【マシュ】新年の秘め事、桜色の熱① (Patreon)
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カルデアでの新年祝賀会の喧騒から離れ、静寂に包まれた和室。
障子の向こうでしんしんと雪が降る気配を感じながら、マシュ・キリエライトは先輩の隣に腰を下ろしていた。
「先輩、お酌……させてください」
少し震える手で、彼女はとくとくと徳利を傾ける。
特別任務を終えた彼女が身に纏うのは、先輩から贈られた桜色の着物。薄紅の花びらが散らされた生地は、彼女のマシュマロのような柔らかな肢体をしっとりと包み込んでいる。
成人を迎えたからこそ許された、二人だけの祝い酒。カルデア特製の甘い日本酒の香りが、部屋の暖かな空気と混ざり合い、すでにマシュの頬を林檎のように染め上げていた。
「ふぅ……。お酒とは、不思議なものですね。体がポカポカして、思考のフィルターが少しずつ溶けていくような感覚です」
マシュは熱を帯びた紫の瞳で、隣に座る先輩をじっと見つめる。
普段の彼女なら律儀に正座を崩さないだろう。けれど今は、酒精のせいか、それとも先輩と二人きりという状況のせいか、その膝はあどけなく崩れ、太ももの白いラインが裾から大胆に覗いている。
彼女が身じろぎするたび、衣擦れの音が静寂に響く。
着物の襟元は熱を逃がすように緩まり、鎖骨のくぼみから、豊かな双丘の谷間が灯りの陰影を深くしていた。
「先輩……。あの、私……少し酔ってしまったかもしれません」
マシュはこくりと自身の杯を干すと、潤んだ瞳で甘えるように身を寄せてきた。
肩が触れ合う距離。彼女の吐息からは、甘い酒の匂いと、抗えない雌の香りが漂う。
着物の袖がするりと落ち、露わになった二の腕の肌は、触れれば火傷しそうなほど熱を帯びているのが見て取れた。
「目が、回ります。でも……先輩のお顔を見ると、もっと胸が苦しくなって……。心拍数が、異常値を示しています」
彼女は自身の胸元に手を当て、その熱さを確かめるように指を這わせる。
薄い生地越しに、昂った胸の先端が輪郭を主張しているのがわかった。彼女自身もそれに気づき、恥じらうように、けれど誘うように上目遣いを送る。
普段の理知的な彼女からは想像もできない、無防備でとろけるような表情。
「先輩がいらっしゃるなら、想像だけじゃ足りません。……今の私、すごく熱いんです」
マシュは先輩の手を取り、自身の熱い頬、そして緩んだ帯のあたりへと導く。
着崩れた隙間から見える肌は、桜色よりも濃い朱に染まり、汗ばんで艶めいている。
「ねぇ、先輩。今年の初めの願い事……叶えていただけますか?」
彼女は耳元で囁くと、自身の着物の合わせ目に指をかけ、ゆっくりと、焦らすように広げていった。
ランタンの柔らかな光が、隠されていた秘めやかな肢体を照らし出す。
「私を……先輩の手で……」
続
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