小さなお店でオリジナルブランドの服を売っていたら超セレブなふたなりお嬢様に気に入られてしまいあらゆる手を使って所有物にされてしまう話(むちむわオーダーメイド採寸編) (Pixiv Fanbox)
Content
「はい、またお越しください~」
カランコロン♪
「ん~っ……やっと三人目かぁ………」
街の外れで小さな服屋を営む僕は、本日三人目のお客さんを見送り大きく伸びをする。小さなころから力がない代わりに手先が器用だった僕は、自分の長所を生かそうとした結果、いつのまにか自作の服を売るようになっていた。売れ行きはあまり良いとは言えないが、それでも生活は出来る程度はあり充実した日々を送っていた。
「今日はもう閉めて新しい服でも作ろうかなぁ……」
カランコロン♪
「っと……いらっしゃいま~……ぇ?」
「失礼いたしますわ。」
店じまいでもしようかと思っていたところへ扉のベルが鳴り、迎え入れようと向かう途中で言葉を失う。そこには黒服を着た数人を従えるように入ってきた、いかにもお金持ちといった見た目の女性がいたからである。
「まぁ!素敵なお洋服ですわ♪見たことのない……どこのブランドでしょうか?」
「い、いらっしゃいませ~何かお探しですか?」
「あら、店主様かしら?こちらのお洋服、どこのブランドですの?………って、これは何と可愛らしいお方♪」
「ぁ、いえ、ありがとうございます……?」
軽く店内を物色し始める女性に声をかけると、縦に巻いた長い髪をなびかせこちらを振り向いてくる。近づいて気づくが、かなり背が高いようで見上げてしまう程であった。
「こちらのブランドについて教えていただきたいですわ♪」
「ここにあるものは一応僕のハンドメイドになります。なのでブランドは僕、でしょうか……」
「ハンドメイド……!?この全てがですのっ……!?」
「ぇっと、そうですね。」
「…………それはそれは♪」
質問の答えへの反応に、少し得意げになる僕。こんなお目が高そうな女性に驚かれるなんて想像もしていなかったのだ。
「店主様、お名前は?わたくしはシェリアと申しますわ♪」
「ぇ?ぁ、キアルと言います。」
「よいお名前♪それではキアル様、どうかわたくしのモノになってくださいまし♪」
「………………へ?」
突然の告白に、思考が停止する。彼女の言葉の意味がわからず、ぽかんとした表情で復唱する。
「も、もの……?」
「おっと、失礼いたしました♪少し昂ってしまいまして、つまりわたくしの望むお洋服を、わたくしのためだけに仕立てていただきたいのですわ♪」
「ぁ、ぁぁ……専属になってほしいということですか。とても嬉しいお話なのですが、ご遠慮させてもらえればと……」
「…………???キアル様、今なんと……?」
シェリアさんの言葉の意味を理解し丁重にお断りをする僕だが、今度は彼女が思考停止したような状態になり、数秒遅れてから改めて確認される。
「ぇ、えっと、専属というのは考えていないので、お断りを……」
「あぁっ!勿論お金はお支払いいたしますわ♪それに住まいと食事に関してもわたくしのお家を提供しますので心配はありませんことよ♪」
「そ、そういうことを心配しているわけじゃ……す、住まいと食事?」
「はい♪わたくしのモノとなるのであれば当然ですわ♪いついかなる時でも応じていただけないといけませんもの♪」
「それは余計に……その、お断りさせてください……」
「????」
改めての断りにシェリアさんはどこか的外れの補足をしていく。お金持ちとしての価値観の違いなのか、まるで所有物のような扱いをしようとしていることを、当然といった表情で話す彼女に少し恐怖してしまう。当の本人はまたしても予想外だったのか、僕が何を言っているのが理解できていない様子だった。
「わたくしのためにその素晴らしい腕前を披露できますのよ?」
「僕は色んな人に着てもらえればと……」
「わたくしと同じ屋根の下、生活を共にすることができるというのに??」
「さ、流石に今日初めて会って一緒に生活というのは……」
「わたくしの寵愛が受けられるのですのよ???」
