残業の果てに辿り着いた、僕の新しい世界:22 (Pixiv Fanbox)
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膝上30cm
瑠衣さんに射精したことを伝えた。
すぐに既読はついたのに、一向に返信がない。
怖い……嫌われてしまったんじゃないか……。
頭の中に不安がよぎる。もう一度メッセージを確認するけど、既読のまま。
スマホを握りしめて、ベッドに座り込んだ。
既読がついて1時間ぐらい経っただろうか。
突然、通知音が鳴った。瑠衣さんからだ。
『乳首だけで射精できるようになったんだね!レンくん、おめでとう!でも、射精禁止の約束は破っちゃったから、明日はノーパンで出勤してね。持っている中で一番短いスカートでね』
怒られなかったことにほっと胸を撫で下ろしたのもつかの間、それよりも罰の内容に身体が震える。
(ノーパンで……一番短いスカートで……会社に……)
想像しただけで、股間が熱くなる。乳首が疼いて、パジャマ越しに硬くなっているのがわかる。
罪悪感と興奮が混じり合って、もう一度、手が乳首に伸びそうになる。
でも、今日はもう触ってはいけない。約束をまた破るなんて、許されない。
◆
翌朝、目覚めた瞬間から胃がきゅっと締まる。
鏡の前に立つ。クローゼットの一番奥から、スカートを取り出す。以前、茜ちゃんに貰った膝上30センチ以上ある、マイクロミニ。
座ったら絶対に下着が見えてしまう長さだ。
それをノーパンで……。
着ているものを全部脱ぐ。ブラだけは残すが、ショーツはなし。
スカートのファスナーを上げた瞬間、裾が指一本分しか余裕がない。腰を少し動かすだけで、めくれ上がりそう。
(これで会社に行くなんて……)
鏡に映る自分を見て、顔が真っ赤になる。女装が日常になったはずなのに、今日は特別に恥ずかしい。乳首がブラウスに擦れて、疼きが止まらない。
家を出て、駅までの道を歩く。風が吹くたび、スカートの裾がふわりと浮く。慌てて手で押さえるけど、指先が素肌に触れて、背筋が震える。
混み始めるホームで、背後に人が立つ。息遣いが首筋にかかるだけで、身体が熱くなる。
電車が到着し、つり革に掴まるけど、腕を上げるとスカートが少し上がる。隣のサラリーマンがチラチラ視線を落とすのがわかる。
(見られてる……下が見えそう……)
電車が揺れるたび、太もも同士が擦れ合って、アソコが疼く。ノーパンだから、何も守ってくれない。スカートの中に入り込んだ空気が、直接アソコを撫でる感覚に、息が漏れる。
「ん……」
小さな声が漏れて、慌てて口を押さえる。隣の人が怪訝そうにこちらを見る。恥ずかしくて、涙が出そうになる。
会社に着いても、もちろん気が休まらない。
エレベーターに乗ると狭い空間で、同僚の視線が下に集中する気がする。
スカートの裾を必死に押さえる手が震える。
フロアに降りて、ようやく営業部の自分のデスクに着く。
座ろうとした瞬間、椅子に直接肌が触れて、びくっと身体が跳ねる。
(座ったら……全部見えちゃう……)
膝をぴったり閉じて、脚を組む。でも、動くたび、裾がずり上がる。デスクの下を覗けばアソコが丸見えだ。
――それでも、自分のデスクから動かなければ、よほど見つかることはないだろう。
そう思った矢先、不意に背後から声が掛かった。
「高橋くん」
部長だ。低い声に、心臓が跳ね上がる。
振り向くと、いつも通りの優しい表情で立っている。
視線が一瞬、私のスカートに落ちて、すぐに逸らされる気がした。
(部長……気づいてる?)
「どうしても今日、打ち合わせをしてきて欲しい得意先があるんだ。急な話で申し訳ないが、行ってくれ」
部長の言葉に、頭が真っ白になる。
得意先……訪問?
この格好で、外回り……?
「え……でも、今日は……」
言葉が詰まる。言い訳を探すけど、何も浮かばない。
部長は少し眉を寄せて、続ける。
「小山くんも紹介させたいから、一緒に同行してくれ」
小山くん……千尋ちゃんのことだ。
千尋ちゃんと、このノーパンのマイクロミニで一緒に外回り……?
想像しただけで、膝が震える。
(……こんな姿で、千尋ちゃんと一緒に……)
でも、部長の指示を断る言い訳が思いつかない。瑠衣さんの罰が、こんな形で広がっていくなんて。
「わかりました……」
小さな声で答えるしかなかった。部長は軽く頷いて、去っていった。
◆
(千尋ちゃんと……外回り……)
スマホを握りしめて、瑠衣さんに報告しようか迷う。いや、もう気付いているかもしれない……。
その時、ふと、足音が近づいてくる。
「レンさん!」
千尋ちゃんの明るい声。
振り向くと、いつもの屈託のない笑顔で立っている。彼女のスーツのスカートは膝丈で、私のマイクロミニとは雲泥の差だ。
「部長から聞きましたよ! 今日の同行営業、よろしくお願いします」
千尋ちゃんは目を細めて、にこっと笑う。会社ではこんなに無邪気なのに、夜は……。
「う、うん……よろしく、千尋ちゃん」
声が上ずる。
「レンさん、今日は私も初めての得意先だから、緊張しちゃいますけど、一緒なら安心です!」
その笑顔に、罪悪感が胸を刺す。こんな姿で一緒に歩くなんて……。
(パンツを穿いていないことはバレないようにしないと……絶対……)
朝一のメール対応を急いで片付ける。
ようやく準備が終わり、二人でフロアを出る。
エレベーターに乗り込む。狭い空間で、千尋ちゃんの視線が自然と下に落ちる気がして、慌てて壁に寄る。
「レンさん、今日のスカート、結構短いですね」
スカート丈のことに触れられた瞬間、身体がビクッと硬直した。
(ノーパンには気づいていないよね……?)
慌てて裾を指で押さえながら、笑顔を無理やり作る。
「え、えっと……そうかな? ちょっと、気分を変えてみたくて……」
声が上ずる。千尋ちゃんはくすっと笑って、首を傾げる。
「ふふ、レンさん、脚が細いから似合ってますよ!でも、風が吹いたら気をつけてくださいね」
その言葉に、ほっと胸を撫で下ろす。パンツを穿いていないことは、まだバレていない……よね?
千尋ちゃんの視線は優しくて、疑うような気配はない。でも、もし裾がめくれたら……ノーパンの下半身が丸見えになってしまう。
想像しただけで、股間がじんわりと硬くなり始めて、慌てて膝を閉じる。
さすがに想像だけでとめておかないと……。
今日一日……耐えられるかな……。
【第23話へつづく】