の匂いしかしない♡ ふふ、童貞クンの"ちんちん"は、もう私だけのものだもんね♡」


そう言ってそのまま顔をぐっと近づけた姫香は、根元に頬を寄せて、深く、貪るように匂いを吸い込んだ。


「すぅぅぅぅ~~~~っ……♡ んぅぅぅぅ……♡♡♡ すっごい濃い匂い……♡」


吐息混じりの声。

蕩けそうな瞳。

熱い愛情と欲望とが入り混じった密着。

蒸れた雄臭さなどものともせずに鼻を鳴らす姫香が生み出す空気の流れが、火照った竿をくすぐりながら撫でていく。


「んはぁ……♡ ふふっ……♡ どれだけ溜め込んだのかな~……?♡」


竿の付け根を這うように動き始めた姫香の唇。

その湿った割れ目から『ぬるり♡』と這い出てきた舌先が、撫でるように玉袋へ……。


ぺろっ……♡

ぬるっ……♡

ちゅるっ……♡


舌でゆっくりと転がしながら『ちゅぅっ♡』と吸い上げて、そのまま頬で包み込むように甘く責めてくる。

視界の端で揺れる姫香の髪。

頬をうずめるたびに響く濡れた音。

温かく湿った舌のぬめりが玉袋を這い、内側からとろけるような快感がせり上がってくる。


ぢゅるぢゅるぢゅる……♡


「んちゅ……♡ ちゅぱっ……♡ んふっ……♡ おいし……♡」


柔らかく玉を包み込んだまま、姫香は上目づかいで俺を見上げながら蕩けた声を漏らし、まるで自分の宝物を舐め尽くすように、ねっとりと舌を這わせ続けている。

そしてそのまま下から上へ。

『ぬるん♡』と粘るように裏筋を這い上がってきた舌が、カリの裏側へ届いたその瞬間。

ぴたり、と動きが止まってしまった。


その表情からは普段のはつらつとした雰囲気は微塵も感じられなくて、淫靡な雰囲気を漂わせたまま『べろぉぉ……♡』と裏筋を舐め上げた舌が、裏筋を『ぬるぅ~……♡』っと這い上がってきたところでピタリと動きを止めてしまう。


