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プレイ概要 ※ネタバレ注意


プレイの種類:足コキ、耳舐め、キス責め、足臭責め、寝バック、バック、お掃除フェラ、ぱふぱふ、騎乗位

ジャンルの種類:シコらせ語り、誘惑、色仕掛け、寸止め、連続射精、格差


##P1 つまらない補講@パンチラ誘惑、勃起指摘、足での愛撫、寸止め、補講をなかったことにさせられる、土下座命令、後頭部踏みつけ、シコらせ語り、耳舐め、キス責め


##P2 ラブホ♡@エレベータ内でのキス責めと太もも突き上げ、挨拶と言う名の蒸れ足臭責め


**サンプルここまで**

**ここからご支援者様向け**


##P2続き 足臭だけで射精してしまう、マッサージ(男→女)、寝バック、バックから責められる、お掃除フェラ、ぱふぱふ、二条桜子へ電話、寝たまま騎乗位、相反責め


##P3 エピローグ@合流した二条とその後


********************


【ボリューム】

・文字数:無料公開分合わせて約4.6万文字

・AI生成挿絵:表紙含めて11枚

・AI生成動画:なし

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表紙の全貌はpixivの投稿をご確認下さい。


##P1 つまらない補講@パンチラ誘惑、勃起指摘、足での愛撫、寸止め、補講をなかったことにさせられる、土下座命令、後頭部踏みつけ、シコらせ語り、耳舐め、キス責め


夏休み。

普通この時期、教室に人がいることがなく、グラウンドや体育館、プールなどの運動施設を使う部活は活動していることもあるが、教室を使用する部活はまず夏休みに学校に来るということはない。

しかし、例外もある。

補講である。

普段成績が低く、授業態度も良くなかった生徒が夏休みに学校へ来て、補講という形で行われる……いわば救済措置。

クラス担任としては自分が受け持ったクラスから、この補講に該当してしまう生徒をいかに出さないかというところが腕の見せ所なのだか……。


「──ね〜、な〜んで推薦も決まってる私が、学校生活最後の貴重な夏休みを犠牲にしてまで、わざわざ補講のためだけに、朝から学校へこなきゃなんないわけ〜?」


教卓のすぐ前の席に座った女生徒が不満げに唇を尖らせながら呟いた。


「だからな~……俺も好きでこんなことやってるわけじゃないって前からずっと言ってるだろ。お前に単位を与えるために、学校側から依頼されて……“仕方なく”やっていることなんだって」

「も~~~~……だからってなんで私だけなのよ~~~~……」


机に突っ伏し、不満をたらたらとこぼすこの生徒──近衛明日菜は、何を隠そう我が校きっての不純異性交遊常習者なのだ。


「もう~……なんで私だけ……」

「いや、仕方ないだろ」


「うーーーー」

「そんなむくれた顔しても無駄だからな」


いくら贔屓目に見ずとも、正直言って近衛は可愛く、現役J系アイドルと言ってもいいほど容姿が整っているのだ。

肩あたりまで伸ばして横でくくった、いわゆるサイドポニーの亜麻色の髪がサラサラとなびき、透き通るような肌からは陽の光さえ反射して見えるほどの透明感があった。

しかし、彼女を特徴づけるのは何といってもその身体だ。

不純異性交遊の常習者の賜物であるというべきか、年齢に関わらず歴戦の女の色香を漂わせた肢体。

その長身に見合った凹凸の激しさ、瑞々しくも雄大すぎる乳房に極端なまでの安産型のヒップライン。

括れの位置が高いことからもわかる通り、明らかに未成年の域を超えている腰つきをしているにも関わらず、未成熟な果実特有の甘酸っぱいフェロモンを周囲一帯に撒き散らしており、見ているだけで情欲を煽られるような魅力があった。


その抜群のプロポーションは、まさに雄の理想像を体現したかのような存在。

もしクラスの裏サイトが存在してそこに『クラス内オナペット人気ランキング』なるものが存在していれば堂々の一位かつ殿堂入りを果たすことは間違いなく。

それだけでなく、朗らかで無邪気で明るい性格は同じクラスメートの女子からの評判もよく、男女分け隔てなく接する優しい気遣いができて気さくな面もあるおかげで、学校からの信頼も厚かったのだ。

だからこそ、最初不純異性交遊の噂を聞いたときは信じられなかったのだが──。


「──ねえねえ、せんせぇ~、聞いてる~? 消しゴム落ちちゃったから取ってって言ったんだけど~」


目の前で座っている生徒に声をかけられて我に返る。


「……ちょっと聞こえなかった、もう一回言ってくれ」

「だから~消しゴム落としちゃったから、取ってよーって言ってるのー」


「…………自分で拾ったらどうなんだ?」

「いやいや、私みたいな美少女に目の前で拾わせるなんて酷くない? だってテストの時とか先生が拾ってくれんじゃ~ん?」


「お前なあ、その時と今は全くの別問題だろうが。そもそも俺は試験監督のためにここにいるわけじゃなくて、お前の補講のために来ているんだからな」

「うわ、先生超固いね~。私とは真逆の柔軟性ゼロだし、融通の利かない堅物教師って感じ?」


「はぁ~……ったく、しょうがねえ奴だな……取ってやるよ、消しゴム」

「や~りぃ~」


そこまで言われると仕方がない。

不親切な奴だと思われるのも癪なので、しぶしぶ彼女の席へ近づき、腰を曲げて床に落ちた消しゴムを探す。

その時だった。


「……ッッ!」


突然、目の前に現れたそれ。

俺は驚愕で目を見開き、視線の先にある存在から目が離せなくなってしまう。


(こ、これは……っ)


黒のニーソックスに包まれた丸い膝小僧から続く曲線の奥、太ももの付け根の奥に張り付く逆三角形の布地。


「ねぇねぇ~せんせぇ~? 拾ってくれた~?」


近衛がもじもじと腰を動かすたびにスカートが揺れ、奥の布地の表情が変わる。

薄紫を基調とした上品なレース模様。

それが眼前でひらひらと舞っているのだ。

あまりにも蠱惑的な光景に思わず息を吞み、見惚れてしまう。

まさか近衛がここまで扇情的なランジェリーを身につけていたとは思わなかった俺。

本能には抗えず自らの意思とは関係なく下半身に血流が集まっていく。


「……っ♡」


──ずくんっ……♡


鼓動が大きく息も荒くなっていけば、鼻腔を満たす甘い芳香。

近衛の下半身から溢れる汗の匂いなのか、仄かに漂う雌臭さを感じながら、目の前の少女が纏う香りを堪能して、興奮を募らせてしまう。

そうしているうちに、徐々にズボンの股間部分にテントが張っていき、立ち上がるとまずい状況に陥っていた。


(あぁ……くそっ……!)


なぜこいつはいつもいつも股間に悪いことばかり……!!


「ねぇねぇ~、先生ってば~。まだぁ? 私の消しゴム全然見つかんないじゃん」


こちらに気づいていないのか、近衛の足がパタパタと目の前で地面を叩く。

鎮座していた股に動きが加わることで、逆三角形の布地が食い込み、魅惑のデルタ地帯の淫らな起伏がより一層強調されることとなり、尚更股間に悪い。


(くそ……! あいつめ……!)


完全に見えてしまった秘所の形状。

浮かび上がった縦筋と際どい下着のキワから覗く薄い陰毛がまるで誘っているかのようだった。

しかし、誰もいないとはいえ、ここは教室で俺は教師。

努めて冷静に消しゴムを探し、ようやく近衛の上履きの近くで落ちているものを見つけ、そっと手を伸ばした瞬間だった。


「み~~~~っけ♪」

「あっ!」


──ぎゅむっ……♡


突如として伸びてきたニーソに包まれた近衛の足が手の甲を踏みつける。

黒の布地を纏った足の裏はしっとりとしていて、程よい弾力と柔らかさで手の甲を押さえつける。


「はぁ? おま、何をして──」


その行為を咎めようとして顔を上げると、彼女と視線が合う。

そこには瞳を細めて笑みを作った近衛の顔があり。


「な~に見てんの? ……もしかして~、覗き見?」

「おい、待て、誤解だって。俺はただ消しゴムを……」


「ふ~ん? そっかそっか~」


首を傾けて揶揄うように。

俺のことを見つめた近衛の指が、ゆっくりとスカートの裾を摘み上げて。


「先生〜? 教師なのに消しゴムを拾うふりをして、純情な生徒のスカートの中を覗こうとして良かったんですか〜? しかもそれを誤魔化そうとして挙句の果てには……♡」


手を踏みつけた足とは反対の足が忍び寄ってくる。

向かう先。

そんなものは明白。

上履きを脱ぎ捨て、ニーソックスに包まれた細い足が俺の股間を目指して伸びていく。


「な、何をしてるんだ、お前……ッ」


慌てて止めようとしてももう遅い。

『ツンっ♡』と伸びた近衛の足裏。

可愛らしい丸みを帯びた指先が、ズボンの膨らみのてっぺんに添えられた。


──きゅっ……♡


「やッ……♡」


ただ触れているだけ。

たったそれだけなのに甘い痺れが全身を駆け巡った。


「……コレは教師としてあるまじき行為じゃないですか〜? 教え子の下着をちらっと覗いただけで、こんなに勃起させちゃうなんて〜♡ 先生も大概溜まっちゃってんじゃ~ん……♡」


妖しく笑った彼女の足指が、硬くなったモノの感触を確かめるようにゆっくりと上下に擦り始める。


「ちょッ……馬鹿……ッッ♡♡」


『すりすり♡』とズボン越しに与えられる刺激に耐えきれず、思わず上擦った声が口から漏れてしまう。

それでも近衛は動きを止めることはせず、足の指の腹で敏感な裏筋をなぞったり、土踏まずで幹を優しく撫でさすったりと巧みな愛撫で肉竿を責め立てていく。


「せ〜ん~せ〜? 正直に言った方がいいと思うんだけど~? そうしたら考えてあげないこともないけど~……?」


近衛は相変わらず挑発的に笑いながら、試すような目つきで俺のことを見下ろしていた。

足先だけで器用に男の急所を弄びながら、逃げられないように手を踏みつける姿は、さながら嗜虐趣味を持つ女王様のようにも映っていて。

脳裏に、あの優等生淫乱ビッチの二条桜子の笑みが過った。

同時に、いつぞや見た艶かしい肉体を惜しげも無く晒すドスケベ下着姿を思い出してしまう。


(あぁ……くそッッ♡♡)


下腹部に溜まった情欲が、否が応でも刺激されていく。

近衛がさらに強く足を押し付けてきて、先走り汁が滲み出て染みが広がっていき、それに伴い更なる劣情の波が押し寄せてきた。


(こんなの……ッッ♡ もう我慢できないぞ……ッッ♡♡♡)


股間の疼きが収まらない。

早くこの熱を解放したい欲望が募っていく一方。

やがてその衝動に負けそうになったとき、ふと近衛が口を開いた。


「今違う女のこと考えてたでしょ」


ギクリと。

まるで心の奥底を読んだかのような一言。

彼女は確信を持って告げているようであった。


「ち、違ッッ♡ そんなわけ……ッッ♡」


取り繕って否定しようと試みるが、そんな言葉は全く通用しない。

むしろ、俺の顔を見る彼女の微笑みが深まっていくばかりだ。


「ふ〜ん? 違うんだ? へ〜? そうなんだ〜?」


──ぬちぬち……♡


近衛の足指が亀頭の尿道口付近を執拗に責め立てる。

焦らすように円を描いては、時折爪先で鈴口を引っ掛ける。

鋭い刺激と緩い刺激の繰り返し。

まるで悪戯な猫が獲物を嫐るかのごとく弄ばれる。


「ねぇねぇ、どうなの〜? 今、桜子のこと考えてたでしょ? ここには私しかいないし、私のパンツ見て勃起させてた癖に、他の女のこと考えて興奮してんの? おかしくない?」

「ぐッッ♡♡」


「ん? 聞こえないんですけどぉ〜?」


近衛の足が巧みに動きを変える。

硬くなった肉棒を揉みほぐし、足の甲と爪先を使って根元から先端までゆっくりと。

自由自在に足先を操り手慣れた様子で肉竿を弄ぶその姿は、彼女がこれまでどれだけの男を堕としてきたのかをありありと思い起こさせるようであった。

そして、自分もそのうちの一人なのだと悟ると同時に、抗いようもない情欲の炎が胸の内で燃え盛り。


(あぁ……ッッ♡)


抑えきれない獣欲の奔流が股間からせり上がり、大量のザーメンが睾丸内部で生成されていくのを感じる。

今すぐにでも射精してしまいそうなほど膨れ上がった衝動に、思わず口から喘ぎが漏れた。

するとそんなこちらの変化に気づいた彼女が不敵に笑みを深めた。

やはりこの程度、彼女にとっては児戯にも等しい行為なのだろうか?


「あ、ダメだよ? 射精しちゃ♡」

「お"ッッ♡」


咄嗟に発せられた静止の言葉に腰が跳ね上がる。

同時に睾丸を撫でつけていた足先が、こちょこちょと裏筋をくすぐり、ペニスの芯を炙るような熱を滾らせていく。

一転して近衛の足は肝心なところへは一切触れてはくれず、足指の先だけを器用にくねらせ、もどかしい刺激のみを送り込み続けてくる。


弄ばれている。


わかってはいるものの、辛抱堪らず身を捩らせた矢先、その行動すらも見越したように爪先が裏筋からカリ首を捉えてしまう。

野球のフォークボールの握りを思わせるように、近衛の足先は丸みを帯びた親指と長い人指し指の股をカリ首に引っ掛けるように固定して、小刻みに足全体を振動させ始めた。


──びく♡ びく♡ ぐりぐり♡ ぐりぐりぐりッ♡


腰の奥底から全身へと電流のような快感が迸る。

絶頂というゴールへ向かってあっという間にハシゴが掛かる。

それはまるで天国へ続く架け橋。


「あ"ッッ♡♡♡」


──ピタっ……♡


だがしかし、限界を超えた領域に差し掛かる刹那、ぴたりと停止するのだ。

絶頂寸前で刺激が途切れることによって射精は遮断されてしまう。


(あと少しなのに……ッッ♡)


だが近衛の責め手はここで終わりではない。

次は何をするつもりなのかと考える猶予すら与えられず、再び足裏が亀頭を撫で始めた。

それはまるで我慢できたことへのご褒美を与えるかのように、亀頭の表面を丹念に労わるような甘い刺激。


──きゅむっ♡


「んおッ♡」


足指がズボン越しの亀頭を掴んでしまった。

動かぬ証拠を掴んだとでも言うように、力の入った足指に、ゆっくりと股間が晒し上げられていけば、俺に残された選択肢は大人しくは立ち上がることだけだった。


「はい、先生の勃起ちんぽゲット~♡」

「あ"ッ♡ あ"ッッ♡」


ニーソ越しでもなお鮮明な足の感触に悶えるしかない。

足指によって囚われた肉竿は『びくびく♡』と震えながら、近衛に興奮してしまったという事実を如実に告げる。

恥ずかしいにも程があった。


「ぷっ……♡ マジウケるんだけど〜? え? なに? もしかして超好きなの? 足の裏?」

「ぐッ……♡ んんッ♡」


──ぐにぃぃ♡ ぐりゅ♡ ぐりゅりゅ♡


そんな彼女の嘲笑を否定しようとしても、足指に挟み込まれたペニスが『ぴくぴく♡』と痙攣し、それを肯定するように震え上がっていた。

羞恥に顔が赤らむ。


「じゃーこのまま補講は“やったということ”にしてもらってもいいかな~? ちょうどセフレと約束取り付けてたの思い出したし~?」


目の前で堂々と不純異性交遊の予定があることを宣言した近衛に呆れつつ、一方で取り締まることのできない自分にも嫌気がさす。

しかし、近衛に弱味を……近衛との俺自身の不純異性交遊をしてしまったいう逃れられない事実を握られている以上、強く拒絶することなんてできるはずもない。

それに加えて今の俺は近衛の魅力に当てられて、完全に骨抜きにされてしまっているのだ。

だから、弱々しく下手に申し上げることしかできない。


「そ、そういうのは……良くないと──」

「教え子のパンツ覗いて勃起ちんぽ足で擦られてよがってんのに?」


俺の反論を遮るように言葉を挟んだ近衛が、艶やかに濡れた自身の唇をゆっくりと舌なめずりしてみせた。

その仕草ひとつひとつから色気が溢れ出ていて、心を搔き乱してくる。


「じゃあこのままあたしに補講受けてほしかったらさ~……まずは謝罪が欲しいかな~♡ “近衛明日菜のスカートの中を覗いて、勃起しました♡ ごめんなさ~い♡”って……言ってみてよ?♡」


