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おかしいおかしい。

今日の天気予報は、確かに一日中晴れだと言っていたはずだ。


ならば、空が割れたかのように降り注ぐ、このバケツをひっくり返したような猛烈な雨は何なのだろう。

時期的にも「夕立」なんて風情のある言葉じゃ到底ごまかせない。

まさにゲリラ豪雨と呼ぶにふさわしい激しい雨粒が、容赦なく全身を打ちつけてくる。


こんな日に限って、私は家電量販店で念願のノートパソコンを購入してしまったのだ。

大学の課題でどうしても必要だからと、バイト代をコツコツ貯めてようやく手に入れた、私にとって宝物のような「我が子」なのに。


昔からそうだ。

私の人生は、ここ一番の大事な局面になると決まって雨が降る。

自分が雨女であることくらい分かっていたはずなのに、なぜ出がけに一本の傘すら持って出なかったのか。

数時間前の能天気な自分を心底恨みながら、私は土砂降りの中を家に向かって必死に走っていた。


自分がずぶ濡れになるのは百歩譲って我慢しよう。

だが、買ったばかりのパソコンが一度も使わないまま水没して壊れるなんてことだけは絶対に嫌だ。

見上げれば空は暗雲で塗りつぶされ、雨が弱まる気配は一向になかった。

息が切れ、体力の限界が近づいて心が折れそうになったその時、見覚えのあるアパートが視界に飛び込んできた。


――あそこは、大学の友人である秋山くんの家だ。


以前、講義の資料を受け取るためだけに、一度だけ訪れたことがあった。

友達と言っても、キャンパスですれ違えば二言三言挨拶を交わす程度の、お世辞にも深いとは言えない間柄。

けれど、もう背に腹は代えられない。

図々しいのは百も承知だが、せめてこのパソコンだけでも雨宿りさせて貰おう。


そのアパートにはカメラ付きのインターホンなんて気の利いたものはなく、ドアの横に小さなチャイムのボタンがあるだけだった。

髪からも服の裾からもぽたぽたと滴を垂らし、まさに惨めな濡れ鼠となった私は、アパートのチャイムを押し込んだ。

ーーー

すぐに応答はなかった。

最悪、この屋根のある廊下で雨宿りさせてもらおう。

友人と言えば、このアパートの人も許してくれるはずだ。

そんなことを考えていると、「はーい」という声と共に、ガチャッと扉が開いた。


Tシャツに短パン姿の秋山くんが顔を出す。

そして、私の酷い有り様を見て、目を丸くして驚いていた。


「秋山くん、急にごめんね。パソコンだけ、雨が止むまで雨宿りさせて欲しいんだけど……」


「いやいや! 風邪ひいちゃうよ! 雨宮さんも入って! すぐにタオル用意するから!」


ありがたく彼の好意を受け取ることにした。

だが、濡れたまま部屋に入るわけにもいかず、まずは玄関先でパソコンだけを退避させてもらった。


「このタオル、ほぼ新品だから汚くないと思うよ。」


そう言いながら、真新しいフカフカのタオルを差し出してくれる。

その細やかな心遣いが、今の私には心底嬉しかった。

タオルで軽く全身を拭き、ようやく部屋の中へ入ることができた。

男の子の一人暮らしではあるが、思っていた以上に綺麗に整理整頓されていた。

室内はエアコンがしっかりと効いていて、雨と猛暑の中を必死で走ってきた私の体から、急速に熱を奪っていく。


そして――。


「はっっくしょん!」


静かな部屋に、盛大なくしゃみが響き渡った。


「あ、ごめん! エアコン消すね!」


「こんなに暑いんだから、消しちゃダメだよ!」


そんな押し問答を繰り広げたが、結局エアコンは消されてしまった。

申し訳なさが胸いっぱいに広がる。

すると、秋山くんが一度奥へ姿を消し、すぐに戻ってきた。


「今、お風呂沸かしてきたから。少しだけ待ってね。」


……え? お風呂?