「……まだ、だーめ♡ もっと……熟成させないと、ね……♡」


ふぅぅぅ~~~♡♡


寸止めされたままの先端に、姫香の吐息が『ふわり♡』と吹きかけられる。

温かくて、湿ってて、それでいて触れてはいない。

それなのに、まるで舌で舐められているかのように、裏筋の一点が『じくじく♡』と疼き始めた。


「あはっ♡ おちんちんが『ちゅ~して♡』っておねだりしてるみたいだけど?♡」


震える空気すら快感に変えてしまいそうなほど過敏になったそこへ、姫香の潤んだ唇がそっと近づいてきて。


「それとも……もっと焦らされたいの?♡」

「やっ♡ そ、そんなわけじゃっ……あっ……♡♡♡」


ちゅっ……♡


言いかけたセリフを遮るように、姫香の唇が裏筋のど真ん中にそっと吸い付く。

唇をすぼめたまま、もう一度、二度──。


ちゅっ……♡ ちゅっ……♡ ちゅぅ……♡

ちゅぅぅぅぅ……♡


潤いたっぷりの瑞々しい唇。

艶やかに吊り上がった口端。

キスというにはあまりに淫らな音を立てて、何度も何度も吸い付きながら、ほんの少しだけ覗いた舌先が裏筋に触れて。


「ふふっ……♡ えっち……♡ ほら、もっとこっちにおいで?♡」


そう囁いた直後、姫香はゆっくりと顔を傾け。

今度は唇の間から『にゅるり♡』と突き出した舌で、裏筋をなぞるように、『ねっとり♡』と這わせ始めた。


れろぉぉぉ~~~……♡

ちゅぷっ♡

れぇぇぇ~~~……♡


熱を帯びた舌が裏筋をやさしく、でも確実に磨き上げていく感触に腰が浮きそうで。


「んふふ♡ もう我慢できないよね?♡」


その言葉と共に姫香の大きく開いた口が、ゆっくりと、でもためらいなく。

亀頭をすっぽりと咥え込んできた。


「……ぁむっ……んぅ……♡」


にゅるんっ……♡

くちゅ……♡

ちゅぽっ……♡


温かい口内に招き入れられるように咥え込まれた瞬間、吹き飛びそうになる理性。

舌がゆっくりと亀頭を舐め上げ、裏筋に絡みつくように『ぬちゅぬちゅ♡』と蠢き続ける。


「~~~~ッッッ♡♡♡」


喉奥から漏れるかすれた喘ぎ。

姫香の頬がきゅっと窄まり、吸い付くように密着してくる口腔内に満ちた唾液の熱と蠢く舌のぬめり。

そして何より……姫香の貪欲な愛がそのまま伝わってくるみたいで。


「んちゅ……♡ ちゅぽっ♡ ちゅるる……♡」


姫香の大きな瞳。

蕩けたように潤んだ瞳。

しかし、上目遣いに俺を見つめるそれは、いやらしく歪んでいて。

そんな視線を受けるたびに、快感が何倍にも膨れ上がっていき──っっ……♡


「……んはぁ♡ 今イキそうだったでしょ?♡ 童貞クン……♡」


『ビクビク♡』と跳ねる竿を愛おしげに指先でつつきながら、姫香は『ぺろり♡』と唇を舐め、意地悪く笑った。


「もう限界……って感じだね?♡」


玉に添えられた指が『バラバラ♡』と動き、睾丸の中を揉みほぐすようにやさしく撫で回していく。


「もうパンパン……♡ ふふっ♡ だけど今日は私の膣内に出してもらうからね……♡」


そう囁いた姫香がベッドの上でぐっと身体を起こすと、四つん這いの姿勢から、ゆっくりと俺の腰へにじり寄り、膝立ちの体勢で跨ってくる。


むっちぃ……♡


はち切れんばかりの柔肉の詰まった真っ白な太ももが、ふるふると震えていた。

汗ばむ素肌が照明に照らされ、淫らに輝くその姿は、まるで極上の肉体のご馳走。


くびれた腰に似合わぬJカップ爆乳。

そしてまんまるに実った桃のような尻。


その均整の取れたアンバランスさを惜しげもなく見せつけながら、姫香はショーツの両脇に指をかけた。


「……ねぇ、見て?♡」


濡れそぼったクロッチ部分が『ぬちゅっ♡』と音を立てながら太ももまで滑り落ちると、すでに蜜で『テカテカ♡』と輝く割れ目が露わになる。

姫香の指がそこをゆっくり割るようになぞると、『ぬるん……♡』と粘り気のある愛液が糸を引いた。


「童貞クンの溜め込んだちんちん……♡」


童貞を卒業したはずなのに、未だに"童貞クン"と呼んでくる姫香。


「ふふっ♡ 今日こそは童貞クン卒業できるかな~?♡ 彼女のおまんこに搾り取られて気持ちよくなっちゃう前に……私のことイカせられるかなぁ?♡」


そのまま姫香は、俺のモノをそっと手に取り、熱を持った指先で、ぴくつく竿を優しく包み込んで。


「私のこと、先にイカせられたら、"童貞クン♡"って呼び方、考え直してあげるね?♡」


そう囁きながら、姫香は腰をゆっくりと沈めてくる。

自らの秘所に先端を押し当てると。


くちゅっ……♡

ぬぷっ……♡

ぬぷぷ……♡


湿った粘膜の抵抗が、限界まで膨張した亀頭をじわじわと受け入れていく。

挿入を拒むでも、飲み込むでもない。

ただ、『ぬるぬる♡』と蠢きながら、肉棒の形に馴染ませようとするように。


