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世界を熱狂させる新時代の歌姫、ウタ。右半分が鮮やかな赤、左半分が純白という特徴的なツートンカラーの髪を揺らし、常にトレードマークのヘッドホンを身につけている彼女は、見る者の目を惹きつけて離さない華奢で愛らしい容姿を持っていた。細くしなやかな四肢、くびれたウエスト、そして何より全ての人を魅了し、別次元へと誘う圧倒的な歌声。彼女はまさに完璧なアイドルであり、世界中のファンにとっての希望の光だった。

しかし、新世界を巡るかつてないほど大規模なライブツアーは、彼女の心と体に想像を絶するプレッシャーとしてのしかかっていた。「絶対に完璧なステージにしなきゃいけない」「一人残らず、みんなを私の歌で幸せにしないと」という強迫観念は、夜の暗闇の中で彼女から眠りを奪い、極度のストレスとなって精神をすり減らしていく。不眠と孤独に苛まれたウタが、唯一の心の平穏を見出したのは、各会場のファンやスポンサーから山のように届けられる「甘い差し入れ」だった。最初は、不安な夜にクッキーを一枚かじるだけだった。しかし、糖分がもたらす一時の安らぎと多幸感は脳を麻痺させ、いつしか彼女の細い体は、急速にその形を変え始めていたのだ。

初日の公演を終えた深夜の控室。誰もいなくなった部屋で、テーブルの上に置かれていた特大のイチゴのデコレーションケーキのホールを前に、ウタは荒い息を吐いていた。フォークやナイフを使う理性すら吹き飛び、両手で直接スポンジと生クリームを鷲掴みにすると、そのまま大きな口を開けて胃袋へと詰め込んでいく。濃厚な甘さが口いっぱいに広がり、口の周りや頬を白いクリームでベタベタに汚すのも構わず、無心で甘い塊を貪り食う。咀嚼もそこそこに喉の奥へと流し込まれたカロリーの塊は、確実に彼女の体内で甘い脂肪へと変換されていった。

かつては余分な肉など一切なかった引き締まったウエストには、ふっくらとした柔らかい脂肪の層が付き始めていた。たっぷりと栄養を吸い上げた胸は明らかにサイズアップしており、息をするたびにブラジャーのカップから零れ落ちそうになった柔らかな肉が、たわわに、そして重たげに揺れる。ほっそりとしていた顎のラインは丸みを帯び、指先でつつくとマシュマロのように深く沈み込むほどに甘く、もっちりとした肉付きへと変化していた。白く滑らかな肌の下に蓄えられた真新しい脂肪は、彼女の体をむっちりとした扇情的なシルエットへと作り変えていく。

その明らかな変化にウタ自身が気づいたのは、私服に着替えようとした時だった。いつも愛用していたお気に入りのデニムのショートパンツに脚を通そうとした瞬間、ふくらはぎを抜けた辺りで強い抵抗を感じたのだ。むっちりと膨らんだ太ももの中間で布地がピタリと止まってしまい、無理やり引き上げようとしても、パンパンに張った柔らかい肉が邪魔をして、お尻までたどり着かない。以前はすんなりと穿けていたはずなのに、太ももの内側の肉が密着し、むぎゅっと押し潰されている感覚に、ウタは顔を青ざめさせた。

これはいけないと焦ったウタは、翌日のスタジオで激しいステップを踏み、必死にダンスの練習を行った。しかし、少し体を動かしただけで、急激に育った胸やお尻の肉がブルンブルンと重たげに揺れ、その質量が体力を容赦なく奪っていく。わずか数分で滝のような汗が全身から吹き出し、息はゼーゼーと上がり、足元がふらついて床に座り込んでしまった。

これでは外を歩く服すらないと悟った彼女は、帽子とサングラスで深く変装し、街のブティックへと駆け込んだ。以前のような体のラインが出る服や短いボトムスには見向きもせず、ポッコリと膨らみ始めたお腹周りや、太くなった脚を完全に隠せる、ゆったりとしたAラインのワンピースを何着も掴み、逃げるようにレジへと向かった。

「……あの、最近少し、ふっくらしたのではないかい?」

「えっ!? き、気のせいじゃない? 歌うのってすっごく体力使うんだから、筋肉がついたのかも!」

「いや、しかし……控室にあった巨大なケーキの箱が、毎日空になっているし……」

「み、みんなの気持ちなんだから、残したら悪いじゃん! ちゃんと食べて応援に応えなきゃ!」

「それはそうだが、衣装スタッフがサイズ調整の限界に近いと嘆いていたぞ」

「心配しすぎ! ちゃんと歌えてるんだし、私の歌声は最高でしょ?」

「歌声は素晴らしいが、健康状態とプロポーションが心配なのだよ」

「健康ならバッチリだってば! ほら、今日も元気いっぱい!」

「……なら良いのだが。夜中のドカ食いだけは控えてくれよ」

「わ、わかってるってば! さあ、次のリハ行くよ!」

「本当に大丈夫だろうな……」

「絶対に大丈夫! 私は最強の歌姫なんだから!」

身長:169.0cm / 体重:65.5kg(前月比 +10.5kg)

BMI:22.9(普通体重・肥満予備軍)

B:95 (Fカップ) / W:68 / H:95


ライブツアーもいよいよ終盤戦。連日のステージと膨れ上がる観客の熱狂は、ウタの精神を完全に限界へと追い詰めていた。「もっと素晴らしい歌を」「絶対に失敗は許されない」というプレッシャーは、彼女の理性を完全に吹き飛ばし、その食欲を狂気的なレベルへと引き上げていた。

本番前の誰もいない控室。そこにはスタッフが用意した、豪華なビュッフェ形式のケータリングが並んでいた。本来なら数十人のスタッフで分けるはずの料理を前に、ウタは理性を失った獣のように目を輝かせていた。巨大な皿に、山盛りの唐揚げ、大量のフライドポテト、ピザを何枚も重ね、その横にはまるごと一本のロールケーキと大量のプリンを無造作に盛り付ける。周囲の目など気にする余裕もなく、ウタは素手で脂っこい唐揚げを掴み、口の周りを油でギトギトにしながら貪り食った。噛むことすら面倒なように飲み込み、すぐに甘いロールケーキを口いっぱいに詰め込む。塩気と糖分の暴力的なループが脳を麻痺させ、彼女は恍惚とした溜息を漏らしながら、次々と高カロリーの塊をその巨大な胃袋へと収めていった。パンパンに膨れ上がったお腹は、さらに限界を超えて押し広げられていく。

