すわっぷがーる! ~シルフィアとしての性活~ 秋編(後編) (Pixiv Fanbox)
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翌日。文化祭当日。
合同演劇は午後からのため、午前中はメイド喫茶で働くことにした。クラスメイトたちは休んでもいいって言ってくれたけど、動いていた方が緊張が紛らわせる。
そういうわけで僕は女子更衣室でメイド服に着替えて、クラスメイトたちと一緒に接客をしていたんだけど……。
「「いってらっしゃいませ♥ ご主人様♥」」
媚びた声とともに隣のちぐささんと揃ってお辞儀をすると、僕らの爆乳がだっぷん♥ と重力に負けて長くなった。
二人の爆乳美少女メイドに見送られ、男性客たちは満足そうに立ち去っていく……ちょっと股間がもっこりしてたのは見間違えじゃないよね……。
「ふぅ……こんなに忙しくなるなんて思ってもみませんでしたわ……」
「そうね……もう行列ができているし……」
隙のない忙しさに二人で苦笑を交わし――僕はちぐささんからさっと目を逸らした。
今の僕たちは過激なメイド服を着ている。
人によって微妙に違うけど、必ず胸部分が空いていて、そこでは谷間がプリンのようにぷるぷる♥ 震えている。スカートからはガーターベルトか太ももが覗いていて……保護者がほとんど来ない文化祭でよかった……。
そうして僕がちぐささんの前でもじもじしていると、
「シーちゃん。こっちきて~」
キッチンスペースのカーテンから菜々香さんが手招きしていた。もちろん彼女もメイド服を身につけていて、谷間を放り出している。
ちぐささんの了解をとってからキッチンスペースに入ると、困り顔の菜々香さんとカメラを持った女子がいた。
「いやー、実は販売してた美少女写真がなくなっちゃったの。だから新しいの撮っておかなくちゃいけなくなっちゃって」
「写真……も、もう売り切れたんですのっ?」
菜々香さんとカメラ女子がこくりと頷く。
文化祭が始まって一時間も経ってないのにもう売り切れちゃったのか。写真って結構高値だったし、枚数も多めだったと思うんだけど……。
写真の内容は、僕や菜々香さん、ちぐささんを代表とした美少女の写真だ。基本はメイド服の写真だけど、レアものとして浴衣写真とか水着写真もあって……あれがいろんな男の人に渡っちゃったんだ……。
「で、第二弾は趣向を変えたやつを撮ろうと思って。女の子同士でくっつくやつ♪」
「女の子同士で?」
「うん。そういうのが好きなお客さんもいるからね……えーいっ♪」
そう言うと、菜々香さんは僕を抱きしめてきた。
僕も菜々香さんもおっぱいが大きいものだから、体の間で胸がぷにゅぷにゅ♥ と押し潰されることになる。
それだけでもくらくらするのに、なぜかスカートがすすっと持ち上げられていって……。
「な、菜々香さんっ♥ お、お尻にお手が……あううっ♥」
「シーちゃんもあたしのおっぱいとかお尻とか触っていいよ~♪」
この体になってから女の子としての経験値は積んでるけど、女の子への経験値はほとんど成長していない。その部分のレベルは入れ替わった当初の童貞男子のままなんだ。
うわあ……菜々香さんのまつ毛ってこんなに長かったんだ……お人形さんみたいでかわいい……やっぱりおっぱい大きいな……なんだか甘い匂いがする……。
このままもじもじしてたら相手のなすがままになっちゃう。こっちからも動かないと。
「て、てーいっ!」
「あんっ♥」
菜々香さんの動きを真似して、僕も相手のお尻に手を這わせる。
お、女の子のお尻ってこんなに柔らかいんだ……!
