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Content

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キャプション


プレイ概要 ※ネタバレ注意


プレイの種類:手コキ、狐手コキ、女神の祈り手コキ、乳首責め、ディープキス

ジャンルの種類:誘惑、色仕掛け、洗体プレイ、湯船の中で、寸止め



##P1 導入@湯船の中で、手コキ


##P2 幕間@ディープキス


##P3 洗体プレイ@フランカの肢体見せつけ誘惑、洗体プレイ、勃起からかい、ペニスへビンタ、寸止め、ちんぽリード


**サンプルここまで**

**ここからご支援者様向け**


##P4 湯船の中で後ろから@爆乳に顔面をサンドされる、背後から勃起を握られて指摘される、狐を模した手での責め(乳首責め、睾丸責め、手コキ)、勃起命令、寸止め、女神の祈り手コキ、女体包囲網、好き好き洗脳責め、堕ちたドクター、射精命令、エンディング


【ボリューム】

・文字数:無料公開分合わせて約3万文字

・AI生成挿絵:なし

・AI生成動画:なし


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##P1 導入@湯船の中で、手コキ


「……ふ、フランカッ……♡ も、もうやめろッ……♡ こ、これ以上……は……ッ♡♡」

「ん~? だけどドクターのココ、そうは思ってないみたいだけど~?」


ドクターの背後でケラケラと笑ったフランカが、指先で亀頭を軽くなぞった。

『ビクンッ♡』と跳ね上がる身体。

腰元まで湯に浸かった二人だけの密室。

湿気に満ちた浴室の蒸気が女の匂いを孕みながら、肌を包むように纏わりつく。

そんな空間に響くのは、吐息と水音だけ。


「なぁに? もう降参? 頑張らないと、あたしにも~~っと虐められちゃうわよ~?」

「ひゃぁぅっ!?♡ ま、待て! やめっ……いやッ……!!」


フランカが片手で先端をゆっくりと擦り上げれば、細く繊細な動きが敏感な部分を容赦なく嫐り出す。

まるで獲物を玩弄する獣のように。

彼女は指先を巧みに使い、親指と人差し指で輪っかをつくり、カリ首に引っ掛けると上下運動を開始する。


「くっ……はぁっ……!! だ、ダメだッ……!! 出るっ……出てしまう……!!」


必死に抵抗しようとするドクターだが、もはや手遅れであった。

既に何度も頂へと導かれ続けた肉体は限界を迎えつつあったのだ。


「あれぇ~? さっきから早すぎじゃないかしらぁ? この程度で終わっちゃうなんて……ホント期待外れなんだから~……でも……ん~~~~まっ……♡」


不意打ち気味に行われた唇への接吻。

それがトリガーとなって、ドクターは呆気なく果ててしまう。


しかし彼女の指先は止まらない。

ぬるり、ぬるりと滑る泡。

水音混じりの粘つく摩擦。

背後の温もりは柔らかく包むようでいて、その実、逃げることを一切許してはくれない。


(くそ……っ! なんでこんなことに……!)


頭の中で自らの作戦行動の不用意さを嘆くものの、今のこの状況は何ひとつ好転しない。

だが、諦めるわけにはいかなかった。


(ここで負けてしまえば……私は……フランカは……!)


しかしそんな決意虚しく、ドクターの耳元では艶のある声色が囁かれるのである。


「ねぇ、もっと鳴いてみなさいよ……♡」


…

……

………

##P2 幕間@ディープキス


遡ること、数時間前──。


ロドスは謎の巨大製薬組織からの勧誘を受けていた。

当然、そんな申し入れに対し、ただ無警戒に向かうことなどあり得ない。


そのため今回はフランカ率いるBSWのオペレーターたちが護衛役として選ばれた。


一行は船旅を経て、目的地へ向かう途中のことだった。

突如として現れた海賊による襲撃を受け、船は座礁してしまったのだ。

更に追い討ちをかけるように、謎の軍隊の出現によって制圧されたことで事態は急変する。

次々と負傷していく仲間達。

ドクターが懸命な指示を飛ばし続けていた最中であった。


「ハァ……ハァ……何とか全員脱出できたようだ……!」


血塗れとなった甲板の上で荒い息遣いを繰り返す男──ドクターはみなの無事を確認すると、すぐに周囲を見渡した。


一人いない……フランカの姿が見えないのだ。


「ドクター! 後ろぉぉッ!!」

「なっ──??」


それはあまりにも一瞬の出来事だった。

突如として現れた女──それもかなりの手練──が発生させた煙幕により視界を奪われてしまう。

そして次の瞬間には腹部に強烈な衝撃を受け、気付いた時には身柄を拘束されていたのだ。


………


今いる場所、それはロドスではないことは確かだ。


何処なのだろうか?

どれくらい時間が経っているのか?

それすらもわからない。


そして、自然と視線が周囲を探っていたときだった。

壁だと思っていた部屋の一辺が開き、何かが入ってくる。


「目が覚めたみたいね、ドクター」


そこにあったのは見慣れた顔。

赤みを帯びた長い髪。

狐耳。

間違えようがない。


「……フランカ」


呼びかけると、彼女は立ち止まった。

視線が合う。

琥珀色の瞳。

だが、いつもと違う。

それでも、姿を見ただけで胸の緊張が少し緩んだ。

生きている。

無事だ。

それだけで十分だった。


「無事でよかった」


安堵の息を漏らすとともに自然と言葉が出た。

フランカはただ何も言わずこちらを見つめるばかり。


「早くここを脱出しないと……みんなが待ってる。君も協力してくれ」


歩み寄ろうとした途端だった。


──ぎゅぅぅぅぅぅ♡♡♡


急に距離を詰められて抱き締められたのだ。

驚く暇もなく唇を塞がれる。

重なり合う柔らかな感触にあっという間に思考は停止。

同時に脳裏へと広がっていくのは甘い香り。

いつもの彼女の匂いではなく、胸焼けしそうなほどの甘ったるさ。

蜂蜜を更に煮詰めて甘味成分だけを抽出したかのような。

今まで嗅いだことが無いほど淫靡極まりない芳香。

その正体はすぐに理解できた。

香水だ。

しかもただの香料ではない。

媚薬効果を持つ魔性の毒。


「ん……♡ らめ、動かないで……♡」


制止の言葉を発する彼女自身もまた蕩けている様子が伝わってきた。

どうやら完全に感染しているようだ。

しかし、一体何に……?

脳裏に浮かんだ疑問の答えを探す前に、彼女が口を開く。


「だって……ドクターと二人きりになりたかったの……ずっと……ずっとこうしたかった……」


フランカの熱っぽい眼差しを受け止めると同時になぜ自分を求められているのか理解できなかった。


「そ、それよりもここから早く抜け出さないと……それにみんなはどうなったのかも……」


しかし、言いかけたところで再び遮られるように唇が塞がれる。


「んふぅ……ちゅぱっ♡」


今度は舌を入れてきたのだ。

唇を割って絡みつく蛇のように侵入してきた軟体が口腔内を我が物顔で暴れ回る。

歯列をなぞられ上顎を舐められ、柔らかい頬肉の粘膜まで蹂躙された挙句、無理やり送り込まれた唾液を飲み込まされる始末。

あまりの唐突な出来事に彼女から離れようと試みるが、細腕一本で易々と押さえつけられる始末。

さらには太ももに脚を絡められ、離れないどころかますます強く引き寄せられるばかり。

そうして自らの肢体で逃げ場を奪ったフランカが、悠々と唇を重ねてくるのだ。


「んふぅ♡ ちゅぱっ♡ ふぅ♡ ちゅぅ♡ ぢゅるるるぅ♡ んはぁ♡ ぢゅうぅぅぅ♡」


何がなんだかわからないうちに何度も唇を重ねられ、それどころかさらに深く求められた。

最初の時よりずっと情熱的で、どこか焦るように。

何度も何度も吸いついてくる。

その間も両足はしっかりと固定され、身動きできないままただ受け入れることしかできず。

しかも相手はあのフランカなのだ。

普段から明るく奔放で誰からも慕われる人格者。

それが人が変わったかのように狂おしげに求めてくるさまはまさに色情狂。


「ん……はぁ……♡ んむっ♡ ……ふぅ……ん♡ ちゅぅぅ……♡ ぷはぁ……♡ はぁむ♡ ちゅっ♡ ちゅぅぅぅ……♡ はぁ♡ んふぅ……♡」


一度、解放されたかと思うや否や、またすぐに塞がれる。

許されるのは彼女の息継ぎの僅かな時間のみ。

空気を取り込んだ唇は、一秒を過ぎ去る前に再びドクターを貪欲に奪い尽くす。


「んぅ……♡ んむぅぅ……♡ んぅ……♡ あはぁ……♡ はぁむ……♡ ちゅぅぅぅ……♡」


そうして唇を貪られるうちに気がつけば、ドクターは壁面へと追い詰められていた。

膂力で敵わぬフランカに両手首を掴まれ自由を奪われたまま、己の唇が蹂躙されている。

その熱い吐息すらも逃さぬと言わんばかりに啜られていく。


「ふぅ……んぅ……♡ せ~~~っかく、あたしのファーストキスをあげたんだから、ちゃ~んと受け止めてほしいんだけどな~……♡」


突然の告白をされて思考が止まる。

彼女の口から紡がれたその言葉は明らかに平時の彼女の言葉では考えられない発言内容。

これはつまり、自分が何か大きな勘違いをしているということなのか?


