P247~292 小人の飼育方法の授業 ヒナ、サナエ (Pixiv Fanbox)
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〜中学生グループがフットサキュバス達の学園を訪れてから一週間後〜
とある教室でリサ先生による『小人の飼育方法』の授業が行われていた。教壇に立つ彼女は生徒たちに向けて説明を続ける。
「──我が校では、学校指定の制服、靴、サンダル……そして、靴下やパンスト……特に足にまつわるものの多くが指定となっているが……理由は分かるか? ヒナ、答えてみろ」
ヒナ──。
一週間前、この学園にのこのこと入ったきた中学生グループのうち、やんちゃな生徒達四人を自慢の足臭責めで魅了し、タイツの中で吸収してしまった少女だ。
他の生徒に比べて発育が良く、身長が高くスタイルが良いのが特徴的だ。
顔立ちも整っており、黒髪ロングヘアーがよく似合っている美少女で、細い目と間延びした喋り方から優しげな印象を受けるが、こと小人の調教となると苛烈(かれつ)を極める。
熟成させたタイツ足の臭いで小人を虜にするド変態でもあった。
そんなヒナは指名されると、静かに立ち上がった。
「……はい〜♡ まず制服ですがいくつかの種類を生徒が自由に選べるようになっています〜♡ これは生徒の自主性と雄を魅了するためのファッションセンスを養うための学園側の配慮、ときいてま〜す♡ それに可愛い制服を着るとモチベーションが上がるという効果もありますので〜♡ この学園の生徒達はみんな制服が大好きです〜♡ あと〜、足の履き物が指定となっているのは、学園が定めた品質の良い素材で作られたものを身に付けることで、より良いパフォーマンスを発揮して欲しい……♡ 特に、捕らえた小人さんがどう頑張っても逃げられないように、丈夫な素材で出来ている……♡ そう聞いてます〜♡」
おってりとした口調で答えたヒナだったが、その内容はかなり過激である。
つまり、彼女達にとってソックスとは、獲物を捕らえるための拘束具であり、ニンゲン用の檻のようなものなのだ。
さらに付け加えるなら、ソックスの中にはたっぷりと彼女らの足フェロモンが含まれており、サキュバスによって個人差はあるものの、その効果は小人にとっては絶大だった。
足臭がクラスいちきついヒナの足元に置かれた箱の中には、彼女の足臭調教を受けた小人が何匹か放り込まれていた。
着席したヒナがそこに足を差し込むと、たちまち中からくぐもった声が聞こえてくる。
むわぁぁあ……♡♡♡
「あ"っっっ♡♡♡」「ヒナ様っっっ♡♡♡」「ヒナ様のおみ足♡♡♡」
彼女の右足に群がる小人。
彼らは鼻を鳴らしながら、全身でヒナの足を堪能していた。
鼻に密着する蒸れたタイツの感触。
肺いっぱいに吸い込む濃密な足の臭い。
酸素の代わりに取り込まれる濃厚なフェロモン。
彼らの期待に応えるように、ヒナが爪先を『わしゃわしゃ♡』と動かせば、『じっとり♡』と湿った足臭が指の股から飛散する。
むわぁぁぁぁぁぁ……♡♡♡
「「「ふぁぁぁあああっっ♡♡♡♡」」」
強烈な酸っぱさとしょっぱさが入り混じったような匂い。
それが彼らの脳を溶かし尽くすのだ。
「ヒナ様ぁぁぁぁ♡♡♡」「しゅごぃぃぃぃぃ♡♡♡」「待ってましたぁぁぁぁぁ♡♡♡」
足先へ一斉にむしゃぶりつく小人達。
自分たちの神であるヒナ様のおみ足様に向かって、一心不乱に縋り付くその姿は惨め以外の何者でもない。
そんな彼らに見せつけるようにして、ヒナは片足を持ち上げた。
むっっわぁぁぁぁぁ……♡♡♡♡♡
途端に箱中に漂う濃厚すぎる芳香。
汗の匂いとも少し違う、甘酸っぱい女の子の香り。
思わず顔を突っ込みたくなるような……そんな芳醇な香り。
それは媚薬のように、嗅いだ者の頭をおかしくさせる代物で。
