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投票が多かった桜×ライダーのお話です🌸🐍差分を多めに生成して途中段階ですので、こちらのシリーズも順に投稿していきます。

♢

間桐邸の奥深く、ひんやりとした空気が漂う屋敷の中で、そこだけは陽だまりのように暖かかった。

午後の穏やかな日差しが差し込む、桜の自室。ベッドの端に腰掛けたメドゥーサは手にした古い洋書に視線を落としていた。鼻梁に乗せられた魔眼封じの眼鏡が、彼女の知的な横顔に冷たい美しさを添えている。

「ねえ、ライダー」

不意に、部屋の入り口から可愛らしい声が鼓膜を打った。

顔を上げると、二人分の紅茶を淹れたティーセットを机に置き、桜がふわりと柔らかい笑みを浮かべてこちらへ歩み寄ってくる。彼女の愛しいマスターであり、何に代えても守り抜くべき大切な少女。だが、今日の桜の足取りは、普段の控えめな彼女とはどこか違う、真綿で首を絞めるような、静かな『捕食者』の気配を纏っていた。

「どうしました、桜。お茶なら私が淹れましたが……」

「あのね。……ユミさんたちがね、言っていたんです」

メドゥーサの言葉を遮るように、桜はベッドの端に膝をつき、するりとメドゥーサの長い紫の髪をすくった。

「ユミさんと、セイバーさん。いつもすごく仲良しで……この間、少しだけ教えてくれたんです。セイバーさんとの魔力供給……その、体液を交える深いパスの繋がりが、とっても、とっても気持ちいいって。……お互いの魂がドロドロに溶け合うみたいで、サーヴァントもマスターも、満たされるんだって」

「っ……さ、桜……? 何を、急に……」

その甘ったるく、どこか暗い熱を帯びた声音に、メドゥーサの背筋がぞくりと震えた。

長身のメドゥーサを見上げる桜の瞳は、純真な好奇心と、一度捕らえた獲物は決して逃がさないという仄暗い独占欲に染まっていた。桜の白い手が、メドゥーサの胸元にそっと置かれる。

「私たちも……してみませんか? もっと深く、繋がるための……体液交換」

「ま、待ってください、マスター。彼女たちは夫婦関係ですからそうしているのでは?それに私たちのパスはすでに安定していますし、そのような行為に及ぶ必要は……第一、貴女はまだ……」

動揺のあまりメドゥーサは思わずベッドの上で後ずさった。白い頬がカッと熱くなる。普段はクールで隙のないサーヴァントが、愛しい少女の言葉一つでしどろもどろになっている。

だが、その愛らしい狼狽と隙が、桜の内にあるサディスティックな嗜虐心をさらに煽り立てた。

「必要がないなら、しちゃいけないんですか?」

小首を傾げた桜が、次の瞬間、豹変したような素早さでメドゥーサの肩をベッドへと押し倒した。

「あっ……!」

柔らかなシーツに背中が沈み込むのと同時に桜の顔が目前に迫る。メドゥーサが静止の言葉を紡ごうと開いた唇に、桜の柔らかな唇が、強引に、そしてひどく甘く重なった。

「んっ……!? む、ちゅ……っ」

ただ触れ合うだけではない。桜の滑らかな舌が、メドゥーサの口内へと容赦なく侵入してくる。上顎をなぞり、逃げようとするメドゥーサの舌を絡め取り、甘い唾液を根こそぎ奪い尽くすような深く濃厚なディープキス。

魔力を含んだマスターの甘い唾液が直接注ぎ込まれるたび、メドゥーサの長身がビクンと跳ねた。衝撃で顔が揺れ、鼻梁に乗っていた眼鏡がカチャリと音を立てて大きくズレる。

「はぁっ、ふ、ちゅっ……ん、んんっ……!」

ようやく唇が離された時、二人の間には艶やかな銀色の糸がツーッと引いていた。

ズレた眼鏡の奥で、メドゥーサは大きく目を見開き、信じられないものを見るように桜を見上げている。その瞳は潤み、冷たかったはずの肌はすでに熱を帯びて朱に染まっていた。

「ふふ……ライダー、すごく甘いです。……もっと、いっぱい教えてくださいね?」

悪戯っぽく、けれど有無を言わさぬ暗い笑みを浮かべた桜は、そのままメドゥーサが着ていた私服の胸元へと手をかけた。

~続~

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