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夏の暑さも和らぎ、世間はハロウィンで持ちきりになっていた

「ハロウィンねぇ......俺の家じゃかぼちゃの煮物が出るくらいだな」

風太郎は特に興味無さそうに商店街を抜けていく

すると後ろに妙な気配を感じる

「な、なんだ......?」

振り返るとそこには大きく肥え太ったミイラがたっていた

身体中に巻かれた包帯の隙間から贅肉がぶよんっとはみ出している

さらにハロウィン仕様なのか丸出しの腹はオレンジに塗られ、顔が描かれていて巨大なジャックオーランタンがぶよぶよと波打っていた

「トリックオアトリート!お菓子くれないとイタズラしちゃいますよー!」

「うおっ!?って......四葉か?なんつー格好してるんだ......」

「にしし!今度ウチのお店でハロウィンフェスをやるんです!その衣装です!」

四葉はかぼちゃ腹を突き出し、見せつける

「という訳でみんな待ってますのでレッツゴーです!」

四葉は風太郎の手を引き、連行していった

「みんなー!上杉さん連れてきたよー!」

店に入ると内装はハロウィンの飾りで華やかなに彩られていた

そして他の4人もハロウィン仕様となっていた

「あっ!フータロー君!いらっしゃい!」

「フー君!待ってたわ!」

「フータロー!」

「う、上杉君、いらっしゃいませ」

「お、おぅ......お前らも凄い格好だな......」

一花はカラフルな衣装に白塗りメイクのピエロ

ニ乃はフサフサな衣装にマズルメイクの狼女

三玖は虎柄衣装に角と牙を付けた鬼娘

五月はボロボロの衣装と傷メイクのゾンビ

そして4人共、丸出しのお腹をジャックオーランタンに塗装していた

「ふふふ、このまん丸お腹を活かさない手は無いからね!ハロウィン版腹踊りだよぉ!」

一花は腰をくねらせ、腹を揺らす

ジャックオーランタンの表情がぐにゃぐにゃと変わる

「ハロウィン期間中はこの格好で接客するのよ!」

「メニューも秋の味覚をふんだんに使った限定メニューなんだよ」

「カボチャにお芋に栗にきのこ......想像しただけでよだれが止まりませんね......じゅるり」

「そうか......で?何で俺は連れてこられたんだ?」

「衣装合わせとメニューの試食を兼ねてみんなでハロウィンパーティーをしようってことになったからフータロー君も一緒にって思って!」

「そういうことか......なららいはも呼んでいいか?」

「もちろんです!」

そして上杉兄妹と中野姉妹のハロウィンパーティーが始まった

大量の料理が並べられる

カボチャグラタンにカボチャシチュー、栗ご飯に松茸ご飯、カボチャケーキに栗きんとんなど多種多様なメニューだ

「わぁ!美味しそう!」

「らいはちゃん!いっぱい食べて下さいね!」

「うん!いただきまーす!」

らいはが食べ始め、他のみんなも各々食べ始める

五月と四葉はらいはの隣を陣取り、料理を取ってあげたり、食べさせたりしている

そして一花、ニ乃、三玖は風太郎を取り囲んでいた

「がつがつがつがつがつがつ......んぶふっ!美味しいね!フータロー君!」

「あっ!おっぱいにこぼしちゃったわ!フー君......舐め取ってくれないかしら?」

「ごくごくごくごく......ぶはぁ!フータロー見て見て、カボチャ大きくなった」

「らいはちゃん!これ美味しいよ!はい、あーん!」

「たくさん食べて大きくなって下さいね!」

巨デブ達に囲まれて至れり尽くせりの上杉兄妹

「に、ニ乃!?おぶっ!谷間を押し付けるな!?んぶぅっ!一花も三玖も腹を揉ませるな!」

