残業の果てに辿り着いた、僕の新しい世界:23 (Pixiv Fanbox)
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同行営業
エレベーターを降りて、千尋ちゃんと一緒に会社を出る。
外の空気が頬に触れると同時に、風がスカートの裾をふわりと持ち上げる。
慌てて両手で押さえるけど、指先が素肌に触れて、股間が熱くなる。
「レンさん、今日はいい天気ですね!」
千尋ちゃんが隣で明るく笑う。いつもの無邪気な声に、ほっとするけど、すぐにまた風が吹いてきて、スカートの奥がひんやりする。
「そう……だね……」
無理に笑顔を作って答える。歩幅を小さくして、裾がめくれないように気をつける。
でも、信号待ちで立ち止まった瞬間、後ろから人がぶつかりそうになって、身体が前のめりになる。
スカートが大きくめくれ上がり、冷たい風が直接アソコを撫でる。
「っ……!」
小さな声が漏れて、慌てて口を押さえる。千尋ちゃんは気づいていないみたいで、スマホを見ている。
歩道を進むにつれ、人通りが増えてくる。
横を通り過ぎるサラリーマンたちの視線が、チラチラと私の脚に落ちる。
(見られてる……ノーパンだって、バレてないよね……)
想像しただけで股間が硬くなり、先っぽからぬるぬるした液体が漏れ、スカートを濡らす。
「ねえ、レンさん」
千尋ちゃんが突然、隣で声をひそめる。
「瑠衣さんの射精管理って、まだ続いてるんですか?」
核心を突かれたみたいに、心臓が跳ね上がる。
どうして今、そんなことを……。
千尋ちゃんの目は、いつもの無邪気な笑顔から、あの日の夜の様にどこか探るような光を帯びている気がする。
「え、えっと……うん、続いてるよ。ちゃんと、守ってるし……」
声が上ずる。絶対に言えない。
乳首だけで射精してしまって、罰として今日はノーパンでマイクロミニなんて。
千尋ちゃんはくすっと笑って、肩を軽く叩く。
「そうですか。レンさん、頑張ってるんですね」
その言葉に、罪悪感と興奮が混じり合って、股間がさらに熱くなる。
◆
ようやく取引先のビルに着いた。
ロビーを通り、エレベーターホールに向かうと、今日は張り紙がしてある。
『エレベーター点検中。ご迷惑をおかけします』
階段……? 先方のオフィスは4階だ。
(階段なんて……後ろから見られたら、ノーパンが丸わかりなのに……)
内心で焦りが渦巻く。スカートを両手で押さえても、無意味だ。
下から見上げられたら、アソコが全部見えてしまう。
その時、千尋ちゃんのスマホが鳴った。
「あ、ごめんなさい。私は電話を対応してから伺いますので、レンさんは先に行っていてください」
千尋ちゃんが後ろに下がって、電話に出る。
(助かった……!)
千尋ちゃんがいないなら、後ろから見られる心配はない。
「うん、わかった。じゃあ、先に上がってるね」
急いで階段に向かい、そさくさと上り始める。
階段を上る動作で、スカートが自然とめくれ上がる。
下に誰もいないのを確認しながら、それでも恥ずかしさが爆発して、顔が熱くなる。
(早く……早く上がらないと……)
息を荒げて、階段を駆け上がる。でも、動くたび股間が疼いて、脚がもつれそうになる。
なんとか4階に着いて、壁に寄りかかる。
息が荒くて、膝がガクガク震えている。
しばらくして、階段の下から足音が聞こえてくる。
千尋ちゃんが、息を整えながら上がってきた。
「お待たせしました」
顔を上げて、笑顔を作る。
「ううん、大丈夫。それじゃ、行こうか」
インターホンを押して、先方のオフィスに入った。
◆
1時間の商談が終わった。
私は初めて伺う得意先だったけど、名刺を『高橋 レン』に変えたおかげで、先方は完全に私を女性だと思っていたみたいだ。
太ももをじろじろ見られていたのは気づいていたけど、気づかないふりをして、そつなくこなした。
ビルを出て千尋ちゃんと並んで歩きながら、今日の商談の話を続ける。
「先方の部長さん、結構熱心だったね。次回の提案も楽しみだね」
千尋ちゃんが頷きながら、笑顔で答える。
「はい、レンさんの商談の持って行き方も、相変わらずすごいなと思いました」
そんな他愛もない会話を交わしながら、駅に向かう帰り道。
一区切りついたところで、千尋ちゃんは歩調を少しだけ落とした。
ふと横を見ると、彼女の表情が変わっている。
さっきまでの無邪気な笑顔じゃない。夜に見せる、あの意地悪な微笑みだ。
「ところで、レンさん」
歩きながら投げられた声が、やけに近い。
千尋ちゃんの声は、低く、甘く耳に絡みつく。
「今日はなんで、パンツ穿いてないんですか?」
足を前に出したまま、心臓がどくんと跳ね上がる。
視線を逸らそうとしても、タイミングを失って、歩調だけがぎこちなく乱れる。
一瞬で、頭が真っ白になる。
「え……な、何の話……?」
誤魔化そうと笑ってみせるけど、声が震えている。
千尋ちゃんはくすくす笑っている。
「朝、瑠衣さんから連絡をもらったんですよ。レンさんが射精禁止を破っちゃったから、罰としてノーパンですごく短いスカートを穿いてるんだよって」
(知ってた……全部、知ってたんだ……)
千尋ちゃんの目が、細くなる。
「でも、なんで射精しちゃったのかは、瑠衣さん教えてくれなくて」
指先が、私の腕に軽く触れる。
「レンさん、教えてください。どうして我慢できなかったんですか?」
逃げられない。
千尋ちゃんの視線に捕らわれて、言葉が喉に詰まる。
顔が熱くて、涙がにじみそうになる。
「……本当は、乳首だけで……射精しちゃった。アソコを触るのは……我慢したんだけど……」
声が小さくて、震えている。
言った瞬間、羞恥が全身を駆け巡る。
こんなこと、千尋ちゃんに言うなんて……信じられないくらい恥ずかしい。
千尋ちゃんの目が、満足そうに輝く。
「へえ……乳首だけで、ですか」
唇を舐めるようにして、囁く。
「レンさん、どんどんエッチな女の子になっていきますね」
もう、立つのがやっとだ。
股間が疼いて、太ももを擦り合わせる。
「レンさん、今日は夕方までに帰社すればいいんですよね?ちょっと休憩していきません?」
【第24話へつづく】