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ちょっとした潜入ヒロピンを書くだけのつもりがあれよあれよと結構なボリュームに……!


悪ふざけでうっかり悪の組織のアジトに迷い込んでしまったクソガキボクくんを助けに来てくれた、ハイレグクールなお姉さん!

一緒に逃げるはずだったけど、ボクくんのミスで見つかりそうに……!

苦肉の策でお姉さんが考えた作戦は……組織の下僕部隊「オベンジョーズ」に扮したお姉さんがチン媚びドスケベ囮になることだった!!!


元ネタツイート

https://x.com/sazankahisashi/status/1911328584242991335


本作は300円支援者様に全体公開予定です。


Pixivリクエスト(https://x.gd/woq8b)、skeb (https://x.gd/6aUDc)では、毎月初週にリクエストを募集しています。

毎月1~2件程お受けします。

1文字1.5円、5000文字から受付できます。

またFANBOXにて2週間早く読むことができます!

素敵なエロネタがありましたら、僕に具現化させてください!

リクエストお待ちしています!

※僕の知らない作品の二次創作ですと支援者様のものでもお受けできない場合があります。


◆◆◆◆◆


 どうしよう。

 どうしようどうしようどうしよう。

 ボク、このまま死んじゃうのかな?

 誰にも見つけてもらえずに、こんな所でお腹が空いて、カラカラになって、ミイラになっちゃうのかな?

 それとも……もっと酷い、想像したこともない目にあっちゃうのかな?


 あたりは真っ暗で、床も壁もひやっと凍っちゃいそうだ。

 ずぅぅんと低い音だけがどこからか聞こえる、とても嫌な空間。

 手も足もどんどん冷えていく。

 震えても擦っても摩っても全然あったまらない。

 さっきまでお日様の下で走り回って、汗だくになっていたのに。

 今は冷蔵庫の中に潜り込んだみたいだ。


『エート……コンテナ5ばーん、問題ナーシ』

『おい、中も一応見とけ。ガキが弄ってるかもしんねえ』

『へーい』


 男の人の声。

 扉が開き、部屋に誰かが入ってくる。

 ボクは壁際の荷物と荷物の間にうずくまり、必死に息を潜める。

 ゴツゴツと乱暴な足取りで、こちらに近付いてくる誰か。

 どうか気付かれませんように。

 ボクはここにいません。

 誰も隠れていません。


『ハイ問題ナーシ、問題ナーシ……あーだっり。なんで上級怪人にまでなってこんな下働きしなくちゃなんねえんだよ……』


 不機嫌そうな独り言を残し、その誰かはボクのすぐ近くを通り過ぎた。

 そのままぐるりと部屋の中を一周回って、乱暴に扉を開け、外に出ていく。

 がこん、と重たいロックがかかる音がした。


 一瞬、ほんの一瞬だけ。

 扉の向こうから差し込む光が、その人のシルエットを映し出した。

 その人、人……ギリギリ、本当にギリギリ人間に見えなくもないシルエット。

 けれど、肩とか頭とか、いろんなところが全然違う。

 あんなにギザギザトゲトゲ、「悪い」感じが全身に溢れたシルエットの人間なんか知らない。


 怪人だ。

 ボクは……悪の組織「ボットンス」のアジトに迷い込んでしまったんだ。



◆


 きっかけは今日の昼間、立ち入り禁止の空き地に入って遊んでいた時だ。

 かくれんぼをすることになって、ボクはとっておきの場所を隠れ家に選んだ。

 枯れ木にちょうど隠れるように捨てられていた、大きなコンテナの中。

 前にここに来た時、ボクが見つけた秘密基地だった。

 開きっぱなしの窓から潜り込み、隠してあったお宝で遊びながら鬼が近くに来るのを待っていた。


 待っていたら……誰かがコンテナに近付く足音がした。

 しまった、もう見つかった? なんて思っていたら、


『あ……? おいコラガキ供ッ! 立ち入り禁止の看板が読めねえのかッ!?』


 知らない男の怒号が響いた。

 まるで雷が落ちたような、大きな大きな声だった。

 遠くでキャア、と誰かが悲鳴をあげていた。

 ボクは……その声を聞いただけで心臓が止まったかと思った。

 体がすくんで、息が詰まって、凍ったみたいに固まっていた。


『ここはボットンスの私有地だ! ぶッ殺されたくなけりゃァとっとと失せろクソガキィッ!』


 再びの怒号。

 キャアキャアとみんなの声が遠のいていく。

 そして、


『うーし動かせェ!』


 男の声が響いて、がたん! と。

 ボクが隠れていたコンテナが揺れた。

 地震なんてものじゃない。

 世界がひっくり返ったみたいだった


 コンテナ自体が上下左右にぐわんぐわんと揺れていた。

 中の埃っぽい荷物が揺れ、ギシギシと恐ろしい音を立てている。

 荷物を床に固定している紐が千切れて、あの大きな荷物がボクの方に滑ってきたら……なんて想像が、頭の中を駆け巡った。


 けれどボクは動けなかった。

 お化けも、先生も、怪人すらも、ボクを怖がらせることなんかないって思っていたのに。

 ボクは怖くて、声すら上げられなかった。


 コンテナが揺れている間、ボクは息をするので精一杯だった。

 散らばっていたお宝を抱き締めながら、祈っていた。

 声を出さないように、ボクがここにいることがバレないように、『ぶッ殺され』ないように。

 涙を流してコンテナの隅っこで縮こまっていた。


 揺れが止まって、何か知らない音があちこちから聞こえ始めて……そこでようやく、ボクが入っていたコンテナが、空き地からどこかに運ばれていたんだと気が付いた。

 どこかって言ったら……一つしかない。

 あの恐ろしい声の主が言っていた。


 ボットンス。


 悪の心に目覚めた人間……怪人たちが組織した悪の集団。

 どんな悪いことをしているのか……子供のボクには教えてもらえない。

 教えられないくらい酷い事らしい。

 ボクは聞いたことはないけれど、親にせがんで教えて貰った子がいたらしい。

 その子はすぐ、学校に来なくなった。

 「引きこもり」になってしまったらしいと噂が流れた。


 そんな、ボクじゃ想像もできないくらい怖い組織が、この街にアジトを持っているらしい。

 誰から聞いたのかは覚えてないけど、正直ただの噂話だと思っていた。

 海外のマフィアとかテロリストとか、そんなもの。

 実際にいるんだろうけれど、ボクの人生には関係なさそうな「きっと怖い人たち」のくくり。

 それこそお化けみたいに「いたら怖かったんだろうな」って感じ。


 コンテナの移動が終わった後も、まだボクは信じなかった。

 信じないようにしていた。

 お化けが信じる人の所にしか出ないみたいに、ボットンスだってボクが信じなければ出てこない……なんて。


 たった今扉の向こうに消えていったあのシルエットを思い出して、ボクはがたがた震えていた。

 本当だ。

 全部本当だったんだ。

 ボットンスはこの街にいた。

 怪人は本当にいた。

 ボクは今、そんな恐ろしい奴らのアジトにひとりぼっちだ。


『ぶッ殺される』


 あの、みんなを追い返したあの言葉。

 雷が落ちるみたいに頭の中をひっくり返したあの恐ろしい言葉が、

 何度も何度も頭の中を回っている。

 見つかったら……

 でも、このまま誰にも見つけてもらえなかったら……


 どうしよう。

 どうしようどうしよう。

 ボクは、これからどうすればいい?

 何も思い浮かばない。

 怖くて寒くて、そればっかりだ。

 こんな所、1秒だって残っていたくない。

 それなのに、手も足もぎゅっと体育座りで縮まって、ただただビビって震えている。


 この「怖い」をずっとずっと感じ続けるのか、と恐ろしい想像がよぎった時。


がぎん


 何か、固いものがひしゃげるような音。

 人の手では出せない、破壊の音。

 天井の金網が外されて、そこから何かが落ちてくる。

 空中でくるっと回転し、音もなく床に着地。

 立ち上がって、うずくまるボクを見る。


「いた」


 透き通るような声だった。

 ボクや友達が力の限り叫ぶ声じゃない。

 あの怪人が出した、爆発みたいな声じゃない。

 すっと耳を撫でて、身体中の凍ったように硬い所を優しく解してくれるような。

 とっても落ち着く……女の人の声。


「見つけた、ボクくん」


 細くて小さな声。

 ごうんごうんと騒がしいコンテナの中なのに、なぜか一言も溢れることなく聞き取れた。


 見上げるとそこに、女の人が立っていた。

 背の高いお姉さんだった。


 最初目に入ったのは、人形のようにすん、と落ち着いたクールな美貌。

 ボブカットの黒髪に包まれるようにして、物静かそうな目がボクを見ている。

 悪いものばかりが集まったみたいなこの場所で、その綺麗な女の人の顔だけが、ぽっと温かい優しさを放っていた。


「かくれんぼ、してたんでしょ? あんな所で……もう」


 なんでかくれんぼのことを?

 なんでボクがここにいることを?

 色々聞こうとしたけれど、ボクはそれどころじゃなかった。

 お姉さんの格好。

 ぴっちりとお姉さんの肌に張り付くみたいに馴染んでいる、水着のようなボディースーツ。

 アニメでしか見たことがないようなハイレグのスーツ。

 どこかで見たことがあるそのデザインは……警察官が着ている制服みたいだった。


 ぴっちりと……本当にぴっちりとお姉さんに吸い付いているせいで、へそやおっぱいに浮かぶ影がくっきりだ。

 ママよりずっとデカいおっぱい、ずっと細い腰のくびれ、シュっとしたへそ、そして……ほっそいハイレグでギリギリ隠れたちんちんのない股間。

 全部、まるで裸みたいにくっきり見えている。


「大丈夫……? 体冷えているでしょ? お腹はすいてない?」


 お姉さんがボクの前にしゃがみ込む。

 持っていたぐしゃぐしゃの金網を置いて、ボクの頬に手を当てる。

 きゅちち❤︎ と小さくスーツが擦れる音がした。

 お姉さんの唇が動いて、「バイタルチェック」と呟いた。

 手首にある、腕時計みたいな機械がチカチカと点滅する。


「ちょっとだけ、動かないでね」


 言われなくても動けない。

 目の前にある大きなおっぱいに驚いて、指一本動かせない。

 お姉さんのおっぱいが、お姉さんの太ももに乗っかっている。

 うんこ座りになってむち❤︎ と左右に広がった太ももに、おっきなおっぱいがだぷん❤︎ って着地している。

 おっきくて、スーツがてかてか❤︎ って目立って……ち、乳首がぷく❤︎ って浮いている。

 ボクの手のひらより大きな乳輪が、ちょっとだけスーツからはみ出て見える。

 ツンっと尖った部分が、てかてかの中で浮き上がって見える。


 動けない。

 まるで、大きな目に見つめられているようで、ちんちんがあっつくなって、動けない。

 熱い。

 ちんちんだけじゃなくて、なんだか全身が熱い。

 さっきまで寒かったはずなのにぽかぽかしてきて、それなのに口の中がカラッカラに乾いて。

 頭の奥がジンジンしてくる。


「……うん。以外に元気そう……ん、急に交感神経が……ッ!」


 お姉さんが腕時計から目を上げた。

 ボクの顔を覗き込み……跳ねるように立ち上がる。

 両手でおっきなおっぱいをぎゅ❤︎ と歪むくらい抱き込んで、クールな眉根を怒ったみたいにつりあげた。


「こんな時まで……エロガキ」


 しまったと思った。

 誤魔化すように視線を下に向ける。

 と同時に、「こんな時?」とお姉さんの言葉にはてなが浮かぶ。

 こんな時って、ボクはお姉さんのおっぱいを見たのはこれが……!


