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押し広げられる内壁

男の硬くなったアソコが、目の前にそそり立つ。

自分のよりずっと大きくて、太い。

血管が浮き上がり、先端から透明な液が糸を引いている。


こんなものを……口に含むなんて。

胸の奥がざわつき、吐き気が込み上げてくるが、今さら後には引けない。


「じゃあ俺のも、お願い」


僕はゆっくり膝をついて、男の前に座る。

震える手で根元を握る。


男が優しく頭を撫でて、指導を始める。


「まずは先っぽから。唇で軽く包んで、舌で舐めてみて」


言われた通りに、唇を寄せる。熱い先端を口に含むと、塩辛い味が広がる。

舌を這わせて、先端を円を描くように舐める。



「いいよ……もっと唾液を絡めて。舌を平らにして、裏筋を下から上へ、ゆっくりね」


舌を反るように平たくして、裏筋をなぞる。

男の体がびくんと反応し、低い吐息が漏れる。


唾液が溢れて、ぬるぬるした感触が口内を満たす。

男の指導に合わせて、舌を動かすたび、自分の体が熱くなる。


「今度は根元まで深く。喉の奥まで入れてみて」


僕は息を整えて、ゆっくり深く咥える。

喉に当たる感触に、えずきそうになる。

でも、男の手が頭を優しく押さえて、逃がさない。


「そう……いい感じ。喉で締め付けるように」


涙目になりながら、喉を締めて上下に動かす。

男の腰が小さく揺れ、吐息が荒くなる。


「うん……ありがとう。今日教えたことはちゃんと家でも練習しておいてね。じゃあ四つん這いになって」


◆


僕はベッドに手をついて、四つん這いになる。

今から何をされるのか……。頭の中で安易に想像できる。


怖い。


体が固まって、息が浅くなる。

男が後ろから近づき、腰を掴み、尻を軽く叩く。


「もっと力を抜いて。体が硬いと痛いよ」


僕は深呼吸する。

でも、緊張で体が固いまま。


男の指がお尻の穴を、ゆっくり広げる。ローションの冷たい、ぬるぬるした感触が広がる。


指がゆっくり中に入ってきて、内壁を広げるように動く。

ぐちゅぐちゅという音が恥ずかしく響き、熱いものが込み上げてくる。


怖いのに……体が少しずつ熱くなる。

嫌なのに、どこかで期待している自分がいる。


「ゆっくり入れるから、息を吐いて」


男の先端が穴に当たる。圧迫感が強くなり、排泄しているような違和感。

体がびくんと跳ね、声が漏れる。


「ん……っ」


男が優しく腰を押し進める。

熱いものが、少しずつ中に入ってくる。

内壁が擦られ、焼けるような感覚。痛い……でも、奥まで入った瞬間、満ちる感覚に体が震える。


「痛い?」


「少し……でも、大丈夫……です」


男はゆっくり動き始める。

最初は優しく、浅く。抜き差しするたび、違和感が徐々に変わっていく。

熱くて、満ちる感覚。


男の腰が速くなる。奥まで突き刺さるたび、体が前後に揺れる。パンパンと尻肉がぶつかる音が部屋に響く。


「あ……っ、は……」


声が抑えきれなくなる。

男の手が胸を掴み、乳首を摘まむ。

激しく突かれるたび頭が真っ白になる。


怖かったはずなのに、体が勝手に腰を押し返してしまう。

快感が膨れ上がり、息が乱れる。


最初は怖かったのに……感じてしまっている自分がここにいる。

男の息が荒くなり、動きが乱れる。


「イク……中に出すよ」


脈打つ感覚が内壁を震わせ、大量の精液が奥を満たす。

男の体がびくびくと震え、すべてを注ぎ込む。

体が熱く、満ちる感覚に震える。



男はゆっくり抜いて、僕をベッドに倒す。後戯のように、背中を優しく撫でてくれる。


「よく頑張ったね」


男は財布から札束を取り出して、僕の手に乗せる。1万円札が10枚。


重みがある。


僕はそれを握りしめて、息を整える。

思ったよりも、空虚感はなかった。

それよりも、お金が手に入ったことが、素直に嬉しかった。


このお金で、少しでも花音から離れられるかもしれない。


でも、体の中の熱が、まだ残っている。

この感覚が何を意味するのか……まだ今はよく分からない。



【第17章へつづく…】

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