ヒナは足元で小人を弄びながら涼しい顔で授業を受けていた。
「──さすがヒナだな。パーフェクトな回答だ。……それに、足元では既に何匹か小人を飼育しているようだな♡ その調子で頼むぞ♡」
「はぁ〜い♡」
リサ先生に褒められてヒナは顔を綻ばせる。
自然と体温が上がり、蒸れた足もいっそう蒸れるというもの。
気分が良くなったヒナは、ご褒美代わりに箱の中の小人の一匹を足先でつまみ上げた。
むにゅぅぅ♡♡♡
「あ"っっ♡♡♡」
そのまま指先でこねくり回すようにして弄ぶ。
ぐにっ♡ ぐにっ♡ くにくにくに♡♡♡
「あ"あ"あ"あ"っっ♡♡♡」
器用に蠢くタイツ足指にこね回されるたびに、小人は身体をビクビク震わせて悶絶し。
「あ"っっっっ♡♡♡」
短い叫び声を上げたかと思うと、ヒナのタイツの先を湿らせた。
どうやら射精してしまったようだ。
(ん……♡ おいし……♡)
小人の出した精液を足先でささっと吸収した彼女は、再び授業に向き直る。
先程射精した小人は既にヒナの足の親指の下敷きだ。
ヒナは自分の足にどの小人がどれだけ奉仕をしたか正確に把握している。
たまにこうしてご褒美をあげるのだ。
だからこそ小人達もヒナ様のおみ足様からご褒美を賜ろうと、奉仕活動にいっそう身が入るのだ。
『ぷっくら♡』と形のいい親指の腹を全身で感じ、四肢で抱きついて、甘えるように腰を振るのだ。
素肌を撫でるタイツの感触が心地よく、あっという間に絶頂を迎えてしまう。
「ヒナ様っっ♡♡♡ ヒナ様っっ♡♡♡ あ"あ"っっ♡♡♡ またっっ♡♡♡ イグっっ♡♡♡」
ぶびゅるっっ♡♡♡ びゅるるるっっ♡♡♡
しかしヒナの親指は何も応えない。
小人を狂わせる匂いを発しながら、ただそこにあるだけ。
たったのそれだけだが、ヒナの足の親指を独り占めするということは、彼らにとって至上のご褒美に値するのだ。
「あ"あ"あ"っっっ♡♡♡ ヒナ様っっっ♡♡♡ 好きっっ♡♡♡ 幸せっっっ♡♡♡ もっとぉぉぉぉっっっ♡♡♡」
ぴゅるっっ♡♡♡ どびゅるるるぅぅぅ♡♡♡ ぶびゅるるるるぅぅぅ♡♡♡
そしてまた一人、彼女に精を捧げる者が増えていく──。
******
「……ふぅ」
一通り補足の説明を終えたリサ先生は一息ついた。
そんな彼女を生徒たちは食い入るように見つめている。
皆一様に羨望の眼差しを向けていて、次の話を今か今かと心待ちにしているのだ。
「さて、さっきも説明した通り、小人というのは非常に矮小な存在だ。だがしかし、我々フットサキュバスのただの餌であるにも関わらず、しっかりと自我を持っている。それに面白いことに、小人にはある特徴があるのだ。わかるな? サナエ?」
「ひゃ、ひゃいっっ!!」
まさかリサ先生に当てられると思ってなかったサナエ。
不意の質問に驚きながらも慌てて立ち上がった彼女の桃色ボブカットが揺れる。
愛らしい童顔に小柄な身長。
まるで中学生のような外見をしている彼女だったが、その胸は年齢不相応に大きく、制服シャツの上からでも分かるほどたわわに実っていた。
彼女はキョロキョロと教室内を見回した後、自信なさげに口を開く。
「……えっとぉ……あの、その……」
しどろもどろになりながら答える彼女だったが、ふとアカネがこっちを向いて口をパクパクさせているのが目に入る。
「(この前のこと思い出して〜♡)」
ジェスチャーを交えて助け舟を出してくれたアカネに感謝しつつ、サナエはこの前のこと……つまり、小人が学園に入ってきた時のことを思い出していた。
(確かあの時、逃げ出そうとした三匹の小人を捕まえて……いや、待って。あれは結局シオリが全部持っていったんだった。だから違う。……それより前、五人の小人を吸収した時だから……ヒナが確か……『!』)
「あっ……!」