かつて世界を魅了した華奢な歌姫の面影は、分厚く、そして甘く熟れた肉の鎧の奥底へと完全に埋没していた。白く細かった首にはタプタプとした二重顎が形成され、首の境目を完全に無くしている。限界まで膨張した腹部は、まるで巨大な水風船のように前へとせり出し、立った状態では自分の足元すら見えない。そして何より目を引くのは、Jカップにまで巨大化した乳房だった。もはやブラジャーで支えることなど不可能なその二つの肉塊は、ずっしりと重力に引かれて垂れ下がり、張り出した巨大なお腹の上に乗っかっている。動くたびに「ブルンッ、ドリュンッ」と卑猥な音を立てて波打ち、全身の毛穴からは、摂取した糖分と油分が混ざり合った、甘ったるくも生々しい匂いの汗が絶えず吹き出していた。

異変が起きたのは、食後にスタジオで休憩しようとした時だった。いつもの丸椅子にどっしりと腰を下ろそうとした瞬間、「バキィィッ!!」というけたたましい破砕音が響き渡った。ウタの圧倒的な自重と、勢いよく降ろされた巨大な尻の質量に耐えきれず、鋼鉄製の椅子の脚が無惨に折れ曲がったのだ。ウタは「きゃあっ!」と短い悲鳴を上げ、大量の肉を激しく揺らしながら尻餅をついた。床に叩きつけられた衝撃で、お腹の肉が波のように大きく波打ち、巨乳が顔に勢いよくぶつかる。ひっくり返った亀のように手足をバタバタと動かすが、背中とお尻についた分厚い脂肪が邪魔をして、一人で起き上がることすら困難になっていた。

このままでは本当にステージに立てなくなると、ウタは這うようにして個室へ移動し、床に仰向けになって腹筋運動を試みた。しかし、上体を起こそうと力を入れた瞬間、顔の上に巨大な乳房がのしかかり、呼吸を塞いでしまう。さらに、ボールのようにパンパンに膨れ上がったお腹の肉が物理的なつっかえ棒となり、どれだけ力んでも肩甲骨が床から数センチ浮くのが限界だった。ゼーゼーと豚のように荒い息を吐きながら、彼女は一度も上体を起こすことができず、己の脂肪の重さに絶望して床に突っ伏した。

もはや、以前ネットで買ったメンズのXLサイズのスウェットすら、太ももやお腹の肉がパツンパツンに張ってしまい、血流が止まりそうに痛かった。ウタは震える指でスマートフォンを操作し、海外の「超特大サイズ専門店」のカタログサイトを開いた。モデルが着ているのはテントのように巨大な服ばかりだったが、今の彼女にはそれしか選択肢がない。恥ずかしさに涙を滲ませながら、3XLサイズのチュニックと、ウエストがゴムで無限に伸びる特大のレギンスを大量に注文した。

「ウタ! いまスタジオから凄い音がしたが……ひっ!? い、椅子が完全に粉砕されているじゃないか!」

「あはは……なんかね、最初からネジが緩んでて壊れちゃってたみたい……」

「壊れていたわけがあるか! 鉄のパイプが飴玉のようにひしゃげているぞ! 君の体重で押し潰したんだろう!」

「ひどーい! 私、そんなに重くないもん! ちょっと骨太になっただけだもん!」

「骨太で済む次元ではないだろう! そのお腹、服の裾から完全にはみ出して、ズボンの上に乗っかっているじゃないか!」

「こ、これは……発声のために腹筋を限界まで鍛えてるから……筋肉の鎧だよ!」

「筋肉がそんなに、ゼリーみたいにブルンブルンとだらしなく揺れるわけがないだろう!」

「もう! ゴードンはうるさいなぁ! 歌には全然問題ないんだから!」

「ステージの床が抜けないか、私はそっちが心配だよ……顔も完全に丸くなってしまって……」

「絶対に大丈夫! 私は新時代を作る最強の歌姫なんだから!」

「頼むから、少しは自分の体の現実を見てくれ……それに、ケータリングの料理が一つ残らず消え去っているのはどういうことだ……」

「それは……スタッフのみんながいっぱい食べたからだよ! 私じゃないもん!」

「君の口の周り、マヨネーズとチョコレートがべったりついているぞ……」

身長:169.0cm / 体重:95.0kg(前月比 +17.0kg)

BMI:33.3(肥満度2)

B:118 (Jカップ) / W:105 / H:125


ツアーの熱狂が最高潮へと向かうにつれ、ウタの小さな肩にのしかかる重圧はかつてないほどに膨れ上がっていた。「新時代の完璧な歌姫であり続けなければならない」「私の歌で全ての人を救うんだ」という強迫観念は、彼女の精神を限界まで追い詰め、その反動としての食欲は完全にブレーキを失っていた。不安とプレッシャーから逃れるための過食は、もはや一時的な慰めではなく、己の肉体を破壊し作り変える狂気的な依存症へと変貌を遂げていたのである。

真夜中、静まり返った高級ホテルのプレジデンシャルスイート。分厚い絨毯の上に座り込んだウタの目の前には、デリバリーで大量に注文したジャンクフードの山が広がっていた。特大サイズのトリプルチーズバーガーが20個、Lサイズのフライドポテトが5つ、バケツのような巨大な容器に山盛りにされたフライドチキン、そして特大のチョコレートシェイクが3つ。彼女はギラギラと血走った瞳で獲物を狙う獣のように、肉厚なパティが三枚も挟まったバーガーを両手で鷲掴みにすると、大きく口を開けて豪快にかぶりついた。

