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※このお話は以下の要素を含みます

 R-18 状態変化 ブルマ化 衣服化


◆うちの子出典・キャラ補足

 光ちゃんにお任せ!(WIKIに掲載)


・空明ちゃん:とある男性によって男性恐怖症になってしまった女の子

・光ちゃん:空明ちゃん達のお友達でドジッ娘魔法少女。状態変化案件の元凶

・あかりちゃん:空明ちゃん達のお友達で魔法少女マニアの女の子

・明梨ちゃん:空明ちゃん達のお友達



「今日はマラソンみたいよ、疲れそうで嫌だねー」

「うーん、そうだね。でも走り切らないと終わらないし頑張ろっ」


 極普通の学校の体育の光景。極普通の体育着姿の女の子達。

 ここはよもぎ小学校のグラウンドで、この女の子達はここの小学校の生徒。

 そのうちの片方の女の子は、僕が一方的に片想いをしている女の子なのである。


 よもぎ小学校では運動時の機能性を高く評価して、女子はブルマ採用を続けているようだ。

 女の子は女の子らしく恥じらいも身に付ける重要さとか、女の子の魅力を引き出すブルマは必要だそうで。


 僕はその辺の何処にでも居るような、極普通の男子学生。

 この小学校の生徒ではないけれど、今は好きなあの子のすぐ近くに居る。


 そう、僕はいわゆる世間一般で言う「ロリコン」と呼ばれている人種なのだろう。

 あの子とは一緒の近所に住んでいて、良く学校の行き帰りなどの姿を見掛ける。

 見た瞬間に可愛いと思ってしまい、一方的に好意を抱いてしまっている。


 話は戻り僕はあの子のすぐ近くに居るのだが、遠くから見ているわけではない。

 それに直接女の子の授業に紛れ込んでいるわけでもないし、すぐ隣に居るわけでもない。

 僕がTSで女体化や憑依などをしてしまい、あの子の横の女の子に成り済ましているわけでもない。


 では果たして僕は一体何処に居るのか?

 それは……僕は今、彼女の股間付近に居るのである。

 嘘ではない、僕は間違いなく彼女の股間付近に居るのだ。


 ――― 僕は今、空明ちゃんの「ブルマそのもの」になってしまっているのだ。


 僕は魔法とかファンタジーとか、そういうものはあまり信じないタイプだった。

 しかし、僕の常識を大きく覆す事態が起きてしまったので、今では信じざるを得ない。

 どうやら空明ちゃんが通うこのよもぎ小学校には、「魔法少女が潜んでいるらしい」との噂が流れている。


 そして噂通り、本当にこの小学校には魔法少女の女の子が居たのだ。

 その女の子が魔法を使っている時、失敗して魔法を暴走させてしまったようで。

 よもぎ小学校の近くに居た僕は、その暴走した魔法に巻き込まれてしまった。


 どうやら暴走魔法は、ランダムで人間にとって良くない色々な効果を引き起こすらしい。

 そして暴走魔法のとばっちりを受けてしまった僕に起こった効果、それは……。


 ――― 僕は、大好きだった空明ちゃんのブルマに"変身"してしまっていた。


 見た目は特に何の変化もないし、どう見ても極普通のブルマにしか見えない。

 しかし僕は空明ちゃんのブルマに完全に吸収されてしまい、完全に同化している。

 元々人間だった僕がブルマに変身してしまっているのは違和感かと思ったが、意外とそうでもない。


 不思議なくらいに凄く落ち着いた気持ちになっているし、何だかずっと幸せな気分なのである。


 それはたまたま同化してしまった先が、空明ちゃんのブルマだったからなのだろうか?

 空明ちゃんのブルマだったからこそ、こんなにも幸せな気持ちになれるのだろうか?


