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「先輩……っ、立香、せんぱい……っ!」

もう片方の手が、耐えきれずに下着越しに秘所へと触れます。すでにそこは、先輩を想うだけで溢れ出した蜜で、ぐっしょりと濡れそぼっていました。

下着をずらし、直接その柔らかな粘膜に触れた瞬間、ビクンッ、と腰が大きく跳ねます。

「あ、あっ……! だめ、こんなの……先輩に見られたら、嫌われちゃう……っ、なのにっ」

着物は腕に引っかかったまま完全に着崩れ、鏡の中の私は、恥ずかしい場所をあられもなく晒しています。

濡れた指先を、ゆっくりと、自分自身の奥へと滑り込ませました。

「んぁあっ……! ぁ、ひゃああっ!」

ぬちゃり、と卑猥な水音が響きます。自分で自分の奥を抉っているだけなのに、先輩の細い指でかき回されているような錯覚に陥って、頭の中が真っ白になっていく。

鏡に映る自分は、涙をポロポロとこぼしながら、だらしなく口を開けて快楽に溺れていました。先輩には絶対に見せられない顔。でも、本当は……先輩の指で、私をこんな風にめちゃくちゃにしてほしい。

その矛盾した渇望が、指のストロークをどんどん速く、激しくしていきます。

「あーっ! あーっ! せんぱっ、先輩の、匂い、もっと……っ! もっと、私にぃっ!」

激しく腰を振り、自分で自分を責め立てるたび、汗の粒が白い肌を伝って落ちていきます。

もう、何も考えられませんでした。頭の中は、大好きな先輩の笑顔と、とろけるような快感だけで埋め尽くされて。

「あ、いくっ! いきます、せんぱいっ! 私、おかしくなっちゃうっ……! あぁぁっ!!」

ガクンッと膝から力が抜け、私は姿見の鏡面にべったりと手をつきました。

ズレていた眼鏡が床にカチャリと落ちます。

最も深い場所から込み上げる強烈な絶頂の波に、私の身体はビクン、ビクンと痙攣を繰り返しました。

「はぁっ……、あぁっ……、ふぁっ……」

鏡に寄りかかったまま、私はだらしなく舌を出し、糸を引く唾液をこぼしながら虚空を見つめていました。普段の冷静な私など、そこには欠片も残っていません。ただ、強烈な快感の余韻でガタガタと震える、一人の雌でしかありませんでした。

「ごめんなさい、先輩……っ。私、こんなにいけない子になって……」

濡れた指先を見つめながら、私はまだ熱の引かない身体を持て余し、再び先輩の名前を甘く、切なく呼びました。

いけないと分かっているのに。先輩の笑顔を思い出すだけで、きっと明日も、私はこの鏡の前に立ってしまうのでしょう。

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