「だって、好きなんだからしょうがないじゃない……♡」


まるで愛しい恋人に対してするような優しく甘やかな囁きと共に、彼女の手が這うようにゆっくりと下半身へと伸ばされる。

そこにはズボン越しでもわかるほど怒張したモノがあった。


「ふ、フランカッ……そ、そこは……ッ!!」


慌てて制止するが聞き入れられることはなく、逆に大きく脈打ったことを掌で感知したフランカから嬉しそうな声が漏れた。


「あら~♡ すごいじゃないのこれ……♡ とっても硬くて大きくなってるわよ?♡」


──ぎゅぅぅぅ……♡


布地を通して感じる柔らかな圧迫感。

衣服の上からでもわかるほど隆起していたそれを、彼女のしなやかな掌が押さえつける。


「や、やめろ……ッ! こんな……こんなのおかしいッ……!」

「ん~? じゃあ、我慢してみたら~?♡」


「そ、そもそも……なぜフランカは私なんかを……! それに、今、この状況でこんなことをしてる場合じゃ……」

「へ~……“こんなこと”って言ってくれる割には、ちゃんと勃起してるじゃないの……♡」

「くっ……! それは君が無理やりッ……!」


「えぇ、もちろんわかってるわ♡ でも~……それじゃ納得いかないわよね? ねぇ、どうして興奮してくれてるのかしら? “この状況”で……♡」

「な……何故って、そ、そんなの……ッ!」


「……まぁいいわ。そうね、じゃあ、質問を変えましょうか……♡」


フランカの指先がズボン越しの屹立をゆっくりとなぞりながら囁く。


「ねぇ、私のこと好き? あたしのこと愛してる?……正直に答えて」


心臓が跳ねた。

喉が乾く。

フランカが何を言っているのか、ドクターには全く理解不能だった。

あまりにも突然。

あまりにも不可解。

なにゆえ今そんな問いを投げかけてくるのか。


──ぐりぃぃっ……♡


悩む自分の精神的猶予を与えるまいとでも言うように、フランカが掌を下腹部へと当てる。

そこで何が行われているのか、彼は詳細までを察知することができなかった。

ただ彼女に手を添えられただけだというのに、全身の神経が痺れ上がるような錯覚。

異様なまでに昂ぶりを覚えた股間部に熱が籠っていく。


「あらぁ……♡ あたしの手の中でどんどん膨らんでいってるけど~……♡ まだ直接触ってもないのになんで?♡」


──ぎゅぅぅ……♡♡♡


「ぐ、うぅっ……!?」


彼女の問い掛けに対する答えを思索する暇もなかった。

急激な圧迫感により脳天に電撃のような衝撃が走り抜けていく。

一瞬だけ視界が歪んだかと思うとすぐ元に戻ったものの、身体の震えは止まらなかった。


「ねぇ、ドクター……♡ やっぱりドクターは汚染されちゃってるみたいね~……♡ だ~か~ら~……整体防護オペレーターのあたしとしては~……清浄しないといけないわよね~?♡ そういうわけで、これからお風呂場に移動しましょうね~♡」

「ま、まてッ……! ふ、フランカ、お前、フランカ……ッ!」


「ん~? 何かしら~?♡ あぁ~♡ もしかして~、あたしと一緒にお風呂に入るのが楽しみで楽しみでたまらないってことかしら~?♡」

「そ、そうじゃない! とにかく、待ってくれ! 私たちはいったん冷静になるべきだ! そもそもなぜこのようなことになっているのかについて話し合う必要があるだろう! そうだ、まずはそれを整理してから次に考えるべきことは……!」


「は~い、言い訳は湯船の中で聞かせてね~♡ 今は一旦邪魔なお洋服を全部脱いじゃいましょうね~♡」

「ひッ……!? お、おい……ッ! やめろォォォッ!!」


………

……

…

##P3 洗体プレイ@フランカの肢体見せつけ誘惑、洗体プレイ、勃起からかい、ペニスへビンタ、寸止め、ちんぽリード


無機質な空間と繋がっていたもう一つの扉を開くと、そこには別世界があった。


一面ガラス張りの空間の中央に鎮座するバスタブ。

その直ぐ側に据え付けられたシャワーヘッドと何やら見たことのない銘柄の入浴剤やシャンプーやボディソープ等の清潔用品。


明らかに浴室と言う機能に特化された作りの空間。

そんな異質な場所に足を踏み入れると、すぐに暖かい空気が全身を包み込んだ。


「はぁ~♪ 最高な造りのお風呂よねぇ~♪」


背後からした声に反応し振り向けば、そこには一糸纏わぬ姿にバスタオルを巻いただけのフランカが立っていた。


「ん~? どうしたのかな~? ドクター……♡」

「い、いや……こ、こういうのは……ッ♡」


「ほらっ♡ ドクターも遠慮せずに~……♡」


腰まで伸びた明るい毛先が湯気に包まれる様は幻想的だった。

しかし見惚れている余裕など無かった。

ドクターの視線は真っ先に彼女の肢体に釘付けとなっていたのだ。


まず捉えたのは——胸部。


バスタオル一枚の隙間から覗く鎖骨。

その下に続く豊穣な双丘の谷間。

湯気の中でも微かに浮かぶ輪郭は規格外の膨らみを誇っていた。

タオル一枚で辛うじて隠されているはずなのに、むしろ布地そのものを押し上げるほどの圧倒的存在感。


(ふ、フランカってこんなにデカ……いや、あんな布で押さえきれると本気で思ってるのか……?)

つい思考が逸れるが、乳房の頂点付近に刻まれた控えめな突起が薄く透ける様を見てしまった時点で理性は崩壊寸前だった。

視線が泳ぐ。


次いで目が行くのは腰の括れ。


バスタオルに包まれ秘匿されているが故に詳細まではわからぬものの、脂肪をたっぷりと蓄えた胸部と比較し、急角度で窄まったウエストは彼女が常日頃から健康管理と訓練を怠っていないことの証左。


そして決定打となるのは——腰から腿へ流れるS字のライン。


バスタオルを挟んでなお窺える臀部の丸み。

そこから伸びる長く均整のとれた太ももは、湯気に霞みながらも健康的な張りをたたえ、まるで一流の芸術家が自らの理想を具現化した彫刻のごとき存在感を放っていて。

透ける血管さえ芸術的だと錯覚させる肌艶がしっとり濡れた髪から滴る水滴と共鳴し、妖艶さと清純さを同時に醸し出してさえいた。


(くっ……! 目を離すべきなのに……離せない……っ!!)


「ふふっ♡ ドクターったら~……♡」


挑発するような声音で微笑むフランカの姿はさながら魅了の魔法使い。

『ひたひた♡』と床の上を滑るように踏み締める素足でさえも蠱惑的で。

爪先から踵まで、全てが計算され尽くした舞台装置のように完成されていた。


そして彼女は、まるでドクターが悪夢から醒めぬようにと促すように、ゆっくりと接近し。


──すっ……♡


目の前でバスタオルをするりと落とした。


瞬間。

完璧に磨かれた肉体美の全てが外界に晒され、ドクターの網膜に急速に焼き付いていく。

視界いっぱいに飛び込んで来た爆乳の重量感や肌艶の透明感に思わず仰け反る。

先程まであんなものが押し付けられていたのだ。

そう思うだけで心臓が早鐘を打ち始める。


そして視界の隅っこで僅かに揺れるふわふわの尻尾と可愛らしい狐耳。

それは確かに普段通りのフランカの一部。

ただし剥き出しとなった肢体の扇情さを際立たせる装飾品へと変わり果てていた。


「ど~お? 感想は~?♡」


煽るようなセリフと共に僅かに腰を捻って胸元の膨らみを見せつけられる。

無垢な少女の如き振る舞い。

なのに理性など塵芥同然に吹き飛びそうな威力。

たおやかな曲線は重力に負けず誇らしげに上を向き、豊かな双峰は見る者が息を吞むほどの絶景を作り出していた。


「──ッ!!」

「あれ~?♡ ほらほら~、しっかり見てみようよ~♡ あなたのためだけに曝け出したあたしのカラダ……♡ ちゃんと目に焼き付けなきゃ損だよ~?♡」


ドクターの視界の中心を占拠するのは依然として揺れる双山。

故に、フランカがひたりひたりと忍び寄っていることには気付けず。

いつの間にか真正面に来ていたフランカがぴたりと密着してくるまで。


──ずぅんっ♡


質量は音さえ伴いそうな程。

眼前一杯に埋め尽くされる極上の果実が鼻腔を掠め、そこから香る花蜜にも似た汗の芳香で思考を阻害してきて。

たとえようのない幸福感に溺れかけたのも束の間。


「あっ……ち、違う!! べ、別に見たいわけではないんだ!!」


咄嗟に口をついた言い訳の弁に、ふふっと笑ったフランカが。


「浴槽に浸かる前にぃ……♡ 先に洗ってあげるね~♡」


──ぱしゃんっ♡


ドクターの心の内に湧き上がった心情など意にも介さぬと言わんばかりに、シャワーの栓を捻る。

すると、水音が空間に響くと同時に霧状になった湯粒が空中で舞い踊り始めた。


「湯加減はどうかな〜っと……熱くないかしら?」

「えっ? ちょ、ちょっと待っ──」


制止する暇もない。

次の瞬間にはシャワーのドクターの肌に注ぎ始める。

暖かく肌を撫でる水流はとても心地がよく、熱すぎずも冷たすぎずもない適温のシャワーは、皮膚表面から余分な力みを溶かしていく。


(こ、こんなところで……)


こうもリラックスしていいのか?


という疑問が湧く一方で。


(でも、フランカの身体が……)


と別の欲望も鎌首をもたげる有様。

結果的に緊張も解けてきたところで。


「敵のアジトであたし達二人っきりのお風呂タイム……♡ ちょっとくらい楽しんでも罰は当たらないんじゃない?♡」


フランカが呑気なことを言いながら、片手で濡れた髪を掻き上げる仕草を見せ付けつつ、もう一方の手のひらの上にボディーソープを落としたかと思うとゆっくり揉み込み始める。


──くちゅっ……♡ にっちゅぅ……♡


「意外といい趣味してると思うんだけどな〜♡ この建物結構ゴージャスだし~、設備も最高級品が取り揃えられてる感じだし〜?♡ だってほら、このソープだって超良質なヤツよ?♡ 壊滅級に良い匂いがするんだから〜♡」


──ぬぢゃあっ♡


わざとらしく手のひらを擦り合わせ、指と指とを絡めていき、粘質な音を立てながら泡を膨らませていくけば、五本の指それぞれから生まれた小さな気泡群が結合し、彼女の掌の上で立派なモコモコの泡が育まれていく。


すでにドクターの身体を洗い始める体制は万全といったところだが、肝心の本人の方は未だ半裸──腰に巻いたタオル一枚という姿──で固まっており。


「はいドクターっ♡ 始めちゃうよ~?♡」

「えっ!? ま、まだ心の準備が……!」


「そ~れ♡」

「うおっ!?」


「よいしょ〜♡」


ボディーソープの泡まみれになった手が伸びてきて反射的に仰け反ってしまうものの、フランカの手のひらから逃れる暇もなく肩先に触れる。

そこで一度ピタリと止まるも次の瞬間には首筋、胸板と順番に泡を載せられて、ぬめつく液体が肌の表面をコーティングしていくいつもの感覚にさえ妙な興奮が募ってしまう。


「えへへ~♡ よく見えないから念入りに触ってチェックしていくわね~♡」


──ぬりゅ♡ ぬりゅ♡ ぬりゅぅっ♡


「うっ……ッ♡ あッ……♡」


胸板を滑っていたフランカの手指が、脇腹へと差し込まれていく。

細く滑らかで器用な十の指先が、脇の窪みの縁を這いずり回れば、『ぞわぞわ♡』としたこそばゆさにも似た甘い痺れがドクターの背筋へと流れ込む。

しかしフランカはそうやってドクターが喘ぐ様を楽しむように、泡まみれの手指を彼の腹筋の方へとくぐらせていく。


(これが……っ♡ この指使いが……っ♡)


