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コンコン、と書斎のドアがノックされ、元気な声と共にガチャリと扉が開く。

「ご主人様、お仕事お疲れ様ですっ! じゃじゃーん!」

そこに立っていたのは、いつものクラシカルなメイド服……ではなく、背中にコウモリの小さな羽を生やし、頭には可愛らしいツノをつけた『小悪魔メイド』姿の陽菜だった。 フリルたっぷりのエプロンといったメイドの意匠は残しつつも、黒と赤を基調としたギャルっぽい着こなしが、彼女の暴力的なプロポーションをより一層際立たせている。

「えへへ、驚きました? 10月はハロウィンなので、こういうメイド服もイイでしょ? って思って、陽菜からのサプライズです!」

陽菜はご機嫌な様子でくるりとその場で一回転すると、小悪魔らしく悪戯っぽくウインクを決めてみせた。

「トリック・オア・トリート! お菓子をくれなきゃイタズラしちゃいますよ? ……あ、でもご主人様なら、陽菜にイタズラされる方がご褒美だったりして♪」

豊かな胸を弾ませながら、陽菜はニヤリと笑ってご主人様のデスクへと近づいてくるのだった。

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