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本文約65,000字

挿絵なし

本作は、序盤、一人称、二人称の両面で物語を進めますが、後半は一人称よりの三人称となっております。

基本的にはマスター(藤丸立香)である貴方をメインと据えて描写しております。



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

「私を召喚したのですね……バーサーカー、モルガン。妖精國ブリテンの女王にして、汎人類史を呪い続けるもの。それで問題がないのなら、サーヴァントとして力を貸しましょう。私が女王である事は、もう変えようのない事実。おまえには、私の臣下としての働きを期待します。……それとも、夫として扱って欲しいですか?」


私がノウム・カルデアと呼ばれる拠点に召喚された時のことは今でも鮮明に覚えている。

その時、私はマスターに対して何か特別な感情を抱いているわけではなかった。

ただ、『夫として扱って欲しいですか?』などと、半ば冗談染みた言葉を掛けただけで、私を召喚したマスターは赤面し、挨拶もそこそこに俯いてしまう……そんな純朴なマスターのことがカルデアにいる他の英霊たちよりも……ただ少しだけ、瞳の中に新鮮に映っただけ。



──嗚呼、この純朴なマスターは、この後私と戦うどころか、あんな過酷な戦いを強いられることもまだ知らないのでしょう……。可哀想なお人……。



だからこそ少し揶揄ってあげようと──。

それはほんの戯れとして。


跪かせて足の甲にキスでもさせれば、すぐにでも私の前で首《こうべ》を垂れることでしょう。

従順な私の臣下として。


ブリテンを統べてきた私の、女王たる絶対的な魅力の前に屈することでしょう。

足の裏に口付けさせるのも面白いかもしれない。


などと当時の私は思案しておりましたが、予想外にも彼は頑なで──。


………

……

…


「──ほら、マスター。私の足に口づけをして奉仕をしなさい。今回特別に『私の足に触れる』という許しを貴方に与えましょう」


カツンっ……♥


私は椅子に深く腰掛けたまま、ハイヒールの中から『するり♡』と片足を抜き出した。

黒のタイツに包まれた、自慢の足──。

いつだって手入れを欠かさない、私の女としての武器の一つ。

先の先まで綺麗に整えられた爪の表面には、艶やかな光沢を放つ青いネイルを施していて。

黒のタイツから薄らと透けて見える真珠のような肌色と、私のお気に入りの青色とのコントラストに、男共はみんな釘付けになるのだ。


その美しい足の先をゆっくりと持ち上げながら、マスターの足元に差し出していく。


──もっと近くで見てもいいんですよ?


そんな意味を込めながら、私は足の指を『くねくね♥』と動かした。

これで堕ちなかった男はいない。

大抵の男はそのまま私の足の虜となり、服従の意を勝手に示す。


──目の前の男もまた例外ではないでしょう。


「あっ……いや、俺……」


私に差し出された爪先を見て、ゴクリと喉を鳴らすマスター、

呆然と立ち尽くす彼の視線は、私の爪先に注がれたまま微動だにしない。


──あぁ、やはり……♥


いくらカルデアのマスターと言えど、所詮はただの人間。

私の美貌を前にして、平静を保っていられるはずがありません。


ましてや、このような淫らな装い……♥


胸を大きくはだけて谷間を見せつけている上に、脚を高く上げて爪先をマスターの方に向けている状態……。

女性の恥部を守るという役割を果たすはずの薄いスリットは、自らの役目を放棄し、太ももの付け根まで丸見えになっている始末。


となれば必然的にマスターの目に映るは、私の秘密の園を守る薄布一枚のみ……♥


極小面積のそれは、下着というにはあまりにも頼りない代物であり、秘所を隠すどころか、むしろその奥にある膨らみを強調しているような有様。

こんなはしたない格好で女王たる私が、男の前で脚を開けば……誰もが目を離せなくなるのは当然のこと。

さて、この男はどちらに興味を持つのかしら?

数多の男共を地へと平伏せしめた、魅惑の爪先か。

はたまた、何人《なんぴと》たりとも侵入を許さなかった、女王の隠された秘密の花園か。

いずれにしても、結果は同じ。

過程が少し異なるだけで、マスターは間違いなく私の虜と──。


「──ガン。モルガン?」


あぁ、どうしましょう。

もしマスターが、あっという間に私の足先の虜になってしまい、忠誠を捧げてしまったら……♥

そうなれば褒美として、つま先にキスをさせてあげてもいいかもしれません。

忠誠を誓う代わりにキスをしてもらうというのは、存外悪くない案です。

考えただけでもドキドキします……♥


「おーい? モルガーン? おーい?」


いえいえ、もしかすると色香にあてられたマスターが私の股の間に顔を突っ込んでくるかも……♥

その場合は、ご褒美として私の秘部にたっぷりとご奉仕をしてもらいましょうか……♥

鼻息荒く、私の恥部の匂いを嗅ぎながら、必死になって舌を這わして……♥

あぁ、なんと愛らしい……♥


「ちょっとー? 聞いてるー? 聞いてますかー?」


私の股座《またぐら》で夢中になっているマスターの頭を撫でながら、私は目ざとく見つけてしまうことでしょう。

彼の股間がズボン越しでも分かるくらいに隆起していることを。


──おやおや、これはいけませんねぇ……♥


女の股に頭を突っ込んで、ペニスを膨らませているだなんて……♥


まさかとは思いますが、この私を前に発情してしまったのでしょうか?


だとすれば、躾が必要ですね……♥


男の生理現象とはいえ、女王である私を目の前に勃起するなど、許される行為ではありません。


しっかりと、私の魅力というものを理解させなければ……♥


──マスター? なんですかこの股間の盛り上がりは……♥ 足の指で撫でてあげたら……♥ あらあら、ビクビクと脈打ってます……♥


──ふふっ♥ いいですよマスター♥ ……いえ、我が夫♥ 貴方が望むなら……♥ 貴方のその膨らんだモノを鎮める為に、妻たる私が一肌脱いであげますから……♥



「モルガン!!!」

「ひゃっっ!! ひゃい!!!」


「さっきから何? どうしたの? 急に呼び出してきたと思ったら、『足に奉仕しろ〜』だとか……。かと思えば、なんか上の空でブツブツ独り言を言ってるし……。」

「……えっ、あっ、すみません。少し考え事をしていたもので……」


「はぁ〜……。まぁいいや。それよりさ、俺に用があったんじゃないの? もしかして、また新たな特異点が見つかったとか? それならすぐに準備しないと──」

「あっ、違います。今回はそういう用事ではなくて……あの……その……」


「えっ? もしかして、本気で足にキスをさせるつもりだったの!?」


物思いに耽ってしまっていた私を現実に引き戻したのは、他でもないマスターでした。

彼は少し怒った様子で私を見下ろしており、どうやら先程の独り言の内容について言及したい様子。


「えっと……モルガン? それでさっきのはどういう意味があったのかな? 足にキスしろだなんて……」

「あっ、いやっ、そのっ……。言葉通りの意味ですよ。……マスターが床に這いつくばって、私の足に唇を押し付ければいいだけの事です。……簡単でしょう?」


飽くまで冷静に、頭の中で妄想していたことを悟られてはいけません。


「いや、簡単かどうかとかじゃなくてさ! そういうことをする理由が無いっていうか……」


──おや? この反応、もしかして……?


「ふむ……そうですか……。では、こういうのはどうでしょうか。今この瞬間から私の夫となるのです。そして、私の事を好きになるといい。そうすれば、足にキスをすることなんて、普通のこと……夫婦のスキンシップです」

「うっ!? きゅ、急に『好きになればいい』なんて言われても……。しかも夫婦って……。こ、こういうのって、もっと段階を踏むものなんじゃないかな……? そもそも俺は君のことをよく知らないわけだし……」


──興味がないわけではない……と♥


「──それは、貴方が私の夫となることと関係がありますか?」

「……っ!」


「貴方は私のことをよく知らずとも構いません。私も貴方のことをよく知りませんので。……ですが、私に気に入られることは悪い事ではないはずですよ。少なくとも、貴方にとってはね」

「確かに、そうかもしれないけど……」


「それに、こんなにも美しい女を妻にできる機会など、滅多にあるものではないのですよ。このチャンスを逃すつもりですか?」

「……そ、そんなことは──」


「ないと言い切れるのですか? 本当に……?」

「そ、それはわからないけど、こんなのおかしいよ!! 俺の気持ちも何も関係なくて、こんな強引なやり方……! ってか、用事はそれだけ? じゃあ、俺、もう行くからね!!」

「あっ……ちょっと……話はまだ──」


私の話も聞かずに、逃げるようにして部屋から出て行ったマスターを見て、私は思わず溜息をついてしまいました。


「あぁ、どうして私はいつもこうなんでしょう……。もう少し素直になれれば……」


先程のような強引過ぎる手段を用いずとも、きっと私は彼と親しくなれたはずなのです。それなのに、いざ彼を前にするとどうしても気持ちが先走ってしまって……ついつい強引に迫ってしまう癖があるようでした。


「……嫌われてしまったかしら」


冷静になって考えれば考えるほどに後悔の念に苛まれるばかり。

いきなり『足に奉仕しろ』などと言われたら、いくら優しいマスターと言えど逃げ出したくなるはずでしょう。

私は一体何を考えているのでしょうか……。

彼の気持ちを考えていなかったせいで、結果的に彼を傷つけてしまったのかもしれないと思うと、胸の奥がキュッと締め付けられるような痛みに襲われてしまいます。

しかし、諦めてはいけません。

一度や二度失敗した程度で諦めるような女ではないことは私自身が一番よく分かっていますから。


「……もう一度だけチャレンジしましょう」


今度は確実に、マスターを私のものと……我が夫とするために、まずは彼の観察から始めることにしました──。


………


一体全体なんだったのだろうか。

突然モルガンに呼び出されたと思ったら──。


「はぁ……♡ はぁ……♡」


胸の鼓動が鳴り止まない。

心臓の音がやかましい。

ドクンドクンという音が耳鳴りのように響いてくる。


『私の足に口付けをして奉仕しなさい──』


椅子に腰掛けた彼女は妖艶な笑みを浮かべながら、モルガンはこちらを見下ろしていた。

まるで女王の如く振る舞う彼女の姿には、気品すら感じられるほどだった。

そんな彼女に魅了されそうになりながら、俺は必死に視線を外そうと──。

『グネグネ♥』と妖しく蠢く爪先から。

黒のタイツの奥に隠された秘密の花園から。


幸いにもモルガンはどこか上の空で心ここに在らずといった様子で。

そのおかげでなんとか彼女の誘惑に耐えることができた。


もし爪先を鼻の頭に押し付けられていたら──。

もし俺の頭を掴まれて強引に股座へと引き寄せられていたら──。


おそらく抵抗できずに彼女の虜となっていただろう。

そんな想像をすると背筋がゾッとしてしまうと同時に、下半身が熱くたぎり出してくる。


「うぅっ……くそっ……」


俺は行き場のない思いを抱えながら、悶々と一人マイルームの中で過ごすのだった──。


………

……

…


「も、モルガン!? 何その……顔に掛かった布……」


中央管制室に向かう途中、廊下でばったり遭遇した彼女が身に纏っていたものは、俺にとって見慣れないものだった。


「これですか? フェイスベールというものです。こうして顔に被ることで目はおろか口元まで覆い隠すことが出来ます。これで視界が悪くなりますが、その分感覚が研ぎ澄まされるのです」


真っ白な指先がフェイスベールと呼ばれた布を摘んでヒラヒラと空中を泳がせる。

モルガンの言う通り、彼女の顔は薄布で外界とシャットアウトされており、その目線や表情を窺い知ることは出来ない。

まるでイスラム圏の女性のような装いだった。


「へ、へぇ〜……そうなんだ〜……」

「はい。ですからこのように──」


そう言って彼女は、突如として俺の顔に覆い被さるようにして顔を近づけてくる。


「ちょ!! ちょっと!!」


鼻同士が触れ合いそうになるくらいの距離まで急接近してきた彼女に、高鳴る心臓。


──き、キスされる……!!


そう思った次の瞬間には彼女の顔は俺のすぐ真横へと移動しており、モルガンの口から吐き出された吐息が俺の耳をくすぐっていた。


「ふぅぅ〜〜♥」

「──っっ!?」


耳を撫でる生暖かい風。

全身がゾクゾクとした感覚に襲われた。

その刺激だけで身体がビクついてしまいそうになるというのに、モルガンはさらに追い討ちをかけてくる。


「んっ……♥ ちゅっ……♥ ちゅぱっ♥」

「あっ……♡」


耳元で鳴り響くリップ音。

唇が閉じたり開いたり。

その度に発生する僅かな空気の流れ。

粘り気のある唾液が、『くちゅり♥』と絡み合ういやらしい音。


「も、モルガン……♡ な、なんの真似……♡♡」


彼女が唇を鳴らし、わざと立てている水音だということはすぐにわかった。

それでもなお、その音は脳髄にまで響き渡り、理性を溶かしていくようだった。


「ちゅぱっ♥ ふふっ……♥ どうですか? 気持ちいいでしょう? ……こんな風に貴方の耳元でボソボソと囁いてあげれば……♥」

「やっ♡ やめてぇ♡」


「……ふふっ♥ いいでしょう♥ やめてあげます……♥」


ゆっくりと遠ざかるモルガンの唇。


──よ、よかった……。


少し物足りなさを覚えつつ。

それに勝る安堵感に包まれた瞬間──。


「ですが次は反対側の耳に聞かせて差し上げましょう♥」

「──っっっ♡♡♡」


耳の中に『ぬるり♥』と異物が入り込んでくる。

『ぬるぬる♥』の粘液を纏った柔らかい何か──。

モルガンの舌の先が、『ぐにゅり♥』と形を変えながら、ゆっくりと侵入してくるのが分かった。


「じゅぷっ……♥ にゅるるるるるるぅぅ〜……♥」

「ん"っっ♡♡ も、もるがんっっ♡♡」


ザラついた表面が耳穴内部をねぶり上げることによって産み出された快感は、筆舌に尽くし難く。

口の音を聞かされていただけの先程までとはまるで比べ物にならず、身体の奥底から痺れるような疼きが込み上げてきてしまう。


「あ"っっ♡♡♡ も、もるがんっっ♡♡♡ なめっっ♡♡♡ なめてるっっ♡♡♡」

「れろぉ……♥ じゅぷっ♥ じゅぞっ♥ じゅぞぞぞっ♥♥」


「やめっ♡♡ もうやめてぇぇ♡♡♡」


あまりの気持ち良さに頭が真っ白になりそうになりながら、必死になって懇願した。

これ以上続けられたらおかしくなってしまいそうだった。

いや、既にもう手遅れかもしれない。

身体は火照り、下半身は痛いくらいに張り詰めていた。

しかし、そんな俺のことを知ってか知らずか。

平然とした態度のモルガンが、耳元で言葉を流し込んでくる。

彼女の息吹で揺れるフェイスベールのシルクのような肌触りが、耳の外側を時折優しくくすぐっていた。


「ぢゅぷ……♥ んはぁ……♥ どうかしましたか?♥ ちゅっ♥ ぢゅぷっ♥」

「あ"っっ♡♡♡ あ"あ"ぁぁぁ……♡♡♡」


「ほらぁ……♥ もっと私の口の音を聞いてくださいまし……♥ ちゅぷっ♥ れろぉ♥ にゅるぅぅ……♥♥」

「お、おとじゃっっ♡♡♡ おとじゃないっっ♡♡♡」


「ぬぷっ♥ ぐちゅっ♥ れろぉ♥ ぢゅろろろぉ……♥」

「──ッッッ♡♡♡」


耳の穴に絡みつく唾液混じりの舌が奏でる淫靡な水音だけが頭の中を支配した。

それに加え、時折吹きかけられる甘い吐息によって、残されたわずかな思考回路までもがドロドロに溶けてしまいそうだった。


「ぢゅぽっ……♥ ふぅぅぅ……♥♥」

「うぐっ……♡ も、もるがんっ……♡」


「ふふふっ……♥ 可愛いですよ……♥」


あまりの気持ち良さに腰が砕けてしまいそうになったところで、ようやく舌が引き抜かれていった。


「はぁっ……♡ はぁ……♡」


頭がボーッとして何も考えられない。

もはや彼女に抗う気力すら残っていない俺の目には、フェイスベールの隙間から覗くモルガンの青い唇が、やけに艶めかしく映っていた。


「ふふっ……随分と蕩けた表情になってしまいましたね♥ 貴方がこんな顔をするなんて……♥ 意外です……♥」

「……」


彼女の問いかけに答える余裕などあるはずもなく。

今はただ、この熱を持った身体を冷ましたくて仕方がない。


「それよりもいいんですか? 中央管制室に向かわなくても……?♥ これ以上皆さんを待たせていると怪しまれてしまうんじゃないですか?♥ ……特にマシュさん、とかに♥」


『クスリ♥』と笑った彼女は踵を返して立ち去ろうとする。

その後ろ姿を見た瞬間、俺の中で何かが弾けたような気がした。


「……ま、待って──」


無意識のうちに口をついた言葉。

だがそれは、突然こちらを振り向いたモルガンの提案によって掻き消されることになる。


「……今晩、私の部屋に来なさい。そこで続きをしてさしあげます……♥」


指先で摘まれたフェイスベールの隙間から真っ青な唇が覗き見えたかと思うと、すぐにまた見えなくなってしまう。

そして、何事もなかったかのように立ち去っていく彼女の背中を、俺は呆然と見つめ続けることしか出来なかった──。


………

……

…


「──やはり、マスターは私が思っていた通りの人でしたね……♥」


自室へと戻った私は、部屋の灯りをつけることなくベッドへと倒れ込んだ。

仰向けになって天井を見つめながら思い返すのは、彼のことばかりだった。


──それにしてもマスターは本当に可愛らしかったですね……♥


私に耳を舐められた時の彼の反応を思い出して頬が緩む。

あれほどまでに可愛らしい反応をしてくれるとは……♥

股間を手で隠そうとしながら、内股でモジモジとする姿は、まるで発情しているメスのようで……。

もどかしさを必死に隠そうとしている生娘のようで……♥


「ふぅ……っ♥」


自然と口から熱い吐息が溢れ出てくる。

先程からずっと身体が火照って仕方がない。

彼を思い出すだけで股座が『じわり♥』と湿り気を帯びていく。


──ああ、いけない……早くシャワーを浴びなければ……。冷たいシャワーを浴びてさっぱりしよう。


でもその前に一度スッキリしてからの方がよさそうだ。

そう思った私は、おもむろにタイツの中へと手を入れていく。


くちゅ……♥


すると指先に感じたのは、ぬるついた感触。


「はぁ……♥」


私は下着の上から自らの秘所をまさぐりながら、恍惚とした表情を浮かべていた。

指を這わせればなぞるほどに滲み出てくる愛液によって、徐々にぐずついていく布地の感触を楽しむように撫で回していく。


くちゅ……♥ くちゅ……♥ くにゅっ……♥


「んっ……♥ くっ……♥ はぁ……♥」


最初は優しく。

布の上から触れる程度に留めていたが、次第に物足りなくなってくる。

やがて我慢出来なくなった私は、ショーツの中に手を突っ込んで、自らの秘所を弄り始めた。

割れ目に沿って上下に擦っていく度に、じんわりとした快楽が押し寄せてくる。


「あっ……あっ……♥」


指先が陰核に触れるたびに生じる鋭い刺激が堪らない。


「んっ♥ んっ♥ ん"ん"っっ♥♥」


そのまま何度も擦り続けていると、やがて『ピリッ♥』とした感覚が頭の中にまで伝わってきた。


絶頂の合図だ──。


「……はぁ♥」


快感の余韻に耽りながら、彼のことを思い出す。

私のことをじっと見つめていたマスターの瞳──。

私を映す瞳が、まるで宝石のように輝いていて……。

吸い込まれてしまいそうなほど綺麗な青い瞳。


──先程の一件で、彼は私のことが気になって気になって仕方がなくなっていることでしょうね……♥


彼の頭の中に私という存在が焼き付いているであろうことは想像に難くない。

彼のあの反応……。

それは未だ彼が、マシュとかいう女と深い関係に至っていないことを物語っていた。


中央管制室で打ち合わせをしているであろう今この瞬間にも──。

私のことを思い出し。

今晩のことに想いを馳せて。

一人悶々としているに違いなく──。


嗚呼、なんと愛おしいことか。

今すぐにでも彼に会いたくなってしまう。

今すぐにでも彼に抱かれたくなってしまう──。


そんな思いが湧き上がってくるほどに、私の気持ちは昂ぶっていた。


「……ですが、まだ油断はできません」


今はまだその時ではない。

もう少し時間をかけて彼を堕としきらなければ意味がない。


「……だから、今夜たっぷりと教えてあげます♥」


あの女はただの後輩なのだと。

そして貴方は私のモノだと。

我が夫なのだと──。


そんなことを考えているうちにも、達したはずの下腹部は再び熱を帯びていき、子宮は『キュンキュン♥』と疼き始めていた。


「んっ……♥」


自らを慰めるために、自然と指が伸びていた。

今度は直接、濡れそぼった蜜壺の中に指を突き入れ、ゆっくりとかき混ぜるように動かしていく。


ぐちゅり……♥ ぐちゅり……♥ ぐちゅり……♥


「んっ♥ ん"っ♥ はぁっ♥ あ"ぁっっ♥♥」


薄暗い部屋の中に響く卑猥な水音。

膣壁を擦り上げる指が止まらない。


「あ"ぁ"っっ♥♥」


脳内を駆け巡る快感に抗えず、喉から漏れ出す嬌声を抑えることができない。

こうなったらもう止まらない。

止めることなどできやしない。

マスターに対する想いが、性欲となって溢れ出して止まらなくなる。

スイッチが完全に入ってしまっていた。


「ん"ん"ん"っっっ……♥♥♥」


内股になって太もも同士を擦り合わせながら、腰をのけぞらせ。


「お"お"ぉぉっっっ♥♥」


頭の中に浮かぶ彼の顔を思い浮かべながら、何度も何度も自慰行為を繰り返す。

もう何度絶頂を迎えたのかさえ分からない。

それでも身体の奥底から込み上げてくる欲求は留まるところを知らず、むしろより一層激しさを増していく。

部屋の姿見に映る雪のように白い肌は、興奮により朱が差していて、『じっとり♥』と汗ばんでいた。


「はぁ……♥ はぁ……♥ これではキリがありませんね……♥」


いつの間にかマスターとの約束の時間が迫っていた。

急いでシャワーを済ませた私は、乱れた髪を梳かし、簡易霊衣『冬の女王』を身に纏い、フェイスベールで顔全体を覆い隠すと、今一度唇に魔力を込めていく。


「……よし♥」


これで準備完了だ。

あとは時間が来るのを待つだけ。


「ん〜〜〜……ぱっっ♥♥♥」


最後に口紅を馴染ませるように唇を『ぎゅっ♥』と閉じた後……勢い良く開いた。

姿見に映った、青く色付いたリップ。

それは瑞々しく『しっとり♥』と。

妖しい輝きを放っていた──。


………

……

…


辺りを見渡してみても誰もいない。

当然だ。

時刻は深夜零時を回ったところ。

こんな時間に出歩いている者などいるはずがない。


昼間の一件──。

カルデアの中央管制室へ向かう道中に出会ったモルガンからのお誘いを受けてしまった俺は、彼女の待つ部屋へと向かうべく歩みを進めていた。

あの時、去り際に振り向いたモルガンの顔──。

フェイスベールに隠されて見えなかったけれど、一瞬だけ見えた彼女の顔からは妖艶な笑みが零れていて……それがなんだか妙に印象的だった。


それに──。


『んぢゅっ♥ ぢゅぱっ♥ にゅるるるるぅぅ……♥』


頭の裏側にこびりついたかのように離れない粘着質な音。

耳穴を這いずり回る唾液まみれの肉厚な舌が奏でる淫らな音色が、頭の中で反響していた。


「あぁぁぁ……♡」


あれからずっとだ。

中央管制室での打ち合わせの時も。

夕食の時も。

一人自室に戻った後も。

ずっとそれは続いたまま。

頭から離れてはくれなかった。


『ぬちゃり……♥ くちゃり……♥ んはぁぁぁぁ……♥ くちゅっ……♥ くちゅくちゅくちゅ♥ ぢゅるるるる……♥』


いやらしく絡みついてくる舌の感触も。

脳髄にまで響き渡る淫靡な音も。

耳に吹きかけられる吐息も──何もかも。


「も、もるがん……♡ もるがん……♡」


俺はうわ言のように彼女の名前を呟きながら、おぼつかない足取りで目的地を目指していた。


………


やがて辿り着いた部屋の扉の前。

ノックもせずにその扉を開いた瞬間、鼻腔いっぱいに広がったのはむせ返るような甘ったるい匂い。

雌の香りを濃縮したような濃厚すぎる芳香に思わず目眩を起こしそうになる中、部屋の薄灯りに照らされたベッドの上に腰を下ろしていたのは、黒のタイツに身を包んだ彼女で……。


