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♤月✧日

クラスの夢魔さんから夢日記をつけると良いとアドバイスを貰った。

何でも夢日記をつけることは本来推奨されるべき行いらしく、夢日記を続ける内に邪神様が良い夢が見せてくれるようになり、睡眠の質が向上して体力の回復が早くなるらしい。

そう聞いて早速今日から夢日記を始めてみることにした。

僕は邪神様を崇拝しているわけじゃないけど、初日から良い夢が見られるように願っておこう。

♤月✩日

夢に夢魔さんが出てきた。その内容は二人きりで近所にある遊園地に遊びに行って閉園まで遊ぶという、なんとも楽しいもの。殆どのアトラクションを遊び尽くした後、フォトスポットである"恋人の橋"の上でキスをしたところで目が覚めた。

夢の中の夢魔さんはジーパンに縦セーターというラフな格好で、スタイルの良い夢魔さんのボディラインがくっきりと現れていて、すっごくドキドキした。

学校で夢魔さんにキスをした場面のことを伏せて、遊園地で遊んだ夢を見た、と伝えたところ、『んじゃ、それ正夢にしちゃおうよ!』と言われて、今週末二人きりで遊園地に遊びに行くことになった。

今日の夜も良い夢をみたいな。

♤月✫日

今日も夢魔さんが夢に出てきた。その内容は夢魔さんと放課後に商店街で制服デートするというもの。僕達は恋人みたいに手を繋いで、お互いに寄り添って歩きながら、いろんな店を見て回っていた。凄く幸せな時間を過ごした後、誰にも見られていない路地裏に入ってキスをしたところで目から覚めた。

夢の中の夢魔さんは普段と違って、髪を下ろしていて、その姿が何だか新鮮だったし、夢魔さんとこんなデートができたら楽しいだろうなぁ…って思った。

学校で再度、キスしたことを伏せて夢魔ちゃんに夢の内容を話してみたところ、『どう?イケてる?』と言って、目の前で髪を下ろした姿を見せてくれた。しかも放課後、二人で商店街に行ってデートした。

正直惚れてしまいそうだった。僕みたいなのが夢魔さんと釣り合うはずがないけど……せめて夢の中だけは……

二日連続良い夢が見られているので、明日も良い夢が見られるはず。

もっと長い時間良い夢を見ていたいし、今日はいつもより早く寝ることにしよう。

♤月✬日

今日は夢魔さんと同じベッドに寝そべってゴロゴロする夢を見た。僕達は付き合いたての恋人みたいにキスやハグをしてイチャイチャしながら一日を怠惰に過ごしていた。

夢魔さんはフワフワモコモコのパジャマを着ていて、自分より一回り以上大きい身体を抱き枕にしている夢の中の僕は物凄く気持ちよさそうだった。きっと良い夢を見ているんだろうなぁ……

学校で夢魔さんに夢の内容を聞かれたので、部屋でゴロゴロしてる夢でしたと伝えた。

夢魔さんは夢の細かい内容や感想などを求めてきたけど、恥ずかしくて言えるはずがない。有耶無耶に誤魔化して放課後になった瞬間、逃げるように帰ってきた。

こんな夢を三日連続で見ていると、嫌でも夢魔さんのことを意識してしまう。

あんなに可愛くて、優しくて、面白いのに、僕みたいな人間に絡んでくれるんだろ…もしかしたら揶揄われているだけなのかも…

♤月✭日

夢日記を付け始めて一週間が経った。

邪神様のお陰なのか、嬉しいことに日記を付け始めてからというもの、毎日続きが見たくなるような良い夢を見ることができている。

大体の夢の内容が夢魔さんとの甘々な生活なのが少し気になるところだけど…

実際、今日見た夢なんて夢魔さんと二人で夏祭りに行って楽しんだ後、人の居ない神社の境内でお互いを貪り合うようなキスをするようなものだった。

シチュエーションもそうだけど、夢魔さんの柔らかい唇や髪から漂う甘い香り、すべすべの手のひらの感触が、全て夢であるはずなのに細かく感じ取ることができて、目覚めた瞬間の興奮は言葉に表せないものだった。