「えっと、シェリアさんはとても綺麗な方だと思いますけど………」
「………………………………」
じぃーーーー………………
「……ぁ、あの………」
フッ…………
「っ……!」
次々繰り出されるシェリアさんなりのメリットだが、僕の心にとまるものは何もない。まさか断られると思っていなかったのか彼女は押し黙ってしまうと、改めて僕を見つめ始める。その圧に耐え兼ね目を逸らしていた僕だが、沈黙に耐え兼ね目を合わせた時、シェリアさんの目には光がなく、こちらを吸い込むような瞳でのぞき込んでいた。
「なるほど、承知いたしましたわ。キアル様はわたくしの誘いを断るのですね。」
「そ、それはそうなんですけどっ……オーダーメイドのご注文とかは全然……」
「いえ、今は結構。」
ササッ……
「~~~~~~~………………ええ、そうしてくださいませ……」
「…………」
クルッ……
「では本日はこのあたりで。お邪魔いたしましたわ。」
「えっ……?」
「おっと、お店に来て何も買わないのは失礼でしたわね。………ここからここ、全て買わせていただきますわ。それではキアル様、ごきげんよう。」
「ぁ、ぇ、ぇぇ……?」
冷たい表情と声色で淡々と話すシェリアさん。途中、ここまで何も喋ることなく待機している黒服に何か耳打ちをした後、店を出ようとするが、直前で思いついたように区画を示してから店を出ていく。その後、黒服たちがその区画の品を持ち出して出ていくと、最後にその代金の倍以上のお金を残していくのだった。
カランコロン……カランコロン……
「あ、ありがとうございました………?」
◆◆◆
「どうしてこんなことに……」
青ざめた顔を店のテーブルに突っ伏し、頭を抱えてそう呟く。シェリアさんの来店以来、僕のお店は坂道を転がるように状態が悪化していた。彼女が来てから一週間後には元々少なかった客足がさらに遠のき、そこから二週間経って来たのはたった一人。さらにその一人が買った服に裁縫時の針が残っていて、怪我をしたという自分が起こしたとは思えないアクシデントに見舞われてしまう。
しかもかなりご立腹ということで、お店と土地を売らなければならない程の賠償額を要求されているのだった。
「こんなのどうすれば……」
カランコロン♪
「お客さんっ……い、いらっしゃいませ~っ……」
「ごきげんよう、キアル様♪」
「しぇ、シェリアさんっ……」
そんな絶望に打ちひしがれる中、久しぶりに開いた扉の向こうからは現れたのはニコニコと笑みを浮かべるシェリアさんの姿だった。
「あらあら?そんな青ざめたお顔でどうなさいましたの?♪」
「ぁ、いえっ、お気になさらず……」
「そんなこと仰らずお話くださいませ♪わたくし今日は謝罪とお詫びに参りましたので♪」
「謝罪……?」
「ええ、先日は失礼な態度をお見せして申し訳ございませんでしたわ♪キアル様にも事情があるというのにわたくしばかり先走って、ですので今日は売り上げに貢献できればと思いまして♪」
「っっ……ありがとうございます……!」
ぱぁっ……!
「それで、何がありましたの?」
「それが……」
自分とは正反対な表情に、初めは誤魔化しながら接しようする僕。しかしあの時のことをわざわざ謝罪にくる誠実さと、ノブレスオブリージュとでも言うべき彼女の余裕のある振る舞いに、つい口が滑って一部始終を話してしまうのだった。
「~~ということがあって……」
「まぁまぁ、それは大変でしたのね……でしたらキアル様。わたくしに一着仕立ててくださいませ♪」
「ぇ……?」
「お代は、そうですわね……」
スッ……
サラサラサラ……
「これくらいでいかがでしょう?♪」
すすっ……
「こ、これはっ゛……!?」
全てを話し終えた後、シェリアさんは予想外の提案をしてくる。困惑する僕だったが、それは差し出された小切手を見て理解する。そこに書かれていたのは、丁度僕が払うべき金額の数字だったのだ。
「キアル様、お受けいただけるかしら?♪」
「は、はいっ゛……!ありがとうございますっ、ありがとうございますっ……!」
バッ……バッ……!
