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「もっとゆっくりしていけばいいのに~……せっかくなら泊まってってほしいくらいですけどっ」

「すまないね。そうしたいのは山々なんだが、うちの寮は高校と大学で一貫だから門限が厳しくてね。大学生は事前に届け出をしていれば外泊も大丈夫なんだが……撮影のときはそうするつもりだよ」


あなたはメロゥと一緒にスイを玄関まで見送りに来ています。

メロゥもスイもコスプレ衣装から私服に着替えていますが、カジュアルな装いでも華やかな存在感は変わりません。見ているだけで溜め息が漏れそうになる美しさは健在です。

もっとも、あなたが溜め息をつきたい理由は別にあるのですが……


「今日は、その……色々とお世話になってしまったね。おかげで胸のつかえが取れたし、新しい見識も得られたよ。メロゥにも……貴方にも感謝を」


来たときよりも幾分か晴れやかな、しかし眩しすぎる『王子様』の笑顔でスイに再び握手を求められます。

以前はイケメンな態度が気に入らなくて握手を拒否しましたが、今は違います。とっくに気は許しているし、とても気に入っています。それなのに……


「センパイ、どうしたんですか?」


あなたはまた、メロゥの背中に隠れてしまいます。

メロゥも女の子にしては背が高いほうとはいえ、太り気味の成人男性が隠れるには細すぎます。それでも、あなたは"もじもじ"してメロゥの陰から出られません。


「おや……まだ信用してくれていなかったのかな?てっきり、少しは認めてもらえたものと自惚れていたんだが…………残念だよ」


言葉では『王子様』を保っていますが、あなたのつれない反応に明らかに“しゅん……”としょげています。

あなたは慌てて首を振って、そんなつもりじゃないと伝えますが……肝心な部分は伝えられていません。自分の口からは恥ずかしくて伝えられないので、メロゥにこしょこしょと耳打ちします。


「ふんふん……センパイもスイちゃんのこと気に入って……うぅん、大好きになっちゃったんですね?うん、うん……だから『他の男に絶対渡したくない!ボクのものにしたい!』と?これからもスイちゃんのことをオナホやオナティッシュにしたいってことですか?ふむふむ、『それも違わないけど……スイちゃんとも付き合いたい♥彼女になってほしい♥』ですか?……つまり、スイちゃんにも私みたいになってほしいと?センパイのことが大好きでセンパイのしてほしいことは何でもしてくれる、言いなりラブラブ彼女がもうひとり欲しいって言いたいんですか?

 ……もぉ~、そういうことは自分の口から言わないとダメですよ?……うん?自分から告白なんてしたことないから出来ない?私のときみたいに、女の子のほうから告白して"付き合ってあげる"のしか知らない?『ボクがこんなに好きなんだからスイちゃんもボクのこと大好きじゃないと不公平だし、だったらスイちゃんのほうから告白してくれなきゃおかしいよね?』ですか?まったくぅ……センパイって、ほんっ……と受け身なんですからぁ♥自分からはな~んにもせずに、親鳥から餌をもらう雛みたいに口を開けて待ってるだけで一方的に愛されたいなんて……ハーレムアニメの主人公だってもっと能動的ですよ?♥何の努力もせずに、スイちゃんみたいな顔もスタイルも性格もぜ~んぶ最高水準な爆乳美人のレイヤー彼女を手に入れたい……手に入って当然だと思ってるんですね♥そんな夢みたいなこと、本気で言ってるんだとしたら……ぜ~ったい叶えてあげなきゃいけませんねっ♥」


信じられないくらい自分の都合だけを並べた内容もそうですが、現在絶賛ラブラブお付き合い中の彼女に『この子も彼女にしたいから、ボクの代わりに告白して♥』と頼むなんて、普通はありえません♥……でも、あなたとメロゥの関係ならそんなおねだりも許されちゃうんです♥

そして、メロゥの口からあなたの気持ちを聞かされているスイも……


「………………っ♥♥」


ひっどい内容だというのに満更でもなさそうです♥いえ、めちゃくちゃ嬉しそうです♥メロゥ越しの最っ低な告白に、大きな胸をときめかせちゃってます♥


「う~ん、どうしよっかなぁ~♥センパイの気持ち、スイちゃんにどう伝えたらいいかなぁ~♥この場で伝えて、もし万が一……そんなの絶対にないと思いますけどっ♥スイちゃんがセンパイの告白を断っちゃったら、センパイを傷つけちゃうしなぁ~♥スイちゃんにも少しは考える時間をあげたいけど、その間にセンパイの気持ちが萎えちゃうかもしれないしぃ~♥それに、頭の中じゃなくて"お腹の奥"で考えたら答えなんてすぐに出せるはずだから、悩む必要なんてないと思うんだけどなぁ~♥」