「シ、シーちゃんもなかなか触り方いやらしいね……ひゃんっ♥」
「な、菜々香さんには負けますわ……んんっ♥」
そんなよくわからない張り合いをしながら、僕らはギリギリのお色気写真を何枚も撮った。
その後、ちぐささんも菜々香さんに呼ばれ、僕と同じ目に合わされた。終わった頃、ちぐささんは普段の穏やかな顔を恥ずかしさで真っ赤にしていた。
写真撮影で気力を削がれた僕は、休憩時間に入っても休憩室まで移動せず、キッチンスペースの端っこで休憩をとることにした。
そうして僕が体育座りしながら演劇の暗唱をしていると、頭の上に影が差した。
「お疲れ。シルフィア」
「か、カミサワさん……♥」
想い人に不意打ちで遭遇して、声も顔も取り繕えない……エプロン姿もかっこいい……♥
「きゅ、休憩時間なのですか?」
「うん。午後から演劇って言ったら男子たちが気遣ってくれてね。男の友情ってやつかな……あ、そうだ。ちょっと待ってて」
そう言って少し離れると、シルフィアさんはジュースの入ったカップを持って帰って来た。
「これ僕からの差し入れ」
「あ、ありがとうございます……♥」
手渡しされる時、ピトッと手が重なった。今の僕とは違うごつごつした手の甲。そこに男を感じてキュンキュン♥ してしまう。
キッチンの男子たちは作業に集中しているのか、聞かないふりをしてくれているのか、こちらを見たりはしなかった。
とはいえ、元の口調で話すわけにはいかない。僕は乱れそうになる言葉遣いを自制しながら、シルフィアさんに話しかける。
「と、とうとう今日が本番ですわね♥」
「うん、そうだね」
「お、お互いがんばりましょうね♥」
「うん、ちょっと緊張するけどね」
食い気味の僕の調子とは反対に、シルフィアさんの返事は静かだった。
流石のシルフィアさんも本番当日は緊張してるのかな……いや、これは違う。
「カミサワさん。なにかお悩みでも?」
「え?」
「なんだか暗い顔をしているように見えたものですので……」
「……よく気がつくね」
いつも見ていますので、とは言わなかった。
相手の心理を当てた嬉しさよりも、力になりたいという心配の気持ちが大きかったのだ。
「実は昨日から劇のことを考えててね。姫は本当に海に戻る必要ってあるのかなって」
「……どういうことですの?」
僕が小首をかしげると、シルフィアさんはかわいがるように言った。
「元ネタの人魚姫と違って、今回の劇では戻らなくてもペナルティがあるわけじゃないだろう? 人間でいることが幸せなのに、元ネタが元に戻るからそうするっていうのはなんだか違うような気がして……」
今までにない真剣な表情。海水浴で僕を叱ったような真摯な眼差し。
見惚れそうになる気持ちを押さえつける。ここはちゃんと寄り添わないと。
「で、では、カミサワさんはどういう結末をお望みですの?」
「僕? 僕は、姫は王子と……」
そこまで言いかけると、シルフィアさんは気まずそうに口をつぐんだ。
「ううん。なんでもないんだ。忘れて」
シルフィアさんは逃げるように立ち上がった。この人らしくない慌てた様子だ。
僕はシルフィアさんの袖に指をかけ、上目遣いで見上げた。
「わ、忘れることなどできませんわ。も、もう少しあなたのお考えを聞きたいです」
このタイミングを逃せば僕は一生この人の妹分で終わってしまう。そんな気がする。
僕は爆乳を抑えながら立ち上がり、目の前の男性に体を寄せていく。
「だ、だって、わたくしはあなたのためならどんなことでも……」
「シーちゃーん!」
場違いな呼びかけに僕の動きが止まる。
声の方向を見ると、僕に向かって菜々香さんとカメラ女子が近づいて来た。
「ごっめーん! さっき撮った写真がもう売り切れちゃったの! だから、追加が必要になっちゃって……!」
「も、もうですかっ! ……い、いえ、今は少し都合が……」
僕が振り向くと、シルフィアさんの姿は消えていた。
キッチンスペースの出入り口のドアが開いていて、そこにあの人は立っていた。
「シルフィア。僕は休憩室に行くよ」
そう言うと、出入り口のドアが閉まり、あの人の姿が消えてしまった。
僕は追いかけることもできず、その様子を呆然と見送るしかなかった。
あれから僕はシルフィアさんと話す機会を見つけられず、とうとう合同演劇本番が始まってしまった。
観客の入りはそこそこ。実行委員会の方々いわく『客ウケはそんなに狙っていないからこれでいい』とのことだ。
演劇自体はというと、シルフィアさんの暗い表情が嘘のように順調に進んだ。
姫が人間になるシーン……姫と王子の出会いのシーン……姫がメイドとして働くシーン……姫と王子が惹かれ合うシーン……姫が仲間から薬を渡されるシーン……そしてこれからクライマックスの別れのシーンが始まる。
舞台袖でドレスに着替えた僕は、舞踏会の音楽を聞いて舞台に飛び出した。
王子姿のシルフィアさんを見て体がこわばっちゃったけど、告白のことを思い出してすっとその手を取ることができた。
ステージ上で踊りながら、僕はシルフィアさんの言葉の意味を考えていた。
――僕? 僕は、姫は王子と……
この人は脚本に不満を持っていて、姫の行動が気に入らないらしい……でも、じゃあ、一体どうして欲しいんだろう?