「いやいや! そこまで迷惑かけられないよ!」


「いいから、いいから。そのままじゃ本当に風邪ひいちゃうからさ。」


風邪とかそういう問題じゃなくて、付き合ってもいない一人暮らしの男の子の家でお風呂に入るとか、どうなの……?

まさか、私の弱みにつけ込んで――なんて一瞬頭をよぎったが、彼の真っ直ぐな表情からは下心など一切感じられず、ただ100%の親切心なのが痛いほど伝わってきた。


……いや、それはそれでどうなんだろう。

女としてのプライドというか、なんというか。


そんな押し問答をしていると、「お風呂が沸きました」と、機械的なアナウンス音が聞こえてきた。

そして、私は背中を押され、そのまま脱衣所へ放り込まれてしまった。


「この家さ、風呂周りだけ妙に綺麗なんだよね。遠慮なく使ってよ。あと、着ている服は洗濯機に放り込んでスタート押してくれれば、乾燥まで勝手にやってくれるから。」


そう言われて周りを見回すと、確かにお世辞にも新しいとは言えないアパートには似つかわしくない――と言ったら失礼だが、最新式の立派なドラム式洗濯機が鎮座していた。

そっと浴室を覗いてみると、まるでリフォームしたてのようにピカピカだった。


仕方ない、ここまで来たらお言葉に甘えてお風呂をいただいてしまおう。

ビチャビチャに濡れた服を、一枚ずつ脱いでは洗濯機へ放り込んでいく。

濡れたシャツを脱ぎ、ショートパンツも脱ぎ捨てる。

ほんの少しだけ躊躇したが、肌に張り付いたブラトップも脱いだ。


「うわ……パンツまでびちょびちょだ。」


最後の一枚まで脱ぎ捨て、洗濯機のスタートボタンを押した。

音を立てて洗濯機が回り始め、私も覚悟を決めて、温かい湯気の満ちる浴室へと足を踏み入れた。

ーーー

やっぱり綺麗だなーと感心しながら浴室の扉を閉めた。

その直後、脱衣所側からトントンとノックの音が響いた。


「雨宮さん、ちょっと脱衣所のドア開けても大丈夫かな?」


慌てて胸と股間を両手で隠す。


「ひゃい! 浴室に入ってるから脱衣所は大丈夫です!」


見られるわけでもないのに、とにかくめちゃくちゃ恥ずかしい。


「ごめんね、とりあえずTシャツとタオル置いておくから。あと、出る時はお湯の栓は抜いちゃっていいからね。じゃ、ごゆっくり!」


そう言って、ピシャッと脱衣所の扉が閉まる音がした。

心臓に悪いハプニングだったけれど、彼の心遣いがすごくありがたかった。


とりあえずシャワーで体を流そう。

浴室の隅っこには風呂椅子が置いてあったが、それは秋山くんが普段座っているものだろう。

流石に「間接お尻」をする勇気は出ず、立ってシャワーを浴びることにした。

幸い今日は誰かに会う予定もなかったので、リップくらいしか引いていなかった。

だから躊躇することなく、頭から直接熱いシャワーをかぶる。

女子としてどうなんだというツッコミは一旦置いておくとして。


雨とエアコンで冷え切っていた体に、熱いお湯がじんわりと染み渡っていく。

ワキにおへそ、そしてお股と、汚れの溜まりそうなところへ順番にシャワーを当てて流していく。