蠱惑的な表情と口調。

歪んだ笑顔を見せつけながら、足先でカリ首を捕らえてぐりぐりと捻じり、絶妙に射精を堰き止める。

俺を支配した上で己の欲求を満たさんと画策する、正真正銘のサキュバス。

あるいは淫魔、淫蕩の権化とも呼ぶべきだろうか。


「ほら、言ってみ……? ん……?♡」


挿絵 02_足で




どこまでも挑発的に。

近衛の言葉と態度の端々からは、自分自身の女としての価値を完全に熟知していることが見て取れた。

彼女の武器を最大限に使われてしまえば、男である以上抗うことなど不可能に近い。

俺は彼女の要求に屈するしかなく、恥辱に打ち震えながら言葉を紡いでいく。


「ぐッ♡ 近衛明日菜の……♡ スカートの中を覗いて……勃起しました♡ ごめんなさい……ッ♡」


彼女の目の前で頭を下げ、まるで敗北宣言でもするかのように惨めな謝罪。

しかし、近衛はそれでも許してはくれなかった。


「ん~~~、まだ誠意が足りないんじゃないの~~~?」


──すっ……。


肉竿を押さえ付けていた圧が消え去る。

そして、近衛の足裏が次に『ちょんちょんっ♡』と指し示したのは、冷たい床の上だった。


「や~~~っぱ、床に額を擦り付けて……土下座しないと~? なさけな~い格好で土下座して、そのままあたしを喜ばせててくれるなら……許してあげてもいいかなぁ……♡ パンチラくらい……♡」


──どくっ……♡ どくどくっ……♡


「ぐっ♡ くぅぅッ♡」


自らの惨めな姿を妄想して、股間が熱を帯びていく。

一気に血流が増してペニスが『びくん♡』と脈打った。

この期に及んで、さらなる屈辱に苛まれる未来を予感しながらも、目の前の教え子の命令に従って足元に跪き、近衛に向かって許しを乞う哀れな男の姿が、俺の脳裏で鮮明に浮かび上がって見えていた。


「床で土下座って……さすがにそこまでは……ッッ♡」


必死になって近衛に訴えかけるものの、返ってきたのは冷笑だった。


「え~~?♡ じゃあどうすんの~? あたしは別に構わないよ? 今日のこと校長に、桜子を通してチクっちゃうから……♡ 優等生の桜子の言葉だと、校長も信じてくれるだろうしねぇ~?♡ まあそうなったらせんせ、クビ確定だと思うけどね~?」


──ぞわぁ……ッッ♡


彼女の言葉と同時、全身を怖気立つ感覚が支配する。

思い起こされるのはラブホで二人の足の匂いを嗅がされながら、撮影された写真。

言い逃れのできない、動かぬ証拠。

それを見せられてしまっては一巻の終わり。


「うぐッッ♡ くそ……ッ♡」


どうあがいても俺に逃げ場などない。

そもそも近衛に欲情して股間を膨らませた時点で、弄ばれるのは必至。

結局俺は彼女たちの言うとおりにするほか、生き残る術はないのだ。

悔しさを噛み殺しながらも、近衛の言葉に従ってゆっくりと片膝を床に下ろしていく。

完全に近衛の意のままに操られていた。


「あらら〜? やっば♡ 最初から諦めモード? 先生、ホントプライド無いんだねぇ……♡」


ドカっと椅子の深い位置に腰を置き直し、股を広げて堂々たる姿勢を見せつける彼女に対し、俺は地に膝をつくようにして身を縮こまらせるしかなかった。

その差は歴然。

格上の者が下の者を見下すかのような構図。

もはやどちらが支配者かは一目瞭然である。


「う"ッ♡」


恥辱に塗れた敗北宣言をしながら、一糸乱れぬ美しい土下座フォームを完成させていく。

額と床が『ぴとり♡』と接着するように密着したその瞬間。

一拍おいて響くシャッター音。


「うわ~? これやっば~♡ くっそエロいじゃん~♡ こんなんSNSに流したらめちゃくちゃ拡散されちゃうんじゃな~い?」


近衛の声に滲む侮蔑の色。

しかしそれすらも今の俺にはとても心地よく聞こえてしまう。

この恥辱が終われば、これ以上辛い思いをしなくて済む……。

そんな安心感と共に、被虐心が心の中で芽吹いていく中で、どうしてか同時に沸き起こるのは期待感。

もっと俺を罵ってほしいという倒錯した願望。


(あぁ……そうだよな……♡)


近衛に支配される悦びを知ってしまった俺にとって、この屈辱こそが最大の幸福なのだ。


俺の意識を占めるのは、近衛のことだけ。

近衛に忠誠を誓って仕える、人生を捧げた一匹の下僕。


──ぱしゃぱしゃ……。


何度も鳴るシャッター音。

一枚撮られては身じろぎ一つせず、さらなる一枚を求めんと床に這いつくばって媚び諂う。


「桜子にも送っちゃお~……♡ 『補講の最中なのに、消しゴム拾うふりして私のパンツ覗いて勃起させてたマゾせんせ~♡』……送信っと……♡」


──ぐっ……♡


情けない土下座姿で、スマホに表示されているであろう己の醜態。

そこには、卑猥な姿を曝け出して忠義を尽くすだけの玩具同然の男が映し出されているはずだ。

羞恥に顔を赤くしながらも、次の行動を待ち望んでいる自分自身に気づきつつあった。

その期待に応えてくれたのか、近衛の足裏が土下座している俺の後頭部に乗せられて、『ぐぐぐ♡』と力が掛かる。




「あ〜気持ちいい〜♡ 先生の頭踏むのってマジ快感〜♡ ねぇ〜、今どんな気持ちなの〜? 普段偉そうにしてるくせに、教え子に土下座させられちゃった気持ちはどんな感じ〜?♡」

「はぁッ……♡ あぁッ♡ くそッ♡」


近衛の重みが加わり、額を床に擦り付けるように押し潰されながらも、俺は必死になってその屈辱的な快楽を貪り続けてしまう。

頭上から降ってくる揶揄うような言葉と共に、愉悦に浸っている教え子の様子が容易に想像できてしまうのだ。


「あ〜あ、こんな姿桜子が見たらどう思うんだろうね〜? まああの子のことだから大丈夫だと思うけど〜♡ あ、むしろノリノリになって一緒に撮影会始めちゃったりして〜?」


想像するのは恍惚とした表情を浮かべて写真を撮る二条の姿。

おそらく実際にそうなったら、彼女は嬉々として参戦してくることだろう。

もちろん主導権を握るのは彼女であり、俺はただされるがままになるだけなのだろうが。


「ん〜? なんか想像しちゃった? 腰動いてんじゃん……♡ やっば♡」


近衛にそう指摘され、改めて意識すれば確かに『くねくね♡』と俺の腰は動いていた。

おそらく無意識のうちに、より強い刺激を得ようと快楽に溺れていたに違いない。

その証拠に、近衛の足に頭を踏まれる度に『びくびくっ♡』とペニスが反応を示し、まるで別の生き物かのように跳ね上がっては、パンツの中を湿らせていた。


「おッ♡ おッ♡」


頭皮を這い回る足の感触に酔い痴れる。

頭皮の上に掛かる無遠慮で無配慮な重みと、足裏の摩擦。

それが与えられる悦びに、脳が蕩けていく。


「ねぇ、気持ちいいの〜? こんなの嬉しいんだ? 私のニーソなんかに踏まれて嬉しいんだ〜? 女に頭踏まれて喜ぶなんて……先生って本当ド変態だよね〜?」

「うぐッ……♡ くぅぅ……♡♡」


強烈なまでに伝わってくる、女子生徒に頭を踏まれるという惨めすぎるシチュエーションによる被虐的な快感。

鼻腔をくすぐる近衛の足の香りに脳天まで刺激されて、ペニスからは『とぷ♡』と我慢汁が垂れる。


あぁ、これが幸せというものなのだろうか。


「あ、桜子から返事きた……♡ 『キモ』だってさ~、あはは♡ よかったじゃ~ん、罵ってもらえて~……♡ 『そんなこと言ってやるなって、コイツも必死なんだから……w』っと……送信っ♡ ……ってかきいてよ~? 昨日の夜さあ、マジでヤバかったんだよね~」

「お"ッ……♡」


──ぎゅぅぅぅ……♡


突如、後頭部に掛かる重みが強くなったかと思うと、耳そばで声が聞こえ出す。

前かがみになった近衛が俺の後頭部を踏みしめ、耳元で囁いているのだ。


「親戚の叔父さんの会社の後輩とかでさ~? あたしって可愛いから~? ちょっと会ってみてやってくれ~なんてたまに頼まれちゃうのよ~。んでね? そいつも、三十路過ぎの冴えない会社員って感じの人なんだけどさ~……そいつが私を見て速攻『今夜飲みに行こうよ』って誘ってくるわけ~♡ さすがに分かりやすすぎじゃね? って内心半笑いしちゃったんだけどね~? しかも私、お酒ダメだしね……?」


──つんつん……♡


言葉を紡ぐ合間に、彼女が手に取ったシャーペンのノックボタンで腰骨をこちょこちょとつついてくる。

それは筆舌しがたいこそばゆい快感となって腰の奥を震わせ、突き出された下半身が情けなく震え上がる。


「でさ~? 早速二人っきりになったところで押し倒されて……♡ いやね? ちょっと色目使った私も悪いけどさ~……相手の方が随分と性急っていうか……♡ いかにも久々のお楽しみみたいなノリでマジ引いたんだよね~♡ ……それでもまぁ……相手にも悪いし、叔父さんの顔を立てるってことで私もサービスしてあげるか~って覚悟キメたわけ~? ……でもね~? 」


そこで一度言葉を区切り。


「……さすがにガチガチのフル勃起してる三十路の勃起チンポ見せつけられながら、『久しぶりの若い娘だから今日は寝かせないぜ……?』とか言われたらねぇ……?♡ お互い付き合ってるわけでもないのに……そんなだっせー決め台詞と独占欲丸出しに迫られたらさぁ……♡」

「う"っ……♡」


──ぎゅぅぅぅ……♡ ぐりぐり……♡


彼女が俺の頭を踏み躙りながら、腰骨辺りに今度はペン先を押し当てる。

その痛みすらも心地よく感じるほどに興奮していてしまうことに自己嫌悪を覚えつつも、近衛の語る生々しい体験談に思考の大半が支配されていた。


「ははっ……♡ 『いや~こんなおっきいの挿れられたら私壊れちゃう~♡』って冗談っぽく言ったらさ~? 本気で信じちゃってんのよ~!? ……いや嘘嘘! 大袈裟大袈裟! 絶対先生の方がデカくて太いからさ~?♡ まぁ先生は包茎でドマゾなんだけど……♡ ──『あれ? 据え膳食わぬは男の恥っていうじゃん? 俺ちゃんと準備出来てるからさ~!』とか言って、もう私の身体を見る目つきが完璧にオスの目になっててさ~……♡ こっちが内心ひいてるってことも気づかないで、一生懸命誘ってきてんのよ~……♡」

「う"……ッ♡」


「でね? 私は別にそこまで乗り気じゃなかったんだけど~……『君のためなら何でも買ってあげるから……!』とか言われちゃうと……まぁ……しょうがないじゃん?♡ 彼女もいないみたいだし、お金の使い道も特にないみたいだし~?」

「そ……それで……どうしたんだ……ッ♡」


ついつい口をついて出てしまう。

その“叔父さんの後輩”とやらに自分の未来を重ね合わせてしまい、恐怖と羨望が入り混じった複雑な感情を抱いてしまう。

しかし近衛はその問いに答えず、代わりに頭を強く踏みしめてきた。

それだけでなく、耳元に唇を密着させ。


──ぼそり……♡


「──それで……さ……♡」


──ぞくぞくッ……♡


吐息とともに吹きかけられる近衛の暖かい呼気が耳穴の産毛を撫でつけ、背筋が一斉に粟立っていく。

低く有無を言わせぬ囁き声と同時に頭を踏みつけられたことで、沸騰した血液が下方向へ流れていき酸欠により頭がクラクラしてくる。


「ちょ~~っと生意気だな~って思ったから、ラブホの部屋の壁に押し付けて立たせて……♡ 上からベロチューして~♡ 舌に吸い付いて~♡ ディープキスでわからせてあげたら……♡ 『ンォッ♡』って情けない声出しながらガッチガチにおっ立てたんだけど……♡ でもなぁ~? あたしの普段のセフと比べたら圧倒的にレベル低いんだよねぇ……♡ 先生と違ってさぁ? あんな貧相な竿と金玉ぶら下げてるクセに余裕かましてくるとかさぁ♡ やっぱりムカつくと思わない? 思うよね~?」


──ぐりゅッ♡ ぐりぐりぃ……♡


俺の後頭部に乗った足が激しく動いていた。

耳元からは近衛の甘い吐息が入り込んできて神経を狂わせてくる。


「んで、しばらく舌入れて口の中まさぐってやってたらさ~♡ いきなり腰ヘコヘコしだして、自分で勝手に私の太ももに腰押し付けはじめてさ……♡」


嫌でも想像してしまう

高身長を活かした近衛のディープキスで男を跪かせる様を。

屈強な筈の成人男性を圧倒し、舌を暴れさせる姿を。

そして男は自らの分身を激しく奮わせて情けない悲鳴を上げる光景を。


「……それでッ……♡ そ、その後はッ……?♡」


俺の質問に答える代わりに近衛は笑うだけだった。

彼女はまさに自分の好きなように男を扱っているのだ。

まるで玩具か何かのように。


「ふふっ……♡ も~先生は本当に聞きたいの~? なら教えてあげるけどぉ……♡ まぁ一言で言えば“即落ち2コマ”ってヤツだったかなぁ……♡」


──にゅるにゅるにゅる……♡


「ひッ……!?」


突如、耳穴の中を這い回るヌメリとした感触に戦慄する。

驚愕する暇もなく、柔らかな粘膜が鼓膜近くまで到達しているようだった。


──じゅぽ……♡ にゅぽ……♡


「んはぁ……♡ ん~~? この時さぁ~? 私ってば珍しく真面目な気分だったのよね~♡ だからこのおっさんに本気で怒っちゃったわけよ~♡ 何故ならさ? 女をナメてる態度だったからさ~? 人の価値観なんてそれぞれなのにね~? 生意気に“竿のでかさアピール”とか勘違いしてんのが癇に障ったの~♡ もちろん私は“叔父さんの顔を立ててあげるため”に、わざわざ時間を作って会ってあげただけなのにさぁ~? 『俺って女慣れしてるんだぜ?』って感じにこられたらムカつくのも当然じゃない? んっ……ぢゅぷっ……♡」

