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※このお話は以下の要素を含みます

 状態変化 豆化 食品化 TSF 女体化 年齢退行



 2月3日は節分です。

 昔、節分の日に豆で鬼をやっつけた事から、節分の日は無病息災を願って豆を撒く風習があります。


 しかし日本とは違うとある別世界では……鬼が暴れ回っている世界がありました。

 その世界の住人達は、鬼が恐ろしくて日頃は大人しくしていたのですが、鬼があまりにも暴れて食糧を根こそぎ持って行ってしまったり、外へ出られなかったりで我慢も限界でした。


 そんな時その世界に居る1人の魔法少女が、鬼退治の為に立ち上がったのです。


「私が鬼をどうにかしないと……住人が皆困っているわ」


 魔法少女は日本の「節分」と言う風習を調べて、豆袋を持って暴れ回る鬼の元へ向かいました。


 鬼は強力な魔法を使ってくる恐ろしい奴です。

 その為誰も鬼に太刀打ちできず、鬼を野放しにしておくしかありませんでした。


 しかし鬼が魔法を使えるように、この世界には魔法と言う物が存在します。

 通常の人間には魔法が使えないのですが、しかし100年に1人くらい極まれに魔法少女が誕生します。

 そしてこの世界に誕生した選ばれし魔法少女は、唯一鬼に太刀打ちできるかもしれない希望の存在。


 魔法の技術を磨いて「節分」の知識も習得して、いよいよ鬼退治をする時期が来たのです。


「でも怖いなぁ、もし私がやられちゃったらどうしよう……」


 魔法少女も魔法が使える以外は「少女」と変わりありません。

 勿論本心では鬼が怖いでしょうし、普通の女の子のように過ごしたいのが本音なのでしょう。


 しかし普通の生活を得る為にも、鬼の存在をどうにかしなくてはなりません。


『ドスーン』


「わわっ、凄い音! きっと鬼が畑を荒らしている音ね!?」


 魔法少女は音のする方向へと向かいます。


「ガッハッハ、今日も畑が豊作だわい。これぜーんぶ1人占めだ」

「ま、待ちなさい! そ、そこの……鬼! ……さん」

「ん、俺の事を呼ぶ奴は誰だ?」

「こ、こっちよ……わ、私です、すみません……」


 魔法少女は鬼を見て恐れてしまい、すっかりと縮こまってしまいました。


「わっ、可愛い人間の小娘だな。おいおい震えてるけど大丈夫か?」

「わ、私は暴れる鬼さんを……や、やっつけに来たんですよ!?」

「へぇー、可愛い顔して凄い事言うじゃん。何もしなければ俺も手は出さないが。止めとくなら今のうちだぞ?」

「で、でも……み、皆困ってるんです。鬼さんが暴れたり食料を1人占めするから……せ、生活に困っている人々が」

「人間の言う事なんて知らないさ。この世界では強い者が粋がれるんだ」

「そ、それなら……わ、私、魔法で鬼さんを、や、やっつけますよ!?」

「何、お前魔法少女か!?」


 鬼は相手が魔法少女だと知って、少し焦ったようですが……。

 魔法少女は魔法を使わずに、手に持っていた豆を使おうとしました。


「魔法少女の豆を喰らえです! えいっ!」

「させるか! お前みたいな豆のような娘は豆にしてくれるわ!」


 魔法少女は鬼に向かって豆を投げ、鬼は魔法少女に向かって魔法を撃ちました。


「わわわーっ!?」


 鬼の魔法を受けてしまった魔法少女の身体は光を放ち……。

 光が引くと……そこには未開封の節分豆の袋が落ちていました。


 魔法少女は鬼の魔法を受けて、節分豆にされてしまったのです。


「俺に逆らおうとするからこうなるんだ! この豆で俺をやっつけようとしたんだな……目障りだから違う場所にでも飛ばしてやるわい!」


 鬼は節分豆となってしまった少女に移動魔法を掛けると、節分豆にされてしまった魔法少女はその場から消えてしまいました。

 辺りにはさっき少女が投げた豆が散乱しています。


「食い物は粗末にしちゃいけねえ。散らばってる豆も食べるとするか」


 鬼は散らばった豆を数十粒程食べました。


「お……な、何だこれは、身体がおかしいぞ……!?」


 魔法少女の豆を食べた鬼は、たちまち身体が丸みを帯びて縮んでいって……。


「な、何が起こった……って何だこれ!? この姿……人間の娘!?」


 魔法少女の豆を食べてしまった鬼は、何と人間の女の子の姿になりました。

 人間の女の子になってしまった鬼はもう暴れ回る事もできず、その後人間達に今までの事を全部詫びて一緒に暮らしたそうな。



 そして節分豆にされてしまった女の子は……その頃、鬼の魔法によって節分の日の日本に飛ばされてしまいました。

 スーパーマーケットの商品の中に混ぜられてしまって、その後女の子は豆を持って行った青年に食べられてしまったそうな。


 女の子自身が変身してしまった節分豆は、豆にされてしまった女の子の強い無念が呪いとして掛かっていたようです。

 元女の子だった節分豆を食べてしまうと、食べた数と同年齢のその女の子の姿になってしまうそうな。

 10粒食べれば10歳の女の子、15粒食べれば15歳の女の子、そして豆を食べた者がその女の子の姿になると……自分と同じ姿を他の人間に移した女の子の無念は消え、その豆も何処かへ消えて無くなってしまうそうです……。


 と言う事はあの鬼が食べてしまった豆も、もしかして元は……。

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