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「人間くん今日はありがと♡私、すっごい楽しかった!♡」

 僕は楽しく無かったけど、これも仕事だから仕方ない。

 笑顔だ。笑顔。淫魔さんに、この契約書さえ書いて貰えば僕のノルマは終わる…

 会食中は、のらりくらりとかわされたが、帰り際の今、一押しすればきっと……

「ほんとですか?!じゃあ我社と契約を…」

「でも私、まだまだ飲み足りないなぁ〜」

「えっ?!」

 つい先程、一升の日本酒を十本も空けたばかりなのに…まだ飲むのか………

 僕はもう、立ってるのがやっとだっていうのに……

「人間くんも付き合ってくれるよね?私、良い雰囲気のバー知ってるんだ〜♡」

「いやっ、えっと……」

 次に行ったら潰れてしまうかもしれない…

 取引先の前で粗相をする訳にもいかないし、契約は諦めて、今日は帰らせてもらおうかな…

「ごめんなさい…今日は……」

「あ!♡タクシーきた♡ほら、乗って乗って!運転手さん、○○の前まで!」

 丁度良く到着したタクシー。

 淫魔さんに押されて、無理やりタクシーに乗せられてしまった…

 こうなってしまったら仕方がない…次の店では飲まないようにして、淫魔さんのお酌に専念しよう…

「人間くん♡ここは私の奢りだから好きなだけ飲んでね♡」

「はぁ…ありがとうございます…」

 淫魔さんの知り合いが経営しているという、路地裏のおしゃれなバー。

 カウンターしか無い狭い店内。ぴったりと密着するように淫魔さんが座っている。

「ほら、これオススメなやつ。魔界のお酒だけどすっごく飲みやすいの!」

 そう言って淫魔さんがオススメしてきたのは魔獣の乳を使ったカルーアミルク。

 以前、魔界のお酒は人間が飲むと悪酔いしやすいと聞いたことがある…

「あ、僕はこのオレンジジュースで…」

「え、何?飲めないの?私の酒が?」

 地雷を踏んでしまったかもしれない。

 淫魔さんが真顔でこちらを覗き込んでくる。ちょっと怖い。

「あ、いや…そういうわけじゃ…」

「ふ〜ん、別にいいよ?でも、人間くんとこの会社とは、関係を切らせてもらうから」

 それはまずい。

 このままだと、今日の接待が、目的すら果たせず淫魔さんに嫌われただけ、という最悪の結果に終わってしまう。

 ここは覚悟を決めるしかないか……

「の、飲みます!飲ませてください!」

「ふふっ♡そうこなくっちゃ!」

「人間く〜ん?大丈夫〜?」

「…だっ…だいじょうぶれすっ…ぅ、ひっく…うぅ……」

 頭が痛い…目眩がする…というか眠い…

 淫魔さんに勧められるがまま、何杯も飲んでしまった……

「人間く〜ん?これ私に書かせないといけないんじゃないの〜?」ピラピラ

 淫魔さんが契約書を見せつけてくる。

 人の鞄を勝手に漁るのは辞めてほしい…

 まずい…視界がぼんやりしてきた…

「うっ…ぅぁっ……」

「ねぇ人間くん。人間くんがこれに名前書いてくれたら、この契約書にサインしてあげるけどな〜?」

 もう何でもいい。とにかく早く帰りたい。

 早く契約書にサインしてもらおう。名前の一つや二つ、どうってことない……

「うわ〜♡ありがとう人間くん♡これからよろしくね♡はい、これ契約書!」

「ありがとうございます……」

 やった。これで帰れる。

 早くここを立ち去ろう…

 終電まだあるかな…

「じゃあ…僕はこれで……」

「待ってよ人間くん♡」

 淫魔さんに腕を掴まれた。

 彼女の細い腕からは想像もつかないほどの力だ。全く振り解けない。

「人間くんは、どこに行こうとしてるのカナ?」

「どこにって…自分の家ですけど…」

「ねぇ人間くん?これからウチ来ない?」

 淫魔さんが甘えた目で見つめてくる。

 答えはNOだ。店の中ならセクハラだけで済むが、淫魔さんの家に行ってしまえば、何をされるか分からない。

 近頃、魔族が人間に対し、立場や権力の差を利用して、交際を迫る事案も多いと聞く…

 ここは怒らせないよう、丁寧にお断りを…

「すいません…もう終電が…」

「えー!今日は二人で飲み明かそ?ね?」

 両手で僕の手のひらを握る淫魔さん。

 彼女の柔らかくて滑らかな手には、凄く熱が篭っている。

 淫魔さんが魔族じゃなく、人間だったら危うく惚れてしまいそうだ…

「明日も仕事なので…」

「そっか…それなら仕方ないね…」

 淫魔さんが手を離してくれた。

 意外と諦めてくれるんだな。

「それじゃ、僕はこれで…」

「はいはーい♡私も、少ししたらそっちに行くねー!」

 そっちに…?僕の部屋に来るということだろうか…?