「んぶッ……♡ んぐッ……♡」


──ぐぽぐぽぐぽッ♡ にゅるるるッ♡


近衛の舌先が、耳の奥へ奥へと侵入してくる。

それはまるで軟体動物のように蠢きながら、延々と入り込んでいきそうになりつつも引き抜かれることの繰り返し。

熱を持った舌肉の弾力性。

唾液によって滑りを帯びた粘膜の動きは、脳に直接的に作用する強烈な衝撃として認識されていた。


(近衛ッ……♡ 近衛の耳舐めッ……♡ んおおぉッッ♡♡♡)


「んはぁ……あ~、でも後からソイツのスマホ見てわかったんだけどさ~……♡ なーんか界隈では有名な遊び人らしくてさ~……?♡ それも、素人ものの同人AVとか作って撮影して、女食い物にしてるようなサイテーの男だったのよね~……♡」


──ちゅっ♡ ぢゅるっ♡ ぢゅぽっ♡


舌肉が狭い耳穴の中を縦横無尽に駆け巡って、容赦なく蹂躙していく。

鼓膜を揺らす卑猥な水音が鳴り響く中で、俺は近衛の言葉を聞き漏らすまいと全神経を集中させていた。


(近衛の声がッッ……舌がッッ……近い……ッ♡)


──ぢゅぼ♡ ぢゅるるっ……♡ んちゅぅっ……♡


「まぁ、その時の私は気づいてなかったんだけどさ~……なーんかムカつく奴だなーって思って、イラッと来てたわけよ~……♡ そんでもう決めちゃったわけ……♡ こいつのこと犯し尽くしてトラウマ作って、あたし以外で勃たないインポ野郎にしちゃお~って~……♡ そうと決めたら、そのまま壁とあたしの身体でサンドイッチ状態にして~……両腕もまとめて拘束してから~……♡ 引き離させないようにガン詰めでベロチューしまくって~……♡『んッ♡ ちゅぅぅッ♡ ぢゅぞぞぞっ♡』って思いっきり舌吸って絡ませて~……♡ 股下から太もも差し込んで~……♡ ズボン越しにグリグリとグラインドさせながら~……♡」

「お"ッ……♡」


──びくんっ♡ びくびくっ♡


俺の脳内では、小生意気な男を組み伏せた近衛が情け容赦なく貪り食らう姿が再生される。

彼女の豊満でしなやかな肢体が男を押さえ付け、細く長い四肢が獲物を閉じ込め捕食する蜘蛛の網のように伸びて相手を絡めとって離さない。


(近衛ッ……♡)


そんな妄想が頭から離れてくれない。


「そしたらさ~? 身体を痙攣させて~? 汚い声だして腰を震わせはじめてぇ……♡ 『ぢゅるぅ~♡』 って舌を吸ってやるたびに『あ"ッ♡』って呻いてさ~……♡」


──ぐりゅっ……♡ にゅぽっ……♡ んっ……ぢゅぽぉ……♡


近衛の舌が執拗に耳穴を嫐っていく。

まるで何かを教えるように、丁寧に優しく弄ぶように舐めて吸われる度に快楽信号が脳を直撃していった。


──どくん……ッ♡ どくんどくんっ……♡


鼓動が激しく高鳴っている。

息苦しさすら感じてしまいそうな程に荒くなる呼吸。

興奮で膨張しきったペニスは痛いくらいに膨れ上がりながら、ズボンの布地を突き破らんとしていた。


「それでね~……♡ そん時あたしは思ったわけよ~♡ このまま調教してやろって……♡ だからまず最初は上半身からね……♡ ネクタイ緩めて~……♡ 第一ボタン外して~……♡ シャツ脱がして~……♡ 締まった腹筋を撫で回して~……♡ 乳首をカリカリって引っ掻いて焦らしつつ~……♡ その間もずっとベロチューと太ももぐりぐり……♡ 『年下の女の子からのキスだけで情けなく腰振りたくっちゃうんだ? 先輩のくせにダッサいですね~……♡』って煽りながら耳元で囁いてやったらさ~? 『ほぉぉっ……♡♡』なんて喘いでさ~……♡」


──ぐぢゅぅぅぅ……♡ ぬぢゃぁぁ……♡


(舌ッッ……♡ コレッッ……♡♡)


頭の中で近衛の姿が幾重にも重なって見える。

彼女の纏う芳香と艶のある声音に脳髄が刺激され続けていて既に理性は崩壊寸前だった。


「んでさ~? 時折耳も舐めてやったり、乳首もどんどんカリカリしてやったら、ビクビク震えだしたからさ~……♡ ぎゅぅぅぅって壁に押し付けてやりながら~……♡ 耳元で『ど~ですか~? 年下の女の子の柔肌気持ちいいですか~? お姉さんとイチャイチャできて嬉しいですか~?』って言い聞かせながら~……♡」

「お"ッ……♡ あ"ッ……♡」


──ぴちゃ……♡ ちゅぷ……♡ にちゅ……♡


卑猥極まりない水音と共に耳穴の周りを嫐られ続ける。

しかもそれが“他人を貪ろうとしている近衛の行為”を疑似体験しているようで、ますます興奮が増していく。


「そしたら『あ"ッ……♡ もう無理でしゅ~~~♡』とか言い出しちゃってさ~♡ そのまま体重預けて、壁と私の身体との間で潰してやろうとした瞬間『イギュゥゥッ!!』って叫びながらビクンビクン跳ねてるの~♡ あっはっは~♡ マジウケるんですけど~♡」


──ぢゅぞぞぞぞッ♡


「んぉぉぉぉっ♡」


耳穴を強烈に吸引されると共に、腰が大きく跳ねた。

頭蓋骨全体に響き渡る強烈な吸引音と共に訪れる快楽の大波。

それは頭蓋内部を直撃して脳幹までもを揺るがした。

快楽中枢に直撃する悦楽信号。

本能のままに身体が跳ねてしまう。


「ははっ♡ な~にビクビクしてんの~? 先生もイキそうになっちゃった? も~だめですよぉ~♡ 今はあたしの話聞いてる時間ですからね~?♡」


──ぐりゅんッ♡


「お"ッ♡」


今度は強く頭皮を踏みにじられることで現実へと引き戻される。

どうやら俺は完全に“夢見心地”になってしまっていたらしい。


──どくんどくんっ……♡ どくんどくんっ……♡


心臓が破裂しそうなくらい鼓動している。


「情けないよね~……男のくせに、手足ピーンと伸ばしちゃって、女の身体に埋もれながらマゾ射精……♡ こんなきもちぃ射精しちゃったら、絶対あたし以外じゃ満足できなくなっちゃうっていうのに……♡」




──ぬちゃぁぁ……♡


耳穴から離れていく舌先が寂しく感じる一方で安堵する自分も存在した。

これ以上されたら本当に果ててしまっていたかもしれない……。

しかし、それとは裏腹に股間の疼きが治まることはなかった。


(はぁッ……♡ はぁッ……♡ 近衛……すごい……っ♡)


頭を踏まれている状況でも尚こうして耐えられていることが奇跡だった。

恐らくは僅かばかりとはいえ理性が残っていたお陰だろう。

学校という環境も味方したのかもしれない。

ここは職場なのだ。

ラブホではない。


「……で、マゾ射精の後はお待ちかねの逆レタ~イム……♡」


──すっ……♡


後頭部から重みが抜ける。

代わりに視界に飛び込んできたのは、口元を綻ばせた近衛明日菜の顔。

目は細められ、俺を射抜くような視線を降り注がせるその整った顔に見惚れる暇もなく、次の瞬間には桃色の唇が目の前に迫っていた。


──んちゅぅ……♡


押し当てられた唇から伝播する体温を感じつつ、数秒ほど呆然と固まる。

だが近衛の方から離れて行って初めて理解する。

キスをされていたのだ。

あまりに突然すぎて脳処理が追い付かない。


「あたしもちょっと興奮してきちゃった……♡ ね? 補講やめてシよ?♡ 続き……興味あるでしょ? 先生が知らない男とあたしがセックスした時のこと、詳しく教えてあげるからさ~? 他の人の話聞きながら現役J系にハメハメする方が興奮するタイプでしょ~?♡ んっ……♡ ぢゅっ……♡」

「おッッ♡ ンンッ……♡ んぼッ♡ んむッ……♡」


再び奪われる唇。

だが今回は触れるだけではなくさらに深く繋がろうとしていた。


──ぬぢゅ……♡ にちゅっ♡ にちゅにちゅにちゅ……♡ ぢゅるるるっ……♡


俺の口内を隅々まで調べ尽くすようなねっとりとした口づけ。


「んはぁ……♡ ねぇ、いい加減あたしのキスもそろそろ慣れてきたんじゃな~い? んちゅっ……♡ 頭の中全部あたしでいっぱいにして~? ほ~らあたしの手に触れて~……?♡ 昨日どんなことしたと思う……?♡」

「んぶッ……♡ はぁッ……♡ 近衛……♡」


──にゅるにゅるにゅるっ♡


互いの掌が触れ合い、指先同士を絡ませ合う。

俗に言う恋人繋ぎというものをしながら交わされる大人の接吻。

生温かい舌が踊るように動き回り、時には俺の舌に絡み付いて強引に根元から吸い上げてきて。

粘度の高い唾液が混じり合っていくことで生まれる淫靡な水音。

散々焦らされ、近衛の情事の話を聞かされ、すでに頭は茹で上がったタコのように火照っていた。


──ぴちゃ……♡ ぺちゃ……♡ ちゅく……♡


舌先同士が触れ合う度に鳴り響く艶やかな音色。

俺の拙い舌捌きを嘲笑うかのように、軽やかな動きをする近衛の舌先が口内中を這いずり回って蹂躙していく。


「ぷはっ……♡ ははっ……♡ 先生はこんなもんじゃなくて~……さっき聞いた話以上の濃厚なものしてくれるんですよね~? んちゅぅ……♡ 期待してるんで頑張ってくださ~い♡ んふっ……♡ じゃ、続きはホテルでということで……♡」


俺の返事を待たずに、近衛は荷物を纏め出していた──。


………

……

…

##P2 ラブホ♡@エレベータ内でのキス責めと太もも突き上げ、挨拶と言う名の蒸れ足臭責め、足臭だけで射精してしまう、マッサージ(男→女)、寝バック、バックから責められる、お掃除フェラ、ぱふぱふ、二条桜子へ電話、寝たまま騎乗位、相反責め



廊下に靴音が響く。

堂々とした佇まいで前を歩く近衛の背中に追いすがる俺は、いつ誰かに鉢合わせるか分からない恐怖に苛まれていた。

万が一にでも第三者に見つかりでもしたら俺の人生が終わりかねない。

にも関わらず今こうして隣に並んで歩いていれば自然と腰が引けてしまうあたり救いようもない情けなさだが……。

しかしそんな俺の弱気などどこ吹く風といった様子で鼻歌交じりに歩く近衛の姿からは、後ろめたさや反省の類は微塵も感じられなかった。

むしろ楽しげな顔つきで『早く続きしたいな~♪』などと言わんばかりに頻繁にこちらを窺ってくる始末であった。


制服のプリーツスカートから覗く太もも、ニーソと織りなす絶対領域やブラウス越しに透ける大きな膨らみ――何度も抱いたにも関わらず、近衛の女体にはどうしても目が奪われてしまう。

この身体を隅々まで味わった記憶が脳裡を焼き焦がし、鼓動が速まる。


「ほら先生、遅いよ?」


肩越しに振り向いた少女の唇が弧を描く。

俺が足を止めると彼女も立ち止まり、腕時計をちらりと見るふりをして近寄ってきた。

まとめられたサイドポニーの亜麻色の髪が揺れ、清潔な甘い匂いが漂う。


「今日も時間限られてるんだからさ? これでもうち、結構厳しいんだよ~?」

「……わかってる」


喉が渇いて掠れた声が出る。

彼女の前では常に劣勢だ。

拒否しなきゃ……拒否しなきゃと心の底から願っていても、欲望に忠実な本能はそれを許しはしなかった。

社会的な立場だけが枷のように俺を縛り付け、ストレスだけを募らせていく。

それでも……いくら悔いたとしても俺の心臓は彼女に従順だ。

それを彼女も知っているが故に、彼女は飄々と俺を誘う。

あたかも日常のひとコマみたいに。


──むにゅぅ……♡


俺の脳を焼いたのは近衛の妖しげな微笑だった。

制服の襟元を少し緩め、腕を抱くように密着させて、自らの武器を惜しげもなく押し当ててくる。

その挑発的かつ大胆なボディタッチに、心臓が跳ね上がった。

まだ部屋を選んですらいないのだ。


──むにゅぅぅぅ……♡


「……ッ♡」


わざとらしく揺らしながら擦り付けてくる柔肉の凶器たち。

動揺を隠しきれない俺に対し、彼女は至極楽しげに嗤っていた。

嗜虐心に塗れた眼差しは明らかにこちらの反応を面白がっていて。

それに気付いた俺は慌てて視線を逸らし俯くも時既に遅しというべきか……。

既に近衛明日菜という女の術中に嵌ってしまった後だった。


「先生さ、もう勃っちゃってんの?♡」

「……違う」


「ふ~ん? でもほら」


近衛は更に強く俺の腕を掴み寄せ、自分の身体へ密着させる。


「これ……なにかな~?」

「……ッ♡♡」


──むにぃぃぃ~~~……♡


側面から抱きついてきた近衛の豊かな太ももが俺の股間を圧迫する。

肉付きの良い脚線美に押し潰されれば意識せずともそこへ血流が集まっていく。

逃げるためには振り払えばいいだけだというのにそれができない。

それどころか自分から彼女の背中に手を回してしまう始末だった。


「ねぇねぇ~?♡ 先生はあたしのことどう思ってるのぉ~?♡ 教えてよぉ~?♡」

「どうって……」


「あたしにとっては遊びだよ?先生のことも……♡ 都合のいいセフレちゃん……♡」


さらりと言い放たれる残酷な言葉。

けれどもその冷酷さとは裏腹に、吐息混じりに囁かれる蠱惑的な声音は耳を擽る魔性の響きとなり脳髄を焦がしていく。


「……もうあたしのこと好きになっちゃってたりして……♡」

「そんなことはない……」


「へぇ……意外だな~……♡ 先生くらいになると、女の良し悪しを見抜く目もあるっていうこと~?♡ あたしが今までどれだけ男を泣かせてきたと思ってるのさぁ……♡」

「……ッ♡」


そう言って近衛は蠱惑的な笑みを見せつつも俺から離れてしまう。

一歩二歩と遠ざかる距離はちょうど人の往来できる広さぐらいまで開いてしまい、途端に彼女の存在感が薄まっていく錯覚に陥ってしまう。


(近衛……っ)


