改変された姫 (Pixiv Fanbox)
Content
「全く......忌々しい姫め......」
森の奥底、ボロボロの小屋の中で魔導書を読んでいる女
「私を追放した代償を払わせてやる......!」
その女は王国お抱えの魔導士だった
しかし、禁忌とされる黒魔術に手を出し王都を追放されたのだ
「しかし、困ったものね......あの姫には魔術が効かない......手の出しようが......」
姫には魔術遮断の加護が付いており、ありとあらゆる魔術を遮断してしまうのだ
実際黒魔術を仕掛けても全て打ち消されてしまった
「ん?待てよ......?そうだわ、何も馬鹿正直に正面からやり合う必要はないわよね......そうだ!」
魔導士は何か光明を得たようで儀式の準備を始めるのであった
「ふっ!はぁっ!」
城の中庭で剣を振るう一人の女性
たなびく金髪に透き通るような白い肌
そして引き締まった健康的な身体
彼女こそ王国の「戦姫」の二つ名を持つ第一王女
マリアナ姫であった
「精がでますね、マリアナ様」
「騎士団長殿か!」
マリアナの元に現れた鎧姿の青年
彼は若くして王国の騎士団長になった才能溢れる若者だ
「全く他の者達にもマリアナ様を見習って欲しいものですよ」
「いや、私なんてまだまだだ......貴殿からまだ一本も取ったことがないのだから......」
「逆を返せば私以外には勝ってしまわれてますからね?情けない話ですよ」
「そんな事は......少しあるかな?」
「ははは、これは一層訓練を厳しくしなければなりませんね」
「貴殿は他の騎士からの信頼も厚いからな、皆喜ぶだろう」
「だと良いのですが、では私は訓練に向かいますので」
「分かった、私も母上の元に行くよ」
そう言うとマリアナは城の中を進んでいくと母の待つ部屋を訪ねる
「母上、失礼します」
「あらマリアナ......ごきげんよう」
そこにはマリアナとはまた違う美しさを持つ女性がベッドの上にいた
薄幸の美女とでも言うべきか、線が細く、肌が少し青白い
健康的かと問われると少し疑問が湧く
「お加減はいかがですか?」
「大丈夫ですよ、先程お薬も飲みましたから......」
マリアナの母は昔から身体が弱く、ここ数年は一日をほぼ寝室で過ごしている
「あなたには苦労をかけますね......」
「そんな、苦労なんて......」
「私はきっともう長くはないでしょう......」
「何を言うのですか!」
「あなたはとても強く育ってくれました......これからこの国、そして民たちを導くのです......」
「母上......!」
「......すみません、少し眠りますね......お薬が効いてきたみたいです......」
そう言って眠りにつく母を見てマリアナは部屋を後にする
「お任せ下さい母上......私がこの国を......うっ!?」
するとマリアナは急な眩暈に襲われる
「くっ......!な、なんだ......一体な......にが......」
マリアナはそのまま意識を手放した
ぶごおぉぉぉぉぉぉぉ......
ぶががぁぁぁぁぁぁぁぁぁ......
(ん......?私......いつの間に寝室に......というか何だこの音は......うるさいな......)
マリアナはいつの間にかベッドで眠っていたことを不思議に思いながら聞き慣れない騒音で目を覚ます
「んぶぅ......よく寝ましたわぁ......んぇ?」
マリアナは自身の発した言葉に違和感を覚える
(何だ今の言葉遣いは......それに声も何か変だ......)
マリアナは自身の喉元を触る
ぶにゅうぅぅ......