 ボクはまた、顔を上げた。

 ハイレグスーツと白い肌の隙間に、記憶のカケラがぽつんと置かれていた。

 足とお腹のちょうど境目くらいにある……黒子。

 お姉さんの怒っているのか困っているのか分からない顔と、お腹の黒子、がかちっと記憶に繋がった。


「お、お姉さん……? 図書館のお姉さん!」

「……黒子で思い出したの? もう、信じられない」


 お姉さんは小さな口をきゅっとへの字に曲げる。

 その口元もはっきり思い出せる。

 お姉さんとボクはこれまで何度も会ったことがある。

 散々ボクがいたずらしまくっていた……街の図書館の司書さんだ。


◆


 お姉さんはいつも図書館にいた。

 と言うか、図書館の外にいるのを見たことがない。


 いつも受付で本を読むか何かを書いている、大人な感じのお姉さん。

 おばさんとか先生とかとは違う、お姉ちゃんって感じでもない、お姉さん。

 図書館のマークが付いたエプロンがトレードマーク……というかお姉さんそのものだ。


 お姉さんは、いつも静かで、落ち着いていて、冷たかった。


「図書館では、お静かに」


「貸出期間は1週間です」


「走るなら外に行ってください」


 お姉さんが発する声は、基本的にこの三つだけだった。

 お姉さんが誰かと長い間喋っている姿を見たことがない。

 見かけるお姉さんは、必ずぴっと背筋を伸ばして、本を何冊か持っていて、何かを考えるように俯いていた。

 身体も動かない、髪の一本も揺れていない。

 時々本のページをめくるだけ。

 静かな図書館を支配する女王様って感じだった。


 いつでもお人形みたいにすッとした顔で、短く喋る時も口が動いているのかわからない。

 見えるのはいつも髪で隠れた横顔だけ。

 うつむきかげんの顔を、上げたこともない。

 顔を合わせても気付かなかったのは、単にボクがお姉さんを真正面から見たことがなかったから。

 目を合わせたのもさっきが初めてだ。


 そんなお姉さんを……いや、そんなお姉さんだったからこそ、ボクたちはお姉さんへのイタズラを色々考えた。

 お姉さんが喋る瞬間を見てみたくて。

 お姉さんの表情がびっくり仰天する様を見てみたくて。

 本当にただ、腕試しのつもりで。

 色々試して、その都度静かに怒られた。

 かくれんぼで勝手に裏の蔵書庫に忍び込んだ時も、スパイごっこで本を返して回るお姉さんをつけ回した時も、歩き鬼ごっこで図書館中を練り歩いている時も。

 お姉さんはボクたちを静かに、短く注意して、出口を指差すだけだった。

 顔を上げることも、ボクたちを見ることもなかった。


 ボクたちは「はーい」「ごめんなさーい」「チェ、次の作戦を考えようぜ」と図書館を後にする。

 そしてまた数日経てば、新しいイタズラを決行する。

 その繰り返しだった。

 結局、お姉さんを驚かせる作戦は全て失敗だった。

 ボクの最後の悪あがき以外は。


 1週間くらい前のこと。

 珍しく……いや、もしかしたら初めてだったかもしれない。

 お姉さんがスカートを履いていた。

 いつもは動きやすそうなジーンズだったのに、その日は何故かふわっふわの軽そうな長いスカートだった。

 他の友達はみんな塾の日だったので、図書館に来ていたのはボクだけ。

 何かを考える暇もなく、ボクは閃いたイタズラを実行に移した。

 なんてことはない。

 みんなで勝ち取った勝利もいいけれど、ボクだけが獲得したトロフィーを見せびらかすのも気持ちいいんだ。


 返却図書を戻しに、席を立つお姉さん。

 ボクはその後ろをスパイごっこで鍛えた足さばきでついて行った。

 抜き足差し足忍足。

 揺れるスカートを見逃さないように。

 そして、お姉さんが立ち止まったその瞬間、床を蹴って駆け出した。

 何故かお姉さん、その瞬間にこっちを振り返ったんだけど……ボクには関係なかった。


「何をし……ッ!」


 ばっ! と。

 両手を下から上に振り上げる。

 柔らかいカーテンみたいな手触りのスカートが、ボクが起こした風に巻かれてふわぁと舞い上がる。

 見たことのないテカっとしたブーツが見えた。

 買ったばかりの画用紙みたいに白くて、ずぅ〜っと伸びる長い足が見えた。

 そして……黒子。

 白い肌の上にぽつっと鉛筆を当てたみたいに、小さいのにはっきりと見えた、足とお腹の間くらいにある黒子。

 同級生にやったイタズラとは、全く違う景色があった。


「ッ! ーーーッ!」


 次の瞬間、その光景は白いカーテン……いやスカートによって隠れてしまった。

 お姉さんが両手を膝に叩きつけたんだ。

 お姉さんは乱れた髪を直すこともなく顔を上げた。

 思い出した。

 さっきは正面から顔を見たことも、目を合わせたこともないって言ったけど。

 一度だけ。

 あの強烈なスカートの中の世界に霞んで忘れていたけど、一度だけ。


「……エロガキ」


 しっとりとした目を吊り上げて、白い頬を焦ったように染めて、小さい口をきゅっと絞って、微かな声でそう呟いた。

 怒っていたと思う。

 けど、その顔は困っているようにも見えて、全然怖くなかった。


 でも、ボクはそのまま逃げ出した。

 エロガキ、なんて棘のある言葉がお姉さんから出てくるなんて思わなくって。

 思ったような怒られ方じゃなかったのがびっくりして。

 その場から1秒でも早く離れなくちゃ、って駆け出した。


 気付いたらいつも遊んでいる公園とは逆の、山に続く空き地に来ていた。

 「立ち入り禁止」の看板にもたれて、さっきまでのことを思い出す。

 お姉さんの反応が、お姉さんの、あの怒ったような困ったような顔が何度も何度も頭の中をぐるぐる回って、「エロガキ」って何度も言ってくる。

 同級生のとは全然違う、ママのともまた違う、でも何故か目に焼きついているスカートの中の世界が、ぐらぐらボクを揺さぶってくる。


「あれ、なんでこっち側にいんの?」


 頭の中がパンクしかけたボクを助けてくれたのは、塾帰りの友達だった。

 家とは逆方向の空き地にボクがいたことにびっくりして声をかけたらしい。

 ボクは一瞬だけ悩んで、今日のことは誰にも言わないことにした。

 なんだか、その方がいい気がしたし……どう説明していいか分からなかったから。


 その日は適当に空き地の周りで遊んで終わった。

 思いがけず広い空き地に夢中になって、次の日からも自然と空き地に集まるようになった。

 図書館から空き地の中へと興味が移ったボクたちは、図書館もお姉さんも忘れて新しい遊び場の開拓に熱中することになった。

 まさかそこが、噂になっているボットンスが所有する土地だったなんて、想像もしていなかった。


 図書館にはそれから一回も行っていない。

 忘れていたし、忘れようとしていたから。

 まさか、図書館の外では見たことがないお姉さんと、また会うことになるなんて思ってもいなかった。


◆


「シークレットポリス。秘密エージェント……まあ、警察みたいなものだから」


 コンテナを出る前に、お姉さんは正体を教えてくれた。

 怪人や怪人組織と戦うための警察みたいな組織、シークレットポリス。

 お姉さんはボットンス基地を探るため、図書館司書さんとして街に潜入していたんだ。


 なんでボクがここにいるのか……と思ったら。


「これ、持っててくれて助かったよ。一か八かで来てよかった」


 そう言って、ボクが抱えていたお宝に手を伸ばす。

 それは……あの図書館の登録カード。


「場所を追跡できるようになってるの。秘密だよ」


 そう言って、唇に人差し指を当てる。

 ぷく、と指で唇が動くほんの少しの瞬間だけで、何故かドキドキしてしまう。


「最近来ないと思ったら。あの空き地で遊んでいたから……本当、呆れた」


 ドキドキするボクをそのままに、お姉さんはまた腕時計みたいな機械を弄りだす。


 怪人とボットンスを調べていたお姉さんは、勿論あの空き地も調査していたみたい。

 けれど、ボクたちがあそこで遊んでいることは知らなかった。

 今日、たまたま調査に向かったら、空き地の奥に入っていくボクたちを見てしまった。

 追いかけようとしたけれど、怪人たちがすぐ後に入口周りを固めてしまって入れなかったらしい。

 無事に追い出されてきたからって安心していたら……ボクがいないことに気付いた。

 気付いてくれた。


「君のことはよく覚えていたから」


 どうして? なんて今更聞けない。

 お姉さんには、謝らなくちゃいけないことがいっぱいあるんだ。

 そんなボクを見捨てるどころか、危険な基地まで助けに来てくれた。


「行くよ。怪人に見つかったらまずいから、静かにね……得意でしょ?」


 ボクのために、怖い怪人たちがうじゃうじゃいる、こんな所まで。

 謝らなくちゃ。

 ありがとうって言わなくちゃ。


「ちゃんと出られたら、いっぱい怒らなくちゃいけないことがあるから……明日必ず図書館に来ること。いい?」


 けれど僕は。

 そう言って挿し伸ばされた手を、ただただ握り返すことしかできなかった。


 お姉さんへのいろんな気持ちより……


「ん、元気で結構」


 ボクは、お姉さんのカラダのことで、頭がいっぱいだったのだ。


◆


「……やっぱり、上級怪人が多い。最重要拠点の情報は正解、か」


 お姉さんに手を引かれ、基地の中を進んでく。

 前に見学した大学の中みたいに、ピカピカで綺麗な廊下だ。

 もっとドロドロで真っ暗で、ドブみたいな匂いがするような場所を想像していたから意外だった。


 ……。


「……ん、ちょっと待って。そこ、その部屋、急いで」


 お姉さんが何かに気付いた。

 近くにあった部屋に滑り込み、音を立てないように戸を閉める。


『はぁ゛〜だりぃ……早くベンジョルーム行きてえよ』

『シークレットポリスの連中が張ってるって言ってもなぁ……この施設はまだバレてねぇんだし』

『見回りってよ、何を見て回ってんだって、なあ?』


 すぐに、廊下から怪人たちの声が聞こえてきた。

 さっきまでボクたちが歩いていた場所を、あのグロテスクなシルエットの怪人たちが歩いている。

 お姉さんが一瞬遅れただけで、彼らと鉢合わせしていたかもしれない。

 そう思うと、また心臓がドキドキと……。


 ……。


「私たちが動いているのも気付かれてたの。そんなに大事な施設ってこと……」


 いや。

 ダメだ。

 ダメだダメだ。

 施設から脱出する、一歩間違えたら大変なことになる今。

 すぐ近くを凶悪な怪人が歩き回っている、とても危険な場所。

 なのに、ボクは、気になって仕方がない。


きゅ……❤︎ に、ち……ッ❤︎


 お姉さんが廊下の様子を確認してくれる。

 スーツが擦れて、小さな音を立てる。


「今のも上級……ほんと、厄介」


ず、にゅ❤︎ む゛、ッぢ、ぃ……❤︎


 壁に耳を押し付けて、何かの音を聞くお姉さん。

 おっぱいが……お、思ったよりでっかいおっぱいが、壁に押されてぺたんと潰れる。

 無意識なのか、お尻がゆらゆらと揺れる。

 ボクが見ているのが分かっていないのか、どうでもいいのか、むっちりなお尻が目の前で揺れている。

 コンビニ雑誌の表紙で見た、水着の女の人がするポーズみたいだ。

 シークレットポリスのスーツ、前から見てもすごかったけど、後ろから見てもものすっごい。

 ハイレグすぎてお尻の割れ目に沈んで消えて……お姉さんのお尻が丸見えになっている。

 いつもはジーンズでわからなかったけど、こうして見るとやっぱりデカい。

 みんなで読んで「エッロ!」って笑ったあの雑誌の女の人なんかより……ずっと。

 ずっとボクの目を掴んで離さない。


「……ん、よし。行くよ」


 お姉さんはボクの手を掴んだ。

 大きくて、すっぽりボクの手を包んでくれる手。

 けど、全然強引さはない。

 あんなに迷惑をかけたボクの手を、ぬいぐるみを握るみたいに優しく、でも離さないようにしっかり、握ってくれる。


「ゆっくり、ね」


 お姉さんが呟く。

 お尻がむち❤︎ っと揺れて、スーツがきちちち❤︎ と鳴いた。

 ドキドキする。

 怪人やボットンスへの恐ろしさよりも……お姉さん。


「ふゥ……大丈夫? 疲れたら言ってね」


 目の前にあるお姉さんの全部が、ボクをドキドキさせる。


 お姉さんに隠れるようにして、また廊下を歩き出す。

 暗い部屋から明かりのついた廊下に出ると、お姉さんの後ろ姿がはっきりと見える。

 ぴちっとしたスーツに包まれた背中も、細い腕も、後ろからも見える大きなおっぱいも……細い腰も、でっかいお尻、も……!