ニ乃は風太郎の膝に乗り、対面座位の姿勢でクリームの乗った爆乳を風太郎に押し付ける

そして一花と三玖は空いた両手を掴み、自身のカボチャ腹に押し当てる

その様子をらいはは顔を赤らめながら見ている

「らいはちゃんもお腹揉む?」

「えっ!いいの?」

「もちろんです!好きに触って下さい」

「じ、じゃあいくよ?......うわぁ......柔らかぁい......」

らいはは小さな手で四葉と五月のカボチャ腹を揉みしだく

「にしし!たぷたぷで気持ちいいでしょ!」

「揉んだり揺らしたりつついたり色々やっていいですからね」

「ふおぉ......!」

らいはは巨大な腹肉を夢中でこねくり回す

「んっ......やはり兄妹ですね......らいはちゃんもおデブさんが好きなようで......」

「そ、そうなのかな......?よく分かんない......」

「そうですよ......前にお泊まりに来た時から感じていました、あなたはおデブさんが好き......」

「わ、私は......おデブさんが......」

「そしてらいはちゃんもたくさん食べていずれは私達と同じおデブさんに......」

「らいはを洗脳するな!」

「いだっ!?」

風太郎は五月の頭をチョップする

「まったく......人の妹になんつーことを......」

「あはは、すみません......ってどうしたんですか!?その顔!?」

風太郎の顔はオレンジ色の塗料でベトベトになっていた

「一花達に腹押し付けられた......私のカボチャ食べてって......」

後ろでは満足そうにしている3人が食事をしていた

「あはは......上杉君隣どうぞ、ゆっくりお食事してください」

「あ、あぁ......」

五月は巨体を揺らしながら横にずれ、風太郎の座る位置を確保する

「しかし、このお腹カボチャは少し考えないといけませんね、お客様をベトベトにする訳にはいきませんから」

五月の腹を見るとカボチャのペイントが汗で落ち始めていた

「そうだな、ていうかこの店こういう過度なスキンシップって認めてるのか?」

「まさか!たまーにノリでお腹を揉まれたり顎をたぷたぷされることはありますが本来ならそれもNGです!」

「じゃあ俺とらいはは何でこんなことになってるんだ?」

風太郎は自身のオレンジ色の顔と四葉の腹を揺らして遊んでいるらいはを指差した

「ふひひぃ!らいはちゃんくすぐったいひひひぃ!」

「ここか?ここがええんか?」

まるでキャバクラでセクハラをするオヤジのようであった

「......まぁ、あなた達はVIP待遇ということで......揉みますか?」

「揉まん」

こうしてお触りOKハロウィンパーティーは無事に終了した

ドスッドスッドスッドスッ......

店を後にする風太郎達

「ぐげえぇぇっぷっ!ぶふぅ......楽しかったねぇ......」

「そうね......ぐおぉっぷっ!カボチャお腹は結局ボツね......ぶふぅ......」

「仕方ない......ぐぇぇぇっぷっ!」

「ぐうぅぅぅっぷっ!可愛かったけどねぇ......んふぅ......」

「あとで代案を考えましょう......ごおぉぉぉっぷっ!」

息を切らし、ゲップをしながら歩く5人

その後ろを風太郎とらいははゆっくり歩いていた

「お料理美味しかったね!お兄ちゃん」

「そうだな」

風太郎は満足そうならいはを見る

五つ子程では無いがぽっこりとお腹が膨れている

五つ子と食事をする頻度も増え、らいはの食がどんどん太くなっているように感じる

五月が先程言っていたらいはもデブに......

そんな事あり得ないと思いながらも風太郎は一抹の不安を感じていた

数年後

ドスッドスッドスッドスッ......