「んんっ……はぁっ、おいし……っ」

濃厚なチェダーチーズと溢れ出す肉汁が口の周りをベタベタに汚し、タプタプに太った二重顎を伝って、むっちりとした深い谷間へとポタポタと滴り落ちる。咀嚼音と豚のように荒い息遣いだけが部屋に響く中、彼女は喉を鳴らしてコーラを一気に飲み干し、油でテカテカに光った指のまま次のバーガーへと手を伸ばす。フライドチキンの衣を貪り、骨の髄までしゃぶり尽くすと、今度はポテトを鷲掴みにして口へと押し込む。塩分と脂質、そして糖分の暴力的なループが脳髄を麻痺させ、彼女は恍惚とした熱い溜息を漏らしながら、次々と高カロリーの塊をその巨大な胃袋へと収めていった。限界まで詰め込まれた食べ物によって、彼女の巨大なお腹はさらにパンパンに膨れ上がり、内側からはち切れんばかりの圧力を主張し始めていた。

かつての華奢でしなやかだったシルエットは跡形もなく消え去り、そこには圧倒的なまでの質量と甘い脂肪を蓄えた、扇情的な肉塊があった。首の境目は完全に失われ、二重顎どころか三重になった柔らかな肉が襟元を埋め尽くしている。限界を知らずに膨張を続ける乳房は、ついにKカップという常軌を逸したサイズにまで達していた。その恐ろしいまでの重量を支えきれるブラジャーなどとうの昔に存在せず、素肌のまま巨大なお腹の上にずっしりと、そしてだらしなく乗っかっている。動くたびに「ブルンッ、ドリュンッ」と卑猥な水音を立てて波打ち、その先端は衣服を常に押し上げていた。

そして何より圧巻なのは、前方にせり出した巨大な太鼓腹だった。まるで臨月の妊婦のように、いやそれ以上にボールのように丸々と張り出し、座ると股の間にこぼれ落ちるほどの分厚い肉の層を形成している。かつて愛らしかったおへそは、今や分厚い脂肪の谷底に埋もれた深く暗い穴となり、そこには常に甘ったるい匂いのする汗が溜まっていた。全身が甘く柔らかい脂肪でコーティングされ、歩くたびに太ももの内側が「むちっ、むちっ」と淫らな音を立てて擦れ合い、むせ返るような濃密なメスの匂いが部屋中に充満していた。

その異様なまでの肥満化を、ウタ自身が決定的な絶望と共に突きつけられたのは、食後に汗を流そうとバスルームへ向かった時だった。VIPルームに備え付けられた、大人二人が余裕で入れるほど広々とした大理石の高級バスタブ。彼女は巨大な体を揺らしながらバスタオルを床に落とし、片足を踏み入れて、どっしりと腰を下ろそうとした。

「……えっ?」

「ギュチィッ」という生々しい肉の擦れる音が鳴った。なんと、尋常ではないサイズに横広がりした巨大な尻と骨盤周りの分厚い脂肪が、特大であるはずのバスタブの縁に完全に引っかかってしまったのだ。嘘でしょ、と青ざめたウタが無理やり体を押し込もうとすると、今度はパンパンに張った太ももと巨大なお腹の肉が浴槽の壁に隙間なく密着し、「むぎゅぅぅぅっ」と無惨に押し潰されながら完全に挟まってしまった。自らの巨大な肉が行く手を阻み、底に足をつけることすら許されない。身動きが全く取れなくなったウタはパニックに陥り、涙目で巨大な胸とお腹の肉を揺らしながらもがいた。最終的に、手の届く範囲にあったボディソープを大量に自分の体と浴槽の隙間に流し込み、ヌルヌルと滑らせてようやく「スポンッ!」とすっぽ抜けるように脱出するという、あまりにも屈辱的で惨めな体験に、彼女は顔を真っ赤にして床にへたり込んだ。

どうにかして少しでも痩せなければと強い焦燥感に駆られた彼女は、濡れた体にバスタオルを巻いた姿のまま、ベッドの横の広いスペースで柔軟体操や筋トレを試みた。しかし、前屈をしようにも、巨大なスイカのように膨らんだお腹の肉が太ももに完全につっかえ、指先は自分の膝にすら届かない。ならばと仰向けになって上体を起こそうと力を入れた瞬間、お腹の上に鎮座する巨大な両乳房がズルリと首元へ流れ込み、自分の顔面を完全に覆い隠して呼吸を塞いでしまった。開脚しようにも、丸太のように太くなった太ももの内側の肉が「むにぃっ」と反発し合い、足は数十センチしか開かない。結局、数回体を動かそうと床の上で豚のように悶えただけで、ウタは滝のような汗を流し、仰向けのまま「ふぅ……っ、ふぅ……っ」と荒い息を吐いて天井を仰ぐしかなかった。

以前海外サイトで注文した3XLのチュニックすら、今や全身の肉のラインをくっきりと拾い上げ、はち切れそうに膨らんだお腹のボタンが悲鳴を上げて飛んでいきそうだった。これ以上サイズアップしたら、本当に布を巻くしかなくなる。ウタは絶望と自己嫌悪で涙を滲ませながらも、震える太い指でスマートフォンを操作し、さらに巨大な「超高度肥満者向け」の専門サイトへとアクセスした。そこにあったのは、もはや服というよりサーカスのテントのような5XLや6XLサイズのダボダボのワンピースや、ウエストのゴムが極限まで伸びる特注のズボンばかり。彼女は現実から目を背けるように、自らの醜く肥え太った体をすっぽりと隠すための巨大な布袋のような服を、次々とカートへと入れていった。

