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夏の強い日差しが降り注ぐ、自然豊かなグランピング施設。新規アウトドア事業の視察と体験を兼ねた出張業務として同行した詩乃だったが、彼女の顔には深い呆れと怒りが浮かんでいた。

社長から「現地での実用性とリゾートウェアの検証」という名目で渡された衣装は、到底キャンプに適しているとは思えない代物だったのだ。 前で結ばれただけの薄いシャツの下からは極小のビキニトップが覗き、豊満な双丘が今にもこぼれ落ちそうになっている。下半身に至っても、ショートパンツなどのボトムスすら用意されておらず、むっちりとした太ももから腰のラインまでが丸見えとなる極小のビキニショーツのみという、圧倒的に防御力の低い出で立ちである。

「……社長。視察に動きやすい格好が必要だというロジックは理解しますが、この布の面積は明らかにコンプライアンス違反ですよね?」

日差し以上に熱を帯びた社長の視線を浴びながら、詩乃は羞恥で頬を真っ赤に染め、鋭いジト目を向ける。

「これでは虫除けの役割すら果たしていません。視察の前に、私が蚊の……いえ、社長の視線の餌食になっているんですが」

ぷりぷりと文句を言いながらも、業務の一環として逃げ出すこともできず、彼女は胸元を隠すように腕を組みながら、不満げにキャンプ場の視察を続けるのだった。

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