女体が持つ繊細さと、こんなところでも普段の調子を崩さない大胆さ。

相反するはずの二つを『ふんふーん♪』と鼻歌混じりに発揮してくるあたり、さすがはロドス随一のイタズラ好き。

そんな彼女があろうことか洗体奉仕をしてくるものだから、意識せずとも声だって上がりそうになってしまうというもの。


「こら〜♡ 固くなりすぎ~♡ 張り切って力込めちゃうと余計疲れるわよ~?♡」


──にゅるっ♡


突如として泡まみれの手が太ももへと転移する。

腰に巻かれたタオルの隙間から差し込まれた手が脚の付け根近くを行き来し始め。

そこは先ほどフランカと互いの肌を密着させた部位。

記憶も鮮明な箇所の為にどうしても意識が集約してしまい──。


「あッ♡ そ、そこは……ッ♡」

「な~に言ってるのよ~♡ ちゃんと丹念に綺麗にしておかないと菌が繁殖しちゃうでしょ〜?♡ それとももしかして……♡ 変なこと想像してる〜?♡」


「しッ……! していないッ♡ 断じてしていないッ♡」

「本当〜?♡ 本当にぃ〜?♡」


──ぬるぅっ♡ ぬちゃあっ♡


腰を引いて逃れようとすればするほど追いかけてきて、膝頭から鼠径部付近を往復する手指。


(これは……ッ♡ スリリングすぎる……ッ♡)


理性を総動員させて意識しないようにと集中するものの、タオルの下で蠢く見えない十本の指がドクターの股間付近をまさぐり続ける様子を脳裏に思い浮かべるだけでも吐息が乱れる。

しかもこの状況下で無意識下に沸き起こるのは、背徳的な焦燥感。

次第にタオルの結び目が緩み始める気配を感じつつも、フランカに対して強く拒絶できない自分を呪いたくなるものの──。


「は~い♡ 上半身はキレイキレイになりましたね~♡ 次は足の指とかも洗ってあげるからね~♡」


──パチンっ♡


「ここに足置いてみて〜?」


いったいどこで学んだというのか。

跪いたフランカが自らの太ももを『ぽんぽん♡』叩いている光景を見てしまえば『乗っかってほしいんですか?』と即座に受け入れたくなるほど魅力的な誘惑。

けれどドクターは首を横に振り断固拒否する姿勢を見せる。

いくらなんでもフランカに足を乗せてしまっては申し訳がない。


「いやッ……! 足は自分で洗えるからッ……!」


しかし彼女の眉間に皺が寄る。

不服そうに唇を尖らせ、拗ねた猫……いや、狐のようにジト目を向けてくる彼女によって。


「ほらほら……遠慮しないの……♡」


あえなく足首を掴まれ──。


──すとんっ♡ むちぃっっ……♡


半ば強制的に足の裏を、彼女の太ももの上に乗せられてしまう。


「へへっ♡ やっと乗せてくれたわね~♡ こらこら~危ないから動いたらダメよ~?♡」


──にゅりっ♡ にゅりゅっ♡ にゅるっ♡


(うっ……♡ こ、こんなこと……そ、それに……!)


足の指と指の間まで執拗に擦られるくすぐったさはあるものの、それ以上に意識を占有してしまうのが──フランカの太もも。


細い身体からは想像できない弾力と柔らかさの同居。

筋肉質ながらもしなやかで女性的。

そしてしっとりとした温かさと肌触り。

これら三つの要素を兼ね備えながらも決して肥満体形というわけではない絶妙なバランスを保つ理想的なふともも。


その上に無造作に乗せてしまったのは他ならない己の足であり、少々力を込めたとしてもその圧力の大半は衝撃吸収素材並みの反発力で押し返されてくるのだ。

ならばせめて体重がかからないようにと努力しても徒労に終わり。


「あッ♡ す、すまないっ……フランカ! お、重くはないか……?」

「も~大丈夫だって~♡ 別にドクターの体重ぐらい苦痛になんてならないし~♡」


「で、でも……やはり、これでは君に迷惑がかかってしまうのでは……」

「もうッ♡ 我儘言わないのっ♡ 足首から指の股までご丁寧に洗ってもらってる分際で生意気なこと言っちゃだ~~めっ……♡」


しかし、そういって軽口を叩きながらも献身的に足を洗ってくれているフランカの、胸の谷間が『たゆんたゆん♡』と眼下で揺れる様がどうしても目に入ってしまう。


(あぁっ……♡ こ、これは……見ちゃいけない……ッ♡)


無論本人の意図したものでないのは百も承知。

単なる偶然による産物。

なのだが。


──たぽんっ♡ ぼいんっ♡


そう考えれば考えるほどに、余計に目の前の規格外の存在に意識が持っていかれていってしまうというもの。


「は~い♡ 今度は逆の足を乗っけてくださ~い♡ きちんとキレイにするためですからね~♡ クスっ……♡」


──ずしんっ♡ むちぃっ……♡


ドクターの視線が自身の谷間に注がれていることに気がついていないふりをしながら、フランカは次なる獲物へと狙いを定めた。

そして同じ工程をもう片方の足に対しても淡々と遂行していく。


「うっ……♡ くっ……ッ……♡」


当然、相変わらず太ももの上で泡を満遍なくコーティングされていく足。

自身は足を洗うのに夢中といった隙を見せ、ドクターのスケベな視線を逆手にとって巧妙に誘惑の罠を張るフランカ。

彼は必死になってその魅力から目を背けようと努めるものの、結局のところ足が洗い終わるまで視線を外すことなど不可能だった。

そうして左右の足の末端部分までのケアが完了した頃にはドクターの下半身はギンギンにイキリ立ち、もはや下履き越しだろうがタオル越しだろうが何だろうが、隠しきれないくらいには雄々しくそそり立っていたのだ。


「は~い♡ 反対側の足も終わりましたよ~♡ さぁてさて~♡ 最後はっと……♡ ドクターのお背中でも流してあげましょうかしら~♡」


そう宣言した直後だ。

ついにドクターは己の股間の昂ぶりに気がつくものの。


「あっ♡ あぅぅ……ッ♡」


後ろへ振り向き、慌てて両腕で覆い隠してみたところで時既に遅し。

しかしフランカはまるで気がついていないふりをしながら、自らの胸の谷間に泡を塗りつけていく。


「ん~……? どうかしたのかしら~♡ 背中は自分で洗えないでしょうし~♡ あたしが一緒に洗ってあげるから安心して任せてくれてもいいのよ~?♡」


そう言い終えるや否や、ドクターの背後から優しく抱擁してくるフランカ。

否応なしに接触することになるお互いの肌。

特に、背中に押し当てられた両乳の凶悪な質感は凄まじく。


(フランカ……ッ…! そ、その位置は……ッ♡ だ、だめだッ……♡ うっ……♡ こ、こんな状態では……ッ♡)


「ほらほら~♡ 全身くまなく磨いてあげるから~♡ この方が効率的でしょ~?♡」


──にゅるにゅるにゅるぅぅぅ~~~♡♡♡


「う……ッ♡ あッ♡」


ナニが効率的なのか到底わかりそうもない台詞にすら逆らい難く、フランカの柔肌による洗礼が始まった。


「は~い♡ 始めるわよ~♡」


──ぬりゅぬりゅぬりゅっ♡♡♡

──むにゅっ♡ ぎゅぅっ♡ ぎゅうっ♡


「ぁ……ッ♡」

(ま……ずい……ッ♡)


背後から纏わりつかれた状態のまま、後ろから『むにゅう♡』と押し潰された二つの弾力に身悶えしようとも、その場から脱出することは叶わない。

そもそも逃げ出したいと思っているはずなのに『もう少しだけ……』という矛盾した欲求が心の奥底から湧き出てくる始末で。

そうしてスポンジ替わりの巨乳を使って背中の泡を塗り広げられてしまえば、ドクターはもはや為す術がなかった。


──にゅるっ……♡ にゅるっ……♡ にゅるるぅぅ~~♡♡♡


「くぅぅぅ……ッ♡」

「ん~? 大丈夫~?♡ もしかして熱いの~?♡」


「い、いやぁ……ッ♡」

「あっれ~♡ どうしたのかな~♡ なんだかすごく辛そうだけど~?♡」


「そッ……それは……ッ♡」

「ひょっとしてぇ……♡ アレが原因なの~?♡」


「な……なんだ……ッ♡ それは……ッ♡」

「実は……さっきから気になってたんだけど~♡ どうして……腰の辺り……♡ こ~んなにぷっくり膨れ上がってたのかなぁ~?♡」


ドクターの腰を搦め取るように組まれていた腕が『するするっ♡』と下方向へと滑っていく。


(ちょっ……!? フランカ……ッ!?)


そして行き着いた先はタオルによって保護されていた局部。

もはや言い逃れなどできる状況ではないのは誰の目にも明らかなのに。

股間に張った大きなテントを、ブランカはわざわざ指先で『とんとんっ♡』と指し示す。


「ほら~♡ コ~コ♡」

「なっ……! い、嫌ッ……! ちがッ……! こっ、これは……ッ!!」

「んん~~? こ~の大きくて張り裂けそうなほどに膨らんだものはな~~に?♡」


──ぺちっ♡


「ひぐぅっ♡」


まるで犯行現場の特定を行う警察官のような抑揚で、硬くなったドクターの陰茎を平手打ちする。

泡塗れの手でパチリと弾かれた痛みすら快楽へと昇華されてゆくのは悲しい性か。

だがそれだけにとどまらず。


「こ~んなに太くて逞しいの……初めて見たかも~♡ こんなのズルいって~♡ や~ん♡」


──ぺちんっ♡ ぺちんっ♡


まるで玩具で遊ぶ子どものように。

または嗜虐的な女王のように。

左右交互に二回。

三回。

四回。


「フランッ♡♡ フランカッッ♡♡♡♡♡ も……もう……いいからッ……♡ 止めてくれ……ッ♡」

「えぇ~♡ どうしよっかなぁ~?♡」


懇願すればするほどにフランカの笑みは深くなり。

しかし一向に掌による折檻が緩むことはなく。


──ぱちっ♡ ぺちっ♡ ぺちぃんっ♡ ぺちんっ♡


──ばちんっっ♡♡


そして最後に一際大きな破裂音が響くのとほぼ同時。

腰に巻かれていた最後の砦たるタオルが『はらり♡』と床に落ちていった。


「あっ……!!」


焦燥と羞恥と快楽との三つ巴に苛まれたドクターが無意識下で叫ぶ間にも、今度はフランカの指先が宙を彷徨い。

標的を見つけ、一度『わきわき♡』と指先を蠢かせた瞬間──。

白魚のような五本の指先は、迷いなくターゲットへと一直線に向かったのだった。


──にゅるぅぅぅぅ……♡♡♡


「ひぁぁぁぁ……♡♡♡」


泡を大量に纏った掌が、ぬるついた感触を伴いながら幹部分に絡み付く。

先ほどまでとは比べ物にならない刺激。

今まで散々焦らされ続けてきた身にとってはあまりにも劇薬。


「ん~? どうしたの~?♡ あたしはココも洗ってあげようとしてるだけなんだけど~?♡」


そんな言葉と共に緩やかに握り込まれたかと思いきや、“洗う”という大義名分を傘に着て、僅かに力が込められた状態で上下運動が始まってしまったではないか。


──ずっ♡ ぬるっ♡ ぬろろぉ~~っ♡♡♡


(うっ……♡ くぅッ……♡ だ……ダメだ……ッ♡ こ、こんな……ッ♡)


