Home Creators Posts Import Register Favorites Logout

Content

20$会員様で票が入っていた夢主⇒アルトリアのお話。ウイスキーボンボンで出来上がるふたりです。

個人的に微妙な出来になってしまったのもはまた別途会員様向けに投稿予定です🙇‍♀️

♢

夕食後のくつろいだ時間。リビングのソファで、私はとある小箱を取り出した。

「ねえアルトリア。これ、今日ランサーから貰ったんだけど、一緒にどう?」

「ほう、ランサーが? 彼にしては気の利いた贈り物ですね」

私が差し出したのは、高級そうなチョコレートの箱。中には、宝石のように艶やかなウィスキーボンボンが並んでいる。

甘いものに目がない我が王は、エメラルドの瞳を輝かせて一つ摘み上げた。

「では、遠慮なく。……ん、これはなかなか」

パリッという音と共に、芳醇なカカオの香りと、ツンとくるアルコールの刺激が広がる。

美味しい。……美味しいのだけれど。

(あれ、なんかこれ、すごく……強くない?)

私はお酒が弱い。人並み以下だ。

たった一粒。それなのに、喉を通った熱い液体が、瞬く間に胃から脳へと駆け上がっていく。視界がぐにゃりと歪み、世界が急にふわふわとし始めた。

「んぅ……」

「ユミ? どうしました、顔が真っ赤ですが」

心配そうに覗き込んでくるアルトリアの顔が、いつもより近く感じる。

黄金の髪が照明を反射してキラキラしているし、整った顔立ちが、なんだかすごく……色っぽい。

「ん……アルトリア、かわいい……」

思考のフィルターが外れた私は、思ったことをそのまま口にして、彼女の肩にこてんと頭を預けた。

「なっ……!? き、突然何を言い出すのです。貴女、まさかたった一粒で酔ったのですか?」

「んーん、ちがうよ。酔ってるのは、アルトリアのほう……」

私はとろんとした目で、目の前の美しい人を指差した。

「だって、顔、あかいもん」

「それはっ……! 貴女がいきなり奇妙なことを言うからでしょう! どう見ても貴女のほうが酔っています!」

わたわたと狼狽える騎士王の姿が、たまらなく愛おしい。

普段は凛々しい彼女が、私の言葉ひとつでこんなに乱れるなんて。

胸の奥から、熱くて甘い衝動がこみ上げてくる。

「そんなことないもんー。……ほら、私が食べさせてあげる」

私は箱からもう一粒、チョコを摘まみ上げると、それを自分の口に含んだ。

そして、薄く開いたアルトリアの唇に、自分の唇を重ねた。

「んっ!? ゆ、み……っ?」

驚いて身を硬くするアルトリアの口内へ、舌を使ってチョコを押し込む。

とろりと溶け出したチョコレートと、強烈なウィスキーの香りが、二人の間で行き交う。

濃厚な口移し。逃げ場のない深い口付けに、アルトリアの喉が小さく鳴った。

唇が離れた時、二人の間には銀色の糸が引いていた。

アルトリアの瞳も、もうすっかり潤んで、熱っぽい色を帯びている。

「はぁ……っ、貴女、なんて破廉恥な……っ」

肩で息をしながら私を睨むけれど、その目には抗議の色なんて全くない。むしろ、期待に満ちた潤んだ瞳だ。

そんな彼女を見ていたら、私の中の「理性」の最後の留め金が、パチンと弾け飛んだ。

「……あのね、アルトリア」

私は彼女の熱い頬に手を添えて、耳元で囁いた。

「ん……なんか、えっちしたくなってきちゃった……」

「はぁっ!?」

普段の私なら絶対に口にしない、あまりにも直球な要求。

アルトリアは目を丸くして、金魚のように口をパクパクさせている。

「なっ、なにを、言っ……本気、なのですか? ここはリビングで、それにまだ心の準備が……」

「だめ?」

酔いに任せて、少し拗ねたように上目遣いで見つめると、アルトリアは「うっ」と言葉を詰まらせた。

「……駄目とは、言っていません。ただ、今日の貴女は、その……あまりにも大胆すぎて……心臓が、持ちません」

真っ赤な顔で、視線を彷徨わせながらも、彼女は私のシャツの裾をぎゅっと掴んで離さない。

その仕草が「もっと乱してほしい」と言っているように見えて、私はたまらなく嬉しくなった。

「ふふ、覚悟してね、私のアルトリア」

私は彼女をソファに押し倒し、その甘い唇を再び塞いだ。

ランサーのくれた媚薬のようなチョコレートの夜は、まだ始まったばかりだ。

Files

Comments

サーガ ユクモ

チョコの代わりにアルトリアが美味しく食べられてますね☺️

秋桜

酔うと大胆さが上がってたじたじのアルトリアが表現したくてこうなりました✨