「ウタ! この部屋に充満している酷い油の匂いはなんだ!? そして、ゴミ箱から溢れ返っている大量のハンバーガーの包み紙とチキンの骨は!」

「あ、あはは……ちょっと、この街のご当地バーガーが美味しいって聞いたから、味見してみようかなって……」

「味見の量ではないだろう! ざっと見ただけで20個は包み紙があるぞ! 君、本気で自分のその体をどうするつもりなんだ!」

「だって、歌うためのエネルギーがどうしても必要なんだもん! これくらい食べなきゃ、明日のライブでパワーが出ないの!」

「パワーだと!? 君、ただ床に座って私と話しているだけで息が上がって、滝のように汗を流しているじゃないか!」

「こ、これはさっきまで激しいダンスの練習をしてたからだよ! この汗はその努力の証拠なんだから!」

「嘘をつけ! ホテルのフロントから泣きそうな声で報告があったぞ。君がバスタブに脂肪を詰まらせて抜けなくなり、大騒ぎでボディソープを一本丸ごと使い切ったと!」

「ち、違うもん! あれはバスタブの形が特殊で小さすぎたの! このホテルの設計が絶対におかしいんだよ!」

「VIPルームの特大サイズのバスタブだぞ! 完全に君の体が巨大化しすぎているのが唯一の原因だ!」

「もう! うるさいなぁ! 私は最強の歌姫なんだから、体が少し大きくなったって歌声には問題ないでしょ!」

「少しのレベルを遥かに超えている! そのお腹、ついに重力に負けて膝の近くまで垂れ下がってきているじゃないか! そんな体でどうやって踊るんだ!」

「これは……腹式呼吸を極めた結果なの! 最高の声を出すための、世界に一つだけの私の楽器なの!」

「楽器がブルンブルンとゼリーのようにだらしなく揺れるわけがないだろう! 次のステージの衣装合わせ、ファスナーが一つも閉まらないんだぞ。どうするつもりだ!」

「特注で新しいのを作らせればいいでしょ! 私は絶対、ファンのみんなを私の歌で幸せにするんだから、邪魔しないで!」

「君のその現実逃避にはもう限界だ……明日のリハーサル、倒れないことだけを祈るよ……」

身長:169.0cm / 体重:104.5kg(前月比 +9.5kg)

BMI:36.6(高度肥満)

B:125 (Kカップ) / W:118 / H:135


いよいよライブツアーも最終局面に差し掛かり、世界中のファンからの期待と熱狂は、ウタの小さな精神を完全に押し潰すほどの異常な重圧となっていた。「絶対に失敗できない」「全ての観客を私の歌で別次元へと連れて行くんだ」という強迫観念は、彼女の心にぽっかりと空いた巨大なブラックホールとなり、その底知れぬ穴を埋められるのはもはや、常軌を逸した量の高カロリーな食事だけだった。不安とプレッシャーから逃れるための過食は、己の肉体を醜くも官能的に作り変える、狂気的な依存症へと完全に変貌を遂げていたのである。

深夜、静まり返ったライブ会場の舞台裏。スタッフたちが明日の過酷な設営のために用意していた大部屋のケータリングコーナーに、ウタはゾンビのようにふらふらと吸い寄せられていった。そこには、50人の屈強な裏方スタッフ全員の胃袋を満たすために作られた、特大の寸胴鍋になみなみと注がれた濃厚なビーフカレーと、山のように積まれたシュガーコーティングのドーナツが十箱以上も置かれていた。ウタの目は暗い欲望にドロドロに濁り、もはや皿に綺麗に盛るという理性すら手放していた。彼女は巨大なお玉を直接寸胴鍋に深々と突っ込み、ゴロゴロとした分厚い肉とジャガイモ、そして脂浮きするほど濃厚なカレールーをたっぷりと掬い上げると、そのまま大きな口を開けて巨大な胃袋へと直接流し込んだ。

「んむっ……あふっ、はふっ……美味しい……もっと……足りない……っ」

強いスパイスの香りと強烈な脂質が脳の奥底を痺れさせ、彼女は息をするのも忘れたかのように、次々とお玉でカレーを飲み込んでいく。口の周りを茶色いルーでドロドロに汚し、汗ばんで熱を持った巨大な胸の谷間にカレーの滴がこぼれ落ちるのも全く構わない。鍋を半分以上も空にした後、今度は油と砂糖の塊であるドーナツの箱を無造作に引き裂き、両手で二個同時に掴んで口に押し込んだ。塩気と極端な甘さの暴力的な交差が、彼女の体を内側から熱く火照らせる。咀嚼音と、喉を鳴らす淫らな嚥下音だけが薄暗い部屋に響く中、ウタは恍惚とした表情で大量のカロリーを貪り続けた。限界まで詰め込まれた食べ物によって、彼女の巨大なお腹はさらに内側からパンパンに押し上げられ、分厚い脂肪の皮がはち切れんばかりに張り詰めていくのを感じていた。

数え切れないほどの暴食の果てに出来上がったのは、もはやかつての華奢で愛らしかった面影を完全に失った、圧倒的な質量と熱を帯びた巨大な肉の塊だった。首の肉は完全に顎と一体化して太い丸太のようになり、少し下を向くだけで分厚く柔らかい脂肪の段差が三つも四つも重なり合う。限界突破を繰り返す乳房は、ついにLカップという暴力的なサイズにまで成長し、もはや重力に完全に屈服していた。パンパンに張り出した太鼓腹の上にベチャリとだらしなく乗っかっている二つの巨大な肉袋は、少し身じろぎするだけで「ドリュンッ、ブルンッ」と巨大な水風船のように卑猥な音を立てて揺れ動いた。

そして、前方に異常なほどせり出したお腹は、分厚く、甘く、どこまでも柔らかい純度100パーセントの脂肪のドームを形成していた。歩くたびにその巨大な肉塊がタプンタプンと重たげに波打ち、深い谷底のように沈み込んでしまったデベソからは、むせ返るような甘ったるい汗の匂いが絶えず漂ってくる。丸太のように太くなった太ももは、内側の分厚い肉同士が完全に押し潰し合い、一歩足を踏み出すたびに「むちぃっ、むちぃっ」と生々しい摩擦音を立てて赤く擦れ合う。はち切れんばかりに膨らんだ巨大な尻は、動くたびに周囲の空間を圧迫し、座ればどんな椅子をも飲み込んでしまうほどの圧倒的な質量を誇っていた。

