★【挿げ替え:SS付き(Headswap& One shot story)】 (Pixiv Fanbox)
Content
<概要>
優しそうな先輩に秘められたものとは…?
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<本編:挿げ替え>
ヴェン・ティナ・ド・ヴァレリスは、魔法学校の図書館の奥深く、天蓋に届かんばかりの背の高い本棚の前に佇んでいた。
彼女の纏う優秀な生徒にのみ学校から送られる魔法衣の裾は、埃一つない磨き上げられた床に静かに横たわり、その存在感はまるで図書館そのものの静寂と一体化しているかのようだった。
他の生徒たちが滅多に近寄らないこの場所は、彼女にとっては第二の居城であり、知識の海に潜るための格好の港であった。
「……ここは、まだ訪れたことがなかったはず…」
ふと、視線が棚の最上段に止まる。
そこには、彼女が今まで目にしたことのない古びた一冊の魔導書が鎮座していた。羊皮紙の装丁は経年劣化で色褪せ、表紙に刻まれた古代の文字は、まるで遠い昔の秘密を語るかのように微かに光を放っていた。
好奇心は、彼女の知識を求める心を静かに、しかし確実に刺激していく。
「あれは…、是非拝読したいですね」
彼女は背伸びをした。だが、届かない。
彼女はため息をつき、棚の側面に仕込まれた魔法のメカニズムを操作する。その指先は細く、繊細な動きでルーンの並びを変化させていく。
すると、棚が軋みを上げてゆっくりとせり出し、彼女の目の前に書が降ろされる。
その重厚な感触とともに、ヴェンは本を手に取った。
ページを一枚一枚めくると、そこには見たこともない呪文が記されていた。滲みは激しく、と、言うよりは、東洋の墨の近いもので書かれていたせいか、大部分の効果説明は判読不能。だが、詠唱プロセスだけは、どういうわけか奇跡的に明確に読み取ることができた。
「これは、興味深い……ですね…。」
研究家魂に火がついた。
彼女はこの本を借書カードに記録することなく、ドレスの懐に滑り込ませた。このエリアの書物は、上位魔法者の許可無しで借りることが出来ないからだ。いち早く読んでみたい。誰にも見せず、自分だけの秘密に。
「すぐに返しますから…」
その胸の内では、古代の詠唱が織りなす未知の魔法への期待が、激しく脈打っていた。
夜、個室の灯りの下で、ヴェンは”お借りしてきた”魔導書を広げた。
部屋は静寂に包まれ、月光だけが窓から差し込み、羊皮紙を淡く照らし出している。彼女は深く呼吸を整え、古代語の音節を正確に発音しようと心掛ける。
「……■盈■、■■■接■■■■■……」
詠唱の声は、静かな部屋に不気味な響きを残す。
すると、彼女の体を青白い光が包み込んだ。それはまるで、彼女の存在そのものを書き換えようとするかのようだった。
「えっ、え!?きゃっ!」
光は彼女の首から下の全身を貫き、激痛と共に未知の感覚が襲いかかる。それはまるで、彼女の魂が別の器に無理やり押し込まれるような感覚だった。
「あぁっ、私…またやってしまったのでしょうか…」
光が収まった時、彼女はベッドに崩れ落ち、荒い呼吸を繰り返していた。
「がっ…何ですか……これ……」
彼女はゆっくりと起き上がろうとするが、身体が重く、まるで自分のものではないような感覚に陥る。
そして、彼女の視線が自分の身体に注がれた瞬間、彼女は息を呑んだ。
そこにあるのは、彼女の繊細な身体ではない。
緑色の粗い皮膚、隆々とした筋肉、そして、何より驚くべきは、彼女のドレスの下に隠れた、見たこともないほどの大きさと威容を誇る男根だった。
それは今、彼女の恥ずかしさと驚きを嘲笑うかのように、獣のようにはち切れんばかりに硬くなり始めていた。
「ああ……そんな…」
声は出なかった。
彼女はただ、この変化に打ちひしがれる。だが、その驚きはやがて、好奇心に変わっていく。この身体は、彼女が今まで知っていた世界とは全く異なる。それは彼女に、未知の快楽への扉を開くかのようだった。
ヴェンは恐る恐る、その異質な肉体の一部に触れる。
すると、強烈な快感が彼女の脊髄を突き上げ、彼女の理性を溶かしていく。それは彼女が今まで経験したことのないような、野性的で、原始的な衝動だった。
「んぉ…、んぐっ……」
彼女は我慢できず、その男根を自分の手で握りしめる。