「んんっ……♡ あっ……♡ すごっ……♡ これ、やっぱり……奥にくると太ぃ……♡」


姫香の声が震える。

けれど腰は止まらない。

目を潤ませながら、深く、ゆっくりと。

熱を共有するように、俺のモノへと落ちてくる。


ぬぷ……♡

ずちゅぅ……♡

ぬぽっ……♡


「はぁっ……♡ 入ったぁ……♡ んっ……ふふ♡ やば……奥まで届いちゃった……♡」

「ひめっ♡ ひめっっ♡♡ ひめかっっっ♡♡♡」


『奥にくると太い』


そう姫香は言った。

けれど。

実際は違う。

姫香の膣内は奥に行くほど狭くてきつくて、まるで鍵穴みたいに男根を閉じ込めてくる。


そしてその狭さを抜けた先、ふっと抜けるような感触のあと……。


ずりゅんっ♡


膣奥のくぼみに、亀頭のくびれがぴたりと引っかかる。


その瞬間、抜けない。

身体は動かせるのに、竿が抜けない。

完全に姫香の膣内に捕まってしまうのだ。


もちろん、姫香はそれに気づいてる。

いいや、知っててわざとやっている。


「あはっ♡ どうしたの〜?♡ 私、まだ全然動いてないのに……童貞クンの腰だけが、『ぴくぴく~♡ ヘコヘコ~♡』って、勝手に動いちゃってるよ〜?♡」


猫撫で声。

小馬鹿にしたような笑い方。

でもその声の奥には、ぐつぐつと蕩けた熱が含まれていた。


抜け出すには、一度腰を引かなきゃいけない。

でもそうすれば、また"あの一番きつい"部分を通らなきゃならない。

そして挿れ直した瞬間にまた、『ずりゅんっ♡』とハマってしまう。

この状況で姫香をイカせたい俺は、奥まで届いていながらも中途半端なピストンしかできない。

情けない……でもやめられない。

そんな俺の様子を見て、姫香は嬉しそうに『クスクス♡』と笑った。


「ふふっ……♡ なにその腰♡ がんばって動かそうとしてるのかな~?♡ もしかして……もう、イキそうになっちゃってる……とか?♡」


絶頂寸前の気配を明らかに見抜かれていた。


「だ~め♡ まだイかせてあげない♡」


「せっかく三週間も我慢してたんだもん♡ おちんちんクンも~、すっかりおまんこちゃんのこと忘れちゃってるかも……? だったらもう一度、思い出させてあげなきゃねぇ……♡」

「わ、わすれるわけないだろ……っ♡ 忘れるわけが……ない……っ♡」


そう絞り出すように声を漏らしても、姫香は返事をしてくれない。

まるで分かってて聞かないように、クビレた腰を捻りながら『くいっ♡』と押しつけてきた。


「ん"ぅっっっ……♡♡♡」


亀頭を絡め取る最奥のくぼみ。

そこをわざと擦るだけの動き。


「ふふ〜ん♡ ほんとにぃ〜?♡ なんだか反応が鈍いし、すっかり忘れちゃったのかと思っちゃった♡」


いや、違う。

忘れてなんかない。

姫香の親の出張が決まった三週間前から……いや、それよりもっと前から──。

俺の身も心も、姫香という感触を全部知っている、教え込まれている。

だから……だからずっと、俺は、俺の全部が姫香を恋しがっていたのだ。


「ふふっ……♡ でもさ~、私のこと気持ちよくさせよーって気が全く感じられないんだよね~♡ こうして勝手に『ピクピク♡』してるのを見ると……やっぱり忘れてたようにしか見えないんだけど~?♡」

「──ッッッ♡♡♡」


──何を根拠にッッ!!


そう言いかけたセリフは、あっという間に霧散する。

膣の奥……いや、"あの場所"にぴったりとはまり込んだ俺の先端が、姫香の柔らかくもいやらしい膣肉に『くちゅくちゅ♡』と締め上げられて、思考が一気に溶かされていく。


「だったら、もう一回ちゃんと……おまんこちゃんのこと、教えてあげる♡ 忘れられないくらいに……♡」

「ちがっ……ちがう……♡ 忘れてなんか……っ♡」


『ぬちゅっ♡』と締め付けられた瞬間、

身体中に刻み込まれた"姫香の記憶"が一斉に甦る。

でもそれを口にする隙すら与えられず。

姫香はいやらしく笑って──。

『はい♡ 思い出してね♡』とばかりに、『ねっとり♡』と腰を揺らし始める。


「はぁ……♡ ちがっ……ちがうんだ……ひめかぁぁぁぁ……あ"あ"っっ……♡♡♡」


もう、何も言わせてくれない。

全部見抜いたうえで、弄ばれてる。

だけど……それが悔しくて、でも嬉しくて。

たまらなく愛しくて──。


「あはは♡ ダメだよ?♡ まだ途中なんだからさー?♡」


唇の端を吊り上げながら、姫香は腰を『ぐぅっ♡』と押し込んだままピタリと静止する。

でも、膣内の襞だけは、『くちゅくちゅ♡』と絶え間なくうねり続けていて。


「……ほら♡ 中のヒダが『ちゅぅぅ~~♡』ってしてるの、わかる?♡ 童貞クンの好きな裏筋、『ぬるぬる~~♡』って舐めてあげてるんだよ?♡ これ、好きだったよね?♡」

