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「……はぁ。予想はしておりましたが、やはりこの衣装、ただ着るだけで終わるはずがありませんでしたね」

深紅の部屋の空気が、一層の背徳感に満ちる。ヴィクトリアは羞恥に頬を真っ赤に染めながら、氷点下のジト目を主人に向けた。

衣装自体に特別な仕掛けがあったわけではない。ただ、主人の手によって、下に着ていたブラジャーとショーツだけが容赦なく奪い取られていたのだ。 胸元を覆うものがなくなったことで、巨大で柔らかな双丘が拘束具の隙間から白日の下に完全に露出している。さらに下半身も、布地が一切ない状態となり、最も無防備な柔らかな粘膜が赤い部屋の冷たい空気に晒されたままになっていた。

「……本当に、相変わらずご主人様の悪趣味には際限がありませんね。わざわざ下着だけを奪って、このような姿をただ眺めて楽しむなど」

呆れ顔で悪態をつき、毅然とした態度を保とうとするヴィクトリア。しかし、主人は彼女に一切触れることなく、少し離れた場所から、隠すもののない素肌を欲望に満ちた視線で舐め回すだけだ。

「ご主人様、あまりまじまじと見ないでください……っ」

直接指一本触れられていないにもかかわらず、執拗な視線だけで全身を撫で回されているような羞恥に、ヴィクトリアの肩がビクリと跳ねた。冷徹な執事の仮面の奥で、彼女の剥き出しの下半身はすでに見られることへの興奮で、しっとりと熱い雫を滲ませ始めていた。

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