「!?」
その感触は普段とはあまりにも違っていた
物凄く柔らかい
そして喉を触った手を見ると更に驚愕する
「な!?なんですの!?この手は!?」
細くしなやかだった手はパンパンに膨らんでおり、指はソーセージのように太く、手の平も甲も分厚くなっているまるで大きな赤ん坊の手のようだ
その手から伸びる腕も物凄い太さだ
細くもしっかり筋肉も付いていた腕は血管すら見えない
「わ、わたくしの身体......ひぃっ!?」
マリアナは掛け布団を捲ると衝撃の光景が広がっていた
そこには大きく突き出し、呼吸の度に大きく上下する腹とバカみたいに大きく、ぶよぶよと潰れてしまっている胸が視界いっぱいに広がっていた
「どうなってますの!?ふぐぅっ!お、重いですわぁぁ......!」
マリアナは身体を起こそうとするがあまりの重さにただベッドの上で巨体を揺らしてしまっている
「ぶふぅ......ぶふぅ......せーのっ!ふんぎぃぃぃぃぃ!!」
マリアナは反動をつけて再び上体を起こす
太い腕をピンと伸ばし、顔を真っ赤にしながらどうにか上体を起こす
しかし巨大な胸と腹の贅肉がつっかえ、油断するとまた倒れそうになる
「ぜぇっぜぇっ......な、何が起きましたの......?だ、誰か!?誰かいませんこと!?」
マリアナは大声で叫ぶ
すると部屋の戸が開き、メイドが数人入ってくる
「おはよう御座いますマリアナ様」
「え、えぇ、おはよう御座います......あ、あの......」
「すぐにお着替えを準備致します」
メイド達はマリアナの姿を見ても全く驚くことなく支度を始める
「マリアナ様、本日はピンクと黄色、どちらになさいますか?」
「え?」
「ドレスの色です、どちらになさいますか?」
突然の質問にマリアナは狼狽える
しかしマリアナの頭の中で声が聞こえる
(ピンクが着たい)
「で、では......ピンクで......」
「かしこまりました」
(な、何だ今のは......)
困惑しているとメイド達はマリアナの寝巻きを脱がせる
すると贅肉がたっぷり付いた巨体があらわになり、メイド達はマリアナの身体を濡れタオルで拭き始める
「ふっ......うぅぅん......💕」
マリアナは気持ちいいのかねっとりした声を出す
(く、屈辱だ......!こんな情けない......!)
「や、やぁぁん......」
内心はキツい言葉が浮かぶものの口からは強い言葉が出てこない
贅肉の谷間まで入念に拭かれ、綺麗になったマリアナはドレスを着せられる
その特大サイズのドレスはリボンやフリルが大量に付いたガーリーなデザインでただでさえ大きな身体がさらに膨張して見える
そしてメイクとヘアセットも行われる
マリアナはとっくに成人しているが髪はふんわりと編み込まれ大きなリボンを着けられる
そして濃いめのファンデーションにチーク、そして濃いめの口紅を塗られる
完成したのは歳不相応のフリフリドレスを着た厚化粧巨デブだった
(ひ、酷すぎる......)
マリアナは鏡を見て青ざめる
「あ、あのぅ......わたくし......似合っているのでしょうか......?」
マリアナはメイドに尋ねる
「もちろんで御座います、よくお似合いですよ」
メイドは即答する
「そう......ですのね......よかったですわぁ......」
(な、何だ......?妙な安心感が......)
メイドに褒められるとマリアナは自身の格好への嫌悪が薄れていく
(ま、まぁ......こんな身体なのだから多少着飾って見てくれを良くしなければな?)
あまりにも急激な印象の変化だがマリアナはその事に気付けていない
「ではマリアナ様、お食事のご用意が出来ておりますので行きましょう」
「ご、ご飯ですの!?」
ぐぎゅううぅぅぅぅぅぅぅ......
(うっ!?き、急にお腹が減って......!?)
「さぁ、行きましょうマリアナ様」
「は、はい!」
マリアナは文字通り重い腰を上げ、部屋をあとにする
ドスッドスッドスッドスッ......
「ぶふぅ!んぶぅ!ぜぇっぜぇっ!」
マリアナは巨体を揺らしながら必死に歩いていた
(こ、この身体......重過ぎる!!一歩歩いただけで体力がごっそり持っていかれてしまう......!足が太過ぎて真っ直ぐ歩けない......!)