「──お待ちしておりましたよ、マスター♥」


彼女は俺の顔を見るなり、ベッドから立ち上がりこちらに歩み寄ってくる。

フェイスベールに隠された素顔は相変わらず見えないものの、口元だけは僅かに露出しており、蠱惑的な笑みを浮かべていることが見て取れた。

そのまま俺のすぐ側まで来たモルガンが、おもむろに顔を近づけてきて──耳元で囁くようにこう告げる。


「さあ、始めましょうか……♥」


艶かしく囁かれるその言葉を聞いただけでゾクゾクとした快感が込み上げてきた俺は、無意識のうちに生唾を飲み込んでいた。


「ふふっ……緊張しているのですか?♥」


楽しそうに笑った彼女が俺の手を取り指を絡めてくれば、そこから伝わる体温によってさらに心臓の鼓動が激しくなっていく。


カチリ……♥


背後から聞こえた金属音。

部屋のキーがロックされた音。


「これで邪魔者は入りません……♥ 今からこの部屋は、私と貴方の二人だけの密室空間です……♥ それに……鍵の方は私の魔力で施錠しましたので、いくら貴方でも私の力添えなしでは、内側から鍵を開けることは出来ません……♥ とはいうものの、貴方の令呪の力で私を無理やり従わせるという方法も有りますが……♥」


むにゅぅぅぅ……♥


モルガンがゆっくりとしなだれかかってくる。

豊満な乳房が俺の胸板に押し当てられる形になり、ひしゃげた乳肉の柔らかな感触が伝わってくると同時に、甘い体臭が漂ってきた。


「あぁぁぁ……♡」


思わず漏らした、ため息のような甘い声。

決して重くないはずの彼女に少し体重を掛けられただけで、ゆっくりと押し出されるように後退りしてしまう。


「──逃げられなくなってしまいましたね♥」


気づけば背中は完全に壁についていて、これ以上下がることが出来なくなっていた。

そんな俺を追い詰めるように、モルガンは更に自らの身体を押し付けてくる。


「怖がらなくて良いのですよ?♥」


逃げ場の無くなった俺は、柔らかな肢体によって抱き竦められてしまっていた。

当のモルガンは、自身の豊満な胸や、非常に肉付きの良い太ももといった"女のカラダ"の魅力を遺憾なく発揮し、俺の体を弄っていく。

彼女が少し身体を動かせば、布越しでもわかるほど『ムチムチ♥』とした柔肌が擦れ合い、壁と女体とにサンドイッチされた全身を痺れるような快感が柔らかく包み込む。

まるでマッサージを受けているかのような心地良さ。

徐々に下腹部へと集結した血液によって、股間の肉棒はあっという間に硬くなってしまっていた。

だがしかし、意外にも彼女がそれを指摘することはなかった。


──もしかして、気づいていないのだろうか。


淡い期待が脳裏をよぎったせいで、彼女を押し退けようと伸ばした両手は、モルガンの両手に優しく絡め取られてしまう。


「あ……」

「ふふ……♥」


互いの指が絡まり合うような恋人繋ぎ。

指の間に入り込んだモルガンの白魚のような指が、『すりすり♡』と擦り付けられる。


「あっ……♡ も、モルガン……♡」

「どうしたのですか……?♥」


「ち、ちかい……♡ ちかいって……♡♡」

「近いと、ダメなのですか?♥」


「あっ、いや、その……♡」

「私は一向に構いませんが……?♥」


小さな抵抗虚しく、二人の距離は瞬く間にゼロにされ。

唇が触れ合う寸前まで接近してきた彼女の顔が、ピタリと止まった。


「あっ……♡ あぁ……♡」


眼下に広がるは、俺のことを見上げるように首を傾けたモルガンの姿。

向かいうことに耐えられなくなった俺は、思わず視線を逸してしまえば、モルガンの女体を覆う頼りない布地の隙間から、透き通るような白い肌が垣間見えていた。


──うっ……♡♡


きめ細やかな肌の上に、うっすらと浮かぶ青い血管。

それが妙に扇情的で、情欲を掻き立てられる。

ごつごつと筋張った男の体とは対照的な、女性らしいなだらかな曲線。

密着してくる彼女の肉体から伝わってくる柔らかさと温もりに、頭がくらくらして何も考えられなくなる。


「……んふっ♥」


不意に聞こえてきた笑い声。

視線を音のした方へ戻すと。

フェイスベールの隙間から、どこか嬉しそうに歪んだ口角が覗いていた。


「どうしましたか?♥」


薄布一枚に隔てられた彼女の表情は伺い知れない。

しかし、それがかえって倒錯的な色気を漂わせている。

見えないことで神秘性が増すとでもいうのか、彼女の姿はまるで女神のように美しく、神々しく、俺の目には映っていた。


「まるで恋人同士みたいですね……♥」


妖艶な雰囲気を纏った彼女が、甘く蕩けてしまいそうな声でそう囁いた瞬間、俺の心臓が一際大きく跳ね上がった気がした。


「キスでもしてみますか……?♥ 甘くて蕩けるような、大人のキス……♥」


『キス♥』という単語の意味を理解した瞬間、『ドキドキ……♡』と高鳴る鼓動の音がうるさいくらいに聞こえてくる。

それはまるで警鐘のようでもあり、警告音のようにも思えた。


──このまま流されていいのか?


ふと脳裏に浮かんだ疑問。

その瞬間、なぜかはわからないが、今も親しい仲であるマシュの顔が思い浮かぶ。


──い、いやっ……も、モルガン……! こんなことはやっぱりやめよう!


しかし、頭に浮かんだその言葉が喉から飛び出すことはなく。


「んちゅっ♥ ……ぱくっ♥」


その代わり一度だけ、モルガンの唇が何かを啄む様に俺の唇に吸い付き、再びゆっくりと離れていく。

その瞬間、全身は雷にでも打たれたかのように硬直してしまった。


──えっ!? お、俺今何されたんだ!?


突然の出来事に目を白黒させる俺に対して、モルガンはゆっくりと顔を離した後、妖しく微笑みながらこう告げた。


「ん~……♥ こくんっ……♥ んはぁ……♥ ──どうですか?♥ 初めての接吻の味は……?♥ 初回は私からのサービスです♥ こうでもしないと、貴方はなかなか素直にならないと思いましたので……♥」


今まで味わったことのない感覚。

柔らかくて温かくてふわふわで、それでいてしっとりと湿っていて……とにかく形容しがたい未知の快楽。


──こ、これがキスの味……♡♡♡


自分の唇を奪ったモルガンの唇に視線は釘付けになっていた。

真っ青な肉の膨らみの隙間から、僅かに覗くピンクの舌。

ゆっくりと這い出てきたそれが、『ぬらり♥』と唇の周りを一周する。

唾液に濡れた舌先が時間を掛けて青い唇の上を滑っていく様子はあまりにも淫靡だった。


………


「──逃げられなくなってしまいましたね♥」


身体を押し付けた瞬間、マスターの全身から力がふっと抜けたのを感じた。

もう完全に私の虜になったようだ。


「怖がらなくて良いのですよ?♥」


そのまま壁に押し付けるように全身で押し潰してあげれば、『ぴくんっ♡ ぴくんっ♡』と肉棒が下腹部を叩いた。


──ああ……なんと可愛らしい反応だろうか……♥


雄の象徴を滾らせながら、必死に耐えようとする彼の姿に嗜虐心が刺激される。

今すぐにでも彼を貪りたい衝動に駆られたが、まだ早い。

もっとこの可愛い反応を見てみたいという欲求を抑えつつ、まずはゆっくりと彼の両手に指を絡めた。


そしてゆっくりと顔を近づけていく。


「あっ……♡ も、モルガン……♡」

「どうしたのですか……?♥」


互いの吐息が触れ合うほどの至近距離。

これから何をされるのか理解したのだろう。


「ち、ちかい……♡ ちかいって……♡♡」

「近いと、ダメなのですか?♥」


彼の顔がみるみる青ざめていった。


「あっ、いや、その……♡」

「私は一向に構いませんが……?♥」


彼に見せつけるようにゆっくりと唇を近づけていき、あと数センチの距離まで近づいたところで一度止まる。

彼は今にも泣き出しそうな顔でこちらを見下ろしていて、時折視線を外しては私の身体を盗み見てくる。

そんな初心な反応を見せる彼が可愛くて仕方なかった。


──あぁ……なんて愛らしいのでしょう……♥


何度だってそう思う。

だがしかし、胸の奥底から湧き上がってくる感情のままに彼を抱きしめてしまいたくなる気持ちをぐっと堪え、今は我慢だと自分に言い聞かせながら、彼の誘惑に耐えていた。


「……んふっ♥」


──いけない、ついつい笑ってしまいましたね。


私が笑った途端、目の前のマスターの表情が強張るのがわかった。


──ああ、本当に愛おしい♥ こんなにも可愛らしくて堪らない♥


今すぐこの場で押し倒してしまいたい衝動に駆られながらも、私はそれをなんとか抑え込むことに成功した。

理性が何度本能を押し殺したのかわからない。

この瞬間が永遠の時のようにも感じられた。


「どうしましたか?♥」


私は努めて平静を装ってそう尋ねる。

しかし、彼は何も答えなかった。

ドギマギとしながら何か言いたげな様子でこちらを見つめ返すだけ。

そんな彼の反応を見て、私の中にちょっとした悪戯心が芽生えてしまう。


「まるで恋人同士みたいですね……♥」


わざとらしくそう言ってやれば、彼の体が『ピクン♡』と跳ねた。

密着した身体から、彼の鼓動が伝わってくる。


──あぁ……♥ その困ったような表情……♥ 実に愛くるしい……♥


もう少し、からかってみましょうか……♥


そんなことを考えながら、私は次の言葉を紡いでいく。


「キスでもしてみますか……?♥ 甘くて蕩けるような、大人のキス……♥」


そのまま自らの女体を擦り付けるようにして密着させた。

布越しに伝わってくる熱い体温と共に、より一層大きくなった心臓の鼓動までもがはっきりと伝わってきて、思わず笑みが溢れそうになる。


──それにしても……随分と脈が早いですね……♥ 一体どうしたのでしょうか……?♥ まさかとは思うけれど、この土壇場で……? いや、でも念のため……♥


一抹の不安を覚えた私は、彼が自ら堕ちて来る前に、迎えを出してあげることにした。


「んちゅっ♥」


彼の唇と触れ合った瞬間、『ピリピリ』とした何かが私の邪魔をした。


──んっ♥ やはりそうでしたか……♥ 念のために確認しておいて正解でした……♥


どうやらこれは『呪い』の一種のようだった。

しかし、所詮は簡易な魔道具によるものなので効果は薄いだろう。

特にこの『呪い』は、呪いを受けた本人……つまり、マスターの意志によって大きく左右される類のもので。

彼が強く拒絶を願えば、さすがの私とて簡単には手出しができない。

どこのだれが掛けたのかは見当がつく。


──十中八九、あの小娘の仕業でしょう……♥ まぁでも今回ばかりは不発。おおかた私のような女に、マスターが無理やりにでも迫られた場合の保険とでも思っていたのでしょう……♥ ですが彼には、もはや抵抗の意思はないようです……♥


私は彼の唇に掛けられた『呪い』の本体を。


「……ぱくっ♥」


魔力を纏わせた自らの唇で咥え込んだ。

その瞬間、『ぴーぴー』と喚き出したそれは、どことなしか件の小娘の悲鳴にも似ていて、少しだけ愉快だった。


『ちょ、ちょっと! 離してください!!』


『呪い』に意思でも持たせていたのだろうか。

何やら人の言葉で叫んでいた。

しかし、私はそんな『呪い』の声を、まるで聞こえていないふりをしつつ無視することにした。

どうせすぐに消滅する運命にあるのだから、わざわざ相手をしてやる必要もないと思ったからだ。

人の形をしたそれをゆっくりと唇で挟み込み、『ちゅぱっ♥』と音を立てて吸い付いてやる。

すると、それの口から断末魔にも似た悲鳴が上がった。


『ひぃぃぃぃっ!?!?』


──あぁ、うるさいですねぇ……♥ せっかく良いところなのに……邪魔しないでください……♥


そう思った矢先、今度は頭の中に直接声が聞こえてきた。


『あ、貴女は一体何をしてるんですか!? 早くマスターから離れてください!』


──はぁ……いい加減にして欲しいです……♥


先ほどから、私の邪魔をする忌々しい声が頭の中に響く。

大方、例の『呪い』とやらで私に干渉しようとしているのだろう。


『ま、マスターに何をするつもりですかっ! 離れて! 離れなさいっ! マスターは渡しませんっ! 絶対に、何があっても渡しませんからっ! だから今すぐマスターから離れろぉっ!!!』