そうしていると城の鐘が鳴り、ダンスのタイムアップが訪れた。
「待ってくれ。姫!」
「お離しください。王子様」
手首にかけられた王子の手を振り払い、僕は階段の上であの人に向き直る。
「わたくしは人魚なのです。海に戻る運命なのです」
僕は自分の谷間に指を入れると、その間から瓶を取り出した。ばるるんっ♥ と揺れる爆乳を押さえながら、僕は王子に瓶を突き出す。
「この薬を飲んでわたくしは人魚に戻ります。今まで本当にありがとうございました。王子……愛していますわ」
今日は不思議と愛の言葉をなめらかに言えた……これも告白を決意した効果かな。
ともかくこの薬を飲んで、海に飛び込めば僕の出番はほぼ終了だ。
そうして僕が薬を飲もうとすると――がしりと手首を掴まれた。
「……僕は君が人魚ということを知っていたよ」
「ふぇ?」
台本にないことを言われ、僕の手が止まった。
え? どういうこと?
予想外の事態に薬瓶を落としそうになりつつ、僕はシルフィアさんを見つめ返す。
「え、ええと……王子様? なにをおっしゃって……」
「でも、そんなことは関係ない。今の君は僕が男として愛するたった一人の女性なんだ」
低い声を愛の言葉とともに真正面からぶつけられ、僕の心がとろけていく。
愛するたった一人の女性、なんて言われちゃった……♥
「君は……君にはそのままの姿でいて、僕の妻になって欲しい」
「は……♥」
って、ダメダメ! 待ってよ僕!
つい流されそうになったけど、こんな展開は台本にない。
指示を仰ぐために舞台袖を見ると、『ご自由に』とホワイトボードが出ていた。彼らにとっても予想外ということらしい。
「そ、その……だから、わたくしは人魚ですの……海に帰る掟なのです……」
なんとか拒絶の言葉を絞り出す。
アドリブなんてできないし、これで合ってるかどうかもわからない……そもそもお客さんついてこれてるのかな……?
「掟だから、じゃなくて君自身の返事を聞かせて欲しいんだ……ダメかい?」
王子は階段で膝をつくと、きらきらした瞳で僕を見上げて来た。
熱のこもった魅力的な眼差しに僕の心は揺らされて……逆らえるわけがないよ……。
「わ、わたくしも……本心ではあなたと添い遂げたいと思っております……」
「姫……!」
「で、ですが、わたくしは人魚。人としての常識がないため、あなたにご迷惑をおかけするでしょう……それでもよいのですか?」
僕のうかがうような言葉に、王子は爽やかに笑った。
「構わないさ。君にかけられる迷惑なら望むところだよ……それとも、僕のことを信じられないかい?」
僕が首を横にふると、金色の髪がしゃらしゃらと揺れた。
自信あふれるセリフに圧倒されたこともあるけど、この人ならできる、と思ってしまったことが大きかった。きっとこの人なら人魚姫をフォローしていける。
だって、この人は僕のことを――
「お願いだ。姫、僕と結婚してくれ」
両手をつかまれ、僕は王子のことを正面から見ることになった。
黒曜石のような黒髪と黒目。青空を思わせる爽やかな笑顔。姿勢がいいからか、王子のコスチュームが本物に見えてしまう。
僕は飛び出した喉仏が不自然に震えていることを発見した。余裕溢れる姿に見えるが、緊張しているらしい。
かっこいいだけじゃなくてかわいいなんて……ずるいなあ……♥
「そのお言葉、謹んでお受けいたします……♥」
僕が返事をすると、王子は顔を近づけてきて僕の唇を奪った。
ちゅ……♥
それを合図として明るい音楽が流れ、ステージの向こう側から拍手が鳴り始める。
まるで世界から祝福されているような心地にたゆたいながら、僕は眼の前の恋人と見つめ合い続けた。
『かくして、姫と王子はいつまでも幸せにすごしました。めでたしめでたし』
文化祭一日目が終わった直後、僕とシルフィアさんは実行委員会の方々に台本無視の謝罪めぐりをすることにした。
叱責や罵声を覚悟していた僕らだったが、みんなの反応は優しいものだった。
脚本担当や演出担当は『むしろよくなった』と言ってくれて、それ以外の人たちは僕らが本当にキスしたことをはやしたて、特に男子たちは爆乳美少女留学生『シルフィア』を自分のカノジョにした『神澤澄則』に羨望の眼差しを向けた。
合同演劇の打ち上げは文化祭終了後に行うことになり、今日は簡単なあいさつを行ってからの解散となった。
カッカッとピンヒールを鳴らしながら僕はドレス姿でマンションへの道を行く。隣には王子姿のシルフィアさんが歩いている。
