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指先がショーツの縁に触れた瞬間、ユミの身体がびくりと跳ねた。

頬は真っ赤に染まり、戸惑いのこもった潤んだ瞳がアルトリアを見つめる。

「……アルトリア、まって……そこは……っ」

しかし返ってきたのは、ゆっくりとした、けれど抗えない囁き。

「……もう、十分濡れています。見逃せません」

下着が滑るように足元へ落ち、肌にひやりとした空気が触れたとき、ユミは息をのむ。

脚をそっと開かれ、湿った音を立てて太ももが外気に晒される。

「ぁ……や、やだ……そんなに見ないで……っ」

羞恥を隠すように腰を捻るが、それすらも愛おしそうに見つめられてしまう。

「こんなに、きれいに濡れて……私を、どれほど想ってくれていたのですか?」

熱を帯びた吐息とともに、顔がぐっと近づく。

太ももの内側にふわりとキスが落ち、舌がゆっくりと、汗と愛液の混じった味をなぞっていく。

「ひゃっ……そ、そこ……舐め……ないで……!」

「いいえ、味わいます。ユミの愛、その証を……」

舌が恥丘のふくらみに柔らかく触れた瞬間、ユミは反射的に腰を引こうとする。

だがそれよりも速く、アルトリアの両手が太ももを支え、舌先が敏感な粒に触れる。

「っ──ああっ!」

つ、と弧を描くように舐め、軽く吸い、唇で挟み込むように刺激する。

ぴくんと跳ねた身体が快楽を物語り、喉奥から切なげな声が漏れた。

「や、やだ……やめて……そんな、舌……」

「もっと、感じてください。ユミの声……身体……全部、私のものです」

舌先が粒をくるくると回転させるように動き、時折、吸う音と共に水音が部屋に響く。

アルトリアの顔がそこにあるという事実すら、もはや意識から追い出せない。

「ふぁ……あっ……だめ……なんか、変になっちゃいそう……っ」

視界がぼやけ、震える指がシーツを掴む。

そして──

「中も……愛してもいいですか?」

彼女の指が、膣口にそっと触れた。

入り口に溜まった愛液がぬるりと流れ、熱が指先を包み込む。

「……っ……うん……」

か細い声で許しを告げた瞬間、指がゆっくりと膣内へ滑り込んでいく。

「んぁっ……っああ……!」

挿入された瞬間、体がきゅっと締まり、アルトリアの指を歓迎するかのように絡みついた。

「……温かい……優しく、包んでくださるんですね……」

ゆっくりと抜き差しされるたび、膣壁がぬるりと蠢き、快楽の波がじわじわと広がっていく。

クリトリスはなおも舌で丁寧に愛されていて、刺激が内と外から同時に重なってくる。

「ふっ、んんっ……アルトリアぁ……!」

二本目の指が加えられ、膣内が広がる。

そのままGスポットをなぞるように指先が内壁をくすぐる。

「っ──あぁっ!そこ、やっ、やだ……気持ちよすぎて……っ!」

「ここですね……私だけが知る、貴女の核心」

吐息混じりの声と共に、指先が曲げられ、ぐっ、とピンポイントで押し上げる。

同時に舌が粒を軽く噛み、またすぐに優しく吸う──その反復に、ユミの理性が崩れ落ちていく。

「っふぁ、あっ、んん……やだ、イっちゃ……う……!」

「まだ我慢できますね。……いえ、もう無理、ですか?」

その言葉責めの直後、刺激が一段強くなる。

「いや……っ、や、やだ……きちゃう、きちゃう……!」

膣内がきゅうっと締まり、アルトリアの指を逃がすまいとする。

全身が弓なりに反り、痙攣とともに、絶頂が訪れる。

「アルトリアぁ……あっ、あっ……っあぁあああ……!」

白濁する視界の中で、唯一確かだったのは、彼女の名を呼んだ声と、胸に落ちた熱いキスだった。

♢

どれだけ喘いで、どれほど声を上げたのか──

快楽の余韻が引いても、心の奥まで熱は消えていなかった。

けれど、その熱すらも穏やかなものに変わっていた。

アルトリアの胸に抱かれながら、私は静かに息を吐く。

「……こんなに、愛されたの……初めてかも」

呟くように言うと、すぐに額にそっとキスが落ちた。

指先が髪を梳き、ぬくもりと共に囁かれる。

「貴女がすべてを委ねてくれたから、です。ユミは……私にとって、何より大切な存在」

胸の奥が、じんわりと満たされていく。

傷のような不安や寂しさが、今の彼女の言葉でゆっくりと癒されていくのを感じた。

私は顔を上げて、そっと唇を重ねた。

それは激しさのない、ただ心を交わすだけの、深いキスだった。

「ねえ、アルトリア」

「……はい?」

「ずっと、ずっと、大好き」

頬をほんのりと染めながら、言葉を繋ぐ。

「……ユミ」

「ん……?」

耳元で、声が落ちる。

その声音は先ほどとは違う、熱を含んだ音色だった。

「……申し訳、ありません」

「?なんであやまるの?」

「……一度きりで、満足できそうにありませんから」

そう言った瞳には、愛と欲が、静かに燃えていた。

再び伸びてきた指が、私の腰に回り込む──

熱が、またふたりを包み始めていた

fin.

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