「ふふっ♪それでは早速、わたくしのお家で打合せをいたしましょう♪その方が色々と捗りますし♪」
「わ、わかりましたっ……!」
彼女の問いかけに二つ返事で答えた後、何度も頭を下げ感謝を口にする。そうしてシェリアさんの慈悲によって助けられた僕は、その依頼を果たすため、彼女の家へと向かうのだった。
「………………♡♡」
◆◆◆
「す、すごい………」
キョロキョロ……キョロキョロ……
「そんなに大したものじゃありませんわ♪ただのお家ですもの♪」
シェリアさんの”お家”はわかりやすい豪邸で、絵本にでも出てきそうな大きさをしており、内装や家具はどれも高級そうでキョロキョロと見渡してしまう。そんな落ち着かないままの僕に、彼女は数枚の紙を見せてくる。
スっ……
「キアル様、こちらを。」
「は、はぃっ……これは……?」
「こちらが今回仕立てていただきたいお洋服ですわ♪」
「こ、これをですかっ……!?」
それはかなり詳細に記された衣装のデザイン画だった。てっきりアイデア出しからだと思っていたので意外だったが、それよりもそのデザインに驚いてしまう。それはいわゆるハイレグと呼ばれるタイプで、胸元もかなり布面積が少なく、普段着として使えるものでは全くなさそうだった。
「はい♪ぜひキアル様の手で仕立てていただきたいのですわ♪」
「……わ、わかりました……僕でよければ、はい……」
「ふふっ♪では早速取り掛かりましょう♪まずは採寸から、こちらをお使いくださいませ♪」
ぽんっ……
スクッ……!
「こ、ここでっ……!僕がですかっ……!?」
「ええ、勿論♪お受けくださるのでしょう?でしたらそこもやっていただけませんと♪」
しゅるっ……しゅるるっ……
「わ、ぁぁっ……!ま、待ってくださいっ゛……」
イメージとは違ったものの今更断る選択肢はなく、改めて依頼を引き受ける僕。するとシェリアさんは巻き尺を僕に手渡して立ち上がる。そこは黒服の人か誰かに任せようと思っていたのだが、慌てる僕をよそに彼女は服を脱ぎ始めてしまう。
しゅるるっ……しゅるっ……♪
ぱさぁっ……♪
「っっ……!」
「さぁ♪こちらにいらしてくださいまし♪キアル様の手で、わたくしの体を隅々までお願いいたしますわ♪」
むちっ……♡♡むちぃっ……♡
すらぁっ……♡♡
「ぅぁ………♡」
躊躇なく、そして優雅に脱ぎ捨てあっという間に下着姿になるシェリアさん。幸いにも彼女は背を向けているが、それは気休めにしかならないもので、女性の魅力溢れる後ろ姿に顔を真っ赤にしてしまう。
「しぇ、シェリアさんっ、流石に僕が直接というのは……」
「あら?でしたらキアル様はわたくしの依頼をお受けいただけないと?そうなると報酬の方もお支払いできかねますわね♪」
「ぅ、ぅぅ゛っ……わ、わかりました……」
スクッ……
「んっ゛……♡」
ふわぁっ……♡♡
どうにかした断ろうとするものの、報酬のことを出されてはそれ以上粘ることは出来ない。そうして僕は諦めて下着姿のシェリアさんへ近づいていくが、その途中で鼻腔を掠める甘酸っぱい香りに気づいてしまう。
「ふふっ……♪どうされまして?♪」
「ぃ、いぇっ゛、何でもないですっ……♡そ、それじゃあ測っていきますね……?」
シュルルッ……ピタッ……サッ……
むにっ……♡
ふわぁっ……♡♡
「っ……♡♡」
「ん……♪」