メロゥはこれ見よがしにスイをチラチラと見ながら、あなたへの告白を促します♥

しかし、現役の彼女がいるのに告白するのは流石に気が引けるようで……


「その……メロゥはいいのかい……?君が彼のことを大切に思っているのは十分伝わったけど、それでも恋人を増やすなんて、普通は快く思わないものじゃないのかい……?」

「私は全っ然そんなの気にしませんよ~♥センパイが世界で一番大好きですけど、スイちゃんも大好きですから♥どっちも大好きな私が断る理由なんて、なくないですかぁ?♥スイちゃんがセンパイ以外の人と付き合うとか地雷ですぅ♥メロゥちゃんは弱~いオタクなので耐えられませ~ん♥

 それにぃ……センパイって、この歳まで童貞だったんですよ♥同年代の男の人が女の子と付き合ってセックスして結婚して子供も作って幸せな家庭を築いてる間、センパイはずぅ~っと一人でおちんぽシコシコ♥してたんです♥それだけたくさん我慢したんですから、これから他の男の人の何百倍何千倍も幸せにならなくちゃ不公平ですよね♥そのお手伝いができるなら、私はセンパイに何だってしてあげますし……可愛い彼女が何人できても大歓迎です♥むしろ、センパイにはハーレムを作ってもらいたいです♥日替わりどころか一時間ごとに違う美少女に手を出しても終わりが見えないくらい豪華なハーレムがいいな~、なんて考えてるくらいですから、スイちゃんが遠慮することなんてひとつもないですよ~♥

 ……やんっ♥センパぁ~イ?お尻におちんぽ当たってますよぉ~?♥もう、これからスイちゃんが告白してくるかもしれないのに、私で勃起してちゃダメじゃないですかぁ♥もちろん嬉しいですけど、私がセンパイのこと好きすぎるのなんて今更ですよね?♥あ、ハーレム計画で興奮しちゃいましたぁ?♥それなら尚更、スイちゃんのこと見ててあげないと♥」


遠慮や心配なんて必要ないことを説明し終えると、メロゥは『頑張ってね♥』と目配せでスイを後押しします♥メロゥの気遣いに頷いて感謝を伝えると、スイは緊張した面持ちで口を開きます♥


「ぼ、僕も……いや、"私"も貴方のことが好き、です……♥私も貴方の恋人にしてくれませんか……?♥」


スイは真剣な……でも、イケメン王子様ではなく恋する女の子の眼差しで、あなたに好意を伝えてきます♥

その告白を聞いたあなたはようやくメロゥの背中に隠れるのをやめて、スイの前に姿を現しました♥


「自分から告白をしたことなんてなかったから、これ以上どう気持ちを伝えればいいのかわからないな……告白されても断ることで頭がいっぱいだったから、参考にできるような記憶もなくて……」


普段の余裕たっぷりな態度はどこへやら、もっとあなたの気を惹けるような口説き文句が思いつかずに困り果てています♥

姿を見せても告白の返事はまだなので、何か気に障ることがあったんじゃないかと不安になっています♥もちろんそんなことはなくて、あなたも口下手だから気の効いた言葉が出てこないだけです♥


「あっ…………んんっ♥ちゅううぅぅ~…………っぷはぁ♥」


……なので、キスでお返事をしました♥

両肩を掴んで有無を言わさずキスするなんて、とっても男らしいですね♥でも、キスするときに目を閉じちゃうのはあなたも緊張してるからでしょうか♥

ぶっちゅり♥と押しつけた唇を離して、ゆっくり目を開くと……スイの完全無欠の美貌が目の前にあります♥あなたの脂ぎっとりの肌が触れそうなほど近くにあるのに、少しも嫌そうな顔なんてしてません♥むしろ、あなたにキスされた喜びが滲み出て、口元をほころばせています♥

この美人すぎる男装レイヤーからこんな可愛らしい表情を引き出せるのは、世界中であなた一人だけです♥

その誇らしさは『か、可愛すぎるぅ~♥美人なのに可愛いとか反則っ♥今日からこの子もボクの彼女なんだっ♥ボクだけの着せ替えオナホになってくれるんだっ♥うひっ♥こんなに近くで見ても作画安定どころか劇場版レベルの神作画なんてヤバすぎるぅ~♥こんなSSR級の超美人レイヤーと付き合えてえっちできるなんて最高だよぉ~♥うぅ~、今すぐネットで自慢したいっ♥他の男に見せびらかしたいっ♥ファンの女の子に現実教えてあげたいっ♥……でも我慢しなきゃ♥彼氏いるって公言してるレイヤーとか最悪だから、せっかくの人気がなくなっちゃう♥オナペの分際で彼氏いるとかガチ萎えするから隠さないと♥裏でこっそりパコパコしてファンを見下す優越感が味わえなくなっちゃう♥そんなのダメっ♥ボクのために人気者でいてっ♥自慢したくなる彼女のままでいてっ♥』と口からぜ~んぶ漏れてしまいます♥


