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「ふんふふーん♪」

ニ乃は鼻歌混じりに汗だくになりながら料理を作っている

「もうすぐできるから待っててねフー君💕」

「フータロー君、私の見て見て私の写真集!これとかめっちゃエロくない?」

「フータロー、ジュース飲む?お菓子もあるよ?」

「上杉さん、おトイレ行きたくなったら言って下さいね!抱っこして連れて行きますから!」

「上杉君、もし辛かったら私に身体を預けて下さい、柔らかくて気持ちいいですよ」

五つ子達から献身的な奉仕を受ける風太郎

何故そうなったのか、時間は少し遡る

いつも通り学校で過ごしていた風太郎

メギャッ!!

「うぶぉぉぉ!?」

普段聞かないような何かが潰れる音

音の方へ視線を向けると椅子を見事に潰した五月の姿があった

風太郎はやれやれと頭を抱えながら五月のもとへ行く

「おい、大丈夫か?」

「は、はいぃ......つい勢いよく座ってしまってぇ......」

五月は太い腕を伸ばして上体を起こそうとする

「ふんっ!......ふんっ!......せーのっ!ふぐぐぐぐぅぅぅぅぅぅ!!......ぶげぇっぷっ!!」

「まさか起きれないのか?」

「うぅ......さっき食べたお弁当でお腹がパンパンで......」

机の上にはニ乃特製の五重弁当がしっかり完食されていた

「仕方ないな......」

風太郎は五月を跨ぐように立ち、手を取る

「手伝ってやるから頑張れ」

「は、はい!」

五月はパァッと表情を明るくし、再び起き上がろうとする

「ふぎぃぃぃぃぃぃ!!」

「ぬおぉぉぉぉぉぉ!!」

非力ながらも風太郎の頑張りにより五月の身体が先程より起き上がる

「も、もう少し......うぐっ!!??」

ビキィッ!!

嫌な音と共に風太郎が動きを止める

「う、上杉君?」

風太郎は冷や汗を流しながら五月の巨体の上に倒れ込んだ

「うぶぉ!?上杉君!?どうしたんですか!?上杉君!?」

「ぐぁぁぁぁぁ......」

風太郎は消え入るようなうめき声をあげ、悶絶していた

「「「「ギックリ腰!?」」」」

「はい......」

結局風太郎は救急車で運ばれていった

五月も付き添おうとしたが救急車の中が狭過ぎて断念

らいはからのメッセージでギックリ腰だと知らされた

「私のせいです......私が......」

五月は顔を伏せてしまい、今にも泣き出しそうだった

「五月ちゃん......」

一花は五月の隣に座り、頭を撫でる

「五月、顔を上げなさい」

「ニ乃?」

ニ乃は五月のまん丸な頬を両手で寄せる

「んぼっ!?」

「落ち込んでても始まらないわ、大事なのはこれからよ」

「そうだね......それにフータローは怒ってないと思う......」

「そうだね、フータロー君の事だからそんな事気にしてないで勉強しろとか言いそう」

「あはは、上杉さんらしいね」

ピロン♪

「?」

五月の携帯にメッセージが入る

[五月さん、みんなが迷惑じゃなければしばらくの間お兄ちゃんを預かってくれませんか?私は学校あるし、お父さんも仕事でしばらく帰って来ないので......]

そのメッセージを見て五月達は顔を見合わせて頷き合うのであった

そして現在

五つ子達の献身的な奉仕を受ける風太郎

「このベット......わざわざ買ったのか......?」

風太郎が寝かされていたのは病院にあるような電動で背もたれが動くベッドだった

「まぁね、実を言うとこの前ニ乃が怪我した時から考えてたんだよ、だからこう言っちゃなんだけど良いきっかけだったかな」

「そうか......まぁ確かに便利だしな」

「でしょ?」

雑談しているうちにニ乃からご飯の号令がかかり、ベッドの横に机を置いて五つ子が集まる

「さぁ!食べましょ!」

ニ乃の大盤振る舞いのデブ飯は健在だ

ことごとく油物ばかり、料理が全部テカテカしている

「いっぱい食べてねフー君!」

「あ、あぁ......いてて......」

風太郎は料理に手を伸ばすが腰の痛みにより断念してしまう

「大丈夫?フータロー」

風太郎の様子を見て三玖はベッドに腰掛ける

ギシィ......ギシィ......

