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同行営業

エレベーターを降りて、千尋ちゃんと一緒に会社を出る。

外の空気が頬に触れると同時に、風がスカートの裾をふわりと持ち上げる。

慌てて両手で押さえるけど、指先が素肌に触れて、股間が熱くなる。


「レンさん、今日はいい天気ですね!」

千尋ちゃんが隣で明るく笑う。いつもの無邪気な声に、ほっとするけど、すぐにまた風が吹いてきて、スカートの奥がひんやりする。


「そう……だね……」

無理に笑顔を作って答える。歩幅を小さくして、裾がめくれないように気をつける。

でも、信号待ちで立ち止まった瞬間、後ろから人がぶつかりそうになって、身体が前のめりになる。


スカートが大きくめくれ上がり、冷たい風が直接アソコを撫でる。


「っ……!」

小さな声が漏れて、慌てて口を押さえる。千尋ちゃんは気づいていないみたいで、スマホを見ている。


歩道を進むにつれ、人通りが増えてくる。

横を通り過ぎるサラリーマンたちの視線が、チラチラと私の脚に落ちる。


(見られてる……ノーパンだって、バレてないよね……)


想像しただけで股間が硬くなり、先っぽからぬるぬるした液体が漏れ、スカートを濡らす。


「ねえ、レンさん」

千尋ちゃんが突然、隣で声をひそめる。


「瑠衣さんの射精管理って、まだ続いてるんですか?」

核心を突かれたみたいに、心臓が跳ね上がる。


どうして今、そんなことを……。


千尋ちゃんの目は、いつもの無邪気な笑顔から、あの日の夜の様にどこか探るような光を帯びている気がする。


「え、えっと……うん、続いてるよ。ちゃんと、守ってるし……」

声が上ずる。絶対に言えない。

乳首だけで射精してしまって、罰として今日はノーパンでマイクロミニなんて。


千尋ちゃんはくすっと笑って、肩を軽く叩く。


「そうですか。レンさん、頑張ってるんですね」

その言葉に、罪悪感と興奮が混じり合って、股間がさらに熱くなる。


◆


ようやく取引先のビルに着いた。

ロビーを通り、エレベーターホールに向かうと、今日は張り紙がしてある。


『エレベーター点検中。ご迷惑をおかけします』


階段……? 先方のオフィスは4階だ。


(階段なんて……後ろから見られたら、ノーパンが丸わかりなのに……)


内心で焦りが渦巻く。スカートを両手で押さえても、無意味だ。

下から見上げられたら、アソコが全部見えてしまう。


その時、千尋ちゃんのスマホが鳴った。


「あ、ごめんなさい。私は電話を対応してから伺いますので、レンさんは先に行っていてください」

千尋ちゃんが後ろに下がって、電話に出る。


(助かった……!)


千尋ちゃんがいないなら、後ろから見られる心配はない。


「うん、わかった。じゃあ、先に上がってるね」

急いで階段に向かい、そさくさと上り始める。

階段を上る動作で、スカートが自然とめくれ上がる。

下に誰もいないのを確認しながら、それでも恥ずかしさが爆発して、顔が熱くなる。


(早く……早く上がらないと……)


息を荒げて、階段を駆け上がる。でも、動くたび股間が疼いて、脚がもつれそうになる。


なんとか4階に着いて、壁に寄りかかる。

息が荒くて、膝がガクガク震えている。


しばらくして、階段の下から足音が聞こえてくる。

千尋ちゃんが、息を整えながら上がってきた。


「お待たせしました」

顔を上げて、笑顔を作る。


「ううん、大丈夫。それじゃ、行こうか」

インターホンを押して、先方のオフィスに入った。


◆


1時間の商談が終わった。

私は初めて伺う得意先だったけど、名刺を『高橋 レン』に変えたおかげで、先方は完全に私を女性だと思っていたみたいだ。


太ももをじろじろ見られていたのは気づいていたけど、気づかないふりをして、そつなくこなした。


ビルを出て千尋ちゃんと並んで歩きながら、今日の商談の話を続ける。


「先方の部長さん、結構熱心だったね。次回の提案も楽しみだね」


千尋ちゃんが頷きながら、笑顔で答える。


「はい、レンさんの商談の持って行き方も、相変わらずすごいなと思いました」

そんな他愛もない会話を交わしながら、駅に向かう帰り道。


一区切りついたところで、千尋ちゃんは歩調を少しだけ落とした。


ふと横を見ると、彼女の表情が変わっている。

さっきまでの無邪気な笑顔じゃない。夜に見せる、あの意地悪な微笑みだ。


「ところで、レンさん」


歩きながら投げられた声が、やけに近い。

千尋ちゃんの声は、低く、甘く耳に絡みつく。


「今日はなんで、パンツ穿いてないんですか?」


足を前に出したまま、心臓がどくんと跳ね上がる。

視線を逸らそうとしても、タイミングを失って、歩調だけがぎこちなく乱れる。


一瞬で、頭が真っ白になる。


「え……な、何の話……?」

誤魔化そうと笑ってみせるけど、声が震えている。


千尋ちゃんはくすくす笑っている。

「朝、瑠衣さんから連絡をもらったんですよ。レンさんが射精禁止を破っちゃったから、罰としてノーパンですごく短いスカートを穿いてるんだよって」


(知ってた……全部、知ってたんだ……)


千尋ちゃんの目が、細くなる。


「でも、なんで射精しちゃったのかは、瑠衣さん教えてくれなくて」


指先が、私の腕に軽く触れる。


「レンさん、教えてください。どうして我慢できなかったんですか?」


逃げられない。


千尋ちゃんの視線に捕らわれて、言葉が喉に詰まる。

顔が熱くて、涙がにじみそうになる。


「……本当は、乳首だけで……射精しちゃった。アソコを触るのは……我慢したんだけど……」


声が小さくて、震えている。

言った瞬間、羞恥が全身を駆け巡る。


こんなこと、千尋ちゃんに言うなんて……信じられないくらい恥ずかしい。

千尋ちゃんの目が、満足そうに輝く。


「へえ……乳首だけで、ですか」

唇を舐めるようにして、囁く。


「レンさん、どんどんエッチな女の子になっていきますね」

もう、立つのがやっとだ。

股間が疼いて、太ももを擦り合わせる。


「レンさん、今日は夕方までに帰社すればいいんですよね?ちょっと休憩していきません?」


【第24話へつづく】

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