これは衣装担当が『衣装は後で返してくれればいいわよ』と言ってくれたので、その厚意に甘えた形だ。『思う存分汚しておいで』と言われた時は恥ずかしかったけど……
僕が甘えるようにシルフィアさんの腕にしがみつくと、シルフィアさんは微笑みながら腕に隙間を作ってくれた。
「僕が日本に来たのはね。文化を学びたいってこともあったけれど、学生として過ごしたかったって部分が大きいんだ」
「学生として……どういうことですの?」
「何度か説明したけど、僕の国はIT技術が発展していてね。教育や仕事はほとんど遠隔で、僕は大学も卒業しているんだ……でも、やっぱり学生時代を送ってみたくてね。ちょうどその時に姫の宮学園への留学の話があったんだ」
この人の頭のよさはこの半年で心に染み込むほど知っている。
異性の生活、ハイレベルな勉強、外国語、対人関係……僕ができなかったことをこの人は難なくこなしている。
そして、そんなシルフィアさんにも普通の部分があるというのも僕は知っている。
「でも、今は日本にきてよかったと思ってるよ」
そう言うと、シルフィアさんは嬉しそうに笑った。
僕はたくましい腕をぎゅっと抱きしめ、爆乳をぷにゅっ♥ と押し付けながら聞く。
「こういった変な事態に巻き込まれてもですか?」
「変なことに巻き込まれたからこそ君というすてきな女の子に出会うことができたんじゃないか……演劇じゃないけど、運命ってものを信じたくなっちゃうな」
キュゥゥゥンッ♥
楽しそうに笑う想い人を見て、僕の胸がドッドッと激しく脈打ち始める。すてきな女の子だなんて……♥
「わたくしもこの学園に入って……あなたに出会えてよかったと思っていますわ……♥」
潤んだ瞳で見上げると、シルフィアさんは僕を優しい瞳で見下ろした。
秋空の下、しばらく僕らは見つめ合った。
こんな薄着なのに全く寒くないのは、好きな人と一緒にいるからなのかな……♥
「ちょっと寄り道していこうか」
そう言うと、シルフィアさんは僕を連れて歩道脇の林の中に入っていった。
背の高い草が茂り、隙間を埋めるように木々がそびえている。ここなら自分たち以外の闖入者が現れることはないはずだ。
シルフィアさんは王子様のコスチュームを正しながら、周りをきょろきょろと眺めた。
「ここなら誰もいないよね……? ちょっと大事な話がしたいし」
「大事な話、ですか?」
「うん。僕に……いや、僕と君にとってのね」
そう言うと、シルフィアさんが僕の肩をとんとんと叩いた。
名残惜しさを覚えつつ僕が離れていくと、シルフィアさんは僕を見つめた。
「よし、ここからは元の口調で話そう……んん、神澤澄則としてではなく、シルフィアとしてあなたに伝えたいことがあるのです」
「はい……どのようなお言葉をいただけるのでしょうか。楽しみですわ」
「……カミサワさん、お戻しになっていただきたいのですが」
「うふふ、ごめんね。シルフィアさん」
僕がくすくす笑うと、シルフィアさんが困ったような顔になった。
もしかしたら僕も嬉しさで気持ちがハイになっているのかもしれない。
でも仕方ないよね。好きな人に『愛するたった一人の女性』とか『すてきな女の子』なんて言われちゃったんだから……♥
「改めて申し上げますが、わたくしはあなたのことを男性として愛しています。このまま元に戻れなければ、わたくしの妻になってください」
この体のお母様は『トラスラント王族はたいてい外国の人と結婚してるから、そういう部分は心配いらないわよ』と言っていた。
つまり、僕らを邪魔するものはないということで……ううん、なかったとしても僕らなら越えていける。
これまで僕らは入れ替わりっていう事態を乗り越えてきたんだから。
「はい……こんな僕でよければ、シルフィアさんのお嫁さんにしてください♥」
僕がプロポーズを承諾すると、シルフィアさんはいつもの手付きで僕を撫でてくれた。
大きな手に安心感を覚えて目を細めていると、シルフィアさんが呟いた。
「そしてもう一つ大事なことですが……恋人になったのですから、これからは下の名前で呼び合いましょう。わたくしのことはシシーと呼んでください。わたくしはあなたをスミノリと呼びますので」
「はい……♥ シシーさん……♥」
「呼び捨てでもいいのですが……まあ、そこはご自由に」
「うん……♥」
こくりと頷きながら、僕は自分がこんなに幸せでいいのかとちょっぴり怖くなった。