三玖の体重でベッドが軋み、風太郎が若干痛みに悶える

「フータロー......あーん」

三玖はジャンボサイズの唐揚げを風太郎に差し出す

腕が重いせいかぷるぷると震えている

「もがっ......」

あまりにも大きいため風太郎は半分くらいで噛み切ってしまう

三玖は残り半分の唐揚げをじっと見つめると大口を開けて頬張ってしまう

「お、おい、三玖!?」

「もぐもぐもぐもぐ......すっごく美味しい......💕」

「ズルいわよ!私もフー君味食べたいわ!」

「フー君味って......」

「はい!あーん!」

「もがっ!?」

有無を言わさず食べさせられる風太郎

「フー君味いただきまぁす💕れろぉ💕」

ニ乃は風太郎の噛み跡をいやらしく舐め回す

「うわっ、ニ乃エロッ」

「んぶぅ💕あむぅっ!ん〜💕美味しいわぁ💕」

ニ乃は下品な程舌を出し、風太郎に見せつける

それを見て風太郎は顔を赤くし、視線をそらす

「あ、上杉さん赤くなってる」

「本当ですね、耳まで真っ赤です」

「からかうな!」

「あはは、フータロー君のエッチ」

「フー君が良いなら私はいつでも良いのよ?」

「勘弁してくれ......」

夕食を終え、風太郎は一息ついていた

「上杉君......少しいいですか?」

「五月?どうした?」

「その......腰の事......本当にすみませんでした......」

五月は頭を下げる

「なんだその事か......気にしてないから大丈夫だぞ?」

「で、でも......」

「まぁ、とにかく座ったらどうだ?立ってるのキツいだろ?」

「は、はい......」

ギシギシ......

椅子が嫌な音で軋む

「また潰すなよ?」

「つ、潰しません!......多分」

五月はぷりぷりと頬を膨らませる

「今回に関して言えば俺の助け方も悪かったんだ」

「え?」

「俺の非力さ+俺達の体重差を考えたら引っ張り上げられる訳無かったんだ......」

「そ、そうですね......」

「前に一花に言われたんだ、太った人の事をもっと知って理解して欲しいって......」

「一花がそんな事を......」

「だから俺は好きでお前達と一緒にいるし、助けるんだ、だからみんなで一緒に頑張ろうぜ?」

「......」

五月は椅子から立ち上がる

そしてベッドに近づくと突然服をたくし上げると巨大な腹肉が顔を出す

「な、何だ急に!?」

「も、揉みますか?」

「も、揉み?」

「よっこいしょぉ......」

五月はお腹を持ち上げるとベッドの上に乗せる

柔らかい下腹が潰れ広がる

「こ、こんな事させるのはあなただけですから......」

五月の顔は真っ赤に染まっており、今にも火を噴きそうなほど暑くなっていた

するとお腹に汗が浮かび出し、テカテカとテカリ始める

そのあまりの色っぽさ、肉々しさに風太郎の手は五月の腹肉に伸びていた

もにゅん......

「んっ......」

「うぉ......柔らか......!」

むにむにむにむに......たぷたぷたぷたぷたぷたぷ......

五月の腹肉が揉まれ揺らされ、ぶよぶよと形を変える

「も、もうおしまいです!」

五月は耐えかねて服を元に戻して部屋から出ていってしまう

風太郎は揉んでいた手を名残惜しそうに見る

手のひらは五月の汗でしっとり濡れていた

すると風太郎は手のひらを顔の前に持っていき、匂いを嗅ぐ

「うぇ......臭っ......」

その臭さに軽くえづくがその表情はとても嬉しそうだった

一方部屋の外では

「五月ちゃん大胆だねぇ」

「ぐぬぬ......まさか五月があんな大胆なアプローチを......油断したわ!」

「五月......ダークホース......」

「私もお腹揉んで欲しいなぁ......」

五月は4人に連行され、根掘り葉掘り聞かれ、全身の贅肉を揉まれ揺らされるのであった

余談だが翌日、風太郎は盛大に夢精してしまい、そのパンツを誰が洗うか取り合いになったのはまた別の話である

完

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