 ボクの頭の中でぱちっ! と音がした気がした。

 眩しい光に照らされたお姉さんのお尻。

 歩くだけでたゆっ、たゆっと揺れるお尻。

 そのもっちりとしたお肉の頂点に……黒子が一つ。

 ボクとお姉さんを繋ぐ、小さいのにくっきりとした証が、お尻にも。


「ごめんねボクくん。後ろ、誰か来たら教えて」


 お姉さんが何か言った気がした。

 けど、ボクは黒子に夢中。

 揺れ動くお尻にしがみついた小さな小さな宝石を見るのに一生懸命。

 いや、見るだけじゃ、もう。


 壁に触れていた手が前に伸びる。

 揺れるお尻に狙いを定めて、


ぷに


 柔らかかった。

 ふっくらの蒸したて肉まんをつついた時みたいに、ボクの指はお尻に沈む。


「ひゥうっ❤︎」


 瞬間、きゅっとお尻が引き締まり、お姉さんが声をあげる。

 いつものお姉さんとは、ボクを助けてくれたお姉さんとは思えない、ちょっと可愛い声。

 その直後、


『……ん、おい誰だァ゛ッ!?』


 ボクの背後から、雷が落ちたかのような声がした。


◆


『おい、いねえじゃねえかよ』

『いやマジマジ、チンポにクるメスの声したんだって!』


 廊下に怪人たちの声が響く。

 遠くない。

 もうすぐそこ。

 ボクたちが飛び込んだ廊下の先に、影が見える。

 あの悍ましい、ガラクタを繋ぎ合わせて人の形を作ったみたいな、怪人の影。

 それが二つ、ゆっくりと大きくなってくる。


 ボクとお姉さんが隠れた先は、最悪なことに行き止まりの場所だった。

 倉庫の代わりに使われているのか、開けられた段ボールが積まれている。

 そこに身を隠せば時間が稼げるだろうけど……ほんの数分が限界。


 怪人たちが「気のせいだった」と歩みを止めてくれればいいのだけれど、


『メスって……オベンジョーズかぁ? また誰かが連れ出して放置してンのかよ……』

『ひひひッ! 上モノが入ったって話だし……連れ戻すついでに「味見」シてやってもいいだろぉ?』


 何を言っているのかわかんないけど……多分、ボクたちを諦める気はないみたいだ。

 何やら楽しそうにおしゃべりしながら、けど確実にこっちに向かってくる。


 どうしよう。

 ボクはまたやってしまった。

 思いつき、いや思いつくより先に、手を動かしてしまう。

 せっかく逃げられるチャンスだったのに……それどころか、ボクを助けに来てくれたお姉さんまで巻き込んで。

 ボクは……どうすれば。


「ボクくん」


 ボクを隠してくれていたお姉さんの背中が呟いた。


「さっきはありがとう。ボクくんが教えてくれなかったら、あいつらに気付かれてた……変な声、出しちゃったから、バレちゃったけど」


 違う。


「ごめんね、せっかく助けてくれたのに……私のせいで無駄になっちゃった。戦うのは、多分厳しい。上級二体と正面からは……ごめんね」


 お姉さん、違うよ。

 ボクも気付いてなんかいなかった。

 そんな、怪人なんかボクは全く知らなかった。

 ボクはお姉さんに怪人がいることを伝えようとしたんじゃない。

 ボクはお姉さんの……


「でも」


 お姉さんがボクを見た。

 ボクの両肩を掴んで、ボクの目を見て、

 ふわ、っと笑った。


「でも、ボクくんだけは、必ず助けるから」


シュアッ!


 空気が抜けるような音がして、頭と背中に布みたいなものが被せられた。

 雨がっぱみたいなビニールっぽいキュキュとした布で、頭から被れば僕がすっぽり隠れられる。

 鼻をくすぐる、あの図書館の匂い。

 いや、これはお姉さんの……


 !


「落ち着いて聞いてね、ボクくん」


 立ち上がったお姉さんを見上げて、心臓がぎゅぅッ! と苦しくなった。

 スーツが消えて、お姉さんは裸になっていた。


だ、ぷぅるっ❤︎


 光なんか殆どない暗がりなのに、白い肌が輝いて、お姉さんの姿が浮き上がって見える。

 緊張しているのか、おっぱいがふるふる揺れている。

 大きい。

 スーツ越しにも大きかったのに、今はより一層大きく見える。

 暗がりなのに、その白さも、乳輪の色もはっきり見える。

 ふっくら盛り上がった乳輪の先では……ぷっくり甘そうな飴玉みたいな乳首が揺れていた。


 何かイケナイものを見た気がして目を逸らす……と、むちっとした太ももが飛び込んでくる。

 あの、全てを変えた衝撃の黒子が目の前にある。

 スカートもスーツもない、真っ白な肌の上にぽつんと、寂しそうに一人でいる。


 おちんちんの付いてない股の所は、シュっと一本だけ割れ目があった。


「エージェントスーツ、サイズが合わないと思うけど……コレでほら、私からも見えなくなった」


 お姉さんがまたしゃがむ。

 たぷ❤︎ とおっぱいが潰れる。


 時計型の装置を操作すると、ぼくに被せた布から小さく音がした。

 お姉さんがボクに時計版を見せると……そこにボクは写っていなかった。

 ボクの後ろの壁があるだけ。


「その状態なら誰にも見つからないの。あまり長くは使えないけど……1時間、くらいあれば逃げられるはず」


 「かくれんぼは得意でしょ」とお姉さんは笑った。

 時計も外して、ボクの腕に引っ掛ける。

 お姉さんはボクより大きいのに、バンドはピッタリだ。


「ここにルートが出るから、それを見て逃げてね。他の怪人が近くにいる時は立ち止まるか、ゆっくり通り過ぎること」


 時計には小さく地図がある。

 矢印を辿れば、ボクは出られる。

 でも、じゃあ、そうなったら……お姉さんは?


「私は……大丈夫。ボクくんが十分遠くに行ったって思ったら、時間を稼いで、自力で逃げるから」


 お姉さんは笑っていた。

 ボクでもわかる。

 すっごく怖がっている。

 けど、ボクのために笑っていた。


「さ、行って。無事に出られたら、そのスーツを警察に届けてね。そうすれば……」


 そうしなければお姉さんは助からない。

 お姉さんが飲み込んだ最後の言葉。

 でも、ボクには届いた。

 このままじゃ、二人とも捕まっちゃう。

 ボクが無事に逃げ切れれば、お姉さんも助かる!

 これは……ボクにしかできないことだ。


◆


『お゛ぉ゛〜い! とっとと上級怪人様にご挨拶しろや゛ァ゛ッ!』

『そこに居るのは分かってッからなぁ゛! ブッ殺されたくなきゃ、とっととオベンジョしてくれよぉ〜ぎゃはははッ!』


 顔を上げないように、音を出さないように、一歩一歩、転ばないように。

 ボクは怪人たちの横を通り過ぎる。

 そいつらの姿は見えない。

 怖くて、見たくもない。


 目のすみっこに見える、電信柱みたいにぶっとい足だけでもう限界。

 あんな足で蹴飛ばされたら、ボクなんかサッカーボールみたいに吹っ飛んじゃう。

 あんな足をした怪人たちの顔なんか、怖くて見る気にはなれなかった。


『アレだ、1分だけ待ってやるよォ゛! 前の奴のザーメン洗ってこっち来なァ゛』

『お、ソレ良いな! 1分以内なら穴で許す! 1分超えたら……ぎひッ! 全身穴だらけだ!』


 テレビで見たダンサーの人みたいに、ボクはゆっくりゆっくり、スローモーションで歩く。

 スーツは本当にボクを見えなくしてくれているみたい。

 怪人たちに近付いても、真横に来ても、奴らはボクに気付かない。

 ぎゃははとあの床が揺れるような笑い声をあげて、曲がり角を……お姉さんが隠れている場所に叫んでいる。


 よし、このまま進めば……


『コォやってなァ゛ッ!』


がばゥ゛ッ!


 ッ!


 頭の上で、爆弾が爆発した。

 いや、違う、と、思う。


『お、おいッ! ココでぶっ放してんじゃねえッ! くァ゛〜〜〜耳いてぇ〜〜〜ッ!』

『おっと、悪い悪い、テンション上がっちまってよぉ』


 ボクが手をついていた壁に、ボクの頭がギリギリ外れていた位置に、蜂の巣みたいな穴が空いている。

 映画で見たことがある。

 ショットガンを撃った時に壁にできるアレ。

 この一瞬で、どうやって?


 ボクは思わず振り向いた。

 そして、見てしまった。


 灰色の肌、ゴリラより太そうな手足。

 手は変形して、銃口のようなものが飛び出している。

 そこから煙が立ち上り、熱気が広がっている。

 そんな恐ろしい怪人の、顔。


『……あ゛?』


 見てしまった。

 微かに声をあげてしまった。

 一眼見て人間じゃないとわかる。

 目も口も鼻もあるのに、人間とは絶対に違う。

 ボクなんか虫を潰すみたいに殺されてしまいそうな……悪の塊があった。


 その顔が今、ボクを見ている。

 声が聞こえてしまった?

 それともスーツの効果が切れた?

 わからない。

 確かめたくても、動けない。

 その目が怖くて、足も手も石みたいに固くなって、ボクはただ……


『おい、今そこに』


「お、オッベンジョォォォォォンッ❤︎」


『ッ!?』

『おォッ❤︎』


 ……え?


 怪人が一歩、こっちに足を踏み出そうとした時だ。


「お待たせ致しましたッ❤︎ オベンジョーズ只今参上致しマンコッ❤︎ 怪人様に~~~~~~ッ❤︎ オーッ❤︎ マンッコーーーッ︎❤︎❤︎❤︎」


 聞き覚えのある、どころじゃない。

 さっき、ついさっきまで。

 ボク唯一の味方だった……お姉さんの……ッ!