問いかけてくる彼女へ誤魔化すように答えながら採寸を始める。まずは上半身、肩に腕と背後からでも出来るものをやっていくが、それでもシェリアさんの肌には触れてしまう。無心を心がけるものの、その感触、そしてより近くに感じる香りには邪な気持ちを抑えられない。
シュルルッ……
「はい……これで上半身は後、その……♡」
「ええ、バストとウエストでしょう?♪それでは前を向かねばなりませんわね♪」
「っ゛……ぃ、ぃやっ、やっぱりその後ろからでも出来なくは……♡」
「いけませんわ♪正確な数値でないと制作に支障が出てしまいますもの♪さぁ、お願いいたしますわ♪」
クルッ……♡
「ぁ……」
何とかやりきった僕であったが、一番の難関は残ったまま。しかしシェリアさんは全く気にすることなく、僕の声も聞かずにこちらを振り返るのだった。
たぷぅんっ♡♡♡
むちっ゛♡♡むちぃっ゛♡♡♡
むわぁぁっ……♡♡
「ん、んぅ゛っ゛!?♡♡♡」
ビクンッ……♡♡
「ふぁ……♡♡」
じ~~~っ……♡♡♡
その瞬間、より濃くなった甘酸っぱい香りに体が跳ねる。そして視界の半分以上を占める、母性の象徴に釘付けになってしまう。いかにも高級そうな生地で作られたブラジャーに包まれたそれは美しさすら感じさせるが、しかし性的な魅力が飲み込んでいく。単純に大きくて柔らかそうなセレブおっぱいから目が離せる筈がないのだ。
「…………♡ふふっ♪キアル様?情熱的な視線は嬉しいのですが、採寸をされるのでしょう?♪」
「はっ゛……!すみまっ……いぇ゛っ、す、すぐにっ゛……♡」
ササッ……♡シュルルッ……♡♡
ぐぐっ……♡♡
「ぁんっ♡♡」
「っっ……!♡♡」
むにゅぅんっ♡♡
むっわぁぁっ♡♡
「ふぁ゛っ……!♡♡んんぅぅ゛っ……!♡♡♡」
そんなあからさまな態度を当然指摘され、僕は慌てて採寸を再開させる。しかし急いでしまったせいで勢いよく締め付けてしまい、そのせいでもちふわセレブおっぱいに触れてしまったのはもちろん、そこから押し出される蒸れ甘の香りを吸い込んでしまう。
「ご、ごめんなしゃいっ……♡♡ぇ、ぇっとっ゛……♡♡」
ぷるぷるっ♡♡ぷるっ♡♡♡
「ふふっ♪わたくしは大丈夫♪ですから焦らず、ゆっくりと、ですわ♪」
「すんっ……♡は、はぃぃ゛……♡♡」
むわっ……♡むわぁっ……♡♡
むにっ♡♡むにぃっ♡♡♡
「っぅっ……♡♡」
謝罪をしながらも余計に手が震えて上手く測れない僕だったが、シェリアさんの言葉で何とか落ち着きを取り戻す。とはいえ、それによってよりセレブおっぱいの感触と香りを味わうハメになってしまうのだった。
きゅっ……♡♡シュルルっ……♡
「は、はい……♡バストの採寸、完了です……♡」
「ええ♪それでは次はウエストですわね♪続けてお願いしますわ♪」
「わかりました……ふ、ふぅっ……♡」
すっ……♡
「じゃ、じゃあウエストを……」
フイッ……♡
ようやくバストの採寸を終えるも、息つく暇もないままウエストの採寸へと移行する。しかし最大の難関を突破した僕は、肩の荷が下りた気持ちになり、落ち着いてしゃがみながら視線を移動させた。
その時だった。
「………………ぇ?」
「……………♡♡♡」
ずもももぉぉ゛……♡♡♡
みちっ♡♡みちぃっ♡♡♡
「ぇ、ぁ……?こ、これ、ぇ………?」
