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~酔った鬼と真面目な剣士が、互いに仕掛け合う夜の遊戯。~

(夢主とアルトリアもご希望にあがったので後日別枠であげます🙇‍♀️)

♢

夜。障子越しに差し込む月明かりと、畳の上に転がった酒瓶の香りが漂う。

前編 ― 酒呑童子が仕掛ける

頬を赤らめた酒呑童子は、ふらつくように沖田の背に手を伸ばす。

──そして、不意に振り下ろされた掌が「ぺちんっ」と小気味よく響いた。

「――っ!? な、なにをするんですかぁ!!?」

突然のお尻への一撃に、沖田は驚いて身をよじる。だが酒呑童子はお構いなしに、蕩けた笑みを浮かべた。

「ふふ、なにて……おしり叩いてるだけやろ?」

甘い酒気を含んだ声は、からかいそのものだった。

「なっ、……そんなこと……やめてくだ──ひゃぁっ!」

もう一度、軽快な音が弾け、沖田の声は途切れて震える。頬が熱く、声も上ずってしまう。

「嫌や言うとるけどなぁ……その声、本気で嫌な感じに聞こえへんで?」

腰を押さえ込み、また楽しげに掌を振り下ろす。

「やっ……あ、あぁ……っ!」

羞恥と抵抗、そして甘い吐息が混じり合う。

「ほれほれ、ええ音やろ? もっと鳴らしてみぃ」

酒呑童子はまるで遊戯を楽しむかのように、軽快に叩き続けた。

♢

後編 ― 沖田の仕返し

だが、いつまでもやられっぱなしの沖田ではなかった。

しばらく翻弄された後、彼女は真っ赤な顔で酒呑童子を睨みつける。

「……さっきは、よくもやってくれましたね」

低く呟くやいなや、今度は沖田の手のひらが「ぱぁん!」と鋭い音を立てる。

「──あぁんっ! そ、そんな強ぅ叩いたら……痛いやないの……」

酒呑童子は頬を染め、潤んだ瞳で振り返る。口では抗議しても、その声音は甘く蕩けていた。

「信じられませんね……鬼のくせして、叩かれるのが好きなんですか?」

もう一撃。鋭い音とともに、酒呑童子の身体が小さく跳ねる。

「ひぁっ……!あぁんっ……なんでやろうねぇ……叩かれると……はぁんっ!感じてまうんよぉ……♡」

潤んだ声と震える腰。すっかり悦びを隠せない。

「……ほんとうに、どうしようもない鬼ですね」

苦笑しながらも、沖田の掌は止まらない。

「んぁっ! あぁんっ……も、もっと……叩いてもえぇよ……」

酒呑童子は酔いと快楽に震え、叩かれるたびにせがむように腰を揺らす。

「はぁ……仕返しのつもりでしたのに……これでは、私が調子を狂わされてしまいますね……」

そう呟きながらも、沖田の手は何度も振り下ろされる。

♢

その夜。

畳の上に響き続けたのは、軽やかな「ぺちんっ」という音と、蕩けるような吐息ばかりだった。

酔いにまかせて始まった遊戯は、結局どちらが攻めか受けかも曖昧になり、ふたりの間に甘く熱い余韻だけを残していった。

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