『おいおいッ! あんな奴まだ残ってたのかよ……おいって!』

『あ? ンだよ……うぉッ!? ひ、ひひひッ! こりゃァやべェなぁ゛ッ!』


 ボクも、そして怪人たちも、驚きを隠せない。


「はぉッ❤︎ ふ❤︎ ンふォッ❤︎ お、おっぱいぶるるンッ❤︎ デッカケツだぷんだぷぅ~~~ンッ❤︎ お……おべッ❤︎ オベンジョーズッ❤︎ 怪人様のご立派ギンギンお……おチンポをご奉仕準備ッ❤︎ 完了しておりマンッ❤︎ ~~~~~~ッ❤︎」


 お姉さんの「時間稼ぎ」に意識を全部、持っていかれていた。


◆


 オベンジョーズとは、ボットンスの怪人たちが従える女の人だけが入れる戦闘員集団。

 戦隊ヒーローでボコボコにされてるザコキャラのイメージ。

 怪人が来る前に暴れたり、敵の体力を削るために消費されたり……どっちにしろ使い捨てみたいな奴だ。

 けど……


「ふッ❤︎ ンッふ❤︎ お゛❤︎ おチンポくださィッ❤︎ ザコメスまんこッ❤︎ せ、性処理したくって……メス汁ヌルヌルでこざいマンッ❤︎ コォーーーッ︎❤︎❤︎❤︎」


 なんなんだろう、アレ。

 多分、近くに積まれていたスーツを着たんだと思う、けど。


『ぎゃははははっ! おいおいおい、ベンジョーズにこんな上モノいたのかよ!』

『どうせくたびれオナホばっかりだと思ってたけど……こりゃヤベェな……』


 お姉さんのあの服。

 アレがオベンジョーズなのか?

 あんな……バカ丸出しの露出狂みたいな……ッ!


 さっきまで着ていたスーツも、ボクから見ればエッチすぎるデザインだった。

 けど、コレはそれすら軽々飛び越える。

 黒くてテッカテカなハイレグスーツ。

 そのハイレグはさっきよりも際どくって、お腹の辺りなんかほとんど紐みたいだ。

 お姉さんのあの、ぽつっと目立つ黒子が丸見えなんだもの。

 グローブとソックスも黒テカで、動くだけでキュチキュチ❤︎ と騒がしい。

 あんな恥ずかしい格好で、あんな恥ずかしい音を立てるなんて……変態そのものだ。

 それより、何より、あのおっぱい。


「ほ❤︎ ほ❤︎ ほ❤︎ ばいんばいんばい~~~んッ❤︎ で、デッカパイぶるるるッ❤︎ まんまんふりふりぃ~~~ッ❤︎」


 お姉さんは、ガニ股で腰をカクカクと前後に揺らしている。

 両手は頭の後ろで、まるで捕虜にされた人みたい。

 ばるん❤︎ ばるん❤︎ と……あのでっかいおっぱいを、荒々しく振り回して踊っている。

 スーツの胸の所には、布がない。

 お姉さんの、あのおっきなおっぱいが丸出しだ。

 たっぷり柔らかなおっぱいが……お姉さんが踊るたびに上下に揺れる。

 あのピンクの乳輪が、激しい揺れで線に見える。


「お〜ッパイパイっ❤︎ お〜〜〜まんこまんこッ❤︎ オベンジョダンスッ❤︎ ど、ど、どうかご覧あれェ〜〜〜ッ❤︎」


 お姉さん、顔が真っ赤だ。

 声が上擦って、時々言葉に詰まっている。

 そりゃそうだ。

 だってあんな格好で、あんなこと言って、あんなダンスをして……それを全部怪人に見られて。

 死にたくなるくらい恥ずかしいに決まっている。

 でも……ボクのために。


 怪人たちがボクを探すことよりも、


『いやァ〜見回りはちゃんとやっておくもんだな』

『都合の良い事言いやがって。ま、今だけは同意してやるよ』


 お姉さんに注目するように仕向けるために。

 お姉さんはわざと、あんな変態オベンジョーズの真似をしてくれているんだ。

 見たことないくらい大きな声を張り上げて、すっごく嫌な感じの喋り方で怪人の注目を集めて、ボクのために死ぬほど恥ずかしい事をしてくれているんだ。


『つかコイツ、動きとか固くね?』

『まだ「馴染んで」ないんだろ。その方がエロくて良いじゃんよ』


 目論見通り、怪人たちは踊り狂うお姉さんに近付いていく。

 ボクは動けなかった。

 お姉さんが気になって。

 だってこのままじゃ、お姉さんはどっちみち……。


 !

 そうだ。

 お姉さんにはパワーがあった。


 最初に助けに来てくれた時、お姉さんは金網を力で捻じ曲げていた。

 人の手じゃ絶対に壊せない金網を壊してボクの元に来てくれた。

 それに、上級怪人と戦って勝つのは「正面からは」難しいって言っていた。

 それなら、不意打ちなら倒せるのかもしれない。

 お姉さんはエージェント、怪人とも戦えるエージェント!

 何かきっと、あいつらを倒せる策があるんだ!


 それならボクは逃げるわけにはいかない。

 お姉さんがあいつらを倒すのを待って、二人で一緒に逃げるん……


「ふ、ふ、ふ〜りふ〜り……」


ばぢン゛ッ❤︎❤︎❤︎


「き゜ゃ゛❤︎❤︎❤︎」


 ……え?


ぱぢょッ❤︎❤︎❤︎ プシャッ❤︎ びゅぢょォ゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎


「はぎッ❤︎ イ゛ッ❤︎❤︎❤︎ きゅォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」

『ぎゃははははははッ! 声ぶっさ!』

『イき方やっべー! 一発で潮吹きキメてんじゃねーよ雑魚ッ!』


 え、おね、お姉、さ……?

 一瞬でわからなかった。

 でも、怪人が、多分、お姉さんのおっぱいを叩いた。

 ぶん殴ったと言っても良いくらいの勢いで、横にばちんッ! って。

 そして、おっぱいごとお姉さんのがぐらついた次の瞬間、お姉さんは……


「イグッ❤︎ イグッ❤︎ イ゛……ッグゥ゛ゥ゛ゥ゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ パイパイイぎますッ❤︎ う゛う゛う゛デカパイジンジンしりゅ゛ゥ゛ッ❤︎ お゛❤︎ ぎもぢぃ゛ッ❤︎ イぐのぎも゛ッぢィィィッ❤︎❤︎❤︎」


プシッ❤︎ ぷぢょぼぼぼぼ……ッ❤︎❤︎❤︎


 勢いよくお漏らししながら、悶えていた。

 歯を食いしばって倒れないようにしている。

 カクカクカクッ❤︎ と腰と足が震えている。

 丸出しのおっぱいに真っ赤な手形が付いている。

 すごく痛そう。

 お姉さんも涙を流している。

 けど、すっごく、嬉しそうに見えた。


「ッはぁッ❤︎ は❤︎ は❤︎ はぉ゛……ッお゛お゛お゛〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎」


 眉をぎゅぅぅッ! と絞って、舌をみっともなくびろっと出して、お姉さんは酷い唸り声をあげている。

 お股からプシュプシュとお漏らしを続け、今にも砕けてしまいそうな下半身をガタガタ震わせている。

 お腹のあの黒子が、びく❤︎ びく❤︎ って何度も震えている。

 見るからに、普通じゃない震え方だ。

 とても辛そう。

 すっごく、苦しい思いをしている、はずなのに。


『どれどれ、まんこチェーック!』

『うぉ、びっしょびしょじゃねえかよ。その歳でおねしょ卒業出来てねえのかぁ?』


ぐちゅ❤︎


「お゛ゥ❤︎❤︎❤︎」


 辛くて悔しくて、たまらない、はずなのに。


ぐぢぢゅッ❤︎ ごぢゅごぢゅごぢゅごぢゅッ❤︎❤︎❤︎


「お゛❤︎ う゛ぁッ❤︎ ま、まッ❤︎ お゛❤︎ お゛お゛お゛イグイグイグイグッ❤︎❤︎❤︎ ッッッぐウ゛ぅ゛ーーーーーーーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


ぷっじゃーーーッ❤︎❤︎❤︎


『ぎゃははッ! ざッけー! まん肉めっちゃ締めてくんじゃん!』


 お姉さんは、お漏らしして絶叫している。

 あのクールな顔が、ぐちゃ❤︎ って歪んで、目をまん丸に見開いて、口を「お」の形でぶるぶるさせて、何度も何度も、頭を後ろにぐわんッ❤︎ と振り上げて、おっぱいを揺らして。

 イってる。

 気持ちいい時になるヤツ。

 好きな人としかならないヤツ。

 それをお姉さんは……怪人で、怪人に、イかされている。


『デカチチ揺らしやがって、邪魔くせえな』


ぎぢッ❤︎


「い゛ッ❤︎」


みぢぅぅぅ~~~ッ❤︎❤︎❤︎

「あ゛ッ❤︎ だめでッ❤︎ う゛❤︎ う゛う゛ぅ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛~~~ぢくびッ❤︎ イグッ❤︎ ぢぎッびぃぃぃィ゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 おっぱいを握られて、引っ張られて。

 大きなおっぱいをぶよん、ぶよんって引っ張っては戻され、引っ張っては戻され。

 ぷっくりとした乳首をツマミみたいに握られて、弄ばれて。

 そして、イっている。

 今度は歯を喰いしばって、「いぎぎ❤︎」と喉を絞められているみたいな音を立てて。

 でも、どこか嬉しそうにイっている。


『姿勢崩すなよ~? チェック中にコケたらお仕置きすッからなぁ?』

『おいまんこ緩んでッぞ? 手だからってサボってんじゃねぇぞカス! 怪人様の手もちゃんとまんこ奉仕しろやボケッ』


 怪人たちはお姉さんを取り囲み、その太い両手でお姉さんを虐めだす。


「ひ……ひゃッ❤︎ ひゃぃ゛ッ❤︎ か、かしこまりまン……」


ごちゅ❤︎


「ごひょォ゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 返事をしかけたおねえさんのおまんこに指を突っ込み、中断させる。

 お姉さんの身体がぴょい、と一瞬宙に浮く。


『返事ィ、聞こえねえぞ?』

「ほッ❤︎ ほッ❤︎ かひ、かひこまィ……」


ぐりィィィッ❤︎


「い゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 また邪魔する。

 今度はおっぱいを、へそくらいまで引っ張り下げて、お姉さんを鳴かせる。

 おっぱいがぶるぶる震えて、汗の粒が飛び散っている。

 ガニ股の足がつま先立ちになり、また一層激しく揺れている。

 知性に満ちたあの目がぐりんと白目を向いて、大きく開け放たれた口からびんッ❤︎ と舌が顔を出している。

 涙を流しているのに、やっぱり、何故か、嬉しそう。

 怪人に痛めつけられているはずなのに……どうして?