重苦しい足音に家が揺れる

「ふあぁぁ......ぶふぅ......お兄ちゃんおはよぉ......」

揺れの原因

それはらいはの巨体が原因だった

小学校卒業時には体重90kg

現在高校一年生で体重は150kgとなっていた

「おはようらいは、朝飯できてるぞ」

「ありがとう、お腹ペコペコだよぉ......どっこいしょお!」

座布団に座るとズドンッと家が揺れる

床が抜けないか心配になる

「いただきまぁす!はむっ!あむっ!がつがつがつがつがつがつ......」

どんぶりに山盛りされたご飯をかき込み、大量のおかずを食べていく

今のらいはの食欲は五つ子に負けないものとなっており、現在では一日6食、毎食数kgもの量を食べるのだ

「もぐもぐもぐ......んぶふっ、おいひぃ......がつがつがつがつがつがつ.......」

幸せそうに貪るらいは

昔は病弱であんなに華奢だったのに今や学校一のデブだ

「ごくごくごくごくごくごく......ぶはぁっ!ぶげぇっぷっ!!ぐえぇぇぇあぁぁっぷっ!ふうぅ......ご馳走様でしたぁ......」

「はい、お粗末さん」

「じゃあ着替えてくるねぇ......よっこいしょぉ......ぶふぅ......」

らいははお腹が大きく膨らんだため一度ゴロンとうつ伏せになり、四つん這いになってからのっそりと立ち上がり、着替えに向かった

その後ろ姿も凄い迫力だ

大きく突き出した巨大な尻がぶりんぶりんと揺れ動き、背中も広くなり、成人女性のバスト顔負けの贅肉が垂れ下がっている

そして風太郎が洗い物をしていると着替えを終えたらいはが姿を現す

「ふぅ......お兄ちゃん、制服またキツくなってきちゃったから注文しといてぇ......」

「またか?今年でもう3回目だぞ?」

「だってぇ......」

らいはを見ると確かに制服がパツパツだ

制服と身体の間に全く隙間が無く、今にも破裂してしまいそうだ

「あ、お兄ちゃん、今日はバイトだから遅くなるね」

「あぁ、分かった、くれぐれも食べ過ぎるなよ」

「わ、わかってるよぉ......行ってきまーす」

風太郎は巨体を揺らすらいはを見送る

らいはのバイト先は五つ子がバイトしていたあの店だ

らいはの巨体を見た店主にスカウトされたのだ

「今日様子を見に行くか......」

風太郎はバイト先に訪れ、陰から店を覗く

「らいはちゃんまた太ったでしょ?」

「あっ、わかりますぅ?今日学校でスカートのホック弾けちゃったんですよ〜」

「へぇ凄いねぇ!このままだと200kgも夢じゃないかな?」

「ふふ、200kgかぁ......憧れちゃうなぁ」

「そういえば昔この店に凄い太った5人組がいたって聞いた事があるんだけど本当?」

「本当ですよ、私がまだ小学生の頃でした」

「らいはちゃんって昔から太ってたの?」

「太り出したのは小学校の頃ですね、実はその5人組とお友達でよく一緒にご飯を食べるようになったんです」

「へぇ!そうなんだ?」

「そのご飯があまりにも美味しくて、いつもたくさん食べてたらどんどん大食いになった感じですね!」

「そっかぁ、じゃあそのお姉さん達に感謝だね!君をこんな可愛いおデブちゃんにしてくれたんだから」

「ふふ!そうですね!今でも大好きなお姉ちゃん達です」

「いい話を聞かせてくれたお礼にもっとご飯頼もうか!」

「本当ですか?じゃあ特大ハンバーグと特盛カツカレーとタワーパフェと......」

「らいはのやつ......またあんなに食べて......」

「これでもっともっと太れちゃいますよぉ!」

風太郎は頭を抱えるのであった

「お兄ちゃん?」

「ん!?」

「どうしたの?ボーっとして」

「い、いや、何でもない......」

風太郎はハッと我に帰り、もしかしたらあり得るかもしれない未来の妄想から抜け出す

「上杉さーん!らいはちゃーん!置いてっちゃいますよー?」

四葉が太い腕をブンブン振って風太郎達を呼ぶ

二の腕の揺れが物凄い

「はーい!行こ!お兄ちゃん」

風太郎はらいはに手を引かれ、5人に追いつく

「まぁ......今悩んでも仕方ないか......」

風太郎は軽く笑みを浮かべて今この時を謳歌するのであった

後日

風太郎が店を覗きに行くと5人はお腹に特大サイズのカボチャ腹巻きを身に付けており、そのお腹がまるでぬいぐるみみたいだと好評でハロウィンフェアは大成功を納めた

そして例に漏れず風太郎は5人に呼び出され、腹巻き巨腹責めを受けたのはまた別のお話

完

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