「まさか男の子の家でおマンコを洗う日が来るなんてね……」


そっと独り言を呟いた。

そして、ふとサークルの友人が言っていた言葉を思い出す。


『バージンはアソコの洗浄が甘いから、そういうことになったらしっかり洗った方がいいよ。』


なんとなく、指でクパッと押し開いてシャワーの直接の水流を当ててみた。


「……まあ、今日は“その日”じゃないんだけどね。……んっ。」


水圧の刺激が直撃し、背筋にぞくっとした甘い電流が走った。

そのままお尻の穴も綺麗に流し、これでやっと入浴の準備が整った。

申し訳なさと感謝を胸に、そっと湯船に足を浸す。


そして、肩までしっかりと沈み込んだ。


「あ”あ”あ”あ”あ”……」


年頃の女子が出すような声ではない濁声が、喉の奥から漏れ出た。

浸かってみて再認識したが、やはり私の一人暮らしのアパートのお風呂よりも断然広い。

そして、浴槽の座り心地も抜群だった。

少し熱めのお湯が妙に心地いい。目を閉じると、体全体が蕩けていきそうだった。


心地よい浮遊感の中で、しばらくボケーっとお湯に揺られていた。

ああ……なんて気持ちいいんだろう……。


「……んっ、んはぁ……っ」


自分の喉の奥から漏れ出た艶やかな声に、ハッと意識が引き戻された。


「まずい……っ!」


無意識のうちに、私の右手がお湯の中で勝手に無防備な股間へと伸びていたのだ。

中指が、キュッと小さく昂ったクリトリスを器用に愛撫していた。

慌てて右手を湯船から引き揚げる。

お湯を切った指先には、湯水とは明らかに粘度の違う、どろりとした透明な液体が糸を引いていた。


「やってしまった……」


私が自慰行為に目覚めたきっかけは、シャワーだった。

昔、お股を洗っている時に強い水流が直撃し、その強い快感に魅了されてしまったのだ。

それ以来、オナニーをする時はいつもシャワーか湯船の中だった。

今やもう、湯船に浸かったら右手がクリトリスを弄ってしまう条件反射がついてしまっていた。

家族と一緒に温泉へ行った時も、危うく股間に手を伸ばしそうになったくらいだ。


気をつけていたはずなのに、まさか秋山くんの家のお風呂で自慰行為に耽ってしまうなんて……。


「はぁ……。このオナニー癖って、エッチとかしたら治るのかな……」


自分の中では割と切実な悩みだった。

中途半端に弄ってしまったクリトリスが、体の中にじわじわと甘い快感を残したまま、湯船から上がることにした。

自分の愛液が混ざってしまったお湯の栓を抜きながら、秋山くんに心の中で深く謝っておいた。

ーーー

脱衣所には、新しいタオルが用意されていた。

ありがたく使わせてもらい、全身の水気を拭き取る。


「そろそろ洗濯、終わってるかな?」


そっとドラム式洗濯機の窓を覗き込んでみた。

しかし、洗濯機はまだまだ元気に回転している。

タイマーの表示パネルを見ると、そこには『90』という数字が躍っていた。


「……え? あと90分?」


いやいや、90分って長く想定しすぎじゃない?