 元に戻れるかどうかなんて僕には分からない。

 でも今は空明ちゃんのブルマになってしまったのだし、流れに身を任せるしかない。

 もし最悪戻れなかったとしても、空明ちゃんのブルマとして一生を終えられるならそれも幸せなのかもしれない。


 ――― 僕は、これからは空明ちゃんのブルマとして生きていくんだ。



(うーん、ここは何処だ……)


 僕は気が付いたら何だか薄暗い所に居た。

 確かたまたま通り掛かったよもぎ小学校の近くで魔法少女が居る、との騒動があって。

 それで何だか魔法が暴走してたようで、とばっちりを受けた所までは覚えているが……。


 そこから先の記憶は全然ない、僕は気を失ってしまっていたのだろうか?


 とりあえず幸いな事に生きているようで、その点については良かった。

 でもここが何処なのか分からないし、それに薄暗いし身体も全然動かない……。

 と言うか何だか変な感じ……まるで身体が無くなっているような感覚。


 でも何だかとても幸せでたまらない変な感じ……。


 本当に僕は生きているのだろうか?

 何だか身体が無い感じでおかしい、でも死んでいるような感じでもない。

 一体僕は今、何処でどうなってしまっているのだろう……。


『キーンコーンカーンコーン』


 外の方から学校のチャイムらしき音が耳に入ってきた。

 ここは何処かの学校内なのだろうか……?

 僕は何処かの中に居て、そしてチャイムはその外から鳴っている。


「次は体育の授業だね」

「うん、早く着替えちゃおっ」


 あれ、外の方から何だか女の子の声が聞こえる……何だか聞き覚えのある声。


「えーと、体育着袋っと……」


 どうやら次の時間は体育の授業で、声の主の女の子は体育着に着替えるようだ。


「あったあった」


 次の瞬間、僕の居た場所の天井が開いて眩しい光が差し込んできて、僕の視界は一気に明るくなった。

 上には教室らしき場所の天井と照明が見えて、そして僕の下には……何故か体育着の半袖が見えたのだ。


「まずは半袖だね」


 天井の光の差込口から、誰かの手が僕の付近に下りてきた。

 そしてその手は、僕の下にあった半袖を掴んで光の差込口から上に持っていく。


 心なしか人の手なのだろうけれど、少し大きいように見える。

 もしかして僕、魔法のとばっちりでも受けて身体が小さくなってしまったの?


「次はブルマっと」


 また光の差込口から、声の主と思われる女の子の手が僕の付近に下りてきた。

 そして女の子の手は……何と、僕の身体を掴んでそのまま上に持ち上げてしまったのだ。


(え? 女の子には気付かれないし、普通に持ち上げられてるし……僕、やっぱり小さくなってるの?)


 持ち上げられて外に出された僕の視界には、ブルマに着替えている女の子達が沢山居る教室の光景が映った。

 ……い、一体なんぞ!? な、何故に僕はこんな場所に今居るの!?


 僕が順応できず混乱していると、突然女の子は僕の身体を足で跨ぎだした。

 そして女の子は、何とそのまま僕の身体を穿き上げてしまったのだ……!


 僕の身体には一瞬物凄い衝撃が走った、まるで電気が走ったかのような感覚……。

 そしてその後僕は、何故か物凄く幸せで温かい気持ちに包まれて興奮してきた。

 何故か何処からか女の子の割れ目のような匂いも漂ってくる……し、幸せ。


「ねえねえ、授業の前にまずおトイレ行こうよー」

「うんー、いいよ」


 そんな会話が聞こえた後、2人の女の子はトイレへ向かって行ったようだ。

 女の子が歩き出すと、何故か僕の視界も一緒になって動き出す。


 一体これはどうなっているのだろう……。


「ちょっと鏡で髪の毛直そうっと」


 僕の視界は自然と動くがままに、気付けば女子トイレに着いていた。

 そしてさっきから聞こえる声の女の子は、鏡でご機嫌そうに髪の毛を整えていた。

 そんなご機嫌そうな彼女を鏡越しに僕も見つめる……あ、あれ?