視線の先には一般的とは言い難い形のショーツが目に入る。ただ、それよりも僕を困惑させたのは、そのショーツにぴっちりと浮かびあがる一本の棒状の膨らみと、その左右にはみ出すように存在を主張する二つの球状の膨らみだった。
「あら?そんな驚いた顔して♡どうされましたの?♡」
「ぃ、ぃやっ、その、だってシェリアさん……こ、これ……」
「ああ、そういえば言っておりませんでしたわね♡わたくし、ふたなりですの♡♡」
「ふ、ふたなり……?」
「ご存じありませんこと?♡今まさにキアル様がご覧の通り、女性でありながら男性器であるペニスを生やした存在♡それがふたなりですわ♡♡」
みちっ♡♡みちちっ♡♡♡
「ぺ、ぺニっ……!?」
「ふふっ♡意外と少なくありませんのよ?♡わたくしのように立場ある人間がふたなりであるということは♡♡まぁ、普段着るものは特注を強いられたり大変なこともありますが♡ちなみにこのショーツも特注ですわ♡♡」
「そ、そう、なんですか………」
じ~~~………………♡♡♡♡
困惑する僕へ告げられる衝撃の事実だが、その名称よりも目の前の現実のインパクトがあまりにも強い。特注だというそのショーツには、下側へ向かって伸びる男性器の輪郭が浮かび上がっているのだが、その長さも太さも間違いなく僕より上の逸物であった。そしてそんな光景から何故だか目が離せない僕に、さらなる衝撃が襲い掛かる。
「あらあら♡そんなに熱く見つめられたら……♡♡」
ムクッ……♡♡
「へっ゛……?」
ムククッ……♡♡ムクぅっ……♡♡♡
みちちぃっ゛……♡♡♡
「ぅ、うそっ……今まで、勃って………♡」
「あぁ……♡いけませんわ♡キアル様の前でこんな………♡♡」
ビキッ♡♡ビキビキビキッ♡♡♡
ぴっっちぃぃ~~っ……♡♡♡♡
「な、なに、これ………………♡」
ぞくっ………………♡♡
みるみる内に起き上がっていく男性器に、伸縮性が優れているのかショーツが形を合わせていく。通常の状態で僕の勃起時より大きかったソレは、あっという間に彼女の綺麗なおへそを隠す位置にまで伸びあがってしまうのだった。
「んっ……♡♡お見苦しいものを申し訳ありませんわ♡キアル様もこのようなもの………あら♡♡」
「…………♡♡♡」
じ~~~~っ…………♡♡♡
ビキッ♡♡ビキィィッ♡♡♡♡
「………はっ……!♡い、いえっ゛、お気になさらずっ……♡♡」
「ふふっ♡では少し手間ですが、採寸の方をお願いいたしますわ♡♡」
「ぇっ………?こ、このまま、ですか……?♡」
「はい♡ウエストの採寸を♡先程と同じように正面から♡♡」
ドクッ♡♡ドクドクッ♡♡♡
ぴちぃぃ~っ………♡♡♡
「っっ゛……♡♡」
伸縮性が優れたショーツは薄く引き伸ばされ、その向こうにある雄々しく勃ち上がった男性器の姿が透けて見えてしまう。本来はすぐにでも目を逸らすべきだというのに、僕は完全に釘付けになっており、シェリアさんの声にも反応が遅れてしまう程。そしてそんな僕に彼女は採寸の再開を告げるのだった。明らかに測定を邪魔する位置にソレがあるというのに。
「し、失礼しますっ゛……♡」
サッ……♡シュルルっ……♡♡♡
ぐっ……♡♡
「っ……♡♡」
ビキビキッ♡♡ビキッ♡♡♡
ドクンッ♡♡ドクンッ♡♡♡