そこでようやく答えに辿り着いたのか、ハッとした表情で顔を上げたサナエを見て、リサ先生が満足げに頷く。
「そうだ、思い出したようだな。答えてみろ、サナエ」
「はい! 小人は調教が進めば進むほど従順になって、より美味しい精液を搾り取ることが出来るようになるんです!」
「その通りだ。よく覚えていたな。偉いぞ♡」
リサ先生に褒められたサナエの顔がぱぁっと明るくなる。
リサ先生に褒められるのが好きな彼女にとって、これはとても嬉しい出来事だった。
他の生徒からも拍手が巻き起こった。
「えへへぇ……♡」
「ふふっ、静かに。それじゃあ続きの話をするぞ? 小人の調教に最も効果的なのが、我々の最大の武器である足を使った調教だ。これをすることによって、彼らは簡単に屈服してくれるようになり、最終的には自ら進んで極上の精を捧げるようになる。そのことからも小人の調教……ひいてはこの授業の命題である『小人の飼育方法』は、我々にとって重要かつ必須のスキルであると言っても過言ではない。わかるな?」
「「「はーい」」」
「いい返事だ♡ さて、前置きが長くなったが本題を話そう。諸君らが履いている我が校指定のソックスやタイツ、パンストなど、多種多様なものがあると思うが……特にタイツ、ハイソックス、ニーハイは厚手のリブ生地で出来ているため、縁のゴムが少々きつい。我々にとっては履き心地等、何ら問題ないのだが……♡」
そこで言葉を切ったリサ先生がニヤリと笑った。
教室内のどの生徒よりも身長が高く、凛とした目をしたリサ先生が妖艶な笑みを浮かべるだけで、その場の生徒全員が生唾を飲み込んだ。
同性である生徒達にある種の緊張が走るほど、彼女の魅力は凄まじい。
中にはリサ先生のことを崇拝し、信仰している生徒もいるほどだった。
「──中に入れられた小人は、自分の意思でソックスの中から出ることは不可能だ♡ 二度と外へ出ることができない♡ 全ての自由をソックスと足に奪われるんだ♡ 特に、『ピチピチ♡』に締め付けられたソックスに浮き上がるシルエットは格別だ♡ ……それじゃあ、今日ハイソックスを履いてきている……サナエ、こっちに来なさい♡」
「えっ!? 私っ!?」
驚きと喜びが入り混じった声を上げ、立ち上がったサナエ。
突然呼ばれたにも関わらず、教壇まで向かう足取りは軽やかだ。
リサ先生の人気がこういったところからも伺える。
「さぁ、ここに足を伸ばして座りなさい♡ そうそう……みんなに見えるように。ほら、みんなももっと近くに寄ってこい。小人は小さすぎて目を凝らさないとよく見えないからな♡」
手招きするリサ先生に促されるように立ち上がった生徒達が、教壇の上に足を放り出して座っているサナエを取り囲んだ。
「それにしても、サナエ。今日は随分と可愛らしいハイソックスを履いてるじゃないか♡ 紺色のオーソドックスなデザインかと思いきや、ピンクのウサギさんのワンポイントが入っていてキュートだな♡ しかも……ふふふっ、キミはこの靴下の魅力に気付いているようだね?♡」
そう言ってリサ先生はニヤニヤしながらサナエの爪先に視線を送る。
周りの生徒達も釣られて目を向ければ、そこには小人が一匹捕獲されている様子が伺えた。
「先生の言いつけ通り、授業までに一匹捕まえたみたいだな♡ えらいぞ♡」
「えへへ……♡」
褒められて照れ笑いをするサナエのハイソ足の爪先には一匹の小人がいた。
小さな手足を必死に動かして抵抗するものの、その抵抗は全く意味を成していないようだ。
リサ先生はそんな小人を鼻で笑い授業を進めていく。
「このサナエが履いているハイソックスだが、元々リブの厚手の生地なのだが、その上、縁が靴下を折り返したようになって、より厚くなっているのが特徴的だな♡ さらに着圧機能も備えており、足のむくみ防止にも繋がる。つまり足の先だけでなく、どこに小人を収納しても『ピッタリ♡』と張り付いて逃がさない♡ それどころか、ふくらはぎなどにしまわれれば身動き一つ取れないだろうな♡」