ついさっきまで肌の表面を撫でるように滑っていた掌が、いきなり生殖器を直接扱き上げてくるのだ。

必然的に刺激量は倍増どころか十倍二十倍。

ただでさえ過敏になっていた陰茎が瞬時に膨張するも、最早そんな些細なことに関心など払っていられない。


「ん~……♡ 洗ってあげてるだけなのに……♡ すごいビクビク跳ねてるんですけど~?♡」

「んッ……♡ ふぐぅぅ……ッ♡」


嘘だ。

彼女の口から白々しく『洗ってあげてる』なんて言葉が出てきたところで、現状を鑑みるにむしろ明らかに性的な意図を持って接しているとしか思えない動き。

仮に善意による行為だとしても、ここまで不必要にしつこく擦る理由はどこにもない。


──にちゃぁっ……♡♡ ぬぢょっ……♡ ぬぢょっ……♡ にゅるぅ~~~~っ……♡♡♡


「んッ……♡ ふ……ッ……♡ ん"ん"ッ……♡♡」


握力調整は常に一定。

決して強過ぎず弱すぎず。

決して速過ぎず遅すぎず。

ちょうどよくコントロールされた動きによって、肉竿の表面を泡まみれの掌で何度も往復されればドクターの意志など関係なしに快感が溢れだす。

ただただ延々と与えられる多幸感。

脳が溶けるような陶酔感。

魂までも溶かし尽くす甘美の源泉。


「は~い♡ 泡を沢山ぬりぬりしま~す♡」

「うっ♡ あ……っ♡ ふ、フランッ♡ フランカッ……♡ ちょ……待……ッ♡ あ……あっ……♡」


「待たな~い♡ だって洗ってるだけなんだから~♡」


──ぬぢゃっ♡ ぬちゃぁっ♡ にゅるっ……♡


(ま……まずい……ッ♡ やば……ッ♡)


竿を扱く泡塗れの掌とは別に、反対の手が睾丸を掬い上げるように掴みかかったかと思えば、球体を包み込んだ手のひらが『もにゅもにゅ♡』と、甘い甘い按摩を始めたではないか。

玉袋全体を柔和な力加減でゆっくりと捏ね回し、ガチガチに反り返った幹を扱く手とは対照的に、ゆったりとしたリズムで性感中枢を煽ってくるのだ。


「ぁッ……♡ く……うぅッ……♡ はぁっ……♡」


(し、至福……ッ♡ 至福すぎて……ッ♡ ヤバイっ……♡ く……うぅぅ……♡)


背筋が震え呼吸が荒く、腰の奥は先程から疼きっぱなし。

心臓がバクバクと鳴り響き、肺から供給されるはずの酸素が不足して頭がクラクラし始める。


文字通り全身泡まみれの状態で二つの性感帯を責め立てられ、最早彼は思考することすら困難な状況へ陥っていた。

陰嚢全体を優しく揉み込まれる度に尿道内を液体が上ってくる予兆が走るものの──。


「お~わりっと……♡」

「ん"ん"ん"ん"ッッッ……♡♡♡」


取り上げられた。

突然の絶望的喪失。

射精直前という最も危険なタイミングを見計らったかのように。


「ふ……うぅッ……♡ ふっ……うぅっ……♡」


溜まりに溜まった欲求不満の熱気を何とか消化しようともがき苦しんでいるドクターなど気にも留めず、泡まみれの手が彼の下半身から離れていく。


「フランカ……ッ♡」

「だ~か~ら~……♡ 洗ってあげてるだけだって言ったでしょ~?♡」


──シャ~~~~。


「あっ……♡ く……ッ♡」


そして流し落とされるシャワー。

たちまち全身を温かい雨が包み込み、液体が股間を打つ僅かな刺激さえも強い快楽となってドクターを苦しめる。

あとコンマ数秒遅ければ確実に漏らしていただろうところで手を離した張本人は、ピンと立った狐耳を『ぴょこぴょこ♡』と揺らしながら、『にっこり♡』と満面の笑みをたたえている。

しかしながらそれは決して慈悲深い女神様などではなく、細められた目はむしろ獲物を追い詰め捕食する肉食獣のそれと酷似しており。

その証拠に耳元へと流し込まれた甘い声が、明らかに愉悦の色を孕んでいたのである。


「あ~あ♡ お風呂場で出しちゃったら困るものねぇ~?♡」

「そっ……それは……ッ♡」


「あらあら~♡ どうしてそう思うの~?♡ ひょっとして~……“間違って”何か出しちゃう可能性があったのかな~?♡」

「フランッ……!」


「あ~はいはいごめんごめん♡ 冗談よ冗談♡ だけど~……♡ こんなになっちゃってるのに……♡」


──にぎっ♡


「あッ♡♡♡」


シャワーによって洗い流されたドクターに再度手が伸びてきたかと思いきや、油断しきっていた彼の肉竿が鷲掴みにされたのだ。


キュッと捻られる栓。

そしてシャワーが閉ざされ水音が消え去ったことで訪れる静寂。


「さぁ~て♡ 今度は一緒に湯船で温まろっか♡」

「えっ……♡ ちょ……ちょっと待っ……そ、その前にッ♡ こ、これッ……♡ は、はなし、て……ッッ♡」


「え~?♡ それは聞けない相談だなぁ~?♡ ……それにしてもこうしてたら、ドクターったら……♡ まるで犬の散歩みたいね~♡ いや、狐の散歩……? ん? 狐が散歩? 散歩させるのはあたしじゃなくて……」

「ん"ん"ッ……♡ フラン……ッ♡ ふ、フランカッ……♡ ま……まッ……♡♡♡」


──ぎゅぅぅぅっっ……♡♡♡


「あ~はいはい待てませんよ~♡」

「くぁああぁあ……ッ♡♡♡」


なかなか歩みを進めようとしないドクターに対して業を煮やしたフランカは、手中に収めた彼の熱杭を『ぎゅっ♡』と握りしめながらずんずん進んでいく。

当然のことながらドクターは悲鳴を上げることしかできない。

一気に狭まる手指の隙間、ペニスに巻きつけられた肉のリード──フランカの手のひらは、強制的に前進させる命令を下す拷問器具となり果てていた。

抵抗を示そうものなら即座に握り潰さんばかりの力を込められてしまい。


「あぁあぁああ……ッ♡」


彼は懸命に足を動かしバスタブを目指す他ない。

例え無様だろうが惨めだろうが泣きそうになろうが、彼女にはそんなことはお構いなかった──。


………

……

…

##P4 湯船の中で後ろから@爆乳に顔面をサンドされる、背後から勃起を握られて指摘される、狐を模した手での責め(乳首責め、睾丸責め、手コキ)、勃起命令、寸止め、女神の祈り手コキ、女体包囲網、好き好き洗脳責め、堕ちたドクター、射精命令、エンディング


「ふぃ~~~~~♡ いい湯だね~~~~~……♡」

「あっ……うっ……くッ……♡」


案内されるまま辿り着いた先にある楕円形のバスタブの中へ。

今やドクターは湯船の中で裸陣羽織状態。

背後から伸びてきた彼女の四肢が、湯面から飛び出し、ドクターの視界の隅に映り込む。

背後にはフランカの巨大な肉鞠が、お湯の浮力を得てドクターの後頭部を左右両側から挟み込むように鎮座している。

故に、つい先ほど洗体と称して弄ばれた竿が休まる暇などないのである。


「あ……あのッ……♡」

「ん〜〜〜〜?」


逃亡を試みようとすればたちどころに手が伸びてくるであろう射程圏内。

囚われたまま身動きすら許されない恐怖と高揚感でドクターは板挟みに。

いや、己の生殖器を人質に取られたなどとはただの言い訳に過ぎず。

あるいは単純に彼女から逃れる意思が欠如しているだけなのか。

そんな堂々巡りに陥っていた彼の心境など露知らず。

先ほどまではわざとらしく湯船の淵に後頭部を乗せて完全リラックスモードに入っていた彼女が、今度は『うーん♡』と背伸びをして──。


──ぐにゅぅぅぅぅっっ♡♡♡


(う……ッ♡♡ ああっ……ッ♡♡)

 

「あぁ~♡ 少しだけ落ち着いたかも~♡」


──むにぃぃっ……♡♡♡


ドクターは目眩を覚えた。


(こ……これ……はッ……♡ お、押しつぶされて……ッ♡)