 鏡で見て気付いたけれど、僕の居る場所には何故かブルマが見える……。

 何処からどう見ても間違いない、僕の今居るべき場所にはブルマしか映っていないのだ。

 それもさっきから聞こえる声の主の女の子が穿いているブルマだ。


 と言うかこの女の子って……鏡で見て分かったけど、どおりで聞き覚えのある声だ。

 僕がロリコンであるが故、一方的に片想いで好きになってしまい想いを寄せている近所の女の子……よもぎ小学校の空明ちゃん。


 と言う事はここは……どうもさっき僕が歩いていたよもぎ小学校の中らしい。


 空明ちゃんは髪を一旦整えると、次はトイレの個室へ向かって行った。

 そして空明ちゃんは僕に手を掛け、僕をそのままするりと下ろしていく。

 下ろされた僕の視界には、次に上から迫ってくる女の子の女児パンツが目に付く。

 真っ白で可愛いいちご模様の女児パンツ、僕は間近でそのパンツのクロッチ部分の匂いを感じている。


 匂いを嗅ごうとする気がなくても、僕の真上にはそのパンツのクロッチ部があるのだ。


 そしてちょっと目の向きを変えてみると、空明ちゃんがおしっこをしている光景が見えた。

 おしっこをしている光景が見える程だから当然……僕の視界には、あの子の割れ目もはっきりと映っていた。


 おしっこを終えると、あの子は少し顔を赤らめて丁寧にトイレットペーパーで割れ目を拭いている。

 そして拭き終わると、僕の真上にあった可愛いパンツが遠ざかり、空明ちゃんの下半身を包んだ。

 その後空明ちゃんは僕に手を掛け、そして再び僕の身体を穿き上げてしまった。


 空明ちゃんがトイレの個室から出て再び歩き出すと、やはり何故か僕の視界も一緒に動き出す。

 鏡のある水道で女の子は良く念入りに手を洗っている。

 ……冷たいっ! 水が少し僕の身体に飛んで来たのだ、しかし鏡で確認してみると……。

 空明ちゃんは、自分が穿いているブルマに水を飛ばしてしまっていた。


 ――― そう、僕はようやく確信して気付いてしまったのだ。


 ――― 暴走魔法のとばっちりを受けた影響だろうか? 間違いない……。


 ――― こんな事信じられないけれど、現に実際こうなってしまっている。


 ――― 僕は、何故か"空明ちゃんのブルマになってしまっている"のだ……。


 先程、僕の下に体育着の半袖が見えたのは何故なのか?

 どうやら気が付いた時、僕は空明ちゃんの体育着袋の中に居たらしい、彼女のブルマとして。

 空明ちゃんが体育着袋を開けたから光が差し込んできて、彼女はブルマな僕を穿いただけ。


 空明ちゃんがブルマな僕を穿いているのだから、空明ちゃんが歩くと一緒に視界だって動くわけである。


 これは喜んで良い事態なのかどうなのかは分からない。

 只、僕には1つだけ間違いなく言える事があった。

 とりあえず生きているみたいだし、このままでも僕は幸せである。


 僕は今、ブルマとして大好きな空明ちゃんに穿かれている。

 パンツ1枚を挟んで、彼女の大事なアソコにほぼ密着状態だ。

 空明ちゃんのアソコの匂い、おしりの穴の匂い、今の僕には全部感じられる。


 ――― 幸せ過ぎて、僕がブルマになっていようが全然気にならない。


「光ちゃん、行こっ」

「うん、空明ちゃん」


 空明ちゃんは手を洗い終えると、一緒に居たもう1人の女の子と歩き出した……光ちゃんと呼んでいたけどお友達だろうか?