ドラム式洗濯機なんて使ったことがなかったけれど、乾燥までやるとこんなに時間がかかるものなのだろうか。

再度窓から中を覗き込むと、回転するドラムの中で私のショーツが元気に踊っていた。


「せめてパンツだけでも……今すぐ返して……」


流石にノーパンで男子の部屋に出るのはまずい。

あまりにもまずすぎる。


仕方なく、秋山くんが用意してくれたTシャツに目をやった。

それはかなり大きめのサイズで、彼が着てもブカブカなのではないかという代物だった。

とりあえず頭からかぶってみると、裾が私の膝上あたりまで隠れるほど大きかった。


姿見に自分を映してみる。


「丈はなんとかなるけど……ポッチが気になるな。」


薄手の生地越しに、くっきりと浮き上がってしまっている乳首。

さすがにこの姿で秋山くんの前に出る勇気は、私には到底持ち合わせていなかった。


その時、ふとあるものの存在を思い出した。

急いで床に置いていたびしょ濡れのバッグを漁る。

ポーチの奥から、奇跡的に濡れずに済んでいた絆創膏を発見した。


一旦Tシャツを脱ぎ、洗面台の鏡に自分の上半身を映し出す。


「はぁ……もうちょっとだけ、おっぱい大きくなってくれないかな……」


我ながら慎ましいと思える胸の先端で、いっちょ前に自己主張している乳首に向かって、×印を描くようにペタペタと絆創膏を貼り付けた。

なんとも間抜けな姿ではあるけれど、これなら服に浮き出ることもない。


再びTシャツを着直して、秋山くんの待つ部屋へと戻った。

ーーー

部屋の中はエアコンが効いていて、先ほどとは違って火照った体にはとても心地よかった。


「お風呂、ごちそうさまでした。すごくいいお湯でした。」


ペコッと頭を下げると、秋山くんがにこやかに応対してくれた。


「良かった。部屋、寒くない? 大丈夫?」


秋山くんは、思っていた以上に気遣い屋さんなんだなと思う。

そんな彼の優しさに甘えっぱなしなのが、少し申し訳なかった。


「うん、部屋の温度ちょうどいいよ。あのさ、もしかして洗濯って結構時間かかっちゃうかな?」


「ああ、そうだね。洗濯から乾燥までやると2時間くらいかかっちゃうかも。もしかして、この後急ぎの用事とかあった?」


2時間もかかってしまうのか……。

やっぱりパンツくらいは洗わずに乾かしておけば良かったと後悔したが、すでに後の祭りだ。


「ううん、特に用事はないんだけど……秋山くんの迷惑にならないかなって。」


「今日は僕も特に用事ないから気にしないで。洗濯物が乾くまで、ゆっくり休んでいきなよ。」


重ね重ね迷惑をかけてしまって、本当に申し訳ない。

あとで何かちゃんとお礼をしなきゃな、なんてことを考えていると、秋山くんがおもむろに立ち上がった。


「汚いところだけど、適当に座ってて。今、飲み物持ってくるよ。」


「あ、本当にお構いなくー。」


改めて彼の部屋を見回してみるが、かなり綺麗に整理整頓されている。

なんなら私の部屋の方が汚いくらいだ。

謎の敗北感に打ちのめされながら、私はカーペットの上に正座した。


すると、彼が氷の入ったグラスとパックのコーヒー、そして牛乳を持ってきた。


「楽にしててね。」と言って、私の前にグラスを差し出してくれる。


「僕はこれ、半々くらいで割るのが好きなんだけどさ。雨宮さんも自分の好きな味に調整してね。」


そう言いながら、彼がまず自分の分のカフェラテを作った。

私もそれを真似して、同じくらいの分量で作ってみる。


「あ、これ良かったら食べてよ。こういうの、たまに無性に食べたくなるんだよね。ちょうど買っておいて良かったよ。」


そう言って差し出されたのは、箱に入ったチョコケーキ風のお菓子だった。

そういえば子供の頃によく食べて好きだったな、と感慨深い気持ちになる。

というか……色々気が利きすぎじゃない?

女子力でも敗北感を味わうハメになるとは思わなかった。


それからしばらく、一緒にテレビを見ながらあーだこーだと雑談を交わした。

だんだんと緊張も解け、正座をやめて足を崩していた。

流石に足先を彼の方に向けるのはまずいので、体をベランダ側に向けながら時間を過ごす。

気がつけば、私はいつも家で過ごしている時のように、無意識に膝を抱えて座ってしまっていた。

失礼だとは思いつつも、彼の方に背中を向け気味にしながら、顔だけを向けて会話を続けていた。


それは思っていた以上に楽しい時間だった。

映画の趣味も近いし、テレビのバラエティで笑うタイミングも似ている。

キャンパスでは知らなかった彼の一面を知ることができて、これは大きな収穫だなと思っていた。


だが、ふと彼がベランダの方をチラチラと気にしていることに気づいた。

どうしたのだろう。虫か鳥でも飛んできたのだろうか。

気になって、私もベランダのガラス窓の方をチラッと見てみた。


すると――窓ガラスに、私の姿がはっきりと映り込んでいた。


無防備に膝を抱えて座る私の姿。

そして、視線を下に落とすと……Tシャツの裾の隙間から、私の大事なところがはっきりとガラスに映し出されていたのだ。

つるっとしたワレメが、くっきりと……。


「っ……!」


慌てて膝を下ろし、両手で固く股間を隠した。


(見られた……!)