頬を挟み込む肉塊の重量感。

耳孔を満たす柔肉の感触。

更には両脇に迫る長い脚に、否が応でも女性特有の柔らかさを味わわされてしまう格好。


「ね〜? ドクターもそう思うでしょ〜?♡」

「ひっ……♡ うっ……ッ……♡ そ……そんなことッ……言われても……ッ♡」


「そんなこと言われても……?」

「だ……だから……その……ッ♡」


「ん〜〜?♡」

「そ……れ……以上は……ッ♡ も……もう……無理だからッ……♡」


──ぎゅむぅっ♡


「あ"ッ♡♡♡」


突如右手で肩を引き寄せられ、湯船の中を彷徨っていた左手がドクターの下腹部を捉えると、『逃げるのか?』と問い詰めるかのように『ぎゅっぎゅっ♡』と竿を握り込む。


「ねぇねぇ? どうしたの~?♡ ドクターのコレ……なんだか硬い気がするんだけど~♡」

「それは……ッ♡ ふっ……フランカッ……がッッ……♡♡ も、もう……や、やめっ……♡ やめてくれ……ッ♡」


「あはっ♡ やっぱり……♡ まだ治まってくれないんだぁ〜♡」


──ぐにっ♡ ぐにぃっ♡


今一度、硬さを確認するかのように掌の中で揉まれ、湯船の中で湯と共に暴れまわる男根。

水面に波紋を幾重にも描きながら、釣り人から逃れようとする哀れな魚のように藻掻くも、フランカの手によって容易く制圧されてしまう。


「はっ……ああっ……♡」

「じゃ〜、この硬くなったの小さくしてみなさいよ〜♡」


竿が手のひらから解放されたのも束の間、楽しそうな声音で囁いたフランカの両手が水面から顔を出す。

右手も左手も、両手揃ってドクターの視界の範囲へ。


「コン、コーン……♡」


狐を模した手の形。

人差し指と小指を耳に見立てて、親指と残りの指を曲げて口を表す所謂『狐の手人形』。

通常であれば子供騙しのおふざけだと一笑に伏されること請け合いの幼稚な遊び。

それをおもむろに近づけて来た彼女は。


「今日は特別サービスでお狐さんが二匹ですよ〜♡ 片方は左手の狐さん、片方は右手の狐さん……♡ コン♡ コンコン……♡」

「う……ッ!?」


「どっちも可愛いでしょう?♡」


手首を返したフランカの、手で形作られた二匹の狐に見つめられ、思わずドクターの意識が目の前に釘付けになる。


「えっ……? あっ……やっ……」


前方に映った彼女の両手が左右から、ドクターの胸先までゆっくり水面を泳いできて、二匹の狐はそれぞれが両肩に乗り『コンコン♡』と可愛らしく挨拶してきたかと思えば。


「コンっ♡」

「あ"っ♡♡♡」


──かりっ♡


狐の牙を模した指先が乳頭に噛みついた。


──かりかりかり……♡♡♡

──こりこりこり……♡♡♡


「お"っ♡♡ お"ぉ"……ッ♡♡ お"ッッ♡♡」

「あははっ♡ 可愛い声〜♡」


「まッ♡♡ まっで……ッ♡♡ ち、ちがッ……♡♡ ん"ん"ん"ッッッ♡♡♡」


二匹の狐の前歯が小さな豆粒を『カリカリ♡』と甘噛みするように、フランカの狐の手がそれぞれの指で乳首を交互に責め立てる。

左手の狐が甘噛みを始めた矢先、間髪入れず右手の狐も追随して乳頭に牙を食い込ませ。

かと思えば、舌に見立てられた指の腹が、左右異なるリズムで『ちろちろ♡』と先端を撫で回しながら『こりこり♡』と摘み上げてくる。


「ひッッ♡ ん"ッッ♡♡ ん"ん"ッッ♡♡♡」


乳首を責められるなんてただくすぐったいだけだと決めつけていた己の浅はかさ。

実際は想像の遥か斜め上をいく未曾有の快楽に蝕まれていた。

非勃起時ではまた違う反応を示したかもしれないが、今の状態では間違いなく新たな性感の開発への直通コース。


「コンコーン……♡」

「ち……ちが……っ…♡♡ こ……ッ♡ こんなの……ッ♡♡♡」


未知の領域で翻弄されっぱなし。

身動き出来ず無抵抗。

一方的に責め立てられ続けているも同然。

乳首から駆け巡る快楽の波は止まることなく全身を疾走するが如く。

背筋から脊髄へと迸る、甘く痺れるような心地好さに何度も悲鳴を上げながらも必死に耐え凌ぎつつ、ドクターはフランカが何を考えているのかまったく理解出来ずに困惑していた。


なぜこんなことをするのか?

そもそも何故こんなことになっているのか?


「や……ぁ……♡♡♡」


ひとしきり胸を嬲られてから漸く指先が退いた時には全身が弛緩しきり、呼吸さえままならない程に消耗してしまった後だった。

呼吸を整えるのに必死で放心状態のドクターに対し、胸先から離れていく狐達が水面の下へと潜り込み、その矛先を狙い定めたのは──ドクターの股間部。

湯面の下で『びくんびくん♡』と主張を繰り返すペニスの周りを、旋回するように水を切りつつ泳ぐ狐達が。


「コンっ……♡」


──かぷっ……♡


今度は睾丸を齧り始めたのだ。


──にち♡ にちにちっ♡

──くに……♡ くにくに……♡


「お"ッッ♡♡ お"ぉ"……ッッ♡♡」


水の中で蠢く白い尻尾、もといフランカの手指が、ゆらゆらと揺れ動きながら睾丸を舐め回す度に、全身を貫く快感に身悶えることしか叶わない。


「こっ♡♡ コン……ッッ♡♡♡ お"ッッ♡♡ もっ……もっ……ッ♡ お"ぉ"……ッッ♡♡♡」

「ん? ドクターったら〜♡ 知ってたんだ〜?『狐はたまたまが大好き』だってこと〜♡ まぁあたしの場合だけど……♡」


「だッ……♡♡ だめッ♡ そっ……♡♡ こらぁ……ッ♡♡♡ こんッ♡ コンこん……ッ♡ う"ッッ♡♡」

「あら〜? コンちゃん達〜♡ 今日も美味しそうな餌を食べてるのかしら〜?♡」


──カリッ♡

──カリカリっ♡


「やッ♡ まッ♡ まッ……て……♡ いじッ♡ いじゃんっ……♡♡ くぅぅ……ッッ♡♡♡」


「ん? どうしたの?♡」

「そッ♡ そこッ♡ そんなトコっっ♡ イジメないでよぉっ……♡♡♡」


「え〜? たまたまの玉遊びして欲しいって言うの〜?♡」


──こりゅっ♡♡


ドクターの苦し紛れに放った渾身の狐言葉がフランカの両手の狐に通じるはずもなく、狐の口を模した指先は金玉袋を掴んだまま離さず。

揉み込む動きと共に指の腹が球体を転がし始めた。


「あ"ッ♡♡ お"っ……♡ お"ッッ♡♡ だめッ♡ ほんとにだめっっ♡♡」


──にぎにぎ……♡

──こりゅ……こりゅ……♡


「コンコン……♡ コンコン……♡」


狐達に甘噛みされ続けた影響で性感は既に最大値。

なのに竿には全く触れてくれないという中途半端な状態によって射精感だけが蓄積され続ける一方。

睾丸の内側から湧き出る熱量。

煮え滾る欲求不満。

発散される機会を与えられず燻り続ける劣情が、『カプカプ♡』と睾丸を苛む歯牙のような愛撫によって加速してゆく。


「まッ……♡♡♡ まって……♡♡♡ それいじょう……♡♡♡ た、たすけて……♡♡♡」

「ん〜〜♡ 随分と余裕ない感じだけど〜〜?♡」


「あ"ッ♡♡♡ あ"あ"あ"ぁ……ッ♡♡♡ お"っ♡♡♡ お"ぉ"……ッッ♡♡♡」

「おやおや〜? どうしちゃったんだろうねぇ〜?♡」


──こりこり……♡

──くにゅりゅ……♡


「お"ッッ♡♡♡ ん"ん"ッッ♡♡♡ やッ……♡ はぁぁ……♡♡♡」

「コン♡ コン……♡ すんすんすん……♡ すんすんすん……♡」


睾丸を離れた二匹の狐が今一度股間付近を回遊し始める。


「ドクタ〜?♡ 今二匹の可愛いお狐ちゃん達は、お湯の中で不埒で美味しそうな匂いを放ってるモノを嗅ぎ回ってるみたいよ〜?♡」


背後から、耳そばで囁きかけられる。


「ほら〜……♡ コンっ♡ コンっ♡ お探しのモノはどこでしょうね〜♡」

「ぁ……♡ あっ……♡ や……やめッ……♡♡♡」


──すんすん……♡ すんすんすん……♡


水面下で探査活動中の二匹の狐が鼻を利かせながら、水中に漂う匂いの根源を探し回る。


「特にお狐ちゃん達は、男性の勃起ちんちんの匂いに敏感なんですって〜♡ なんでもオス狐がメス狐を惹き寄せるために垂れ流してるフェロモンと同類だからとか〜?♡」

「う……うそだ……ッ♡ そん……な……っ♡ 勝手なこと……ッ♡」


「ほぉ〜ら……♡ 匂ってますね〜♡ フェロモン全開のド変態ちんぽ……♡」


──すんすん……♡ すんすんすん……♡


鼻先が勃起のそばを通り過ぎてはまた戻ってきての繰り返し。

だが決して獲物へ触れることはない絶妙な距離感が維持され続けており、今まさに狐達は主人の命令に忠実な猟犬として獲物の所在を探っている。


「あ……ッ♡ まっ……♡」

「あら〜? コンちゃん達がまた迷子になったのかな〜?♡」


──すんすん……♡ すんすんすん……♡


「あ……ぁ……♡」

「あらあら〜? ドクタ〜?♡ どうしたのかなー?♡ 勃起しなければコンちゃん達にはバレないから、頑張って我慢しないとね〜……♡」





「……勃起♡」



──ビクぅッッッ♡♡♡



「あ"ッッ♡♡♡ あ"っっ♡♡♡ あぁぁぁ……♡♡♡」


最後に囁かれたフランカの一言が、耳穴を通って鼓膜を震わせ、脳へと到達し、頭蓋内を駆け巡る。

瞬間、これまで以上に肉竿へと熱が入り、下腹部が大きく脈打つ。

まるで待ち侘びていたかのように歓喜の咆哮をあげる剛直がさらに硬度を増し、反り返った。


「ん?♡ どうしましたか〜♡ コンちゃん達〜♡ 今度は……何を見つけちゃったのかしら〜?♡」


お湯の中をわざとらしく漂っていた狐たちが反転し、再び勃起のすぐそばまで迫ってくる。

だが『すんすん♡』と鼻先を近づけて匂いを嗅ぎ分けようとする狐達に悟られまいと、ドクターは懸命に自制しようと試みるも──。





「……勃起しろ♡」

「ひぐッ♡♡♡」







「……勃起♡ 勃起勃起勃起♡ 勃起しろ♡」

「やっ……♡♡♡ あ"ッッ♡♡ あ"ッッ♡♡ あ"ぁぁぁ……ッ♡♡♡」


耳元に注がれる淫靡な響きの語録。

彼の意識とは乖離して暴れ回るペニスは、睾丸の内部を『ぐつぐつ♡』と煮込むようなフランカの言葉に抗えず、無意識のうちに勃起への自認と同時に何度も『ひくひく♡』といななき、二匹の狐達に居場所をアピールしてしまう。