反射的に追いすがろうとしてしまう己を堪えつつも、視線はどうしても彼女を追ってしまう。

背中越しからでも分かる起伏に富んだ曲線美とスレンダーでありながらも、出るところはしっかりと主張するグラマラスな体型。

その全てが目に毒過ぎるほど刺激的だというのに視線を外すことすら難しい。


「何処見てんの……♡ 駄目だよ~? 今のうちにしっかり楽しんでおかないとさ~?♡」

「何……」


──くいっ♡


「あたしたちもうここで最後かもしれないんだよ……?♡」


ふいに振り返った近衛の瞳が怪しく光った気がした。

意味ありげな言葉選びと共に向けられる淫靡な視線に鼓動が早鐘のように脈打つ。


「そろそろ潮時じゃない? あたしも卒業が近づいてきてるしさ~……♡ 高校生活も残りわずかなんだし~? 先生も色々と考えるべきだと思うんだけどな~?」

「……なにを言って……」


「あたしのこと好きならさぁ~……♡ 最後の思い出作りさせてほしいよねぇ~?♡」

「待ってくれ……っ」


歩幅を広げて歩き始めた近衛明日菜を必死に追いかける。

廊下の照明が煌々と照らし出す無機質な景色の中を早足で進んでいく彼女の姿が少しずつ遠ざかっていくのを視界の端に入れながら、なお追い続けている最中に突如足元が縺れかける。

咄嗟に壁際に手をつけ支えた拍子に、廊下に貼り付けられた鏡面に映し出された自分自身が目に入った途端、言いようのない羞恥に襲われた。


そこにはスーツを着込みながらもどこか虚ろな顔つきをした青年が映っていて……。

頼りなさげな表情をしており情けなさを感じた俺は思わず目を背けてしまう。

直後に聞こえて来た声が現実へと連れ戻した。


「ほら早くしてよ先生ぇ~?♡ まだ部屋も選んでないじゃん~?♡」


赤々と点灯したパネルの前で立ち止まった近衛。

言いようのない焦燥感に駆られたのも束の間、ふと彼女の発した言葉の意味を考えてしまう。


『最後かもしれない』


「ね?♡ だからさ……♡ とってもきもちぃ思い出づくり、しようよ……?♡」


ゆっくりと振り返った少女は笑みを浮かべつつ手招きをしてきた。

彼女が卒業するまであと半年。

タイムリミットは刻一刻と迫っていた──。


………


エレベーターが閉まった直後。

俺のすぐ横にぴたりと身体を寄せてきた近衛は妖しく目を細めた。


「あれれ~? 震えてるぅ?」

「そんなことない……」


「ほんとにぃ?」


小馬鹿にするような声音で囁く近衛。

俺の左耳に吐息がかかり背筋が粟立つ。

近衛はわざとらしく俺に肩を寄せ、その大きな乳房を腕に押し付ける。

弾力がありながらも柔らかい双丘の感触が伝わってきて平静を装うだけで精一杯だった。


──ごくり……。


喉を鳴らしたタイミングを見計らったかのように彼女は囁いた。


「楽しみだね……♡ せんせ……♡」


小さな箱の内側で香り立つフェロモン。

彼女が一歩近づけばその華奢な身体が放つ魔性の引力に抗えなくなる。

長いまつ毛の一本一本すら鮮明に見えてしまう距離感。

潤んだ眼差しが至近距離で俺の双眼を見下ろしている。

熱病に冒されたような心地。


──ぢゅるっ♡


「!?」


突然唇を塞がれた。

柔らかく熱いものが強引に割り入ってきたかと思えばすぐに歯列をなぞられ次第に深くなっていく。

逃げようとするも後頭部に添えられた華奢な手指は意外にも強い力で固定しており容易に逃れられない。

一気に喉奥深くまで、近衛の長い舌が侵入してくる。

ぐちゃぐちゃといやらしい音を立てながら、俺の口腔内を蹂躙して。


「はむっ……♡ んんっ……♡ ぷはっ……♡ んぢゅっ……♡ あんっ……♡ んくっ……♡」


──れろれろれろれろ……♡


執拗に絡みついてくる軟体生物を彷彿とさせる舌先。

それだけならばまだ耐えられるのだが問題は他にもあった。

すらりと伸びた足が、『ぐりぐり♡』と股間を刺激し始めたのだ。

スカート越しとはいえ十分に硬度を保った剛直の形を浮き彫りにさせられている上に擦りつけられてしまえば意識がそちらへ集中せざるを得なくなるわけで……。


押されてしまったことでついに反応してしまう。

それを察知した近衛はより一層動きを加速させたかと思えば急停止して顔を離した。

名残惜しげに銀糸を引きながらお互いの口元が離れていった後もしばしそのまま見つめ合っていた。


「先生ってば……やっぱりこういうの大好きなんだぁ……♡」

「そ、そんなことは……ッ♡」


「またまたぁ~♡ 言うこととすること一致してなーい♡ ……ん~~~むっ♡」


愉快そうにくつくつと忍び笑いを漏らした近衛が再び唇を重ねてくる。

今度は啄むような優しい口付け。

『ちゅっちゅ♡』と何度も唇を重ねられ、次第に全身が弛緩していくのを感じる中で、近衛の左手は肉竿の先端をからかうように『カリカリ♡』と引っ掻いていた──。


………


──ピンポーン♪


エレベータが目的の階に到着したことを告げている。

唇を重ねたまま片足で床を蹴り、トントンとローファーの爪先を鳴らしたのをきっかけにようやく解放された。

そして同時に股間にあてがわれていた左手も離れていく。

唾液に濡れた口角が釣り上がる。

今の一瞬で体力のほとんどを使い果たしたかのような倦怠感と喪失感に襲われて、少しよろめいてしまった俺の右腕に絡みついてきた近衛はそのまま俺を引っ張るようにして歩き出した。


「ほら行こ♡」


──ぐいっ♡


促されるまま足を進めると行き着いた先は目的地となる部屋の前。

カードキーを読み取らせてロック解除された扉を開けば見慣れた内装が広がっていた。

落ち着いた色合いの壁紙が彩る室内は機能的なデザインをしており雑誌コーナーや電子レンジなどの設備も整っている。

シャワールームなど水周りも申し分無く充実していて居心地の良さそうな空間であることに変わりはないもののやはり何度訪れても慣れることができない。


「……ふふっ♡」


小さく笑みをこぼす近衛。

そのまま俺よりも一足先に室内へと踏み込んだ彼女は中央に位置するキングサイズベッドの傍らまで向かうと、踵を返しベッドの縁に腰掛ける。


──カポッ……♡


スラリと伸びた長い脚を組み、ローファーの脱いだ爪先を空中でぷらぷらさせながら妖艶に微笑んだ近衛。

その正面に、俺は膝をつく。


「先生座らないの?♡」

「……い、いや……」


わかりきっているはずなのに、意地悪な笑みを浮かべながら、近衛はニーソに包まれた右足を差し出してくる。


「ちゃんと挨拶しないとダメでしょ? せんせ……?♡」



真っ黒な布地に包まれた足の指先がすぐ目の前に迫る。

夏でも構わずニーソを履いた足。

ところどころ生地が薄くなっているのか、裏側は全てが真っ黒ではなく一部が薄くなっている箇所があった。踵や爪先の先端部分、それに母指球などの近衛の体重を支える箇所は、ほんの僅かだが素肌の色が透けていて。

そんな足に躊躇いつつも恭しく両手でそっと包み込み、鼻をゆっくりと近づけていく。

途端に漂ってくる独特の酸味。


──くんくん……♡


嗅げば確かに蒸れているとわかる臭い。

きっときちんと毎日洗濯されているのであろう布が醸し出す化学繊維臭の中に、女性特有の甘さとしっかりとした汗臭さが混在しており複雑な芳香となって鼻腔を刺激してくる。

そこに近衛の履いていたローファーの革特有の匂いがブレンドされて、密室の中で熟成された結果、なんともいえないすえた香りへと変貌していた。

とてもではないが近衛ほど可愛い女の子が放つものとは思えないほど強烈な臭気。

だが一度嗅いでしまうとついまた嗅ぎたくなってしまう中毒性を秘めていて。


──すぅ……はぁ……♡


そんな臭いに惹かれている自分もいることを否定できなかった。

脳ミソを蕩けさせるような甘美な獣臭を余すところなく吸収しようと肺いっぱいに空気を吸い込めば嫌でも感じてしまう。

この漆黒の布地のフィルターを通して香ってくるのは、あの近衛明日奈の裸足だと確信できてしまう近衛の肉体由来の臭いなのだと……。


「ねぇ……もっと近くで……♡」

「……ッ♡」


催促されるままにさらに顔を近づけて行く。

足の指の付け根に鼻先を押し付けてしまえば間違いなく、より濃厚な香りがダイレクトに送り込まれることを予期していてもなお止めることができない。

むしろ期待に胸が躍っている自分がいた。


──ぺたっ……♡


肌と肌が接触した瞬間、一気に広がる『モワっ♡』とした熱。

湿気を含んだ呼気がかかる度にピクリと動く五本の指先。

指と指の隙間へ鼻を押し込んだ刹那に訪れる衝撃は想像以上のもので。


──むわあっ……♡


「ふぐッ♡」


生温かい空気の中に混ざり込む汗の芳香。

酸っぱくて鼻を刺すような強烈な臭気が一気に膨れ上がり、頭の中に『バチッ♡』と火花が走ったかのような強烈で刺激的な味わい。

一瞬にして思考能力が著しく低下する。

まるで神経ガスでも嗅がされたんじゃないかと疑ってしまうくらいに急速かつ甚大な影響を与えてきた。


──くんくん……♡


「はぁッ♡ はぁッ♡ 近衛ッ♡ これはッ♡」


脳天がクラっと眩暈を起こす。

それほどまでに危険なレベルの毒性を持ったフェロモンの塊が噴出していた。

何度も言うが、かの美少女から発せられているとは到底信じられないような臭いの塊が容赦なく顔面を覆っていくものの、この独特の刺激臭こそがまさに近衛明日菜という女を象徴する証拠に他ならない。


──むわぁぁぁぁ……♡


鼻腔を通って入ってきた近衛の足が放つフェロモンが体内に取り込まれた途端に体の各器官が暴走し始める。

どくんどくんと血管が脈打ち呼吸さえままならなくなるほど酸欠状態へ陥りかけていて……。

しかしそれでもなお止めようとはしなかった。

むしろもっと求めていたかった。


「……こっちの足はニーソ脱がせてよ♡」


鼻を覆った右足の代わりに、左足が口元へと差し出されていく。

その黒の布地を、手を使って脱がせようとしたところ、近衛の左足は不服そうに俺の手を払ってしまう。

そして。


──ちょんちょん……♡


布地越しの足に唇をつつかれる。

その意味するところは──。


「……誰が手を使ってもいいって言ったかなぁ~? 口でやるのが普通だよね……?♡」


唇を尖らせた近衛はいよいよもって足先をこちらに向けてくる。

顔に触れるほど近づいた黒の布地。

ここで拒否すれば近衛の機嫌を損ねることは明白であり、この先に待ち望む快楽を考えれば、それは絶対に避けたいところ。

必然的に答えはひとつしかなかった。


──ぱくっ……♡


唇で柔らかく食んだ瞬間、口内へ流れ込んでくる芳醇な香り。


「ほら……♡ どうやって脱がすの……?♡」

「ッ♡」


──はむっ……♡


言われるままに唇で強く挟み込むように咥えこんで、少しずつ頭を後ろへと引っ張っていく。

引き伸ばされる布地。

近衛の脚全体を締め付けるニーソの抵抗と戦いながら、何度も咥え直しては少し引っ張ってを繰り返していく。

そのたびに布の内側から滲み出てきた近衛の体臭が、唾液に溶け口の中いっぱいに広がって──。


──ぐじゅ……♡


徐々に脱げていくにつれて、汗で蒸れた肉感溢れる美脚が露になっていく。

もっちりと柔らかな太もも。

ふくらはぎの丸みを帯びたフォルム。

ほんのり紅潮し汗ばんだ素肌の瑞々しさ。

その艶めかしいラインを目で楽しむ間もなく、近衛のニーソを脱がすことに夢中になっていき。

とうとう最後の難関である踵に差し掛かった。

ここまでくると引き剥がすというよりは脱皮させているようだった。

トドメとばかりに唇に力を入れて全力で引っ張る。


「へっへ~……♡ 案外簡単に脱がせられたね~? そんなにあたしの生足が見たかった? そんなに好きなんだ……♡」


──ぐいぃっ……♡


最後まで脱がせ切った瞬間、ニーソの中から零れ落ちた近衛の脚は健康的で美しいラインを描いていた。

ほっそりとした輪郭でありながら程よい脂が乗ったしなやかな肌。

張りがあって若々しい。

それでいてしっとりと汗ばんでいるせいか非常に艶っぽい印象を与えつつも清楚な雰囲気を漂わせていた。


──むわぁぁぁぁぁ……♡♡♡


しかし、布地の裏に隠されていた脚部から立ち昇る匂いは、清楚からかけ離れたものだった。

黒布に覆われていたおかげか、それなりに通気性が悪かったせいで蒸れた近衛の生足。

約半日もの間、近衛の脚に纏わりついて、肌から染み出た汗を吸って、熟成された黒のニーソックス。

それは俺の唾液にまみれて『びちゃびちゃ♡』となってしまっているが、それ以上の驚愕すべき事実があった。

左右で異なる発酵具合なのだ。

同じ衣類を装備していても右と左では別物なのではないかと思えるほどの違い。


──むわぁぁ……♡♡♡


右足のほうは比較的新品に近いものだったのだろうか?