己の体が完全に規格外の巨大サイズに達してしまったことを痛感させられたのは、リハーサルを終えてホテルへ戻るためのVIP用ワゴン車に乗り込もうとした時だった。ウタが「よっこいしょ」と巨大な体を揺らして後部座席に腰を下ろすと、「ギュムゥゥッ!」と高級な革張りのシートが悲鳴を上げ、彼女の広がりすぎた尻と太ももの肉が座席の枠を完全に乗り越えてはみ出した。嫌な予感がしながらも、安全のためにシートベルトを引き出し、カチッと留めようと手を伸ばす。しかし、金属の金具は、彼女の巨大に膨れ上がったお腹の頂上付近でピタリと止まってしまった。いくら力を込めて引っ張っても、バックルの受け口まではあと30センチ以上も距離がある。信じられないことに、彼女のお腹の肉の尋常ではない厚みが、車のシートベルトの最大長を完全に超えてしまっていたのだ。無理やりお腹の肉を両手で強く押し潰して金具を近づけようとしたが、「むにぃっ」と反発する分厚い脂肪の壁に阻まれ、ウタは息を荒らげて諦めるしかなかった。シートベルトすら締められないほどに太り果て、巨大化してしまったという屈辱と現実に、彼女のふっくらとした頬は羞恥で真っ赤に染まった。

このままでは本当にマズい、少しでも体を絞らなければと猛烈な焦りを感じたウタは、翌日、スタジオ内の移動でエレベーターを使わず、あえてたった一階分の階段を歩いて登るという有酸素運動を試みた。しかし、自らの脂肪の重さは想像を絶する負荷となっていた。一段足を踏み上げるごとに、Lカップの巨乳が千切れんばかりに上下に乱高下し、巨大なお腹の肉が太ももに「バチンッ、バチンッ」と容赦なく打ち付けられる。太ももの内側は激しく擦れ合ってヒリヒリと痛み、わずか十段ほど登っただけで心臓が破裂しそうに早鐘を打ち始めた。全身の毛穴から粘り気のある滝のような汗が噴き出し、視界がチカチカと点滅する。結局、ウタは登り切る前に踊り場にドスンと膝をついて倒れ込み、「ぜぇっ、ぜぇっ……はぁっ、はぁっ……」と酸欠の豚のように荒い息を吐きながら、慌てて駆けつけたスタッフに抱え起こされるという、あまりにも無様な姿を晒すことになった。

もはや、以前苦し紛れに買った5XLの特大服すら、彼女の巨大なお腹と胸を収納するには布地が全く足りなくなっていた。控室のソファに深々とめり込むように座り、はち切れそうなお腹のボタンを気にしながら、ウタは半泣きになりながらスマートフォンを操作した。そしてついに「超高度肥満体型・マタニティ特注サイズ」の専門サイトに行き着いた。そこにあったのは、もはや服の形状を保っていない、ただの巨大な布の筒のような8XLサイズのワンピースや、相撲取りが穿くようなウエストが無限に伸びる特大のズボンだった。悔し涙をポロポロとこぼし、画面に汗を垂らしながらも、彼女は自分の膨大に膨れ上がった恥ずかしい肉をすっぽりと隠すための巨大なテントのような服を、震える太い指で次々とカートに入れていった。

「ウタ。昨日の夜、スタッフ全員のために用意していた50人前の特製ビーフカレーの寸胴鍋が、一滴残らず空になっていたんだが……」

「あ、あはは……みんな、明日のためにすっごくお腹が空いてたんだね! 頼もしいなぁ!」

「誤魔化すな。君のその口の周りと、パツンパツンになった服の襟元にべったりとついている茶色いシミはなんだ」

「こ、これは……新しいメイクの練習! そう、新世界ではカレー色のリップが流行ってるの!」

「そんなふざけた流行があるか! それに、さっきドーナツの箱が10個も空になっているのを見たぞ!」

「ドーナツは……穴が空いてるからカロリーゼロなんだよ! ゼロならいくら食べても太らないでしょ!」

「どこでそんな出鱈目な知識を覚えてきたんだ……。それに、車の運転手から悲鳴交じりの報告があったぞ」

「な、なに? 私、車の中で大人しく座ってたよ?」

「君の体が大きすぎて、シートベルトが全く届かなかったそうじゃないか! 運転手が青ざめていたぞ!」

「ち、違うもん! あれはシートベルトが洗濯で縮んじゃったの! 絶対そう!」

「車のシートベルトが洗濯で縮むわけがないだろう! 完全に君の巨大に膨れ上がったお腹の肉が邪魔をしているんだ!」

「もう! うるさいなぁ! 私は最強の歌姫なんだから、ちょっとくらいお肉がついた方が声に深みが出るの!」

「ちょっとのレベルではない! 今日、階段をたった一階分登っただけで踊り場に倒れ込んで、酸素スプレーを吸っていたじゃないか!」

「あれは……本番のために脚の筋肉を温存してただけ! 決して息切れしたわけじゃないもん!」

「嘘をつくのも大概にしろ! 君が倒れた時、床が地震のように揺れたんだぞ!」

「ホテルの造りが古いから揺れただけ! 私のせいじゃないもん!」

「往生際が悪い……。君がネットで8XLの巨大な服を注文している履歴も、マネージャーから聞いているんだぞ!」

「そ、それは……オーバーサイズの服をダボッと着るのが、今の最新トレンドなんだから!」

「君の体は、その8XLですらパツンパツンになりかけているじゃないか! いい加減に現実を見てくれ!」

「現実なんて見ない! 私は絶対に、最高のステージをやり遂げるんだから! ゴードンは黙って見てて!」

身長:169.0cm / 体重:118.0kg(前月比 +13.5kg)

BMI:41.3(超高度肥満)

B:138 (Lカップ) / W:130 / H:148


ついに世界を巡る大規模なライブツアーは、熱狂の渦の中心となる最終公演の地へとたどり着いた。しかし、その華々しいフィナーレを目前にして、ウタの精神は完全に崩壊の危機に瀕していた。「これが最後」「絶対に伝説に残る最高の、完璧なステージにしなければならない」という、逃げ場のない極限のプレッシャー。それは彼女に残されていた僅かな理性を跡形もなく消し飛ばし、暴走する食欲はついに、彼女の肉体を人間の限界を超えた異次元の領域へと押し上げていった。

