【夢主⇒アルトリア】隠し事の代償はソファの上で【終】 (Patreon)
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ふたりで身をよじりながら快感の頂点へと駆け上がろうとした、その時だった。
「アルトリア……もっと、深く、するね……っ」
甘い吐息とともにユミの手が私の太ももを撫で上げ、そのまま私の片脚を高く持ち上げた。膝裏に腕を通され、彼女の細い腰へとしっかりと絡みつかせるように、強引に体勢を大きく変えられる。
「あっ!? ゆ、み……っ、だめ、それ、あたる場所が……っ!」
視界が揺らぎ完全に無防備に開かれた下半身。ただでさえ限界まで敏感に熱を持っている部分が、体位が変わったことでこれまで以上に深く、逃げ場のないほど密接に重なり合う。柔らかな素肌同士が隙間なく完全に噛み合い、彼女の体温と鼓動が私の奥深くまで直接伝わってくるようだった。
「ねえ、どう……?」
ユミは私の耳元へと顔を寄せ、その唇をそっと私の耳たぶに這わせながら、甘く囁いた。
「あのお話の女の子みたいに……今のアルトリアも、頭がおかしくなるくらい気持ちよくなれてる?」
いたずらっぽくけれど深い愛情と優しさに満ちた声。その問いかけに合わせて、ユミの腰がゆっくりと、そして執拗に動かされる。
「あ、あ、あああぁっ! だめ、これ以上は、わたし……っ!」
腰が擦れ合うたび、弾けるような強烈な快感が脳髄を焼き切る。
王としての矜持もこれまで必死に保ってきた強がりも、もう完全に限界だった。大好きな人に愛され、こんなにも激しく乱されていることへの満たされるような喜びと、抗いようのない快感がぐちゃぐちゃに混ざり合い、私の目からポロポロと涙がこぼれ落ちる。
「……っ、降参、です……っ! あ、ぁ……っ。きもち、いい……っ! わたし、ゆみのせいで……おかしく、なるぅっ!」
涙声で完全に白旗を上げた私を見て、ユミは底抜けに嬉しそうな、愛おしさに満ちた笑みを浮かべた。
「ふふっ……可愛い。一緒にいこうね、アルトリアっ」
「アルトリアっ、いく、わたしも、いっちゃう……っ!!」
「ぁぁっ!!」
重なり合うふたりの声。限界を超えた快感が同時にもたらされ、私たちは強く抱きしめ合ったまま、目の前が真っ白になるほどの激しい光の中に溶けていった。
甘やかな敗北と、永遠の誓い
ビクン、ビクンと互いの身体が脈打ち、長波のように何度も押し寄せる絶頂の余韻。私はユミの背中に回した腕の力を緩めることができず、ただ彼女の温もりの中で身を委ねていた。
やがて、荒かった二人の呼吸が少しずつ落ち着きを取り戻していく。
汗ばんだ身体を重ね合わせ、心地よい疲労感に包まれていると、私の上に重なるユミが、前髪を避けて私の額にチュッと優しくキスを落とした。
「ね? 私が言った通り……あの漫画みたいに、すごく気持ちよかったでしょ?」
いたずらっぽく、けれど深い愛情に満ちた瞳で笑うユミ。
その得意げな顔に、私はわずかに残った王としての意地を取り戻そうと、少しだけむくれながら涙目で彼女を睨みつけようとした。
「……っ」
だが、文句を発するよりも早く、ユミの熱い唇が私の唇を深く塞いだ。
「んっ……ちゅ、レロ……っ、んぁ……っ、ちゅぷっ」
ただの触れ合いではない、息もできないほど濃厚で淫らなディープキス。逃げようとする私の後頭部に優しく手が添えられ、互いの舌が深く、執拗に絡み合う。甘い唾液が交換され、卑猥な水音が密室に響くたびに、一度静まりかけたはずの身体の奥が再び熱く疼き始めた。
逃げ場のないまま甘く貪られているうちに、私の身体からは再び完全に力が抜け、強がろうとしていた思考の芯までもが、熱を帯びてとろとろに甘く溶かされていく。
「ぷはっ……ぁ、はぁ……っ、ゆみ……っ」
ようやく唇が離れる頃には、私はもう反抗する気力すら奪われ、熱っぽく潤んだ瞳でただ彼女を見つめ返すことしかできなくなっていた。
「……ユミの、いじわる」
私は息もたえだえになりながらも、心からの幸せな溜め息をつき、そっと手を伸ばして彼女の汗ばんだ頬に触れた。
「あんな卑怯な手を使って……私をここまで乱すなんて」
「ふふっ。でも、すごく可愛かったよ? 私のアルトリア」
甘やかされるような言葉に、私の頬が再びカッと熱くなる。
「……今度は私が、貴女にたっぷりとお返ししますからね。覚悟しておくことです」
強がりな言葉とは裏腹に、私は自分から身を乗り出し、ユミの柔らかい唇へと、永遠の誓いのような甘いキスを落とした。
私だけの秘密を知られてしまった代償は、確かに大きかった。けれど、こんなにも愛しい人に甘く溶かされるのなら、たまにはこうして主導権を握られ、彼女の腕の中で無防備なヒロインになるのも悪くない。
胸の奥でそう密かに認めてしまっている自分を、私はもう、否定する気になれなかった。
fin
📢未公開イラストはまだ枚数があるため、後日他の未公開をアップ次第こちらも20$会員様向けに公開いたします🙇♀️
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