デブ特有の左右に揺れる歩き方をするマリアナ
ドレスがバサバサと無遠慮に揺れている
汗だくになりながら食堂に着くと巨大な椅子にドスンッと腰掛ける
「ぶはぁっ!......つ、疲れましたわぁ......ふひぃぃぃ......」
マリアナは持たされた派手な扇子で顔をあおいでいる
すると料理人達が大量の料理を運び込む
その料理はまるで今から晩餐会でも開催するかのような豪華なものであった
大量のオードブルや肉料理、更に豚の丸焼きまで用意されていた
(な、なんて量だ!?この食事だけでどれだけの国民が飢えを凌げると思っているのだ!?)
マリアナは内心憤慨する
ぐぎゅううぅぅぅぅぅぅぅ......
「!?」
しかしマリアナの胃袋は目の前のご馳走に喜びの声を上げる
そしてマリアナは咄嗟に料理に手を伸ばす
「お待ち下さいマリアナ様、召し上がるのは全員お揃いになってからです」
「えっ......」
マリアナはメイドに制され、名残惜しそうに手を引く
(くっ!なんて食欲だ!今すぐにでも食いついてしまいそうだ......!)
「あ、あの......早く......た、食べたいですわ!」
マリアナはメイドに催促する
「ご辛抱下さい」
「うぅ〜......!」
マリアナはむくれてしまう
すると食堂の戸が開く
そしてマリアナは驚きの光景を目にする
「んぶぅ......ぶひゅぅぅ......ご、ご機嫌よぉ......」
それはマリアナよりも数段太った女性だった
もはや一人では歩けないのか巨大な車椅子に乗せられ、メイドが数人がかりで押していた
「あらぁ......ぶふぅ......マリアナぁ......ふぅ......今日も可愛いわねぇ......んふぅ......」
その女性はマリアナに話しかける
(な、何だこの女性は......なぜ私の事を......)
「あ、あなたは......はっ!?」
女性と目を合わせるとマリアナの頭の中に映像が流れ込んでくる
幼い頃から沢山お菓子や食事を与えてくれて、どんなわがままも聞いてくれた大好きな人
「お、お母様......?」
「んぶぅ......どうしたのですぅ?そんなに......ふぅ......驚いた顔をしてぇ?」
その巨デブはマリアナの母だった
病弱だった姿からは想像がつかない程太りきった姿は血色がかなり良く、息苦しくはありそうだが表情は明るいものだった
「あ、あの......お母様......お身体の具合は......?」
「具合ぃ......?ぶふぅ......死んじゃいそうだわぁ......」
「えっ!?」
「お腹空いて死んじゃいそぉ......んぶぅ......早く食べましょう......」
「お、お母様......」
マリアナの心配をよそに母はメイドに押されテーブルに着く
「さぁ食べましょうマリアナ!」
ぐぎゅううぅぅぅぅぅぅぅ......
ぐろろろおぉぉぉぉぉぉぉ......
二人の腹から騒音が鳴り響く
「い、いただきますわぁ!!」
マリアナは空腹に耐えかねて料理にかぶりつく
「はむっ!あむっ!がつがつがつがつがつがつ......」
(!?な、なんだこれは......美味し過ぎる......!手が止まらん!)
「んんぐっ!ぶふふ!マリアナぁ......あむぅっ!おいひいわねぇ!がつがつがつ......」
「ぶむぅっ!は、はいぃ!はぐぅっ!おいひいでふぅ!がつがつがつがつがつがつ......」
二人は気品のかけらも無く、一心不乱に食べ進めていく
遂には豚の丸焼きをそのまま手に取りかぶりつき、骨の髄までしゃぶり尽くした
「「ぶげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっぷっ!!」」
皿のソースまで舐め切り、豪快なゲップをする二人
食べ終わったのを見計らいメイド達は二人の口と手を拭い、メイクを直す
「んぶぅ......ではマリアナぁ......ママは部屋に戻るわねぇ......ごぉぉっぷっ!」
「は、はいお母様ぁ......ご機嫌よう......ぐえぇっぷっ!」
母はメイド達に押され、食堂を後にする
(母上......一体どうしてしまわれたのですか......私も......どうしてこんな......)
