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わっ、アルトリア、そんなにいきなり飲んじゃって大丈夫? アルトリアがお酒に強いのは知ってるけど……ほら、前にお花見をした時も、ランサーと一緒に酔いつぶれちゃってたじゃない」

心配そうに顔を覗き込むユミに対し、アルトリアはフッと余裕のある笑みを浮かべ、二杯目を注ぎながら胸を張った。

「心配には及びません、ユミ。私の生きた王の時代にも、このような酒を酌み交わす場はいくらでもありました。騎士たちと競い合うようにして杯を重ねたものです。それに比べれば、この程度の甘い果実酒など、水のようなもの──」

ユミの悪い予感は、それから十五分もしないうちに、最高に愛らしい形で的中することとなった。

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