「あ〜あ……♡ コンちゃん達は鼻がいいからね〜♡」

「あ……ぁッ……♡♡♡」


「見つかっちゃったみたいです〜♡」


──かぷっ♡

──かぷっ♡


「ひッッ♡♡♡」

「コンっ♡ コンコーン……♡」


二匹の狐が同時に竿へと噛みついた。

カリ首に食らい付く狐は『じゅる♡』と啜り上げるように吸い付きながら。

竿本体に噛みついた狐は『ぐりっ♡』と根本を強く咀嚼して。


「ひッ♡ ひッッ♡♡ やっ……♡ やだっっ♡ こんこんっっ……♡ 助けッッ♡♡♡ お"ッッ♡♡ ん"ん"ッッ……♡♡♡」


「コンっ♡ コンコーン♡」

「ひッ♡ ん"ッ♡ ん"ん"ん"ん"……ッッ♡♡♡」


──ぢゅうぅぅっっ……♡

──ぢゅっぱっ♡


狐の口が咥え込んだ──つまりは肉棒を摘み上げた三本の指先が、ゆっくりと表面の凹凸に沿って竿を扱き出す。


「あッ♡ あ"あ"ッッ♡♡♡ ん"ッッ♡ ん"ん"ッッ♡♡♡」


──にちゅっ♡

──にちゅにちゅっ♡


二匹の狐が競い合うように肉筒をしゃぶりつき始めればもう止まらない。

上下に扱くだけでなく、『ちゅぱちゅぱ♡』と時折啄むように愛撫してみたり。


「コンっ♡ コンコーン♡」

「お"ッ♡ お"ぉ……ッ♡♡♡ あ"っ♡ や"ッ♡ やめ……ッ♡♡ ん"ん"ん"ッッ♡♡♡」


──ちゅっ♡ ちゅっ♡

──ぬっちゅ♡ にちゅっ♡


口に見立てられた三本の指が幹を食み、舌に見立てられた親指の腹が亀頭の表面を撫でさすれば──。


「ん"お"ッッッ♡♡♡ お"お"ッッッ♡♡♡」


一際低い喘ぎを漏らしたドクターが背を仰け反らせる。

その表情には今まで以上の悦楽が浮かび上がっており、ドクターの反応をつぶさに観察していたフランカがそれを見逃すはずがなかった。


「へ〜……♡ ドクターってば……♡」


心に抱いた疑念。

それを彼女は確信へと変えるために。

鼓膜を震わせたのは、悪魔が囁くような甘い音色。


「もしかして、ドクターは『亀頭が弱点♡』っていうドMさんなのかな〜?♡」


──ぴくりっ♡♡♡


狐の口によって覆われていた亀頭の表面を『ぺろぺろ♡』と親指で舐められる。


「ちッ♡ 違ッ♡ あ"あ"あ"あ"……ッッ♡♡♡」


──ぺろっ♡

──ぺろぺろ……♡


「ふふっ……♡ 当たりかな〜?♡ これは面白い情報入手しちゃった〜♡」


「ち……違ッ……♡」

「あ〜♡ 嘘ついちゃダメよ〜?♡」


──ぬるぅっ……♡


「あ"ッ♡ あ"ぁ"ぁ"……ッ♡♡♡」


否定を言い切る前にフランカの親指が亀頭に塗りつけられて、一気に声が甘さを帯びる。


「そっかそっか〜♡ ここが敏感なんだ〜♡」


──くに……♡

──くにっ……♡


「う"っ♡ ふぐッ♡ ひッ♡ ん"ッ♡ ん"ん"ッ♡♡」

「なるほどね〜……♡ だったら〜……♡」


三本の指先による、豆でも捏ね回すかのような動きで、亀頭と裏筋の敏感な部分を集中攻撃されてしまえば、ドクターは絶え間なく押し寄せる快楽の波に必死に耐え忍びながらも腰が前後に振れるのを止められない。


「く……ッ♡ ふッ♡ ふぅぅ……ッ♡ ん"ん"ッ……♡ ふぅぅ……ッ♡ くっ……♡ は……ぁ……♡ しょッ……んにゃ……ッッ♡♡」

「あらあら〜……♡」


それだけならまだしも、もう片方の手は陰嚢へと回され優しく包み込んで慈愛の抱擁を与えながらも、時に爪先が『かり……♡』と軽く刺さり込んできて股間全体が小刻みな痙攣を引き起こす。


「あ……ぁ……♡」

「ん〜? どうしたのかなぁ〜?♡ そのえっちなポーズは何〜?♡」


いつしかドクターは自らの意志とは無関係に腰をくねらせ、淫らなダンスを披露していた。

バスタブの中で足が滑るせいで思うように踏ん張れないこともあってか、ついつい彼女の身体に体重を預けてしまう形になってしまっていることもまた誤算だった。

頭と体が茹だるように熱くなり思考能力も低下していく中で、唯一理解できていることといえばただ一つ。

このままだとイッてしまうという絶望的な事実。


「もし敵のアジト……それもお風呂の中なんかで出しちゃう変態ってことがロドスのみんなに知れちゃったら……どうなると思う〜?♡」

「や……ッ♡ それはッッ♡♡♡」


「みんなきっと幻滅するでしょうね〜……『尊敬する上司だったドクターが、実は四六時中エッチなことを考えてるお猿さんなんだ』って……♡」

「あ"ッッ♡ あ"ぁ"ぁ"……ッッ♡♡♡」


みんながドクターを軽蔑する眼差しが脳裏にちらついた途端、『ぞくり♡』と全身を戦慄が駆け巡る。

罪悪感にも似た感情。

情けのない自分。

絶対に誰にも見せたくないと思う反面で……。

なぜか気持ちよくてたまらないと感じる自分もいることに気がついた。


(い……やだ……ッ♡ だめ……ッ♡ こんなの……いや……だ……ッ♡)


しかし──。


──くちゅっ……♡ くちゅっ……♡ くちゅくちゅくちゅッ♡♡♡


「ぁ……ッ♡ あぁぁ……♡♡ ぁッ……♡ お"ッッ♡♡ あ"っっ♡♡♡ お"ぉっっ……♡♡♡」


亀頭を摘んだ指先が螺旋を描くように回転し始めると同時に脳内麻薬が分泌され始めるのが分かった。

全身を駆け巡る快感信号。

下腹部を中心に発生する疼き。


「いッッ♡♡♡ イクッッ♡♡♡ いぐッッ♡♡♡ イグゥッッ♡♡♡ あ"あ"ッッッ♡♡♡」

「イカせるわけないでしょーが♡」


──ぎゅぅぅっっっ……♡♡♡


「お"ッッ♡♡♡ あ"あ"ぁ"ぁ"……ッ♡♡♡」


射精に向けて昇り詰めていく直前で、陰茎の根元を『ぎゅう♡』と力一杯握り込まれる。

『バチバチ♡』と弾ける視界。

脳内に電撃が走ったようだった。


「ドクター?♡ いいこと教えてあげよっか~?♡ わたし、実はロドスを裏切って、この女神教団の奴らに寝返ろうと思ってるの♡ ドクターを手に入れられたらさ~……わたしを一生養ってくれるって言われてね……?♡」

「まッッ♡♡♡ そんなッッ♡♡♡ まっ……で……ッッ♡♡♡」


「ふふっ♡ ドクターの相手はこっち……♡」


まるで乙女が祈りを捧げるかのように手のひら同士を絡み合わせたフランカの両手が水面へと浮上し、眼前に晒される。

少しとろみの付いたお湯を滴らせながら、指と指とが幾重にも交わり合い複雑な立体構造を形作ったそれ。

ぴったりと手のひらが重ね合わせられているように見えて、実際には少しだけ開いている隙間。

『ヒクヒク♡』と、お湯の中で震える肉竿の先端に狙いを定めたフランカが、両手の位置を調整しながらゆっくり落とし。

『にまぁ♡』と半月を描く唇の弧。


「天国ってどんな場所だと思う?♡」


──ずぷずぷずぷぅぅぅ……♡♡♡


「あ"っっ♡♡♡ あ"っっ♡♡♡ あ"あ"あ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"……ッッ♡♡♡」


乙女の祈りが形作る手筒へと差し込まれた亀頭部分。

まるで聖母が幼児の頭部を包み込むような優しさをもってして。


「あ"あ"あ"ぁ"……ッッ♡♡♡ あ"ぁ"ぁ"……ッッ♡♡♡」


フランカは迎え入れた。


──ずにゅぅぅ……♡♡♡


「あ"あ"ぁぁッッ♡♡♡ あ"ぁぁッッ♡♡♡ あ"ぁッッ♡♡♡ お"っっ♡♡ お"っっ♡♡ お"ッッ♡♡♡」


一気に竿の全体を飲み込むと、両手の指肉で出来た凹凸がカリ首の段差に引っかかりながら『ぐぽぐぽ♡』と抜き差しされて。


「天国ってのはね~……♡ 大好きな人とずっと一緒に過ごせる場所……♡ 家族とか友達とかペットと暮らしたりして毎日楽しい日々を送ること……♡ そして何よりも大切なのは愛し合うパートナーの存在……♡ 時には喧嘩することもあるけれど最終的には仲直りができて幸せな関係をず~っと続けられる……♡ この教団はね~……♡ 女こそ至上な世界を作るための組織なの……♡ まぁ要するに女の子ばっかりの楽園……♡ あたしみたいな普通の人間もいれば感染者だって例外じゃない……♡ そんな素敵な世界にあなたと二人きりなら、とびっきり素敵になると思わない?♡ ドクターと結婚式を挙げて子どもを作っていっぱい家族を増やして大家族になりたい……♡ そう思うのは悪いこと?♡」


──じゅぽっ♡ じゅぽっ♡ じゅぽっ♡

──ぬぽっ♡ ぬぽぬぽぬぽぉ……♡♡♡


「あ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"……ッ♡♡♡」


教団の教えを説かれながらも強烈な快感に翻弄されるばかりのドクターに思考能力などほとんど残っておらず。

ただひたすらに快楽の波に呑まれて喘ぎ散らすことしか出来なかった。


「ドクターも一緒に来るでしょ?♡ あたしと一緒に新しい人生を始めましょうよ……♡」

「ひッッ♡♡ まっ……♡♡ まっで……♡♡ あ"ッッ♡♡ あ"ッッ♡♡ やッ♡ やッ♡ 私はまだッ♡」


「ふふっ♡ 悩む必要なんてないのに~……♡」


──ぐりゅっ♡♡

──ぐりゅりゅりゅ……♡♡♡


「ん"ん"ん"ッッ♡♡♡ はひッ♡♡♡ あ"あ"ッッ♡♡♡ お"ッッ♡♡♡」


突然、フランカの手筒に変化が訪れればドクターも堪らず反応を示す。

乙女の祈りが肉竿の芯へと絡みつき、全体を包み込む。


「大丈夫♡ 気にすることはないわ♡ ドクターはわたしが守ってあげるから♡」


──にゅりっ♡ にゅりっ♡ にゅるりっ♡ にゅちっ♡ にゅちっ♡ にゅちち……♡

♡♡


「ひッッ♡♡ ん"ん"ッッ♡♡ お"ッッ♡♡ お"ぉ"ッッ♡♡ お"っ♡♡ ん"ぅ"ぅ"ッッ♡♡♡」


細い指肉で編み込まれた網目が、『ぐるぐる♡』と螺旋を描くように移動しながら亀頭表面を撫で擦る。

指の間隔が狭まれば肉胴を締め上げる力が強まり、ゆるみ始めるとまた新たな指が絡みついてくる。

当然、慣れることはない。


「あ"あ"ッッ♡♡♡ あ"ッッ♡♡♡ あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"……ッ♡♡♡」