マリアナはパンパンに膨れた腹をさする
満腹になり、マリアナはとてつもない幸福感に満たされる
(食べる事がこんなに気持ち良いなんて......昼食も楽しみだな......)
マリアナは自然と食事を待ち望むようになっていた
「マリアナ様、お食事の後はお勉強ですよ」
「え?お勉強......ですの?」
「はい、世界でも有数の先生なのですからしっかりとお勉強なさって下さい」
(この歳になって勉強......?どういうことだ?)
マリアナは不思議に思いながらも重たい腹を抱えながら食堂を後にする
ドスッドスッドスッドスッ......
「ふぐぅ!ごぶぅ!......げぶぅっ!!」
歩く度に腹が揺れて胃袋の中身がかき回され、小刻みにゲップが漏れてしまう
そして勉強部屋に到着する
「ではマリアナ様、くれぐれも失礼の無いように」
そう言うとメイド達はその場を後にする
マリアナは恐る恐る戸を開ける
「し、失礼致しますわぁ......」
「これはこれはマリアナ様......ご機嫌麗しゅう......」
「!?あ、貴女は......!?」
そこにいたのはかつてマリアナが追放した魔道士だった
「な、なぜ貴女がここに......」
「なぜって......私は王国お抱えの魔導士......そしてマリアナ様の教育係ですから......」
魔導士がそう言うとマリアナの頭の中に映像が流れる
幼い頃から甘やかされだらしなく太っていたマリアナ
それを見かねたメイド長は世界でも有数の魔道士に姫の教育係を依頼した
しかしマリアナの出来が悪く、成人した現在も教育係を続けていた
「そ、そんな......そんなこと......あり得ませんわ......」
狼狽えるマリアナ
「ぷっ!あはははははっ!!」
「!?」
「あー、もうダメ!我慢できない!あはははははははっ!」
突然笑い出す魔導士
「な、何ですの......?」
「だって......あの凛々しかったマリアナ姫がこんな少女趣味の巨デブになってるんだもの!ぷっ!」
(な、なんだと!?こいつはこの現象を知っている!?やはりこいつが!?)
「やはり貴女の仕業でしたのね!?」
「何その言葉遣い......あははははははっ!」
「笑ってないで答えて下さいまし!わたくしをこんな姿にしたのは貴女なのですか!?」
「あー、笑った笑った......まぁ、半分正解かな?」
「半分......ですの?でもあり得ませんわ!わたくしには加護が......」
「そう、知っての通りあんたの加護は魔術を遮断する......だから私はアプローチを変えることにしたの」
「?」
「私が魔術を施したのはあんたの母親よ」
「お、お母様......?」
「そうよ、黒魔術であんたの母親の過去を変えたの......病弱な薄幸の美女から食い意地の張った巨デブ女にね!」
「だからあんたはあの巨デブ女から産まれてきた......親子だもの、似るのは当然よね?」
「そ、そんな......」
「いやぁ、滑稽だったわよ?あんたの子供時代!甘やかされまくってぶくぶく太って!覚えているでしょ?」
「うぅ......」
マリアナは先程流れ込んできた映像を思い出す
あれが改変された記憶なのだろう
「も、戻して下さいまし!わたくしの人生を!?」
「無理無理、あんたには黒魔術も効かないんだから」
「な、ならお母様を......」
「それもオススメしないわ、黒魔術が何故禁忌とされるか知ってるでしょ?2回もかけたら間違いなく母親は死ぬわよ?」
「そ、そんな......ひぐっ......ぐずっ......」
マリアナは泣き出してしまう
メンタルもかなり弱くなっているようだ
「もう、泣かないの!でもそう悲観する事もないわよ?過去を変えたことで虚弱体質が改善されて太ってる事以外は健康体よ、良かったじゃない?大好きなお母様とこれからも一緒にいられるわよ」
「ぐずっ......ずっと......一緒ですのぉ......?」
「そうよ?私も追放された過去が消えて王宮に返り咲けたし、あんたは母親の命が助かった、WIN-WINってヤツじゃない」
「で、でもぉ......」
「今のあんたのおつむじゃ難しいこと分かんないか!」
「そ、そんな事ありませんわ!」
「ホント〜?成人してるのに教育係付けられてるのにぃ?」
「そ、それは貴女のせいではありませんこと!?わたくし本当は秀才ですのよ!」
「ならこの問題解ける?」
魔導士はマリアナにプリントを渡す
そこには子供が解くような簡単な計算問題が書かれていた
「バカにしないで下さいまし!こんな問題ちょちょいのちょいですわ!」
マリアナはドスンッと椅子に座るとペンを握る
しかし一向に答えを書き出さない
(な、なんだこの問題......全然解らん......!)