「う、ぐっ……♡ そ、そんなの……し、しって……るっ♡ うああぁ……♡」


自分でも呆れるくらいの、情けない声が漏れた。

でも、膣内のその感触を知っているのは、間違いなく俺だけで。

忘れるなんて、できるわけがないのに──。


「んふふっ♡ でもさ~?♡ 忘れてるくせにって言われると、ちょっとドキッとしちゃったでしょ?♡」


『ぬるぬる♡』と動く膣の襞が、裏筋に絡みつく。

それだけでもう腰が勝手に跳ねそうになるのに、姫香は一切動かない。

いや、腰は動かさないのに、膣内だけがいやらしく舐め続けてくる。


ぬちゅ……♡

ぬりゅ……♡


「もうダメそ……?♡」

「だ、だめっ……っ♡ まだ……イきたく、な……っ♡ ない……っ♡」


こんなはずじゃない。

もっと動いて、姫香を気持ちよくさせて、俺がイかせるはずだったのに。

なのに、なんで……!


「うん?♡ なにがダメなのー?♡」


小悪魔じみた笑顔で見下ろす姫香の顔は、嗜虐的な興奮に満ちていて。


「んふっ……♡ 答えられないなら、もっとくっついちゃおー……♡」


むぎゅぅぅぅ……♡


上半身全体に押し付けられる柔らかい肉の圧迫感。

これ以上ないほどたわわに実ったJカップ爆乳が、俺の胸板で潰れて形を変える。

興奮のあまり息が荒くなる俺に、姫香は甘えるようにぎゅっと抱き着いてくる。


「あれぇ?♡ こんなに私の中で『ドクドク♡』してるのに……まだ言えないんだぁ?♡」


耳元を撫でる甘い吐息。

囁かれるたびに、姫香の声が脳の奥をとろりと溶かしていく。


胸に、腹に、下腹部に。

じんわりと押し寄せてくる姫香の熱と柔らかさ。

汗ばんだ肌が滑り合って、どこからが姫香で、どこまでが俺なのか。

境界線なんてものはとっくになくなっていた。


頭の天辺から足のつま先まで、

全身が"姫香そのもの"に包まれていく感覚。


このぬくもり、この重さ、この匂い、この快感。

俺の身体のすべてが、姫香のもので満たされて──。





「……好きだよ♡」





ボソリと呟かれた、小さな愛のささやき。

一瞬、理解が追いつかず、時が止まったように感じた。

でも次の瞬間、止まっていた心臓が強く跳ねて、まるで時間を取り戻すように、高鳴りはじめる。


目の前の姫香の顔が赤い。

恥ずかしそうに、でも逸らすことなく真っ直ぐ俺を見てくる瞳。


その視線に全身が溶けてしまいそうになる。





「……好き♡」





今度は、はっきりと。

小さな声なのに、俺の心の奥を突き刺してくる──。



「ひめかぁぁっっ♡♡♡ 俺、もう……♡♡♡」

「いいよ、出しても♡ 私のおまんこに出して♡ 童貞クンのこゆぅ~い精子……♡ 私の奥にちょうだい?♡」







「……イケっ♡」








ぶぴゅッッ♡♡♡ どぷッッ──♡♡♡ びゅるッッッ♡♡♡


「好きっ♡ 好きっ♡ 好きっ♡ もう離さないから……♡♡」


パンっ♡ パンっ♡ パンっ♡


びゅるっっ♡♡♡ びゅくっっっ♡♡♡ ぶびゅるるるっっっ♡♡♡


「好きっ♡ 好きっ♡ すきぃっ♡ 出してっ♡ 全部中に出してっ♡」


パンっ♡ パンっ♡ パァンっっ♡♡


「~~~ッッッッ!??!♡♡♡」


熱で沸騰するかのように。

根元からせり上がった精が、膣の奥で暴れるように脈打っては噴き出していく。


どぷっっ♡♡♡ びゅくッ♡♡♡ どぽっっっ──♡♡♡


「好きっ♡ んちゅぅ♡ 好き♡ ちゅぅぅ♡ しゅきぃ……♡ ちゅっ♡ ちゅぅ♡ ちゅっ♡ んはぁ♡ 好きぃ……♡」


パンっ♡ パチュンッ♡ ぢゅぷっっ♡


霞む視界の先、頬を染めて蕩けた姫香の表情が飛び込んでくる。

とろけながらも暴力的に跳ねる腰。

愛を囁きながら、豊かな臀部をリズミカルに振り上げ……そして打ちつけてくる。


「んちゅぅ♡ すきっ♡ ちゅぅ♡ すきっ♡ ちゅぅぅ♡ すきぃ♡ ちゅぅぅぅ♡ しゅきぃ……♡」


ぱちゅっ♡ じゅぷっっ♡♡ ずりゅっっ♡♡♡


感情が溢れて止まらない。