以前とさほど変わらないはずなのに、夢魔さんの距離感近めの行動に逐一ドキドキしてしまう。

だけど僕と夢魔さんが不釣り合いであることは火を見るよりも明らか。

大好きなのは間違いないけど、夢魔さんには僕なんかじゃなくて、もっと相応しい人と付き合って欲しい…

このままだと夢魔さんへの気持ちを抑えられないし、明日から少しだけ距離を置くことにしようかな…

♤月✮日

今日も夢魔さんの夢を見た。二人で海に行って日が沈むまで遊ぶ夢だ。

ビーチは僕と夢魔さん以外人がいない貸し切り状態で、波打ち際を走り回ったり、二人で日向ぼっこしたりと仲睦まじく過ごしていた。

可愛らしいピンクのビキニに包まれた、溢れんばかりの巨乳が動く度に揺れる。普段は隠しているスルッとした細い尻尾が忙しなく動いて僕の腕に絡みつき、綺麗な長髪が潮風に靡いて良い香りがした。

今日も案の定、夢魔さんが登校するやいなやニマニマしながら僕の方に歩いてきたので、距離を置くためにトイレに逃げた。

正直、罪悪感は凄いけど、これも夢魔さん離れをするため…

人間は魔族に力で勝てないことは世間の常識であるため、不可能だとは分かっていても、このまま普段通りの学校生活を送っていたら、隙だらけの夢魔さんを無意識に押し倒してしまう気がするから。

夢魔さんからLINEが大量に来ているが全て無視することにする。

明日は土曜日で学校が無い。この二日間の休みで頭をスッキリさせて、月曜日になったら夢魔さんにどうして避けていたのが正直に話して謝ろう。

♤月✯日

今日も夢魔さんの夢を見た。だけどあまり良い夢では無かった。

昨日の夢の続きだろうか、遊び疲れた僕と夢魔さんは海の家で休むことにして、二人でカップルメニューの飲み物を飲んでいる時、気づいたら夢魔さんの隣にいるのは僕じゃなくてイケメンの王子様みたいな人に変わっていた。

さりげないボディタッチを絡めながら人目も気にせずイチャイチャしている二人。夢の中の僕は動くことも、目を逸らすこともできず、ずっとその様子を眺めているだけ。

その後、イケメンは夢魔さんの腰に手を回しながら二人でホテルに入って行った。

その後は当たり前のように、二人は服を脱ぎ行為を行っていた。それは今まで夢の中の僕が夢魔さんとシたような可愛らしいモノでなく、発情期の獣が行うような激しく絡み合い溶け合うような激しい交尾だった。

夢から覚める瞬間、はっきりと夢魔さんの嬌声が聞こえた。

寝汗でびしゃびしゃになった身体、ベッドから放り出されたブランケット。先程までの光景が目に焼き付いて、穴があったら入りたい気持ちに苛まれた。

心を落ち着かせようと思い、スマホを開いたところ夢魔さんから150件以上の着信が来ていた。

あんな夢を見たあとで返信できるはずもなく、今日は一日中ペットと遊んで心を落ち着かせた。

………

…………

……………

「んちゅっ♡ ちゅぅっ♡ ちゅろろろぉっ♡ んべぇぇっ…♡♡♡」

「ねぇ、どうして襲ってくれないの?」

「好きなんでしょ?アタシのこと?」

「両想いって分かってるじゃん」

「だから毎日意識しちゃうような夢を見せてあげたのにさぁ…」

パラパラパラパラ……

「何これ?不釣り合いなのは火を見るよりも明らか?もっと相応しい人と付き合って欲しい?」

「なんで人間くんはそういう考えになっちゃうのかなぁ〜?」

「もっとこうさぁ〜、毎日夢に出てきてはデカイ乳と尻で誘ってきやがって💢澄ました顔してんじゃねーぞ💢責任取ってオナホ妻になれ💢とか言って私のこと犯しに来るもんじゃないの?💢」

「こっちは常に準備万端だっていうのに💢いつだって子供拵える準備できてんだよ💢」

「適当なこと言って夢の内容ぼかしやがって💢はっきりとエッチしましたって言えよ💢」

「ていうかまずライン返せよ💢滅茶苦茶心配したじゃんか💢もしかしたら喪女魔族に襲われてるのかと思って、本気で部屋にカチコミ行こうかと思ったわ💢そしたら、こんなくだらない理由だよ💢あ〜もう💢💢💢」

