Home Creators Posts Import Register Favorites Logout

Content

もう戻れない、女装の疼き

僕の新しい日常。

学校では今まで通りの凌空。


でも休みの日になると、決まって僕は女装する。

鏡の前で、動画で覚えたメイクを丁寧に施す。

薄いファンデーションを塗り、アイラインを引いて、チークをのせる。


下着は……女の子のパンツ。

お姉ちゃんから貰ったものもあるが、最近は自分用でも何着か購入した。

レースの縁が肌に食い込み、歩く時にすべすべした生地がペニスを優しく、でも執拗に擦る感触が、もう癖になってしまった。


服装は色んなジャンルを試しているが、決まっているのは短いミニスカートを穿くこと。


比較的混んでいる電車を選び、乗り込む瞬間、心臓が喉までせり上がる。


(……今日も……来てくれるかな……)


あの日、痴漢されて以来、僕は自分からそれを求めてしまうようになってしまった。


最初は怖くて震えていたのに、今は違う。

触られることを想像するだけで、全身の血液が下腹部に集まる。


以前はノーパンでも乗車していたが、今は、女の子のパンツの柔らかい締めつけが欲しくて、あえて穿いている。

柔らかな布が敏感な部分を包み、パンツの上から先端をいじられると、擦られると絶妙な摩擦が快感を呼び起こす。


◆


電車が動き出すと、数人の視線が僕の体に絡みつくように注がれる。


後ろから、ゆっくりとでも確実にお尻に手が触れた。

振り返ると、そこにいたのは先週も来てくれた、真面目そうな30代くらいのお兄さん。

何事もない表情だが、目の奥が静かに僕を捉えている。


スカートの中に指が滑り込み、レースの縁をなぞる。

尻の割れ目を押し開くように動かされ、布越しに敏感な部分を執拗に擦られると、息が浅くなり、体が勝手に熱を帯びていく。


(……あ……また……触られてる……)


ペニスがびくんと跳ね、パンツの中で脈打つ。

嫌がるふりなんて、もうとっくにできない。


むしろ、もっと奥まで指を入れられて、奥底まで弄ばれたい。

この感覚に溺れたい。

痴漢する男たちに犯されるように触られるのが、たまらなく気持ちいい。


(……もっと……強く……)


体が震え、腰が微かに動いてしまう。

指の動きに合わせて、自分から腰を押しつけるようにしてしまう。


周りの乗客は誰も気づかない。

スマホを弄る手、窓の外を眺める目。


僕だけがこの秘密の快感に震えている。


手が前に回り、パンツ越しにペニスを握る。


布の摩擦がじわじわと熱を生み、根元から先端までをゆっくり、でも容赦なくしごかれる。


(あぁ……このままだと、もう出ちゃう……)


そう思った瞬間、お兄さんの手がぱっと離れた。


(えっ……まだ……?)


振り返ると、お兄さんが手のひらに隠していたのは、ピンク色の小さなローター。

しかも、ワイヤレスの遠隔操作タイプ。


それを僕のペニスとパンツの間にそっと差し入れ、布で挟み込むように固定される。


次の瞬間、スイッチが入った。


びくんっと体が跳ね、電車の揺れに紛れて微かなモーター音が響く。

耳をすませば聞こえるだけの、淫らな振動。

触覚と聴覚からの二重の刺激に、射精感が一気にせり上がる。

我慢しようと必死に眉間に力を入れ、下唇を強く噛む。


でも、腰が勝手に震え、膝がガクガクする。

パンツの中でローターが暴れ、敏感な先端を容赦なく震わせる。


(……もう……ダメ……出ちゃう……)


体がびくびくと痙攣し、パンツの中に熱い精液がどくどくと噴き出す。

余韻で頭が真っ白になり、何も考えられない。


……普段なら、ここでおしまいのはずだった。

でも今日は違う。

ローターがまだパンツの中に挟まれたまま、振動の強さが一段と増した。


(えっ……あっ……ちょっと……!?)


射精直後の敏感すぎるペニスに、容赦ない追撃が襲いかかる。

先端が震え、尿道の奥まで響くような振動に、内股になって必死に耐える。


でも、もう限界だった。


「あぁぁ……っ」


思わず小さな声が漏れ、初めての感覚が体を貫く。

熱い液体が勢いよく噴き出し、パンツをさらにぐしょぐしょに濡らす。


潮吹き――男の体でこんなことになるなんて、信じられなかった。

目の前に座っていた若い女の子が、怪訝そうにこちらをちらりと見る。

慌てて視線を逸らすが、心臓が激しく鳴り響く。


後ろを振り返ると、お兄さんは満足げに微笑んでいた。

降りる駅が近づくと、ローターをそっと股間から抜き取り、ハンカチに包んで隣の車両へ消えていった。


◆


僕は目的地の駅に着く。

まず向かうのは、いつものトイレ。

あの日、女装したまま男子トイレに入ることに強い抵抗があったのに、今はもう何の躊躇もない。


個室に入り精液でべっとり濡れたパンツを脱ぐ。

そのまま洗面所へ移動し、水で丁寧に洗い流す。

意外と気づかれないものだ。


でも、女装した姿で洗面台にいると、ジロジロ見られるのは避けられない。


この間は「ここ、男子トイレですよ」と声をかけられた。

僕は笑って否定した。「僕、女装してる男です」


洗い終えたパンツを絞り、もう一度、個室に入る。

カバンの中のビニール袋から新しい下着を取り出す。

いつパンツの中で射精してもいい様に、予備は常に持ち歩いている。

レースの新しいパンツに足を通すと、またあの優しい締めつけがペニスを包む。


電車で痴漢されるのは目的の半分。


もう半分は、あの服屋さんへ向かうこと。



【第10章につづく……】

Files

Comments

No comments found for this post.