『ったく、最近のオベンジョーズは返事の仕方も学習させてねえのかよ』

『ウチも資金難だよなぁ……あのポリスなんちゃらがうっぜーのな!』


 怪人たちは、全然本気じゃないみたい。

 ボクが友達とゲームをしているときみたいだ。

 おしゃべりがメインで、ゲームはただ、なんとなく手元にあったから触っているだけ。

 そんな気軽さで、怪人たちはお姉さんを追い詰める。


ぐちゅぐちゅぐちゅッ❤︎ ごりゅい゛❤︎❤︎❤︎


「はぎッ❤︎ う゛ぃ❤︎ い゛ぃ゛ぃ゛ォ❤︎ お゛ッ❤︎ ほォオ゛オ゛ォオ゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」

『お、Gスポ見っけ』


 ちょっとしたレアアイテムを拾ったくらいの感覚で、お姉さんのおまんこをほじくり返す。


ぐりゅ❤︎ こりこりこりこり……ぎぢゅッ❤︎❤︎❤︎


「ふぎ❤︎ い゛ッ❤︎ ぐぃぎぎぎゥ゛ッ❤︎❤︎❤︎ ッッッう゛ーーーーーー❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


ぱびゅッ❤︎ びゅッ❤︎ ぷびゅぅ゛ぅ゛ぅ゛ッ❤︎❤︎❤︎


『こっちもイケたわ。やっぱ乳がでけェとミルク出すのも楽勝だな』


 新しいスキルを使ってみるような気軽さで、お姉さんのおっぱいからミルクを吹き出させて見せる。


『マジ、最高じゃね? コイツ今んとこ100点満点なんだけど』

『ベンジョにしとくにはもったいねえくらいだな……あーくそ、オベンジョーズ採用一覧ちゃんと見とけばよかったァ~!』


 今にも倒れそうなお姉さんを見て、怪人たちはぎゃははと笑う。

 そして、


『合格ッ!』


 お姉さんのおっぱいを打ったあの手のひらを、


ばぢゅン゛ッッッ❤︎❤︎❤︎


「ごォ゛え゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 今度はお腹に叩きつけた。

 黒子がぐにゃ、って一瞬歪む。


 またお姉さんの身体が宙に飛び上がり、べちゃ❤︎ と尻もちを付く。

 左右に開いたままの太ももがびん❤︎ とつま先まで突っ張って、


「イ゛ッッッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ イギュぃ゛ッッッッッッ❤︎❤︎❤︎ ぐ、う゛❤︎ う゛❤︎ う゛❤︎ う゛う゛う゛お゛お゛ぉ゛お゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


ぷしゃぷしゃぷしゃッ❤︎❤︎❤︎


 壁まで震える絶叫をあげた。

 お漏らし……じゃなくて、潮吹きをまたして、イっていた。


「あ゛❤︎ あ゛ッ❤︎ あぁお゛ッ❤︎❤︎❤︎ くぁ゛❤︎ あ゛ッ❤︎ あ゛ぁあ゛ぁあお゛~~~イぐッ❤︎ イぅ゛ぅ゛ぅ゛~~~~~~ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 頭の中が空っぽになったみたいな顔で、目も口もぱか、っとアホみたいに開いて、イっていた。


 ……お、お姉さん?

 策が、あるんだよね?

 ボクを無事に逃がした後、お姉さんもちゃんと助かる方法が、あるんだよね?


『掘り出し物、見っけちゃったなあ』

『はぁ~~~マジ、コイツだけで今日までのストレスぶッ飛ぶわ! つか、ぶッ飛ぶまでヤる!』

「お゛ーッ❤︎ う゛❤︎ う゛ぉ゛ーッ❤︎ お゛ほッ❤︎ う゛ぉほッ❤︎ イッ❤︎ ぐ❤︎ イグッ❤︎ うぎゅぅ゛~~~ッ❤︎❤︎❤︎」


 ちゃんと、この後逆転勝利、するんだよね?


◆


『ん、おい! 侵入者アリかも、だってよ』

『かも? いたのかいねえのかどっちよ。それとも、もうくたばってたとか?』

「〜〜〜ッ❤︎ お゛❤︎ はッ❤︎ はッ❤︎ はぉ゛❤︎ フ……っ❤︎ お゛❤︎ お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎」


 微かに響くバイブレーション。

 怪人の一人がスマホを取り出し、驚いたように相棒の肩を叩く。

 床で悶えるお姉さんをそのままに、怪人たちはスマホ画面を覗き込んだ。

 逃げるチャンス……なんだけど、お姉さんは立ち上がることもできなさそう。

 カクカクと腰を震わせて、おちょぼな口から変な声を垂れ流して……目はもう、どこを見ているのかわからない。


 ボクが助けに……いや、無理だ。

 ボクも動けない。

 あのお姉さんの姿を目にして、足が固まって動かない。


『コンテナ5って……あれ、さっき見たトコだろ?』

『あぁ〜? そうだったかぁ? 何もいなかったはずだけどなあ……ガキか?』

『換気扇とダクトの柵、あちこちぶっ壊れてるんだってよ。ガキって、ゴリラのガキでも紛れ込んでたのか?』

『ん……それじゃ違うか……』


 怪人たちはお姉さんを見下ろす。


「ぅ゛……ッ❤︎ ッふ❤︎ ぅ゛ッ❤︎ ぃ゛……ッぐ❤︎ ぃ゛ィ……ッ❤︎ ふゥ゛ッ❤︎」


 眉を捻り、エッチなオベンジョーズスーツ姿でイきっぱなしのお姉さん。

 ドキドキと心臓が暴れている。

 けれど、


『ま、ありえねーか。シークレットポリスにこんなコトするバカはいねーだろーし』


 怪人の一人が笑った。

 人間とは思えない顔だけど、怪人がお姉さんを「侵入者」だと疑っているようには見えなかった。


『いや、わかんねーだろ? このカッコで紛れ込んだかも知れないんだぞ』


 けれど、もう一人はまだ気になっているようだった。

 ボクのドキドキはまだ止まらない。


『ま、100パーあり得ねえってことはないだろうけど……ぶっちゃけどっちでも関係ねぇんだよな』


 心配性の相棒を諭すように笑う怪人。

 ボクも相棒も「どうしてそんなに自信があるのか」と首を傾げた。


『何だお前、ベンジョスーツの機能講習受けてなかったのか?』

『受けたけど覚えてねえよ。ベンジョ布なんか何でも同じだろうが』


 『分かってねえな』と怪人は笑った。

 あへぴくしているお姉さんを見下ろして、一言。


『おまんこォ゛ッ!』


 ビリビリとほっぺが痺れた。

 透明のスーツが吹っ飛んでいきそうだった。

 そんな大声を、間近で浴びたお姉さんは、


「ふぎい゛い゛い゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ おッ❤︎ おまんこ只今ァッ❤︎❤︎❤︎」


 びくんと跳ねて、その勢いのまま起き上がった。

 テレビで見た、川に電気を流した動画みたいだった。

 静かな水面を突き破って、痺れた魚が飛び上がってくる映像。

 跳ね上がった勢いのまま、お相撲さんみたいにおまたをぱかっと開いたポーズになる。

 片手をおっぱいに、もう片方の手をおまたに向けて……


「おまんこおまんこおまんこおまんこッ❤︎ おまんこチャージ中おまんこチャージ中ッ❤︎ おまんこにアクメッ❤︎ ごしごしチャージしておりままままァーーーンこォ゛ォ゛ォ゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷッ❤︎ ぐちゅぐりゅぢゅッ❤︎❤︎❤︎


 意味わからない事を叫びながら、一心不乱に、おまたを自分の指で、掻き回し始めた。


ぷぢぷぢぷッぢょォーーーッ❤︎❤︎❤︎


「ンォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ イグッ❤︎❤︎❤︎ イグイグイグゥ゛ゥ゛ゥ゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 そして仰け反り、喉を鳴らしてイった。

 お姉さんがまた潮吹きするまで、10秒もかかっていなかったと思う。

 怪人にされた事を自分の指でやったんだ。

 お股のスジの……おまんこを自分でぐちゅぐちゅってシて、イったんだ。


『うぉ、やっば……?』

『だろぉ? ちゃんと説明は聞いとけって! こんな激ヤバなオモチャにありつけるんだからよォ』

「お゛……ッ❤︎ う゛❤︎ ふぎッ❤︎ あぉ゛❤︎ お゛ーーーッ❤︎ おッ❤︎ おまんこっ❤︎ お、おまんこリチャージちゅふッ❤︎ ふ❤︎ ふ❤︎ ふぅ゛ぅ゛ぅ゛〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎」


 あんなに激しくイって、身体中ガクガク揺らしているのに……お姉さんは止まらない。

 仰反ったまま、おまんこと乳首をぐちぐち音を立てて弄り続けている。


『俺らの声をベンジョスーツがナントカ変換して、着たベンジョーズの身体を操るんだとよ。神経のナントカを邪魔するから抵抗はほぼ不可能って話だ』

『ナントカってお前! 結局お前もよく分かってねーじゃねえかよ! ぎゃははッ!』

『結果だけ解っときゃいいんだよ! とにかく、ベンジョスーツを着たコイツは、一般人だろうがポリ女だろうが関係ねぇの! 着た時点で肉便器確定なんだからよぉ!』

「ぉッ❤︎ ぉッ❤︎ おほぉ゛……ッ❤︎ お、おま、おまんこちゃーひッ❤︎ くぅ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛〜〜〜イグイグイグイグっ❤︎❤︎❤︎ まんこイぐッ❤︎ ちくッ❤︎ 乳首もイぎまンごッ❤︎ う゛、お゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


びゅ❤︎ ぷびゅーーーッ❤︎❤︎❤︎


 廊下にみるみる、お姉さんの潮吹き汁が広がっていく。

 むわ、と雨あがりのような気持ち悪い空気が漂ってくる。

 けどそこにあるのは生臭い泥の香りじゃない。

 確かに、お姉さんの匂いがあった。


『くくくッ、あーウケるわ。このスーツやべえな』

『言ったろ? ウチの雑魚兵士で実験しようとしたら、内容を説明しただけで全員が着るのを拒否したって話だぜ。給料アップでも、脅迫でもダメだったんだとよ』

『まーそうだろうな……だって着たら「こう」なるんだろ? はははッ! 自分で人権捨てるようなモンじゃね?』


 ぷしゅぷしゅ❤︎ とツユを吹いてイきまくるお姉さん。

 あんなにぐちゃぐちゃになっても、まだ怪人の命令を聞いて「おまんこ」し続けているんだ。

 あいつらの話が本当なら……お姉さんは……もう……!


 いや、大丈夫。

 だってお姉さんはシークレットポリスのエージェントなんだもの!

 そんな怪人の下っぱなんかとは違うはず!

 ボットンスが作った邪悪なスーツなんか、あのお姉さんなら必ず克服するに決まってる!

 だって、だって。

 ボクを助けに来てくれた時だって、分厚い鉄の格子を壊して……壊し、て……?


 あれ。

 もしかして。


『着たのか着させられたのかは知らねえけど、コイツが着たてホヤホヤなのはそうだろうよ』

『まあな。所々、意識っぽいのがあるし……つか、ガッツリのベンジョはこんな顔しねえし』


 スーツ、スーツなの?

 お姉さんが凄かったのは、あのハイレグのポリススーツのおかげなの?

 さっき、お姉さんがボクを隠すために着せてくれたこのスーツ……

 お姉さんはスーツで凄いことができていて、でも今お姉さんはスーツを着ていなくて。

 代わりに……一回きたら終わっちゃうオベンジョーズのスーツを着ていて……?


 じ、じゃあ、じゃあ!

 お姉さんはもう、お姉さんじゃ……


「ほッ❤︎ ほッ❤︎ ほ……ッ! ふ……ゥ゛〜〜〜ッ❤︎」


 !


 お、お姉さん!

 今、こっちを見た!

 ボクじゃなくて、廊下を見た!

 怪人に命令されていない動き!

 ボクを逃がしてくれたルートの方を……確かに見た。

 間違いない。

 今、その瞬間だけだけど、確かにお姉さんの「意思」があった。


 そうだ、そうだ!