苦しいほどの多幸感に包まれながらも、

次の瞬間には暴力的なほどの快感に引きずり込まれる。


出しても、出しても。


姫香の膣内はそれを飲み込むように、奥へ奥へと吸い上げていき。


『まだ足りない♡』


そう語るように、膣壁がさらに『ぎゅぅぎゅぅ♡』と締まり、中の襞のひとつひとつが貪欲に絡みついてきて、もう一滴たりとも逃すまいと全身で俺を搾り尽くしてくる。


「ひめかっっ♡♡♡ もうっっ♡♡♡ もう出てるからっっ♡♡♡ あぁぁっっ♡♡♡」


叫びながら、腰が勝手に跳ねる。

だけど姫香はそれを押さえつけるように、全体重をかけて腰を落とし、根元まで飲み込んだ竿を咥え込んで離さない。


ぐちゅっ♡ ぱちゅっ♡ ぢゅぷっっ……♡♡♡


なりふり構わず、精を貪るように動く姫香のカラダ。

絡みつく手足。

暴れる尻肉。

跳ねる汗。

彼女の乱れた姿に、思わず俺も全力でしがみついた。


「うああっっ♡♡♡ ひめかぁっっ♡♡♡」


どんな言葉も、声にならなかった。

脳が白く焼き切れるほどの快感。

それでも姫香の膣内は、『まだ出せるでしょ♡』と囁くように奥へ奥へと吸い上げてくる。


「んふっ……♡ はぁ……♡ 子どもみたいに甘えてもだーめ♡ どんだけ泣いても喚いても、今日は寝かせてあげないんだからね?♡ 今日こそは赤ちゃんできるまで、徹底的に搾り取ってあげるんだから……♡ 覚悟してよね……♡ んちゅぅ♡ ちゅぅ♡ ちゅっ……♡ 好きぃ……♡」


………


こうして俺は、姫香の『愛と快楽♡』を一身に浴びながら、精も、意識も、骨の髄まで吸い尽くされる夜を迎えることになってしまう。


けれど翌朝。

姫香はつやつやとした肌で涼しい顔をしながら、俺の隣であくびひとつせずに。

対して俺は、まるで三日三晩搾られ続けた絞りカスにされたみたいに、布団の上でぐったりと横たわり、心の中で何度もこう誓うのだ。


「二度と……こんな無茶、しない……」


姫香の極上の女体と意地悪な愛撫によって見事に破壊されることになる。


それはまた、別のお話──。


………

……

…

##P20 エンディング

「……ねー、また赤ちゃんできてなかったんですけどー!? もしかして、童貞クンって……種ナシ……? こんっっっっっなに、エロカワイイ彼女がいるのにさぁ? キミってばほんっと使えないなぁ~?♡」

「……ごめん」


「しょうがないなー! お詫びに……私が満足するまで付き合ってくれるって言うなら許してあげてもいいけど?♡」

「……え?」


「…………」

「…………」


彼女に抗う術なんて、最初からなかったのかもしれない。

でも、今の俺はそれでいいと思ってる。


校内中の男子が憧れ続けた女の子が──。

その秘密も、淫らさも、全部俺にだけ見せて、こうして笑顔でいてくれる。


別に勝ち取ったわけじゃない。

ただ、俺は彼女に溺れて、溶かされて……。

最後に"それでも一緒にいたい"って、選ばれただけ。


……でも、そんな奇跡みたいなことが、今ここにある。

それだけで、もう十分だった。


これが"恋"ってやつなんだろうか。

たとえそれが、甘くて、ちょっと苦いものでも。

最後に姫香が笑っていてさえいてくれれば──。


「…………嫌?♡」

「………………イヤジャナイデス」





「ふふふっ♡ じゃ──シよっか?♡」





【終わり】


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Comments

アイギス

久しぶりに本番シーンがあって嬉しかったです!しかも純愛なのも良かったです。 姫香ちゃん救われて本当に良かったです……思わず続きが欲しいと思ってしました。

あひるだったもの

ご支援並びにコメントありがとうございます! こう見えて純愛もの大好きのハピエン厨なんですよね~~!! 続きが思わず欲しくなるようなエロ小説に仕上がってて何よりです!(おまけ部分の騎乗位のシーンはその需要を見越して書き足しました……笑 それ以上に望んでいただけて感謝です!!