「あらあらどうしたの?簡単な計算よ?」
「う、うるさいですわ!?少し考えているだけですわ!」
マリアナは頭をフル回転させる
「えーと......5+5?......5は......うぅん?」
マリアナの知能指数はかなり低いらしく5がいくつなのかピンときていないようだ
「マリアナ様、自分の指を数えてみて?」
「指ですの?えっと......いーち、にーい......」
マリアナは太い指を一本ずつ数えていく
「よーん、ごーお......あっ!指は5本ですわ!」
「その通り、なら5+5は両手の指を数えれば分かるわよ?」
「や、やってみますわ!」
マリアナはまた1から指を数えていく
ゆっくり数えていき、やっと数え終わる
「じゅーう......10!答えは10ですわ!」
マリアナは満面の笑みを浮かべ答えを書く
その答えも歪んだ汚い字だった
「よくできました!偉い偉い」
「えへへ......ふん!と、当然ですわ!」
マリアナは褒められてとても嬉しそうにするがハッとして顔を背ける
(どうしてこんなに嬉しいんだ......もっと解いたら褒めて貰えるだろうか......)
マリアナは自覚していないが魔導師への警戒は完全に解けており、頑張って褒めて貰いたい子供のような欲求が溢れてくる
「よし!じゃあもう一問だけ頑張ろうか!そしたらおやつにしましょ?」
「おやつですの!?が、頑張りますわ!!」
マリアナは先程教わった指折り算で頑張って問題に挑む
その様子を見て魔導士はニヤリと笑みを浮かべる
(ふふふ......改変の効果絶大ね......この調子なら今日中に記憶は完全に書き換わるわね......)
「先生!できましたわ!!」
(どうだ!私もやればできるんだぞ!)
マリアナの精神は着実に肉体に同調していくのだった
数日後
「もぐもぐもぐもぐ......ぶほっ!おいひぃでふわぁ!」
「全く......食べ過ぎですよ?マリアナ様」
「んぶっ!だ、だってお腹ペコペコなんですものぉ......あむ......」
「マリアナ様、痩せたいとか思ったりはしないんですか?」
「ふぇ?もぐもぐ......ごくんっ!ぶふぅ......あるわけありませんわ!わたくしご飯もお菓子もたくさん食べられるこの身体がだぁい好きですもの!それにお母様はわたくしは世界一可愛いと言ってくれますのよ!ぶふふっ!」
マリアナは完全に改変され、贅沢の限りを尽くす巨デブ姫に成り果てた
自己肯定感が強く、わがままし放題
親子共々、王族としての威厳は皆無だ
「あらぁ......んぶぅ......マリアナぁ......ふぅ......美味しそうなの食べてるわねぇ......ぶう......ご一緒していいかしらぁ......?」
「お母様!ぐげええぇぇぇぇぇぇっぷっ!!もちろんですわ!げえぇぇっぷっ!!ぷふぅ......一緒に食べましょう!」
かつて自身を追い詰めた姫の事を思い出しながら魔導士は優越感に浸るのであった
完