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自分だけのものになったユミ。 その全てを、もっと深く、優しく、甘く愛したい。

「……ユミ。少し、移動しましょう」

 そう囁くと、アルトリアは水の中で崩れかけたユミの身体を、そっとすくい上げた。

 全裸のまま、腕に抱きかかえられるユミ。 頬を染めたまま、弱々しくしがみつくその姿が、アルトリアの独占欲にさらに火をつける。

 冷えぬように彼女の身体を魔力でやさしく温めながら、泉を出て、ゆっくりと歩き出す。 裸のまま、柔らかく抱きかかえられたユミの肌が、月明かりの下で静かに輝いていた。

ふたりの帰り道には、焚き火の明かりがちらちらと揺れ、夜の森が静かに呼吸を続けている。

 やがて、草の野営地へ戻ると、アルトリアはユミをふかふかの草の上にそっと横たえた。

 そこは彼女が、野営用に整えていた魔力結界付きの温かな寝床だった。

 まだ火照りの残るユミの頬を撫で、アルトリアはその隣へ膝をつく。

 そして彼女はもう一度、ユミを腕の中に抱きしめた。

 焚き火の明かりがちらちらと揺れ、風に鳴る木々の囁きがあたりを撫でる── けれど、そのすべての音が、ふたりの世界から静かに消えていった。

 今、アルトリアにとっての世界は、ユミという名のひとりの女性だけだった。

 その腕にある、濡れた髪と、柔らかな温もり。 肌を伝う水滴も、胸元で感じる鼓動の強さも、まるで「生きて、ここにいる」と告げる証。

 彼女は、目を閉じるユミの唇にそっと口づけた。 頬に触れる睫毛が濡れていて、それすらも愛おしい。

 そのまま、首筋へ、耳の裏へと唇を滑らせ、 ユミの身体からこぼれるくすぐったそうな笑い声。

 もう一度、その胸元に触れる。 今度は、何もを隔てることなく。

 手のひらが、やわらかな膨らみを包み込むと、ユミの吐息が甘く漏れる。

「……ん……ふ、ぁ……」

 声を聴いただけで、全身の血が熱くなる。

 アルトリアは、自身の欲望を持て余しながら、それでも愛情を優先する。 優しく、けれど決して緩くない口づけで、胸元の先端を包み、舌先で何度も撫でた。

胸の柔らかさ、先端の反応、腰の動き── すべてがアルトリアを誘っているように感じられた。

「ユミ……足りません……もっと、貴女を感じたい……」

~続~

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