そんな怖さもシシーさんのなでなでですぐに吹き飛んでいったけど……♥
「……前から言おうと思っていたんだけど……キスする時に僕に断らなくてもいいよ」
僕は申し訳なさとともにぼそぼそと言った。
わがままなことだけど、えっちなことをする時はもっと乱暴にして欲しかった。
無理矢理キスしてきたり、いきなりおっぱいやお尻を揉んできたり、僕を辱めるようなえっちをしてきたり……♥
「つまり、スミノリは強引にされたいということですか?」
「う、うん……もちろん普段の紳士的なシシーさんも大好きだけど、海水浴の時に岩場でしてきたみたいな……ふぁむむっ♥」
話している途中で唇を塞がれた。
いきなりキスされたことに青い目を見開いていると、シシーさんが僕の細肩に手を回して抱き寄せてきた。ドレスに包まれた爆乳が王子衣装に押しつぶされ、ぷにゅにゅん♥ と形を変えていく。
「ちゅっ♥ ちぅ……♥ ちゅぷ♥ んふぁ……♥」
シシーさんの唇が僕の唇を食むように動いている。こぼれた唾液が唇を伝ってお互いの口の中にこぼれていく。
僕が細い喉をこきゅりと動かすと、シシーさんも喉仏をごくりと動かした……僕を味わわれていることに興奮してしまう……♥
「ふぁ……♥ はむっ♥ したがふぁいって……♥ れぢゅっ♥」
僕がうっとりしていると、シシーさんが唇の隙間から舌を入れてきた。
唇を大きく開き、自分の舌を伸ばして、僕は恋人のディープキスを迎え入れる。
「んっ♥ むっ♥ ちゅっ♥ りるぅぅっ♥」
シシーさんのざらっとした男の舌が僕の小さな口の中で暴れ始める。
僕の舌を大胆に巻き取ったかと思うと、ヌチヌチとねちっこく頬の裏側をつつき、味を染み込ませるように歯茎を舐め回してくる。
「はふぅぅ♥ ばぷっ♥ んぶちゅう♥ れろぉぉ♥」
恋人のテクニックに翻弄され、僕の頭が痺れ、熱がくつくつと高まっていく。
やっぱりディープキスもフェラチオと同じくらい好き……♥
僕がシシーさんの口技に酔いしれていると、シルフィアさんの片手が僕の胸部分に向かっていき――ドレスをずりさげて生乳を晒した。
「ひゃあんっ♥ はじゅか……にゅるれっ♥ むむっ♥ んぷふぅっ♥」
急な開放でばるるんっ♥ と派手に揺れる爆乳を、シシーさんは力強く揉みしだく。
こねるような手の動きでおっぱい全体が刺激され、乳首が手のひらですりすり♥ と擦られる。甘い快感がめぐり、僕の肉づきのいい足がぷるぷる震えてしまう。
「むちゅぁ♥ んちゅぅ……♥ じゅううう……♥♥」
女の快楽を受け入れながら、僕は相手に体を預けた。
この人がいないと僕は生きていけない……♥
ぼんやりとそんなことを考えていると、ちゅぱっ♥ といやらしい音とともにシシーさんの唇が離れていった。
「ぷあっ……♥ あっ♥ ああぁ……♥ ふわぁぁぁ……♥」
僕たちの間につうっと唾液が伸びている。そこに気持ちよさが残っているような気がして、僕はつい舌で絡め取ってしまった。
「わがまま姫のご命令に従ってみたのですが……いかがでしたか?」
舌なめずりをしながらシシーさんがいたずらっぽい口調で言った。
僕はへっ♥ へっ♥ と喘ぎながらなにを返すか考えて、自分が考えごとなんてできないほど頭をピンク色にしていることに気がついて。
「……だいしゅき♥」
僕が舌足らずな答えを言うと、シシーさんは優しい微笑みを見せてくれた。
体の中でお湯が沸騰し、僕を細かく痙攣させている。
シシーさんの手によって僕の女体は火照りきり、心はその先を求めて疼くようにさせられてしまった。
当人はというと、僕の肩を抱いたまま爆乳をだぷんっ♥ だぷんっ♥ と楽しそうに弄んでいる。
「ふあ……♥ ししーさぁん……♥ にゃあんっ♥」
マシュマロのようにおっぱいを揉みしだかれる度にむず痒くなる。
焦らすような快感が耐えきれずに身じろぎしても、シシーさんの力が強くて満足に動けない……女の子が男の子に勝てるわけないよね……。
「ししーさぁん♥ おねがい……あんっ♥ じらさないでぇ……♥」
僕が媚び媚びの声を出しておねだりすると、シシーさんは面白そうに微笑みながら僕の乳首をくにくに♥ といじめ始めた。
「うああっ♥ きゅうっ♥ ふひううっ……♥」
「昨日は大変だったのですわよ。あなたに押し付けられた女性器の感触が忘れられず、興奮してしまってよく眠れませんでした」
「そ、そうなんだ……♥ ふ♥ んあ♥ ふああああああっ♥♥」