──鬱陶しい……♥


いっその事、本体を殺してしまおうかとも思ったが、今はマスターとの大切な時間だ。

私の唇の間で悶える、小さな人の形を為した『呪い』の下半身にゆっくりと舌を這わせた。

舌の先で股を割り開き、敏感な部分に『ぬりぬり♥』と唾液を塗りたくっていく。


『やだっ……♡ なんでっ、なんでぇっ……♡』


突然の出来事に目を白黒させる『呪い』を無視して、私はゆっくりと執拗に、優しく、それでいて厭らしく。

舌のザラザラを股間の上で『ねっとり♥』と這わせていく。

その度に『ビクンッ♡ ビクンッ♡』っと小さく震える感触が舌先を通じて伝わってきた。


『あっ……♡♡ ああぁっ♡♡♡』


同時に『呪い』から甘い声が上がる。

まるで本物の人間を相手にしているかのような反応だった。


──おや?♥ もしかして感じていらっしゃるのですか?♥


試しにそう問いかけてみるも、返ってきた答えは沈黙だった。

彼女にとっては自分の身体よりも大きくて、『ぬるぬる♥』の触手に襲われているようなものだろう。

恐怖と快楽でぐちゃぐちゃになった頭では、沈黙という選択を取ったとしても仕方がない。

彼女は小さな股座を閉じようと必死にもがいているようだったが、エッチな舌の怪物を前にそんな些細な抵抗は無意味だった。


──そうですか……♥ では容赦なく……♥


レロレロレロレロ♥♥♥


何度も何度も、執拗に。

『呪い』の秘部に向かって舌を這わす。

尖らせた舌の先を小さな穴の中にねじ込んで、出し入れするようにかき混ぜてやれば。

舌先の味蕾《みらい》に甘い甘い蜜の味が付着した。

私はそれを啜るように、『ちゅぅぅ♥♥』と下品な音を立てて吸い上げてやる。

その途端、彼女の身体が小刻みに震え始めた。

きっと絶頂を迎えたのだろう。


『あ"あ"あ"あ"あぁぁぁ……♡♡♡』


そして、『呪い』が声にならない悲鳴を上げた直後、その小さな身体が光の粒子となって霧散していく。

やがてすっかり効力のなくなった『呪い』の残滓を、私は悠々と飲み込んだ。

ぐったりとしながらも、最後に『それ』は飲み込まれまいと、必死になって私の唇に細腕を突き立てていたのだが、全くの無駄な努力だった。


にゅぷんっ♥


「ん~……♥ こくんっ……♥ んはぁ……♥」


『呪い』は、私の胃袋に消えた。

それと同時にマスターが意識を取り戻したようだ。

彼を守っていた『呪い』の効力が切れた、とも言える。


「どうですか?♥ 初めての接吻の味は……?♥ 初回は私からのサービスです♥ こうでもしないと、貴方はなかなか素直にならないと思いましたので……♥」


マスターは唇を奪われた程度の認識しかないだろう。

まさか自らに『呪い』が掛けられていただなんて……。

上手く使われていれば厄介な『呪い』であったが、おかげでわかったこともある。

それは嬉しい誤算でもあった。

自然と口角が上がってしまう。

どうやらこの男はまだ誰にも汚されていないらしい。

その事実を認識した途端に、胸の中が歓喜に満ち溢れていくのを感じた。


──ああ……嬉しい……♥ 早くこの人が欲しい……♥


私は知らず知らずのうちに、舌なめずりをしていた。

これからこの可愛い男を食べてしまおうという興奮が抑えきれない。

彼も私の唇に夢中のようだった。

彼のことを想ってくれている後輩のことなんか、すっかり忘れて──。


………


──モルガンに唇を奪われた……♡


一度覚えさせられたキスの味は甘美なものだった。

俺の薄い唇を食むように啄んだ、モルガンの真っ青な唇。

それはまるでマシュマロのように『ふわふわ♥』と柔らかく、『しっとり♥』と潤いを含んでいて……。

その感触を思い出すだけで、俺はどうにかなってしまいそうだった。


「ふふっ……♥」


フェイスベールの隙間から覗く艶のある唇。

全身を押し潰す柔らかな肢体。

恋人繋ぎをさせられた両手は、じんわりと汗ばんでいて。

当然、逃げ場などない。


「──キス……したいですか……?♥」

「あっ……♡」


心を読まれた気がした。

超至近距離で囁かれた彼女の言葉は、まるで耳の奥に染み込んでいくかのように脳内へ浸透していった。


「……わかりますよ?♥ 貴方の考えていることくらい……♥」


そう言って口元に笑みを浮かべるモルガンの顔は、相変わらず見えない。

彼女が何を考えているのかわからない。

表情はベールに隠されて、一切の情報を読み取れない。

なのにどうしてだ。

そんなベールの向こうの彼女と見つめ合っているうちに、心臓がバクバクと音を立てて暴れ出す。

まるで初恋をしたみたいに、顔が熱くなってくる。

同時に何か重大なことを見落としているような……。

何か大切な人のことを忘れてしまっているような……。


──あっ……マシュ……。


ふと我に返った俺。

脳裏に浮かぶ後輩の笑顔。

が、次の瞬間、目の前に迫った青い唇によって頭の中は何もかも塗り潰されしまう。


「んちゅっ……♥」


──あっ♡


と、思った時にはもう遅かった。


「ちゅっ……♥」


一瞬何が起こったのかわからなかった。

しかし、唇から伝わる柔らかい感触が全てを物語っていた。


「はぁむっ……♥ ちゅっ♥ ちゅぷっ♥ んちゅっ♥ んふぅ……♥ マスター……♥ ちゅっ♥ 好き……♥ ちゅっ……♥」


──あ"っ♡ あ"あ"あ"ぁぁぁ……♡♡♡


混乱する俺を他所に、何度も唇を重ねてくるモルガン。

唇をつけては離し、つけては離しと繰り返しながら、何度も何度も角度を変えて吸い付いてきた。

その度にリップ音が鳴り響く。


──あ"あ"あ"あ"あぁぁぁぁ♡♡♡


甘い口付け。

優しい優しいバードキス。


「んちゅっ♥ 好き♥ ちゅっ♥ 好き♥ ちゅっ♥ 好き♥ ちゅぅっ♥ 好きぃ♥ ちゅっ♥ 好きぃ♥ んちゅっ♥ 好きぃ……♥」


決して乱暴にはしない。

むしろ優しく包み込むように、モルガンはゆっくりと時間をかけて責め立ててくる。

それが逆に心地良く、青い唇の柔らかいスタンプが、頭の中を支配していくようだった。


「好きです♥ 愛しています♥ 貴方を愛しています♥」


キスの合間合間。

モルガンはまるで壊れたレコードのように、延々と愛の告白を繰り返す。

その間もずっと、彼女は全身を使って俺の身体を弄り続けていた。


──あっ♡ ああぁっ♡ ああぁっ♡♡♡


もはや言葉になんてできっこなかった。

モルガンが唇を押し付けてくるたびに、豊満な胸も一緒になって押しつけられる。

『むにゅっ♥ むにゅんっ♥』と形を変えて潰れる二つの果実。

布越しに感じる柔らかさと温もり。

そして甘い匂い……。

全身が彼女に支配されそうになったところで──。


「ちゅぅぅぅぅぅ……♥♥♥」


長い長い接吻。

息継ぎをする暇すら与えられない。

鼻から息を吸おうにも、入ってくるのは彼女の甘い吐息の匂い。

空気を求めてもがこうとも──。


「ちゅぅぅぅぅぅ……♥♥♥」


優しく吸い付いたモルガンの唇が、抵抗する気力すらも吸い出していく。

その代わり彼女の唇から送り込まれてきたのは、身体中を駆け巡っていく快楽という甘い毒。

甘美で、蕩けるような快感がゆっくりと全身を支配していく。


「んふっ……♥ ちゅぅぅ……♥」


もう何度目のキスだろうか。

数える余裕などなかった。

ただ、ひたすらに気持ち良かった。

そんな惚けた俺の唇の割れ目に彼女はゆっくりと舌を這わせてくる。


「ぬちゅっ♥ ぴちゃっ♥ くちゃっ♥ にゅるっ……♥」


舌の先っぽだけを使った、いやらしい愛撫。

唾液たっぷりの舌による『ねっとり♥』とした絡みつき。

そのひと舐めひと舐めが、『口を開けろ♥』と命令してくるかのようで──。


「……ふふっ♥」


ぎゅぅぅぅぅぅ♥♥♥


「あ"っっっ♡♡♡」


下腹部が。

硬く張り詰めた肉棒が。

モルガンのお腹に圧迫された。

そのまま『ぐりぐりっ♥』と押し付けられれば、柔らかな布地がズボン越しの肉棒を擦り上げる。

特に薄くなったお腹の生地のせいで、モルガンのお腹の『すべすべ♥』な肌感触をダイレクトに感じてしまう。

そんな隙を彼女が見逃すはずもなく。

『ぬめぬめ♥』とした熱い舌が、緩くなった唇の隙間をこじ開けて口内に侵入してきた。


「んぢゅっ♥ ぢゅるっ♥ ぢゅっ♥ ぢゅぱっ♥ れろぉ♥ ぢゅろろろ♥ ぐちゅっ♥ れろれろれろ♥ ぢゅりゅんっ♥」


歯茎や頬の裏まで丹念に舐め回されて、『ぐちゅぐちゅ♥』という水音が頭の中に響き渡る。

口腔内を埋め尽くす勢いのモルガンの肉厚な舌が、今度は舌の付け根にまで絡み付いてくる。


「んぢゅっ♥♥ ぢゅろっ♥♥ にゅるっ♥♥ にゅろろろっっ♥♥ にゅるぅぅ♥♥ ぢゅるぢゅるぢゅる♥♥ ずぞぞぞ♥♥♥」


──あっ♡ だめっ♡ 口っっ♡♡ 口の中犯されてるっっ♡♡♡


脳髄までも吸い尽くすように喉奥まで伸ばされた舌の先。

濃厚な接吻の味は甘く痺れるようで、あっという間に骨抜きにされてしまう。


「んぢゅっ♥ んむぅ♥ んんっ♥ ぢゅっ♥ ぢゅるるっ♥ んぐっ♥ んぐっ♥ ぢゅぽっ♥ ぢゅぽっ♥ ぢゅろろろろぉ♥」


──も、もるがんの舌っっ♡♡ 奥まで入ってきてっっ♡♡ 舐め回されてっっ♡♡ 口の中に唾液を塗りたくられてるっっ♡♡ 抵抗しようにも、舌を伸ばしただけで、反対に絡め取られて……♡♡ んっっ♡ す、吸われてるっっ♡♡ あぁ、キスってこんなに気持ちいいんだ……♡ こんなの知らなかった……♡ モルガンのちゅーってこんなにもえっちなんだ……♡


「んはぁ……♥ ん〜……?♥ どうしたのですか、マスター?♥ 何やら息が荒いようですが?♥ それに……♥ 先程から私のお腹に硬いモノが当たっていますよ?♥ これはどういうことでしょうか……?♥」


モルガンはそう言って、わざとらしく腰をくねらせる。

お腹に擦られた肉棒から伝わる快感に、思わず声が漏れてしまう。


「あら?♥ また一段と大きくなりましたね?♥ もしかして私の身体に欲情してしまったのですか?♥ キスしただけだというのに……♥」

「あ"っっ♡ いやっっ♡ そのっっ♡ えっと……♡ これは違くて……♡」


「違う?♥ 何が違うと言うのです?♥ 貴方は私にキスをされながら勃起していたではありませんか♥ それともまさか、こんな動かぬ証拠があるというのにシラを切るおつもりでしょうか?♥」


きゅっ……♥

すりすりすり……♥


「あ"あ"っっ♡♡ あぁぁぁぁ……♡♡♡」


音も立てずに伸びてきた手のひら。

白魚のような指先が股間の上を這い回る。

ズボンの上からでもわかるほど盛り上がったテント。

張り詰めた肉棒の裏筋部分を指先でなぞられると、腰が抜けそうになるほどの甘い電流が走った。


「……貴方のココはとても正直ですね♥ 服の上からでもわかるくらい大きくなってしまっています……♥」

「あ"っ♡ やめっ♡ さわっちゃっ♡ あ"あ"あ"ぁぁ♡♡」


「ほら、わかりますか、マスター?♥ 貴方のコレは、もうはち切れんばかりに膨らんでしまっているのですよ♥ 私に欲情したという事実を隠しようがないくらいに……♥ それでも、まだ認めない……と?♥」


モルガンの指が亀頭に触れる。

それだけで射精してしまいそうなほどの快感が押し寄せて、先端からは『とぷり♡』と先走り汁が漏れ出した。


「はぁ……♥ マスターが認めないので、貴方のおちんぽさんから涙がこぼれ出しちゃったみたいですねぇ♥ あぁ、ほらほら♥ 先っちょからあふれたエッチなお汁が、ズボンの先端を湿らせちゃってますねぇ♥ この様子じゃ、パンツはもうグチョ濡れでしょう♥ 可哀想なマスターのおちんぽさん……♥ 早く楽になりたいですよね……♥」


モルガンは股間の竿へと優しく語りかけるように、ゆっくりと手のひらを擦り付けてくる。

時間をかけて焦らすように。

亀頭やカリ首の周りを丁寧に撫で回し、子どもをあやすような手つきで裏筋の弱いところを的確に刺激してくる。


「あぁぁぁ……♡♡ もるがんっっ♡♡♡ もるがんっっ……♡♡♡」


そんな微弱な刺激にも敏感に反応してしまう愚息。

柔らかい手のひらに優しく擦り上げられて、『ビクビクッ♡』っと痙攣した肉棒の鈴口からは、とめどなく我慢汁が溢れ出す。


「──せっかく素直になれたら、直接お口で『ちゅっ♥』として差し上げようと思っていましたのに……♥」


「あぁ、残念ですねぇ……♥」


わざとらしくため息混じりの声で呟くモルガン。

しかし、彼女の手は股間から離れようとはしなかった。

それどころか、ズボンのファスナーを摘み上げると、そのままゆっくりと下ろしていく。


ジー……♥


「抵抗しないのですか?♥」


そう尋ねるモルガンの手の動きが止まることはない。

次のターゲットをベルトと定めたのか、カチャカチャと音を立てて外しにかかる。


「このままでは脱がされてしまいますよ?♥」

「あっ……♡」


「──はい、時間切れです♥」


パサっ♥


慌ててモルガンの手を振り払おうとしたのだが、こちらの手が届くよりも早く、ズボンは『ストン♥』と床に落ちてしまった。

露わになった下着姿の下半身。


「ふふっ♥ とうとう布一枚になってしまいましたよ?♥ もう言い訳はできませんね♥ ……それで、貴方は私にどうして欲しいのですか?♥ 私にナニをされたいのですか?♥」


視界の端に映るのは、先程までキスをしていたモルガンの唇。

フェイスベールの隙間から覗く真っ青なそれが、先程まで俺の唇に押し付けられていたのかと思うと、妖しく艶めいている唇から視線を外すことができない。

柔らかくて、ふわふわで、程よいぬめり気を帯びた唇が、今度は俺の股間に──。


「さぁ、正直に言ってください……♥ 貴方が望むこと、何でもして差し上げましょう……♥」


下着越しに揉みしだかれる睾丸。

脳髄にまで染み渡るような蠱惑的な声質。

甘美な響き。


「私なら貴方に天国を見せてあげられますよ……♥ 貴方の欲望を全て叶えてあげましょう……♥」


それはまさしく悪魔の誘惑だった。

理性をもってして否定しなければならないはずの言葉なのに、真っ青な唇から奏でられた声を聞くと本能が勝手に頷いてしまう。

モルガンを拒むことができない。


「く、口で……♡」


その言葉を聞いた瞬間、彼女はニヤリと口角を上げた気がした。


「かしこまりました、我が夫よ……♥」


………

……

…


恋人繋ぎをしたままの手のひらがじっとりと汗ばんでいる。

マスターが緊張している証拠。


「……ふふっ♥」


余りの可愛さに自然と笑みがこぼれてしまいました。


「──キス……したいですか……?♥」

「あっ……♡」


──図星だったようですね♥


貴方の考えなんて筒抜けですよ♥

そんなにもじっと唇を見つめられたら……♥


「……わかりますよ?♥ 貴方の考えていることくらい……♥」


私が囁くと、彼の身体がぴくりと震えたのがわかった。


──ほら♥ 早くキスしたいと言いなさい♥ 早く私の唇に溺れなさい♥


ドクンっ♡ ドクンっ♡


マスターの鼓動が伝わってきますね……♥ あぁ、こんなにも胸を高鳴らせてしまって……本当に可愛らしい人……♥ もっと私にドキドキしてくださいまし……♥ そして私に堕ちてくださいまし……♥


ですが、彼の口からキスを求められることはありませんでした。

その代わり──。


「……ぁ」


小さな小さな声。

きっと本人ですら気づいてないような、蚊の鳴くような声。

しかし、私にははっきりと聞こえました。

その後に続いた、件の小娘の名前。

彼を『先輩先輩』と慕う女の名を彼は口にしました。

これはいけません。

『呪い』は除去しましたが、マスターの頭の中にまだ少しあの女のことが残っていたようです。

こうなれば実力行使。

意を決した私は、不本意ではあるものの、自ら彼の口へと唇を寄せていく。


──さぁ……♥ 受け取りなさい……♥ 魔力をたっぷり込めた唇を……♥


「んちゅっ……♥」

「ちゅっ♥」

「はぁむっ……♥ ちゅっ♥ ちゅぷっ♥ んちゅっ♥ んふぅ……♥ マスター……♥ ちゅっ♥ 好き……♥ ちゅっ……♥」


何度か唇を重ねるうちに、私は思わずマスターに対する愛を囁いていました。

もちろんキスはやめてあげません。

唇を押し付けて、たっぷりと女の子の『ちゅー♥』の味を教えてあげます♥

するとどうでしょう。

マスターったら、急に身体を強張らせるではありませんか。

まるで初めてキスをしたみたいに初々しい反応。

いえ、実際初めてだったのでしょう。


あの女とも、まだ関係は深くなかった──♥


彼の反応がそれを如実に語っています。

唇も硬く閉じて……♥ 童貞丸出しのガチガチのキス……♥


──あぁ、マスター♥ 可愛いマスター♥ 貴方の全てが愛おしい……♥ 私の全てを捧げます……♥ だから貴方も全てを私に差し出しなさい……♥


「んちゅっ♥ 好き♥ ちゅっ♥ 好き♥ ちゅっ♥ 好き♥ ちゅぅっ♥ 好きぃ♥ ちゅっ♥ 好きぃ♥ んちゅっ♥ 好きぃ……♥」


唇を何度も何度も優しく押し付けて。

離れ際に『ペロリ♥』と舐めて差し上げます。

もちろん『愛の囁き♥』も忘れません。

彼の妻として、日常的に愛を囁くのは当然のことですからね……♥


「好きです♥ 愛しています♥ 貴方を愛しています♥」


何度も愛を囁き、何度もキスをしているうちに、マスターの全身も少しほぐれてきました。


──でもまだ足りません♥


私は自らの女体を彼に擦り付けるように密着させて……。

胸を押し付け、甘えるように太ももを『すりすり♥』と動かし。

ゆっくりゆっくり、彼の身体を全身で撫で回すようにして愛撫します──。


すりすりすり……♥

むぎゅ♥ むぎゅっ♥ むぎゅ♥


ふふ……♥

そろそろ頃合いでしょうか。


すっかり惚けてしまっているようで、目は虚ろ。

あとは、この私の唇で……♥


「ちゅぅぅぅぅぅ……♥♥♥」


吸い付いてしまいました♥

さぁもう離れません。

貴方の何もかもを、吸い出してあげます……♥


「ちゅぅぅぅぅぅ……♥♥♥」


──嗚呼、ほらほら♥


最初は抵抗しようともがいていた彼も、すっかり私のされるがままです♥


でもまだです。

もっとです。

彼を唇の虜にするまでやめてあげません♥

もっともっと、夢中にさせてあげます……♥


「んふっ……♥ ちゅぅぅ……♥」

「ちゅぅぅぅ……♥」

「ちゅぅぅぅぅ……♥♥」

「ちゅぅぅぅぅぅ……♥♥♥」


さて、お次は……♥


「ぬちゅっ♥ ぴちゃっ♥ くちゃっ♥ にゅるっ……♥」


──さぁマスター♥ 私の舌を、貴方の口の中へ入れてください♥ お口を開けてください♥


舌の先でくすぐるように『チロチロ♥』とねぶり。

緊張で硬く閉じられたマスターの唇の隙間を、舌先で優しく『ツンツン♥』と突いてやります。

ですが、意外なことに彼はまだ抵抗できるようでした。

さすがは我が夫です……♥

想い人の為ならば、例え全身が蕩け切っていようとも、自身を籠絡せしめんとする女相手に立ち向かおうとするとは……♥


──えぇ、わかっていますとも♥ 貴方はそういう人間でしたね……♥ だからこそ私は、貴方が欲しいのです……♥ まこと、我が夫に相応しい……♥


でずが、これならいかがでしょうか……?♥


「……ふふっ♥」


ぎゅぅぅぅぅぅ♥♥♥


私のお腹で……♥

すべすべ生地を纏った下腹部で……♥

マスターの……すっかり硬くなってしまったおちんちんを、押し潰して差し上げます♥


「あ"っっっ♡♡♡」


──あらあら……♥


可愛らしい声なんか上げて……♥

もしかして、貴方の勃起ちんぽに私が気づいてないとでも思ってましたか?♥

ずっと指摘しなかったのは、わざと……♥

貴方のココが私のお腹を叩いて、どれだけ可愛くアピールしてきても……♥

私は我慢をしておりました♥

敢えてココには触れずに知らんぷりを突き通し、ここぞというタイミングで貴方の性欲を刺激してやろうと企んでおりましたので……♥


ぐりっ……♥

ぐりっ……♥


──ほら……♥ こうしてお腹で擦ってあげれば……♥


すっかり、お口がお留守ですよ♥


「んぢゅっ♥ ぢゅるっ♥ ぢゅっ♥ ぢゅぱっ♥ れろぉ♥ ぢゅろろろ♥ ぐちゅっ♥ れろれろれろ♥ ぢゅりゅんっ♥」


──んふっ♥ どうですか、マスター?♥ これが大人のキスというものですよ?♥


唇を『ぴったり♥』と重ね合わせ、彼の口内を舌で舐め回し、蹂躙し尽くしてあげます♥

唾液を流し込み、歯茎を舐め、上顎をくすぐって。

逃げ惑う舌を絡め取り、吸い上げ、舐り倒す。


──嗚呼、たまりません……♥ 最高です……♥ これだから接吻はやめられません……♥


「んぢゅっ♥♥ ぢゅろっ♥♥ にゅるっ♥♥ にゅろろろっっ♥♥ にゅるぅぅ♥♥ ぢゅるぢゅるぢゅる♥♥ ずぞぞぞ♥♥♥」


──嗚呼、マスター……♥ もっと♥ もっと♥ もっともっともっと……♥♥♥ もっと奥の奥に♥ マスター、もっと私を感じて下さい♥ 私のキスで感じてください♥ 私は貴方をこんなにも愛しているのですから……♥♥♥


「んぢゅっ♥ んむぅ♥ んんっ♥ ぢゅっ♥ ぢゅるるっ♥ んぐっ♥ んぐっ♥ ぢゅぽっ♥ ぢゅぽっ♥ ぢゅろろろろぉ♥」


──マスター、それは抵抗しているつもりなのでしょうか?♥ ……無駄なのに♥ 必死になって舌を突き出して、私の舌を押し返そうとしているようですが……♥ そんな弱々しい力では到底私を退かすことはできませんよ?♥ それともまさか、本当に嫌がっているのですか?♥ そんなはずありませんよね?♥ だってこんなに嬉しそうな顔をしているではありませんか……♥ ほら、その証拠に……♥♥♥


「んはぁ……♥ ん〜……?♥ どうしたのですか、マスター?♥ 何やら息が荒いようですが?♥ それに……♥ 先程から私のお腹に硬いモノが当たっていますよ?♥ これはどういうことでしょうか……?♥」


──ずっと勃起しっぱなしのマスターのおちんぽ♥


お腹で優しく擦ってあげます♥

腰を押し付けるように……♥


くねくね……♥

すりすり……♥


ふふっ♥ 可愛いお声が漏れてますよ?♥

少し揶揄ってあげましょう……♥


「あら?♥ また一段と大きくなりましたね?♥ もしかして私の身体に欲情してしまったのですか?♥ キスしただけだというのに……♥」

「あ"っっ♡ いやっっ♡ そのっっ♡ えっと……♡ これは違くて……♡」


──目が泳いでますよ、マスター?♥


「違う?♥ 何が違うと言うのです?♥ 貴方は私にキスをされながら勃起していたではありませんか♥ それともまさか、こんな動かぬ証拠があるというのにシラを切るおつもりでしょうか?♥」


──では、マスターの可愛い可愛いおちんぽに、直接聞いて差し上げましょう……♥


私はマスターの股間に向かって、そっと手を伸ばしていきます。


──失礼します、マスター♥


きゅっ……♥

すりすりすり……♥


「あ"あ"っっ♡♡ あぁぁぁぁ……♡♡♡」


──あらあら♥ 少し指先で撫でてあげただけでこのよがり具合……♥


ズボンの上からでもわかるほど膨らんだ股間。

その膨らみに優しく触れると、逃げ場の失った熱が布越しに伝わってくるようでした。

そのまま指の腹で裏筋を押し込むようにゆっくりと擦ってあげます♥


──好きなんですよね?♥ 男性はここを擦られるのが……♥ 気持ちいいのが我慢できなくなっちゃうんですよね?♥


「……貴方のココはとても正直ですね♥ 服の上からでもわかるくらい大きくなってしまっています……♥」

「あ"っ♡ やめっ♡ さわっちゃっ♡ あ"あ"あ"ぁぁ♡♡」


──ふふっ♥ 何が『やめて♡』なんでしょうか……♥ こんなにもココを膨らませているくせに……♥ まるで説得力がありませんよ?♥


「ほら、わかりますか、マスター?♥ 貴方のコレは、もうはち切れんばかりに膨らんでしまっているのですよ♥ 私に欲情したという事実を隠しようがないくらいに……♥ それでも、まだ認めない……と?♥」


──もっとわからせてあげましょう♥ 逃げようのない事実で……♥


男性のもう一つの弱点……♥

と言っても、男性のおちんちんというのはそれだけで弱点の塊のようなものですが……♥

まぁともかく、そんなおちんちんの弱点である亀頭を、指先で優しく摘んであげると……♥


とぷり……♡


──嗚呼、漏れ出してきちゃいましたね〜……♥ マスターのえっちなおつゆ……♥


「はぁ……♥ マスターが認めないので、貴方のおちんぽさんから涙がこぼれ出しちゃったみたいですねぇ♥ あぁ、ほらほら♥ 先っちょからあふれたエッチなお汁が、ズボンの先端を湿らせちゃってますねぇ♥ この様子じゃ、パンツはもうグチョ濡れでしょう♥ 可哀想なマスターのおちんぽさん……♥ 早く楽になりたいですよね……♥」


私は漏れ出したおつゆを馴染ませるように、手のひらでおちんぽを撫で回してあげます。

えぇ、それこそ腫れ物を扱うかのように。

丁寧に。丹念に。

慈しみとたっぷりの愛情をこめて。


愛撫……♥


して差し上げます♥

文字通り、これが本当の『愛撫♥』です♥


「あぁぁぁ……♡♡ もるがんっっ♡♡♡ もるがんっっ……♡♡♡」


私の愛にマスターは悲鳴を上げて、おちんぽは『ぴくぴく♡』と可愛らしい反応を返してくださいました。


そんな反応を返されると、私もますます昂ってしまうではないですか……♥

私のお手々でもっと気持ちよくなってください♥

根元から先端に向かって、硬く張り詰めた芯をほぐすように、ゆっくりと手のひらを押し付けてあげれば……♥

おつゆが『とぷとぷとぷぅ……♡』と、止まらなくなってしまいますよね?♥

何度も何度も繰り返し撫で上げれば……♥


「あぁぁぁ……♡♡ もるがんっっ♡♡♡ もるがんっっ……♡♡♡」


──ほら、鳴き出した……♥ 親鳥を呼ぶ雛のように、私の名前を必死に呼び続ける愛らしい姿……♥


では、そんな可愛らしい雛鳥であるマスターに……♥

親鳥の私からプレゼントです……♥


「──せっかく素直になれたら、直接お口で『ちゅっ♥』として差し上げようと思っていましたのに……♥」


──嗚呼、いい表情です……♥ 気持ちよくて気持ちよくて仕方がなくて……♥ でも、我慢しなきゃ我慢しなきゃと思っていたところに、突然の提案♥ マスターが夢中になっている私のお口で、『ちゅっ♥』と吸い出してあげますよという、甘い誘惑♥ きっと頭の中は真っ白になってしまっているでしょうね♥