パチンっっ♡
リサ先生がサナエのふくらはぎに張り付いた生地を引っ張って指を離した。
小気味の良い音と共に、まるでバネ仕掛けのように元の形に戻るソックス。
伸縮性のある布地は彼女の足先からふくらはぎの終わりにかけてしっかりとフィットしており、その締め付け具合からソックスの着圧性能が伺える。
これなら小人は逃げられないだろうし、足がむくむこともないだろう。
「だからこそ、逆に爪先部分には空間ができる。今回、サナエはそこに小人を忍ばせたというわけだな♡ どれ、もう一度じっくり見せてみろ♡」
「はいっ!」
元気よく返事をしたサナエがみんなにも見えやすいようにゆっくりと足を上げていく。
教壇の上に体育座りをしながら踵を立てて、爪先部分がみんなに向くように調整する彼女の表情はどこか誇らしげだ。
そしてそのまま両足を揃えてピンと伸ばすと、囚われた小人の姿がはっきりと見えた。
「おぉー!!」という歓声が上がる中、一人の生徒が声を上げる。
「あっ♡ 先生見て見てー?♡ 親指と人差し指の間で小人がもぞもぞと動いてるー♡ 逃げようとしてるのかなー?♡」
「ふふっ、ほんとだな♡ どうせ無駄だというのに……♡ 小人はこんな簡単なこともわからないくらいの知能しか持ち合わせていない♡ ……ほら、見てみろ♡」
「出してっっ♡ ここから出してっっ♡♡ もうヤダぁぁぁっっっ♡♡♡」
「うわっ♡」「ほんとだー♡」「絶対出られないってわかってるのにね♡」「小人って馬鹿なんだねー♡ やっぱり餌の価値しかないや♡」
サナエの爪先のソックス越しに小人が涙ながらに脱出を訴える様子を見て、生徒達は口々に嘲笑う。
その様子はまるで、蟻地獄に落ちた哀れな虫を観察する子供のようでもあり、はたまた蜘蛛の巣に囚われた獲物を眺める捕食者のようでもあった。
そんな彼女らの視線に気付きながらも、サナエは恥ずかしそうに足先をもじもじと動かした。
「うぅ……♡」
そんな彼女を見て、リサ先生がニヤリと笑う。
「どうした?♡ 恥ずかしいのか?♡」
「うぅ……♡ だって……だってぇ……。この小人、あまり上手く調教できてなくて……♡ それにこの小人、あまり反応が良くなくて、私調教下手なのかなって……」
恥ずかしがりながらも正直に答えるサナエ。
そう、彼女の爪先に捕えられている小人は、先日捕まえた三匹のうちの一匹の小人。
シオリの吐息とおっぱいでメロメロにされて、彼女にお持ち帰りされてしまった後。
小人の精を堪能したシオリは、一匹をサナエに返してくれたのだ。
『この小人、大人しいから調教も楽かもしれません♡』
そんな言葉と共に手渡された一匹の小人は、内気で大人しい少年、コウタだったのだ。
既にシオリに魅了された彼をソックスの中に収納し、今日の授業まで肌身離さず調教を施していたのだが、その仕上がりはサナエの満足のいく出来とは程遠く。
不安そうな表情を見せるサナエに、リサ先生が満足そうに頷いた。
「……なるほどな♡ だが心配するな♡ キミの爪先をよく見てみろ♡」
「は、はい……」
言われるままに自分の爪先を見るサナエ。
するとそこには、先ほどよりも激しく動き回る小人の姿が見えた。
どうやら必死で逃げ出そうとしているようだ。
(そ、そんなに嫌なのかな……。ヒナの小人はみんなヒナに夢中なのに……。アカネだって多頭飼いしてるけど、みんな幸せそうだし……。この小人もシオリに返した方がいいのかな……)
そんなことを考えていると、小人の様子に変化が現れる。
最初はなんとか逃れようと必死の彼だったが、指の間でじっと動かなくなってしまった。
「ふふっ……♡ みんな見てみろ♡ これから面白いことが起こるぞ……♡」