 そして女子トイレを後にし、校庭へ向かって階段を下りて行く。


 僕は空明ちゃんの下半身にずっと密着しているままだった。

 さっきトイレでおしっこをしたばかりの空明ちゃん、ずっとほんのりとおしっこ臭い匂いが僕の元に漂っていた。

 アソコの匂いも一緒に混ざっていて、ずっと物凄くエッチな香りがしている……。



「今日はマラソンみたいよ、疲れそうで嫌だねー」

「うーん、そうだね。でも走り切らないと終わらないし頑張ろっ」


 そして空明ちゃん達2人は校庭へと向かって行った。


 一旦生徒全員を招集して整列させ、その後マラソンについての説明が入る。

 体力作りの一環との事で、マラソン大会の練習ではないのでグラウンドを走るのみだ。

 200mのグラウンドを5週してちょうど1km走るらしい。


 1km走り切るまでの間、僕は大好きな空明ちゃんの股間と常にほぼ密着状態のまま……。


「よーい、どん!」


 先生らしき人が合図を入れて、生徒達が一斉にグラウンドを走り出す。

 それと同時に僕の視点も速いスピードで、次々と校庭の景色が変わっていく。

 僕は空明ちゃんのブルマなのだから、当然彼女の下半身の動きに合わせて景色も次々と変わっていく。


 ブルマ全体で感じる風が気持ち良いし、それに何だか凄く良い気分。

 そうか、今の僕はブルマと同化しているのだから、本能的にブルマ本来の物と同じ気持ちになるのかな。

 ブルマは体育で使われる物だし、運動によって風に触れるとそれが自然と心地良く感じるのかも。


 視点を後ろに向けると、違う女の子のブルマの股間部分が目に入る。

 頑張って走る為に足を動かすごとに、股間がぷるんぷるんと揺れている。

 前を向いたらそれはそれで、柔らかそうなブルマのぷりんっとしたおしりが視界に入る。


 僕にとってその光景は「絶景」としか言い様がなかった。


 おまけに空明ちゃんの下半身の匂いもずっと感じ放題。

 嫌だと言ってもパンツ越しに股間密着状態だもん、空明ちゃんの股間の匂いもおしりの匂いも……。

 と、最初の僕は彼女の匂いや絶景を受身的に堪能しているだけだったんだ。


 ――― しかし数分後、変化は起こる。



「はぁ、はぁっ……」


 3週半くらい……約700mくらい走り終えた頃だろうか。

 空明ちゃんが疲れてきたみたいで、「はぁはぁ」言って息を上げてきている。

 1kmとは言っても小学生の女の子、しかもずっと走り続け状態。


 彼女達にとってそれは結構キツいのかもしれない、体力作りな程だし生温くはないのだろう。


 空明ちゃんの身体には、噴き出してきた汗が段々と纏わり付いてくる。

 汗で体育着の上は徐々に胸に吸い付く感じになり、パンツも僅かに湿ってくる。

 パンツの股間部分が段々と汗で蒸れてくる感じで、大事な割れ目に生地が挟まっていく。


 蒸れたパンツは汗でブルマをくっ付けてしまい、パンツと一緒になって何度も割れ目へと食い込む。

 何度も空明ちゃんの大事な割れ目に食い込んでしまうブルマな僕、そして段々と僕の興奮が強まってきていたのだ。


「はぁ、はぁっ……きゃっ!?」

「どうしたの?」

「あ、いや……な、何でもないよっ」


 先程トイレの時からずっと一緒だった女の子……光ちゃんはすぐ近くを走っている。

 空明ちゃんは何だか一瞬驚いた動作を見せてしまったようで、一緒に居る光ちゃんが心配したみたいだ。


 僕の鼻息が荒くなってきた途端、空明ちゃんが急に驚いたように見えたのだ。

 もしかして……僕の鼻息、空明ちゃんに掛かっちゃっているの?


 ブルマがまた割れ目に食い込んだ時、試しに空明ちゃんの股間をくんくんと嗅いでみた。


(くんくんくん……)