そこまで激しい臭いは感じられなかったが、左のほうに関しては明らかな異常値を叩き出していた。

明らかに湿気を溜め込んでいたであろう生暖かさと濃厚すぎる蒸れ足臭。

若さ故の新陳代謝の高さも相まって、濃縮された青春の酸っぱくて青臭い乙女の臭い。

そんな特濃のフェロモンを放つ足が剥き出しになったことで封印が解かれてしまったのだ。

凝縮された淫臭が放出され、周囲に漂い出す。


「先生、ほんと足の臭い好きになっちゃったよね~……♡ だからそんなヘンタイ先生のために、左足は今週に入ってから洗ってないからね~? ついでにニーソも……♡」


そう言った近衛は再び俺の顔を足で小突いてくる。

今度は布越しではなく素足で。

俺の顔の目の前でつま先をゆっくりと曲げ伸ばしさせる度に舞い上がる蒸気を孕んだ澱んだ空気。

手で拭ったとしても全く消える気配のない強烈な女の臭い。

汗と性の混合香。


──むわぁぁ……♡♡♡


そんな暴力的なまでの刺激物質を浴びせられてなお思考能力を取り戻すことなど不可能に等しい。

頭の中は真っ白になってしまっていて、本能だけがひたすら命令を下し続けていた。


「嗅げ……♡」


近衛から下された命令は至極単純で、短いもの。

しかしその単語を聞いただけで反射的に体が震え上がり、全身の体温が急上昇していった。


──むわぁぁ……♡♡♡


「~~ッ!♡♡♡」


視界が歪む。

広がる靄。

右足は多少強烈であっても耐えられた。

だがこれは違う。

生足から香る段違いの臭い。

一息吸うたびに脳が痺れる。

足裏の表面に浮かんだ汗の雫や張り付いた糸くずの一つ一つから発せられる魔性の悪臭が俺の理性を削っていく。


──ずくんッ♡


ペニスの根元が疼く。

下半身全体に血流が集まり始め、触れていなくとも分かるほど隆起していた。

いや、その脈動は収まるどころかますます勢いを増していく。


──ずいっ……♡


今一度催促されるように突き出された爪先が眼前にあった。

視界いっぱいに拡がる桃源郷のごとき風景。

近衛の足は女性にしては軒並み外れて大きく、幅は10センチを超えており、長さに至っては27cmはあろうかという巨足っぷり。

特に、親指から小指まで均整の取れた美しい形状を描く五本指は、一般的な女性の足と比べて明らかに一本一本が長くて太いのだ。

そんな巨大な五つの柱のような存在感を放つ足指を備えた近衛の足裏は、当然のごとく肉厚でクッション性に富んでおり、なおかつ土踏まずもしっかりしている。

その豊かな脂肪と筋肉とで形成された贅沢な造形美に加えて、足爪の形まで完璧なまでに整っているという奇跡。

桜貝のような鮮やかな足爪をたたえたそれは、完全なる理想形と言っていいほど文句なしのパーフェクト美足であり、ましてや女神のごとき美貌の持ち主でもあるのだから尚更のこと。


だが、その臭いは──。


「んぐぅッッッ♡♡♡」


恐る恐る顔を近づけ、最終的には完全に密着。

すると途端に脳天を貫く衝撃。

想像を遥かに超える破壊力。

あまりの刺激に意識が一瞬とびかける。


──むわぁぁ……♡♡♡


ただ嗅いだだけで我慢できずに漏らしてしまいそうだった。

濃厚で強烈な近衛の足裏の芳香を吸い込み、頭の芯まで酔わされるような酩酊感に襲われる。

もう何も考えられない。

ただただ近衛の足から香る芳醇な雌の臭気に陶酔しているだけ。


──ずんッ♡


またペニスの大きさが一段と増した気がする。

このままではまずいと理性が警報を鳴らす。

だがそれは近衛も承知しているようで。


「逃げんな……♡」


長くて太い足指が、鼻へと覆いかぶさり、逃げ道を塞ぐ。

酸素の供給量が減少し、喘ぐように口を開いてしまうと、今度はそこからも臭気が入り込んでくるものの──。


「先生が吸っていい空気は、私の足の臭いだけだから~♡」


──ずぼっ……♡


上機嫌でそう嗤った近衛が、ニーソに包まれた右足を口内へと突っ込んできた。

むせ返るほどの強烈な臭気と湿気とが一気に押し寄せてくる。


──すぅぅぅ……♡♡♡


「~~ッッッ!!!!♡♡♡」


ニーソの生地に唾液を全て奪われて、鼻孔を満たす足裏の臭いを肺いっぱいに吸い込み続けるしかなく。

夏場という気温の高い日常を過ごした今週一度も洗っていない近衛の蒸れ足が放つ臭いは、俺の全てを支配する。


──むわぁぁ……♡♡♡


「~~ッ♡♡♡」


──がくがくがくがくッ♡


もう俺に残された理性など無きに等しい。

頭の天辺から足の先端まで、近衛の蒸れ足は一切の抵抗を許さない。

ただ足の臭いだけで、全身の自由を奪い去り、骨抜きにしてしまう力があるのだ。


──むわぁぁ……♡♡♡


「~~~~ッ!!!!♡♡♡」


──ずんッ♡


先程と同じ感覚。

射精寸前の張り詰めた感覚が込み上げてきて、下腹部が熱くなる。

まだ何もしていないのに。

まだ、何も──。


長い指の向こうに見える近衛がにやりと嗤う。

その笑みを見て悟った。

これから行われるのは調教ではない。

嫐り殺し。

性癖の破壊といった類のもの。

きっと件の“叔父さんの後輩社員”とやらもこんなふうに玩ばれて、身も心も奪われて、近衛に捨てられたに違いないと。

しかしそれを確かめる術は無く、全身の神経が張り詰める中、ようやく近衛が口を開いた。


「イケよ……♡」



その瞬間、ペニスの根元から湧き上がってきた射精感。


──ビグンッッ♡♡♡


陰嚢が蠢く。

竿が更に硬化する。


──ぐぐぐっ……♡♡♡


近衛の足が顔面を更に押さえ付けた。

それはまるで、抵抗せんとする俺を無理やり平伏させんとするかのような行為で──。


──ガシッ……♡ むわぁぁ……♡♡♡


「~~ッ♡♡♡」


そして極めつけは、これまで散々嗅がされてきた蒸れた足臭。

まさに最後の一押しに相応しいとでも言わんばかりに、鼻の穴へ押し付けられたのは、左足の親指と人指し指の股の間。

そこに固着した近衛の濃厚なフェロモンの結晶。

それを容赦なくぶつけられてしまえばもう為す術はない。

鼻を握り締めた近衛の足指に力が籠もる。


「イケっ……♡」


再三の短い命令。

その短いフレーズは、思考の全てを奪い去った。


「~~~~ッッ!!!♡♡♡♡」


──ビクビクッ♡ ビクビクッ♡ ビクビクッ♡


両方の足裏に顔面を包まれたまま、射精を迎えてしまう。

腰の奥から湧き上がった快感が堰を切ったように迸り、尿道を駆け抜けて、パンツの中にぶち撒けられる。

同時に真っ白になる頭の中。

白黒に明滅する視界の中で、近衛の顔と足が歪んで映る。


「ん"ん"ん"ん"ん"ッッッ♡♡♡」


──びゅぐッッ♡♡♡ どぷッッ♡♡♡ びゅぐるるッッッ♡♡♡ びゅるッッ♡♡♡


「あ~あ……♡」


──びゅくっ……♡ ぴゅるっ……♡ ぴゅるる……♡


生温かい液体が飛び散り、パンツを濡らしていく感触。

気持ち悪い粘っこさと湿度。

このままでは──。


「まだ終わってないよね……?♡」


──むぎゅっ……♡♡♡


顔面を押さえつけられ、そのまま足を放してくれない。

まだ臭いを嗅がされているのだ。

それどころか、その蒸れた臭いを更に鼻の奥へと捩じ込ませるかのように足全体で顔面を圧迫してくる。


──びゅぐッッ♡♡♡ どぷぅッッ♡♡♡


「足の臭いだけでイッちゃったね~……?♡」


しばらくビクビクと全身を震わせた後、ようやく近衛の足が退かされる。

しかしその時には、もう立ち上がる気力すら残っておらず、ただ地面に倒れ込むほかなかった。


「あははっ……♡ 先生ってば情けなぁ……♡ あ、この情けない姿、桜子にも見せちゃお……♡」


近衛はスマホのカメラを起動して俺を撮影する。

その画面には、近衛の足の臭いだけでイカされた俺の惨めな姿がはっきりとわかるように記録されていた。

近衛はその写真を見返しながら笑う。


「『先生とラブホ~♡』っと……♡ 送信~♪」


近衛の言葉通り、撮影したばかりの画像がトークアプリ経由で二条桜子のアカウントへと送信される。

すぐさま届く返信の通知音。

二条からのメッセージを見て、近衛はさらに嬉しそうに頬を緩めた。


「『え? どこのラブホ? 私も溜まっててやばいんですけど、今すぐ行きたいんですがw』だってさ。先生、足の臭いだけで出しちゃったよって書いとく?♡」

「そ、それはぁ……」


「じゃあ、送らない代わりにマッサージしてよ……♡ 先生としての尊厳、いちお守りたいでしょ……?♡ 昨日のセックスで疲れちゃったんだよね~、私……」


そう言ってゴロンとうつ伏せになる近衛。


──どたぷんっ……♡


スカートが捲れ上がって露出するデカ尻。

薄紫のレースの下着が食い込んで白い桃肉がはみ出していて。

そこから伸びる脚の長さが際立っていた。


「あ、先生は全裸ね~?♡」


近寄り、女体へ触れようとしたところで、後ろ向きの近衛が足で股間の膨らみを押さえ付けた。

『ぬちゃ♡』と精液に塗れた音がして、既に限界まで硬くなったモノが刺激される。

そのまま揉み込むように上下に擦り上げられてしまえばひとたまりもない。

『ギチギチ♡』に張った亀頭、その裏筋を柔らかい指腹が撫でるだけで腰砕けになりそうだった。

更に近衛がゆっくりとこちらへ振り返った。

そのせいで腰がくねりと揺れて、玉袋の付け根あたりから裏筋までを足裏が滑っていく。

滑らかな素足に擦れる感触と自ら出した粘膜との刺激。


「ほら早く脱がないと……先生なのに、足で弄られて涎垂らしてる場合じゃないでしょ?♡ さっさとしないと、桜子に送っちゃうよ~?♡」

「ぬ、脱ぐからッ……♡ 脱ぐッ……♡」


「なら早く♡」

「ッ♡」


慌ててベルトに手をかけるものの焦っているせいか中々外れない。

その間にも近衛の足による攻撃は続き、更に刺激が強まった。


「もう……本当にとろいなぁ、先生ったら……♡」

「待ってくれ……ッ♡ 今、外すから……ッ♡」


ようやく外れたベルトと共にパンツとズボンを一緒に降ろすと、中に溜まっていた濃厚な精子が糸を引いた。

その様子を見ていた近衛はケラケラと笑いながら、自らのスマホに顔を戻す。

どうやら二条との連絡を再開したらしく、その内容はこちらからは見えなかった。


(う……♡)


股間を汚した精液を自らの下着で拭い去ると、俺は上半身のシャツも脱ぎ払った。

下半身だけ脱いだ状態というのもなんだかおかしく思ったのだ。

結果、このラブホの一室には、制服姿のJ系と素っ裸の教師という歪な光景が出来上がってしまっていた。


「右足のニーソも……ぬ、脱がすぞ……♡」

「ん……♡」


脱力した近衛が、左手をひらひらと揺らして返事する。

視線の先はスマホ。

俺のことなど眼中にないように感じられて一抹の寂しさを覚えたが、今はとにかく目の前にある極上の肢体を愛でなければいけなかった。


──ゴクリ……。


先ほどのように顔と足裏を密着させるわけではなく、今回は近衛の太ももを締め付けるニーソの入り口に指を這わせた。

両手の人差し指を入れて、布の下へ潜らせて、親指を添えてゆっくりと引っ張っていく。


──するり……♡


柔らかい太ももからニーソの締め付けを解放した途端、解放感とともに近衛の生足の温もりが伝わってきた。

そのままふくらはぎまで下ろし、ひと思いに脱がしてやると、白くて滑らかな足が露わになった。

温かく極上の匂いを発する足裏……。

先程夢中になってしまった記憶を頭の片隅へと追いやりながら、ニーソをベッド脇の棚へと置くと、改めて近衛の肢体を見渡す。

制服から覗く雪原のような白い肌に目が釘付けになってしまう。


喉仏が大きく上下する。


ラブホに来た以上、“そういうこと”をするために来たわけで……。

しかも相手は自分よりも年下の女子高生なのだ。

興奮しない方がおかしい。

それに相手は、あの近衛明日菜だ。

二条桜子と双璧をなす爆美女の一人……。


「よろしく~……♡」


うつ伏せになった近衛から投げかけられる言葉を合図に、ゆっくりと手を伸ばしていった。

まずは肩の付け根付近から指圧を開始すると、意外なほど簡単に筋肉へと沈み込む。

日々部活で水泳をすることにより、よくほぐされた若い筋肉はしなやかなのだ。

凝り固まったものを探るつもりで探りを入れてもなかなか見当たらなかったため、そのまま背中の中心に向かって移動させていく。

途中で首筋を通過する際に、近衛の匂いが鼻腔をくすぐった。

シャワーを浴びていないとはいえ、香水をつけたような甘ったるい香りでもなければ石鹸やシャンプーの人工的なものでもない。

かといって汗臭さが強いわけでもなく、近衛そのものが発している女の匂いが心地良かった。


「ん……気持ちい……♡」


耳朶を打つ甘い声音に背筋がぞくりと粟立つ。

腰を跨ぐような姿勢でマットレスに跪いていた俺はそのまま手を肩甲骨の方へとずらし、強めの力で押し込んでやると近衛が微かに吐息を漏らした。


「はぅ……♡」


痛みを感じさせている可能性も考慮して一旦離そうとしたのだが、逆に近衛が腰を浮かせて背中を押し当ててきた。

どうやら気にせず続ければいいらしいということだろう。

ならば遠慮なく……。

首から背中まで満遍なく揉みほぐすつもりで丁寧に行き届くよう掌全体を使って揉んでやる。

時折腕を持ち上げさせて腋下も忘れずに丹念に揉んでやると面白いくらい反応を見せてくれた。

ただ、これだけやったところでまだまだ終わりとは言い難い。


「……つ、次はどうする?」


マッサージは慣れてないので適当なところで切り上げようとすると、近衛が身体を捻って振り返りながら答えてくれた。


「お尻とか脚とか……全部して欲しいかな♡ ……今日も朝からジムいって結構疲れてるんだよね~♡」



近衛の希望を受け入れて素直にお尻へと手を伸ばすと、むっちりした弾力のある肉球に手指が迎えられた。

指が沈み込む感触。

スカート越しでもわかるほど、明らかにハリのある柔軟な臀部は瑞々しく、非常に触り心地が良く。


(柔らかすぎだろ……♡)


自然と手つきが荒くなり、ぐにぐにと揉みほぐしていくうちにどんどん昂っていく欲情。

男が揉みたいと思うような最高のお尻。

尻たぶを持ち上げるように掴むと、伝わってくるのは程よい重量感。

そしてその中央の割れ目に沿って親指の腹を滑らせた。

谷間に辿り着くとくっきりと窪んだラインをなぞりあげたあとで尻肉を鷲掴みにして広げる。


「やっ♡ 広げすぎ~……♡」


恥ずかしいのか少し怒ったような表情で抗議をしてくるのだが、頬杖をついて照れたように微笑んでいる姿に愛おしささえ覚える。


「足の方もやってよ~……♡」


豊かな臀部から続く太ももへのラインは芸術品のように美しく、もし膝枕をしてもらったらどんな感じだろうと妄想しつつ、裏ももに手を這わせた。


(すべすべ……)


毛穴ひとつなくつるりとしている白肌には当然傷やシミ一つ見当たらない。

とても高校三年生とは思えないほど綺麗でなめらかな質感は、まるで赤ちゃんのそれのようだった。

肌触りを楽しむように何度か往復させてから、ももの付け根に向けて上がっていき鼠径部付近に到達した。


「せんせぇ……そこはちょっとくすぐったいかもぉ……♡」


耳に届く声色はどこか色っぽくて艶めかしく。

普段聞いたことのないような声音が鼓膜を震わせ、手のひらの下にあるむっちりとした脂肪が指の隙間を埋めるように吸い付いてきて、近衛の女体が、柔らかさと弾力を併せ持った極上の媚肉であることを教えてくれる。

あまりにも性的過ぎる肢体。

まさしく性欲処理のプロとして、男達の欲望を受け止め、注ぎ込まれるべく生まれてきたとしか思えない女体が、そこにはあった。


「ね、ちょっと口が寂しくなっちゃったから~……おっぱい揉みながらちゅ~してよ……♡」


なんて甘えた声でお願いされて断れるはずもなく。


「じゃ、じゃあ失礼します……♡」


四つん這いになって覆いかぶさりながら柔らかな膨らみを堪能すると同時に唇を重ね合わす。

すぐに近衛は舌を伸ばして口腔内へ侵入してきて貪りつくように唾液を啜ってきたのでそれに応えるように俺も同じ行動に出るものの、近衛のおっぱいを手に抱えたままではあまりにも分が悪く。