「ふーっ💢ふーっ💢あ〜💢苛つく💢魔族を舐めやがって💢💢💢」

「感度バグらせて、ずっと手でシゴいてやる💢泣いても謝っても100回出すまで夢から覚めようように暗示かけとくから💢」

……………

…………

……

♤月❂日

今日は凄く長い時間夢を見ていた気がする…しかし、時計を見るといつもと同じ時間。

凄く変な夢だった。

手術台のようなものに拘束されていた僕は、夢魔さんにキスされていた。

その後、何故か怒っている夢魔さんに耳元で色々と囁かれながら、綺麗な手で僕のモノを何度も果てるまで弄られた。

夢の中の僕は何度射精しても萎えることがなく、夢魔さんの手で数えられないくらい抜かれてしまった。

こんな夢を見てしまうなんて……

夢魔さんに見せる顔がない……

更に夢から覚めてからというもの、下半身の昂りが収まらない……

起きてから二回くらい自分でシたのだが、全くと言ってよいほど収まる気配がない。

これ…どうすれば良いんだろう………

昼頃、夢魔さんが訪ねてきた。

何でもラインが返ってこないから、何かあったのではないかと心配したそうだ。

来るのが分かっていれば、具合が悪いから…と理由をつけて断ったけど、母さんが女の子が来るなんて珍しい!とはしゃいだ結果、有無を言わずに部屋まで連れてきてしまった。

夢魔さんはヘソ出しの短いTシャツに、ミニスカートを履いていた。

女の子を部屋に入れるなんて初めてだから、物凄く緊張した。

相変わらず優しくて可愛くて、尚且つ距離感の近い行動を取ってくる夢魔さんに僕は意識されっぱなし…部屋にいる間、下腹部の膨らみを隠すので精一杯だった。

………

…………

……………

「なんで襲わないかな〜💢途中お義母さん買い物行ったんだから、ズコバコしても誰にも気づかれないでしょ💢」

「ていうかあんな痴女みたいな格好してるメスがホイホイ自分の縄張りに入ってきたのに、逆に興奮隠そうとするって何?💢」

「とっくに気づいてるから💢夢の中でも現実でもビンビンにしてる癖に💢ていうかそうなるようにしたんだけど💢」

「もういいや💢ホントは人間くんから襲って欲しかったけど、もう深層心理に暗示かけて滅茶苦茶にしちゃうね?💢」

「両思いなの確定してるんだし、何も問題ないよね💢」

「もう夢と現実の区別つかなくなるまで搾り尽くすから💢」

……………

…………

………

♡月✸日

今日は学校で夢魔さんとスる夢を見た。

夢魔さんから片付けを手伝って欲しいと体育館倉庫に呼び出された僕は、扉を開けるやいなや壁に押し付けられて、乱暴に貪るようなキスをされてトロトロに溶かされた。

そのまま床に寝かされて、気を失うまで騎乗位で搾り尽くされた。

学校で夢魔さんに夢の内容を聞かれた。

恥ずかしくなり誤魔化して逃げようとしたのだが、夢と同様に腕を捕まれて壁に押し付けられてしまった。怖くなった僕は正直に夢魔さんに犯される夢を見ましたと答えた。

どんなふうに?と更に深く聞かれたので、夢の内容を覚えている限り事細かに話した。

それを聞いた夢魔さんは、そっか♪と明るく一言呟いて去っていった。

正夢にならなくて良かった…と少しホッとした。

♡月✹日

今日も昨日と同様、夢魔さんに学校で犯される夢を見た。

備品の縄跳びで宙吊りにされた僕は、夢魔さんの手や口で何度も骨抜きにされた。

昨日の夢と違って、完全に拘束されていたので身動きを取ることができず、夢の中の僕はただただ叫んでいた。

同時にお尻の穴も滅茶苦茶にされた。指でぐりぐりされたり、何か太いものを入れられたり……

明晰夢だったので、すべての感触をはっきりと覚えている。

こんな夢は二度と見たくない……

♡月✶日

また夢魔さんに犯される夢を見た。これで一週間連続だ。

毎日のように夢魔さんに搾り尽くされる夢。起きると全身が汗でびしゃびしゃになのが当たり前になっている…

今日、学校で淫魔先生に呼び出された。

夢魔さんとラブラブなのは良いことだけど、学校でそういう行為は控えるように♡と注意された。

きっと何かの勘違いだろう…と思った僕は、夢魔さんとはそういう関係じゃないし、ましてや、そういう行為を学校内でするはずがない…と正直に伝えた。

淫魔先生も納得してくれたようだった。

