【夢主➝アルトリア(大人ver)】明かりの下の余韻と破綻① (Patreon)
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「……くっ、おかしいですね……。なぜボタンが届かないのでしょう……っ」
パーティーが終わり、ホテルの一室へと戻ってしばらく経った頃。
ベッドの上で二人で過ごし、男装していたその下に固く巻きつけていたさらしもとっくに脱ぎ捨てた後──愛し合う時間も一段落ついた朝、持参していた普段着のブラウスに袖を通していた。
だが、一度解放された身体は、さらしを巻いていた時の感覚を完全に裏切っていた。
「……あ」
さらしの束縛から解き放たれ、本来の質量を取り戻していた豊満な胸。
前立てを引き寄せようとするものの、生地は突っぱねられ、ボタンとボタン穴の距離が遠い。無理に手繰り寄せようとすると、下着のカップからはみ出しそうになる肉感が内側から猛烈に圧迫された。
「ふぇ!?」
浴室から戻ってきたユミが、目を丸くして立ち止まる。
私は慌てて振り返り、反射的に腕を交差させて胸元を隠そうとした。
「ゆ、ユミ……! いえ、少々服のサイズに違和感がありまして……っ」
「いやいや、違和感どころじゃないよ! さっきベッドで……えっちした時も大きいのは十分知ってたけど、こうやって明るい部屋で素の姿で見ると……とんでもなく大きくない!?」
「な、なにを……っ! なにを今さら蒸し返すのですか……っ!」
ユミの言葉に、顔が一気に耳まで熱くなるのが分かった。
暗がりのベッドの中では夢中で気付く余裕もなかったが、照明の明かりの下、ユミの視線が隠しきれていない胸元の圧倒的な存在感に注がれている。
「だって、あの時は暗かったし……!その服、いつものアルトリアのサイズでしょ? 入るわけないよ?」
「そんなはずは……! さらしを巻いていた時は普通に着られていたのです! 服を着てしまえば、多少窮屈な程度で収まるはず──」
「さらしで力任せに潰してたからだよ……? 暗がりで触った時もすごい柔らかさだったけど、その服だと……こう、生地がはち切れそう」
ユミが感心と焦りが混ざった視線で一歩詰め寄ってくる。
胸元を凝視され、額から汗が伝うのを感じながら、私は焦って後ずさりしようとした。
「そ、そのような目で見ないでください……っ! くっ。動くと生地が──」
その瞬間だった。
──パツンッ!
硬質で乾いた音が部屋に響き渡る。
一番膨らみの強い部分を押さえていたボタンが、限界を迎えて糸を引きちぎり、壁に当たって乾いた音を立てた。
「あ……」
私の動きが完全に止まる。
だが、一度壊れた均衡は止まらない。
──パツンッ! パチンッ!
連鎖反応を起こしたように、二番目、三番目のボタンまでが連続して弾け飛ぶ。
はち切れんばかりの拘束から解放された胸が、前開きの隙間から一気に押し出された。薄手のレース下着すら押し潰す勢いで、豊満な肉体が丸見えになる。
「あっ……!?」
「きゃっ、ボタン飛んだ!? ……って、すご……さっき触った時より溢れてる……っ!」
「あ、う……っ! 見るなと言っているでしょう、ユミ……っ!」
私は両手で慌てて胸を覆い隠そうとした。
しかし、さらしの補強を失い膨らみ切った胸は、私の両手の中に収まるようなサイズでは到底なかった。指の隙間から溢れ出る柔らかい肉感。腕で押し潰そうとすればするほど、深い谷間が強調され、下着のカップをさらに押し上げてしまう。
「ち、違います……っ! 変なたくらみなど、私は何も……! ただ、普通に着られると思い込んでいただけなのです……っ」
「アルトリア、落ち着いて! 腕で力任せに押さえたら──」
「う……ううっ……っ!」
ユミが止める間もなく、私はさらに強く腕を組んで隠そうとしてしまった。
それが、決定的な打撃となる。
──ブツッ……バチンッ!
限界を超えて引っ張られていたブラジャーのアンダーベルトと、肩紐の縫い目が絶望的な音を立てて断裂した。
支えを失った下着がズルリと滑り落ち、破れたブラウスとともに床へ落ちる。
「……あ」
隠すための服も下着も、もうどこにも存在しなかった。
明るい室内の中、私の豊満な胸が、隠すものなく完全に剥き出しになる。
先ほどまで隠そうとしていた私の手も虚しく空を切り、まるで見せつけるかのように、ユミの目の前で大きく揺れて収まった。
「……っ!!!!」
私は完全に言葉を失った。
恥ずかしさのあまり涙目になり、真っ赤な顔でユミを見つめることしかできない。
「あ……本当に、手ぶらになっちゃった……。明るいと、全部はっきり見えちゃうね、アルトリア……」
「う、あ……っ……うぅ……」
抗議の言葉すら出てこない。
私は両膝を折りそうになるのを必死に耐え、ただ身を縮こませた。
続
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