 まぁ、いつもの冗談だろう。

 淫魔さんには事あるごとに交際を迫られているが、住所だけは一度も教えたことが無い。

 部屋も最寄りの駅から少し離れた所にあるため、彼女が僕のストーカーでもしていない限り、部屋を特定するのは困難だろう。

 電車を降り、駅から十分ほど歩いたところに僕の部屋はある。

 度々、電柱に手を置き一息つきながら、ふらつく足で歩き続ける。

 時間は深夜一時。街の住人が寝静まる頃に、僕は部屋の前へ辿り着いた。

 ガチャ…

「あれ…?」

 何故か部屋の鍵が開いている。朝、締め忘れたのかもしれない。

 まぁいい…見た感じ荒らされているような形跡は無いし、シャワー…は明日の朝でいいか……

 まずは服を脱いで直ぐにベットで寝よう。そう思いながら、部屋の電気を点けようとした時だった。

「ん”ぐぅっ”!」

 後ろから口を抑えられた。扉の裏に泥棒が隠れていたようだ。ちゃんと確認しなかったことを後悔しながらも、泥棒の拘束を振りほどこうと暴れてみる。

 泥酔気味、尚且つ小柄な体型とはいえ僕も立派な大人である。だが、どれだけ抵抗しても振りほどく事ができない。物凄い力だ。

「つかまえた♡」

「んぎゅっ…!!!」

 耳元で囁かれる小悪魔のような優しい声。

 抵抗など意味が無く、壁に思いっきり押し付けられ、空いているもう片方の手をズボンの中へ入れられた。

 執拗な下腹部への刺激から逃れようと身体を反らせるが、全く効果を感じない。むしろ僕を壁に押し付ける泥棒の密着が増したような気がした。

 ぎゅっ♡ ぎゅっ♡ と壁に押し付けられる度に、甘い匂いが周辺に漂う。

「暴れちゃダメだよ♡抵抗したら君との会社の契約バンしちゃうからね♡あ~しゅき♡ほんと良い匂い♡すぅぅぅぅぅっっっ♡」

 淫魔さんは僕の頭に鼻を埋めて思いっきり息を吸っている。くすぐったい感覚が酔いによる気持ち悪さと入り混じって、増々気分が悪くなってゆく。

「うぇっ…んぇらめぇっ…ぇっ…」

 口を塞いでいる手の指を口の中へ無理矢理捩じ込まれた。

 淫魔さんは人差し指と中指で舌を挟んで引っ張ったり、喉奥に突っ込んだりして、嗚咽しながら下半身の刺激に悶える僕の反応を楽しんでいる。

かりかりっ♡ こしこしっ♡ にぎにぎっ♡

 ズボンの中で刺激され続ける性器。繊細な指の動きに射精欲が高められてゆく。

「喘ぎ声えっろ♡ていうか身体ちっちゃ過ぎ♡こんなに弱そうなのに毎日会社通ってたの偉いねぇ…♡ご褒美にもっとシコシコ強めて…お耳もぐちゅぐちゅになるまで舐めてあげる♡」

くちゅっ♡ ちゅるるっ♡ ちゅぅぅ♡

 ぐちゅぅっ♡ じゅるっ♡ べろろろっ♡

「あぅぁぇ…や、っ…ぇめ、……」

 激しく愛撫するかのように、ぐちゅぐちゅと音を立てて、僕の耳を粘液質で甘い匂いのする唾液で濡らしながら舐り尽くす。

 それと同時にズボンの中と口内へのイタズラは激しさを増し、嘔吐と射精の欲求がさらに促されてゆく。

「んべぇっ、へへっ♡でもこれからは大丈夫♡これからは私の性欲を改善する為の道具として生きていくんだから♡嬉しいよね♡最高の逆玉の輿♡一変に美人なお嫁さんと一生遊んで暮らせるお金が手に入っちゃった♡まぁ、自由は失ったんだけどね…♡むふっ、すぅぅぅぅぅっっっ♡♡♡」

 淫魔さんは更に強く抱きついては、頭に顔を埋め深呼吸を繰り返す。僕の背中に彼女の大きな胸が押し当てられた。

 周りには淫魔さんの甘い香りと汗の香りが混じった香りが漂い、呼吸する度それが肺に満ちてゆく。

「いっつも私のこと誘惑して…♡そのくせして私から誘ってあげたら断るんだから♡本当はこうして欲しかったんだもんね♡壁に押し付けられてさ♡身動き取れないない状態で一方的にイジメられたかったんでしょ?♡ね?♡なんか言ってよ♡ほらほら♡がまんしてないでさぁ♡♡♡」

