五肥〜一花と補習と休日と〜 (Pixiv Fanbox)
Content
エクレールさんhttps://x.com/deppuri2929?s=21&t=GqM6MvJqLawV-E7IKkP69wの描いて下さったイラストの使用許可を頂き、書かせていただきました!
ありがとうございました!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「はぁ......めんどくせぇなまったく......」
風太郎は放課後、一人廊下を歩いていた
先日、風邪で休んだ時に運悪く美術の授業で課題が出てしまい、後日風太郎だけ放課後に課題に取り組まなければならなくなった
先生曰く、「他のクラスの生徒も一人いるから2人で頑張れ」との事
「はぁ......さっさと片付けて帰ろ......」
風太郎はボヤキながら美術室に到着する
「失礼しまーす......」
「もぐもぐ......あれ?フータロー君?」
そこにいたのは一花だった
「一花?お前も美術の課題で?」
「うん、この前お仕事で休んだ時のやつ」
「なるほどな......てかおにぎり食い過ぎだろ何個食ったんだ?」
机の上にはコンビニのおにぎりのゴミが大量に置いてあった
「んー、10から先は覚えてない......あむっ!」
そう言いながら持っていたおにぎりを頬張り、コーラで流し込む
「んぐんぐんぐ......ぷはぁっ!ぐえぇぁぁっぷっ!!ふぅ......ご馳走様」
一花の食事が終わり、風太郎は課題の確認をする
「課題は互いのスケッチか......じゃあそれぞれ時間を決めて交互に描くか」
「そだね、どっちから書く?」
「どっちでもいいが......先に来てたし一花から描くか?」
「じゃあそうしよっか」
一花はスケッチブックを取り出し、風太郎と向かい合う
「じゃあフータロー君、服を脱いでもらって......」
「学校の課題で何を描くつもりだ!」
「えー?芸術?ダビデ像みたいに描いてあげる」
「そんなもの提出されてたまるか、真面目にやってくれ」
「ちぇー、しょうがないなぁ」
一花はしぶしぶ描き始める
「ん......おっぱいとお腹邪魔だなぁ......」
一花はスケッチブックを太い腕に抱えるが巨大な胸とお腹のせいで正面に持つ事ができない
脇にずらして持つとえんぴつがスケッチブックに届かない
「んー......ちょっと描きにくいけどおっぱいの上に持つしかないか......」
結局一花は胸をテーブルのようにしてスケッチブックを構え、やっと描き始める
「ふすぅ......ふしゅぅ......ふすぅ......ふしゅぅ......ぷひぃ......」
静かな美術室にえんぴつの走る音、そして一花の呼吸音が響く
この巨体だと座っているだけでも息が切れる
授業中も先生の声、チョークの音、そして五つ子の呼吸が響いている
他のクラスでも度々クレームが入るらしい
主にうるさい、臭い、デカいといった内容だ
風太郎がそんな事を考えていると一花がスケッチブックを胸から下ろす
「ふぅ......終わったよぉ」
「ん、そうか、どれどれ......」
風太郎はスケッチブックを覗き込む
そこには普通に風太郎が描かれていた
しかしその股間は大きなテントが張っていた
「お、おい、これは何だ?」
「何って?」
「何でこんなもの描いてんだ!?」
「フータロー君さぁ......下見てごらんよ?」
「下?......はっ!?」
風太郎が視線を下げると見事に股間が盛り上がっていた
「私は私を見て興奮するフータロー君を見たまんまスケッチしただけだよ?私何か間違ってるかな?ん?」
一花がドヤ顔で風太郎に詰め寄る
「うぐぐ......」
「おやおや?何か言いたい事が?」
「そこ......描き直していただけませんでしょうか......?」
風太郎は消え入りそうな声で頼む
「えー?どうしよーかなー?」
(このデブ......!)
