【無料公開】観測局 ー2ー (Pixiv Fanbox)
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「今日は冷えるわ。少し温まっていかない?」
「……ありがとうございます」
「観測密度が上がってきているわ。最近、あちこちで小さな磁場異常が散発してるの。」
「増えてきてるんですか・・・?」
「そうね。観測基準そのものが揺らいでいる可能性もあるわ。」
「世界が少しずつ『薄く』なってるのかも。」
「怖いですね・・・。」
「えぇ・・・。でも大丈夫。私たちがいるから。」
「それにしても、あなたが入って3年目。早いわね。」
「まだ3年です・・・。」
「充分よ。あなたの手際の良さには助けられてるわ。これからもよろしくね・・・。」
「ん~~~・・・・・・」
「ふわぁ~~~・・・」
「あまり疲れが取れてないなぁ・・・・・・。
レイカさんが昨日言っていたことも気になるし・・・。」
「リナさん、おはようございます。」
「あら、ノエル、おはよう。」
「今日はちょっと早く起きちゃいました・・・。」
「ALISの更新があったので。昨日の記録、自動で最適化されてましたよ。」
「それはありがたいわ。まぁ、光異だけだったし、一般的だものね。」
「それじゃあ、またお昼に。」
「おはようございます、局長。」
「おはよう、リナさん。今日もよろしくね。」
(来た・・・・・・)
「・・・来たわね。」
「リナちゃん!」
「磁場偏差が高いわ・・・気を付けて!」
(磁場偏差、0.28……0.33……0.52……!!!数字が跳ね上がっている!!)
「レイカ局長……!」
「全員警戒態勢!」
「ALISから直接データを......!」
「磁場偏差...1.02......い、1を超えました......」
「数値が指数関数的に増加しています!」
「全員、特異観測フェーズ2に移行!」
「偏差値が止まらない!....マイナス...!マイナス値です......見たことありません!」
「あぁ......!記録装置が暴走!」
「データが全て反転され————————————」
「観測を続けて!これは————————————」
「待って……マイナスなんて———————————————」