リサ先生が人差し指を立て、『しー♡』と唇に当てると生徒達が一斉に口を噤んだ。
静かになった教室でリサ先生の声だけが響き渡る。
「……さて、そろそろ頃合いか?♡」
その声が合図となったのか。
爪先の中の小人、親指と人差し指の間で情け無く脱出を訴えていた彼が。
頬を赤らめ、辺りを見回しながら。
おずおずと、人差し指に抱きついてきたのだった。
「あっ……♡」
突然の出来事にサナエは驚いた。
なにせ、さっきまで嫌々していたはずのニンゲンが急に甘えてきたのだ。
それも、指先にしがみついてくるような仕草で。
まるで人差し指と恋人同士にでもなったかのような距離感で接してくるではないか。
予想外の展開に戸惑うサナエだったが、すぐにリサ先生に視線を移す。
「せ、先生……! こ、これ……♡」
しかし、リサ先生はニコニコするだけで何も答えてくれないものの、リサ先生の指先はサナエの爪先を指し示し続けている。
まだ続きがあるようだ。
小人に視線を戻すと、彼は甘えた声を出しながら抱きついた人差し指に頬擦りをしているところだった。
その姿はさながら飼い主に甘える子犬のようだ。
「えぇ〜っ♡」「なにこれかわいい♡」「いいなぁー♡」
(ど、どうして……? なんで急に私の指に抱きついちゃったんだろう……!? さっきまであんなにもイヤイヤってなってたのに……)
突然のことに混乱するサナエだが、その理由はすぐに判明することになる。
「ふふっ、わかったか?♡ この小人の行動を見れば一目瞭然だ♡ ほら見てみろ♡ まだ終わってないみたいだぞ?♡」
「えっ……?」
なんと、足の人差し指に抱きついた小人が腰を振っているのだ。
その動きはまるでセックスそのもので、彼の股間のイチモツは『ピンっ♡』と天を向き、先端からは我慢汁を垂れ流していた。
その光景を見た女子生徒達がクスクスと笑う。
「きゃははっ♡」「こいつ何してんの?♡」「なんか腰振ってるよ?♡」「逃げるの諦めて気持ちよくなりたいんじゃない?♡」「うわぁ♡ 気持ち悪いんだけどぉ♡」
彼女達の言葉の通り、小人は腰をヘコヘコさせながら快感を得ていたのだ。
自分の体よりも大きな人差し指に抱きついて、カクカクと腰を振る様はまるで発情期の犬のようだった。
「あれ?♡ なんかピクピクしてんだけど〜♡もしかしてイッてる?」
「あはははっ!♡ ほんとだっ!!♡ こいつ射精してるよっ!!♡♡」
「えー、なにそれキモーい♡」
「でも気持ちよさそーだね♡」
「ほら、すっかり蕩けた表情しちゃってんじゃん♡気持ちよすぎてバカになっちゃったんだね♡」
女子生徒達からの嘲笑を浴びながらも、小人は必死に腰を動かし続けていた。
もはや自分が何をしているのかもわかっていないのだろう。
ただただ快楽を求めて本能のままに動いているだけだ。
「ねー、またピクピクしてるよー?♡」
「いくら何でも早過ぎ♡ どんだけ早いんだよ♡」
「もう完全にイキ癖ついてるじゃん♡」
「あはっ、今度はくねくねしながら腰振っちゃってるぅ♡」
「うっわ、きっしょいなぁ♡」
足の人差し指に向かって発情した様子を見せつけてしまう小人。
それを面白おかしく見つめる女子生徒たちの中でただ一人、サナエだけは真剣な表情で自らの爪先を見つめていた。
(すごい……♡ こんなに気持ちよさそうにしてるんだ……♡ でも、なんでこんなに夢中になってるんだろ……)
目の前で繰り広げられる光景に戸惑いながらも、彼女はしっかりと観察を続けていた。
(さっきみたいに暴れてるわけじゃないし、むしろ喜んでるみたい……。もしかして……私に気に入られようとしてるのかな……? もしそうだとしたら……♡)
足の指に媚びを売るように縋り付く少年の姿に心を打たれるサナエ。
先程までは困惑してばかりだったが、今は違う。
彼女の心の中でむくむくと悪戯心が湧き上がってくる。
