【セイバーオルタ➞夢主】ふすま越しの背徳 〜声を殺した熱帯夜〜』③【ストーリー完全版】 (Patreon)
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ふすまの向こう側で、唐突にパタパタという足音が響いた。
「ちょっと、お手洗い行ってくるわ」
凛の声だ。どうやら宴会の途中で席を立ったらしい。廊下の古い板張りが、きしり、きしりと微かな音を立ててこちらの部屋へと近づいてくる。その足音に気付いたユミの身体が、私の下でビクッと大きく跳ねた。私は咄嗟に、彼女の柔らかな唇を塞いでいた手のひらにぐっと力を込め、さらに強く、一切の音を逃さないように押さえつける。
「んんっ……!!」
息を呑むような、くぐもった甘い悲鳴。ユミはパニックを起こしたように両手で私の腕を掴んだが、私はその細い手首を難なく払いのけ、畳の上へと乱暴に縫い付けた。足音が、ちょうど私たちの部屋の前でピタリと止まった。薄い障子一枚、ほんの数十センチ先の廊下に、凛が立っている。ユミの鼓動が、私の肌を通して痛いほど伝わってくる。緊張と恐怖で極限まで張り詰めた彼女の身体は、小刻みに、しかし激しく震えていた。その震えが浴衣の擦れる微かな衣擦れの音を生み出し、静まり返った暗い部屋にひどく響く。
『……な、なに……?』
障子の向こうで、凛が微かに息を呑む気配がした。
『もう、桜が変な怪談の話なんてするから、無駄に敏感になってるじゃないの……』
独り言のように呟く声には、明らかな動揺が混じっている。魔術師としての鋭い勘が、この部屋から漏れ出す異常な「熱」と「気配」を微かに察知したのだろう。だが、私が霊基を極限まで抑え込み、殺気すらも消し去っている今、凛にこの密室の情事を確信することは不可能だ。
『……気のせい、か。あの二人も、さすがにもう寝てるわね』
小さく息を吐き出す音が聞こえ、再び廊下がきしむ音が遠ざかっていった。手洗いの方向へと向かうその足音が完全に消えるまで、私はユミの唇を塞いだまま、冷徹な視線で彼女の顔を見下ろし続けた。足音が聞こえなくなり、再び隣室の遠い喧騒と、縁側の風鈴の音だけが残る。私はようやく、ユミの口元からゆっくりと手を離した。
「ぷはっ……! はぁ、はぁっ、はぁっ……!」
堰を切ったように、ユミが激しく酸素を貪る。汗ばんだ胸元が大きく上下し、はだけた浴衣から覗く白い双丘が、月明かりの下で艶かしく波打った。
「まったく。本当にバレたいのですか?」
私は冷ややかに言い放ち、逃げ場を失っている彼女の耳元へと顔を寄せた。
「あのまま貴女が声を上げていれば、確実に凛がこの障子を開けていた。……この無様に乱れた貴女の姿が、奴らに晒されていたことでしょうね」
「ちがっ……はぁっ、そんなんじゃ……っ」
首を横に振り、涙目で必死に否定するユミ。だが、その言葉とは裏腹に、彼女の身体はあまりにも素直な反応を示していた。私は彼女の両脚の間に滑り込ませていた膝を少し浮かせ、浴衣の裾を太ももの上まで一気に捲り上げた。
「否定しながらも……」
私の指先が、下着の薄い布地を越えて、彼女の最も秘められた場所へと直接触れる。そこはすでに、プールの水など比較にならないほどの、熱く粘り気のある蜜でぐっしょりと濡れそぼっていた。
「なぜ、ここはこんなに濡れているのですか?」
「ぁ、ある、とりあ……っ!」
「先ほどよりも、さらに溢れている。凛がすぐそこにいるという恐怖と、見つかるかもしれないという背徳感……それに怯えながら、貴女の身体はこんなにも淫らな蜜を吐き出し続けているではありませんか」
中指と薬指の二本を這わせ、その濡れた花弁をゆっくりと撫で上げる。
ちゃぷ、じゅちゅっ。
静かな和室に、いやらしい水音が響いた。ユミは自らの手で口を強く押さえ、必死に声を殺そうとするが、私の指が敏感な部分を抉るたびに、その身体はビクン、ビクンと大きく跳ね上がる。私は自らの指を彼女の蜜から離し、代わりに、その熱り立った秘所へと直接顔を近づけた。蚊取り線香の煙の匂いを掻き消すような、強烈で甘い、雌の匂い。
「だ、だめっ……! アルトリア、そこ、顔っ、だめぇっ……!」
ユミが慌てて両脚を閉じようとするが、私はその細い太ももを両手でガッチリと掴み、強引に左右へとこじ開けた。
「口ではダメだと言いながら……体は本当に正直ですね。私の吐息が触れただけで、こんなにも入り口がヒクヒクと震えている」
私は彼女の内腿に冷たい唇を這わせ、そのまま最も熱を持った核心へと息を吹きかけた。
「ひゃああっ!?」
「ほら。自分でここを開いて、私にもっとよく見せて」
「え……っ? む、無理、そんなの、恥ずかし……っ」
「やるのです。……それとも、また凛を呼び戻して、このあられもない姿を隅々まで見せつけてやりましょうか?」
低く、有無を言わさぬ声で命じると、ユミの瞳から抗議の涙がポロポロと零れ落ちた。しかし、彼女は逆らうことなどできない。完全に私の毒に染まり切ったその身体は、恐る恐る、自らの手で浴衣の裾を握りしめ、震える指先で自らの秘所を露わにすべく、ゆっくりと、ゆっくりと太ももを開いていった。月明かりと、庭の街灯だけが頼りの薄暗い四畳半。その僅かな光の中で、彼女が自ら曝け出した、蜜に濡れて赤く熟れた果実。そのあまりにも無防備で、あまりにも淫らな光景。自ら恥部を晒し、羞恥に顔を歪めて小刻みに震える最愛の伴侶の姿は、私の内にあるサディスティックな支配欲を、背筋が凍るほどの悦びと共に満たしていく。
「……素晴らしい。とても綺麗ですよ、ユミ」
私はその甘い絶景に陶酔しながら、開かれた彼女の柔らかな肉へと、深く、貪欲に舌を近づけた。
-続-
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