その後、教室に帰ってからというもの夢魔さんが授業中から休み時間に至るまで、じっとこちらのほうを見つめてきて怖かった。

あれは何だったんだろう…

………

…………

……………

ゴチュゴチュグチュリュリュリュッ!!!💢💢💢←お尻の穴をえぐる音

「ねぇ💢なんで拒否したの?💢もうこのまま目覚めさせてあげないよ?💢」

「もしかして恥ずかしかった?💢だとしても、もう少し言い方あるよね?💢」

「決めた💢これから10000回射精すまで夢から覚めないようにするから💢」

「ほら、アタシは人間くんの何?ちゃんとはっきりそのちっちゃいお口で教えてよ💢」

「……は?友達?……💢💢💢」

────────────

びゅくっ❤ びゅるるるっ❤ びゅぅっ❤

「これで3000発目❤あと7000発頑張ろうね❤」

「もっと大きな声で叫んでくれないと〜❤お嫁さんの機嫌は治らないよ〜?❤」

「ふふっ❤そうだね❤人間くんはアタシのお婿さんで、アタシは人間くんのお嫁さんだよね❤」

「お嫁さんに沢山気持ちよくしてもらえるの嬉しいよね?❤もっとシて欲しいよね?❤」

「………は?💢何?もうやめてって💢」

「許すわけ無いじゃん💢お嫁さんの機嫌を損ねた罰として更に10000回延長しま〜す❤」

「安心して❤現実ではまだ一時間も経ってないから❤まだまだ楽しめるからね〜❤」

びゅぐっ❤ びゅぐぐぅっっ❤❤❤

……………

…………

………

♡月✺日

今日も夢魔さんに犯される夢を見た。手や口、尻尾など全身を使って搾られ続けた。

もちろん自分の意志で夢から覚めることはできず、目の前で起きていることが夢なのか現実なのか分からなくなってしまった。

隣で寝ていた夢魔さんが起こしてくれなかったらどうなっていたんだろう…考えるだけで身体が震えてくる。

夢の中で滅茶苦茶にされていたはずなのに、本物の夢魔さんに怖かったね…って抱き締められただけで気持ちが和らいだ。

時間を忘れて抱き合っていると、夢魔さんが頭を撫でてきた。すると夢魔さんから、彼女も彼氏のナデナデ欲しいなぁ〜撫で合いしたいなぁ〜と遠回しにおねだりしてきたので、優しくナデナデしてあげた。

ついでに夢魔さんは彼女じゃなくて僕のお嫁さんでしょ?と訂正してあげた。

学校に行く時間だったので、夢魔さんに起きて準備するよう伝えたのだが…あんなところもう行かなくていいよ。と言って抱きしめてきた。

反論しようとしたのだが、夢魔さんに抱きしめられると頭がポワポワして、身体の力が抜けて、何も考えられなくなってしまう。

気付いたら夕方だった。

学校への連絡と母さんへの報告は僕が眠った後、夢魔さんがしてくれたらしい。

今日は一日寝て過ごしてしまった。時間の使い方が勿体無いような気がするけど、お嫁さんと一緒に入られたので良しとしよう。

♡月❆日

夢魔さんと滅茶苦茶に絡み合うような夢を見た。朝起きてから寝るまで、夢の中の僕と夢魔さんはずっと交わっていた。

その間、ずっと夢魔さんは「魔界に引っ越してよかったね」「ずっとこうしてようね」と何度も何度も呟いてきた。

そうして夢から目覚めてすぐ、隣で眠る夢魔さんが魔界で暮らそうと言ってきた。

何でも人間界にいると好き放題イチャラブできないのが不満らしい。

学校はどうするの?と聞いたところ、桁が10はある預金が入った口座の画像を見せられた。勉強なんていらない…だそうだ。

僕としても普段学校にいる時間をお嫁さんと過ごす時間に当てたいので、魔界へ行くことにした。

お父さんもお母さんも凄く反対していたけど、夢魔さんが説得してくれた。

そのお陰もあって僕も夢魔さんも学校を辞めることができた。

魔界には夢魔さんの両親が建てた別荘があるらしく、そこに住ませてもらえるらしい。

魔界に渡るタイミンクで夢魔さんが夢日記の破棄とスマホの初期化を要求してきた。理由を聞いたところ、過去を思い出さないように…と言っていた。よく分からないけど、夢魔さんが言うなら間違いないだろう。

どうせ処分するのだから、こうして書いていても意味はないのだけれど、最後くらいは夢日記らしい言葉で終わりたい。

今日も良い夢が見られますように。

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