なにぶん彼女も元はと言えば残酷なサキュバスなのだ。
少し前まで、彼女が小人を捕まえたとなれば調教など全くしないまま搾り殺しておやつにしていた。
その時の嗜虐性が、違う形で発露する。
(ふふっ、そっかぁ……♡ この子、私のこと好きなんだ……♡ じゃあ、もっと好きになってもらわないとね……♡♡)
そんな教え子の様子に、リサ先生も目を細めていた。
「ふふ……♡ やはりな♡ この小人は随分とキミに懐いているようだ♡ こうなるのも時間の問題だったのだろう♡」
「先生の言う通りです♡ この子、さっきからずっと私の足にスリスリしてます♡ きっと私のことが好きなんです♡ だからこうやって必死にアピールしてるんです♡ そうに違いありません♡」
そう言いながらサナエは自分の足を左右に振った。
「わわっっ♡♡♡ や、やめてっっ♡♡♡」
足先で揺さぶられた小人が情けない声を漏らした。
そんな彼の様子を見て生徒達がまたもや湧き上がる。
「ぷっ、何その声〜?♡ ウケるんですけどー♡」「あははははっ!」「なっさけなーい♡」
馬鹿にするような生徒達に対し、サナエだけは違った。
先程まで自分の足指から逃げようとしていた小人が、今や母親にでも縋るかのように甘えている姿を見て、思わず頬が緩んでしまう。
「ふふっ♡ 可愛い……♡」
思わず笑みがこぼれてしまうほど可愛らしい姿。
それを見ているうちにサナエの中の嗜虐心がどんどん膨らんでいった。
早くいじめたい……♡
もっとイジメてあげたい……♡
そんな思いが胸を満たしていく。
「あぁ、もう我慢できない……♡」
気がつけば足の指を閉じていた。
むぎゅぅぅぅぅぅぅぅ♡♡♡
「んぎっっっ♡♡♡」
「あっ♡ サナエちゃんの爪先、閉じちゃった♡」「かわいそ〜♡」「自業自得でしょ♡ あんなとこで足の指とセックスごっこしてたんだから♡」「まぁ、しょうがないよね♡」「あーあ、泣いちゃってる♡」「ざっこ♡」
生徒達の笑い声が教室に響く中、無情にもサナエの爪先は小人を蹂躙していく。
小人の挟まった親指と人差し指とを器用に動かし、揉みほぐすように刺激を与えていくのだ。
ぐりっ♡ ぐにゅっ♡ こねこね♡
「うぁっ♡ あぅっ♡」
波打つ指の間で転がされ、甘い声を漏らす小人──コウタは快楽を求め自ら腰を振っていたところから一転、今はサナエの足先によって弄ばれていた。
コウタの小さな体はソックスの上からではよく確認できないものの、表面が『ぐねぐね♡』と波打つ様相から、その中で小人がどうなっているかは想像に難しくなく。
見物を楽しむ生徒達の予想通り、サナエの足指が動き回りコウタを弄んでいた。
「あぁっ♡ もうだめぇっ♡」
ぶびゅるるるるっっっ♡♡♡
親指と人差し指の合わさった隙間から、白濁が漏れ出るのが見えた。
どうやら足指の間で射精してしまったらしい。
「あー♡ また勝手に射精してー♡ 先生もみんなも見てるのにさー♡ 恥ずかしーなー♡」
からかうような口調でそう言うと、サナエはみんなに見せつけるようにゆっくりと爪先を開く。
がぱぁ……♡
すると中から現れたのは、白目を剥いてビクビク痙攣している小人の姿だった。
それを見た女子生徒達が再び笑い声を上げる。
「きゃははっ!♡ こいつまた射精してるっ!♡」「うわっ!♡ 足の指で『ぐにぐに♡』されてお漏らししちゃったんだ♡」
「最初逃げようとしてたのは、ほんとなんだったの♡」
「ざこすぎ♡」
そんな周りの空気に流され、サナエも段々と気分が高揚してくる。
(はぁ……♡ なんかドキドキしてきたかも……♡)
足元の小人に視線を向ければ、彼はぐったりと脱力したまま動かない。
しかし時折、思い出したように『ピクッ♡ ビクッ♡』と体を震わせる様が可愛らしくて、つい意地悪をしたくなってしまうのだ。