「ちがっ…ぇ”っ””…ちがっ…ごぅぇっ”…もう指っ、やめっ…んぇっ、りゃめぇっ…」

こしこしこしこし♡ こりゅこりゅこりゅ♡

 ラストパートと言わんばかりに舌を押し退け、先程よりも更に奥へと指を捩じ込まれた。ズボンの中でも我慢汁でベトベトになった淫魔さんの綺麗な手に性器をシゴキ倒され、今にも爆発しそうになっている。

 快楽から逃れようとして、どれだけ腰をくねらせても、彼女の指が執拗に絡みついて、僕の弱点を刺激し続ける。

ちゅくちゅくちゅく♡♡♡

「壁に押し付けられて、喉奥に指突っ込まれてるのに、身体悶えるくらい感じちゃうとか、人間くんマゾ過ぎでしょ♡自分より強い存在に制圧されてるの自覚して興奮しちゃったんだね♡ほんと可愛い♡」

「んむぅっ、お”っ”…ん”ぇ”っっ…」

「身体震えてるよ♡頭も悪くて力も弱いくせにマゾでビッチとか♡ほんと人間って魔族を喜ばせるために作られた種族だって実感しちゃうよね♡君もそう思うよね?だって私のおててでれーぷされてるのに、抵抗できないくらい感じちゃうんだもん♡」

「そんなっ…お”っ”♡、っこと…なぁっ…やだっ、おててやめれっ…♡」

くちゅくちゅくちゅ♡♡♡

「おちんちんびくびくしてきたね♡もうイキそうなんだ♡いいよ♡お嫁さんの手でズボンの中にびゅー♡って情けなく敗北射精するとこ見せて♡」

ぎゅむぅっ♡ びくっ♡ びくびくびく♡

「我慢しないで♡もう逃げられないんだから♡諦めよ?マゾ認めて私のお婿さんになろ♡ね?全部人間くんが悪いんだから♡お嫁さんを誘惑した責任取って♡ほらマゾ射精しろ♡いけっ♡いけっ♡いっちゃえ♡」

「お”っ”、いぐぅ”ぅっ…ごぉ”っ…ぉ”、や”め”っ…お”ぇ”ぇ”っ”っっ…ぇ”っ”…」

びゅるっ♡びゅるるるっ♡どぷっ♡とぷ…♡

びしゃっ♡ぽちゃっ♡ぽとぽとぽと♡♡♡

「うわ〜♡私の手、人間くんの体液で汚されちゃった♡こんなのさぁ♡責任取ってもらうしかなくない♡まぁ、今更何を言っても手遅れなんだけどさぁ♡」

(出しちゃった♡これダメ♡はやく逃げなきゃ♡僕の人生終わっちゃう♡)

 空気中に酸っぱい香りと濃厚な栗の華の香りが立ち込める。気持ち悪さが限界に達しても尚、淫魔さんが解放してくれる気配は無い。

「ほらこっち向いて♡うわっ♡イキ顔えっろ♡そんな顔されたら誘ってるとしか思えないじゃん♡おててだけじゃなくて、お口にもお腹にも沢山出してもらうから覚悟してね♡」

「ひゅー…♡やっ、やらぁ……やめぇ…♡」

「こら♡暴れないの♡ベッド行くよ〜♡うわっ♡人間くん軽っ♡こんなに軽かったら、喪女魔族に拉致された後、一生日の当たらないところに監禁されて、煮詰まった性欲ぶつけられてたんだよ?そうなる前にお嫁さんができてよかったね♡ちゃんとマーキングしてあげるから♡ほら、ありがとうございますは?」

「いやぁ…お嫁さんいやだぁ……」

「は?💢ありがとうございますは?って言ってんだろ💢もういいや💢優しくしてやろうと思ったのに、気が変わった💢ぐちゃぐちゃになるまで犯し尽くしてやる💢」

「やぁ…誰か…たしゅけぇ……♡」

「今誰に助けを求めたの?💢ほら、簡単にベッドに押し倒されちゃったね❤ふーっ❤ふーっ❤エロ過ぎだろ❤孕む…❤絶対このオスの子供孕む❤孕んでやる❤責任取らせる❤」

ずぷぅっ❤ ぱちゅっ❤ ぱちゅっ❤

「私の家に監禁して、毎日頭空っぽになるまで搾り取ってやるからな❤💢何回も求婚断りやがって❤💢雑魚でマゾの人間はお嫁さんの下に敷かれてれば良いんだよ❤💢おらイケっ❤💢お婿さんになりますって言え❤💢敗北射精しろ❤💢」

「なります!お婿さんなりましゅ!❤だからやめっ❤んむぅっ❤んちゅっ❤ちゅるぅっ❤ちゅぅっっっっっ❤❤❤」

びゅる❤びゅるるるっ❤ どぷっ❤とぷ❤

「ぷはっ❤やっとお婿さんになってくれたね❤じゃあ役所開くまで沢山気持ち良いことして、明日にでもさっき書いた婚姻届出しに行こうね❤だーりん❤❤❤んちゅっ❤じゅるっ❤じゅるるるっっっ❤」

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