キッと彼の方を睨みつけると、秋山くんは見たこともないほど大慌てな表情を浮かべていた。


「……見てたの?」


「いや! 見てない! 見えなかったから! 見えそうだなとは思ったけど、絶対に見てないから!」


さっきまでの落ち着いた対応が嘘のように、大慌てで否定している。

焦り狂うその姿に、一瞬だけ笑いそうになってしまった。


「……まあ、信じるけどさ。でも、見えそうならそう教えてくれても良かったのに。」


少しだけ恨みがましく言っておいた。

やっぱり、女の子の大事なところを黙って盗み見るのは良くないと思うのだ。


「ごめん……」


ガックリと項垂れる秋山くん。


その時、洗面所の方から「ピーピー」と電子音が鳴り響いた。

どうやら洗濯が終わったようだ。


(もうちょっと早く終わってくれたら、こんなことにならなかったのに……!)


心の中で、タイミングの悪い洗濯機にまで恨み節をぶつけていた。

エピローグ

乾いた服に着直し、ようやく人心地つくことができた。

窓から外を見やると、先ほどまでの激しい雨が嘘のようにすっかり上がっていた。


「秋山くん、この後ってまだ時間ある?」


「うん、今日は特に予定ないよ。」


「じゃあさ、ご飯行こうよ。今日のお礼にご馳走するからさ。……あと、汚いものも見せちゃったしね。」


「いや! 全然汚くなかったよ! すごく綺麗だった!」


言った直後、ハッと自分の失言に気づいたらしい。

私はジトッとした目で、彼を静かに見つめた。


「……やっぱり、見てたんじゃない。」


ちなみに私は、あそこの処理はかなり念入りに行っている方だ。

さぞや、ワレメがくっきりとよく見えたことだろう。


「本当に……ごめんなさい……」


せっかく少し元気を取り戻したと思ったのに、彼は再び深々と項垂れてしまった。

けれど、もうこれ以上彼を責める気なんて毛頭なかった。


「ま、いいよ。別に減るもんじゃなし。今日は色々迷惑かけちゃったからね。私からの『お詫び』として受け取っておいて。」


私はそう言いながら、彼の目の前にすっと立った。


「でもね。私のあそこの形がどうとか、周りに言いふらしたら絶対にダメだからね?」


「い、言うわけないでしょ!?」


顔を真っ赤にして慌てふためく秋山くん。

そんな彼のウブで真面目な反応を見ていると、ふつふつと小悪魔的なイタズラ心が湧き上がってきた。


「秋山くんって、真面目かと思ってたけど意外とエッチだったんだね。……そんな君に、これをプレゼント。」


そう言って、私は服のポケットから取り出した『それ』を、彼の手のひらにそっと握らせた。


「えっと……これは?」


「うん。さっきまで、私の乳首にくっついていた絆創膏。大切にしてね。」


彼の手のひらには、×印の形に組み合わされた二組の絆創膏が、ぽつんと残されていた。


「……家宝にします。」


予想外すぎる返答に、思わず吹き出してしまった。


「さ、ご飯行こ!」


これから彼とどんな関係になっていくのかは、まだ分からない。

けれど、少なくともこれからの大学生活が、今まで以上に賑やかで楽しいものになりそうな予感だけは確信していた。


すっかり晴れ上がった青空を見上げ、私は彼の手を掴んでアパートから歩き出した。


END

後書き

方向性としては「浴衣に咲いた花火」と同系統ですね。

ハプニングで見られてしまうヤツ。

オナニー未遂とちょい露出だからエロとしては弱めかもしれないけど、シチュエーションとしては好きですね。

無意識オナニーも、もうちょっと広げてみたい気はします。


今作は限定にしようか迷ったのですが、本ブログの方での更新用にしました。

今月の限定はおいおい書いてきますのでよろしくお願いします。

うむ。


Comments

すーぱーわか

シャワーオナについては、「シャワーという名のスポットライト」で出てきましたね。 実は先生の作品で最初に読ませていただいたのが、ブログでのこの作品で、この先生の小説すごい!ってすっかりはまりました。