(ふふっ、かわいい……♡)
サナエは勿体ぶるように爪先をくねらせると、一段と大きく指先を開いた。
丸っこい指の先が愛らしく、綺麗に切り揃えられた爪の表面はきちんと手入れされ、キラキラと光沢を放っていた。
誰に見せても恥ずかしくない綺麗な爪先。
天に向かって高くそびえ立つ長い人差し指を中心に、『ぐわっ♡』と開かれた五本指が──。
「──キミのこと足の指で食べちゃうね♡」
今ゆっくりと閉じていき──。
「もう今度は泣いても叫んでもやめてあげないから……♡」
少女は感じたことのない高揚感に頬を上気させ──。
「はい♡ ぱっくん♡」
ぎゅむぅぅぅぅぅぅぅ♡♡♡
足指で小人を握り締めてしまった。
「──ッッッ♡♡♡ ッッッ♡♡♡ ッッッ♡♡♡」
指先の隙間から彼の悲痛な叫びが聞こえた気がした。
それはまるで断末魔のようでもあり、あるいは命乞いをしているようにも聞こえる不思議な音。
しかしそのどれもが真に彼女の耳に届くことはない。
「……よわっちいね♡」
そう小さく呟いた彼女は、爪先の中で暴れる小人をもう一度握り直した。
ぎゅぅぅぅぅぅぅ♡♡♡
「ッッッ♡♡♡ ッッッ♡♡♡」
ぎゅぅぅぅぅぅぅ♡♡♡
「ッッッ……♡♡♡」
ぎゅぅぅぅぅぅぅ♡♡♡
「ッッ……♡♡♡」
ぎゅっ♡ ぎゅっ♡ ぎゅっ♡
「ッ♡ ッ♡ ッ♡」
何度も。
何度も何度も。
サナエは指先で握り潰す。
その度に小人は『ビクンっ♡』と大きく震え、声にならない悲鳴を上げる。
(あはっ♡ やっぱり楽しい……♡)
今まで味わったことのない快感だ。
小人は必死に抵抗して、それでも敵わないことを悟って絶望する。
そんな姿を想像すると、たまらなく愛おしくなってくる。
「ふふっ♡ どうしたの?♡ そんなに強く握ってないのになぁ……♡」
サナエの歪んだ愛情は、サキュバスとしての彼女自身を次のステージへと押し上げた。
今や彼女の精神と肉体ら完全に成熟し、大人のサキュバスとして完成したのだ。
美しさの中に妖艶さを醸し出す表情。
男を魅了するために発達した豊満な乳房や臀部。
それら全てが完璧に調和した完璧なプロポーション。
もはや周りの生徒達から子ども扱いされることはない。
むしろ指導する立場にある。
「はぁぁ〜……♥♥♥」
大きくため息を吐いたサナエは、足先に捕らえた小人──。
記念すべき初めての奴隷を、周囲の生徒に見せつけるように、ゆっくりと爪先を開いた。
「これでわかった?♥ お前と私の力の差ってやつがさぁ……♥♥」
やっと爪先から解放されたコウタであったが、雰囲気の大きく変わったサナエに身動き一つ取れずにいた。
本能で感じ取ったのだ。
「ねぇ、悔しい……?♥ それとも怖い……?♥」
依然、ソックスの中に閉じ込められたまま、コウタはガタガタと震えていた。
これから何をされてしまうのか、不安でたまらないのだろう。
サナエは足の親指と人差し指の間で震える奴隷を見下ろし、クスリと笑って。
「──イケっっっ♥♥♥」
ぶびゅるるるるるぅぅぅぅ♡♡♡ ぶびびびびびびばび♡♡♡ びゅるんるるるるるるぅぅぅぅ♡♡♡
彼女が命令を下した瞬間、小人の股間から白濁が噴き上がる。
小さなペニスに対してありえない量の精液が、勢いよく放出される。
それは小人自身が白く染まっていくほどに──。
「あはっ♥ 命令しただけでイッちゃうんだ……♥ 雑魚すぎでしょ……♥」
ぎゅぅぅぅ……♥♥♥
サナエは足の指を再び閉じた。
今度は力一杯ではなく、優しく包み込むように。
同時に『どろり♡』と白濁が足指の間から流れ出る。
敢えて精液を吸収しない。
この方がより屈辱的だろうというサナエの考えだった──。
「いいぞ、サナエ♡ とうとうキミもフットサキュバスとして覚醒したようだな♡ 私もキミを指導する立場として嬉しいぞ♡」