──嗚呼、とてもそそられます……♥


「あぁ、残念ですねぇ……♥」


たっぷり息を溜め込んでから、『私も残念なのですよ?』というニュアンスを込めて。


──焦ってます、焦ってます……♥


目の前の快楽に飛び付きたいのに、飛び付けない。

何か理由を探して、理性でなんとか踏みとどまろうとしている姿が堪りません……♥

そんな貴方を、私が解放してさしあげます……♥

貴方が自ら望んで堕ちていくように仕向けるにはどうすればいいのか、私には手に取るようにわかります……♥


必死に我慢しようとしても無駄ですよ?♥

貴方の弱点であるおちんぽは、私の手の中でたくさん転がされて、もうすっかりよわよわです……♥


──こうなればもうこっちのもの……♥


ジー……♥


「抵抗しないのですか?♥」


──ふふっ♥ 抵抗しないのではなく、"できない"のですよねぇ……?♥


カチャ……♥

カチャ……♥


「このままでは脱がされてしまいますよ?♥」

「あっ……♡」


──あらあら……♥ わざとらしいったらありませんね……♥


「──はい、時間切れです♥」


パサっ♥


私は両手を使って彼のベルトに手をかけていたというのに、彼は私の手を無理やり剥がそうとしなかった。

もちろん、手を伸ばしてはきたのですが、絶対に間に合わないタイミングで伸ばしてきたところを見ると、形だけの抵抗のようでした。

本気で嫌なら私を突き飛ばしてしまえばいいだけのことなのに、それすらもしないのですから、むしろ私を受け入れて下さっているような気さえします……♥


どうやら彼はもう限界なようですね。


──まぁ、そうなるように仕向けたのは他でもない私自身なのですが……♥♥


「ふふっ♥ とうとう布一枚になってしまいましたよ?♥ もう言い訳はできませんね♥」


──あ〜あ……♥ 立派な立派なテントを張ってしまわれてます♥ 薄い布地を窮屈そうに押し上げて、苦しそうに『ピクピク♡』震えています……♥ あと少しですからねぇ〜……♥ おちんぽさん、もうしばらく我慢してくださいねぇ〜……♥


もうちょっとで、あなたのマスターは堕ちちゃいますから……♥


「……それで、貴方は私にどうして欲しいのですか?♥ 私にナニをされたいのですか?♥」


──もう唇に釘付け……♥ そりゃそうですよね♥ あんなにも情熱的なキスを交わした後に、『お口で吸い出してあげる』なんて言われたら、誰だって期待しちゃうに決まっていますものね?♥


ふふっ♥ いいんですよ?♥ えっちな唇に溺れてしまっても……♥ 私のお口を求めても……♥

誰も貴方のことを責めはしません♥


「さぁ、正直に言ってください……♥ 貴方が望むこと、何でもして差し上げましょう……♥」


──だって、私は貴方の妻となる女ですから……♥


旦那の性欲を管理するのも妻の務め……♥

ですから、その根源たる睾丸を手のひらで優しく包み込んであげます♥

どうですか?♥

暖かいお手々に包まれて、優しく撫でられるのは気持ちいいでしょう?♥

股の奥から心地のいい何かが『じわぁ……♥』っと、滲み出てくるでしょう?♥


それが、私に性欲を操られるということです……♥


ほら、貴方の性欲……♥

隠してないで、全部私に捧げてください……♥

私に貴方の全てをさらけ出してください……♥


「私なら貴方に天国を見せてあげられますよ……♥ 貴方の欲望を全て叶えてあげましょう……♥」


──さぁ、鳴け……♥ 懇願しろ……♥ 私を求めて、乱れろ……♥



「く、口で……♡」



──……堕ちた♥



「かしこまりました、我が夫よ……♥」


………

……

…


立っているのもやっとな俺は、ふらふらとした足取りでモルガンに支えられながらベッドへと腰を下ろした。


ぼふんっ♥


ふかふかのベッドにお尻が包み込まれ、ベッドのシーツに染み込んだ甘い女の匂いが鼻腔を刺激する。

しかし、そんなことはただのアクセントでしかなかった。

それほどにまでモルガンによって性欲を煮詰められていた。

頭がどうにかなってしまいそうだ。

どれもこれも全てあの唇がいけないのだ。

キスの感触を思い出すだけで、我慢汁が止まらない。

股間の竿が『ヒクヒク♡』と切なげに疼く。


「あ"……♡ うぅ……♡ も、もるがん……♡ 早く……♡」

「随分と苦しそうですね……♥」


そう言いながら股の間にしゃがみ込んだモルガンが、下着に手をかけた。

そして、ゆっくりと焦らすようにずり下ろしていく。


「あぁ……♡」


パンツに肉棒が引っかかり、擦れてしまう。

思わず声が漏れてしまっていた。

そんな快感にひたる余裕もないまま、あっという間にパンツが下ろされてしまった。


ぶるんっ♡♡♡


パンツから顕になった男根に視線が集中する。

露わになった肉棒の先からは透明な粘液が溢れ出て、テラテラと光っていた。


「おや……?♥ これは何でしょうか……?♥」


わざとらしく尋ねてくるモルガン。

彼女は指先で亀頭に触れると、溢れ出た粘液を指先で掬い取った。

しげしげとそれを見つめながら、『くちゅくちゅ♥』と一通り指先で弄ぶと、そのまま見せつけるように指を開く。

糸を引くほど粘ついた先走り液。

自らの指先と肉棒へ、視線を交互に行き来させたモルガンは、妖艶に微笑んだ後。

自らの指先を唇の向こう側へと押し込んだ。


ちゅぱっ……♥ ぢゅっ……♥ ぢゅるる……♥


『ちゅぱり♥』と水音を響かせて、真っ青な唇から指を引き抜く姿は、今まで見た何よりもエロティックに見えてしまい。


「んはぁ……♥ マスターの味がします……♥」


彼女の唾液にまみれた指先が、部屋の照明に照らされて妖しく光り輝いていた。


「もるがんっっ♡♡ もるがんっっ♡♡ はやくっっ♡♡ はやくぅぅっっ♡♡♡」

「ふふっ♥ もう我慢できませんか?」


一度転がり始めてしまった坂道の途中で立ち止まるのは容易ではなかった。

俺は歯止めの効かなくなった欲望に従って、ただただ腰を振り続けることしかできない。

恥も外聞も捨てた、快楽のおねだり。

モルガンの目と鼻の先で繰り広げられる腰ヘコダンス。

吐息になびくフェイスベールの生地が、時折『サラリ♥』と肉茎をくすぐる度、腰がビクンッと跳ね上がる。

そんな情けない俺の姿を前にしても、モルガンは決して笑ったりしない。

ただ静かに、真っ青な口元を歪ませて微笑んでいるだけだ。


「──ふぅぅぅぅ〜……♥」

「あ"、あ"、あ"、あ"、あ"っっ♡♡♡」


小さく窄められた唇。

その僅かな隙間から漏れ出る湿った呼気が、敏感すぎる先端を包み込む。


──やばいっ♡ これやばっっ♡♡ あ、頭おかしくなるぅっっ♡♡♡


過剰とも言える反応を示す俺に、モルガンの唇は再び妖しげな笑みをたたえていた。

相も変わらず、ベールに包まれた表情は窺えない。


「少し息を吹きかけてあげただけなのですが……♥ ふふっ♥」

「あ"っっ♡♡」


短く笑った際に漏れ出した些細な吐息ですら、今の俺にとっては甘美な刺激だった。

すっかり発情してしまった俺は、息を荒げて悶えることしかできない。


「もう限界ですか?♥」

「だ、だってぇ……♡」


──こ、こんなの耐えられるわけないっっ♡


散々お預けを食らったせいで、頭の中はもうピンク色一色で染まりきっていた。

とにかく今は一刻も早くこの熱を鎮めて欲しい。

そんな気持ちでいっぱいいっぱいになっていた。


「もちろん、このままお口でシてあげてもいいのですが……♥」


モルガンの唇がわざとらしく窄められ、『ちゅぱっ♥』と淫らな水音が奏でられる。

期待感でどうにかなってしまいそうだった。

もう我慢ができない。

今すぐにでも射精したい……。


「く、口でしてくれるってぇぇ♡♡」

「えぇ、確かに私はそう言いました♥ ですが……♥」


ふぅぅぅぅ〜……♥


「あ"あ"っっっ♡♡♡」

「まさか少し吐息をかけてあげただけで、股間を震わせて悦んでしまうとは思いませんでした……♥」


モルガンの唇から吐き出された湿り気を帯びた熱い息が、敏感な部分を優しく撫で上げる。

またもや訪れた快感に、肉棒は歓喜に打ち震えていた。


「私は少し心配をしているのです……♥ マスターはこういったこと……女性との交わりに慣れていないご様子……♥」



「童貞……♥」



「ッッ!♡♡」

──ど、どうしてそれを!? ま、まぁ……事実なんだけど……。


「ふふっ♥ 図星でしたか……?♥」

「い、いやっ……」


「別に隠さなくてもよろしいのですよ?♥」

「……えっ?」


「"童貞"……♥ というのは、悪いことではありません♥ カルデアの皆を率いる者として、しっかりとした貞操観念をお持ちなのは良いことです……♥ まさに、リーダーとしての資質が備わっている、と言えましょう……♥」

「そ、それはどうも……?」


突然の褒め言葉に戸惑うばかりの俺をよそに、彼女は言葉を続ける。


「しかし、だからこそ危うい……♥ ふぅっ〜♥」

「あ"っっ♡♡♡」


モルガンの唇から飛び出した空気の塊が、裏筋をくすぐった。

甘い喘ぎが口をつく。


「マスターのことを一番に想い、マスターのためなら身を切ってでも貴方に尽くす……♥ この世界には私のような善人ばかりではないのですから……♥」


ふぅぅぅぅぅ〜……♥


モルガンは『ですよね?♥』と尋ねてくるように唇をすぼめて息を吐き出す。

それだけでも堪らない快感。

止まらない震え。

しかし彼女はまだ足りないと言わんばかりにもう一度『ふぅぅ〜……♥』と息を吐き出した。


ふぅぅぅぅぅぅ〜……♥♥


今度は先ほどよりも強く長く。


ふぅぅぅぅぅぅ〜〜……♥♥♥


まるで精液が噴き出るかのように、鈴口からは『ぴゅっ♡』とカウパー液が吹き出して、真っ青な唇を汚してしまう。


「はぁむ……♥ れろぉ……♥ んっ……♥ おいし……♥」


青い唇の上を滑るピンクの舌が、飛び散った粘液を絡め取っていく。

舌の動きに合わせて艶かしい光沢を放つ青のルージュ。

唾液の膜の下に覗く鮮やかな青色。

あまりにも倒錯的な光景に思わず見惚れてしまう。

彼女の言葉の意味をきちんと理解することができない。

少なくとも、モルガンが俺のためと思ってくれていることは理解できた。


「このカルデアにはマスターのことを利用しようと企む輩も少なくありません……♥ 例えば、コヤンスカヤ、カーマ、BB、清姫、殺生院キアラ……♥ 名を挙げればキリがありませんが……♥ もしかすると、マシュ・キリエライトも貴方のことを……♥」

「そ、そんなわけ──♡」


ない、と言い切れなかった。

ここ最近、妙にスキンシップが多いとは思っていた。

特に女性サーヴァント達からのボディタッチが増えたような気がする。

……それに、やたらと距離が近いというか、密着してくる子もいて──。

だからこそ、モルガンの言葉には妙な説得力があった。


──もしかして本当に俺を……? いや、さすがに考えすぎか……。


頭に浮かんだ疑念。

彼女らのことを少しでも怪しいと思ってしまった瞬間、真実を教えてくれたモルガンがまるで女神のように見えてきた。

救いの手を差し伸べてくれている──。

そう思ってしまう。


「じゃ、じゃあとうすればっっ♡♡」

「唐突に真実を伝えられて焦る気持ちはわかりますが……♥ 少し落ち着いてください♥ まだ話は終わったわけではありません♥」


「んっっ♡♡ あ"ぁっっ♡♡ 早くっっ♡♡ 続きをっっ♡♡」

「ふふっ……♥ マスターは残された人類の最後の希望……♥ 万が一にも貴方が悪い女の手管に落ちてしまっては、この世界は本当に終わりを迎えてしまいます……♥ しかし、貴方のその無垢な身体は、まだまだ女の味を知りません……♥ ですので、私が責任を持って、悪い女に引っかからないよう指導して差し上げます……♥」


「し、しどうっっ♡♡♡ しどう……♡♡♡ しどう……して……♡♡♡ あっっ♡♡♡」

「えぇえぇ、指導して差し上げますとも……♥ 貴方の望む通りに……♥ ですが、それには一つ契約を取り交わさないといけません……♥」


口元がいっそう歪んだ気がした。

彼女の顔は、相変わらずベールに覆われていて窺うことができない。


「け、けいやく……?♡」

「えぇ、契約です♥ 今からマスターには女がもたらす快感に慣れてもらうために、気持ちよさの限界を味わってもらいます……♥」


「げ、げんかいってぇ……♡」


──一体どれだけ気持ちよくされてしまうんだろう……♡♡


そんな不安とは裏腹に、期待感がどんどん高まってしまう。


「私のこの唇……♥」


ぷにゅっ……♥


モルガンの指先が青い唇に沈み込む。

肉厚なリップが押し潰されて、淫らに形を歪ませた。

そうして離された指の先には、『べったり♥』とブルーのルージュが付着していた。


「この青の口紅には、特別な魔力が込められています……♥」

「……まりょく?」


「えぇ、そうです♥ 例えば……♥」


ぬちゃ……♥


モルガンの指先が、内腿に触れた。

指の腹に付いていた青色のルージュを、ゆっくりと塗り広げられてしまった。


──く、くすぐったい……♡


少しひんやりとした冷たさが内腿を撫で上げる。


「んくっ……♡」

「ふふっ……♥ そろそろ……♥」


さわっ……♥


モルガンの5本の指が、ルージュの跡をなぞり上げた。


「──ッッ!!♡♡♡」


たったそれだけのことで、全身に電流が走ったかのような衝撃が走る。

あまりの快感に身体が『ビクンッ♡』と跳ね上がった。

下腹部に溜まった熱が出口を求めて疼き出してしまっていた。


「なっ……♡ なっ……♡ なにこれぇ……♡♡♡」

「マスターが感じている快感こそが、この魔力の正体……♥ このブルーのルージュは、塗りつけられた箇所に受けた快感を増幅させる効果があります……♥」


さわさわさわっっ♥♥♥


「あ"あ"っっ♡♡♡ やめっっ♡♡♡ やめてぇっっ♡♡♡」

「あらあら……♥ この程度で喘いでいては、この後の行為に耐えることなどできませんよ?♥」


さわさわさわっっっ♥♥♥


「あ"っっっ♡♡♡ イ"っっ♡♡♡ イ"っぢゃうっっ♡♡♡」

「ふふっ♥ しょうがないですね……♥ やめてあげましょう……♥」


内腿に付着した青のルージュ痕を撫で上げていた指先が一斉に離れていく。


「ん"っっっ♡♡♡ あ"っっっ♡♡♡」


残されたのは、『くつくつ♥』と沸き立てさせられた肉欲。

腰の奥の方で燻っていた火種はあっという間に燃え上がり、情欲という炎となって全身を焦がしていた。


「……これがもし太ももではなく、マスターのおちんぽであったなら、どうなっていたのでしょうか?♥」


『ちゅぱっ♥』と唇が鳴らされた。


「あ"っっ……♡♡♡」


その瞬間、想像してしまう。

モルガンの唇によって、『べったり♥』とルージュを塗りつけられてしまうことを。

真っ青なキスマークをつけられ、増幅された快感が身体中を駆け巡ることを──。


「想像してしまいましたか?♥ 」


──どくんっっっ♡♡♡


心臓が大きく脈打ったような気がした。

鼓動が速くなるにつれて、血液の流れも加速していく。

全身の血流が激しくなるとともに、股間に集まった熱もさらに激しさを増す。


──どくん♡ どくん♡ どくん♡ どくん♡


自らに降り掛かる危機に気づけないまま、陰茎は興奮に昂ぶっていく。


「マスターにこの口紅の魔力を理解していただいたところで、話を戻しましょう♥」


「契約……の話でしたね♥ マスターは今から私と、ある契約を結んでもらいます♥ もちろん、これから行う訓練のため♥ 快感に慣れるための訓練を滞りなく進めるため……♥ 決して怪しい契約ではありません……♥ 全てはマスターのため……♥」

「はぅっっっ♡♡♡ あ"あ"ぁぁ……♡♡♡」


青い唇から紡がれた言葉が、『しっとり♥』と耳に馴染んでいく。

もはや俺の頭の中には彼女を疑うなどという気持ちは、露ほども残されていなかった。


「けいやく……♡ けいやくするぅ……♡ するからぁ……♡」

「あらあら♥ どんな契約かも聞いてすらいないのに……♥ いいんですか?♥」


「いいよぉ……♡ もうなんでもいいからぁ……♡ モルガンのこと信用してるからぁ……♡ おねがぃ……♡」

「ふふふっ……♥ そうですか……♥ では、契約を結びましょう……♥」


その瞬間、モルガンの指先から青色の光が放たれた。

それはふわふわとしばらく空中を漂ったあと、ペニスの根本へと吸い込まれていった。


「契約完了です……♥ これで貴方は、貴方自身と私、双方の合意がない限り射精できない身体になってしまいました……♥ これはお互いが望まない限りマスターは射精ができないという強固な契約♥ 一方的に結ばさせられる通常の契約と異なり、二人の意思が反映されているからこその強い拘束力……♥ そして、平等な関係であることを示すための対等な契約……♥ 心配しなくても大丈夫です♥ 貴方が望んだだけでは射精できないのはもちろん……♥ 私が望んだだけでも、当然射精はできません♥ 相手方に『射精する』という行為を悪用されないための抑止力が働いているのです……♥ もし私が、マスターの射精を自由にしてしまえるような一方的な契約を結んでしまっていては大変ですからね?♥ そうならないために、お互いがお互いの手綱を握っている状態なのです♥」


なんだかよくわからないが、彼女が言うには、俺は契約により自分の意思だけでは射精できなくなってしまったようだった。

それも全て俺自身のため──。

これから行われる、快感に慣れるための訓練のために必要らしいのだが……。


「それでは早速、訓練を始めましょうか……♥ ちゅぱっ♥」


唾液で潤った『テラテラ♥』と輝く真っ青な唇が、やけに妖しく映って見えた──。


………

……

…


ベッドに腰掛けたマスターは、もはや私の支えがないと立ってすらいられないほどにふらふらとした足取りで。


「あ"……♡ うぅ……♡ も、もるがん……♡ 早く……♡」

「随分と苦しそうですね……♥」


彼の股間の前でしゃがみ込んだ後、『ピクピク♡』と震える肉棒を覆い隠した最後の砦……マスターの下着へと、私は手を掛けました。


「あぁ……♡」


エラの張った肉の傘が下着の生地に引っかかり、なかなかスムーズにズリ下ろせないものの。

マスターが情け無い顔を晒している隙に、邪魔な布はさっさと取り払ってしまいましょう。


ぶるんっっ♡♡♡


──出た出た……♥


勢い良く飛び出してきた肉棒を、『じっ♥』と見つめて差し上げます♥

どうですか?

自分の恥ずかしい部分を女性に見つめられている気分は……?♥

マスターのような、女性に対する耐性が全くない男の子には、この視線がちんぽに『キク♥』でしょう?♥

ベールに包まれていてマスターからは、私の目線など何も見えないはずなのに、何もかも見透かされているような感覚♥

恥ずかしいところをつぶさに観察されると、辱められているような気持ちになってしまうのでしょう?♥

ふふ……♥

ちんぽにどんどん血が溜まっていくのがわかります……♥

こんなに張り詰めてしまって……♥

苦しいですか……?♥

先端から、えっちなおつゆが漏れっぱなしですよ?♥


「おや……?♥ これは何でしょうか……?♥」


そんなおつゆを、人差し指で掬ってあげました。

それはとても粘っこくて、『くちゅくちゅ♥』と擦り合わせた親指の腹との間に糸を引くほどの濃い先走り汁♥


──少し味見をしてみましょうか……♥


ぱくっ♥

ちゅぱっ……♥ ぢゅっ……♥ ぢゅるる……♥


──おいし……♥


「んはぁ……♥ マスターの味がします……♥」

「もるがんっっ♡♡ もるがんっっ♡♡ はやくっっ♡♡ はやくぅぅっっ♡♡♡」


──先走り汁を掬い取られて味わわれたことなんて、そんな経験、あるばすがないですよね?♥ 指先をねぶる私の姿は、貴方の目にどう映りましたか?♥ きっと、さぞや淫靡に映ったのでしょうね……♥


「ふふっ♥ もう我慢できませんか?」


──一度、"オンナ"を求めてしまうと、もう止まらない……♥ 我慢なんてできるはずがない……♥


特に、今の今までキスもしたことがないような、初心な童貞であるマスターが、私のような極上の美女に言い寄られて、欲望を抑えられるはずがありません……♥

もう我慢できないとばかりに腰をヘコつかせるマスターの姿に、私は思わず笑みを漏らしてしまいました。


──えぇ、構いませんよ?♥ 貴方がそこまで言うのなら、お望み通りにして差し上げますとも……♥ ただし、貴方がそれを望まなくなるまで……ですが♥


嗚呼、ニヤつきが抑えきれません……♥

いけない、いけない……♥

今は集中しなければいけません。


さて、そろそろ始めるとしましょう♥

まずは、ファースト・ステップです。


唇を小さく窄めて……♥


「──ふぅぅぅぅ〜……♥」

「あ"、あ"、あ"、あ"、あ"っっ♡♡♡」


──あらあら……♥ 吐息だけで、そんなに喘いでしまうのですか?♥ なんとも愛らしい姿ですね……♥


「少し息を吹きかけてあげただけなのですが……♥ ふふっ♥」

「あ"っっ♡♡」


「もう限界ですか?♥」

「だ、だってぇ……♡」


ついつい笑ってしまうほどに、彼は可愛らしい反応を見せてくれます。

それはそれは、こんな調子で本当に大丈夫なのか不安になるほど……♥

しかし、同時に胸の奥底から愛おしさが湧き上がってくるのを感じました。


彼を私のモノにしたい♥

彼を私だけのモノにしたい♥

絶対に誰にも渡したくない♥


それは執念にも近い独占欲。

真っ黒でドロドロとした感情が、私の中を埋め尽くしていく……♥


「もちろん、このままお口でシてあげてもいいのですが……♥」


ちゅっっばっっっ♥♥♥


──ほら、貴方の夢中になってる唇ですよ〜?♥


「く、口でしてくれるってぇぇ♡♡」


──あはは♥ 童貞さんは気持ちよくしてもらおうと必死ですね……♥ マスターなら、望めばいくらでもこんなチャンスあったでしょうに……♥


よほどあの小娘の監視がキツかったと見えます。


「えぇ、確かに私はそう言いました♥ ですが……♥」


ふぅぅぅぅ〜……♥


「あ"あ"っっっ♡♡♡」

「まさか少し吐息をかけてあげただけで、股間を震わせて悦んでしまうとは思いませんでした……♥」


──よわよわちんぽ♥ なっさけなぁい、童貞ペニス♥


「私は少し心配をしているのです……♥ マスターはこういったこと……女性との交わりに慣れていないご様子……♥」


──ですから、教えてあげます♥ そんな男の子のことを、なんと言うか……♥



「童貞……♥」

──ついでに、『マゾ♥』のと付け加えておきましょう♥ マゾ童貞のマスターさん♥



「ッッ!♡♡」


「ふふっ♥ 図星でしたか……?♥」

「い、いやっ……」


──バレバレですよ……♥


「別に隠さなくてもよろしいのですよ?♥」

「……えっ?」


──恥ずかしい恥ずかしい、童貞というステータス……♥ 男にとっては状態異常にも等しいくらい、致命的な弱点……♥


「"童貞"……♥ というのは、悪いことではありません♥ カルデアの皆を率いる者として、しっかりとした貞操観念をお持ちなのは良いことです……♥ まさに、リーダーとしての資質が備わっている、と言えましょう……♥」