「分かった......じゃあ描き直してくれたら一つだけ頼みを聞いてやる」
「聞いて・や・る?」
「お願いを聞かせて下さい......」
「んふふ!よろしい!」
一花はニカッと笑うとスケッチを描き直し、風太郎のテントは畳まれた
「じゃあ次はフータロー君の番だね」
風太郎はやれやれとスケッチブックを構える
「よっこいしょぉ!」
一花は手を頭の後ろに組み、胸と腹を張り、足を開く
するとシャツはずり上がり、スカートから巨大な腹肉がぼるんっと溢れ出す
「お、おい!腹腹!」
「いーの!へそ出しってやつだよ!」
「出てるもんがデカ過ぎんだよ......」
風太郎はユサユサと揺れる巨腹を見て頭を抱える
「ほら!早く描いて!」
一花はユサユサと巨体を揺らす
「分かった!分かったからぶよぶよするな!」
「んぶぅ......分かればよろしい......はふぅ......」
身体を揺らしたせいで体力を消耗し、一花は息を切らし、汗が噴き出す
その様子を見て風太郎はスケッチを始める
「んぶぅ......ふぅ......ふしゅぅ......」
再び一花の呼吸音だけが美術室にこだまする
風太郎はそれを聴きながらえんぴつを走らせる
(改めて見るとやっぱデカいな......)
普段から一緒にいるがマジマジと観察する機会はそうそう無い
(脇の下......あんなに肉が付いてるんだな......腕の肉も顔よりデカいぞ......)
改めて一花の身体の規格外さを認識する
そして例に漏れず、風太郎の息子はテントを張る
「ふふっ、芸術家さんが興奮して赤くなってる」
「う、うるせっ」
「別にいいんだよ?お姉さんの身体が魅力的ってことだもんね?嬉しいよ」
風太郎は一花に揶揄われながらもスケッチを続け、どうにか完成させた
「んぶぅ......腕重かったぁ......ぷふぅ......」
一花は上げていた腕を下に下ろす
腕の贅肉がだるんっと垂れ下がり、腋の肉とみちみちと押し合う
「よし、帰るぞ一花」
「うん、せーの!よっこいしょぉぉ!」
一花は反動を付けて立ち上がる
「ん!?あ、あれ?」
一花はモジモジしだす
「どうかしたのか?」
「なんかお尻に違和感が......フータロー君ちょっと見てくれない?」
「あ、あぁ......」
風太郎は一花の後ろに回り込む
すると滑稽な光景があった
足を大きく広げて座っていたせいか一花の巨大な尻の割れ目と下尻の肉の谷間に椅子の天板が挟まり持ち上がってしまっていた
「ちょっと動くなよ」
「あんっ!」
風太郎は若干躊躇したが、意を決して椅子を一花から取り外す
ぎゅぽっ!と音が鳴り、椅子が外れる
「あ、大丈夫になったよ!」
「そっか、ならよかった......」
「えへへ、ありがと」
そして美術室を後にする2人
ドスッドスッドスッドスッ......
「んふぅ......ねぇ、フータロー君」
「なんだ?」
「さっきのお願いのぶふぅ......話なんだけど......ふぅ......」
「あんまり無茶は勘弁してくれよ?」
「んふふ......それじゃあねぇ......」
後日
「がつがつがつがつがつがつ......はむっ!あむぅ!ぶほっ!おいひぃ!ぶもぉぉぉ!」
「ホントよく食うな......」
「んぶふ!フータロー君と一緒だからかなぁ?いつもよりお腹ペコペコな気がするんだよねぇ......あっ!ステーキとフライドチキンおかわり!」
一花のお願い
それは風太郎との食べ歩きデートだった
朝から待ち合わせをし、気になった店に入っては好きな物を食べたいだけ食べる
今の一花達は消化がかなり早いため店と店の移動で胃袋に余裕ができるため午前中だけで既に3軒目の店で爆食いしている
「ぶげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっぷっ!!ぶはぁ......美味しかったぁ......見て見てぇ......お腹こんなに大きくなっちゃったぁ......」
大量の食事が詰め込まれた腹はまん丸に膨らみ、シャツがずり上がってしまっている
「んふぅ......フータロー君......立たせてぇ?お腹が重いのぉ......」
「だから食い過ぎなんだよ......いくぞ?せーのっ!」
「ぶぐうぅぅぅぅ!!ぜぇっぜぇっ......立てたぁ......ありがとう......ふうぅ......」
2人は支払いを済ませて店を後にする
ドスッドスッドスッドスッ......
