【アルトリア→夢主】誰もいない公園で、愛しき肌についた甘い汚れを② (Patreon)
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「ユミ、アイスが落ちてます」
とろりと溶けた白いクリームが、アイスの縁を伝って彼女の指先へと滴り落ちた。さらに最悪なことに、指からこぼれた冷たい雫が、キャミソールの隙間から覗く無防備な胸元へとポタッと落ちてしまったのだ。
「ひゃんっ! 冷たっ!」
突然の冷感に身体を跳ねさせながらも、ユミはこれ以上こぼしてなるものかと、一生懸命にアイスを舐め進める。 必死に舌を動かし、指に垂れたクリームをちゅぱちゅぱと舐め取る彼女の姿を、私は隣でじっと見つめていた。
(……っ!)
視線を逸らさなければいけないのに、目が離せない。彼女のピンク色の舌、甘い吐息。私の瞳の奥に、昏く、ねっとりとした熱が渦巻き始めているのが自分でもわかった。ひどく喉が渇き、ゴクリと小さく喉が鳴る。
だが、私はいけないとふいっと視線を逸らし、自らの邪な雑念を振り払うように首を振った。
「わ、わ、私もアイスを食べることにしましょう」
少しでも涼めば、この腹の底から湧き上がるおかしな衝動も収まるはずだ。
私もアイスを食べ進めるが、ユミの方は一向に食べるのが追いつかない。 指に、唇に、そして胸元に。溶けたアイスが次々と彼女の柔らかな肌を白く汚していく。滴るクリームを舌で迎えに行き、だらしなく舐め取るその姿は、私から見ても気が狂いそうになるほど官能的で隙だらけだった。
「あっ、またこぼれちゃった……ん、ちゅるっ」
ユミが指を舐め上げた、その時だった。 私の中で、プツン、と、何か決定的な理性の糸が切れる音がした。
(――もう、我慢の限界だ)
すでに自分のアイスを綺麗に食べ終えていた私は、ゆっくりと彼女の隣に身を寄せていた。頭の芯が痺れるように熱い。私の瞳は完全に座り、獲物を狙う肉食獣のように彼女だけを捉えていたはずだ。
「ユミ……身体が、アイスまみれですよ」
「え? あ! しまった。拭かなきゃ……。でもアルトリアも、アイスついてるよ。一緒だね」
ユミが笑いながら指摘すると、私の胸元にも、確かに白いクリームがポトリと落ちていた。
「……本当ですね。ですが」
口から出た自分の声は、いつもの冷静さを完全に失い、恐ろしいほど甘く低く掠れていた。
「……ユミ、指が汚れています。そのままでは不快でしょう」
私は彼女の手首をそっと掴んだ。ハンカチで拭えば済むことだ。そう頭では分かっている。しかし、一週間という空白の時間は、私の本能を飢えさせていたらしい。私は吸い寄せられるように、彼女の指先に自分の唇を寄せた。
続
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