「そ、それはどうも……?」


──喜んでますね♥ 嬉しいんですか?♥ 本来は恥ずかしい、"童貞"であることを褒められて……♥ そんなにも嬉しいんですか?♥


「しかし、だからこそ危うい……♥ ふぅっ〜♥」

「あ"っっ♡♡♡」


──立派な雑魚ちんぽ♥ 吐息でも感じてしまう童貞ペニス♥


「マスターのことを一番に想い、マスターのためなら身を切ってでも貴方に尽くす……♥ この世界には私のような善人ばかりではないのですから……♥」


──"マスターのことを一番に想う気持ち"は本当ですし、"マスターのためなら身を切ってでも貴方に尽くす"という言葉にも、嘘偽りはありません♥ ですが、私が"善人"というのは間違いです♥ 私は、女に不慣れなマスターをたぶらかし、骨抜きにし、快楽でもってして我がモノにしようとする"悪女"♥ 悪い女です……♥


ふぅぅぅぅぅ〜……♥


──でも……?♥ 貴方にとっては違いますよね?♥


ふぅぅぅぅぅぅ〜……♥♥


──ちんぽを気持ちよくしてくれるエッチで、スケベで、都合のいいお姉さん……♥ ちんぽの味方である私が、"悪い女"のはずがありませんよね?♥ マスター?♥


ふぅぅぅぅぅぅ〜〜……♥♥♥


ぴゅっ♡


──あらあら……♥ 先走りが吹き出して、私の唇についちゃったじゃないですか♥ なんとはしたない……♥


「はぁむ……♥ れろぉ……♥ んっ……♥ おいし……♥」


──ほら♥ たっぷり見てください♥ 唇についた先走り汁を舐め取るために動く舌から、『ぴちゃぁ……♥』ってえっちな音が鳴ってますよ♥ ……目が離せませんねぇ?♥



「このカルデアにはマスターのことを利用しようと企む輩も少なくありません……♥ 例えば、コヤンスカヤ、カーマ、BB、清姫、殺生院キアラ……♥ 名を挙げればキリがありませんが……♥ もしかすると、マシュ・キリエライトも貴方のことを……♥」

「そ、そんなわけ──♡」


──"ない"と言い切れますか……?♥ 快楽に蕩けきった頭で……♥ 無理ですよねぇ?♥ 既に私の手玉に取られたちんぽが、このモルガンを拒絶できなくなっています♥ 嗚呼……可哀想な子……♥ 私に出会わなければ、一生味わうことのないはずだった快感なのに……♥ 真っ赤な嘘を教えられても、それが嘘だと見抜けないほどに脳ミソを蕩けさせてしまって……♥ もう貴方は私に逆らえない……♥ すべて、ちんぽがよわぁいのがいけないのですよ?♥


「じゃ、じゃあとうすればっっ♡♡」

「唐突に真実を伝えられて焦る気持ちはわかりますが……♥ 少し落ち着いてください♥ まだ話は終わったわけではありません♥」


「んっっ♡♡ あ"ぁっっ♡♡ 早くっっ♡♡ 続きをっっ♡♡」

「ふふっ……♥ マスターは残された人類の最後の希望……♥ 万が一にも貴方が悪い女の手管に落ちてしまっては、この世界は本当に終わりを迎えてしまいます……♥ しかし、貴方のその無垢な身体は、まだまだ女の味を知りません……♥ ですので、私が責任を持って、悪い女に引っかからないよう指導して差し上げます……♥」


「し、しどうっっ♡♡♡ しどう……♡♡♡ しどう……して……♡♡♡ あっっ♡♡♡」

「えぇえぇ、指導して差し上げますとも……♥ 貴方の望む通りに……♥ ですが、それには一つ契約を取り交わさないといけません……♥」


──嗚呼、可笑しい……♥ こんなバレバレの嘘を信じるなんて……♥ 本当にちんぽでしか物事を考えられないようですね、今のマスターは……♥


「け、けいやく……?♡」

「えぇ、契約です♥ 今からマスターには女がもたらす快感に慣れてもらうために、気持ちよさの限界を味わってもらいます……♥」


「げ、げんかいってぇ……♡」


──気になりますよね?♥ どういうことか、教えてあげます……♥


「私のこの唇……♥」


ぷにゅっ……♥


たっぷりと魔力の籠もった青の口紅を、指先に『べったり♥』と塗り込んで……♥

それを──。



「この青の口紅には、特別な魔力が込められています……♥」

「……まりょく?」


「えぇ、そうです♥ 例えば……♥」


──マスターの内もも……♥ リンパの流れている、少し敏感な部分に……♥


ぬちゃ……♥


たっぷりと塗りつけてあげます♥


「んくっ……♡」


──あぁ、ほらほら♥ わるぅい魔力の籠もったルージュを塗られてしまいましたよ~?♥


「ふふっ……♥ そろそろ……♥」


さわっ……♥


ビクンっ♡


指で撫でてあげただけなのに、こんなにも全身を震わせちゃって……♥

どうですか?♥ ルージュの効果は?♥


「なっ……♡ なっ……♡ なにこれぇ……♡♡♡」

「マスターが感じている快感こそが、この魔力の正体……♥ このブルーのルージュは、塗りつけられた箇所に受けた快感を増幅させる効果があります……♥」


さわさわさわっっ♥♥♥


「あ"あ"っっ♡♡♡ やめっっ♡♡♡ やめてぇっっ♡♡♡」

「あらあら……♥ この程度で喘いでいては、この後の行為に耐えることなどできませんよ?♥」


さわさわさわっっっ♥♥♥


「あ"っっっ♡♡♡ イ"っっ♡♡♡ イ"っぢゃうっっ♡♡♡」

「ふふっ♥ しょうがないですね……♥ やめてあげましょう……♥」

──なんて早漏なんでしょうか……♥ 童貞で、マゾで、早漏だなんて……♥ 女に負けるために生まれてきたような存在ですね……♥


「ん"っっっ♡♡♡ あ"っっっ♡♡♡」

「……これがもし太ももではなく、マスターのおちんぽであったなら、どうなっていたのでしょうか?♥」

──どうなっていたのでしょうね?♥ これからどうなってしまうのでしょうね?♥ ほら♥ 想像なさい……♥


ちゅぱっ♥


「あ"っっ……♡♡♡」

「想像してしまいましたか?♥ 」

──想像してしまったのでしょう……♥ クスっ♥


あ~あ……♥

すっかりちんぽを硬くしてしまって……♥

まだ何もしてないのに期待しているのですか……?♥

まったく……救いようのない変態さんですねぇ……♥

先が思いやられます……♥

この先に待ち受けている自らの運命も知らずに、私の思うがままになっているのですから……♥


「マスターにこの口紅の魔力を理解していただいたところで、話を戻しましょう♥」


──口紅の魔力に取り憑かれた、哀れな子羊を導く、優しい魔女の話を……♥


「契約……の話でしたね♥ マスターは今から私と、ある契約を結んでもらいます♥ もちろん、これから行う訓練のため♥ 快感に慣れるための訓練を滞りなく進めるため……♥ 決して怪しい契約ではありません……♥ 全てはマスターのため……♥」

「はぅっっっ♡♡♡ あ"あ"ぁぁ……♡♡♡」


──あらあら……♥ もう何を言われても私のことを信じてしまうようですね♥


「けいやく……♡ けいやくするぅ……♡ するからぁ……♡」

「あらあら♥ どんな契約かも聞いてすらいないのに……♥ いいんですか?♥」


──私の予想よりも何倍も早い段階で堕ちてしまいましたね……♥ これだからマゾは……♥ まぁいいでしょう……♥ 彼が私好みの男になるまで調教するのもまた一興です♥ ダメな部分も全て愛しておりますよ、我が夫……♥


「いいよぉ……♡ もうなんでもいいからぁ……♡ モルガンのこと信用してるからぁ……♡ おねがぃ……♡」

「ふふふっ……♥ そうですか……♥ では、契約を結びましょう……♥」

──貴方の射精の自由を奪う契約を……♥


指先に込めた契約の魔力を……♥

ちんぽの根本へ向かって……♥


「契約完了です……♥ これで貴方は、貴方自身と私、双方の合意がない限り射精できない身体になってしまいました……♥ これはお互いが望まない限りマスターは射精ができないという強固な契約♥ 一方的に結ばさせられる通常の契約と異なり、二人の意思が反映されているからこその強い拘束力……♥ そして、平等な関係であることを示すための対等な契約……♥ 心配しなくても大丈夫です♥ 貴方が望んだだけでは射精できないのはもちろん……♥ 私が望んだだけでも、当然射精はできません♥ 相手方に『射精する』という行為を悪用されないための抑止力が働いているのです……♥ もし私が、マスターの射精を自由にしてしまえるような一方的な契約を結んでしまっていては大変ですからね?♥ そうならないために、お互いがお互いの手綱を握っている状態なのです♥」


──ぜぇんぶ嘘……♥ これから常に射精を懇願してしまう貴方にとっては、ただの射精禁止の契約に過ぎないというのに……♥ でも構いませんよね?♥ もう既に身も心も奪われてしまっているのですから……♥ 私が貴方のことを想ってした数々の行為によって、貴方の心はドロドロに溶けてしまったようですし……♥


「それでは早速、訓練を始めましょうか……♥ ちゅぱっ♥」


──マスターを快楽地獄へと堕とす、淫らな訓練を……♥


………

……

…


「それでは準備はよろしいですか?♥ 射精したくなっても、できる限り我慢をしてください……♥ これは快感に慣れるための訓練なので、マスターが頑張って我慢しなければ意味がないですから……♥」


こくんこくりと頷くだけで精一杯で、余裕などどこにもなかった。

早く気持ちよくして欲しい、その一心だった。


「よろしい……♥ では始めましょう♥」


はやる俺の気持ちを知ってか知らずか、モルガンはペニスに向かってゆっくりと顔を近づけてくる。

ブルーのルージュが艶めく唇をゆっくりと──。


「まずは左のタマから……♥」


ちゅ……♥


「お"っっっ♡♡♡」


ふんわりと、柔らかい唇が片方の睾丸を包み込んだ瞬間、俺は情けない声をあげてしまう。


「んちゅっ♥ んむっ♥ れろっ……♥」

「んひっ♡ あっ♡ あっ♡」


モルガンは睾丸に唇のスタンプを落とすだけでは済まなかった。

唇の間から伸びた舌が、陰嚢の皺をなぞるように這い回っていた。


「れろ……♥ ちゅっ♥ れろれろ……♥」

「あ"っっ♡♡♡ も、もるがんっっっ♡♡♡ キス以外もするなんてっっっ♡♡♡ 聞いてなっっっ♡♡♡」


「んぢゅっ♥ んむ……♥ 陰嚢を舐められることに、なにか問題がありましたでしょうか?♥ れろぉ……♥」

「あ"っっ♡♡♡ ち、ちがうけどぉ……♡♡♡」


「んじゅっ♥ んぐっ……♥ んむっ♥ では我慢なさってください……♥ そもそもマスターを狙う悪い女が、睾丸へのキスだけで済ませるわけがありませんからね?♥」


──それにこの程度ならまだ序の口です……♥


「あ"っっっ♡♡ お"ぉっっ♡♡♡」


──ふふっ♥ 少し舌先に力を入れて押し潰しただけなのに、そんなに喘いでしまうなんて……♥ まだまだこれからだというのに……♥


「んはぁ……♥」


ゆっくりと離れていくモルガンの唇。

時間をかけてたっぷりと舐られた左側の睾丸には、『べったり♥』と青色のルージュの跡が残っていた。


「──次は右側ですね♥」

「ま、まっ──あ"っっっ♡♡♡」


ちゅ……♥ ちゅぷ……♥ ちゅぱっ……♥

ちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱっ♥♥♥


「あ"ぁっ♡♡♡ あ"ぁぁっっっ♡♡♡」


キスと玉舐めに追加して、窄められた唇によって右側の睾丸が吸引されてしまう。


ちゅぱっ♥ ぢゅぼっ♥ ぢゅっっ♥♥ ぢゅろろっっ♥♥♥

れろれろれろ♥♥♥


「あ"あ"ぁぁぁっっっ♡♡♡ も、もぅむりぃぃぃっっ♡♡♡ 出したいっっ♡♡♡ 出したいっっっ♡♡♡」

「ぢゅぱっ♥ んふぅ……♥ ダメですよ?♥ まだ始めたばかりではありませんか……♥ 私は、マスターの『射精したい』という意見に同意しかねます……♥ ぢゅぱっ♥」


ぢゅるるるっっっ♥♥♥


「あああぁぁっっ♡♡♡ 吸われてるぅぅぅぅっっ♡♡♡ イっちゃうぅぅっ♡♡♡ そ、そんな吸われたらぁ……っ♡♡♡」


──吸われたらぁ……?♥ どうなっちゃうんですかぁ?♥ 絶対に出せないのに……♥


「あ"っっっ♡♡♡」


限界を超えて与えられた快感。

もう出る……!!

そう感じた俺は迫りくる快楽に身構えたものの、一向に絶頂が訪れることはなかった。


──ど、どうして!? 確かに気持ちいいはずなのに! お、おかしい……♡♡♡


そう思った直後、視界の端にあるものを見つける。

ベッドサイドテーブルに置いてある鏡。

そこに映し出されている自分の姿。

それはあまりにも惨めな姿だった。

顔を真っ赤に染め上げて、目尻には涙を浮かべながら。

股間に顔を埋めたモルガンに向かって、射精の懇願をしている自分の姿があったのだ。

その姿を見て、彼女との契約を思い出す。


──も、モルガンの許しがないと射精できない……♡♡♡


その時初めて理解した。

モルガンと交わした契約の恐ろしさを。

現時点で彼女は俺が射精することを全く望んでいないのだと──。


「ぢゅぱぁ……♥ 玉吸いはいかがでしたか?♥ 睾丸をお口の中に収められて、飴玉を舐め回すようにベロベロされて……♥ まるで食べられているようでしたでしょう?♥」

「う、うん……♡♡♡ すごく気持ちよかったよ……♡♡♡ ね、ねぇ……?♡ もうそろそろ射精させて欲しいんだけど……♡♡」


「おやぁ……?♥ もう射精のおねだりですか?♥ まだ貴方は、睾丸に青いキスマークを二つ付けられただけ……♥」


──ちょっと躾ける必要がありますね……♥


『すっ♥』と伸ばされたモルガンの手のひら。


ふにょん……♥


真っ白な肌の大地が、青のルージュにまみれた自重で垂れ下がる二つの柔らかな袋に触れた。


「んひっっっっ♡♡♡」


睾丸が沸騰したかと思った。

中に溜め込まれた精子たちが一斉に暴れ出す。


──ほら♥ 悶えろ♥ 苦しめ♥ 行き場のない快楽を、お手々の中で『ぐつぐつ♥』煮込んであげましょう♥


もみゅっ♥ もみゅっ♥ もみゅっ♥


「あ"っっっ♡♡♡ あ"ぁぁぁっっ♡♡♡ あ"ひぃぃっ♡♡♡」


──イキたい?♥ 射精したい?♥ ですが、私の同意なくば射精はできない契約です♥ 契約違反は許されませんので、どうぞご容赦を……♥


「どうしたのですか?♥ 私はただ睾丸を手でマッサージしてあげているだけですが……♥」

「あ"っ♡♡♡ んぎっ♡♡♡ も、もうやめっ……♡♡♡」


──ふふっ……♥ そんなにも辛そうに快楽で顔を歪めてしまって……♥ 私の責めに耐えかねて、今にも泣き出してしまいそうなお顔です……♥ 嗚呼……♥ 本当に愛らしい……♥


もみゅっ♥ もみゅっ♥ もみゅっ♥


「これでわかりましたか?♥ 貴方がどれだけ望んでも射精はできませんから……♥」

「あ"ぁっ♡♡♡ やだっ♡♡♡ もうやめてぇっ♡♡♡」


「いいえ、やめるわけがありません……♥ これは堪え性のないマスターを教育するための……いわば、"躾け♥"です♥ 言う事の聞けない駄犬には、しっかりと教え込む必要があります♥」

「し、しつけっっ♡♡♡ そんなっっ♡♡♡ こんなのむりっっっ♡♡♡ あ"っっっ♡♡♡」


──マゾには『キク♥』でしょう……♥ 『躾け♥』という言葉が……♥


「無理と言っている割には、貴方のおちんぽは喜んでいるようですが……?♥ さっきから『ピクピク♡』震えが止まってませんよ?♥」

「ち、ちがうっっ♡♡♡ こ、こんなっ♡♡♡ ん"お"っっ♡♡♡ きもちよすぎてっっっ♡♡♡ 無理っっっ♡♡♡」


「そういう訓練なので気持ちが良いのは当たり前です♥ マスターには限界を超えて気持ちよくなってもらいますので……♥ ほら、続きをやりますよ?♥」

「むりっっっ♡♡♡ このくんれんむりっっっ♡♡♡ きもちいいのたえられないっっっっ♡♡♡ きもちよすぎてあたまおかしくなっちゃうっっっっ♡♡♡」


「ではどうぞ、気持ち良すぎて頭おかしくなってください♥ 死ぬことはありませんので……♥」

──ただし、私の傀儡に成り果てる可能性はありますけども……♥


「あ"っっ♡♡♡ あ"あ"ぁぁぁ♡♡♡」


青色の唇の跡が妖しく艶めく睾丸を、モルガンのしなやかな手指によってゆっくりと揉みほぐされていた。

手のひらは玉の皺をさすり上げ、5本の指先は睾丸と竿の接続部を『すりすり♥』と優しく撫で回す。

やがて、陰嚢全体がすっぽりと手のひらに包まれてしまうと、『ぎゅっ……♥ ぎゅっ……♥』という感触とともに、睾丸をゆっくりと握り込まれてしまった。

玉の裏側にある精巣へと血液が流れ込み、精子の製造を強制される。


「どうですかぁ〜?♥ 感度倍増♥ モルガンの特製魔法によるリップマーク付き玉揉みマッサージは……♥」

「あっ♡ あぅっ♡♡ これすごぃいぃぃっっっ♡♡♡」


一揉み一揉み。

モルガンの手のひらが睾丸を優しく握り込むたびに、玉の中では『ギュルギュル♡』と精子が渦巻く。

新たな精子を精巣から搾り出す要領で、『すべすべ♥』の手のひらに睾丸を弄ばれてしまっていた。


そして彼女は玉のマッサージを続けながら、竿に向かってそっと唇を寄せてきて──。


「あぁぁぁ……♡♡♡ やめ……♡♡ やめてぇ……♡♡♡」


ちゅっ……♥


「あ"っっっ♡♡♡ あ"はぁぁぁぁ……♡♡♡」


優しく押し付けられた『ふわふわ♥』の唇。

『ぷるん♥』とした柔らかい感触が、竿の根元に不時着した。

そこから伝わる快感は今まで味わったどんなものよりも気持ちよく、硬いはずの竿が『トロトロ♥』に溶けてしまったかと錯覚してしまうほど。

しかし当然、モルガンは唇を押し付けただけで終わるはずもなく、『ぬめり♥』を帯びた柔らかな唇はそのまま何度も吸い付いてくる。

飽くまで優しく、触れるか触れないかギリギリの距離を保ちつつ、『ちゅっ♥ ちゅぱっ♥』っと淫らな水音を奏でていて。

それでいて執拗に繰り返されるキス愛撫。

何度も何度も優しく吸い付かれてしまっては、尿道の奥に潜む精液たちが『早く出せ♡』と言わんばかりにせり上がってくるのを感じてしまう。


ちゅぅ……♥ ちゅうぅ……♥ ちゅぅぅ……♥♥


「あ"あ"ぁぁっっ♡♡♡ だめぇっっっ♡♡♡」


竿の根元に吸い付いた魔力の籠った肉厚なリップ。

しかも、それだけではない。

フェイスベール越しに見える、彼女の口元に浮かぶ笑み。

それがどうしようもなく淫靡な雰囲気を漂わせていた。

まるでこちらを誘惑するような妖艶な笑みを向けられていて──。


「ぢゅぷっ……♥ んはぁ……♥ ふふっ、ペニスの根本にまた一つ、青い印が増えてしまいましたね……♥」

「うぁ……♡♡」


竿の根元に浮かび上がった青いキスマーク。

その中心に舌を這わされてしまえば、射精を超越した疼きが股間を襲う。


「んふっ……♥ れろっ……♥ んむっ……♥」

「うぁぁぁぁ……♡♡♡」


苦痛ならいくらでも耐えられる。

苦難ならいくらでも乗り越えられる。

しかし快楽だけは耐えられない。


──限界ですか?♥ では、もっと狂ってください♥ もっともっと狂って、私を求めてください♥ 私無しでは生きられない身体にしてあげます♥ この唇の虜にして、一生可愛がってあげますから……♥