「ふぅ......ぶふぅ......今日も暑いねぇ......」
手でパタパタと風を送る一花
「もう11月だぞ......?」
「確かに夏よりは涼しくなったとは思うけど......ぶふぅ......まだまだ暑いよ?まだ家でもクーラー全開だし......」
汗だくになりながら歩く一花
Tシャツの襟や胸元、腋や背中は既に汗が染み込み、変色している
周りの人達は既に冬支度でコートやマフラーを身に付けている人もいる
そんな中1人だけ薄手の半袖Tシャツ姿の一花は結構浮いていた
「にしても長ズボンなんて穿くの珍しいんじゃ無いのか?」
風太郎は一花の下半身に視線を移す
普段は楽なスカートを履く事がほとんどの五つ子達だが、今日の一花は特大サイズの長ズボンを穿いていた
「今日はいっぱい歩くつもりだったからね!股擦れ対策だよ!スパッツよりも頑丈だからね」
一花は自分の巨大な尻をパンパン叩く
「そうか......でもサイズ合ってるのか?かなりパツパツみたいだが......」
張り詰める太ももに巨尻が今にもズボンを破裂させるのではと不安になる
「うーん......一応最大サイズなんだけどね......確かに少しキツいかな......でもスキニーパンツだと思えば普通だよ?へーきへーき!」
一花はあっけらかんと答える
「あっ!フータロー君!アイス屋さんだよ!アイス食べたい!」
一花は風太郎の手を引き、のしのしと歩く
「えっと......バニラとチョコミントとストロベリーと......」
「そんなに食って腹壊さないか?」
「大丈夫だよぉ、私のお腹頑丈だから!」
腹をポンポン叩きながら結局一花はトリプルアイスを2つ買った
「んふぅ!甘ぁい!冷たくて美味しい!」
風太郎と一花は公園のベンチに座り、休憩する
一花は本当に暑かったらしく、汗だくで体温も高まっていたため頭や肩口から湯気が上がっていた
「れろぉ......ぢゅる......フータロー君は食べないの?」
「あぁ、腹も減ってないし少し寒いしな......」
「えー?フータロー君痩せ過ぎなんだよ、もっとお肉つけた方がいいんじゃない?」
「お前らは事あるごとに俺に太る事を薦めるよな......」
「私の見立てだとフータロー君は太ったら結構可愛くなると思うんだよねぇ、筋肉が少ないから女の子みたいな太り方しそう」
「想像したくないな......」
「あはは、まぁ私達くらい大きくなるのは無理だろうけどね......ぢゅるぅっ!」
アイスを頬張りながらドヤ顔をする一花
「んぶぅ......げぇっぷっ!!ふぅ......美味しかったぁ!」
ぐぎゅううぅぅぅぅぅぅぅ......
