強制ブルマー更生施設2【完】:14 (Pixiv Fanbox)
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女の子としての誇り
この学園に入学して1年が経とうとしていた。
私は『ゆき』として、すっかりここでの生活に溶け込んでいた。
男だった頃の自分への未練は、もう全くない。
朝起きて鏡を見るたび、胸の膨らみ、細くなった腰、丸みを帯びたお尻……すべてが自然に愛おしく感じられる。
毎日、少しずつ女の子になっていく自分が、たまらなく嬉しかった。
レッスンは徐々に実践的になっていた。
ディープキスの技術から始まり、相手を気持ちよくさせるご奉仕の仕方、自分一人で体を慰める方法まで、さまざまなことを学んだ。
教師の指導は丁寧で、時には先輩が実演してくれる。
もちろん、実習もある。
自由に相手を選べる時は、私は必ずあかりと一緒に行うようにしていた。
みお先輩が教えてくれた『本当に大切な人』を、私は大切にしたいと思っていたから。
「あかり、今日も一緒に……いいよね?」
私はレッスン前にあかりの手を握り、照れくさそうに微笑む。
彼女は頷きながら、手を握り返してくる。
何度重なり合ったとしても、この瞬間の気持ちの高揚は慣れることが無い。
実習室のベッドの上で、あかりと隣り合って座る。
私は彼女の唇を奪い、舌を深く絡めながら胸を揉みしだいた。
あかりも私の胸を同じように愛撫してくる。
私は最近、乳首を直接触られるよりも、ブラ越しに爪先で優しく引っ掻かれる感触が好きだと気づいた。
薄いレースのガサガサした生地が乳首に擦れ、刺激がじんわりと胸の奥まで広がる……その快感が、たまらなく心地いい。
そんな私の好みまで、あかりはもちろん把握している。
彼女はいつも、意地悪く微笑みながら、私の敏感な部分を布越しに執拗に愛撫してくるのだ。
私はお返しにと、あかりの細い腰を優しく引き寄せた。
彼女の硬くなった股間の先端を、布越しに執拗に擦り上げる。
あかりの声が甘く掠れ、吐息が私の耳にかかる。
その響きに、私の胸の奥も熱く疼き、体の芯が溶けるような快感が広がった。
◆
——実習が終わり、食後に談話室でゆり先輩と3人でお茶をした。
柔らかな照明が部屋を優しく包み、甘い紅茶の香りが漂う。
私はカップを両手で包み込み、ほのかな温もりに指先を預けた。
隣ではあかりとゆり先輩が楽しそうに話をしている。
私はふと思い出して尋ねた。
「ゆり先輩は卒業しないんですか?」
「あらっ、私に早く卒業して欲しいの?」
ゆり先輩がからかうように笑う。
「いえいえ!そんな事ないです!」
私は慌てて否定した。あかりが小さく吹き出している。
「うそうそ、冗談だよ。私はこの学園に残って、教師を目指しているの。
うちの学園の教師はほとんどがこの学園出身なんだよ」
「えっ!?そうなんですか。知らなかったです」
私は驚いて箸を止めた。あかりも目を丸くしている。
「だから基本はみんな、私たちと一緒の元男性なんだよ」
ゆり先輩は優しく微笑んだ。
「あなたたちが入ってきてもう1年経つよね?そろそろ後輩の子が入ってくる頃だと思うよ」
ゆり先輩が私たちを見て、温かく目を細めた。
「あなたたちなら、きっと素敵なお姉さんになれるわ」
◆
数日後、1台のバスが学園の門をくぐった。
窓から見えるのは、怯えた顔や怒りに満ちた顔をした男の子たちだった。
20人ほどが、教師に連れられて体育館へ向かう。
バスから降りた瞬間、施設の白い建物や厳しい教師の姿に驚き、怯え、あるいは怒りをぶつける声が、静かな敷地内に響き渡った。
泣きじゃくる子もいれば、大声で教師に食ってかかる子もいた。
ある子は教師の手を振り払おうとし、別の子はただうつむいて肩を小さく震わせている。
私とあかりは建物の隅から、その光景を静かに見つめていた。
特に目立っていたのは、大きな声で怒鳴っている一人の赤髪の少年だった。
反抗的な目、荒れた態度、拳を握りしめて周囲を睨みつける姿……まるで1年前の私そのものだった。
あの頃の私は、この場所に連れてこられたことにただ腹を立て、必死に抵抗しようとしていた。
「おい、てめえ何見てんだよ!」
新入生の彼が、私を鋭く睨みつけてくる。
その目には、明確な敵意と警戒心が宿っていた。
私は小さく微笑んだ。
懐かしくもあり、どこか愛おしくもあった。
(……あの頃の私も、きっと同じ顔をしていたんだ。教師に睨まれ、スタンガンの火花を見て背筋を凍らせながら……それでも必死に「男のまま」でいようとしていた)
胸の奥が、静かに熱くなる。
あの頃の私は、こんな未来が来るとは思ってもみなかった。
今、私は女の子としてここにいる。
あかりと一緒に、みお先輩やゆり先輩のように、後輩たちを見守る側になれる日が、きっと来るのだろう。
新入生が全員体育館に押し込まれた後、私はあかりの手をそっと握った。
「新しい子たちが……来ちゃったね」
あかりが優しく微笑む。
「うん。私たちがちゃんと教えてあげようね。1年前の私たちみたいに、最初は怖がったり怒ったりするだろうけど……少しずつ、きっと分かってくれるよ」
その言葉に、私は小さく頷いた。
この学園の輪は、また新しく回り始めた。
私は胸の奥で、静かな喜びと、ほんの少しの期待、そして新しい後輩たちへの思いを感じていた。
(彼らもきっと……私たちと同じように、少しずつ変わっていくんだ)
体育館の中から、まだかすかに反抗の声が聞こえてくる。
私はあかりの手を握りしめたまま、その音に耳を傾けていた。
1年前の自分が、今の私を見たら何と言うだろう。
きっと、信じられない顔をするに違いない。
この学園は、これからもたくさんの男の子の運命を変え続けていくのだろう。
【おしまい】