「はぁ、はぁっ……ひゃぅ!」

「大丈夫? もしかして苦しい?」

「え、へ、平気よ……」


 また空明ちゃんは、一瞬感じるかのような喘ぎ声を上げたのだ。

 さっきまでは空明ちゃんに何も干渉できなかった僕、でもこれで恐らく間違いない。

 僕は空明ちゃんに鼻息を掛けて感じさせる事ができるようなのだ。


 空明ちゃんは確か、昔のとある出来事がきっかけで男の人が怖くなったと言っていた。

 そう、あれは確か今から数年前、空明ちゃんを初めて見掛けた日の事……。


 そんな男性恐怖症になってしまった空明ちゃんは、あれ以来ずっと僕を避けていた。

 確かに昔の出来事に関しては僕が悪かったと思っているし、今では反省もしている。

 だけれどずっと避け続けられるのは気分が良いものでもない。


 きっとこれは、日頃僕を避け続けている彼女への仕返しをするチャンスなのかもしれない。


 何故僕が空明ちゃんのブルマになってしまったのかは分からない、唯一のヒントは暴走魔法に巻き込まれたと言う事だけ。

 でも僕が空明ちゃんのブルマになってしまう運命だったとすれば、僕はその運命に従うしかない。


 空明ちゃんのブルマとしてこんなに近い場所に居る、でも空明ちゃんには気付かれずに悪戯ができる。

 彼女を僕の好きに感じさせられる……そう思いながら、徐々に僕の興奮は全開へと向かっていった。


 次にブルマがまた食い込んだ時、僕は全力で鼻を空明ちゃんの股間の中に押し付けてみた。


「ひゃっ! あ、な、なにっ……!?」


 空明ちゃんは驚いて喘ぎ声を発していた。

 僕の動作で空明ちゃんが感じてしまっている、その光景を見ているだけでも凄く興奮してしまう……。


 次にパンツ越しに、女の子の股間のお豆を手で少し摘まんでみる。


「ひぃっ! あ! あっ!」


 ブルマの生地が僕の意思に合わせて少し伸びて、その生地がパンツ越しにお豆をぎゅっと掴んだ。

 空明ちゃんは走るのを止めてしまい、地面にぺったんこ座りでへたり込んでしまった。

 少し後ろを走っていた女の子が心配そうに寄り添い、周りの生徒達も足を止め出す。


「ちょっと、大丈夫!?」

「う、うん明梨ちゃん……で、でも、何だか……っ」

「何だか?」

「ブ、ブルマが……い、いやっ、何でもないの……」

「……?」


 きっと「ブルマが変」と言いたかったのだろう。

 だけれどそんな事を言っても、普通の人ならばきっと信じない。

 そう、普通は人間がブルマに変身する事なんてまず有り得ない。


 ――― 僕が、空明ちゃんに気付かれる事は絶対にない。


「心配だから保健室行こうか?」


 先程のトイレから一緒だった光ちゃんが、空明ちゃんに話し掛けてくる。

 もし保健室に行ったら……体育を途中で抜けてブルマの僕は脱がされてしまうかもしれない。

 そうはさせるものかっ! 僕は必死に空明ちゃんの股間を刺激し続けた。


「んっ……はぁはぁ……あんっ! や、嫌っ!」

「……行くの、嫌なの?」

「……や、やだぁっ! そ、そこっ、いやぁっ……」


 付き添いの光ちゃんも、空明ちゃんの様子が明らかにおかしい事には気付いているだろう。

 しかし言葉の意味をストレートに解釈してしまったようで、保健室に行くのは嫌だと解釈したようだ。


 後ろから凄い勢いで他の女の子が走って来た。

 1週抜かしでもして行くかのような勢いで走っている女の子だ。


「空明さん……? どうしたんですか?」

「あ、あかりちゃ……ブ、ブルマが! な、何だか……変! なのっ!! おかしいのっ!」

「ブルマが? えっ、そ、それってもしかして……」


 あかりちゃんと呼ばれた女の子も空明ちゃんに寄り添った。

 そしてあかりちゃんと呼ばれた女の子の顔が、ブルマな僕の視界にも入ってくる。


 しかしあかりちゃんの顔が視界に映ろうと、興奮状態の僕は何とも思わなかった。

 あかりちゃんがその後何かを言い掛けそうになったが、興奮を絶頂まで迎えてしまった僕はついに……。


『ドピュドピュドピュッ!!』