アイスを食べ終わると一花の腹が鳴る
「あはは......甘いの食べたらしょっぱいのが食べたくなっちゃった......」
一花は腹を撫でながら苦笑いをする
「分かったよ、ほら、手貸せ」
「はーい!よっこいしょぉ!」
一花が立ち上がると座っていた木製のベンチが巨大な尻の形に汗で濡れて変色しており、湯気が上がっていた
「ふぅ......何食べよっかなぁ?ラーメンにお寿司......あっ、焼き肉もいいなぁ!ぶふふ!」
一花はこれから食べるであろう食べ物達を思い浮かべてだらしない笑顔を浮かべる
「あー、考えてたら凄いお腹空いてきちゃったよぉ......フータロー君!早く食べに行こ!」
一花は風太郎の手を引いて歩き出し、店へと向かうのであった
数時間後
「ぶげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっぷっ!!うぶぅぅ......ごおぉぉぉぉぉぉぉぉっぷっ!!」
結局あの後、一花の思い付く限りの飲食店をハシゴをし、最終的に焼き肉食べ放題に行き着いた
一日中食べていたにも関わらず、焼き肉の魔力に一花の食欲は大爆発、十数人前の肉を休み無く食べ続け、大量の白米にビビンバ、冷麺、デザートなどのサイドメニューも食べまくり、結果10kg以上を完食したのであった
「おぶぅぅ......!さ、流石にぃ......ぐぇぇっぷっ!食べ過ぎたぁ......げあぁぁっぷっ!!」
一花の腹はとんでもなく膨らみ、少し動くだけでゴポゴポと中身が揺れ動く音が聞こえる
「本当......お前の腹はどうなってるんだ?」
「ぶふぅ......食べ始めたら美味しくて止まらなくってぇ......ごぉぉぉっぷっ!!」
脂とにんにく臭のするゲップを連発する一花
案の定立ち上がろうとしても大きく膨らんだ腹が邪魔をして巨体が持ち上がらない
そのため足を目一杯開き、風太郎に引っ張ってもらう
「ぶぎいぃぃぃぃぃぃぃ!!」
一花は歯を食いしばり全身に力を入れる
ブチッ!ブチッ!
ビリイィィィィィィィ!!
「ぶほっ!?」
するとズボンのボタンが飛び、尻の部分が見事に張り裂けてしまった
ぶぼぉぉぉぉぉぉ!!
ぶびいぃぃぃぃぃ!!
「ふぎっ!?ご、ごめっ!?」
尻と腹が楽になったせいか一花は爆音のオナラをしてしまう
「と、とにかく店を出るぞ!ほら!これでケツ隠せ!」
風太郎は自身の上着を一花の尻に被せ、尻と背中の肉の谷間に挟み込んで固定する
「ひぃぃぃん!」
一花も流石に恥ずかしいのか顔を手で覆いながら店を後にした
ドスッドスッドスッドスッ......
「ふしゅぅぅ......ぶひゅうぅ......ご、ごめんね?さっきは恥かかせちゃって......」
「気にすんな、もう慣れた」
五つ子と一緒にいるとかなりの確率でボタンが弾けたり服が破けたりする現場に遭遇する
風太郎にとっても見慣れた光景だ
ゴポンッ......ゴポンッ......
歩くたびに腹の中身が揺れ動く音が聞こえてくる
「ごぉぉぉっぷっ!ぶふぅ......お腹重いぃ......歩きづらいよぉ......」
大きく膨らんだ腹の重さを支えるために背中を反らせているため普段よりも歩くのが遅い
「まったく......少しは加減できないのか?」
「無理だよぉ......フータロー君だって......ぶほっ......分かってるくせにぃ......ぶふぅ......」
一花達の食欲は常識の範疇を超えている
食べ過ぎて動けなくなることもしょっちゅうである
「それだけ食べても家に帰ったら何か食いたくなるんだもんな......」
「うん......この前はピザ咥えたまま寝落ちしちゃって......」
「窒息とかには気をつけろよ......?」
「う、うん、気をつけるよぉ......ぶふぅ......」
そんな話をしながら風太郎は一花をアパートに送り届ける
「ふぅ......今日はありがとうね!フータロー君」
「あぁ、またな」
こうして一花との食べ歩きデートは終了したのであった
後日
なぜか風太郎のスケッチが金賞を取ってしまい、学校に飾られてしまう事になったのはまた別のお話である
完