すぐに主導権を握られ、近衛の長い舌に口腔内を犯されていく一方で。


──ぬちゃ♡ にゅるるる♡ ぢゅううう♡


唇が離れると銀色の橋がかかるもすぐに切れてしまう。

だが、名残惜しく思う暇もないぐらい次の瞬間には再度塞がれてしまっていて。


「あは……♡ 先生ってば可愛い……♡」


生意気な小娘に一矢報いてやろうと、見様見真似で舌先で上唇の裏側を探ったり歯の表側を舐めてみたりと色々試してみてどの箇所が感じるか調べてみるも、彼女の身体に一向に変化の兆しは見られなくて何だか悔しくて余計躍起になるばかり。

しかしほどなくしてニヤリと嗤った近衛が、ゆっくりと舌を動かして俺の弱い部分を集中的に舐り始めた途端に勝負はついてしまった。

舌先で押し込むようにして突つかれた舌の横側から電流みたいな快感が走って頭がぼうっと霧がかかったようになって──。

気づけばされるがまま。


「んはぁ……♡ 先生ったらもう蕩けちゃってるよ……♡」


そう言うなり近衛が顔を近づけてきて再び深く繋がる。

鼻腔を満たす近衛の芳香が思考回路を麻痺させていく。

『くちゅり♡』という水音と共に互いの唾液が混ざり合い飲み込むタイミングもなく唇が離されたかと思ったら即座に戻ってきて今度は乱暴に犯される。

近衛の吐息で灼けるほどに熱くなる呼吸器官。

全身に行き渡る血液の循環速度が早くなって体温上昇を促進。

視覚だけでなく聴覚も嗅覚も、味覚までもすべてが性感帯へと変貌を遂げつつあって。


「ぷはぁ……♡」


ようやく解放された頃には完全な脱力状態。

そんな俺を見上げ、近衛が蠱惑的に嗤う。


「じゃ、そろそろ挿れてよ……♡ せんせのおっきぃの……♡ 今日はちょっと後ろからされたい気分なの……♡」


うつ伏せの近衛の臀部が揺れるとスカートの裾も煽られたように踊りだす。

制服スカートをたくし上げてさらけ出された艶めかしい女の丘陵。

左右に振られる大きな丸いお尻。

見ているだけで目眩がするほどの魅惑。

近衛が穿いているショーツのクロッチ部分は色を変えてしまっており、それどころか太ももの表面を滴りシーツの上に大きな染みを作っていて。


──ごく……♡


そのいやらしさ……いや、近衛明日菜という女が、俺の男の部分を待ち侘びて股座を濡らしていることに、この上なく興奮を覚えてしまう。

雄としての生殖本能がくすぐられ、肉竿に血流が集中して昂ぶる。

俺のペニスもまた猛々しく勃起しているのだ。


「や~ん……♡ 包茎の癖に、サイズだけは立派なんだもん……♡ 最高~♡」


お尻を高く掲げ、下着をずらしながら妖艶な動きを見せ付けてくる。

すでに準備万端なのか潤み切っている割れ目が丸見えになっていて。

俺は生唾を呑み込みつつ、近衛に覆いかぶさった。


──にゅぷっ……♡


亀頭で秘裂を押し分ける感触。

溢れ出て止まない蜜汁。

それを潤滑剤として使い少しずつ内部に侵入させていったのだが。

そこで起こった事態に思わず腰が引ける。


──きゅっ♡ きゅきゅっ♡ きゅぅぅん♡


膣内全体が蠕動するかのような搾り上げる動き。

今まで感じたこともない衝撃が脳髄に突き刺さる。

それに合わせて近衛の括約筋が断続的に収縮と弛緩を繰り返すものだからたまらない。


「あ"~~~~~これこれこれ……♡」


近衛から野太い声が漏れたと同時に、挿入したペニスの根元から先端までまとめて扱き上げられて一気に射精感が募ってしまう。

危うく暴発しそうになるも、自身の太ももをつねることでなんとか堪えることに成功する。

本当に危なかった。

ここで出してしまったらまるで格好がつかないところだった。


「お~~~……♡ せんせぇもちょっとは成長したんじゃない……? 昨日の彼は挿れただけでイッちゃったけど♡」


そう言われると俄然闘志が湧いてくる。

確かに今の近衛の膣内は凄まじい締め付け具合だったし、搾取しようと纏わりついてくる襞たちの動きは想像を遥かに超えたものであったけれど……。


何とか耐えたんだ。


俺自身どうして耐えられたのかわからないけれども……。

だがとにかく、俺は今、近衛が望んでいるものを提供してやる必要があった。

そう、この股間の、サイズだけは立派な剛槍(包茎)の一撃を──。


「うんしょっと……♡」


挿絵 09_寝バック



しかし、機先を制したのは近衛だった。

挿入されたまま上体を起こしベッドに両肘をついた彼女は、より深く飲み込もうと膣内全体を細かくうねらせ始める。

膣圧そのものは大きく変わらないものの、ペニスの根元からカリの溝までを規則正しく。

膣壁を波打たせ、包み込みながら奥へ奥へ引き摺り込もうと蠢く肉襞。


「お"っ♡ ちょっ♡ 待ってくれぇ……♡」


このままではすぐに果てかねないと危惧し慌てて引き抜こうとすれば、逃さないと言わんばかりの締め付け。

近衛の中が『ぴったり♡』と竿にフィットし、少しでも動かそうものなら強烈な刺激が亀頭に襲いかかる。

カリ首を絞め上げられる強烈な感覚に悶絶し身を仰け反らせてしまうが、それでも解放される様子はないどころか益々強く絡みつくばかり。


──くぽっ……♡ ぐぽっ……♡ ぬっぽ……♡ ぐぢゅぅ……♡


まるで綱引きのように、一本の竿を挟んで俺と近衛とが引っ張り合う。

しかし状況は芳しくなかった。

力負けしたチームがじりじりと劣勢に立たされるように、ゆっくり、ゆっくりと近衛の奥へと引き寄せられて。

いつの間にか結合部を起点として太もも同士が密着。

俺の貧相な腰と近衛の豊かな臀部とがしっかりと接合していた。

その時点で最早勝敗は明白。


「あはぁ……♡ 深い~……♡ 先生の本気モード来たぁ~……♡」


近衛の巨尻が俺の身体全体を下から掬い上げるようにして押しつけられる。

寝バックで犯していたはずなのに……。

四つん這いの姿勢でケツを持ち上げる近衛に、俺の方が組み敷かれてしまっているのだ。


「ねぇ~せんせ~?♡ もうイッちゃいそうでしょ?♡ 知ってるんだから……♡ だって先生のおちんちん震えてるも~ん……♡」

「ま、まだいける……♡」


必死に虚勢を張った。

実際ギリギリまで来ていたがここで認めてしまったら最後。

きっと容赦なく搾り尽くされてしまうという予感があった。


「こっち見て……♡ いい顔になってきた……♡」


振り向いた近衛の手が伸びてきて、顎を固定され正面から瞳を覗かれる。

熱っぽい眼差し。

僅かに上気した頬。

発情期の雌犬のような淫靡な笑みを浮かべる美少女。

額には汗で前髪が張り付き、乱れた制服のブラウスから覗く球体が『ふるふる♡』と揺れている。

濡れた吐息を漏らす口から赤い舌が垣間見え、それが『ペロっ♡』と上唇を舐めたところで、近衛が小さく囁いた。


「もう我慢できないから……動くね……?♡」


──ぬぷっ♡ ぬぽっ♡ ぐぽっ♡ ぐぢゅっ♡


最奥かと思われたところから、さらに膣穴の奥底へと沈められたペニスの先端が新たな領域を拓いて行く。

まるで底なし沼。

これまで未踏だった土地は小さく窮屈で、それでいてねっとりした熱さがあり。

触れた瞬間弾けそうなほど充血した亀頭を全方位から圧迫してくる。


──こりっ♡


ふと何かにぶつかったと思った刹那──。


「ん~……♡」


突然耳奥に響いた低く唸るような嬌声。

それとともに膣圧が跳ね上がり激しい蠕動が始まった。

まるで子宮口で咀嚼されるかのような感覚。


──ぐぽぐぽぐぽぐぽぐぽぐぽッッ♡


狂ったような律動。

近衛の豊満な肉体によって築かれた密室空間の中で蠢く淫靡な肉洞が、蕩けるような温もりととろけそうな柔らかさを持って強烈に収縮する。

根元から搾り取られるかの如き吸引感と陰茎全体を搾り上げるかのような圧迫感が交互に襲い掛かり、それに対抗するかのように亀頭に蓄積された射精衝動が一気に頂点を目指していく。


「こ、このえッッ♡♡♡ これむりぃぃッッ♡♡♡」

「あ"~~~~……♡ 奥ッッ……♡ ぎもぢッッ……♡♡♡」


すでに意思の疎通は不能。

近衛が独りで愉しんでいるのかと思うくらい乱雑で獰猛なピストン運動が続き、その勢いに乗じて俺の体も前後に揺さぶられる。

腰が密着する度に『ぱんッ♡』と破裂音が轟き、衝撃波となって下半身を貫いた。

そうして振動を得るたびに彼女の豊かな尻肉も震え、その感触がダイレクトに伝わってくる。

女の子の象徴みたいな体型の持ち主であるが故の暴力的なまでの重量感。

そんなものが何度も執拗に打ち付けられて来るわけで。

加えて俺を射精寸前まで追いやった魔性の名器が、『じゅわっ♡』と分泌させた愛液を潤滑油としてペニスを摩擦し続ける。

そんな極上のご奉仕を前にして腰が抜けないわけもなく。


──ずりゅッ……♡ ぬぢゅるるっ……♡


ついに崩れ落ちてしまった俺。

もはや近衛の淫靡なダンスの波に翻弄されながら為す術もない状況に陥ってしまう。

背後から抱きつくように両腕を回し、自然と彼女の胸を揉みしだき、快楽を貪っていく。

そもそも俺が近衛を抱いていると思っていたのは勘違いで、最初から主導権は近衛が握っていたのだ。

全てが彼女の手のひらの上の出来事であり、俺は踊らされる哀れな操り人形でしかなく。

近衛の熱い肉襞が絡みつきながら奥へ導くたびに全身の体温が上がってゆく。

火照った肢体と一体化していく感覚。


──ぷちゅっ♡ ぬちゃっ♡


柔肉の狭間を貫き分け進めれば進むほど膣奥からは新しい液が滲み出し。

竿全体を包み込むかのような熱量で絡みつき抽送する度に結合部より飛沫となって流れ落ちた蜜汁がベッドシーツを湿らせる。

俺のペニスが出入りするたびに近衛の腰がくねり、それに呼応して柔らかな乳房が上下に弾み飛んだ。

更に近衛はこちらを振り向き、口をパクパクと動かして何かを要求してくるではないか。

この状況下においてなお、男を求めてくる性欲を持ち合わせる彼女の要望を叶えてやるべく──。


──ぢゅっ♡


「んぅッ♡」


反射的に口を押し当てた途端、近衛が鼻にかかる高い声を上げた。

だがこれは苦悶の叫びでは到底ない。

歓喜の嗚咽。

証拠に舌を差し入れた途端嬉々として応戦してきた。

あっという間に、舌を吸われて絡められ蹂躙される。

俺と彼女では技巧が違いすぎる。

どれだけ頑張ってみても必ず手玉に取られてしまうのだけれど。


──ぢゅぷっ……♡ れろぉ……♡


粘度の高い唾液を流し込まれ喉を通って胃に収まっていくのを感じる。

その瞬間、全身を包み込んだのは一体感。

近衛明日菜という極上の女と、一つに繋がっているという幸福感。

射精直前の過敏になったペニスは既に限界を超えていても尚、射精を堪えられていた。

答えは簡単。

近衛明日菜という女の命令がないとイケない身体になっていたのだ。


自我を出し、肉欲の中に垂らされた一本の細い糸を辿って近衛の巨大な手のひらの上から逃げようと上り詰め。

しかしその実、糸を垂らしていたのは近衛の反対の手という罠。

それに気づかず引っかかってしまい、逆に更に近衛の方へと巻き取られていく。

そして最終的には──……。


──ぬっぢゅっ♡ ぬっちゅっ♡ ぐぢゅっ♡ ぢゅぼぉっ♡ ぐぢょっ♡ ぬぢゅるぅっ♡


下から突き上げてくる近衛が、いよいよ本格的に搾精体制へ移行する。


「せんせぇ……ん"ッ……♡ 私の好きなとこぉ……お"ッ……♡ ちゃんと当ててくれてる……♡ 天才じゃん……♡ あ"あ"ッ……♡」


俺が当てているのではない。

近衛によって当てさせられているのだ。

膣内の襞がカリの段差に引っかかり、それが女の悦ぶ部分だと教え込まされ。


──ぐりっ♡


そのまま一点を押し潰されれば雷に打たれたかのように快楽物質が脳内麻薬となって迸る。

そして、次の瞬間。


「ん"ッ……♡ 出して……♡ いいよぉ……ッ♡」


蕩けきった御主人様からようやく下された許可。

許しを請うように必死に尻を打ち据える奴隷の如き俺。

今までなんとか封印してきた堰は崩壊寸前まで追い詰められていて。

今更止められる筈もないのに、どうしても我慢しようとしてしまう。

それが最も気持ちの良い射精ができると本能が知っているのだ。




「……イケっ♡」




──びゅぐっっ♡♡♡ びゅぐっっ♡♡♡ びゅぐるるるるっっっ♡♡♡


それがきっかけとなり堰を切ったように迸る大量のザーメンは、近衛の一番深いところへと注ぎ込まれていき、同時に絶頂を迎えた膣が収縮を繰り返し精子を飲み干さんとしゃぶりつく。


「せんせッ♡♡ ん"ッッ♡♡ お"お"ッッ♡♡♡」


近衛は背中を弓なりに反らせると、膣道が肉竿を強烈に締め付ける。

尿道に残った残滓すらも搾り取ろうと、最後の一滴まで搾り取らんとする動きは凄まじく、あまりに強烈な搾精行為によって思わず腰が引けるものの、両手を近衛に掴まれてしまい、逃げられない。