リサ先生の視線の先で、教壇の上に悠然と腰を下ろすサキュバスは、授業前までの不安がっていた少女ではなかった。
その佇まいには自信が溢れているように見える。
そんな様子に、他の生徒達からも歓声が上がる。
「すごーい!♡」「サナエ、やったじゃん!」「おめでとうー♡」「かっこいいよー♡」
そんな生徒達の反応に気を良くしたのか、少し得意げな笑みを浮かべたサナエは、爪先の中の小人に話し掛ける。
「だってさ?♥ よかったね、お前のご主人様はこんなにも強くて優秀なんだってさ……♥」
そう言いながらつま先を軽く左右に振ると、それに合わせてコウタの体も揺れる。
「ほら、みんなお前のこと褒めてるよ?♥ ……馬鹿にしてるの間違いか♥ ほら、イケっ♥」
ぎゅっ♥
ぶびゅるるるぅぅ♡♡♡ びゅるるるるぅ♡♡♡ ぶびゅるるるぅぅぅ♡♡♡ ぶぴっ♡ ぶぴっ♡ ぶぴっ♡
妖艶な笑みをたたえたサナエの表情は、ある種の晴れやかさも孕んでいた。
妖しく透き通ったパープルの瞳を歪ませ、潤いたっぷりの唇は吊り上がり、だけれどもそこに下品さはなく。
優しく爪先を握り締める彼女からは、慈愛すらも感じられた。
「あははっ♥ おもしろ……♥ これが小人を支配するってことなんだね♥ 私、今までお前達のことをただの餌だと思ってた♥ でも違ったみたい♥」
今の彼女にとって、爪先の中で精を吐き出す矮小なこの生き物は『餌としての下等生物』などではない。
『ペット』なのだ。
そして自分は飼い主であり、彼らを管理する義務がある。
それを理解したことで、彼女は大人への階段を一段上り、今回の覚醒へと至った。
「感謝してるんだよ?♥ お前は私に新しい世界を教えてくれたんだから……♥」
足の指に伝わる振動で小人が射精したことを察しながら、サナエは恍惚とした表情で言葉を紡ぐ。
「だからさ♥ 感謝の印にご褒美をあげる♥ とびっきりのご褒美……♥」
足を曲げ、自らの顔の近くに爪先を近づけるサナエ。
すると、ちょうど爪先の隙間から、ソックス越しの小人の姿が確認できた。
「ふふっ、なにその顔……♥ 今から何されるかわかってるのかなぁ?」
返事の代わりに『ぴゅっ♡』と、少量の白濁が飛び出す。
『クスリ♥』と笑ったサナエは爪先を口元に寄せ、低い声で。
──囁いた。
「──お前は一生私のソックスの中で飼ってやる♥」
「ふぁ……♡♡♡」
言霊となったサナエの呪詛が、小人の脳に刻まれていく。
「あっ……♡ あっ……♡ ああぁぁぁ……♡♡♡」
それは契約だった。
それも一方的な契約。
「いやっ……♡ あ"っっ……♡♡ そんな……♡♡♡」
サキュバスによって強制的に交わされた『一生靴下の中で飼われる』という不平等で一方通行な契約は、サナエが圧倒的強者である証。
「──嬉しいでしょ?♥」
その言葉と共に、彼女の足指が閉じられた。
ぎゅぅぅ♥♥♥
「〜〜〜〜ッッッッ♡♡♡」
びゅくっっ♡♡♡ びゅっっっ♡♡♡ ぶびゅっっっ♡♡♡
有無を言わさない吐精。
主たる契約者であるサナエの命令に逆らうことは許されない。
この世界において『契約』は絶対なのだ。
「あはっ♥ またイっちゃったんだぁ?♥ ほんと弱すぎだよね、お前って♥」
小人はもはや自分の意思では体を動かせない。
ただ快楽を受け入れるだけの人形に成り下がっていた。
サナエは爪先の中で悶える小人を見下ろし、満足げに微笑んだ。
「サナエ、よくやったぞ♡」
リサ先生が感心したように頷く。
「まさか覚醒するだけでなく、『強制契約』のスキルも使いこなすとはな……♡ みんなもサナエのことを見習うように♡」
生徒達から歓声が上がった。
サナエはゆっくりと教壇から降りていく。
もちろんその爪先の中に小人を収納したままだ。
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