 さっきだって、お姉さんは飛び出してきてくれた。

 ボクが声を出しちゃって、怪人に見つかりそうになった時。

 それを遮るように、オベンジョーズの格好で怪人たちの前に出てきてくれた。

 お姉さんは……まだお姉さんだ。

 ボクがちゃんと逃げられたのかを心配してくれている。

 あんなに、まるで怪人のオモチャみたいにぐちゃぐちゃにされているのに、ボクのことを気にかけてくれている。

 あの、クールで、厳しくて、でも丁寧ですっごく優しい、お姉さんがあそこにいる!

 スーツがなくっても、やっぱりお姉さんは強いエージェントなんだ……!


『けど、着た直後だろうが1年着っぱなしだろうが、コイツを食らわせてやればマジのおしまいよ』


 怪人がお姉さんの頭に手を置いた。

 大丈夫。

 何があっても、お姉さんならきっと耐えられる。

 だってお姉さんは……ボクを助けてくれた凄いエージェントで……


『オベンジョーズ唯一の褒美だな。これを味わったら、二度と自分から脱ぎたいと思うことすらなくなる』


ヂュンッ❤︎❤︎❤︎


「に゛ゅ゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 え?


「お゛? ふッ❤︎❤︎❤︎ ウ゛ぉ……ッ❤︎❤︎❤︎ ほ? う゛……ッ❤︎ ッ!? ッ? 〜〜〜〜〜〜ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 今、何をしたんだ?

 怪人の手が光って、その途端にお姉さんが起き上がった。

 女の子座りになって、前に倒れ込みそうなところを両手で支えて、犬のお座りみたいになって。


ぷしゅぅっ❤︎❤︎❤︎


 お姉さんはイっていた。


がくッ❤︎ ぶるるッ❤︎ ぶるッ❤︎ ぶるッ❤︎ ぶるるるぅう゛ッ❤︎❤︎❤︎


へこ、へこここっ❤︎ たぱちゅ❤︎ ぺちゅっ❤︎ ぺちゅんっ❤︎


 おっきなおっぱいが小刻みに揺れる。

 ピンクの乳輪がぐりぐり激しく動くから、一つのピンクの線に見える。

 潮吹きしながらおまんこを上下に揺らす。

 濡れた床におまんこを何度も叩きつけ、ぱちゅぺちゅと間抜けな音が出る。

 イっている。

 イって、イって、ずっとずっとイき続けている。


『おい、おい! コレヤバくね? ヤベえ顔してんぞ』

『そりゃな。スーツからコイツの脳みそに「直接」アクメをブチ込んでるんだ。脳みそかき回されるみたいに気持ちイイらしいぜ?』

『ひぃ〜えげつな。気持ちイイだろうけどソレ、ぜってえ「戻れ」ねえだろ』

『だから大丈夫って言ったろ? コイツが俺らを騙すつもりだったとしても、ご褒美でイッパツドカン! で終わり。正式なオベンジョーズに入隊確定なんだよ』


 怪人たちはそう言い当て、ギャハハとまた笑う。

 お姉さんは怪人に頭を掴まれたまま、


「あゆゥ゛ぉッ❤︎❤︎❤︎ おに゛ぁッ❤︎❤︎❤︎ あ゛、あ゛ぁあ゛❤︎❤︎❤︎ ほ❤︎ ほりゅゥい゛ぃッ❤︎❤︎❤︎ ぎゅ❤︎ り゛ぎゅ❤︎❤︎❤︎ う゛❤︎ う゛りゅぁ゛あ゛〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎ あ゛❤︎ りゃぁ゛❤︎ あ゛❤︎ あ゛❤︎ 

あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛〜〜〜〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


ぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅッ❤︎❤︎❤︎


ぷぢょッ❤︎ びゅ❤︎ ぷッびゅーーーッ❤︎❤︎❤︎ ぱびゅ❤︎ ぱぢゅゥ゛〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎


 イってイってイきまくる。

 ぽかっと開いた口の奥から気の抜けた声を垂れ流し、半開きの瞼の中で、瞳をぐりんぐりんと回転させる。

 おまんこを狂ったように床に叩きつけ、その度に潮吹きしながらアクメする。

 ぷッ❤︎ と鼻から血の粒が飛ぶ。


『っと、やべ。壊しすぎたらつまんねえよな』


 それを見て怪人はようやく、お姉さんへの「ご褒美」を止めた。


「〜〜〜〜〜〜ッお゛❤︎❤︎❤︎ りゅ゛ぉ゛❤︎ う゛ゅお❤︎ お゛ン゛ッ❤︎ う゛、う゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛〜〜〜〜〜〜ンッ❤︎❤︎❤︎ ぐゥお゛ぉお゛ぉお゛ぉお゛ンッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 けれど、お姉さんのアクメは止まらなかった。

 腰を床からちょっと離したまま、床とおまんこの間にねっとりとした糸を引いたまま、ぷるぷる震えてオンオンと鳴く。

 蕩けてぐちゃぐちゃになった顔に、さっきまでのお姉さんはいなかった。

 アクメして、アクメして、理性なんか全部潮吹きで流し落としてしまったみたいな顔だった。

 ボクが信じていたお姉さんは、そこには……。


『こんだけ壊せばもうイイだろ……オラ、ご対面だ』


 怪人もボクと同じ考えみたいだ。

 絶対に抗ってこないと確信したお姉さんの目の前に、


ボロンッ❤︎


「お゛ぉ゛ぉ゛〜〜〜〜〜〜お゛ぅえっ❤︎❤︎❤︎」


 チンポを、ズボンの中から勢いよく飛び出させた。


「お? おぉ? う、ウぇ? え、へ……ぇ?」


 お姉さんの声が上ずる。

 視界を塞ぐ巨大なソレが何なのか、解っていないみたいに首を傾げた。


 ボクはソレを見た瞬間、全身がガチガチに固くなって動けなくなっていた。

 チンポはチンポ。

 でも、あまりにデカい。

 ボクよりも、お父さんよりも、ずっとずっと、デカくて、太くて、ビー玉みたいなイボがびっしり生えている。

 お姉さんのアクメしまくって反転しかかっていた目元を隠すように差し出されたチンポ。


『オベンジョーズの仕事、もうわかってンだろ?』

「は……あえ、へ❤︎ し、しご……?」


 怪人の言葉を繰り返すお姉さん。

 はくはくと口が動いているけど、言葉はそれ以上出てこない。


「すん……お゛❤︎ くっさ❤︎ ふ……すゥ〜ッお゛❤︎ ほ❤︎ ほ❤︎ くさっ❤︎ おチンポ様くっさ❤︎ 怪人様のおチンポキく❤︎ すんっ❤︎ すんすん……すうゥ゛〜〜〜〜〜〜ッお゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ッ❤︎❤︎❤︎ コレすっご❤︎ ふ❤︎ ふぎッ❤︎ 頭痺れりゅ❤︎ すんすんッ❤︎ は、あ゛ぁ゛ぁ゛〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎」


 いや、小さく何か呟いている。

 チンポに鼻を近付けて、フンフンと鼻息を立てながらチンポ臭を吸い込んでいる。


『はぁ……いつまで嗅いでンだよノロマぁ゛ッ!』


 怪人がイライラとチンポを振るう。


べぢッ❤︎


「ひぎゃッ❤︎❤︎❤︎」


 チンポがお姉さんの頬を叩く。

 おっぱいを叩かれた時に比べれば、なんて事ない衝撃のはず、なのに。


「お゛ッ❤︎❤︎❤︎ ふ、ン゛ゥ゛お゛〜〜〜〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ イぐッ❤︎ ふ❤︎ ふ❤︎ お、おチンポ様に触れちゃったッ❤︎ オベンジョっ❤︎ チンポにタッチしちゃったぁっ❤︎❤︎❤︎」


 聞こえるお姉さんの声は……心の底から嬉しそうに聞こえた。

 ぶるぶるッ❤︎ っておっぱいが弾んで、またおまんこをぺちゅぺちゅと床に叩きつける。


『ンだコイツ、見た目でインテリ女かと思ってたけど……その辺のまんこ脳と同じじゃんか』

『スーツ着たら同じって言ったろ? メスなんか全員まんこ脳なのに必死こいて人間ぶってるだけよ。スーツで本能剥き出しにしちまえば全部まんこよ』


 そんなことは……ない、と、ボクは信じている。

 お姉さんは凄いエージェントなんだ。

 だから、だからきっと、いつか逆転するに決まっている。

 アニメでも、漫画でもそうだった。

 真のヒーローはピンチがつきもの。

 そしてその後には劇的な復活が待っている。

 どんなにめちゃくちゃにされたって、最後にはお姉さんが勝ってくれる。

 ボクは、そう、信じて、いるんだけど。


「はへッ❤︎ はぁえ゛……ッ❤︎❤︎❤︎ へぁぉ゛❤︎ すふッ❤︎ すふンッ❤︎ ンす❤︎ ふッすーーーッ❤︎❤︎❤︎」

『けどッ! コイツは脳みそすら入ってねえのかなぁッ! チンタラチン嗅ぎしやがってよぉ!』


ゴボォッ❤︎


「も゛ぁお゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 これはもう、ピンチなんてレベルじゃない。

 お姉さんの口に、あのでっかいチンポが捩じ込まれた。

 あんなに小さな口をこじ開けて、腕くらい太いチンポが奥まで突っ込む。

 お姉さんの身体がまたびぃんッ❤︎❤︎❤︎ と飛び上がる。

 上向きになった瞳がぐらぐら揺れている。

 こんなの……もう、完全に……敗北してしまった後じゃないか。


『う゛ぉらッ! 喉の奥までチンポさんにご挨拶しなぁ゛ッ! ちゃんとしゃぶれたらご褒美くれてやッからよぉ゛ッ!』


ぐぼぼッ❤︎ ごぐぢゅぼ❤︎ ごぼ❤︎ ぶッぼ❤︎ ぶぢゅぼぉお゛ッ❤︎


「ッぼ❤︎ ごぶぉッ❤︎ お゛ぼ❤︎ ンぼぉッ❤︎ ご❤︎ あぉ゛ぼっ❤︎ ッご❤︎ ッご❤︎ ッご❤︎ ごぁぼッ❤︎❤︎❤︎」


 ど、どうなっているんだ? あれ。

 お姉さんの細い喉に、ぶっといチンポが入っては出て、入っては出て……!

 お姉さん、声が凄く苦しそう。

 だって、あんなチンポが喉を塞いでいるんだから、呼吸なんかできないのは決まっている。

 ま、まさか怪人……お姉さんを遊ぶふりして殺そうとして……


「ぢゅりょぉッ❤︎❤︎❤︎ ふぢゅぼッ❤︎ れぢゅ❤︎ ン゛ぢゅるるるる゛る゛る゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


プシャッ❤︎ ぷしィィィッ❤︎❤︎❤︎


 お、おねえ、さん?