敏感な乳首をきゅううっ♥ とつままれ、僕の背筋に快感が走った。
全身にうっすらと汗が浮かび、スカート下の割れ目からぬりゅりゅりゅ……♥ と粘液を分泌してしまう。
こんな大声出したら誰かきちゃうよぉ……♥
「はあっ……♥ ひゃあ……♥ う、ううう……♥」
「……思えばそれ以前から大変でした。文化祭の準備が始まってからあなたと満足に会えずに、どれだけ悶々とした夜を過ごしたことか……わたくしがどれだけあなたと会いたいと思っていたかご存知ないでしょう」
「そ、そんな……♥ え……えへへぇ……♥♥」
あっちも同じ気持ちでいてくれたんだ……♥
僕がだらしない笑顔を浮かべていると、シシーさんは僕のおっぱいから片手を離してそれを下にずらしていった。
スカート下に潜り込んだ手がこそばゆい。そう思った次の瞬間、僕の黒い総レースショーツは横にずらされて。
ぷちゅっ♥ くちゅちゅっ♥ にちゅぅ……♥
「きゃうっ♥ ふあ♥ ふああああっ♥」
デリケートな部分を触られて甘い感覚が走った。自分で確認できないけど、僕の顔はきっと真っ赤になっている。
僕の反応に気をよくしたのか、シシーさんはにやりと笑顔を浮かべると、割れ目の中に指をにゅるるる♥ と侵入させてきた。
「ああああっ♥ お、おまんこに……ゆび、いれて……んんん……♥」
「これまでお預けされていたのです。今日はとことんその身にわからせますからね」
「わ、わからせってなにを……♥ きゅううう♥ んおっ♥ ほわぁぁぁん♥」
ぐちっ♥ くちゅう♥ ぐっちゅぐっちゅ♥
シシーさんの骨ばった指が僕の中を刺激する。膣壁を硬い部分ですりすり♥ と擦り、膣口を器用にくぱあ♥ と広げる。
その度に体がびくびくと動いちゃうけど、肩を抱かれたままの僕は動くことができない。唇を薄く噛みながら、相手のなすがままにするしかない。
「くうっ……♥ ひあっ♥ んんんっ♥ あぁぁぁ……♥」
「あなたの体も待ち遠しかったのでしょうか。指をきゅうきゅう締め付けてきますわ」
「そ、それはぁ……やっ♥ はう♥ んはぁぁぁ~~~~♥」
嬌声を上げると、目尻にじわりと涙が浮かんできた。
それと同時に僕の底からこみあげてくるものを感じる。おっぱいの先っぽが痛いほど硬くなり、下腹部がキュンキュン♥ と男を求める鳴き声を出す。
ああ……くる……きちゃう……♥
「イッ♥ イッちゃうっ♥ ふあっ♥ イッ♥ あは♥ イッちゃうぅぅぅっ♥♥」
しつこいほどの愛撫に負け、僕の肉体はぶるぶると激しく痙攣し、割れ目から滝のような愛液が流れ出した。
プシッ♥ プシュッ♥ シュワワアアアア♥
「あひっ……♥ あひっ……♥ うっ♥ ううう~~~~……♥」
僕が出した粘ついた女の液体がシシーさんの指をつたって、林の土の上にぼとぼととこぼれていく。
女の子の体、気持ちよすぎだよぉ……♥
僕を本イキさせたことに男として満足したのか、シシーさんは僕の膣からぬるるるっ♥ と指を抜いていった。
「ひゅうぅぅ……♥ ぐすっ♥ う♥ はふううっ……♥」
足をガクガクさせながらシシーさんの胸板を撫でると、あの人は優しく肩をポンポンと叩いてくれた。そして僕の片手を自分の下半身に誘導して。
「あっ……♥」
僕の冷たい手のひらに熱した鉄のようなものが触れる。
爆乳のせいで相手の下を見ることはできないけど、これまでの経験からこれが男性器だってことはすぐにわかる。
僕が気づかない間にシシーさんはおちんちんを出していたらしく、僕の小さな手の中で充血した肉がドクッドクッと脈動している。少しさすってみると、その男の象徴は僕を振り払うようにビグンッと跳ねた。
「おちんちん、勃ってるね……♥」
「ええ。そろそろこちらも我慢の限界ですわ」
そう言うと、シシーさんは僕の前で立膝を付いた。
僕が意図を察せずにいると、シシーさんは僕の体に手を回し、大きなお尻を両手をぐにゅ♥ と包み込んだ。
「し、ししーさん……んっ♥ ど、どうしたの……♥」
「じっとしていてください……よいしょっ」
「はえ? いひゃあああっ♥」
シシーさんが力を込めると、お尻を支えとして僕の体が持ち上げられた。
男だった時もこんなに高い目線を味わったことはないはずで、僕の頭に本能的な怖さが襲ってくる。
「ひいっ♥ た、たかいよぉ……♥」
「思ったよりも軽いですわね。胸の分も計算したつもりなのですが」
「ま、まさかこのままするつもりなの……♥」