一言告げてから、背中へと巻き尺を回す。そうして前面に持ってくると、今度は勃ち上がる男性器とお腹の僅かな隙間に差し込まねばならないのだが、はっきりと脈動している光景に思わず息が止まる。決して触れてはならないと、頭の中で警鐘が鳴り響いており、集中力を高めて巻き尺を動かしていく。
「…………♡♡」
「んっ゛……♡♡」
ぷるぷるぷるっ……♡♡ぷるっ……♡♡♡
ぐっ……♡♡ぐぐっ……♡♡♡
……きゅっ……♡♡
「……はぁ~っ……♡♡」
ずいっ……♡♡♡
震えながら何とか隙間に通し、巻き尺が一周する。そうして無事障害をかわした安心感で大きく一息をついた後、近づいて目盛りを読もうとした時だった。呼吸とは吐いた後は必ず吸わねばならないもので―――
「すぅぅぅ~っっ♡♡」
むっっっわぁぁ゛ぁ゛~~っっっ♡♡♡♡♡
「ぉ゛ッッ!!??♡♡」
むわっ゛♡♡むわわっ゛♡♡むっわぁぁ゛っ♡♡♡
「んぉ゛ッ?♡ぉ゛っ??♡♡ぉぉ゛ォ゛っ???♡♡♡」
ガクガクッ♡♡ガクッ♡♡ガクンッ♡♡♡
初めて嗅ぐ、重たく濃厚で脳が痺れるような匂いを、直接脳に届く勢いで吸い込んでしまうのだった。
「すんっ゛♡♡すぅぅ゛っ♡♡ぉ゛っ?♡んぉぉ゛ッ?♡♡ふすっ♡♡すんっ゛♡♡♡」
「ふふっ♡キアル様?どうされまして?♡そんなに息を荒げて♡」
「ふぉ゛っ♡♡んっ゛♡♡すんっ゛♡♡ほぁ゛っ……♡♡ぃ、ぃぇ゛っ♡♡な、なんでもありまひぇん゛……♡♡ふぁっ゛……♡♡」
ビクッ♡♡ビクビクッ……♡♡
すすす~っ……♡♡
「も、もう一回、測りなおしまひゅ……♡♡♡」
「…………♡♡」
訳もわからず呼吸をし続け、その度に全身を包む多幸感に困惑が止まらない。しかしやるべきことは残っており、改めて測り直そうと顔を離す。
それがさらに事態を悪化させるとは知らずに。
「……おっと♡♡」
ぺとんっ……♡♡
「ほぇ……?♡」
「あら♡申し訳ありませんわ♡♡わたしくのペニスがキアル様のお顔に♡べっとりと……♡♡♡」
べっとぉぉっ……♡♡♡
のっしぃぃ~~っ♡♡♡♡
「んんぅ゛ッ!?♡♡ぉ゛ッ♡♡すんっ♡♡すぅぅ゛ッ♡♡♡ほぉ゛ォ゛ぅっ♡♡♡♡」
むわっ゛♡♡むわわっ゛♡♡むっわぁぁ゛っ♡♡♡
ガクガクガクッ♡♡ガクンッ♡♡ガクンッ♡♡♡
これまで採寸を邪魔をするように勃ち上がっていた男性器が、意思を持つかのように僕の顔へと叩きつけられる。数秒遅れてその事実に気づいた瞬間、僕を包んでいた多幸感が爆発するような錯覚を起こし、全身から力が抜けていく。
「すんっ゛♡♡んぅォ゛っ♡♡ほぉ゛っ♡♡ほ、ほへぁ゛っ……♡♡」
ふらふら……♡ふらふら……♡♡♡
どしゃぁっ……♡♡
「キアル様?♡採寸がまだでしてよ?♡♡さぁ♡もう一度、しっかりと♡♡」
「ぁ゛……♡ちょ、ちょっとまっへくだひゃぃ゛……♡♡」
ずり……♡♡ずりり……♡♡♡
「いけませんわ♡早くしないとこんな姿では風邪をひいてしまいますもの♡♡」
ずぃっ……♡♡ずぃぃっ……♡♡
バランスを失いその場に崩れ落ちてしまう僕へ、シェリアさんは変わらない声のトーンで催促をする。未知の経験でも流石に違和感を覚える僕は、時間を欲して後ずさりをするが、彼女は聞く耳を持たずに追い詰めるかのように近づいてくる。
ぶるんッ……♡♡ぶるんッ……♡♡♡
「ま、まってぇ……♡♡それ、変になるからぁ゛……♡♡」
「それ?♡一体どれのことですの?♡曖昧な言葉ではわかりませんわ♡♡」
「ぁ、そ、それはっ゛……♡♡」
