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前回

館の奥にあったのは、古代ギリシャの神殿を思わせる大理石で造られた豪奢な浴場だった。

獅子の頭を模した石の彫刻の口から、こんこんと温かな湯が注ぎ込まれ、広い湯船を満たしている。特異点の魔力の名残か、湯の温度は心地よい温かさに保たれていた。

「見事なものだな。まさか戦場の只中で、このような場所に出会えるとは」

感嘆の声を漏らしながら、ヒッポリュテは残っていた戦装束を躊躇いなく脱ぎ捨てていく。 裂けた布が床に落ち、革のベルトが外される。 最後に残った下着すらも剥ぎ取られた時、月明かりと湯煙の中に、彼女の裸体が完全な姿で露わになった。

アマゾネスの女王たる、無駄なく引き締まった肉体。 しかし、決して無骨ではない。豊かに実った双丘は重力に逆らうように誇り高く上を向き、くびれた腰から続く尻は滑らかで柔らかな曲線を描いている。 無数に刻まれた細かい傷跡すらも、同性である立香が見惚れてしまうほど、彼女の美しさを際立たせる勲章のようだった。

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