ほら……♥ お次はこっち……♥ この太い血管の上に……♥


『ぬらぬら♥』と竿をくすぐっていた舌の先端が、ちょうど竿の真ん中あたりで動きを止めた。


ちゅぅぅぅぅ……♥♥♥


そのままゆっくりと優しく押し付けられた唇に、肉竿が沈み込む。

ペニスを走る血管を中心に、唇が吸い付くように密着したかと思えば、すぐに離れてしまう。

まるで、焦らされているかのような感覚だ。


「んふふっ……♥」

「あ"っ……♡♡♡」


「ふふっ、そんなに切なそうな声を出してしまって……♥」

「あ"っ……♡♡♡ ん"ん"……♡♡♡」


──もっと欲しいのでしょう?♥


「どうされましたか……?♥」

「そ、それは……♡」


──正直になりなさい♥


「マスターも辛そうですし、今日はここまでにしておきますか?♥」

「えっ……!?♡」


突然の提案に驚くも、身体は正直なもので、射精欲が高まっている事実からは逃れられなかった。


──射精したい♡ 射精したい♡♡ 射精したい♡♡♡


頭の中は射精することでいっぱいだった。


──あ〜あ……♥ かわいそうに……♥ 射精したくてしたくてたまらないんですよねぇ?♥ ですが、射精の権利は私が握っています♥ 泣こうが喚こうが、私の同意なくば『ぴゅっぴゅ♥』はできませんからねぇ〜……♥ さぁ、わかったら早く私に媚びなさい♥腰をヘコつかせて、情けなく懇願しなさい♥ 貴方の命運は今、私の手の中に握られています♥


「──どうされますか?♥」

「や、やるっっっ♡♡♡ くんれんっっ♡♡♡ まだつづけるっっっ♡♡♡」


──すっかり快楽の虜……♥ 口では訓練と言っても、ただ気持ちよくなりたいだけでしょうに……♥ まぁ、こちらとしては好都合ですけれど……♥


「そうですか♥ それはよろしいことです♥ ……では、再開しましょうか……♥」


そう言って、もう一度竿へと唇を押し当ててくるモルガン。

唇の感触自体は先程と変わらないものの、キスマークの魔力のせいで快感は段違い。


「あぁ……♡♡♡」

「ふふふっ……♥」


竿の付け根に『ちゅっ♥』と唇を落とされ、甘い吐息を吹きかけられると、それだけで背筋がゾクゾクと震え上がってしまう。


「あ"あ"っ♡♡♡」

「ふふ、情けない声ですね……♥ 可愛いですよ?♥ マスター……♥」


ちゅっ……♥ ぢゅるっ……♥ れろぉぉぉ……♥


唇の隙間からまるで別の生き物のように蠢く舌先が顔を出し、竿の中心を下から上へと舐め上げる。


「んお"っっ♡♡♡」


たった一度舐められただけなのに、身体が『ビクンっ♡』と跳ね上がるほどの強烈な快感。

でも出せない。

射精できない。

絶頂寸前なのにイけない。

そんなもどかしい感覚が睾丸の中で渦巻いていた。


そんな状態のまま、裏筋を登り詰めたモルガンの舌先が、カリ首との合流地点を──。


ちろっ……♥ ぺろっ……♥


「お"お"っ♡♡♡ あ"っっ♡♡♡」


その瞬間、先ほど更新された快感の臨界点を、またもやあっという間に突破されてしまう。

モルガンによって施された『感度倍増♥』のリップマーク。

『チロチロ♥』と包皮小帯を舌先で刺激されれば、竿と睾丸のそれらが一斉に疼き出す。

今まで経験したことのないような、未曾有の刺激に襲われて、睾丸の中の精子たちが『早く出せ♡』とばかりに暴れ狂う。

しかし、いくら身体をくねらせても、睾丸の中では精子達が暴れるばかりで、決して解放されることはなかった。

モルガンが望まない限り、強固に交わされた契約が射精そのものを阻害する。

それは何ものにも代え難い苦痛となって精神を蝕んでいく。


「──ちゅぱっ……♥ はぁ……♥ 裏筋にもしっかりとマーキングしておきましょうか……♥ んっ……♥ ちゅっ……♥ ちゅっ……♥」

「ん"っっっ♡♡♡ お"っっっ♡♡♡」


『むっちり♥』と肉の傘に絡み付いてくる、真っ青な唇。

『ぷっくり♥』とした肉厚な唇の先っぽが、『ガチガチ♡」に硬く、しっかりと張り出した肉傘の溝部分を何度もなぞってくる。

時折顔を出す舌先が、唇肉の届かない部分まで余すことなく丁寧に舐め上げていき、まぶされた唾液ごと吸い上げられてしまえば、あまりの快感に腰が砕けそうになっていた。


「も、もるがん……♡♡♡ あ"あ"あぁぁぁ……♡♡♡ だめぇ……♡♡♡」

「んぢゅぱぁ……♥ はぁ……♥ あ〜あ……♥ これで合計5つのキスマークを付けられてしまいましたね♥ タマに2つ、竿の根元と中心にそれぞれ1つ、そして裏筋とカリとの敏感な合流部分に1つ……♥」


「んぁっ♡ あ"っ♡ あ"あ"ぁぁっっっ♡♡♡」

「ふふっ……♥ もう射精することしか考えられないんじゃないですか〜……?♥」


「ん"ん"ん"ん"ん"っっ♡♡♡ しゃっっ♡♡ しゃせいさせてっっ♡♡♡ ださせてっっ♡♡♡ いきたいっっ♡♡♡ イ"ぎだい"っっっ♡♡♡」

「あははっ♥ ダメですよ?♥ だってまだ綺麗な部分が残ってるじゃないですか?♥ 綺麗なピンク色の『ぷりっぷり♡』の亀頭……♥ ここにもしっかり印をつけておかないといけませんよね……?♥」


そう言って、ペニスの先端……尿道口付近へ顔を寄せてくるモルガン。

唾液をまとい、潤ったブルーの瑞々しいリップが、唇の細かな皺までも観察できるほど、妖しく艶めいていて──。


「あ"っっっ♡♡♡ まっっ♡ まっっ♡♡ まっ──♡♡♡」


ちゅぅぅぅぅ……♥♥♥


「あ"あ"あ"あ"あ"あ"……♡♡♡」


今更モルガンが止まるはずがなかった。

ツルリとした亀頭の表面に落ちてきた唇は、まるで吸盤のように密着して離れない。

それどころか、その密着度合いはさらに増していく一方だ。


ちゅうううぅぅぅ……♥♥♥


「うあああぁぁぁ……♡♡♡」


先端から溢れ出した先走り汁は、全て青のリップへと吸い込まれてしまう。


──き、きもちいい……♡♡♡


『ちゅぅ……♥』と優しく先端へ吸い付くように食まれれば、腰の奥からゾワゾワするような快感が込み上げてきて、さらに我慢汁が溢れ出る。

それを舐め取るように舌を這わされてしまえば、もはや限界だった。


「……イキたいですか?♥」

「うっ……♡♡ あぅっ……♡♡♡」


亀頭の先に感じる柔らかな感触。

『ぷるん♥』とした弾力のある唇が押し当てられた瞬間、全身の筋肉という筋肉が強張り、足の指がキュッと縮こまった。


「ふふっ……♥」


妖艶な笑みを浮かべた彼女は、そのまま口を大きく開けると──。


ぢゅるるるるるる♥♥♥


一気に根本まで咥え込んだ。


「ん"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"♡♡♡♡♡♡」


『ぬるぬる♥』の唾液で満たされた肉の洞穴内に呑み込まれた肉棒。

柔らかな頬肉の裏側と少し硬い口蓋。

そして、肉厚な舌。

その全てが肉竿を抱きしめるように包み込んでくる。


「んお"ぉ"ぉぉ……♡♡♡」

「んふっ……♥ じゅぞぞ……♥」


モルガンは、唾液が溢れないようにと卑猥な音を立てながら唇を窄め、喉の奥深くへと迎え入れていく。


「お"♡ お"♡ お"♡ お"……♡」


熱く濡れた口内粘膜がぴったりと貼り付き、隙間なく密着してくる感覚。

モルガンの喉奥に咥え込まれた状態で、唾液をたっぷり纏った舌がゆっくりと動き始めた。


ぢゅっ……♥ ぢゅる……♥ ぢゅぽ……♥


『ぬらぬら♥』と蠢く舌に絡み付かれてしまった肉の竿。

軟体動物のように柔らかくぬるついた感触が、竿の根元から裏筋に『ねっとり♥』と纏わり付いてくるのだ。


「あ"っ♡ あ"あ"あ"あ"ぁぁぁ……♡♡♡」


竿の芯に響くような強烈な快感。

硬く張り詰めている筈の肉棒が、蕩けるような柔らかさに包まれたまま熱い口の中で溶かされていくようだった。

『にゅるっ♥』とした独特の感覚がたまらない。


「あ"あ"あ"……♡♡♡ も、もるがん……♡♡♡ もるがんんん……♡♡♡」


口腔内部で肉棒を愛撫されるという初めての経験。

ベッドシーツを握る手には自然と力が籠り、腰を浮かせ身悶えし、うわごとのように彼女の名前を口ずさんでいた。


──嗚呼、お辛いですよねぇ……♥ 早く出したいですよねぇ……?♥ でもまだダメです♥ もっと悶える姿を見せて下さい♥ もっともむと私を求めて下さい♥ 貴方をこの苦しみから救ってあげられるのは、私しかいない♥ ……貴方には私しかいない♥ ほら……♥ 舌でちんぽを『よしよし♥』してあげるたびに、貴方の中で私という存在が大きくなってくるでしょう?♥ ……貴方は私のモノです♥ 他の誰でもない私だけのモノなのです♥


フェイスベール越しに感じる目線。

『じっとり♥』と熱を帯びた瞳が、こちらを捉えて離さない。

見えない筈のモルガンの目と視線が合った気がした。


「……んふっ♥」


そんな俺の反応を楽しむかのように、モルガンはゆっくりと時間をかけて責め立ててくる。

まるで飴玉でも舐めるかのような緩慢さで竿を舐め上げる舌の動き。


「ぐちゅっ……♥ ぐぽっ……♥ れろぉ……♥ ぢゅぞぞ……♥」


竿の根元を優しく締め付けてくる唇肉の輪っかから、淫靡な水音が漏れ出し、聴覚を犯されていく。


「ぢゅるる……♥ れろっ……♥ ぐちゅ……♥ ぢゅぽっ……♥」


竿の付け根から先端にかけて何度も何度も舐め上げられ、その度に腰の奥の方で何かが弾けるような感覚に襲われる。


「も、もるがんっっ♡♡♡ あ"あ"あ"あ"あ"……♡♡♡ イ"ぎだい"っっ♡♡♡ イ"ぎだい"っっ♡♡♡ あ"あ"あ"あ"あ"あ"……♡♡♡」


股の間で肉棒をしゃぶる彼女に助けを求め、浮かべたるは苦悶の表情。

しかして、当の彼女は俺を限界のそのまた向こうの向こうへと追い詰めようと、俺の言葉には一切耳を貸さなかった。

それどころか──。


「あ"っっっ♡♡♡ やめっっっ♡♡♡ あ"あ"っっ♡♡♡」

「んふっ……♥ ぐぽぽぽぽぽ……♥♥♥」


『ぐぷっ♥』と音を立てて竿全体を包み込む、熱量を持った肉の洞穴。

その洞穴に迷い込んだ哀れな肉の竿を慈しむように、モルガンはゆっくりと頭を上下させ始めた。


ぐぢゅっ♥

ぢゅっ♥

ぢゅぷぷぷぷぷ……♥♥♥

ぐぽぉ……♥


唇の端から漏れ出す空気が、唾液の泡となって卑猥に弾け飛んだ。

モルガンは口いっぱいに含んだ肉棒の味を確かめるかのように舌を絡めながらゆっくりと──。


んむっ♥ ぐちゅっ♥ んむっっ♥ んっ♥


唇の肉輪っかで尿道に溜まった我慢汁を。

まるでチューブから搾り出すかのように、唇でペニスを扱き上げていく。


「あ"あ"あ"あ"……♡♡♡ やっっ♡♡ やばっっ♡♡♡ もるがんっっ♡♡♡ それやばいっっ♡♡♡ きもちよすぎてっっ♡♡♡ あたまっっ♡♡♡ おかしくなりゅっっ♡♡♡ あ"っっ♡♡♡」


ぢゅぞぞぞぞぞぞ……♥♥♥


口腔内の空気は全て抜き取られ、代わりに真空状態となった口内粘膜が、ペニス全体を抱き締めてくる。

唇の皺の一本一本に至るまで、竿の外径に沿うように密着した唇肉は、外部からの空気の侵入を許さない。

さすれば自然と、吸い付いた唇の吸引力が唯一繋がった穴へと掛かってしまう。

肉棒の先端で『パクパク♡』と開閉を繰り返す鈴口。

そこから何もかも吸い出さんとばかりに、強烈なバキュームが襲いかかってくるのだ。


ぢゅっぼぼぼぼぼぼぼぼぼ♥♥♥


「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"♡♡♡♡♡」


絶叫。

だがしかし、当然射精することは叶わない。


──イキたい♡ イキたい♡♡ イキたい♡♡♡ イキたい♡♡♡♡ イキたい!!!♡♡♡♡


頭の中で『イキたい』という文字が無限ループしている中、無情にも行われるバキュームフェラ。

高まりすぎた吸引力は、尿道内の我慢汁を一滴残らず吸い出してしまい、もう何も残っていないと思われたところから、今度は空気の球を吸い上げるのだ。

それはまるで竿の内側を犯されているような感覚。

本来は精液を伴っているはずの空気の球が、泡立ち、尿道内を擦り上げ、鈴口から弾けるようにモルガンの喉の奥へと消えていく。


やがて、唇の輪っか肉がカリの段差に引っかかる頃には、精も根も吸い上げられてしまっていた。


ぢゅっっぽんっっっ♥♥♥


「あ"っっっっっっ♡♡♡」

「んはぁ……♥」


不意に吸われていたものが開放され、思わず声が出てしまう。

亀頭の先っぽに感じる熱い吐息。

それは紛れもなく彼女の唇から吐き出されたものだった。


「イキたいですか?♥」


たったの一度、吸い付かれただけなのに──。

モルガンに『イキたいか?』と訊ねられた瞬間、理性が崩壊していく音がした。

何もかも限界だった。

もう我慢できなかった。

このままでは死んでしまうとすら思っていた。


「イキたい……♡」


やっとの思いで絞り出した短い言葉。

ただただ快楽を求めるだけ弱ったの雄の声。

そんなか細い声を聞いたモルガンは、『ニヤリ♥』と口元を歪ませた。

ひどく淫靡で、妖しい笑みを浮かべていた──。


「……えぇ、いいですよ♥ ただし……♥ ここで射精したくば、貴方には私の夫となっていただきます♥」

「──え?」


突然言われた言葉に困惑する俺をよそに、彼女は言葉を続ける。


「私の旦那様として生涯を捧げてもらうのです♥ 当然、私の命令に逆らうことは許されません♥ 私が望めばいつでもどこでもセックスして頂きます♥ それがベッドの上でなくとも、例え任務中であろうとも、大事な後輩のマシュ・キリエライトの目の前であってもです♥」

「そ、そんな……お、おかしいだろ……!!」


先程までの快感の熱が一気に冷めていく気がした。

いくら何でも、そんな馬鹿げた条件を受け入れる訳にはいかない。

受け入れられるはずがない!!

そんな俺を股の間から見上げるように、モルガンは『クスクス♥』と笑っていた。


「あら? 私のモノになるのは嫌でしたか?♥」

「い、いやとかそういう問題じゃなくて……」


俺の答えを聞いて、再び笑うモルガン。


「な、なにがおかしい……!」

「嫌なら構いませんよ?♥ ……ですが、よろしいのでしょうか?♥」


妖しく歪んだモルガンの唇が、再びゆっくりと肉棒へ近づいてくる。


「んはぁぁぁぁぁ……♥」


モルガンの唾液が乾きかけた肉棒に、吹きかけられた熱い吐息。

湿度の高い息に撫でられただけで腰が浮きそうになるほどの快感に身震いしてしまう。


「あ……ああぁ……♡♡♡」

──な、なんだこれ……♡♡♡ きもちいいぃ……♡♡♡ こんなの知らないぃぃ……♡♡♡


脳髄まで響くような刺激的な感覚に思考が追いつかない。

さっきまでとてもひどいことを言っていたはずの目の前の女に、とてつもない愛おしさを感じてしまう。


これが彼女の言う『愛』なのだろうか……?

いや違う……!

これはただの洗脳だ……!!

こんなやつの言うことなんて聞いちゃだめだ……!!!


そう強く思うものの──。


「──ちゅぱっ♥」

「んああぁぁぁ……♡♡♡」


見せつけるように唇を鳴らされただけで、背筋を駆け巡る甘い電流のような痺れ。

これから何をされるのか、想像することすらできないほど、頭の中が青一色で埋め尽くされていく。

モルガンの真っ青な唇に征服されてしまう。

ペニスが脈打つたびに、身体中から力が抜け落ちていくようだった。

しかし、それと同時に股間の奥深くから『ドロドロ♥』とした何かが込み上げてくる。

その衝動を抑えようと下腹部に力を入れたところで──。


「れろっ……♥」

「んひっ!?♡」


突然の刺激に情けない声を上げてしまった。


「れろっ……れろれろれろ……♥」

「ちょっ……まっ……♡♡♡ だめっっ……♡♡♡」


真っ青な唇から這い出てきた、ピンク色の舌肉。

舌先から滴り落ちるほど、大量の唾液を纏った肉厚な舌が、ブルーのキスマークの上を這っていく。


「ふふ……♥ れるっ……♥ ちゅっ♥♥♥」

「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"っっっ♡♡♡」


強烈な快感に耐えかね、大きく仰け反ってしまう身体。

ガクガクと震える膝頭を両手で押さえつけながら、必死になって歯を食いしばり、声を押し殺す。

そんな様子を嘲笑うように、妖艶な笑みを浮かべた女帝は、自らが付けたリップ痕に『ねっとり♥』と舌を這わしていく。

すると、青い唇の痕が、一斉に妖しい輝きを放ち始めた。


「あ"がっ……♡♡♡ あ"がっ……♡♡♡ あがががが……♡♡♡ もるがん……♡♡♡ もるがん~~……♡♡♡」

「んふふふ……♥ ちゅっ……♥ んはぁ……♥ 思い出しましたか?♥ マスターは誰に射精の権利を握られているのかを……♥」


「あ"あ"あ"あ"あ"っっっっ♡♡♡ イキたいっ♡♡♡ イキたいよぉっ♡♡♡ おねがいっ♡♡♡ もう射精させてぇっっ♡♡♡」

「うふふ……♥ 思い出したようですね♥ 誰が貴方のちんぽを支配しているのか……♥」


「はいぃっ♡ おもいだしまひたぁっ♡ もるがんにっっ♡♡♡ もるがんさまに、おちんぽ支配されてますぅっ♡ だから射精させてくださいっっ♡♡♡」

「あらあら……♥ すっかり乱れてしまって……♥ そんなにイキたいのですか?♥」


「イキたいっっ♡ イキたいっっ♡ イキたいっっ♡♡♡」


必死に懇願しながら腰を突き上げるも、哀れなペニスはただただ空を切るばかり。


「射精を取り上げられて、とんだお馬鹿さんになってしまったみたいですね……♥ 射精したかったら、どうするんでしたっけ?♥ さっき、私はなんと言いましたか?♥」

「ふぐっ……♡♡ ぐすっ……♡」


射精という絶対的な快感を取り上げられ、涙と鼻水で顔をぐちゃぐちゃにした俺は、サーヴァントであり女王である彼女に服従する以外の選択肢を持ち合わせていなかった。

そして、とうとう自ら望んでしまう。


「──け、結婚します♡♡♡ モルガン様のモノになります♡♡♡ 俺の全てを捧げます♡♡♡ モルガン様を全力で愛します♡♡♡」

「……いいでしょう。では誓いなさい。貴方は私の夫となり、生涯を捧げると……♥」


「はいっ!♡♡♡ 誓わせていただきますっ!!♡♡♡ この命尽きるまで、貴女を愛し続けます!!♡♡♡」

「よろしい……♥」


それはモルガン様と俺が夫婦となった瞬間であり、ようやく射精を許された瞬間でもあった。


ちゅっ♥


『ふわふわ♥』の唇に亀頭が柔らかく押し潰されたかと思うと──。


にゅぷぷぷぷぷぷぷぅぅ……♥♥♥


肉棒がモルガン様の喉奥深くまであっという間に呑み込まれていく。

喉奥の柔らかい部分が鈴口を押し潰し、ざらついた舌先が裏筋を舐め上げてくる度に、腰の奥から熱いものがこみ上げてきた。


「も、もるがんさまっっ♡♡♡ もっっ♡♡ もうっっ♡♡♡」

「んふふふ……♥」


にゅぽっ♥ ぐぽっ♥ にゅぷっ♥ ぢゅぷっ♥


粘っこい水音を立てつつ、上下運動を繰り返す彼女の頭頂部を見つめながら、俺は快楽に溺れた嬌声を上げることしか出来なかった。


ぢゅぷっ♥ ぢゅぽっ♥ ぢゅるるっ♥ ぐちゅっ♥ くちゅっ♥


フェイスベールの隙間から覗く『ぷりっぷり♥』の唇が、精を搾り取るために窄められ、『きゅぅぅぅ~っ♥』と締め上げられるたびに腰が浮いてしまいそうになるほど気持ちがよかった。


「あ"あ"あ"あ"あ"あぁあぁぁ……♡♡♡ ちんぽとけりゅっっっ♡♡♡ とけちゃうっっっ♡♡♡」


腰を浮かせたところで逃れられないと、本能で悟ってしまう。

腰が勝手に引けてしまうものの、そんなことは許さないとばかりにモルガンの手が腰に回され、決して逃すまいとしてくるのだ。

モルガンは口腔内に捉えた肉竿を、『ぐっぽ♥ ぐっぽ♥』と下品な水音を響かせながらしゃぶり立てていく。

『ぶちゅぅ……♥』っと卑猥な音を奏でながら唇を滑らせていけば、そのたびに『びくっ♡』と震える肉棒の反応を楽しむかのように。

彼女は何度も何度も同じ動作を繰り返し、頭を上下に振りしだいていた。


ぢゅぞぞっ♥ ぢゅっ♥ ぢゅろっ♥♥ ぢゅぽぉっ♥♥♥


まるで何かを催促するかのように。

『ぢゅるるるっ♥』と音を立てて吸い上げられれば、肉棒の先端からは我慢汁が溢れ出す。


「んっ♥ んふっ♥ ふっ♥ んっっ♥♥」


モルガンは短く鼻を鳴らしながら。

溢れ出したそれを『ぢゅるぢゅる♥』と美味しそうに啜られてしまえばもうたまらない。

股間の奥の方からこみ上げてきた耐え難いほどの快感が、睾丸にたっぷりと溜め込まれた欲望の塊を尿道へと押し上げる。

妖しげなベールに包まれたモルガンの顔が上下に動くたびに、尿道内をせり上がってくる熱い衝動。

射精できなかったことが嘘のように、半固形状のゼリーのような液体が出口を求めて内壁を擦り上げていく。


「あ"っ……♡ あ"あ"あ"あ"あ"あぁっ……♡♡♡」


待ち望んでいた快感に思わず声が上ずってしまう。

もはや絶頂までは秒読みで──。


ぢゅぷぷぷぷぷぷぷ……♥♥♥

ぎゅっ♥♥♥ きゅぅぅぅ♥♥♥

ぢゅぞぞぞぞぞぞぞ♥♥♥


突如、口内奥深くへ誘い込まれた肉棒の先端が喉奥で締め付けられ、凄まじい勢いで吸い上げられた。

我慢など一切させる気のない本気のバキューム。

精を搾り取ることに特化した女帝の口淫の前に、射精寸前の状態から絶頂メーターが振り切って針がぶっ壊れる程の快感を叩き込まれてしまえば、耐えられる道理などあるはずがなかった。