逆にグイっと引き寄せられ密着度が増したことでより多くの種を貪り取る体勢に。


──ぎゅぅぅぅっ……♡


「抜いちゃダメだってばぁ……♡ もうちょっと付き合ってよぉ……♡」


──ぬっちゅ♡ ぬっちゃ♡ にゅっぽ♡ にゅっぽ♡


余韻に浸る間もなく続けられるピストン運動。

俺を労るような慈悲深さなど微塵も感じられない極限まで肥大化した性欲に忠実な雌の獣の所業。

ただひたすら快楽のみを求め貪る淫獣と化した近衛の底抜けの性欲の沼へと、一緒になって溺れていく。

朦朧とする意識。

この先は考えてはいけないことまで考え始めてしまっていた。

『自分はこれから一生この女から逃れられないのではないか』という不安。

しかし──。


「ん"ぅ♡ あ"っ♡ あ"あ"ッ♡ せんせッッ♡♡ イクッッ♡♡ イクッ♡♡ イグぅぅッッ♡♡♡」


──びくっ♡ びくんっ♡ びくくっ♡ びっくんっ♡


腰の動きを止めた近衛が数秒の硬直状態の後、背筋を伸ばし一際大きく震え始めたかと思ったら盛大に潮を吹きを始めて。

その影響で膣穴はぎゅうぎゅうと脈打つように痙攣し、膣壁を伝わる強烈な収縮運動が伝わってくる。

膣襞の一枚一枚が意思を持っているかのような動きで蠢き絡みつき、精液を搾り取って子宮に送り込んでいく。


「あ"~~……♡♡♡」


恍惚とした表情。

蕩けきった瞳。

紅潮した肌。

そんな美しい女豹の肢体が眼下に晒されている。

彼女の細く白いうなじに浮かぶ汗の粒までも鮮明に見えるほどの距離。

その身体からは甘酸っぱく華やかな香りが漂い、理性をゆっくりと蝕んでいく。


──ぬぢゅっ……♡


ゆっくりと引き抜かれた肉棒が現れればその表面はべっとりとした液体でコーティングされていた。


「えっちな匂いするぅ……♡」


近衛が首だけをこっちに向けて言ってきた。

そんな近衛に答える余裕すらない俺は、ベッドの上にゆっくりと仰向けに倒れ込んで。

疲れ果てた俺を見て何を思ったのかは知らないが、近衛が妖艶に微笑んだ。

四つん這いのまま、するするとこちらへにじり寄ってくる。


「ねぇ~、そういえば“叔父さんの後輩さん”の話の続き、まだしてなかったよね~……? 逆レタイムの話……♡」


あれだけ激しいセックスの後なのに、近衛はケロリとした顔で。

一方、腰が抜けている俺は抵抗することもできず、ただ呆然とその姿を見つめるしかなくて。


「壁とあたしに挟まれて、身動き取れない状態でマゾ射精しちゃった自称ヤリチンの会社員君……♡ まさか私みたいな年下の女に逆壁ドンされてベロチューと太ももで無理やり射精させられるなんて思ってなかったみたいでね? 私にしたら大したことなかったんだけど、『いつもはこんなんじゃないのに~』って勝手に焦ってるから、ちょっとからかってやろ~って思ってさ~……♡」


