『裏・卒アル』あとがき:相田仁美 (Pixiv Fanbox)
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『裏・卒業アルバム』を楽しんでいただき、ありがとうございます!
あとがきということで、ここでは各キャラに対する私の思いや考えを書いていきます。
※毎週水曜日に行っているライブ配信で話した内容と基本的には同じです。
普通ってすごいことなんだ!
相田さんというキャラクターのコンセプトは『普通』です。でも、私にとっての『普通』の解釈の仕方は、皆様のそれとは違うかもしれません。私は『普通』を非常に尊いものだと考えています。普通とは、日常を真面目に、コツコツと生きること。普通とは、誘惑に負けず、常に正道を歩むこと。普通のことを普通にこなすことができる人こそが、常人では辿り着けない高みに至ることができるとさえ、私は思っています。
私の貧弱な人生経験で得た気づきとして、「優秀な人ほど普通なのかもしれない」というのがあります。奇を衒っている人は、一見すると独創的で、エネルギッシュに見えます。でも、私はこう思います。所詮、一個人の脳みそが思いつくアイデアなんてたかが知れている。他の人と違うことをやろうとして1人で頭を捻っても、出てくるのは昔誰かが思いついたアイデアだったりする。本当に他の人と違うことをやりたいなら、まず他の人がすでに何をやってきたかを勉強しなければならない。そして、先人の良いところを真似して、悪いところを修正していく。それには膨大な時間と単純作業が必要だけど、それをこなした人こそが、本当に独創的なアイデアに到達できる。つまり、本当に独創的な人は、他人が書いた文献を読み耽っていたり、同じような作業をずっと繰り返しているように見える。どこにも独創的な雰囲気はない。でも長い目で見ると、その人が積み上げてきた業績は余人には到底追いつけないほど偉大なものだったりするのです。その場限りの思いつきや奇策は短期的には魅力的に見えますが、結局、人類が何十年、何百年と積み重ねてきた『普通』には勝てないのだと思います。
なんだか無駄にデカい話をしてしまいましたが、相田さんは平凡な女の子だとは思います。ずば抜けた頭脳やセンスがあるわけではない。見た目だってごく一般的です。ただ、相田さんは何事も『普通』に続けることができる人です。だから、彼女は生まれ持った才能を超えることができます。苦手なものを克服し、人並みにこなすことができるようになります。そして、その誠実さが滲み出て、なんとも言えない素敵なオーラをまとっています。奇を衒う人からすると、相田さんは地味でつまらない女の子に見えるでしょう。しかし、『普通』の真価を知る人には、相田さんはこれ以上ないほど魅力的な女の子として映ります。優秀な人ほど、大きな困難に直面しても決して投げ出さず、1つ1つ丁寧に問題解決に取り組むことができる相田さんの“強さ”を感じ取ることができ、生涯のパートナーとして選びたくなるのです。学校を卒業後の相田さんが着実にステップアップを続け、優秀なイケメン医師とお付き合いすることになったのは幸運ではなく、必然なのだと思います。
素人っぽさこそが求められている!
相田さんの裸のコンセプトは、「完全素人女子◯生のお風呂盗撮モノを見たいと思う人が求めている裸」です。モデルみたいなスタイルとか、とんでもない爆乳とか、芸能人並みのルックスを求める人は有名女優が出演している一般的なAVを見れば良いのであって、わざわざ素人の女の子の隠し撮りされた裸を見たいと思う人は完璧な裸を求めていないと思うのです。素人特有のちょっと崩れているところとか、スレてない雰囲気、「まだ父親以外には裸を見せたことないんじゃないかな」という期待を感じさせる裸がベストなんじゃないかと思うのです。相田さんの裸は、AV女優として主役を張るにはふさわしくないでしょう。でも、現役J●の裸だと思えば、すごく魅力的に見える。そんな身体を目指して描きました。スレンダーだけどガリガリではない。貧乳だけどちゃんと膨らみはある。陰毛は濃いめだけど清潔感は保たれている。『普通』がコンセプトの相田さんらしい欠点の少なさに加えて、色白で艶やかな肌がJ●最大の武器である『若さ』を演出しています。各部位を個別に見ていくと大した点数にならないけれど、なぜか総合得点は高めになる感じですね。
順風満帆だからこそ、全裸写真が深刻な影響を与える……
毎日を真面目に、真剣に生きてきたからこそ手に入れた、平凡だけど確かな幸せ。それを噛み締めている相田さんには大変申し訳ないのですが、全裸写真がネット上で販売、拡散されてしまったら、いくら相田さんが“隠れ良物件”でもアウトでしょう。『裏・卒アル』では後日談を描く予定はありませんが、もし相田さんの全裸写真が出回っていることが世間に知れたなら、おそらくイケメン医師との結婚は破談になり、病院というお堅めの職場にはいられなくなり、退職を余儀なくされるでしょう。目先の利益や派手さに囚われることなく、地に足をつけて一歩一歩進んできた人生は、悪意と性欲によって取り返しがつかないほど汚されてしまいます。どんな困難にも負けない『普通』という武器をもってしても、不特定多数に全裸を見られ、いつ全裸写真を職場の人々や大切な人にバラされるかわからない恐怖に苛まれながら暮らしていくのは至難の業でしょう。そんなことにはならないように、『裏・卒アル』の購入者には自制を強く求めたいところです。