【アルトリア×夢主】濡れた首筋、逃げ場のない愛の檻② (Patreon)
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聖域の雫、王の執着
「っ……あ、アルトリア……誰かに、見られちゃう……っ」
ユミの震える声は、浴室の壁に反響して頼りなく消えていく。
だが、その言葉はアルトリアの動きを止めるどころか、彼女の中に眠る独占欲に火を注ぐだけだった。
アルトリアの手は、もはや躊躇を知らない。バスタオルの上から、あるいは隙間に滑り込ませた指先が、ユミの豊かな胸の稜線を執拗になぞり、その頂へと無慈悲に迫る。
「……誰に見られるというのです。ここは、私と貴女だけの聖域。それとも……」
アルトリアはユミの首筋に深々と顔を埋め、吸い付くような音を立てながら囁いた。
「見られてしまうという恐怖が、貴女のその熱を、より一層高めているのですか?」
「そんなこと……っ、んんっ!」
アルトリアの指が、最も敏感な場所を薄い布越しに、意地悪く弾くように捉えた。
ユミの背中が弓なりに反り、湯船の縁を掴む指先にぎゅっと力がこもる。
「口では拒むようなことを言いながら、貴女の身体は……正直なようですね」
アルトリアはユミをさらに強く抱きしめ、重なり合う肌の摩擦を楽しむように、自らの身体を押し付けた。湯を吸って重たくなったバスタオルが、二人の境界線を曖昧にしていく。
アルトリアはユミの耳たぶを優しく噛み、そこから顎のラインを伝って、朱に染まった頬へと唇を這わせる。そして、潤んだ瞳で必死に耐えているユミの顔を覗き込み、わずかに口角を上げた。
「本当に嫌なのですか? ……答えなさい。嫌いな相手に、これほど無防備な……物欲しそうな声を出すのですか?」
「それは……だって、アルトリアが、そんな……っ」
「見てください。鏡に映る貴女の顔を」
アルトリアの手がユミの顎を優しく、しかし抗えない力で固定する。
湯気で曇った鏡の向こう、そこには蕩けたような眼差しで、自らの快楽に溺れかけているユミの姿があった。
「そんな顔をされては、私は……王としての理性など、とうに捨てざるを得ませんよ?」
アルトリアの翠の瞳が、獣のような昏い光を放つ。
彼女の手はさらに深く、ユミの太腿の付け根をなぞり、バスタオルの結び目へと導かれた。
「貴女が、私を狂わせたのです。……ユミ。今夜は、その甘い香りが枯れるまで……貴女のすべてを、私に捧げてください」
アルトリアの熱い唇が、ユミの言葉を塞ぐように、深く、激しく重ねられた。
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