「あっ……!?♡♡♡ だめっ♡♡♡ イクっ♡♡♡ イッちゃうっ♡♡♡ イくっ♡♡♡ イグぅぅぅ~~~っっっ♡♡♡」


ぶっっ……♡♡♡

ぶぴっっ……ッッ♡♡♡

どぽっ♡♡♡

どぷっっ♡♡♡


──どびゅっっっ♡♡♡


ぶびゅるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅ♡♡♡

ぶびびびびびびびびびびぃぃいぃ♡♡♡

ぶぴっっっ♡♡♡ ぶぴっっっ♡♡♡

どぷぷぷぷぷぷぷうぅぅぅぅ♡♡♡


「んふっっ♥♥♥ んっっ♥♥♥ んふぅっっ♥♥♥」

ぢゅぞぞぞぞぞ……♥♥♥


突然の吐精にも動じることなく、モルガンはそのまま喉を鳴らし続ける。

それどころか、『もっと♥ もっと♥』と精液をねだるように吸い付いてくる。


「んふっ……♥ んぐっ♥ んぐっ♥ んぐっ♥」

「あ"あ"っっっ♡♡♡ もるがんっっっ♡♡♡ イッたからっっ♡♡♡ もうイッたからっっっ♡♡♡」


両手を彼女の頭に添えて、限界だと訴えるも、モルガンは一向に口を離そうとしなかった。

むしろ、さらに強く吸引し、頭を上下に動かして。

射精を促してくる始末である。


「んぐっ♥ んぐっ♥ んぐっ♥」


ちゅるるるっっ♥♥ ぐちゅっ♥♥ ぐちゅっ♥♥

ぐぽっっ♥♥ ぐぽっっ♥♥ ごきゅっっ♥♥

ずろろろろっっ♥♥♥


本来、美しく整った形をした艶やかで真っ青な唇。

誰もが羨むような魅惑のリップ。

それが見まごうばかりに厭らしく。

下品に歪み。

男根を貪り尽くすように、淫らな水音を立てながら『ぢゅぽぢゅぽ♥♥』とピストン運動を繰り返す。


「あ"あ"っっっ♡♡♡ あ"っっ♡♡♡ もるがんっっっ♡♡♡」


肉厚な唇の裏側で、カリの段差を何度も何度も擦り上げられ、亀頭全体を『ぬるぬる♥』の肉粘膜で包み込まれてしまえば、出したばかりということも手伝って、情け無い声も漏れ出してしまうというもの。

アクセントとして、時折『ちゅっ♥』っと亀頭を吸い上げられるたびに、背筋がゾクゾクするほどの気持ちよさが加速する。


「ちゅっ……♥ ぢゅぷっっ♥♥ ぢゅるるっ♥ ちゅっちゅっちゅっ♥」

「ああっ……!♡♡♡ き、きもちいっ♡♡♡ きもちいいよぉ……♡♡♡」


高まりすぎた感度は股間のペニスを馬鹿にさせ、先端からは壊れた蛇口のように白濁が垂れ流されていた。


「ぢゅるるっ♥ ぢゅぱっ♥ ぢゅるるっ♥」

「お"ぉおっ♡♡♡ お"ぉぉおぉ♡♡♡」


しかし、そんな状態になってもなお、睾丸は精子を作り続けていた。

それもそのはず、男の急所と言うべき睾丸に、いつの間にやら伸ばされていたモルガンの手指。

薄く透き通った肌の色をした手のひらは、柔らかく『すべすべ♥』の窪みの上で転がすように、玉袋の表面を撫でさすり。

白魚のように美しく、パーの形に開かれた5本の細指は、それぞれが意思を持っているかのように、それぞれバラバラの動きをしてみせ、睾丸の皺を優しくなぞり上げていく。

まるでイソギンチャクのように開いて閉じてと開閉を繰り返すモルガンの指先達が、睾丸の上を這い回るたびに、得も言われぬ心地よさが押し寄せてくるのだ。

そして、それはただ単に気持ちいいというだけではなかった。

睾丸の中に溜まった精子たちを一斉に掻き混ぜられているかのような感覚。

モルガンの手のひらに子種を掌握され、生殖の権利を握られてしまっているような錯覚に陥っていた。


さわさわ……♥ くにくに……♥ すりすり……♥


どぷぷぷぷぷぅぅ……♡♡♡ ごぽぉ……♡

どぷっ♡ どぷっ♡ だぱぁ……♡♡♡


「んふぅ……♥ ぢゅっ♥ んぐっっ♥♥ ぢゅるっ♥ ぐぽっ♥ んぐっ♥ んぐっ♥ んぐっ♥ ぐっぽぉ♥♥♥ ぢゅろろっっ♥♥♥」


モルガンは俺が精を放出するタイミングに合わせるように。

『きゅぅぅぅ♥』と唇で肉竿を締め付けつつ。

『ぐぽっ♥ ぐぽっ♥』と首をゆっくりと上下に動かしながら。

唾液と精液の海となった口内を、肉厚な舌で『ぐちゅぐちゅ♥』と掻き混ぜていき。

吐精の止まらない先端をストローのように啜りながら、全てを胃の中に収めようと最後の一滴まで搾り取る。

勿論、今この瞬間も睾丸に纏わり付いた手のひらは、人差し指と親指を使って陰嚢を挟み込み、『ぐにゅり……♥ ぐにゅり……♥』と優しくマッサージして精の吐出を手伝っていた。


「あ"っっっ♡♡♡ がっっっ♡♡♡ すっっ、すわれりゅっっ♡♡♡ ぜんぶっっ♡♡♡ もってかれりゅっっっ♡♡♡」

「ぢゅぅぅぅぅぅ♥♥♥」


肉竿に吸い付いたモルガンに弄ばれ続けた俺は、ただただ精を吐き出すことしか能の無くなった傀儡と化してしまっていた。


「ぢゅるるるっ♥♥♥」

「あ"あ"あ"あああぁぁぁ♡♡♡」


女王が精を求めれば、睾丸は元より尿道にへばついたザーメンまでも献上させられて──。


びゅくっっ♡♡♡ ぶびゅっっ♡♡♡ どぽっっ♡♡♡


「んくっ♥ ぢゅぷっ♥ ぢゅぷっ♥ ぢゅぽっっ♥ んっ♥ ぢゅぅぅぅぅぅぅ♥♥♥ ぽんっっっ♥♥♥ んへぇ……♥」


やがて、ペニスの脈動に合わせて迸った白濁液を一滴残らず口の中に閉じ込めた女帝は、妖しげに口元を歪ませて。


「んへへへ……♥」


搾り取った貢ぎ物でいっぱいの口内を。

それを俺に対して見せつけるように彼女はゆっくりと口を開き始める。


「んれぇ……♥」


真っ青な唇が、上下へと二つに割れていき、その奥では粘度の高い透明な粘液が糸を引き、『ぷつり♥』と千切れた。


「あ"っ……♡」


短く漏れた言葉。

見せつけるように開かれた口の中を凝視してしまう。

暗く赤色をしているはずの肉洞穴の床面は、搾り取られた白濁色の液体で埋め尽くされていて、その中心からは赤く濡れた舌先が顔を覗かせていた。


くちゅ……♥ くちゅ……♥

くちゅり……♥


真っ白なザーメンプールの中で泳ぐ真っ赤な舌が、『ドロドロ♥』の白濁を撹拌する。


くちゅり……♥ くちゅ……♥ くちゅくちゅ……♥


「んふぅ……♥」


うっとりと声を漏らしたモルガンは、青臭い苦味を堪能するように、白い海を掻き分けながら舌を絡ませ、味蕾の上にねっとりとした濃厚な精液を塗りたくる。


「んふっ……♥」


そしてそのまま、じっくりと時間を掛けて舌の上で味わい尽くした後、口を閉じつつ喉奥へと流し込み。


「んっ♥ んっ♥」


短く鼻を鳴らした後。


こくっ♥

ごくっ♥


ゆっくりと嚥下した。


「んはぁぁぁ……♥」


艶めかしい吐息を漏らしたモルガンは、自身の唇を指先でなぞると、もう一度ゆっくりと。

『口の中を見てみろ♥』とでも言うかのように、大きく口を開いてみせた。


がぱぁ……♥♥♥


開かれた洞穴内。

ついさっきまで溢れんばかりに注がれていた白濁汁は全て飲み干されてしまい、今はもう空っぽ。

赤色の口腔粘膜が淫らに濡れ光り、『テラテラ♥』と光を反射している様は実に厭らしく──。


「ふふ……♥」


短く笑ったモルガンは、俺の太ももに手を置き、身体を乗り出すと、今度は耳元に顔を近づけてきて。


「ご馳走様でした……♥ でも、まだできますよね?♥ 我が夫……♥」


蠱惑的な声でそう囁かれた瞬間──。


ぞくぞくぞくっっっ♡♡♡


甘い電流のような感覚が全身を駆け巡り、下腹部の奥が『きゅん♡』っと疼いた。


「私の可愛い人……♥」


『ちゅっ♥』っと頬に口づけされた瞬間、もう一度、全身に甘い痺れが走る。


あぁ、この人からは逃れられない……♡


そう思った時には既に遅く、俺はモルガンのことを本気で好きになっていたようだった。

いや、好きだなんて生易しいものではない。もっと深い感情だ。

もう、この人が居ない人生など考えられないほどに、俺は彼女に心を奪われてしまっていて。


股間では彼女のモノとなった証のように、青色のリップマークが妖しく照り輝いていた──。


………

……

…


「──さぁ、マスター……♥ いえ、我が夫よ♥ 貴方の可愛いお顔をよく見せてくださいまし♥」


ベッドの上に仰向けに寝転がる俺を跨ぐようにして膝立ちになったモルガンは、妖艶な笑みを浮かべながらこちらを見下ろしている。


──今からセックスをする。


数多の戦場を潜り抜けてきた自分でも、遭遇したことのない状況に置かれてしまったことで、頭の中は完全にパニック状態。

本来リードしなければいけないはずの立場である自分が、緊張で全身が強張り、何もできずにいるという童貞丸出しの有様。

そんな俺のことを見かねたのか、あるいは愉しんでいるのかはわからないが、この窮地に陥れた張本人であるモルガンは『クスリ♥』と笑うと、ゆったりとした動作で服を脱ぎ始めた。


「さすがの貴方も緊張しているようですね♥ いいのですよ♥ 全て私に委ねてください……♥ 貴方はただただ、与えられる快楽を享受するだけでいいのです……♥」


しゅる……♥


一枚ずつ丁寧に脱いでいく彼女だったが、焦らすようなその手つきはとてもいやらしくて……。

これから行われるであろう行為への期待感が否応なしに高まってしまう。


──あぁ……♡ 早くぅ……♡


ようやく全ての衣服を取り払った彼女。

残るは顔を覆い隠すベールと秘密の園を守る薄布一枚。

シミ一つない真珠のような白い肌に、スラリと伸びた脚線美。

ほっそりとしたお腹周りとは対照的に、ふっくらとした柔らかそうなお尻や太腿は、彼女がサーヴァントである前に一人の女であることを殊更に強調し──。


豊満な胸を支えるブラジャーも取り払われて、双丘をの先端を隠すように持ち上げていた両手すらも外される。

とうとう露わとなった乳房の頂点にそびえ立つは、桜色の突起物。

重力に逆らって『ツン♥』と上を向いたまんまるの乳頭は、とても美味しそうで。

思わず口に含みたくなる衝動に駆られてしまうものの、なんとか堪えることができた。

しかし、そんな俺の葛藤すら見透かしたように彼女は言葉を紡いでいく。


「いいですよ……?♥ 好きなだけ吸っても……♥」


「──私も好きなので♥」


最後の言葉を聞いた途端、理性も緊張も恥ずかしさも、何もかもが吹き飛んだ。

気が付いたら俺は、無我夢中で彼女の胸にむしゃぶりついていた。

柔らかな胸の膨らみに顔を埋めて、両手で鷲掴みにしながら、その頂点にある乳首に吸い付いていく。


じゅるるるっ♡♡♡ ちゅうぅぅぅぅ♡♡♡


「んっ……♥ 少々がっつきすぎですよ?♥ ……あっ♥」


『コリコリ♥』に勃起した厭らしい乳首。

本能に従って、それを口に含み、舌で転がしていく。


「あんっ♥ んっ♥ あはっ♥ くすぐったいです……♥」


甘い声を漏らすモルガンだが、決して嫌がったりはしない。

それどころか彼女は、片方の手をこちらの頭に添えると優しく撫で始めてくれた。

指の先が髪の隙間に入り込み、温かい手のひらが頭皮を包み込む。


「よしよし……♥」


頭の裏側から『じんわり♥』と熱が広がっていくような心地良さに包まれていく。


「いい子ですね……♥」


母性的な慈愛に満ちた声色。

耳元から全身へと染み渡っていくようで、心が安らいでいく。


ちゅぱ……♡ ちゅぱ……♡

んぐっ……♡


赤子のように乳首に吸い付く自分をあやすように頭を撫でてくれるモルガンに、いつしか全身の緊張はほぐれていて、その代わりにペニスが痛いくらいに張り詰めていた──。


にゅぽんっ……♡


胸元で抱きしめてくれていたモルガンが、唐突にその腕を解いた。

頭が枕へと落ちていく。


ぼふっ♥


「あっ……♡」


見上げるとそこには、薄明かりに照らされたベールに包まれた女帝の顔。


「ふふ……♥」


妖しげに口元を歪ませる彼女。

しかし、一切の感情が読み取れない。

モルガンの表情を隠してしまっているフェイスベール。

その薄布にとうとう彼女の指が掛けられる。

ゆっくりと取り払われた布地。

今まで隠されていた彼女の素顔が露わと──。


「……っ!?♡」


顔全体を覆った透き通るような白い肌。

きめ細かくて美しい輝きを放っており、スッと通った鼻筋は凛々しく整っている。

薄く開かれた瞼から見える瞳は、潤んでおり、失われた宝石のようにどこか儚げで。

『ぷっくり♥』と膨らんだ真っ青な唇は、見る者を魅了して止まない艶めかしさを醸し出している。


──綺麗だ。


それ以外の感想が出てこなかった。

完全に語彙は失われていた。

まるで精巧に作られた人形のような美しさを持つ女性を前に、俺は完全に見惚れてしまっていたのだ。


「ふふっ……♥」


そんな俺の頬を両手で柔らかく包み込んだ彼女は、少し紅く染まった顔をゆっくりと近づけてくる。


「んっ……♥」


ちゅっ♥


柔らかな唇の感触と、甘くて蕩けるような香り。


「んちゅ……♥ ちゅぷ……♥ れろっ♥ んはぁ……♥」


舌同士を絡め合う大人の口づけを交わしながら、モルガンは俺の両手首を掴んでベッドに押し付けると、そのまま覆い被さるように身体を密着させてきた。


むにゅんっっ♥♥♥


先程顔を埋めていた柔らかなおっぱいが押し潰されて形を変えていく。

視界いっぱいに広がる美しい顔貌。

鼻腔を満たす芳醇な香り。

鼓膜を震わせるのは『とく……♥』と高鳴る心臓の音。

どちらが発したともつかない。


「我が夫よ……♥」

「今から貴方を犯します♥」


その言葉と共に、『ギシリ♥』と音を立ててベッドが軋みを上げた。

彼女の放った一言は俺を狂わせるには十分な破壊力を秘めていて、『今からこの人に犯されるのだ』と意識すると、心臓が激しく脈を打ち始める。

腹筋の上に馬乗りになったモルガンは、俺の両の手首を片手でまとめ上げた。

そして、もう片方の手を自らの下半身へと伸ばしていく。

重くない身体、特に力の込められていない彼女の手。

押さえつけているというポージング。

跳ね除けようと思えば、いくら非力な俺と言えど跳ね除けることはできただろう。

けれど、そんなことをする選択肢など俺には無かった。

ただ、俺の上で行われるストリップショーを呆然と特等席で眺めていることしかできず。

ショーツの縁に手を掛けたモルガンは、ゆっくりとその手を下ろしていき──。

ついに秘部を覆っていた布地が完全に取り除かれる。


むわぁ……♥♥♥


その瞬間、雌の匂いが周囲に漂い始め、嗅いだことのない淫靡な芳香が鼻腔を刺激する。

雄の象徴たる肉槍が再度、『ビクンッ♡』と大きく跳ねた。


「もるがんっっ♡♡♡ もるがんっっ♡♡♡ あぁぁぁ……♡♡♡」


鼻腔を通して脳髄まで届くような甘ったるい匂い。

熟れた果実のような甘美な香りが、男の本能を刺激してやまない。

興奮で荒くなる鼻息。

締め付けられる胸。

ドクンドクンと早鐘を打つ鼓動。

頭の中がピンク色に染まる。

目の前の女のことしか考えられないほどに、思考が奪われていく。


「お尻に当たっています……♥ 貴方のコレ……♥」


腰を少し浮かせたモルガンが、肉棒へと手を伸ばし。


きゅっ……♥


「あ"あ"ぁぁぁ……♡♡♡」


手のひらが肉竿へと絡みつき、硬度を確かめるように緩々と上下に動き始めた。


「こんなにも硬くなってしまわれて……♥ さっきあんなにも口の中に出したのに……♥」


にゅこ……♥ にゅこ……♥ にゅこ……♥


「あぁ……♡ ダメぇ……♡ 気持ち良すぎる……♡♡♡」

「この程度で音を上げられては困ります……♥ だってこれから、貴方のコレが入るところはもっと……♥ ふふっ……♥」


モルガンの向く方向に釣られて視線を落とすと、そこには天に向かって屹立した自身の愚息。

そして何より、そんな逸物を呑み込まんと待ち構える、モルガンのオンナが目に飛び込んできた。


「あ"っっっ♡♡♡」


初めて目の当たりにする女陰。

『ぷっくら♥』と膨れ上がった真っ白な肉の丘。

そこにあるはずの陰毛などは一切なく、綺麗な一本筋が走っているだけ。

割れ目からは透明な愛蜜が溢れており、それが太ももを伝ってシーツに垂れ落ちている。


「ほら……見て下さい……♥」


ぬちっ……♥


モルガンの指が左右に割り開かれ、中の様子が露わになった。


「どうぞ、お好きなだけ……♥」


鮮やかなピンク色の粘膜。

初めて見る異性の女性器。

しかし、不思議と嫌悪感はなく、むしろその神秘的な光景に目を奪われてしまう。


──あっ……♡ これが女性のアソコ……♡ すごい……♡


入り口のヒダヒダは愛液にまみれ、『ぬらぬら♥』と光り輝き、物欲しそうに『ヒクヒク♥』と震える様子は、雄の生殖本能をダイレクトに刺激する。


「あぁ……♡ もるがん……♡ もるがんん……♡♡♡」

「ふふっ……♥ どうですか?♥ 初めての女性器は……♥ 勿論、ココは私の身に備わった、私の器官ではありますが……♥ それと同時に、貴方のもの……マスター専用の『おまんこ♥』でもあります♥」


「あ"っっっ♡♡♡」


『おまんこ♥』と、モルガンの口から紡がれた言葉を聞いた瞬間、脳の一部に火花が散った。

抑えきれない生殖への欲が一気に込み上げてくる。


「モルガンっっっ♡♡♡ モルガンっっっ♡♡♡ モルガンっっっ♡♡♡」

「えぇえぇ、わかっていますとも……♥ 早くシたいんですよね?♥ 童貞喪失子作りセックス♥ 初めてのセックスで生の種付け♥ 妻の『おまんこ♥』に子種汁を『びゅっびゅ♥』と撒き散らしたいんですよね?♥ わかっていますとも、貴方の考えることくらい♥ 私は貴方の妻となった女ですから……♥」


視界の中に映り込むモルガンは、普段から纏っている高貴なオーラはそのままに、しかし今だけはその奥に淫靡な雰囲気を漂わせていて──。

そんな彼女が、俺のお腹に手をついたまま、ゆっくりと腰を落としていく様を、ただ黙って見ていることしかできず──。


「……私も貴方と同じ気持ちです♥」

「えっ!?♡ あっっ!?♡♡」


ちゅぷぅ……♥

くちゅり……♥


「あ"あぁっ……♡♡♡」 「んっっ♥」


亀頭の先端が熱く濡れた膣口に触れた途端、二人の口から同時に声が漏れ出した。

次の瞬間、『ちゅぷちゅぷ♥』という音と共に、無数の小さな舌が亀頭を這い回るような感覚に襲われる。


「挿れますよ……?♥ んっ……♥ あぁっっ……♥ はぁぁぁ……♥」


こちらの返事など待たずに、モルガンは少しずつ少しずつ、ゆっくりと腰を落としていく。


にゅぷ……♥ にゅぷっ……♥ ぷつっ……♥ くちゅぅぅ……♥♥


濡れそぼった秘裂を押し広げながら、肉棒が徐々に呑み込まれていく。

狭くてきつい膣内の途中、亀頭が何かを貫くような感触があったものの、次の瞬間には肉ヒダが四方八方から一斉に押し寄せてきて、奥へ奥へと引き摺り込もうとしてくる。


「うっ……♡♡ あ……♡♡ あ"あ"あ"ぁぁぁっっっ♡♡♡」


熱い肉壺の中で蠢く無数のヒダヒダが、精を搾り取らんと敏感なカリ首や裏スジを容赦なく擦り上げてきて、思わず情けない声が漏れ出てしまった。


「んんっ……♥♥」


そして、俺の身体に跨るようにして腰を下ろしているモルガンもまた、悩ましげな声を漏らしていて。


「はぁっ……♥♥ んっ……♥ 後は一気に奥まで挿入れてあげます……♥ 覚悟はいいですか?♥」


そう告げるや否や、俺の腰の上に体重を掛けてきた彼女は、妖艶な笑みを浮かべながらゆっくりと腰を沈め──。


ぬぷり……♥ ずぶぶっ……♥ ぐちゅっっ……♥ じゅっぷんっっ……♥♥♥


「あ"あ"ぁっっっ!!!♡♡♡」 「んっっ!!♥♥」


二人分の嬌声が上がると同時に、肉槍の先端部が何かを突き上げた。

それが子宮口だとは知る由もない俺は、突然襲ってきた快感に背中を仰け反らせてしまう。

ペニスは熱くて『ぬるぬる♥』の、味わったことのない何かに包み込まれていた。


「はぁ……♥ 全部入りました……♥ これで貴方は私のモノ……♥」


妖しく微笑んだモルガンは、こちらに見せつけるように下腹部を撫でてみせた。

彼女の細い指先がなぞるお腹は、うっすらとではあるが確かに膨らんでいて──。


──俺……本当にモルガンと繋がってるんだ……♡


改めて実感した事実に、心臓の音が更に激しくなる。

『どくんどくん♡』という鼓動に合わせて肉棒も脈打ち、睾丸の奥から精液がせり上がってくるのを感じた。


「ん……♥ また大きくなりましたね……♥ 膣内で『ピクピク♡』と震えてます……♥ なんと愛おしい……♥」


お腹を撫でる指先の下、二人の結合部に視線を落とすと、モルガンの割れ目からは赤い液体が流れ出ているのが見えた。


「も、もるがん……そ、それって……まさか……♡」


結合部から滴る鮮血。

それは彼女が純潔を失った証に他ならず、その相手が自分で……。


──あれ?