決戦前夜、静まり返った超高級ホテルの最上階スイートルーム。そこに運び込まれていたのは、明日の千秋楽の後にスタッフ全員で祝うはずだった、高さが1メートルもある特注の5段ウェディングケーキ、夜食として用意された特大サイズのデリバリーピザ20枚、さらに特大のファミリーサイズのアイスクリームが5つだった。誰もいない豪奢な部屋で、ウタはその暴力的なカロリーの山を前に、完全に理性を失った獣のように目をドロドロに血走らせていた。彼女はフォークはおろか、切り分けることすら待てず、両手で直接5段ケーキの最上段を鷲掴みにした。

「あむっ……んんっ、はむっ……あま、あまい……っ! もっと、もっと食べなきゃ……っ、全然足りないよぉ……っ」

顔の半分ほどもあるスポンジと生クリームの塊を口にねじ込み、咀嚼もそこそこに喉の奥へと流し込む。甘ったるいクリームがタプタプに太った三重顎を伝い、巨大な胸の深い谷間へとボタボタと落ちていくのも構わず、彼女は狂ったように貪り食う。ケーキを二段、三段と素手で平らげた直後、今度は油が滴る特大のチーズピザを3枚重ねて丸め、恵方巻のように豪快にかぶりついた。濃厚なチーズと肉厚なサラミの強烈な塩気が、ケーキの甘さで麻痺した脳を再び快楽で刺激する。

油と糖分の致死量とも言えるループ。息をすることすら忘れ、ピザの合間にファミリーサイズのアイスクリームをスプーンも使わずに顔を突っ込んで舐め取り、溶けた甘い汁を顔中から滴らせる。彼女はただひたすらに、恍惚とした表情で部屋中の食べ物を巨大な胃袋へと詰め込み続けた。胃壁が限界を超えて引き伸ばされ、はち切れそうな痛みを伴うほどの満腹感こそが、彼女に唯一の安らぎを与えてくれるのだ。摂取された数万キロカロリーは、凄まじいスピードで彼女の体をさらに重く、分厚く、淫らで甘い脂肪の塊へと変えていった。

限界を遥かに超えて肥え太ったその肉体は、もはやかつての華奢な骨格を全く感じさせないほどの圧倒的な体積と質量を誇っていた。首は完全に脂肪の波に飲み込まれて消失し、後頭部から背中にかけて分厚い肉の山がこんもりと盛り上がっている。狂気的なまでに膨張した乳房は、ついにNカップという想像を絶する暴力的な領域に到達していた。もはや自立することは一切不可能であり、前方に張り出した太鼓腹の上に二つの巨大な水袋のようにベチャリと潰れて乗っかっている。少し身じろぎするだけで「ドリュンッ、ブルンッ」と体全体を揺るがすような卑猥な音を立て、薄くなった皮膚の下で大量の甘い脂肪が液状に波打つのがわかる。

前方にせり出したお腹は、まるで巨大なバランスボールを丸ごと飲み込んだかのようにパンパンに張り出し、その恐ろしいまでの重みで下腹部は股の間へとだらしなく垂れ下がっていた。分厚い脂肪が幾重にも折り重なる下腹部や太ももの付け根には、急激な膨張に皮膚が耐えきれずに裂けた、痛々しくも官能的な赤い肉割れ(ストレッチマーク)が無数に走っている。丸太のように巨大化した太ももは、ただ立っているだけで内側の肉が「むにちぃっ」と激しく押し潰し合い、全身の毛穴からは、摂取した糖分と脂質が混ざり合った、甘く発酵したような生々しく濃密なメスの匂いが絶えず立ち昇っていた。

自分がもはや一般的な人間のサイズを完全に逸脱してしまったことを、ウタが決定的な絶望と共に痛感させられたのは、食後に部屋のバスルームから出ようとした時だった。スイートルームの広めに作られたドア枠に向かって、ドスンドスンと重たい足取りで歩き出し、そのまま通り抜けようとした瞬間、「ギュチィィッ!!」という鈍い音と共に、ウタの巨大な体は前触れもなく急停止した。なんと、尋常ではない幅に横広がりした巨大な尻と骨盤周りの分厚い脂肪が、ドアの枠に左右から完全に挟まってしまったのだ。

嘘でしょ、と青ざめたウタが無理やり前に進もうと体重をかけると、今度はパンパンに張った巨大なお腹の肉と背中の分厚い脂肪がドア枠に前後に押し付けられ、「むぎゅぅぅぅっ!」と無惨に押し潰されながら完全に身動きが取れなくなってしまった。自らの巨大な肉が行く手を阻み、部屋の中を歩くことすら許されない。ウタはパニックになりながら、巨大な胸とお腹の肉をブルンブルンと激しく揺らし、全身から粘り気のある滝のような汗を流して前後に体を捻った。「んんっ! むぎぎっ! んぁっ!」と豚のように鼻を鳴らし、分厚い肉が枠に擦れて赤く熱を持つのに耐えながら数分間格闘する。最後は、自らの巨大な腹肉を両手で力いっぱい抱え込んで押し潰し、息を止めて体を捻ることで、ようやく「スポンッ!」とコルクを抜くようにドア枠からすっぽ抜けた。そのあまりにも屈辱的で惨めな現実に、彼女のふっくらとした顔は羞恥で茹でダコのように真っ赤に染まり、目からはポロポロと悔し涙が溢れ落ちた。

このままでは本番のステージで動くことすらできない、歌う前に倒れてしまうと、強烈な危機感を覚えたウタは、部屋の広いスペースでせめて体をほぐそうと、軽いストレッチと準備体操を試みた。しかし、両腕を上に伸ばそうとしただけで、丸太のように太くなった二の腕の肉が「タプンッ、タプンッ」と重たげに揺れ、背中の分厚い脂肪の山がつっかえて腕が耳の横まで上がらない。ならばと前屈をしてアキレス腱を伸ばそうとしたが、巨大なお腹の肉が太ももに激突して完全にブロックされ、指先は膝にすら届かない。腰を回そうにも、腰を動かしているのか、ただ巨大なお腹の肉とNカップの巨乳をブルンブルンとだらしなく振り回しているのかわからない状態だった。自らの脂肪の重さが強烈な負荷となり、ほんの数十秒体を動かしただけで、まるでフルマラソンを全力で走り抜いたかのように心臓が破裂しそうに早鐘を打つ。息は「ぜぇっ、ぜぇっ」と上がり、全身から甘い匂いのする汗が噴き出し、彼女はドスンと床に座り込んで「はぁっ、はぁっ……苦しい……っ」と酸欠状態で白目を剥きかけながら天井を仰ぐしかなかった。