──ぎゅぽっ♡ ぎゅぷっ♡ ぎゅぷぷぷぷッッッ♡♡♡


手のひらの根元まで使われて、肉竿全体を搾り上げるように上へ下へと小刻みな往復運動を伴えば、手の中を行き来するお湯の水流と共に激しくて下品な吸引音が響き渡る。


──ずりっ♡ ずりっ♡ ずりりっ♡ ずりりりり……ッッ♡♡♡


「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ッッッ♡♡♡」

「あはッ♡ イキそうでイケない感じ~?♡ 可愛い~♡」


──ぎゅぅぅっ……♡♡♡

──ぎゅむぅ……♡ ぎゅむぅ……♡


しかし、フランカの手は決して絶頂を許してはくれなかった。

射精感が高まっても必ず根元を締め上げられて強制的に精液を堰き止められて。

時折り思い出したように陰嚢を揉み込まれて精子工場を活性化させられては、『ゆさゆさ♡』と爆乳の狭間で頭蓋を揺さぶられる。

逃げ場などどこにもない。

行き場を失った快楽は体内でぐるぐると循環し続け、性欲が煮詰められていく。

その結果待ち受けるのは屈服しかないということなど火を見るより明らかだった。


──ぬぽっ♡ ぬぽっ♡ ぬぽっ♡


再開される抽挿。

指肉による繊細な愛撫。

もはやドクターはまともな返事をすることさえままならない状態へと追い込まれており。

快楽に飲まれきった表情を浮かべる男の耳元に寄せられた唇から紡がれる言葉が、無防備な脳へと注入されていく。

教団の危険な教え。

ドクターを手籠めにせんとするフランカの野心──勝手に思い描く二人の未来や彼女の幸福論。

それらの全てが混濁した意識へと刷り込まれていって。

今も尚繰り返される絶頂への誘惑と拒絶。

男を虜にすべく施される甘言に思考能力を奪われて、尚も続けられる卑猥な教えと性的虐待によって脳が溶け堕ちていく。


「ほら♡ ドクター?♡ 天国に行くのならイキたいわよね?♡」


──くちゅくちゅくちゅ……♡


「は……ひッッ♡♡ いッッ♡♡ あ"ッッ♡♡ い"ぃ"ッッ♡♡」

「ん~……? どうしたのかな~?♡」


「い"き"だぃ"……ッッ♡♡」

「じゃあわたしが助けてあげる♡ それでいいかしら?♡」


──くちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅッッッ♡♡♡


「あ"ッッ♡♡♡ あ"ッッ♡♡♡ あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"……ッッ♡♡♡」


狂ったように肉竿へと吸い付く指先たちの奏でる粘っこいリップ音。

まるで軟体動物のように這い回り、絡みつき、しゃぶりつく指と指とが織りなす饗宴。

頭上で聞こえるフランカの優しい声。

寒暖差のジェットコースター。


「だからお願い……♡ ドクター、わたしと一緒に来て欲しいの♡」


「好きよ……ドクター……♡ 愛してるわ……♡ だから……ね?♡」


快楽によって『どろどろ♡』に溶かされた心の防衛ライン。

その隙間に流し込まれる甘い砂糖菓子のような言葉たち。

甘美で陶酔的で中毒症状を起こす麻薬さながらの恋の蜜の効果は絶大だった。


「わたしだけを見て♡ ロドスのオペレーターは眼中にないくらい♡」

「ん"ん"ッッ♡♡♡ い"ぎだぐ……なぃ"ぃぃ……♡♡♡」


「大丈夫♡ 幸せにしてあげる♡ だからイこう?♡」


──くちゅっ♡♡ くちゅっ♡♡ くちゅっ♡♡


「あ"あ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"……ッ♡♡♡」

「それじゃあ……まずは第一歩から始めましょうか……♡」


──にゅちにゅちにゅち……♡♡♡


ドクターの蕩けた顔を覗き込むように、背後のフランカが身を乗り出してきて。

視界の大半を占める、フランカの、顔。

『ぴょこぴょこ♡』と嬉しそうに揺れる狐耳。

細められた目の奥にはトパーズを思わせる煌めきの色。

そして『にまあ♡』と妖艶に弧を描いた唇。

刹那、ドクターの意識の焦点は彼女に引き寄せられて、気が付けば目の前に迫っていたフランカの唇と自らのとの距離が縮まっていく。

口づけされる──そう確信したドクターであったが。


「……ドクターは私が好き……♡」


ぼそぼそとフランカが囁いた。

更にフランカの両手は祈りのポーズをやめ、今度はそれぞれが独立した動きを見せ始めた。

右手はドクターの亀頭にあてがわれ、手のひらで『ぎゅむり♡』と優しく包み込み。

もう片方は、竿の幹の部分に五本の指を絡みつかせた。

すなわち──。

亀頭を握りつぶす勢いで揉み込み。

同時に肉竿を扱く。


ドクターを確実に堕とすための布陣。

フランカの全身によるドクター包囲網。

後方には女体。

前方にはフランカの手。

逃げ場はない。


「ドクターはわたしが好き……♡」

「ち……ちが……ッ♡ ひッッ♡♡♡ ち……がッッ♡♡♡」


今一度囁かれた言葉の意味を考え、ドクターはたまらず目を見開く。

目の前に見えるのは相変わらずの美貌。

互いの唇が重なるまで残り数センチという所で停止している。


「フランカが一番大好き……♡ 他の誰よりも……♡」

「やッ♡ やだぁッ♡ ちが……ッ♡」


「違わないわ……♡」


「ドクターはフランカだけを見てるの♡」

「ちがっ……♡」


──ぎゅむぅッ♡♡♡

──くちゅくちゅくちゅっ……♡♡♡


「お"ッッ♡♡♡ あ"あ"ッッ♡♡♡ お"ッッ♡♡♡ お"ッッ♡♡♡ お"ぉ"ぉ"……ッ♡♡♡」


「ずっとフランカと一緒にいたい……♡」

「い"ぃ"ぃ"……ッ♡♡♡ ら"め"ぇぇ……♡♡♡ だめだめだめぇぇ……ッ♡♡♡」


「ロドスから出たい……♡」

「はひッッ♡♡♡ や"ッッ♡♡♡ やだぁぁぁ……ッッ♡♡♡」


「ドクターはわたしのものになる……♡」

「あ"ッッ♡♡♡ ん"ん"ん"ッッ♡♡♡」


「みんな捨ててフランカと楽園に……イクっ……♡ 女神教団の教えに、イクっ……♡ イカされる……♡」

「あ"あ"あ"あ"あ"あ"……ッッ♡♡♡ あ"あ"……ッッ♡♡♡」


フランカはドクターの顔を見ながら甘く囁き続ける。

布教という名の洗脳。

愛の告白という名の宣誓。

甘い声で囁くフランカの言葉がドクターの脳へと染み込んでいく。


「フランカがいちばんすき……♡」

「す……きじゃッッ♡♡♡ ないぃッッ♡♡♡」


「大好き……♡」

「や……だぁぁぁ……ッッ♡♡♡」


「大好きでしょ……?♡」

「ちが……ッッ♡♡♡」


──にゅちにゅちにゅちっ……♡


「違うの……?♡」

「ん"ッッ♡♡♡ ん"ん"ん"……ッッ♡♡♡ ふぅぅぅ……♡♡♡ くッ……ぅッ♡♡♡」


フランカの右手が、手のひらの窪みで亀頭の肉を甘く潰していく。

柔らかな掌による徹底的なマッサージは快楽地獄からの脱却を許さない。


「ねえ……ドクター……♡ 好きって言ってみて……♡」

「ん"ん"……ッ♡♡♡ ん"ぅぅ……ッ♡♡♡」


「言わないとやめちゃうよ……?♡」

「ん"ん"ん"ぅッッ♡♡♡」


「言えなかったらもう終わりだからね……?♡」

「やッ♡ やらぁ……♡♡♡ い"ッッ……♡♡♡ ん"ん"ん"ん"……ッッ♡♡♡」


ドクターの唇へと迫るフランカの唇。

二人の唇は合わさりそうになりながらも接触はしない。

まるでキスの寸止め。

目と鼻の先で、潤いたっぷりのフランカの桃色の唇は言葉を紡ぎ続ける

この期に及んでなお焦らされる。


「ほら♡ 早くしないと本当にやめちゃうわよ……?♡」

「あ……ッ♡ あ"あ"……ッ♡♡♡」


「フランカが好き……♡ フランカが大好き……♡」

「お"ッッ♡♡♡ ん"ん"ッッ♡♡♡ あ"あ"あ"ッッ♡♡♡」


「ほら言ってご覧なさい♡」

「す……ッッ……♡♡♡」


「ん~……?♡」

「すきぃ……ッッ♡♡♡」


「もっと♡」

「すき……ッッ♡♡♡」


「もっともっと♡」

「すきッッ♡♡♡ すきすきすきッッ♡♡♡」


「じゃあ最後に言ってちょうだい♡ フランカが大好きって……♡」

「すき……ッッ♡♡♡ あ"ッ♡♡ あ"ぁぁ♡♡♡ フランカが大好きッッ♡♡♡ もうずっと一緒ッ♡♡♡」


「わたしも……ドクターのこと……大大大大大好き♡」


──ちゅぅぅ……♡♡♡


「ん"ん"……ッッ♡♡♡」


フランカの手が動きを止めたと同時に唇同士が接触する。


──ちゅぷっ……♡♡ じゅるぅ……♡♡♡ ぢゅっっ♡♡♡ ぢゅるるるるっっっ♡♡♡


貪るような口づけ。

あっという間にドクターの唇を割って侵入を果たした、フランカの肉厚で長い舌が口内を蹂躙し唾液を啜る。

下品な水音。

口腔に広がるフランカの口内の甘味。

そして、股間部で再開される上下運動。


──ぬぢぃぃぃぃ……♡♡♡


「ん"むっっ♡♡♡ ん"ん"ッッ♡♡♡ む"ぅぅ……♡♡♡ ぢゅるるるるぅっっ♡♡♡」


──ぬぽぬぽっっ……♡♡♡

──ぬぽぉ……♡ ぬっぽ……♡


指先が波打ち肉竿を苛む。

フランカの指と手のひらが作り出す、搾精生物のようなうねりが根元まで届く度に、腰が砕けそうになるほどの甘い痺れが全身を走り抜ける。

舌と舌、唇と唇。

女体と体、手と肉竿。

それぞれ接触した箇所から溶け合って一つになってしまうのではないかというほどの一体感と多幸感。


「んはぁ……♡ ふふっ♡ ちゅぅぅ……♡ イク……?♡ んふ……♡ ちゅぅぅ……♡ ほら……♡ ちゅぱぁ……♡ ちゅ……♡ んはぁ……イク……?♡ はぁむ……♡ ちゅぅぅぅ……♡」