じゃあ今までの彼女の振る舞いは……あれ?

もしかして何もかも初めてだった?

いやでもあんなエロい雰囲気出せるなんて……いや待て、そもそもなんであんなに上手かったんだ?

経験豊富だから? いや、でもそれなら処女だなんておかしくて……。

リップマークの魔力のせい……?


この間、数瞬。

頭の中で思考を巡らせ──。


「──るさい……♥」


ばちゅんっっ♥


「あ"っっっ♡♡♡」

「うるさい♥ うるさい♥ うるさぁぁぁいっっ♥♥♥」


どちゅんっっ♥ ばぢゅんっっ♥ ずぢゅんっっ♥


「あ"あ"あ"あ"あ"あ"♡♡♡」


突如として始まった激しいピストン運動。

今まで経験したことの無い激しすぎる快感に、先程まで考えていたことなど全て忘却の彼方へ。

頭の中は一瞬にして真っ白になってしまう。


「童貞っっ♥♥♥ 童貞のくせにっっ♥♥♥ 初めての私を馬鹿にしてっっ♥♥♥」

「ち、ちがっっ♡♡♡ あ"っっっ♡♡♡ 誤解っっっ♡♡♡ お"お"っっ♡♡♡」


「何が違うのですかっっ!?♥♥♥ こんなにちんぽ膨らませてっっ♥♥♥ こうなったらもうっっ♥♥♥ お望み通りっっ♥♥♥ お前の子種汁をっっ♥♥♥ 私の一番奥っっ♥♥♥ 赤ちゃんのお部屋に注いでやるっっ♥♥♥ 一滴残らず搾り取ってやりますっっ♥♥♥」


パンッ♥ パァンッッ♥♥

どちゅっっ♥ ずりゅっっ♥ ごちゅっっ♥♥


モルガンの腰が勢いよく落とされる度に、互いの性器がぶつかり合い、愛液が飛び散って卑猥な水音が鳴り響く。

興奮からか羞恥からか。

彼女の全身も、ほんのりと鮮やかな桜色に染まっていた。


「あ"っっっ♡♡♡ だからっっ♡♡♡ バカになんてっっっ♡♡♡ ん"っっっ♡♡♡ あ"あ"あ"っっ♡♡♡」

「黙りなさいっっ♥♥♥」


ばっっちゅうぅぅぅぅっっ♥♥♥♥


「お"っっ♡♡♡」

「ほらっっ♥♥♥ イけっっ♥♥♥ 童貞ちんぽっ♥♥♥ さっさと射精しろっっっ♥♥♥」


どっちゅんっっ♥♥♥ ぱちゅんっっ♥♥♥

ぱんっ♥ ぱんっ♥ ぱんっ♥

ずっぢゅぅぅぅぅぅ♥♥♥


「あ"あ"あ"あ"っっっっ♡♡♡」


ぶびゅっっ♥♥♥

びゅくっっっ♥♥♥

ぶびゅるるるるるっっっっ♥♥♥

どぷるるるるるぅぅぅぅ♥♥♥

ぶぴっっっ♥♥ ぶぴっっっ♥♥

どぽっっっ♥♥♥


「やっ♥ あっっ♥♥ あんっっっ♥♥♥ きたっ♥ きたぁぁ……♥♥ あつっ♥♥ あっっ♥♥ 『どくどくどく♥』って奥にぃ……♥♥♥ 濃ゆいのがぁ……♥♥♥ あぁ……♥ はぁぁ……♥♥♥」


俺が絶頂するのと同時に、腹の上に乗っかったモルガンも腰を仰け反らせながら身体を震わせた。

膣内が激しく収縮を繰り返し、肉棒が根元から先端まで余さず締め上げられる。

尿道に残った精子すらも搾り取るように蠕動し、ぬるついたヒダヒダが『ぐちゅり♥』とペニスを擦り上げるたび、俺は情けなく呻き声を上げながら何度も腰を跳ね上げてしまう。


「ふぅぅ……♥♥♥ 赤ちゃんの素……♥ いっぱい出ましたね……♥」


優しく微笑みかけてきたモルガンに、先程までの乱れきった面影は見当たらない。

しかし、俺の上で馬乗りになったまま、未だに硬さを失っていない肉棒を膣口で咥え込んでいる彼女の姿は、どうしようもなく淫靡な雰囲気を漂わせていて──。


「ふふ……♥ とても素敵でしたよ、貴方?♥」


うっとりとした表情を浮かべ、俺の胸へと倒れ込んできたモルガンが、そのまま抱き着いてくる。

汗ばんだ肌同士が触れ合って、なんとも言えない心地良さが全身を満たしていった。


「私も、とても気持ちよかったです……♥ それはもう気持ち良すぎるほどに……♥」


耳元で囁いたモルガンが、繋がったままの腰でゆっくりと円を描き始めた。


ぐちゅ……♥ ぐちゅ……♥ ずちゅ……♥


「貴方の竿で……♥ 愛しい人のちんぽで……♥ 『おまんこ♥』の中をかき混ぜるのが……♥ あぁ……♥ こんなにも気持ちいいとは思いませんでした……♥」


耳元で『ボソボソ♥』と囁かれた言葉に背筋がゾクリとする。

まるで脳を直接愛撫されているかのような、甘く蕩けるような快感。

そんな甘い快感に身を委ねていると。


「──え?」


いつの間にか目の前に迫っていた彼女の顔に驚きの声を漏らす暇もなく──。


ちゅっ……♥


「ん……♥」


唇が重ねられた。


「んはぁ……♥」


一度だけ。

たったの一度だけ、落とされたキス。

垂れ下がった髪の毛が『さらり♥』と頬を撫でた。


「セックスというのは、何もしなくてもこんなにも気持ちがいいのです……♥ では、これが『ちゅー♥』をしながらヤるとどうなるのか……♥」


蠱惑的な笑みを浮かべた彼女が、再び顔を寄せてくる。

だんだんと視界いっぱいに迫ってくるモルガンの顔。

ゆっくりと落ちてくる真っ青な唇は、『ぷるぷる♥』と潤っていて──。


ちゅぅぅぅぅぅ……♥


「ん"っっっ♡♡♡」


唇を塞がれるのと同時に──。


「んちゅ……♥ ちゅ……♥ ちゅ……♥」


くちゅ……♥ ずりゅ……♥ にゅちゅ……♥ ずりゅ……♥


モルガンの腰が、ゆっくりと上下に動き出す。


「ん"っっっ♡♡♡ ん"っっっっ♡♡♡ ん"ぶっっっっ♡♡♡」


射精したてのペニスへ、襲いかかる無数の肉ヒダ。

モルガンが腰を上げていくと、『逃さない♥』と言わんばかりにヒダヒダが絡み付き。

片時ですら離れることを嫌がった膣全体が、肉棒を引き摺り込もうと蠕動を繰り返す。

しかし、当然生殖器官が主の脚力に敵うはずもなく、肉棒はあっけなく膣外に引き摺り出されてしまい、亀頭だけが辛うじて膣口に引っ掛かっている状態。


だが、それもほんの束の間。


ずっぢゅっっっ♥♥♥


モルガンが一気に腰を下ろすことで、再度最奥部まで呑み込まれた肉棒が、再会した子宮口と交わしたのは熱烈なディープキス。

二人の下半身は完全に密着しており、膣の外では精液の『たっぷり♡』詰まった陰嚢が……子作りの準備を整えている真っ最中であったにも関わらず、二人の身体の間で押し潰されて、かえってそれがマッサージの役割を果たしてしまい、睾丸内部では精液の増産が決定された。


更に彼女は、自らの腰を上から押し付けるように。

『グリグリ♥』と、子宮口を何度も何度も執拗に擦り付け、亀頭の先端から精液を啜らんと、膣全体で凶悪に吸い付いてくるのだ。

そんな吸精行為とでも呼ぶべき強烈な快楽責めを、全身で繰り出してくるモルガンの臀部に両手を伸ばし、少しでも快楽を軽減させようと揉みしだく。

すると、突然モルガンの身体が『ビクンッ♥』と跳ねたかと思うと、今まで以上に激しく腰を振り始めてしまった。


ばちゅっっ♥♥♥ ばちゅっっ♥♥ ばちゅっっっ♥♥♥


「ん"っっっ♡♡♡ ん"ん"ん"っっっっ♡♡♡」


完全に裏目に出てしまった自らの行い。

身から出た錆。

だがしかし、それを訴えるはずの口は、モルガンの柔らかな唇で完全に塞がれてしまっていて。

慌てて舌を突き出し、なんとかして主導権を握ろうと躍起になるも、逆に舌を絡め取られ、一方的に口内を蹂躙される始末だった。


──やばい……これ……♡


膣内で肉竿を扱かれ、口の中を舐め回されながら、必死に打開策を考えるも、まともな案など浮かぶはずもなかった。

口内で蠢く舌が淫靡な水音を奏でれば、頭の中を直接舐め回されているような錯覚に陥って。

愛液をたっぷりと纏った無数の肉ヒダが、亀頭を抱き締め、カリや裏筋といった敏感な部分を徹底的に磨き上げながら、奥へ奥へと引き込んでいく。

そうこうしているうちにも、どんどん身体の奥底から熱が湧き上がってきた。


「んふっっ♥♥♥ んっっ♥♥♥ ぢゅるっっ♥♥♥ ぢゅぞぞぞっっっ♥♥♥ ぢゅぱっっっ♥♥♥ ぶちゅぅぅっ♥♥♥」


ずぢゅんっっ♥♥♥ ぐぢゅんっっっ♥♥♥ きゅぅぅぅぅぅぅ♥♥♥


俺の絶頂のタイミングを感じ取ったのか、モルガンは今までで一番激しいピストン運動を行いながら、喉の奥深くに舌を捻じ込んでくる。


──だめだ……も、もう……♡♡♡


同時に膣内が強く収縮し、子宮口が『ぢゅぱっっ♥♥♥』と亀頭を咥え込んだ瞬間──。


びゅくっっ♥♥♥

どぴゅるるるっっっ♥♥♥

どぷっっ♥♥♥ どぷっっ♥♥♥

どくどくどくぅっっ♥♥♥

びゅるるるるるるぅぅぅぅっっっ♥♥♥


「ん"っっっ♡♡♡ ん"っっ♡♡♡ ん"っっっ♡♡♡」


子宮内に直接注がれた精液に歓喜した雌穴が、極上の搾精器となって肉棒に絡みついてくる。

そのあまりの快感に思わず腰が浮いてしまいそうになるが、それを阻むかのように両手両足を使ってガッチリとホールドされてしまっては、まともに身動きが取れなかった。


「ぢゅっっ♥♥♥ ぢゅぱっっ♥♥♥ ぢゅるっっ♥♥♥ んはぁぁぁ……♥ キスハメ……♥ とっても気持ちいいですね……♥」


俺の上で淫らに腰を振るモルガンが、恍惚とした表情を浮かべながら甘い吐息を漏らした。

頬は上気し、俺を見下ろす双眼は情欲の色で染まっていて──。


「んはっっ♡♡♡ はっっ♡♡♡ も、もるがんっっ♡♡♡ そ、そろそろ──」

「次は愛を囁きながらのキスハメです♥」


俺の言葉を遮ったモルガンが、そのまま覆い被さってきて──。


ちゅっ……♥ ちゅぅ……♥ ちゅぅ……♥ ちゅぅ……♥


「はぁ♥ 好き……♥ 好き……♥ 好きぃ……♥」


ちゅっ……♥ ぢゅっ……♥ ちゅぅ……♥


「好きぃ……♥ 好きぃ……♥ しゅきぃ……♥」


快楽に蕩けた顔で何度も何度もキスをせがみ、その度に膣肉をうねらせて陰茎を締め付ける。


「あひっ♡ あひぃぃ♡」


既に何度も絶頂を迎えた身体は敏感になりすぎており、ほんの少し刺激されただけで腰が跳ね上がってしまうものの。

モルガンはそんな俺のことなどお構いなしと、貪欲に快楽を求め続けていた。

さながら発情期を迎えた獣。

解き放たれた雌の獣。

モルガンという名の淫獣は、俺がどれだけ果てようとも決して止まることはなく──。


………

……

…


「はぁ……♥ ぢゅっ♥ 好きぃ……♥ んっ♥ あぁ……♥ 責任をとって下さいね?♥ 私をこんなに……淫らな雌にしてしまった責任を……♥ 貴方のせいなんですから……♥ 貴方が私を召喚しなければ、私はこんなことにはならなかったのです……♥」


まるで自分に言い聞かせるように呟いたモルガンが、ゆっくりと腰を浮かせていく。


「ん"っっっ♥♥♥」


ずるりと引き抜かれていく肉棒が膣壁を擦ると、それだけでモルガンは身体を仰け反らせた。

そして──。


ぬぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷ♥♥♥


「あぁぁぁぁ……♥♥♥ すっかり癖になってしまいました♥ 愛しい人とするえっちがこんなにも気持ちがいいだなんて……♥♥♥ もう戻れないじゃないですか♥♥♥ 本当に悪いお人……♥♥♥」


うっとりとした表情で呟くモルガンの瞳は完全に据わっており、完全に発情しきっていた。


「でも、いいですよね……?♥ 貴方だって私のことが好きで好きで堪らないはずですもの……♥♥♥」


モルガンはそう言いながら、ゆっくりと腰を上下に動かし始める。


ばぢゅんっ♥ ずぢゅんっ♥


肉と肉がぶつかり合い、混じり合う音が彼女の部屋に響き渡る。


「あぁっ♥ あっ♥ んっ♥ あんっ♥ はぁっ♥ ふぅ♥ んんっ♥ ああぁっ♥ おくぅ♥ 奥に当たってぇ♥ 気持ち良すぎて♥ またイっちゃいます♥ ああっ♥ イクっ♥ イッちゃいます♥ 貴方もイッて♥ 私の中で♥ 何度でもザーメンびゅーびゅー吐き出して下さい♥♥♥」


びゅくっっっ♡♡♡

ぶびゅるっっっ♡♡♡

どぷどぷどぷどぷぅぅぅ……♡♡♡


「あ"っっ♥♥♥ 私もっっ♥♥♥ イクっっ♥♥♥ イ"っっっ♥♥♥ あ"あ"ぁっっっ♥♥♥ 好きっっっ♥♥♥」


どぷっっ♡♡♡

どくどくっ♡♡♡

びゅーっっ♡♡♡


「あ"っ♥♥♥ まだこんなにもっっ♥♥♥ 熱いっっ♥♥♥ 孕むぅ♥♥♥ 赤ちゃんできちゃうっっ♥♥♥」


びぐんっっっ♥♥♥

びくびくびくっっ♥♥♥


「はぁ……♥ あ"っっ……♥ はぁ……♥ あぁ……♥ ねぇ、貴方……♥ 子は沢山設けましょう……♥ 家庭は賑やかな方が楽しいでしょうから……♥ 任務から帰った後は……♥ 毎晩毎晩、貴方と私は愛し合うのです……♥」


ぴゅっっ……♡♡♡


「まぁ……♥ 貴方のちんぽも、私のおまんこに種付けしたくて仕方がないみたいです♥♥♥ ……ほら、わかりますか?♥ 私のえっちな子宮が……♥ 子を孕みたくて孕みたくて仕方がない子宮が……♥ 貴方のちんぽの先っちょを咥えて離しません♥♥♥ 少し腰を浮かせた程度では、吸い付いて離れようとしません♥♥♥」


ぐぽっっ♥♥♥ ぐぽんっっっ♥♥♥

ぢゅぅぅぅぅぅぅ♥♥♥


ぶびゅるるるるっっっっ♡♡♡


「あら、ごめんなさい……♥ 子宮が勝手に『ちゅっちゅ♥』し始めちゃいました♥ ふふ……♥ そんなに可愛い声を上げてしまって……♥ あぁ、これからが楽しみですね……♥ これから毎晩、ココに子種を注いで貰いますから……♥ 勿論、子ができた後もですよ?♥ 子育てに忙しくても、セックスを欠かしてはなりません……♥ 貴方と私……♥ 夫婦の営みを疎かにしてはいけませんからね……♥ あぁ、言い忘れていました♥ カルデアを私と貴方の白に城にしましょう♥ 二人の愛の巣……♥ とっても素敵じゃないですか?♥」


「……それでは今日は初めて繋がった記念日ですから、このまま二人で眠るとしましょう♥ ……ふふっ♥ ぴくん♥ ぴくん♥ 貴方のちんぽも喜んでるみたいですね♥ おまんこと一緒に寝られるのが……♥」


「はい、おやすみのちゅー……♥」



んちゅっ♥



「んはぁ……♥ おやすみなさい♥ 我が夫♥」


………

……

…


「──んちゅっ♥ ちゅっ♥ んちゅぅぅぅ♥♥♥」


窓の外から差し込んできた光が瞼をくすぐる。


「ちゅっ♥ んはぁ♥ ちゅちゅちゅ♥♥♥ ぢゅぱぁっっ♥♥♥」


柔らかい何かに唇を啄まれ、ゆっくりとだが頭の中がクリアになってくる。


──まだちょっと眠いけど……起きないと……。


「ちゅぱぁ♥ んふっ♥ ちゅぅぅぅぅっ♥」


微睡んだ意識の中、俺は重たい目蓋を持ち上げた。

ぼんやりとした視界が徐々に鮮明になっていく。


──ん……あれ……?


目の前にあったのは、端正な顔立ちをした美女の顔。


「んっ……ちゅ……♥ おはようございます、旦那様……♥」


──だんなさま……?


聞き慣れない単語を耳にしたことで、靄がかかったような意識が次第に晴れていく。


──そうだった。俺と彼女は今、夫婦なんだった。


昨晩の出来事を思い出し、幸福感に胸を満たされる。


「んっ……♥ 朝起きたらまずおはようのキスをする約束でしたよね?♥」


目をつむり、『ん~♥』と言って唇を尖らせているモルガンの美しい顔が近づいてくる。


ちゅっ♥


そのまま唇を重ねられ、『にゅるり♥』と舌が入り込んできた。

舌同士が絡み合い、互いの唾液を交換し合う。


「んっ……ちゅっ……♥ んはぁ……♥ もっと舌を絡めてください……♥」


言われるままに舌を突き出すと、彼女の舌がそれに応えるように絡みついてきた。

くんずほぐれつ。

舌と舌が絡み合い、お互いの唾液も混ざり合って、素っ裸で密着したお互いの身体の境界が曖昧になっていく。

頭がぼうっとしてきて、何も考えられなくなってくる。

気持ちがいい。

ただひたすら、それだけしか考えられない。


「ちゅぅ……♥ んむっ♥ ちゅぅ……♥」


モルガンは一心不乱に俺の唇にむしゃぶりついてくる。

もう何度交わされたかわからない、おはようのちゅー。

その時初めて、彼女がキス魔であるということに気がついた。


「んぢゅぱぁ……♥ はぁ……♥ はぁ……♥ 夫婦となって初めての朝です……♥ 旦那様♥」


そう言って微笑む彼女の顔はとても綺麗で、そしてどこか妖艶に見えて──。


「ふふっ♥ 貴方のココも、元気にお目覚めのようですね……♥」


彼女の視線の先には、硬くそそり立った肉棒が屹立していた。


「朝勃ち……♥ というのですよね?♥」

「あっ……♡」


亀頭の先端部分を人差し指が撫でた。


「こんなに固くなって……♥」


『つつー……♥』っと指先が竿の表面をなぞるように動いていく。

その刺激だけで腰が跳ねそうになるほどの快感に襲われる。


「はぁっ……はぁっ……♡」

「気持ちよくてたまらないのでしょう?♥ 私はいいんですよ?♥ 朝から子作りに励んでも……♥」


くちゅり……♥


馬乗りになったモルガンが、硬くなった幹を膣の入り口で擦り上げた。

既にそこは濡れそぼっており、割れ目から滴った愛液が『ぽたり♥』と糸を引いてシーツの上に落ちていく。


「ね?♥ 貴方?♥」


………

……

…


昨晩まで童貞と処女であった夫婦は、結局、ベッドの上で朝から大きく乱れ合ったのだった──。



「愛してますよ♥ 我が夫よ……♥」



【終わり】

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Comments

福猫

ほんともぉ、さいっこぉー♡♡!!でしたっ♡!!!

あひるだったもの

お気に召していただけて何よりです!! 女性側の愛が深すぎるが故の暴走とも言える性行為は、色仕掛け含めて最高なんですよね!!

qwert

モルガン好きなのに ,実はドMの私 この文をでを見て,楽しいです 魔法の寸止は自分の昔の思い出のplayです モルガンの手てかなえてありがとう (日本人ではないから,言葉を通じませんって申し訳ないです)

あひるだったもの

コメントありがとうございますー! 海外の方なのに、日本語の小説読んでいただけて感無量です😭🙏🙏✨✨