僕の質問にシシーさんは自信満々に頷いた。
ご、強引にしてって言ったけど、切り替えが早すぎるよぉ……。
そうして僕が困惑していると、シシーさんの下半身がぐいっと動いて、僕のスケスケショーツがずらされて、おまんこにおちんちんがぴとっと触れて。
ぬぷっ♥ じゅぷぷ♥ ぬっぷぅぅぅぅぅぅ♥
「う♥ うああああん♥ イッ♥ いきなりいれるなんてぇ……♥」
「おや? わたくしのお姫様は強引にされるのがお好きなのでは?」
「そ、それはぁ……♥ ふああああっ♥」
高さへの恐怖や前フリなしの挿入に抵抗感があったはずなのに、『わたくしのお姫様』なんて言われてそれらが全部ときめきに変わってしまう。
こんなプレイ、この人とじゃないとできないよ……♥
僕が熱のこもった吐息を出していると、シシーさんのおちんちんがごりっ♥ ごりっ♥ と僕の奥を目指して進んできた。
「ううう……♥ おちんちん……♥ はいってくるぅ……♥」
「やはり狭いですわね。わたくしとしない間に浮気していなかったようですわね」
「う、うわきなんてするわけが……ううううっ♥ うああっ♥」
僕の言葉を聞いて、シシーさんは愉快そうに笑っていた。
どうやら今のは冗談らしい……いじわるぅ……♥
僕は相手の首に手を回して、今できる精一杯の笑みを浮かべた。
「ンンッ♥ ぼくがえっちするのは……あなただけだから……♥ ぼくはあなただけのおんなだから……♥」
「まったく……本当にかわいらしいお方ですわねっ」
「ふぇっ……うあ♥ きゅああああっ♥♥ きゃああああああんっ♥♥♥」
ずぷぷっ♥ こっつぅぅん……♥
おちんちんをおまんこの奥まで突かれて僕の体に電撃が走った。オスに屈服したいというメス本能がこじあけられ、眼の前で色とりどりの花を咲かせる。
「ひぎああっ♥ イギッ♥ ぷわわっ♥ ひゃああ……♥」
相手の首を抱きしめながら嬌声を漏らしていると、割れ目がひくひくっ♥ と動き、決壊したように愛液が溢れ出した。
じょろっ♥ ちょろろぉ……♥ じょろじょろ……♥
大きなお尻を愛液で濡らす。昨日のオナニーが比にならないほど僕は愛液を垂れ流しにして、メスの声を出し続ける……しあわせぇ……♥
「んにぃっ♥ みゃ、まだうごか……ひあああっ♥ あふっ♥ ひゃふぅぅんっ♥」
シシーさんは無言で腰を引いていくと、遊ぶように僕へのピストン運動を開始した。
ばちっ♥ ぱちゅっ♥ ぱちゅちゅんっ♥
「あああっ♥ とけちゃうっ♥ あたまもおまんこもとけちゃうよぉっ♥」
シシーさんの腰が打ち付けられる度に僕の乳肉がぶにゅんっ♥ と潰れ、尻肉がぶるんっ♥ と震える。ずぽっ♥ ずぽっ♥ と淫猥な音が僕の心までも犯していく。
「あぐううっ♥ ひひゃあっ♥ あんっ♥ くふあっ♥」
痛いほど喉を震わせながら、僕は首に回した手に力を込めた。
落ちたくないからじゃない。この気持ちよさをもっと味わいたいから……もっとシシーさんに甘えたいから♥
「ひっ♥ あぁっ♥ あひぁっ♥ んんぅっ♥」
「中がどんどん熱くなっています……スミノリ、愛してますわ」
「ぼくもっ♥ ああんっ♥ ひゃ♥ あい、あいして……はあああんっ♥♥」
ぱんっ♥ ぱんっ♥ ぱぁんっ♥ ずぷぷんっ♥
演劇ではうまく言えたのに、えっちの時の『愛している』がこんなに難しいなんて。もっと短い言葉じゃないとダメみたい……。
「すきっ♥ ししーさんっ♥ しゅきっ♥ だいしゅきいっ♥」
「うふふ、わかっていますわ」
「しゅきらのぉっ♥ しゅきっ♥ しゅきっ♥ しゅきぃぃぃっ♥」
好きという度に多幸感が沸き起こり、破裂しそうなほど気持ちよくなっていく。
そのうち、腟内でおちんちんがぶるっと震える感覚がした。しばらくえっちしなかったとはいえ、この感覚は魂に刻み込まれている。
「だ、だひてっ♥ ぼくのおくにいっぱい……いっぱいいっぱいだひてぇっ♥♥」
「ふふ、欲しがりさんですわね……いいでしょう。あなたの腟内に出してあげますわ」
「せーえきほしいのっ♥♥ しきゅーにどぷどぷってぶっかけてほしいのぉっ♥♥」
僕の中出しおねだりにシシーさんは嬉しそうに笑うと、僕の唇に自分の唇を重ねてきた。
「ふぁむんっ♥ んちゅっ♥ んちゅうううっ♥」
お互いの唇をすすりながら、シシーさんは腰を動かし、僕は下半身に力を入れて膣コキし続ける。
そしておちんちんの根本からなにかがせり上がってきたと思うと、
ドクンッ! ビュグンッ! ビュブブブッ!