「ぢゅろぼ❤︎ ぶぢゅろッ❤︎ ずぢゅろぉおッ❤︎❤︎❤︎ ぢゅほ❤︎ ぶぢゅほッ❤︎ ンぼ❤︎ ンぼ❤︎ ぢゅッぶろほッ❤︎❤︎❤︎ ぢゅふぢゅふぢゅふぢゅふッ❤︎❤︎❤︎ ンぼ❤︎ おご……ッげぉ゛❤︎ お゛ふ❤︎ お゛ふ❤︎ お゛ふぅぅぅッ❤︎❤︎❤︎ れぢゅるッ❤︎ ふ、ふ、ふ❤︎ れぅれぅれぅれぅッ❤︎❤︎❤︎ ず……ッぢゅぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ッ❤︎❤︎❤︎」

『お、やーっとスイッチ入ったか。トロくせえなぁったくよォ』

『すっげ、コイツ最近ベンジョ化したばっかだろ? チン嗅ぎだけでガチフェラできるようにできんの? スーツヤバ』


 見間違いじゃない。

 見間違いだと思ったことは、これまで全部、本当だったんだから。

 だから……お姉さんが、だらしない笑顔でチンポに自分から吸いつているのも、きっと……見間違いじゃない。


プシッ❤︎ ぷッシィーーーッ❤︎❤︎❤︎


「ぷぐォ゛ッ❤︎ う゛❤︎ ン゛ぉお゛お゛お゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 目をとろんとさせて、顎が外れちゃいそうなくらい口を開いてチンポを咥えて……嬉しそうにイっている。


グチュッ❤︎ にぢゅにぢゅにぢゅッ❤︎❤︎❤︎


 潮吹きおまんこをまたぐちゃぐちゃとかき回して、自分でもっと気持ち良くなろうとしている。

 呼吸ができなくて、苦しくてたまらないはずなのに、すっごく嬉しそうにアクメしている。

 全部、全部現実だ。

 おっぱいを叩かれた時と同じ。

 お姉さんの脳みそはもう……コイツら怪人がすることならなんでも、喜んじゃうように「なっちゃった」んだ。


どぼりゅッ❤︎❤︎❤︎


「ぶぼぉ゛ッ❤︎❤︎❤︎」


ごぼりゅッ❤︎ どぼ❤︎ どぼ❤︎ どぼ❤︎ ごぼぼぼぼ……ッ❤︎❤︎❤︎


「ぶご❤︎ ごッ❤︎ お゛ごごごごごごぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛~~~~~~ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 何の音?

 射精?

 怪人が、射精している?

 トイレが詰まって唸っている時みたいな音。

 でも、音はおねえさんの喉から聞こえてくる。

 射精、させられている。

 でも射精って、セックスする時しか……もしかして、


「ごッ❤︎❤︎❤︎ お゛げッ❤︎ げはッ❤︎ はッ❤︎ はッ❤︎ はぉ゛ッ❤︎❤︎❤︎ お゛ぁ゛~~~ッ❤︎❤︎❤︎ あげッ❤︎ げぉッ❤︎ ごげぉ゛ぉ゛ぉ゛~~~~~~❤︎❤︎❤︎」


 ッ!

 お、お姉さんの口に、射精、したの?

 怪人のチンポと、お姉さんの口が、セックス、したの?


『くはッ! バカの癖に賢いじゃんかよ』

『全部呑みましたってか?』


 ぱかって開いたお姉さんの口。

 さっきまで、チンポが捻じ込まれていた口の中に、ザーメンはない。

 飲み干した、の?

 怪人の、あの不気味なチンポから出た汁を、一滴残らず飲み干した?

 お姉さんの、あの口の中に……ッ!


「れはッ❤︎ はッ❤︎ は❤︎ お゛ぉ゛ぉ゛……ッ❤︎❤︎❤︎ お゛ほッ❤︎ ほ❤︎ ほ❤︎ ほッ❤︎」


くちゅくちゅくちゅッ❤︎❤︎❤︎


 わ、笑って、る。

 お姉さん、怪人と口でセックスして、呼吸ができなくなるくらい遊ばれて……それなのに、オナニーして笑ってる。

 お姉さんにとって今の拷問みたいな時間は……嬉しいものになっちゃった、の?


『くくくッ、及第点くらいだったけど、まあいいや』


 怪人の手がお姉さんの頭に。


「あひっ❤︎」


 お、お姉さん……あんなにトロトロの笑顔浮かべてる。

 そいつ、怪人、なんだよ?


ヂュンッ❤︎❤︎❤︎


「びゃぎッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


ぢゅぅ゛~~~ッ❤︎❤︎❤︎


「あ゛ッ❤︎ あ゛ひぁ゛ッ❤︎❤︎❤︎ あ? あ゛りょ゛ォ゛オ゛ッ❤︎❤︎❤︎ お゛ぁ゛❤︎ あ゛ひッ❤︎ ひッひッひッひッ❤︎❤︎❤︎」


 その、ご褒美も、怪人から貰ってるんだよ?

 気持ちいいのかもしれないけど、怪人だよ?

 絶対、危険な「ご褒美」なんだよ?


ぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅッ❤︎❤︎❤︎


『ぎゃはははッ! コイツ腰振りやべえな!』

『ご褒美ヤったらさっきもぱちゅぱちゅシてやがったな……コレ芸仕込んだらウケるだろ』


 怪人たちの前で、へこへこおまんこを床に叩きつけて、みっともない音立てながら全身で喜びをアピールしている。

 怪人なんかからも貰ったご褒美で、犬みたいに喜んじゃっている。


『ほれもっと腰触れやベンジョッ! ご褒美にもお礼言えて偉いぞ~!』

『ぎゃははははっ! 流し過ぎてぶっ壊すなよ?』

「う゛ぉりょぉッ❤︎❤︎❤︎ りょ❤︎ おりょぁ゛ッ❤︎ あ゛❤︎ あぃあ゛ッ❤︎❤︎❤︎ あッあッあッあッ❤︎❤︎❤︎ ふ、ぅお゛ッほ❤︎❤︎❤︎ ほりょッ❤︎ うりゅぐりぅ゛う゛ぅ゛う゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛~~~~~~ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


ぱちゅんッ❤︎ たちゅんッ❤︎ ぺちゅッぺちゅッぺちゅッぺちゅッ❤︎❤︎❤︎


ぷしょッ❤︎ びッぢょォォォーーーッ❤︎❤︎❤︎


 ご褒美をいっぱい流し込んでもらって、お姉さんはまた潮吹きする。

 眼がぐりんぐりんって、壊れたみたいに動き回って、言葉もまったく、意味わからないことばかり。

 むわっ❤︎ とお姉さんの臭いが漂ってくるから、アレがぎりぎりお姉さんであると分かるけど。

 もし、ボクがあのまま逃げてお姉さんと別れて、その後にアレを見てしまったら。

 ボクはきっと、アレがお姉さんだなんて信じられなかっただろう。


『よォーし、俺もナデナデしてやる……よッ!』


ばちゅんッ❤︎❤︎❤︎


「びぎゅッ❤︎❤︎❤︎」


ぷぢょッ❤︎❤︎❤︎


「お゛お゛お゛お゛お゛お゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」

『あッバカ! ご褒美中にいらん刺激入れんなって! 壊れるかもしんねえだろッ!』


 あんな、お尻を引っ叩かれて即アクメして、お漏らし垂れ流す肉塊がお姉さんだなんて。


◆


『ほれ、まんこダンスゥッ!』

「ほぎょぉ゛ッ❤︎❤︎❤︎ おッ❤︎ オベンジョォォォンッ❤︎❤︎❤︎ オベンジョーズッ❤︎ おまんこ準備整いまんこッ❤︎ ぢゅくぢゅく本気交尾まんこに仕上がっておりマンッ❤︎ 怪人様に捧げるメスまんこッ❤︎ とりょッとりょになっておりマンッ❤︎❤︎❤︎」


 それでも、ボクは動けなかった。

 もしかしたら、きっと、全部が全部、お姉さんの作戦の内かもしれない。

 怪人を油断させまくって、最後には見事な逆転を決めてくれるつもりかもしれない。

 諦めきれなかった。


「ベンジョッ❤︎ メスベンジョうずうず我慢できまひぇンッ❤︎ 怪人様のオチンポイラつかせちゃうムカつきとろまんこッ❤︎ は、は、早くばちょハメ潰してッ❤︎ オベンジョに性義の教育シてくださいまへェ~~~ッ❤︎❤︎❤︎」


 今目の前にある景色もまるっきり全部、お姉さんの完璧な演技で、


ぱちゅッ❤︎ ぱちゅんぱちゅんぱちゅんぱちゅんッ❤︎❤︎❤︎


「あへッ❤︎ お゛ッ❤︎ おチンポッ❤︎ おチンポおチンポおひッぽォッ❤︎❤︎❤︎ まんこにおチンポッ❤︎ バカまんこチンポく~ださいっ❤︎ あへッ❤︎ ひゃへぇッ❤︎ へぉ❤︎ へぉッ❤︎ まんこあぢゅぃッ❤︎ マゾマンもう限界ぃ~ッ❤︎ チンポッ❤︎ チンポッ❤︎ チンポッ❤︎ チンポぉぉぉッ❤︎❤︎❤︎」


 床を叩くべちょべちょおまんこも、僕に向かってだっぷんだっぷん揺れるおっぱいも、蕩けきって怪人を見上げる笑顔も、鼻をくすぐる濃い臭いも。

 四つん這いで怪人たちにおまんこ見せつけてふりふりぺちょぺちょダンスして、ペット……どころか奴隷みたいに這いつくばって媚び売りまくっている姿も。

 全部、シークレットポリスの名演技で、瞬きした次の瞬間には、あの怪人たちを蹴散らしてくれているんじゃないかって。

 へらへら笑ってお姉さんに近付くあいつらが、何をされたのかもわからないうちに壁に叩きつけられて気絶して。

 倒れたお姉さんをボクが抱え上げて、今度こそ一緒に脱出!


 そんな素敵なハッピーエンドがあるんじゃないかと。

 そんな奇跡がもしかしたら一瞬後に始まるんじゃないかと。

 ボクは、あるはずもないそんな可能性を、どうしても捨てきれなかった。


ごぢゅンッ❤︎❤︎❤︎


「ぐぎょォお゛ッッッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ ぢ、ンポッ❤︎❤︎❤︎ チンポきりゃッ❤︎ ぐ……ンぎゅぅぅぅぅぅぅ~~~~~~イグイグイグイグイグッ❤︎❤︎❤︎ まんこぎぉ゛ッッッぢい゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 瞬きの暇すらなく、一瞬よりも短い間に、


ドヂュンッ❤︎ ゴヂュゴヂュゴヂュゴヂュッ❤︎❤︎❤︎


『おぉ~やっべトロットロじゃん。こりゃSSR飛んでURレベルだわ』

「ふぎょッ❤︎❤︎❤︎ あ゛ッ❤︎ も、もう動いでッ❤︎ んぎょ❤︎ お゛ッチンポぢゅごッ❤︎❤︎❤︎ お゛❤︎ ごりゅごりゅやべッ❤︎ まんこぢゅふれゥ゛ッ❤︎❤︎❤︎ ごぎゅ❤︎ んぎょッ❤︎ お゛❤︎ ごりょッ❤︎ うぎゅおぉお゛ッ❤︎❤︎❤︎ イッ❤︎ イんぎゅ❤︎ ぐッ❤︎ ぎゅびぉお゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 お姉さんは怪人のチンポを受け入れた。

 四つん這いでお尻を振り上げて、おまんこに……あのデカチンポを突き込まれて潮吹きアクメした。


ぐりゅぃ゛ッ❤︎❤︎❤︎ どぢゅぢッ❤︎ ばぢゅんッ❤︎ ばぢゅんッ❤︎ ばぢゅんッ❤︎❤︎❤︎


「ひぎィ゛ッ❤︎ お゛❤︎ しょごなにッ❤︎ そんな深いトコごりゅごりゅしゅるのなに゛ッ❤︎❤︎❤︎ うぎ❤︎ ンぎぉぉぉイグイグイグイグッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ このアクメはじめでッ❤︎ ぐぉ❤︎ ぎもぢッ❤︎ 奥どちゅどちゅキぐぅぅぅぅぅぅッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 怪人が腰を突き下ろす。

 お姉さんの大きなお尻がぺちゃ❤︎ って潰れて、お姉さんは全身を床に叩きつけられる。

 おっぱいが床に、またぺちゃ❤︎ って潰されて、お姉さんはほっぺを床に擦り付けながら泣き叫ぶ。


ぷしゃッ❤︎ じょばばばばばッ❤︎❤︎❤︎


「お゛お゛お゛まッたイぐぅぅぅッ❤︎❤︎❤︎ チン負けきもぢぃッ❤︎❤︎❤︎ ぜ、全身まけりゅぅう゛ッ❤︎❤︎❤︎ ぐぉ❤︎ ふぎゅぉ゛ッ❤︎❤︎❤︎ チンポ様に任されるのしゅごッ❤︎ オベンジョーズさいッこぉぉぉッ❤︎❤︎❤︎」


 嬉しそうにお漏らししながら叫ぶお姉さん。


ばぢんッ!