「ふふっ♥そんなに声高に褒められると照れてしまうな……♥貴方の望むことを全て叶えてあげられるよう、最大限の努力をすることを誓おう♥……私は貴方の自慢の彼女なんだからね♥」


もちろん、あなたのおちんぽに正直すぎる本音を聞いてもスイは怒ったりしません♥むしろ、『自慢したい彼女♥』という評価が嬉しいようです♥

ようやくあなたから告白の返事をもらえて、スイも緊張が解けてきたようです♥自分が送った言葉以上のものを返されてしまったので、今度はスイの方からも「……ちゅ♥ちゅっ♥ちゅううぅぅ~~♥」とキスでお返事します♥

さっきは緊張であまり味わえませんでしたが、スイの薄い唇はメロゥのぽってりした唇とはキスの感触が全然違います♥どちらがより自分好みか確かめようと、あなたもキスを返してしまい……ぶちゅぶちゅ♥と玄関で唇を求め合っちゃいます♥


「…………ぷはぁっ♥すまない……貴方の唇を鮮明に覚えておきたくて、つい我を忘れてしまったよ……♥名残惜しいけど、今日はもう帰らないといけないからね……あぁ、そんな寂しそうな顔をしないでくれ♥今日限りの関係ではないんだから、これからたっぷりと時間をかけてお互いを知っていこうじゃないか♥これからも貴方のことや、私の知らないことをたくさん教えてくれないか……先生♥」


長身イケメン美女レイヤーのはにかんだメス顔を間近で浴びせられて、クラクラしちゃいます♥

また抱きついて腰ヘコ求愛行為をしそうになりますが、あなたとスイの初々しいやり取りをニヤニヤと眺めていたメロゥが止めに入ります♥


「はいは~い、今日はここまで、ですよ♥門限破って外泊できなくなったら、センパイも困りますよね?♥それに、センパイのおちんぽは今日たっくさんお仕事してザーメンより疲れのほうが溜まってるんですから、ちゃんとお休みさせてあげなきゃダメです♥今日は我慢して……また今度、キンタマ満タンにしてからスイちゃんの新品おまんこ味わったほうが、ぜ~ったい気持ちいいですよ♥」


流石は『彼女の先輩』として一日の長があるメロゥです♥その鮮やかな手腕に、スイも「なるほど……勉強になるな……」と感心しきりです♥


「すまないな、先生……でも、そう遠くないうちに私の初めてを貴方に捧げるから……♥どうか、その日を楽しみにしていてほしい……♥あぁ、私も今から胸が高鳴ってしまって……今日はその日に想いを馳せながら、ベッドの上で……い、いや……なんでもない♥」

「あはは♥早速スイちゃんにオカズに使われちゃうかもですね、センパイ♥でも、いいな~♥二人の初えっち、私もライブで楽しみたいな~♥センパイにもスイちゃんにも『えっちだよ~♥最高だよ~♥』って声援送りた~い♥……え~?ダメですかぁ~?見られてたら緊張しちゃう?むぅ~、それならハメ撮りで我慢しますよ~……それならいい?やった♥センパイ大好きっ♥」


少々厄介オタクな先輩彼女を納得させて、今度こそスイを見送ります♥


「それじゃあ、さようなら先生♥次の逢瀬については、メロゥ経由で連絡するよ♥」

「任せてください♥ではでは、スイちゃんを駅まで送ってきますね~♥

 あ、そういえばセンパイの呼び方は『先生』に落ち着いたんですね♥そっちも良い響きですよね~♥」

「ふふっ、そうだろう?それに、あまりにも自然体で呼ぶことができて、自分でも驚いているよ――」


なんて会話をしながら二人が玄関を出ていくと、緊張と興奮の糸が切れて途端に眠気が襲ってきます♥

大きなあくびをして寝室へと向かう道中、今日はとびっきり良い夢が見られるのを確信したあなたは、ニヤニヤしながらメロゥの匂いがするベッドに向かい……目論見通り、スイのえっちな夢を見ちゃうのでした……♥

Comments

mano

神でした 完飲。 さらにヒロイン増えるルート読めたら嬉しいです

深山

ご支援コメント、ありがとうございます!完飲するほど気に入っていただけて何よりです…!メロゥちゃんもスイちゃんも高身長なので、次は低身長(もちろん爆乳)もいいな~…なんてぼんやり考えてます

ばん

素晴らしいです。 本番の場面や続きもとても楽しみにしております。

深山

ご支援とコメントありがとうございます!他の作品に手を伸ばしすぎてなかなか取りかかれていませんが、本番含めた次回作の構想はあるので…!無事書き上げられた際には読んでいただけると嬉しいです!