ずりり……♡♡ずり……♡♡
「キアル様?♡」
ずぃぃっ……♡♡ずずぃぃっ……♡♡♡
ドクンッ♡♡ドクンッ♡♡ドクンッ♡♡♡
「っっ゛♡♡お、おちっ……♡♡おちん……ぽを近づけないで、くださいぃ゛……♡♡」
ゾクゾクッ……♡♡♡
一歩詰め寄る度に大きく揺れるソレへ、命乞いでもするかのように必死に声をかける。しかしわからないフリを疑いたくなる白々しさを見せるシェリアさんは止まらない。そんな彼女へ僕は恥ずかしいという気持ちを抑え、普段の生活で中々使う事のない言葉を口にするのだった。
「…………♡♡あら♡これは失礼♡全然気づかなかったもので、申しわけありませんわ♡♡」
ピタッ……♡♡
ビキッ♡♡ビキビキビキィッ♡♡♡
「ぅぁ……♡ぃぇっ、僕も何だか変になっていたので……♡ふ、ふぅぅ……♡♡」
ふらっ………♡♡
ドンッ♡♡
「んぇっ……?」
ようやく僕の声が聞き入れられ、彼女の脚が止まる。依然として存在の主張が激しい勃起おちんぽだが、それでもある程度の距離は取れている。それに安堵し、背後を確認することもなく気を抜いてしまった時だった。
ガシャァンッ!!
「わぁっ゛!?」
「あらあら……これは………………♡」
「ぇ……ぁ、す、すみませんっ゛……!」
棚に寄りかかってしまったせいなのか、置いてあった壺が音を立てて落下する。バラバラに砕け散ったそれは軽く寄り掛かった程度で、動くようには見えない大きさだったが、そんなことを考える間もなく僕は慌てて謝罪する。
「……お怪我はありませんこと?」
「大丈夫です……け、けど……」
「それは安心しました。ですが、困りましたわ……♡こちらの品は先日手に入れたばかりで費やしたものもそれなり、ぁぁどういたしましょう……♡♡」
「すみませんっ゛、すみませんっ゛……!僕、そんなつもりじゃ……」
サササッ……!
「あまり申し上げるのもよくはないのですが、今回の報酬の数十……いえ数百倍の額がかかっておりまして……♡」
「っっ゛……!?ほ、本当にすみませんっ゛!どうか、どうかお慈悲を゛……」
ぐりぐり……ぐりぃ……!
シェリアさんの口ぶりに姿勢を変え、土下座の状態で謝罪を繰り返す。そこへ追撃するように膨大な賠償金が示唆され、僕は頭を擦りつけながら縋ることしか出来ず、判決を待つだけであった。
「う~ん…………あ♡でしたらキアル様が一か月程わたくしのモノとして過ごす♡というのはいかがでしょう?♡」
「ぇ゛……?」
「初めてお会いした時に申し上げたでしょう?わたくしのモノとなって欲しいと♡あの時はお断りされてしまいましたが、今回は賠償の代わりとしてお受けいただきたいのですわ♡♡」
「も、モノ……ぃ、いや、でもっ……」
ガタガタ……ガタガタ……
「たった一月、それとも他に何か代案がありまして?♡」
「っっ…………」
予想外の判決に困惑しながらも考えを巡らせる。果たして彼女の言うモノにどれだけの意味が込められているのか、しかし動揺と元々助けてくれているという事実に、僕が出す答えは一つ存在しなかった。
「……ます。シェリアさんの、モノになりますっ……」
「……なります?」
「っ゛……!しぇ、シェリアさんのモノにならせてくださいっ……!お願いしますっ゛……!」
「ええ♡かしこまりました♡それではよろしくお願いしますわ♡ねぇ……♡♡」
「キアル♡♡」