「んぎゃ❤︎❤︎❤︎」


バヂンバヂンバヂンッ❤︎❤︎❤︎


『ッせぇぞ便所がッ! 乙姫付いてんのかボケッ! 黙ってまんこ締めとけやゴラァッ!』

「ひゃぎッ❤︎❤︎❤︎ お゛❤︎ おぢりしゅぎッ❤︎ お゛❤︎ まんこに響くッ❤︎ ぎゅぉお゛ッ❤︎❤︎❤︎ イぐッ❤︎ ンぃ゛ッぐーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 大きなお尻に平手打ちが飛ぶ。

 お尻の肉がぶるるッ❤︎ って弾んで、お姉さんはまたアヘ叫んだ。

 満面の笑顔だ。

 奴隷みたいに扱われ、便女なんて呼ばれ、言われた通り必死に間抜けな言葉と動きをし……その上バカにされて笑われて。

 なのに、まるで人生最高の瞬間を味わっているかのような笑顔だ。

 叩かれる度に舌をびろッ❤︎ って伸ばして叫ぶ。

 おっぱいがぶるるッ❤︎ て体の下で暴れる。


ごちゅごちゅごちゅッ❤︎ どぢゅンッ❤︎❤︎❤︎ どぢッどぢッどぢッどぢッ❤︎❤︎❤︎


「オ゛ッ❤︎ オ゛ッ❤︎ オ゛ッ❤︎ オォォォォッ❤︎❤︎❤︎ イぐッ❤︎ イぐイぐイぐまだイッでぅ゛ぅ゛ぅ゛~~~~~おまんごイぐぅぅぅぅぅぅッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


ごぢゅ❤︎❤︎❤︎


「ぎぅッ❤︎❤︎❤︎」


ばぢゅんッ❤︎❤︎❤︎


「ぎゃォッ❤︎❤︎❤︎」


どぢンッ❤︎❤︎❤︎ バチン❤︎ どぢゅッ❤︎❤︎❤︎ ぱァン❤︎ ばちゅばちゅばちゅ❤︎❤︎❤︎ ベヂン❤︎ ばぢッ❤︎ バヒィンッ❤︎


「お゛❤︎ ぐぉ゛……イ……ッぐぅぅぅッ❤︎❤︎❤︎ イぎぅッ❤︎ お゛お゛お゛くる゛ぅぅぅぅぅぅぐる❤︎ くるくるぐりゅッ❤︎ でがいぃのクる゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛まんここわえ゛ッ❤︎ お゛❤︎ イぐッ❤︎❤︎❤︎ イっでごわれるッはおヂンポ様にイきごろざれぢゃうッ❤︎❤︎❤︎ う゛う゛う゛ぅ~~~~~~それィイッ❤︎ まんこイってしぬのいぃッ❤︎❤︎❤︎ こ、こりょしえッ❤︎ ハメごろじれぐだざぃいッ❤︎❤︎❤︎」


 お尻を叩かれながら、チンポを突っ込まれながら、お姉さんは叫んでいた。


 と、その、時だ。


「あ゛ひッ❤︎ ンぃぐッ❤︎ ぐぉ゛❤︎ お゛ッ❤︎ イぎゅッ❤︎ ンぎゥ゛ゥ゛ゥ゛ーーーーーーのーみぞやげう❤︎ トーーーーーーのーみぞやげう❤︎ トびゅ❤︎ お゛お゛お゛お゛お゛お゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 這いつくばるお姉さんが、何かを握った。

 穴だらけのオベンジョーズスーツの隙間に指を入れ、小さな何かを手の中に隠して取り出した。

 正面にいるボクだけが見えていた。

 奴らは……怪人たちは、気付いていない。

 お姉さんの身体のことしか見ていない。

 お姉さんは犯されながら、小さなそれを二本指で挟み、チンポをおったてて笑っている怪人に向ける。


 そして、


「え……」


 ボクを見た。

 ボクとお姉さんの目が合った。

 アヘって笑って、ぐちゃぐちゃに溶けて、オベンジョそのものになっちゃったお姉さんの顔が、きゅッ! と引き締まった。

 お姉さんに戻っていた。

 戻ったその顔で、とってもびっくりした顔で、ボクの目を見ていた。


ぶぷッ!


 手首に付けてもらった時計の装置が小さく震える。


『バッテリー残量を確認してください』


 お姉さんのスーツのバッテリーが切れかけている。

 ボクを隠してくれていた、ステルスモードが切れかかっている。


「なん……」


 叫び掠れたお姉さんの声がした。

 ボクが時計からお姉さんに視線を戻すと、


ぶびゅる゛る゛る゛る゛る゛ッ❤︎❤︎❤︎ びゅ❤︎ どびゅどびゅどびゅどびゅッ❤︎❤︎❤︎


「ンぎゅお゛お゛お゛お゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 怪人がお姉さんのおまんこに、音を立てて射精する瞬間があった。

 その衝撃でお姉さんの身体はアシカみたいに仰け反った。

 おっぱいがぶるるるんッ❤︎ と跳ね上がる。

 喉を見せるように、お姉さんは天井を見上げて舌を突き上げる。

 お姉さんの指先から零れた小さな何かが、僕の足元まで転がってきた。

 漫画で見たことがある、スタンガンみたいに見えた。


 もしかして。

 ボクは、今また……?


どぼぢゅッ❤︎ ごちゅんごちゅんごちゅんごちゅんッ❤︎❤︎❤︎


「ぶぎょッ❤︎ ぐお゛ぎょォ゛ッ❤︎❤︎❤︎ あぎょッ❤︎ ま、まだおチンポッ❤︎ ぐぉ❤︎ イぐッ❤︎ おまんこイ゛ッぎゅぅ゛ぅ゛ぅ゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ しゃぜーしながらどぢゅどぢゅッ❤︎ ぎンお゛ッッッぢぃぃぃぃぃぃッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


ぱぢょッ❤︎ ぶぢょぢょぢょッ❤︎ ぢゅば❤︎ ぶぢゅばァーーーッ❤︎❤︎❤︎


 お姉さんは……犯されていた。

 あのでっかいチンポでまたおまんこをどつかれて、潮吹きしながらイき叫んでいた。


 あれは、あのお姉さんは、どっち?

 ご褒美とおチンポで完全にオベンジョーズになったお姉さん?

 それとも、ボクを逃がしてくれたシークレットポリスのお姉さん?

 ボクは、わからない。


 ボクは、もう。

 考えたく、ない。


◆


 気が付いたら、ボクはどこかわからない森の中にいた。

 ボクを探していた警察の人が見つけてくれて、ボクはそのまま家に帰った。

 パパとママが泣いて怒って、抱きしめてくれた。

 警察の人とパパとママが何かを相談しているうちに、ボクは眠ってしまった。


 朝、学校に行くとまた先生に怒られた。

 みんなは心配してくれて、ボクは「へーきへーき」って答えた。


 放課後、ボクは警察の人に話を聞いてもらう事になった。

 けど、ボクは「わからない」と答えた。

 本当に、何もわからない、と。

 警察の人はボットンスのことも、怪人の事も……シークレットポリスのことも言わなかった。

 ボクにその言葉を言って欲しいみたいでもあった。

 けど、言わなかった。


 言ったら、返さなくちゃいけなくなるから。


 ボクがあの日、ポケットの中に突っ込んでいたあれを。


◆


 お姉さんがボクに託してくれたエージェントスーツは、気付いたら時計の中に収納されていた。

 だから警察もパパもママも気付かなかったみたい。

 お姉さんが、シークレットポリスが一人、どこかに消えた事に、ボク以外に気付く人はいなかったみたい。


 スーツは今日もボクの机の中に隠してある。

 時計はあの後すぐにバッテリーが切れちゃったから、一度外に出したら戻せなくなった。

 ので、そのまま畳んで机の奥にしまっておくしかなかった。


 スーツを纏って、匂いを嗅ぐ。

 はっきりとお姉さんの臭いがする。

 そして目を閉じる。

 そこには……お姉さんが怪人に犯されている景色が浮かぶ。

 犯されながら、お姉さんがボクを見る。


「なんで」


 って、聞いたはずのない声が聞こえる気がする。

 そうすると、どうしようもなくボクもチンポが熱くなるんだ。


 そうして1週間が経過し、2週間が経過した。

 街は何も変わらない。

 ボクも、みんなも、パパもママも、何一つ変わらない生活が続いている。

 警察の人も、あれからボクに何か話を聞きに来ることはなかった。


 あのスーツさえなければ、図書館に行って姿を確認しなければ、本当に何も変わっていないのかもしれない。

 全部ボクの夢で、お姉さんは普通に図書館の司書さんをやっていて。

 ボットンスなんて本当にただの都市伝説で、怪人もオベンジョーズもネットの噂でしかなくて。

 森の中で道に迷ったボクが見た、幻でしかなかったのかもしれない。

 この、お姉さんのスーツさえなければ。


 そして今日。

 もう一つ、あの日の「現実」が強くなるモノが見つかった。

 友達がふざけて持ってきたチラシ。

 友達のお兄ちゃんがパソコンで印刷したエッチな広告だった。

 みんなは「うわ~エッロ!」と笑っていた。

 ボクだけは、そこに移ったモノを見て、凍り付くしかなかった。


「来たれボットンス 集えオベンジョーズ」


 ボットンスへの入団希望者募集のチラシだった。

 そこには……あの怪人の足が写り込んでいた。

 そしてその足に縋り付くように……一匹のオベンジョーズが犬の「ちんちん」のポーズで中央に写っていた。


 あの日見た時よりもおっぱいが大きくなっている。

 あの日よりも一段と、ぐちゃり❤︎ と溶けた笑顔になっている。

 おっぱいにはオベンジョーズのマークが刻まれていたり、首輪や乳首ピアスを付けられていたり、よくわからない道具を持たされていたり、より一段と「それっぽく」なってしまっている。

 けれどそこで笑っているのは間違いない。


 ハイレグスーツから出るおまたと足の境目に、ぽつんと一つ見える黒子。

 もう、一生目の中から消えることはないと思う。


「……お姉さん」

Comments

koinj

好き❤

さざんか

ありがとうございます♡ 普段無口なお姉さんの早口大声ドスケベムーブは栄養満点!

見る専門

傑作 ご褒美の脳に直接アクメとかえげつなくでマジシコでした。

さざんか

ありがとうございます! ご褒美であり、絶対に元には戻れなくさせる呪いでもある脳直送アクメ、量産品のオベンジョーズ管理には持ってこいです!

春

計画が失敗したと悟った時のお姉さんの心境を考えると非常に昂ります!

さざんか

ありがとうございます! 全部ボクくんのために動いたのに、台無しにしたのも他ならぬ……美しいですよね……