──ギシリ……♡ ギシリ……♡


四つん這いになった近衛がゆっくりと俺に迫る。

既に股間のモノは萎びており戦意消失しているというのに、獲物を見つけた猫科の肉食獣のようにじっくりと距離を詰めてくる近衛。

長い脚に豊かな臀部、しなやかな腰のクビレ、豊満でたわわな乳房がはち切れんばかりに制服のブラウスを押し上げており。


──バサっ……♡


「い、一回休憩を……ッ♡」

「ん~~~……?」


邪魔だと言わんばかりに、身に着けている衣服を脱ぎ去り、下着姿に。

それによって、隠されていた近衛の豊満で完璧なまでに磨き上げられた裸体が露わとなり、視界の隅々まで支配される。


艶々とした髪とどこまでも沈んでいきそうな深い胸の谷間。

細い腰回りに太ももからふくらはぎにかけてのむっちりと肉付きのいいライン。

制服の上からでは詳細まではわからなかった近衛の魅力。

その全てが明らかとなった上で見下ろされてしまえば蛇に睨まれた蛙も同然。


──ねちょぉ……♡


亀頭の先端で透明な液体が糸を引いた。

あれだけ出しても尚衰えを見せない精力に苦笑するしかない俺に対して。


「ほらぁ……♡ まだやる気満々じゃん……♡」


そう言って近衛が再び近づいてくる。


「叔父さんの後輩さんにもさぁ~……♡」


後ずさろうとした俺の足首を下着姿の近衛が掴んで動きを阻害する。


「こうしてぇ~……♡」


大きく開いた口が一直線に標的を定める。

目標物はもちろん俺のペニス。

ピンク色の唇が開いた向こう側に唾液塗れの真っ赤な舌が覗き、踊る。


──ぴとっ……♡


亀頭にふわふわとした生温いものが接触し。


──れろぉ……♡


口から這い出てきた長い舌が巻き付いていく。

近衛は唾液をまぶしながら、包皮に包まれた肉竿を丹念に舐り、カリ裏や肉傘、幹、そして根元と順番にねっとりと舐め上げて。


「ふふっ……♡ やっぱヤリチン会社員君より大きいねぇ~……れろぉ~……♡」


所謂お掃除フェラと呼ばれる類の奉仕行為。

射精することで精液塗れになった竿を綺麗にするためのフェラ。

それを件のヤリチン会社員とやらにも施したのかと思うと複雑な感情が芽生えてくる。


──ぺろっ……♡ ちゅぷぅ……♡ ぢゅぽっ……♡ ぢゅっ……♡ ずぞぞっ……♡


「こうしてね……?♡ ぇろっ……♡ へんへぇのだけじゃなくてぇ……♡ ぢゅぱっ……♡ 昨日の子にも……れろぉ~~……♡ 同じことしてあげてぇ……♡」


近衛の舌遣いは巧みだった。

ただ舐め回しているだけであれば稚拙な印象を受けるが、そうではない。

口内で行われるマッサージ。

口全体を使っての丁寧かつ強力な吸引。

舌で裏筋を刺激するだけでなく、頬裏などの柔らかい部位も巧みに使ってカリのでっぱりをこそぐように吸い上げてきて。


──ずろろぉ~~~~っ……♡


彼女の動きは決して激しいわけではない。

むしろゆっくりとした動作で行われる優しい愛撫。

しかしそれがかえってこちらの快感中枢を刺激していく。


「お口の中にいれてぇ~~……ん~~~~……♡」


──ぐぽ……♡ ぐっぷ♡ ぐっぽ♡ ぐぽっ♡ じゅぷっ♡ じゅぷっ♡ じゅぷっ♡


「ん"お"お"お"お"……♡♡♡」


ぱっくりと咥え込まれた口腔内を大量の唾液が行き来する。

それはさながらペニスの洗濯機。

窄まった頬の僅かな隙間へ近衛の唾液が流れ込み、竿の表面にこびりついた精液ごと洗い流していく。

さらにその間にも巧みな指使いが睾丸を揉み込み優しく労いながら。

これら一帯の奉仕行為を近衛が例の逆レイプとやらをした相手……すなわち“ヤリチン”会社員にも行ったのだと意識した途端、嫉妬心が燃え滾る。


「ん"~~~……♡」


持ち上がりかかった惨めな欲望を俺が必死に抑えようと試みているというのに、近衛は意地悪く嗤うばかりで。

それどころか、喉奥深くまでペニスを飲み込むと根本を唇で締め付けてきて。


──ぢゅぞぞっ♡ ぢゅぽっ♡ ぢゅぷぷっ♡ ぢゅぼぼっ♡


強く吸われてしまえば腰が砕けるほどの快感が込み上げてきた。

根元まで押し込まれてからゆっくりと引き戻される過程で肉傘にまとわりつく柔らかな粘膜。

亀頭のくびれの部分を徹底的に可愛がられる。

裏筋も丁寧に舐られるおまけつき。


「ん"ん"ん"ッ♡♡♡」

「ん~~……♡ ぢゅぽっ……♡ 臨戦態勢って感じィ~?♡」


股間から顔を離した近衛がうっとりと俺のモノを見つめ唾を飲んだ。


「デカ……♡」


褒められたのは良いがこちらとしては複雑な心境。

その理由は包茎であることにある。

本来はきちんと剥けるのだ。

しかし、近衛や二条によって皮を摘まれ何度も伸ばされた結果、包皮は伸びて肉竿の自力のみでは剥けなくなってしまったのだ。

サイズ自体は十分すぎる程の大きさを持つにも関わらず、肝心の亀頭やカリ首が顔を出すことはない。


「先生のこれ……♡ なんで皮伸びてんの~?♡ 自分で伸ばしたの~?♡ それとも……だれかにされて……?♡ ふふっ……♡ 立派なマフラーじゃん……♡」


バカにされているというのに、どうしようもなく疼く愚息に憎しみを覚える。

近衛によって伸ばされた包皮。

以前までは多少引っ張るだけであっさりと剥けていたというのに。


──ずりずりっ……♡


近衛が両手でそれぞれのペニスを摘み上げ包皮を引っ張ると先端部分が露出する。

しかしすぐに戻ってしまう。

今ではもう完全に皮かむりだ。


「ちゃんと洗ってる……?♡ ほら~……れろぉ~……♡」

「お"お"お"ッッ♡♡♡」


──くちゅくちゅくちゅ……♡ ぬりぬりぬり……♡


包皮の内側へ挿入された舌先が円を描くようにうねる。

舌の腹で亀頭の表面を丁寧に撫でられてしまえばひとたまりもない。

刺激から守ってくれるはずの包皮の内側を責められているのだ。


「うッ……♡ あ"ぁぁ……♡」


──くちゅくちゅくちゅ……♡


舌が皮の中を行き来し唾液を送り込むたびに近衛の舌の表面に生えた味蕾のツブツブが、亀頭のくびれの部分を刺激する。

しかし近衛は決して剥いてはくれない。

皮を引っ張り上げたまま、長い舌を伸ばして皮の中を舐ってくる。


「ん"ん"ん"ん"~~……♡♡♡」

「あはっ……♡ えっちな声~……♡ もっと聞かせて……?♡ はむっ……♡ れろぉ~……♡」


舌の腹を使った面での責めから、尖らせた舌先の先端部を中心とした突起での刺激へと切り替えられて。

敏感な箇所に集中的に与えられ続ける甘く優しい快楽拷問。

性癖だけならまだしも。

ただただ近衛の無邪気な興味に晒されて、肉体までもが取り返しのつかない変化を強制されているというのに。

抵抗は全て快楽により甘く溶かされていき、心の底から歓喜が湧き上がってくる。


こうなってはもうどうしようもなかった。

ただひたすら近衛の思うがままに堕落していくしかないのだ。

俺は何もしていないというのに、彼女による一方通行な快楽に染められて。


それもこれも全て近衛明日菜のせいだというのに。


せいだというのに──ッッ♡♡♡


「れろぉ~……♡ ぢゅるっ……♡ ぇろろろろっ……♡ んはぁ……♡ ふふっ……♡ 先生可愛い~……♡ じゃあ次は~……♡」


上半身を起こした近衛が、ブラジャーを外し捨てる。


──ばるんっ……♡


現れたのは二条桜子と同等……いや、それ以上に大きな爆乳。

周囲の空気を震わせるほどの巨大さ。

長年の経験と手練手管か、はたまた彼女の持って生まれた資質の賜物か。

揺れ方もただ単に脂肪の塊として弾むものではなく、プリンのように柔らかく揺れながらも中央へ収束していく独特の動きを見せる。


──たぷぅ~ん……♡


彼女の動き一つ一つに反応し、大きく波打ち揺れる肉塊。

そんなおっぱいを支えていたのはラベンダー色のレースのブラジャー。

ショーツとのセットアップで購入したものらしく統一された色味のそれは、役目を果たし終わり、ベッドサイドに投げ捨てられていた。

内側のタグには小さな文字で『J』の文字が。

もちろんブラのカップ表示のランク。

その情報だけで、肉竿が『ずくんッ♡』と疼く。


「──揉みたいんでしょ?♡ 昨日のヤリチンと同じ顔してる……♡」


かの男と同じ反応をしてしまったことは不覚以外の何物でもなかったが、目の前にこんなにも瑞々しく巨大な逸品をぶら下げられたら辛抱できる男などいるわけもない。

視線を逸らすことすら困難な圧倒的存在感。

それは人智を超え大自然の偉大さを思わせる神秘的なオーラすら纏っていた。


──ぐらっ……♡


唐突に巨峰が傾いた。

近衛の髪がはらりと落下し眼前を遮る。


──ずっしり……♡


両の眼球が質量に押し潰されるような感覚。

温かく柔らかいものが視界いっぱいに広がった。

だが、次の瞬間には何も見えなくなる。


──むにゅぅぅっ……♡


遅れてようやく気がついた。

近衛が自らの乳房を俺の顔面に押し付けてきたのだ。


──ふにょん……♡ たぷん……♡


視界一面を埋め尽くす肌色。

肉と肉の狂宴。

近衛はただ押し付けるだけでは飽き足らず、その柔肉の谷間へと順番に鼻先から沈めていき、顔全体を呑み込もうとしてくる。


──むにゅんっ……♡ ぱふっ……♡ むにゅっ……♡ ぐにゅぅぅ~……♡


近衛が身を委ねて体重をかけてくるたびに俺の呼吸のスペースが減っていく。

しかしそれでも尚窒息するほど苦しいというほどではなかった。

呼吸は可能な範囲。

おそらくは敢えて圧力を弱めている。


「あははっ♡ 男子っていくつになってもおっぱい好きだよね~……♡」


俺の頭部を捉えるとそのままホールドし、上から圧倒的な質量を以て圧迫してくる。

それだけならまだ良かったものの近衛の両手が後頭部に回されて、俺の両耳をふさいで外界の音をシャットアウト。

伝わってくるのは近衛の胸の鼓動と身体を伝わって頭蓋へと響き渡る彼女の声のみ。


──ぐにぐにっ……♡ むにぃぃぃ……♡


「ふぅ~……♡」


近衛が頭上で深呼吸を始める。

それと同時に肺腑にまで染み込んでくる甘く濃厚な雌の芳香。

聴覚と視覚を奪われた今、唯一頼りになる嗅覚でそれを敏感に感じ取った刹那、脳内を支配するのは単純な肉欲と性欲。

近衛に染められることしか考えられなくなっていく。

近衛に従属していくしかなくなっていく。


──すぅぅ~~……♡ ふぅぅ~~……♡ すぅぅ~~……♡ ふぅぅ~~……♡


規則正しいリズムを刻みながら呼吸を繰り返すごとにより強まる淫靡な空気。

肺の中を満たす近衛特有の妖しいフェロモンに誘われて、股間に再び血流が集まってくる。


──むにゅん……♡ ぐにぃ~……♡


「ん~~……?♡」


『すぅ~♡』と大きく吸い込むと近衛が腰をくねらせた。

それによって乳房も揺れて頭蓋全体を包み込むような感触へと変化していく。

温かい肉塊が密着し、溶け合って一つになるような感覚。

その柔らかさに精神の大部分を持っていかれる。

理性を忘れるというのはこういう時に使うのだろう。


「せんせぇ~?♡ ちんぽ、またおっきくなってない?♡」


そう尋ねてくる近衛の言葉には揶揄いのニュアンスが含まれていた。

事実として彼女の言う通り俺は勃起していた。

仰向けになった全身にピタリと張り付くように乗り上がった近衛の柔らかな肢体。

その太ももと太ももの間に挟まれて屹立した怒張は今にも爆発しそうだった。


──ぐりぐりっ……♡ ぐりぐりっ……♡


近衛が腰を大きく揺するように身体を動かすことで、二本の豊かな肉の柱に挟み込まれたまま上下左右へと捏ね回される。


──むちゅっ♡ むちゅっ♡ むちゅっ♡


太ももをすり合わせることで生み出される甘美な圧迫。

同時に送られる微弱な振動も相まって猛烈に気持ちがいい。


「……あ、桜子~? さっきメッセしたけど、今先生と一緒にラブホ~……♡」

『はぁ!? だからさっきも言いましたけど、どこのラブホか教えろし!!』


近衛の声と少しノイズの混じった二条の声。

二人が通話を始めたのだ。


「ん~……ちょっとまってね、今カメラつけるから~……っと」


全身を圧迫する近衛の身体が揺れる。

スマホを操作して二条とカメラ通話をしようとしているのだ。

そしてすぐさまスピーカーの向こうから二条の声が届いてくる。


「これで見えてるかな? やっほ~……♡」

『うっわ~~!? 先生、おっぱいの下敷きになってんじゃん! 何プレイ!?』


スマホ画面の向こう側から聞こえてくる二条の声には驚愕の色が宿っていた。

いつもの丁寧な言葉遣いではなく、気のおける友人にだけ見せる砕けた喋り方。

近衛に対しては普段からそう接しているようだ。


「ねぇ~……おっぱいの下で息して~?♡ ほらほら~……♡」


近衛に促されるまま肺に空気を取り込んでみると途端に噎せ返るほどの甘ったるい近衛の体臭が体内を満たしていき。

しかもそれだけじゃない。

乳房からほんのりと香る芳醇なミルク臭を感知すると脊髄反射でペニスが『びくんっ♡』と反応してしまう。


『ちょっと!! 私も混ざりたい!! ってか、ふたりとも何してたの……?』

「せんせぇがぁ……補講サボって……♡ ラブホで……♡ あたしとセックス……♡」


『補講をサボったのはお前だろうが!』と声を大にして叫びたいものの、顔面全体に覆いかぶさる乳肉のせいで声を出すことなどできるはずもなく。

このままでは二条に誤解されてしまうと藻掻くのだが……。


──ぱふっ♡ ぱふっ♡ ぱふっ♡


いくら藻掻いても近衛の胸が暴れるだけ。

それどころか柔らかく押し潰してきて何をしても無駄と言う他ない。


『あぁ~……はいはい……先週ぶりですかね? 先生……。ってか、私も溜まっててヤバいんですけど!? ねぇ!?』


二条はかなり苛立っていた。

俺と近衛が楽しんでいる間、蚊帳の外だったことが相当お気に召さなかったらしい。


「もう何回か搾り取っちゃったんだけどね~? だけどまたこうやってしてるとすぐおっきくしちゃってさぁ……♡ ほら~……?♡」


そう言うなり近衛が太ももを締め付ける力を強くした。

肉棒がぎちぎちと締め上げられて強烈な快感に襲われる。


──ずちゅっ♡ にちゃっ♡ ぐちゅっ♡ ずっちゅっ♡


同時に下半身をくねらせて竿全体をマッサージ。


「だから、桜子も今からきたらまだ間に合うかもよ~?♡」

『で、どこのラブホ!?』


近衛がスマホ越しの二条に問いかけられた時──。


──ぐりっ……♡ ぐりっ……♡ ぐりっ……♡


太ももが『くいっ♡』と角度を変えた。

そしてそのままゆっくりと腰を沈めてくる。


──にゅぷっ……♡ にゅぷっ……♡ にゅぷぷっ……♡


「んっ……♡ あはぁ……♡ また挿れちゃったぁ……♡」


近衛の口から愉悦に満ちた吐息が溢れる。

俺の陰茎は近衛の秘所に飲み込まれていった。


『あ"~~~~まんこイライラするぅ……!! 急いでいくから待っとけし!! あ、先生は明日菜のナカで射精禁止ね!!』

「あははっ……♡ 桜子怖~い……♡ 怖いから先生のもナカでおっきくなっちゃうじゃ~ん……♡」


──ぬっぢゅぅぅぅぅ……♡♡♡


「ん"ッ♡」


近衛の膣が大きくうねった。

『ぎゅっ♡』と締め付けてくる肉壁の圧に思わず声が漏れ出てしまう。


「じゃ、いつもの○○のホテルだから~♡ あたしはこのままセックス続けるから~♡ んっ……♡ はぁ……♡ 桜子が来るまで、たっぷり可愛がって、たぁ~っぷり搾り取ってあげる~♡」

『ずるい!! 先生は私のことも弄んでたんですね!? 覚悟してくださいねー!? 待ってろ、10分でそっち行くから!!』


「じゃあね~……♡」


スマホを枕元に置いた近衛の肢体がゆっくりと上下を始める。

それと同時に肉筒がうねり竿を締め上げてくる。

びっしりと詰まった無数の襞が蠕動し、カリ首の段差を舐め上げて。

ゆっくりと啜り上げるような吸引力で奥へ奥へ引き寄せられていく。


──ぬちっ♡ ぬちっ♡ ぬちっ♡


まるで別の生き物のように独立した動きを見せる膣内の凹凸。

それを十二分に活用した多彩な搾精技術。

膣を動かす筋肉の鍛え方は流石現役アスリートだと言わざるを得ない。


──くぽっ♡ くぽっ♡ くぽっ♡


水泳部でもトップクラスの競泳センスを誇る近衛は水中で泳ぐのが得意というだけではなく陸上におけるスポーツ全般が秀でている。

柔軟性に優れており特に足腰が非常に強く体力もあり持久力もある。

もちろんその筋力を最大限利用したセックスにおいても例外ではなく。

もし彼女が何らかのスポーツでプロを夢見て真面目に練習に励んでいたのなら相当の強者になれたことだろう。

それほどまでに才能に恵まれているのにも関わらず宝の持ち腐れともいうべき活用方法。


──にゅるぅ……♡ ぬるぅ……♡ ちゅぷぅ……♡ にゅちぃ……♡


一際強い締め付けとともに根元まで埋没する肉棒。

そのままねっとり絡みつく襞肉に包まれて、甘く焦らされる。


「はぁ~……♡ 先生のぉ……ほんと好きぃ……♡ ねぇ~?♡ さっき桜子が言った通り勝手にイっちゃダメだからね?♡ 我慢して我慢して耐え続けて耐えきれなくなってからの~……♡」


──ぬぷぅ……♡ ずりゅぅ……♡


「──ん"ッ♡♡」


引き抜かれていく剛直を引き留めるように粘膜が貼り付いてくる。

カリ首にまとわりつく淫肉の一枚一枚が離れまいとして必死にしがみつき、離れたと思ったらすぐに次の襞が絡みついてくる。


「ん"ぅ……♡♡♡」

「あ~……♡ せんせ~? イこうとしてない……?♡」


そんなつもりはないのにそう勘違いされる程度には限界を迎えつつある俺の愚息。

爆ぜる寸前の膨張率。

ただひたすらに射精したいと懇願するダメ息子を宥める手段は既に限界突破しており。


「イ"ッ♡♡♡」

「んふ……♡ イクなイクなぁ……?♡ 桜子に叱られちゃうぞ~……♡」


──ぬっちゅっ♡ ぬっちゅっ♡ ぬっちゅっ♡


なのに腰の動きが速まる。

限界まで引き延ばした剛直はすでに弾ける寸前。

それを知っている癖に近衛は止まることを知らない。

むしろ俺を追い詰めるかのように腰使いを加速させてくる。


──ぐっぷ♡ ぐっぷ♡ ぐっぷ♡


肉と肉がぶつかり合う乾いた音が室内に木霊する。

寝バックのような姿勢。

しかし、女が上で男が下。

普通の逆。

腰だけを打ち付けるように動く近衛によって奏でられる淫らな旋律。

それをさらに盛り上げるように嬌声が飛び交った。


「んっ……♡ あっ……♡ きもちっ……♡ せんせぇのがッ……♡ はぁッ♡ まんこのいいところ擦れてっ……♡ ん"っ……♡ ん"っ……♡ ん"っ……♡」


まるで獣のように貪欲な腰つきで何度も何度も深く沈み込んでは浅瀬に戻る。

その度に下半身からは脳天までを突き抜ける電流のような快感が迸る。


──ぱんっ♡ ぱんっ♡ ぱんっ♡


リズミカルに響く肌同士がぶつかり合う音。

そしてそれ以上に大きく響く近衛の艶やかな吐息と喘ぎ声。

こんなの我慢できるはずがない。


「んはぁっ……♡ 昨日のヤリチン会社員より……ッ♡ 全然ッ……♡ いいッ……♡ やっぱせんせぇのサイズがいちばん……ッ♡ 奥のとこまで……♡ 来てくれるからぁッ……♡」


──ずっちゅっ♡ ずっちゅっ♡ ずっちゅっ♡


近衛の腰つきが激しさを増した。

結合部から滴り落ちた愛蜜がベッドのシーツを濡らしていく。

それでもお構いなしとばかりに膣内を収縮させ、強烈な吸い付きを見せてきた。

まるでバキューム式の電動オナホールを使った時のような吸着力。

そんなオナニー専用の機械が持つ機能を、自らの肉体に備えてしまう近衛の性に関する才能を前にして畏怖すら覚えるものの、根元から先端までを余すことなく包み込まれ、吸引され続け。

近衛の女体に甘えるように、下から全身で抱きついてしまう。


「イ"ッ……♡ でりゅッ……♡」

「だめだめだめだめだめぇ~……♡ がまんがまんがまんがまんがまん……♡」


──ぐぢゅっ……♡♡♡


より深くへと突き刺さってしまう肉竿。

そうなれば肉癖が更に活性化して締め付けは強くなる一方で。


「あ"ッ……♡ あ"ッ……♡」

「あたしがイクまで絶対がまん……♡ がまんがまんがまん……♡」


「ん"ぶッッ♡♡♡ ん"ん"ッッ♡♡♡ ん"ん"ん"ッッッ♡♡♡」


そんなの絶対無理だ。

これ以上我慢なんて無理だ。

その思いを伝えようと、近衛のおっぱいの下敷きになりながら首を横に振って否定の意思を示したところで──。


「がまんがまん……♡ ……イケっ♡」

「~~ッッ!?!?♡♡♡」


──びゅくっっ♡♡♡ びゅくっっ♡♡♡ びゅくっっ♡♡♡ びゅるッッ♡♡♡


「あ"~~……♡ あっつぅい……♡ たくさん出てる……♡ 桜子に怒られちゃうね……♡」


直前までダメだと言われてたところに注ぎ込まれた射精の命令。

突如『イケっ♡』と意地悪に囁かれたことで一気に臨界点を超えた肉棒は近衛の子宮に密着させながらその全てを吐き出しいく。

大量の白濁液が卵管を通り卵巣まで浸透し尽くし、孕み袋である子宮を自らの子種によって征服していく征服感。

脳内が幸福物質によって占拠される感覚。

全てが溶けて一緒になるような快感の奔流に身を任せることしかできないまま、俺はひたすらに放出を続ける他なかった。

二条の射精禁止の命令も、今目の前の快楽に比べると些細なものと認識してしまった。

あとは何も考えず近衛の胎内に溺れていけばそれで良いのだ。


──どちゅっ……♡ ぎゅぅぅぅ~~~……♡♡♡


柔らかな肌が密着してくる感触と共に膣内がさらにきつく締め上げられる。

まるで射精直後の敏感な先端部分を舌先で舐められるような繊細かつ的確な刺激。

精液を欲せられ、吸い上げられる。

近衛明日菜という誰もが羨む女に、紛いなりにも求められることへの愉悦。


「あッ♡ あッ♡ せんせッ……♡ せんせぇッ……♡ あたしも……イキそう……♡」


ビクビクと近衛の身体が揺れる。

竿の表面を舐める無数の襞と粒が幾度も行き交うたびに視界に閃光が走る。

射精中にも関わらず、当然近衛の腰は止まらない。

激しく腰を打ち付けられて。

イッているのにイカされて。


「あぁ〜……♡ んぅ……♡ イク……♡ イクイクイクぅぅッ……♡♡♡ イ"ッグゥゥゥゥ……♡♡♡」


「やっ♡ ばいっ……♡♡ ん"ォっ……♡♡ せんせっ♡ せんせぇぇっ……♡♡♡」


──びくっ♡ びくっ♡ びくんっ♡♡♡


──どくんっ♡ どくんっ♡ どくんっ♡♡♡


近衛の絶叫に合わせて腰が大きく跳ね上がる。

絶頂を知らせる甘い痙攣が伝播して俺をも巻き込んだ。

精を搾り尽くされ、魂ごと吸い取られそうなほどの幸福感の中意識を失っていく。

やがて周囲の喧騒は耳に届かなくなり──。


………

……

…

##P3 エピローグ@合流した二条とその後


「先生はイッてないですよねぇ!?」


ものすごい剣幕で部屋の扉を乱暴に開けて入ってきたのは二条桜子の声で意識が戻る。

その肩にはスクールバッグが下がっていて、息を吐く度にそれが大きく揺れていた。


先程電話越しで話していた人物。

彼女は鬼のような形相で、近衛の下敷きにされていた俺を見下ろしている。

しかし、当の近衛は涼しい顔で。


「あれから一発搾ったら、せんせぇ気絶しちゃったから、あたしも我慢できなくて搾り取っちゃった……♡ 何回も……♡」

「~~~~ッッ!!」


こちらにスマホを突き付けてくる二条。

画面上にはつい先程まで行われていた狂宴の様子が映し出されていた。

とどのつまり、近衛は通話を切ったと思っていたが、その実、通信は保たれたままだったのだ。


密着状態で俺を搾り取った後、上半身を上げて股を開き、爪先立ちで跨った近衛が、下品に腰をくねらせながら乱れ狂い、何度も臀部を打ち付けて俺をイカせようとする姿。

そして最後には顔から足先まで、俺に愛液や潮をぶっかけて恍惚とした笑顔を見せたところで動画が終わった。

それを再生した二条はというと。


「明日菜ぁぁ~……!?」


目を吊り上げながら拳を握り込みプルプルと震えている。

顔は真っ赤になり沸騰寸前といった様子で怒り心頭といった面持ち。


「桜子~? 一緒にしようよ~……♡ 今からお風呂行って泡プレイしながらえっちとかどう~? 朝まで三人でさ~……♡」


だが近衛は悪びれることもなく二条を誘う。

それに対する二条の答えは簡潔にして明瞭。


「はぁっ……!! やりますよっっ!! こちとらムラついてムラついて、溜まってるんですからっっ!!」


その瞬間、近衛が妖艶な笑みを浮かべた。

夜の部の始まりを告げる狼煙が上がる。

既に時刻は夕方。

だけれども彼女らの肉欲の宴はまだ始まったばかり。

結局この晩、俺は再び二匹の淫獣に喰い散らかされることになったのだった──。


………


「……今日あたしうっかり、『最後』とか言っちゃったんだけど、卒業してもこんなのやめられるわけないじゃんね~……♡」

「なんですかそれ? 明日菜、そんなこと言ったんですか? あぁ、だからなんか今日はやたらと抱きついてくると思ったんですよ……♥」


「せんせ~? だから、大学に行ってもあたしと桜子のセックスペット役よろ~?♡」

「先生? そうですよ~? 精々私たちのいい玩具になってくださいね?♥」


「じゃあね~……せんせ~……♡ また学校で~♡」

「部活にはちゃんと来て下さいね? 明日も楽しみたいんですから……♥」


朦朧とした意識の中でもハッキリと理解できたのは、俺の運命が決定づけられたということ。

近衛明日菜と二条桜子という極上の雌肉を我が物にするチャンスは永遠に得られない。

しかしそれでも良かった。

何故ならば。

ただ肉棒を突っ込み彼女たちの肉ディルドとして使ってもらえるなら。

そして彼女らに所有される限り幸せなのだ。

他の誰かのものになることがない限り。

ずっとずっと。

彼女たちが飽きるその日まで──。


【続く……?】


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Comments

レオン

近衛明日菜ちゃん久々!足臭責め◎です! いつか桜子ちゃんsideも期待してます!桜子ちゃんの言葉遣いは丁寧なのに責めは激しく、特にあの巨尻で男を無力化するのが大好きという設定が◎

あひるだったもの

コメント並びにご支援ありがとうございます! 清楚に見える敬語系キャラの苛烈な責め、とってもえっちですよね~~~! 桜子は丁寧な人柄なのにマゾには容赦ないので、本当に優しいのは明日菜でしょうね笑

阪神最弱

ヒロインのエキゾチックな感じがかわいいですね。 おっぱいに下敷き状態の描写がいいですね。