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カルデアの隅にある彼女の自室は、色とりどりの風船とキャンドルの光で彩られていた。だが、主役であるジャンヌ・ダルクが用意した「最高のおもてなし」は、並べられた料理などではなかった。

「……来てくださったのですね。お待ちしておりました」

パーティー帽を少し斜めに被り、頬を林檎のように赤らめたジャンヌ。その身体を包んでいるのは、衣類と呼ぶにはあまりに心許ない、白いレースの帯と紫のリボンだけだった。

「先ほど、お祝いのケーキが届いたのですが……ふふ、少し、食べ方を間違えてしまったようなのです」

彼女の白磁の肌には、まるでケーキをデコレーションするように、真っ白な生クリームが艶めかしく塗りたくられていた。

双丘の頂には紅い苺が添えられ、豊潤な胸の谷間から下腹部にかけて、甘いクリームの筋が幾重にも滴り落ちている。

貴女がその刺激的な光景に息を呑むと、ジャンヌは自ら脚を割り、誘うように腰を揺らした。

「恥ずかしくて、死んでしまいそうです。ですが……貴女に、私を『召し上がって』いただきたいという気持ちの方が、勝ってしまいました」

貴女の手が、クリームにまみれた彼女の柔らかな太ももに触れる。

ヌチュリ、という甘い水音が静かな部屋に響き、ジャンヌは小さく「ひゃんっ……」と声を漏らして身体を仰け反らせた。

「っ、あ……。……ふふ、お行儀が悪いですよ? でも、もっと……もっと汚してください。今夜の私は、聖女でもルーラーでもありません。ただの……貴女だけの、誕生日の贈り物なのですから」

彼女の青い瞳は、快感と羞恥で潤み、熱っぽく貴女を捉え続けている。

キャンドルの炎が揺れる中、甘い香りに包まれた聖女の解体作業が、今ゆっくりと始まった。

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