僕の膣の中で濃厚精子が発射され、飛び散り、膣壁に強く叩きつけられた。
「むちゅぅぅぅっ♥ んんんっ♥♥ んん~~~~~~~っ♥♥♥」
頭がおかしくなるほどの快楽に、僕は何度目かの絶頂に達する。
快感で跳ね回りたがる体を押さえて、僕はシシーさんの……愛しい人の唇をすする。
「れろぉ……♥ んちゅう♥ れるれろ……♥」
好きな人と両思いになれて、ディープキスしながら中出ししてもらえるなんて……♥
「ちゅっ♥ じゅるっ♥ むちゅっ♥」
今まで感じたことのない幸せを感じつつ、僕は秋の林でぴちゃぴちゃといやらしい音を響かせる。
そんな男をむさぼるようなメスになり果てた僕を、愛しい人はぎゅっと抱きしめて、まだ硬さの残るおちんちんで子宮をこちゅんっ♥ とつついてくれた♥
次の日、僕は心地よさの中で目を覚ました。
隣に裸の男性が眠っている。品のある顔立ちにほどほどに締まった唇。平らな胸板と割れた腹筋。見つめているだけでドキドキ♥ してしまう。
それを見つめている僕も裸で、顔よりも大きなおっぱいや形のいいおヘソが丸出しになっていた。空調は効いているけど、少しだけ肌寒い。
「そっか……昨日は一晩中シちゃったんだ……♥」
林でのえっちを終えた僕らは、少し休憩してからマンションに突入し、二回戦、三回戦と繰り広げた。そして疲れてしまい、ピロートークをしながら眠りについた。
もう少し恋人と眠っていたかったけど、時計の時刻が十時を指していたことで諦めた。今日は文化祭二日目。午後からメイド喫茶のために登校しなければならない。
「服を着なくちゃ……あっ……♥」
呟きながら立ち上がると、ベッドのそばに男物のシャツを見つけた。今日のシシーさんの着替え用だろうけど……ちょっとくらいなら着てもいいよね。
僕はふかふかのベッドに手をついて立ち上がり、シシーさんのシャツ……彼シャツを手に取った。
「こ、こんなにおっきいんだ……♥」
今の僕に男物のシャツは大きくて、だいぶ袖が余ってしまった。ある程度想定してたけど、まさか胸部分も足りちゃうなんて。足りないくらいだと思っていたのに、太ももくらいまでカバーしてしまっている。
彼シャツを羽織った僕は、ベッドに四つん這いになり、静かな寝息を出している恋人に唇を近づけていった。
ちゅっ♥
「おはよう。シシーさん♥」
僕が口づけとともにあいさつをすると、シシーさんのまぶたが上がった。
キスで起きるなんて眠り姫みたい……♥
僕がくすくす笑っていると、シシーさんは僕の青い瞳や谷間をじっと見つめて。
「きゃっ♥」
僕の腕をつかんで毛布の中に引っ張り入れた。
そこからなぜか僕とシシーさんはお互いの体をくすぐりあった。首や脇はもちろん、太ももやデリケートな部分など……。
体力もテクニックもシシーさんの方が上で、少し経つと僕は熱い吐息を出して降参することになった。
「はぁ……♥ ふぅ……♥ ふぅぅ……♥」
「ははっ、スミノリは本当に敏感ですわね」
「シシーさんが僕をこうしたのに……♥ い、いじわるぅ……♥」
僕が唇をとがらせていると、シシーさんが僕のことをぎゅっと抱きしめた。
好きな人に抱きしめられてる……いつまでも浸っていたい……♥
僕の思いとは反対に、シシーさんは困ったように呟いた。
「……クラスメイトからは午後からの登校でいいと言われましたが、目は覚ましておかないといけませんわね」
今日も文化祭は行われている。というか、今も僕ら以外のクラスメイトはメイド喫茶で働いているはずだ。
シシーさんの言うことは正しい。どれだけ名残惜しさがあっても、その正しさには反対できない。
あれ、でも、それだったら。
「じゃ、じゃあさ、目が覚めることしない? は、激しい運動とか……♥」
提案の最後のあたりは声が小さくなってしまった。
起きたばかりでえっちしたいなんて、シシーさんに淫乱って思われちゃうよ……♥
僕が恥ずかしさに縮こまっていると、シシーさんはふっと笑って僕の金色の髪をぽんぽんと撫でてくれた。
「お姫様のお望み通りに」
起こす時はこの人のことを『眠り姫』なんて考えたけど、やっぱりこの人は王子様だ。
僕だけのすてきな王子様……♥
冬編に続く