「きゃっ! な、何これー!?」


 僕は絶頂を迎え、今は付いていない筈のペニスから射精をしてしまっていた。

 正しくは射精したと言うより、射精しているイメージが頭の中を強く過ぎったのだ。


 射精をしたと錯覚した後、冷静さを取り戻し落ち着いた僕。

 しかしその後周りを見渡すと、何だか大変な事になっている様子……。


「く、くっさーいっ! 何これ? まさか精子!?」

「今、ブルマから飛び出してこなかった!?」

「い、嫌ぁーっ!」


 近くを走っていて空明ちゃんの様子を見ていた周りの生徒達が、異様にざわざわとしている。

 そして目の前には顔射されている女の子……。


 錯覚なんかではなかった、僕は「ブルマから射精を起こしてしまっていた」のであった。

 空明ちゃんの股間部分からまるでおしっこのおもらしでもするかのように、勢い良く精子をぶち撒けていた。

 そしておしっこのように飛び散った精子は、寄り添って居た近くの女の子の顔にもろに掛かってしまっていた。


 その顔射されてしまった女の子は、何故か異様に冷静で落ち着いている。


「あれっ、この臭いって何処かで……」


 顔射された女の子が何か言い掛けたが、僕にはその言葉が良く聞こえなかった。

 何故なら射精をしてしまった僕は、少ししてから意識が遠退いてしまっていたから……。



(あれ……ここは……)


 数時間後に僕の意識が戻ると、何故か僕は自室のベッドに居た。

 と言う事はもしかして……さっきのは全部夢?


 身体を調べてみると、間違いなく元の人間の身体に戻っている。

 しかし夢だったとすれば妙にリアル過ぎる感じがする……。

 先程までブルマだったような気がする感覚、妙にその感覚を今でもはっきりと覚えている。


 真相は闇の中に行ってしまったかと思ったが……数日後。


 帰宅部の僕は学校からの帰り道、下校中の赤いランドセルの女の子集団を見掛けた。

 その集団には、僕が密かに片想いをしている空明ちゃんも居た。

 部活をやっていない僕は、帰宅時間も小学生の下校時間とちょうど合うようだ。

 空明ちゃんの周りに居たお友達の女の子達……僕はそのお友達の名前を知っている。

 そして女の子達は数人で何やらお話をしている。


 少し離れて様子を見ていると、会話が僕の耳の中へ入ってくる。


「でもあの時は本当にビックリしたね、急にあんな事になるなんて」

「うんうん、空明さんのブルマから急に精子みたいなのが出てきてビックリしましたよ!」

「でも、それってやけに意味深よね……普段は起こり得ない事が起こるって……」

「もうあんな事は懲り懲りだよー、あたし死ぬ程恥ずかしかったんだもんっ」

「マラソンも中止になっちゃったし、残念だったなぁ……私、せっかく走り切れそうだったのに」


 何だか聞き覚えのある話、それもその筈である。

 話の内容は僕がブルマに変身してしまって体験した事、間違いなくそのものであったのだ。

 数日前空明ちゃんのブルマになってしまっていた僕、あれは夢なんかじゃない、現実だったんだ。


『ヒューーーッ!!』


 突然、何処からともなく強い突風が吹き荒れた。

 そしてランドセル集団の女の子のスカートは突風に煽られて……。


「きゃっ!!」


 空明ちゃんのスカートが一瞬捲れ、下からは紺色のブルマが一瞬チラッと姿を見せた。

 彼女の紺色のブルマを見た瞬間、僕はあの時の記憶が全て鮮明に蘇る。

 彼女に穿かれていた事、彼女の匂いを感じていた事、彼女のブルマのまま射精してしまった事。


 ――― 僕は、数日前まであのブルマだったんだ。


 空明ちゃんの股間が名残り惜しい、確かに僕には彼女の股間の感覚がまだ残っている。

 ブルマとして彼女に穿かれていた僕、エッチな悪戯をしてしまった僕。


 なれるものなら、また彼女のブルマになってみるのも悪くないかもしれないな……。


 ――― ああ……愛しの空明ちゃん……。

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