「ん"ん"ん"……ッッ♡♡♡ ふむ"ッッ♡♡♡ ん"ッッ♡♡♡」


キスしながら繰り返される同じ問いかけ。

息継ぎすら許さない濃密すぎる接吻。

脳汁が『どぱどぱ♡』と分泌されているのを感じながら、視界の中でバチバチと火花が弾け飛ぶ。

フランカが『イク』と尋ねる度に脳がショートするような感覚に陥って思考回路が焼き切れそうになる。


──くちゅくちゅくちゅっっ……♡♡♡

──にゅちにゅちにゅちっっ……♡♡♡


「イキたい……?♡ はぁむ……♡ ちゅぅぅ……♡ イッちゃう……?♡ ちゅぱっ……♡ 好きぃ……?♡ ぢゅぅぅ……♡ イク……?♡ ぢゅぱぁ……♡ ふぅん……♡ 好きぃ……?♡ ちゅぅぅ……♡」


──くちゅくちゅくちゅくちゅッッ♡♡♡


何度も何度も頷いていた。 

ドクターは自分のプライドを殺してでも、この淫乱狐に降伏する道を選んだのだ。


「ほらぁ……♡ 答えて……♡ はぁむ……♡ ちゅぅぅ……♡ 好きぃ……?♡ ちゅぱぁ……♡ イキたい……?♡ イキたいわよねぇ……♡ じゃあ囁いて……♡ わたしのこと好きって言って……♡ はぁむ……♡ ちゅぅぅ……♡ イッちゃう……?♡ はぁむ……♡ ちゅぅぅ……♡ ねえねえねえねぇぇ……♡ いっちゃう……?♡」

「ふみゅぅぅぅ……ッッ♡♡♡ すきぃぃぃ……ッッ♡♡♡ イグぅぅぅ……ッッ♡♡♡」


「嬉しい……♡ ちゅぅぅ……♡ 大好き……♡ はぁむ……♡ イクイクイク……♡ ちゅぱぁ……♡ はぁむ……♡ 好き好き好き好き好き好き……♡ はぁむ……♡ イッちゃう……?♡ イッていいよ……♡ イッて……♡ イッちゃえ……♡ イッちゃえイッちゃえイッちゃえ……♡」





「──イケっ……♡」

「ん"む"ぅぅッッ♡♡♡ ん"ん"ん"ん"ん"ん"ん"ん"ん"ん"ん"ん"……ッッ♡♡♡」


──びゅくっ♡♡♡ びゅるっ♡♡♡

──びゅっっ♡♡♡ びゅッッ♡♡♡ びゅぅぅぅ~~~ッッッ♡♡♡


精管を通り抜け出口を求め奔流する白濁の奔流。

ドクターが堪らず背中を弓なりに逸らすと、呼応するように亀頭に巻きついた指の一本が出口を塞ぐように被さってきた。


「ん"ッッッ♡♡♡ それッッッ♡♡♡ やばっっっ♡♡♡ あ"ッッッ♡♡♡」

「んふぅ……♡ イケっ……♡ イケっ……♡ イケイケイケ……♡」


フランカの指先によって排出量を絞られたせいで竿内部の圧力が高まり、精液が『ごりごり♡』と尿道の内側を擦り上げていくような感触が湧き上がり、腰の奥が『ゾクゾク♡』と震えだす。

しかしそんな状況にありながらもフランカは手を緩めることはなかった。

射精途中でさえも容赦なく竿を扱き上げ、一瞬で終わるはずの快楽のピークを延長させる。

至上の快楽をフランカが与えることで、彼女の肉欲に溺れ、彼女無しでは生きられない体に堕とそうとする思惑。

だからこそ、手を緩めることも、手を抜くこともなく、全力。


「う"ッッ♡♡♡ ん"ん"ん"ぅッッ♡♡♡」

「んふっ……♡ あ~あ……♡ 出しちゃったね~……♡ お風呂の中なのに~♡」


──びゅっっ……♡ びゅくっっ……♡ びゅるるっっ……♡


「ん"……ッ♡ ん"ぅ……♡」

「うふふっ……♡ でも良かったわぁ~……♡ これでわたしの目的は達成~……♡ ドクターを手に入れるっていう目標を……ね♡」


「あ"……ッ♡ あ"ぁ……ぁ……♡」


──ぬちっ……♡ ぬちっ……♡ ぬちっ……♡


ゆっくりと、尿道に残った残滓すらも搾り取るように執拗な動きで、フランカの手指が肉胴を扱いていく。

もうすっかり疲れ切った様子でフランカの女体に身を任せるドクターであったが、それでも彼女の指捌きに合わせて時折肩を『ピクリ♡』と跳ねさせつつ、バスタブ内で座り込んだまま動けなくなっていた。


「ふふっ……♡ ドクター……♡ バスタブの中でお漏らしなんかしちゃったんだから……♡ 当然、お仕置きよね~?♡ だってほら、せっかくの快適なお湯に、ドクターの精子ちゃん達が泳いじゃってる……♡ 女神教団のアジトなのに~♡ 教徒でもなんでもないドクターが汚いザーメンで、わたし達の居住区を汚しちゃったんだから~♡」

「あ"……ぁぁ……♡ ご……めんなひゃぃぃ……♡♡♡」


「ごめんじゃ済まされない問題よね~♡ こういう時は、我が教団の教えだとどうなると思う~……?♡」


──ぬぢっ♡ ぬちっ♡ ぬちっ♡ にゅちぃぃ……♡


射精直後の敏感な状態で、フランカの左手が再び竿を上下する。

萎える暇を与えない巧みな指使いに翻弄されて、ドクターは喉奥から悩ましい声を上げながら顔を歪ませる。


「ぁ……♡ あ"あ"……♡ あ"ぁ……♡ あ"あ"あ"……♡」

「教義その一……♡ 捕らえた旦那様候補が粗相をした場合、お仕置きとして夜通し抱き潰すこと……♡」


──ぬち♡ ぬち♡ ぬち♡ ぬちっ♡ ぬちっ♡


「教義その二……♡ 信徒の旦那様候補はみんなの共有子種財産……♡ 子孫繁栄のためにもたくさん射精させて、一人で何人も孕ませさせること……♡」


──しゅこっ♡ しゅこっ♡ しゅこっ♡ しゅこっ♡ しゅこっ♡


「教義その三……♡ 担当者が旦那様候補を独占したくなったら、朝から晩まで旦那様候補を肌身離さず拘束すること……♡ 拘束手段としては旦那様を押し潰すように抱きしめ教団専用の装衣を纏い、胸や尻などより女性を感じられる部位の肉で挟み込み、一切身動きできないようにすること……♡」


──ぐにゅっ♡ ぎゅっ♡ ぎゅむっ♡ ぎゅぅぅ~~……♡


「そして教義その四……♡ 射精権の剥奪……♡ 旦那様候補が射精を我慢できなくなっても絶対に許さないこと……♡ イキそうになっても逃がしてやらず、最後の一滴まで搾り尽くしてやりたい放題犯すこと……♡」

「そんなッッ……♡ そんなッッ……♡ あ"ッッッ♡♡♡」


──ぬちゅぬちゅぬちゅッッ♡♡♡


「ん~?何かな~?♡ 抗議かな~?♡ 教義その五……♡ 女の言うことは絶対……♡ 話す内容がなんであろうと女の方が正しい……♡」


右手が竿を責め立てる最中、フランカの左手がドクターの頬笑と添えられる。


──ちゅうぅ……♡ ぢゅぅぅ……♡ ちゅる……♡


「んむ"ッッ♡♡♡ う"ッッ♡♡♡ ん"ッッ♡♡♡」


格付けの仕上げと言わんばかりに、再度行われるフランカの情熱的な口付け。

口元を覆われて口内を陵辱されればドクターはすぐに陥落して瞼を閉じてしまう。

思考が再び『どろどろ♡』に融解していき、快楽以外の何も考えられなくなる。


「はぁ……♡ ちゅ……♡ ちゅぅぅ……♡ ぢゅぅぅ……♡ あ~む……♡ んはぁ……♡ ……はい、お射精、びゅぅ~~~~♡」

「ん"む"ッッ♡♡♡ ん"ん"ッッ♡♡♡」


──びゅっ♡♡♡ びゅるっ♡♡♡

──びゅぅぅッッ♡♡♡ びゅぅぅッッ♡♡♡ びゅッッ♡♡♡


口の端から涎を垂らして目尻に涙を溜めたドクターの表情は、完全に出来上がった雌犬そのものだった。

唇を奪うフランカの催促によって、呆気なく敗北を迎える肉竿。

放出される精液が再び湯中を舞い踊る。

絶頂の衝撃によって身体が揺れ動くも、フランカの肢体と手筒に雁字搦めにされたドクターは微動だにできない。

そんなドクターを嘲笑するような声色でフランカは囁きかける。


「んはぁ……♡ 格付け完了~♡ これで誰の所有物なのか分かったでしょう……?♡ 女神教団に捕まっちゃった幸せ者のドクターちゃん……♡」


──きゅっ♡ きゅっ♡ きゅっ♡ きゅっ♡ きゅっ♡


「ぁ……ッ♡ あ"あ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"……ッッ♡♡♡」

「あなたはこれからずっと私と一緒にいられるの……♡ あなたはもう逃げられない……♡ これから毎日抱き潰されながら赤ちゃん作りする日々を過ごしていくんだから……♡」


「あ"……ッ♡ あ"ぁ……♡ や……だぁぁ……♡ やらぁぁ……♡」

「ふふっ……♡ さすがの意思ね~……♡ “元”ロドスのドクター……♡ でも今は可愛い可愛い新米旦那様候補……♡ はい、射精……♡」


──にゅぢゅ……♡ にゅぢゅ……♡ にゅぢゅ……♡


「やらッッ♡♡♡ も……いぐのやらぁぁッッ♡♡♡」

「びゅぅ~~~……♡」


「ん"あ"あ"あ"ぁぁぁぁッッッ♡♡♡」


──びゅくッ♡ びゅくッ♡ ぴゅるっ……♡


唇を尖らせたフランカの命令一つで、ドクターはあえなく精を漏らす。

イッたばかりの亀頭の天辺を指先で『くちゅくちゅ♡』と優しく撫でられるだけで、反射的に尿道口が開いてしまう。


「ふふっ……♡ いい子ね~……♡ こんなに早く従ってくれるなんて思ってなかったわぁ……♡」


まるで洗脳染みた……いや、洗脳の告白により、ドクターの脳内の回路群はフランカの言葉に忠実に従ってしまう。

最早彼の自我がどのような状態になろうともフランカが満足するまでこの行為は続くに違いない。

そんな諦観の境地に至りかけていたドクターに、さらなる追い討ちを掛けるべくフランカは耳元で囁く。


「今晩は寝かせてあげないから……♡」


その夜、新規に入団した信徒の部屋からは悲鳴にも似た嬌声が、いつまでも鳴り止まなかったとか──。


【終わり】



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