もはや、前回ギリギリで着られていた8XLの服すら、彼女の限界を超えたお腹を包み込むことはできず、前が完全に開いてしまっていた。ウタは脂汗で滑る震える太い指でスマートフォンを操作し、ついに既製品の購入を完全に諦め、「超特大サイズ・規格外専門のオーダーメイド業者」へと直接連絡を取った。もはや服の型紙など存在せず、巨大なカーテンやサーカスのテントの生地を数枚縫い合わせたような、身幅が2メートル近くある12XL以上の特注ワンピースを、泣きながら大至急で手配するしかなかったのだ。

「ウタ……私はもう、言葉が出ないよ。明日の千秋楽のために用意していた5段の特大ウェディングケーキと、スタッフ用のピザ20枚が、見事に全て消え去っているんだが……」

「あ、あはは……ネズミさんが出たのかな? 最近の新世界のネズミさんは、すっごく食いしん坊なんだね!」

「ネズミが5段ケーキを丸ごと食べるわけがないだろう! 君の口の周りと巨大な谷間に、大量の生クリームとトマトソース、それにアイスクリームがべっとりとこびりついているじゃないか!」

「こ、これは……明日のステージのための特別なボディペイント! そう、甘い香りで観客を魅了する、新しい演出なの!」

「食べ物で体を汚しているだけだろう! それに、さっきドア枠から抜け出せなくなって、泣きながらもがいている姿をフロントの人間が見ていたぞ!」

「ち、違うもん! あれはドアの枠が突然縮んだの! この高級ホテルの建材が絶対におかしいんだよ!」

「高級ホテルのドア枠が縮むわけがない! 君の体がドアの幅を完全に超えて巨大化しているのが唯一の原因だ!」

「もう! うるさいなぁ! 私は新時代を作る最強の歌姫なんだから、体が少し大きくなったって問題ないでしょ!」

「少しのレベルじゃない! 君が歩くたびに部屋の床がミシミシと悲鳴を上げているぞ! バスルームの体重計も、君が乗った瞬間に『測定不能』の文字を出してガラスが割れたそうだな!」

「あ、あれは体重計が安物だったから! 私の放つ圧倒的なオーラと覇気に耐えきれなかっただけだもん!」

「現実逃避もここまで来ると完全に狂気だよ……。さっきの軽い準備体操だけで、どうして君は滝のように汗を流して床に倒れ込んでいるんだ! まともに立ち上がることもできていないじゃないか!」

「これは……本番に向けて体の水分を極限まで調整してるの! 汗をかくのは新陳代謝がいい証拠でしょ! アスリートとおんなじ!」

「息が上がってまともに喋れていないじゃないか! それに、君が業者に発注した12XLの服の設計図を見たぞ。あれは服じゃない、小型の熱気球かテントだ!」

「そ、それは……ステージで私をより大きく見せるための演出! 布が多い方が、ダンスがダイナミックに、エレガントに見えるんだから!」

「その体でダンスなんてしたら、膝の骨が確実に粉々に砕け散るぞ! 頼むから、もうこれ以上食べるのはやめてくれ! 私の心臓が持たない!」

「やめない! 私は最高の歌声のために、必要なエネルギーを補給してるだけだもん! ゴードンは黙って、明日の私の完璧なステージを見ててよね! 絶対に大成功させるんだから!」

身長:169.0cm / 体重:136.5kg(前月比 +18.5kg)

BMI:47.8(超高度肥満・生命の危機)

B:145 (Nカップ) / W:142 / H:156


そして迎えた、ライブツアー最終日の千秋楽。開演時間を目前に控えたウタの控室には、これまでの重圧と疲労の全てを吹き飛ばすかのような、狂気に満ちた甘い匂いが充満していた。

部屋の中心にあるテーブルには、世界的な大企業であるスポンサーから届けられた、最高級の特大デコレーションケーキが20個も積み上げられていた。本来ならば、ツアーを無事に終えた後に大勢のスタッフたちと祝杯をあげるためのものだ。しかし、逃げ場のないプレッシャーに精神を完全に支配されたウタは、純白のフリルがあしらわれた本番用の特注ライブ衣装を着たまま、そのケーキの山に一人で食らいついていた。

「あむっ……んぐっ、んんっ……美味しい、甘い……っ! これで、最後……これを食べれば、絶対に最高の歌が歌えるんだから……っ!」

両手でホールケーキを鷲掴みにし、顔中を真っ白な生クリームとイチゴの果汁でベタベタに汚しながら、ウタは獣のように甘い塊を貪り食う。咀嚼すらも面倒なように喉の奥へと流し込み、口の端からボタボタとクリームをこぼしながら、次のケーキ、また次のケーキへと手を伸ばす。極限のストレスから解放される唯一の手段である「過食」。数万キロカロリーという暴力的な熱量が胃袋に叩き込まれるたび、彼女の体は恍惚に打ち震え、内側からパンパンに膨れ上がっていくのを感じていた。最後の一個を無理やり胃袋へと押し込み、空っぽになった20個のケーキ箱を前にして、ウタは「ふぅ……っ、ふぅ……っ」と熱い溜息を吐き出した。満腹感と糖分の過剰摂取で脳が麻痺し、ついに彼女の肉体は、限界という言葉すら置き去りにした最終形態へと到達していた。

かつて世界中を魅了した華奢で可憐な歌姫の面影は、もはや細胞の一粒にすら残っていなかった。そこにいるのは、圧倒的な質量と体積を誇り、むせ返るような甘いメスの匂いを放つ、巨大な脂肪の怪物だった。完全に顎と一体化した首回りの肉は、少し呼吸をするだけで何重にも折り重なった柔らかな段差となり、彼女の顔を真ん丸なボールのように見せている。