すると、それはまるで生き物のように脈打ち、彼女の手の中でさらに大きく、硬くなっていく。彼女は、その快楽に抗おうとするが、オークの肉体の欲望は、彼女の理性を簡単に飲み込んでしまう。
彼女はもう、自分の貴族としての矜持を忘れていた。
ただ、この異質な肉体の求めるままに、その男根を激しく扱き始める。彼女の手は、まるで古くからこの肉体を知っているかのように、巧みに動いていく。
「はぁ……はぁ……」
彼女の息は乱れ、顔は熱を帯びてくる。
ドレスの下のオークの肉体は、発情した獣のように熱を帯び、彼女の意識は快楽の波に飲み込まれようとしていた。
「はぁ!ああ、ああっ!」
ついに、彼女の理性の最後の砦が崩壊した瞬間、熱く濃い液が彼女のドレスの上に飛び散る。
それは彼女の新しい身体が生み出した、最初の、そして最も強烈な証だった。
ベッドの上で、彼女は茫然と自らの身体と、ドレスを汚した白濁した液体を見つめていた。
部屋には、精液と獣の匂いが充満していた。彼女は、自分が何をしたのか、そして何になってしまったのかを、まだ理解していなかった。
◇ ◇ ◇
朝の光がヴェン・ティナ・ド・ヴァレリスの個室に差し込むと、昨夜の事件が悪夢ではなかったことを再認識させた。
彼女はベッドの上で起き上がり、鏡の前に立つ。そこに映るのは、彼女の美しい顔と、それに不釣り合いなほど巨大で野性的なオークの胴体だった。粗い緑色の皮膚は、繊細な肌の上に浮かぶ血管と対照をなし、隆々とした筋肉は彼女の繊細な骨格を嘲笑うかのように、存在感を放っていた。
「……なんて……ことでしょう………」
彼女は自らの姿に打ちひしがれる。
しかし、その心の奥底では、昨日経験した快楽の記憶が、静かに、しかし確実に息を吹き返していた。その記憶は、彼女の貴婦人としての矜持を蝕み、彼女の心を歪めていく。
彼女は誰も見つからないように透過魔法を使い学校に向かう。
気が付くはずがないのに不意に生徒たちの視線がこちらを見ているような錯覚にとらわれ彼女の羞恥心を煽る。だが、同時に、その視線は彼女の異質な肉体に刺激を与え、再びその欲望を呼び覚ましていた。
「……こんなのはダメです……先生や生活指導のティナさんに報告しなければ…」
彼女は自分の欲望を押し殺そうとするが、その欲望は、まるで彼女の肉体そのもののように、彼女の意識を支配していく。
「…!?」
ある部屋の前で身体が止まる。
「…あぁ、ここは…」
彼女は誰もいない女子更衣室に足を踏み入れた。
そこには、彼女の同級生たちが脱いだ制服や、下着が無造作に置かれていた。
その得も言われぬ臭気が、彼女の理性を破壊した。
その中に、彼女は一つのパンティを見つける。それは、実践クラスの、明るく元気なオッドアイの少女のものだった。
「……駄目です……こんなこと……」
彼女は自分に言い聞かせるが、その手は、もうパンティを掴んでいた。
彼女は恐る恐る、そのパンティを鼻に近づける。すると、彼女は甘く、そして濃い匂いを嗅いだ。その匂いは、彼女のオークの肉体に火をつけ、再びその欲望を呼び覚ました。
「んぐ……」
彼女は我慢できず、もう一方の手で、自分の男根を握りしめる。
昨日の記憶が蘇り、その男根は即座に硬くなる。彼女は、同級生の下着の匂いを嗅ぎながら、その男根を激しく扱き始める。
「ああ……ああっ……」
彼女の息は乱れ、彼女の意識は快楽の波に飲み込まれていく。
彼女はもう、自分が誰であるかを忘れていた。彼女はただ、この異質な肉体の求めるままに、その欲望に身を委ねていた。
「だめ……だめです……こんなの……」
彼女の理性は、最後の抵抗を試みるが、その声は快楽の波の中でかき消されてしまう。ついに、彼女の理性の最後の砦が崩壊した瞬間、熱く濃い液が更衣室の床に飛び散る。
彼女は、床に崩れ落ち、荒い呼吸を繰り返していた。
更衣室には、彼女の理性と共に、彼女の誇りも崩れ落ちていた。
彼女は、自分が何をしたのかを、ようやく理解した。彼女は、自分が獣と化したことを、ようやく理解した。
「私……なんて……はしたない……」
彼女は、自分の堕落を悔いた。
しかし、その悔恨は、すでに彼女の心には残っていなかった。
そこにあったのは、ただ、獣の欲望だけだった。
ー終わりー
挿絵:黒蜂
SS:腹心A
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<あとがき>
しれっと伏線を置いておきます。