そして、狂気的なまでに膨張を続けた乳房は、ついにOカップという人間の骨格では支えきれない異次元のサイズにまで達していた。特注の衣装の胸元から完全に溢れ出し、前方に張り出した巨大な太鼓腹の上に、二つの重たい水袋のようにベチャリと乗っかっている。少し動くだけで「ブルンッ、ドリュンッ」と体全体を揺るがすような卑猥な水音を立て、その先端は布地を突き破らんばかりに押し上げられていた。

限界まで詰め込まれたケーキによってせり出したお腹は、まるで巨大な岩石のようにパンパンに張り詰め、その恐ろしいまでの重みで下腹部は完全に股の間へと垂れ下がっている。丸太のようになった太ももは、内側の分厚い脂肪同士が「むちぃっ、むにちぃっ」と激しく押し潰し合い、座っているだけで皮膚が赤く擦れて熱を持っていた。全身の毛穴からは、糖分と脂質が発酵したような甘ったるい匂いの汗が、滝のように絶え間なく吹き出している。

いよいよ出番の時間が迫り、ウタは重たい体を「よっこいしょ」と揺らして立ち上がった。しかし、直前にケーキを20個も胃袋に詰め込んだことで、特注で作らせたはずの巨大なライブ衣装すら、彼女の異常な体積の増加に耐えきれなくなっていた。パンパンに張ったお腹と巨乳が布地を限界まで引っ張り、呼吸をするたびにミシミシと糸が悲鳴を上げる。

一番の悲劇は、背中のファスナーだった。衣装スタッフに広げ直してもらったはずなのに、背中から腰にかけてこんもりと盛り上がった分厚い脂肪の段差が邪魔をして、ファスナーの金具同士を合わせることすらできない。ウタは太い腕を後ろに回し、必死に背中の肉を押し潰してファスナーを引き上げようと格闘した。

「んんっ! むぎぎっ……! あと、少し……上がれっ……!」

汗だくになって金具を引っ張り上げた瞬間だった。ファスナーが背中の分厚い肉に「ギュチィッ」と食い込み、耐えきれなくなった生地が「ビリビリビリッ!!」というけたたましい音を立てて、腰のあたりまで無惨に弾け飛んでしまったのだ。露わになった巨大な背脂が、破れた布の間から「むっちぃっ」とだらしなくはみ出して揺れる。本番直前での取り返しのつかない衣装崩壊。ウタは息を荒らげ、茹でダコのように顔を真っ赤にして立ち尽くした。

「ウタ! 時間だ、準備は……って、なんだその山積みのケーキの箱は! まさか、20個全部君が食べたのか!?」

「ふぅ……ふぅ……ごちそうさま……すっごく、美味しかったよ……これでパワー全開だもん……」

「本番前に何をやっているんだ! しかも、特注の衣装の背中が完全に破れ果てて、背中のお肉が丸見えじゃないか!」

「だってぇ……ファスナーが、ぜんぜん上がらないんだもん……背中のお肉が挟まっちゃって……」

「当たり前だ! 君のその体、一体何キロあると思っているんだ! 150キロは優に超えているぞ!」

「わかんない……でも、お腹いっぱいになったら、プレッシャーも不安も全部消えちゃった! 今なら最高の歌が歌えるよ!」

「プレッシャーは消えても、破れた衣装は元に戻らないんだぞ! そんなお肉がはみ出した姿で、どうやってステージに出るつもりだ!」

「大丈夫……このマント羽織れば、後ろはバレないってば……」

ウタは急遽、近くにあった巨大な赤いベルベットのマントを引っ張り出し、破れた背中を隠すように羽織った。

「バレないわけがないだろう! 前から見ても、はち切れそうなお腹が布を突き破って前に突き出しているじゃないか!」

「もう時間だよ! 行ってくるね、ゴードン! 私の最高のステージ、ちゃんと見ててよね!」

「ウタ、待ちなさい! まともに歩けていないじゃないか! 床が沈んでいるぞ!」

「大丈夫だもん……! 私は、新時代を作る……最強の歌姫なんだからっ!」

制止する声を振り切り、ウタはドスンドスンと重たい足を引きずりながら、ステージへと続く廊下を歩き出した。一歩足を踏み出すたびに、巨大なOカップの胸と太鼓腹がブルンブルンと暴力的に揺れ、太ももの内側が擦れて「むちっ、むちっ」と淫らな音を立てる。数歩歩いただけで「ふぅっ、ふぅっ」と豚のように荒い息を吐き、全身から汗を滴らせていたが、彼女の瞳には強い光が宿っていた。

眩いスポットライトがステージを照らし出し、数万人の観客が割れんばかりの歓声を上げる。しかし、ステージの中心に現れたウタの姿を見た瞬間、会場中が水を打ったように静まり返った。そこには、かつての華奢なアイドルの面影など微塵もない。パンパンにはち切れそうな衣装を身に纏い、マントで巨大な背脂を隠した、何倍にも膨れ上がった巨大な肉だるまのようなウタが、肩で息をしながら立っていたからだ。

しかし、ウタは観客の戸惑いの視線など気にすることなく、ゆっくりとマイクを握りしめた。深く息を吸い込むと、限界まで膨らんだ巨大なお腹がさらに前へとせり出し、マントが大きく翻る。

極限まで肥え太り、分厚い脂肪の鎧に包み込まれた巨大な体。そこから放たれた第一声は、かつてないほどの圧倒的な声量と、地響きのような深い響きを持ち、会場の空気をビリビリと震わせた。強靭な肺活量と、巨大な肉体が共鳴箱となって生み出されるその歌声は、まさしく次元を超えた美しさだった。

見た目がどれほど醜く巨大に変わってしまっても、圧倒的な質量と脂肪を揺らしながら汗だくで歌うその姿は、紛れもなく世界を熱狂させる新時代の最強の歌姫、ウタそのものだった。観客たちは一瞬の静寂の後、その神々しいまでの歌声に魅了され、これまでで一番の地鳴りのような歓声を上げたのだった。

身長:169.0cm / 体重:152.0kg(前月比 +15.5kg)

BMI:53.2(超高度肥満・生命の危機)

B:155 (Oカップ) / W:155 / H:165


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