リクエスト【80.0kg→170kg】爆豪勝己の肥満化 (Pixiv Fanbox)
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リクエスト作品です
数多の凶悪なヴィランを退け、プロヒーローとして頂点を走り続ける男、大爆殺神ダイナマイトこと爆豪勝己。
己の肉体を極限まで鍛え上げ、鋭い筋肉の鎧を纏った彼の姿は、圧倒的な強さの象徴として世間から熱狂的な支持を集めていた。無駄な脂肪など一切存在せず、まるで彫刻のように深く刻まれた腹筋、厚く盛り上がった大胸筋、そして爆破の反動をものともしない太く強靭な腕。少しの隙もない、研ぎ澄まされた刃のような肉体は、彼自身のストイックな努力の結晶であった。
そんな爆豪は独立後も目覚ましい活躍を見せ、多くのスポンサー企業から支援を受けるようになっていた。
ある日の夜、彼の所属する事務所の大口スポンサーである実業家から、都内の一等地にひっそりと佇む会員制の高級レストランでの極秘の会食に招待された。普段であれば食事制限を徹底し、無駄なカロリー摂取を嫌う爆豪だが、今後のヒーロー活動の規模拡大を考えると、無碍に断ることもできなかった。
仕立ての良い、体にぴったりとフィットするタイトなスーツに身を包んだ爆豪。そのスーツの上からでも、彼のはち切れんばかりの筋肉の隆起がはっきりと見て取れる。
重厚な扉を開け、案内された個室には、優雅に微笑むスポンサーの男が待っていた。
「よく来てくれましたね、爆豪さん」
「チッ……仕事だからな。とっとと終わらせろ。明日も朝からパトロールが入ってんだ」
「そう急がずに。今日はあなたの日頃の活躍を労うための席です。まずは最高級のシャンパンを」
「酒はいらねェ。筋肉が鈍る。水でいい」
「トップヒーローはやはりストイックですね。感服いたします。では、食事の方をすぐにお持ちさせましょう」
「……長居する気はねェからな」
ウェイターが恭しく運んできたのは、見たこともないほど分厚く、美しくサシの入った和牛のステーキだった。熱せられた鉄板の上で、上質な脂がパチパチと音を立てて弾け、トリュフをふんだんに使った濃厚なソースの香りが鼻腔をくすぐる。
「さあ、熱いうちにどうぞ。当店のシェフが腕によりをかけた一品です」
「……匂いは悪くねェな」
「一口食べれば、世界が変わりますよ」
爆豪はナイフとフォークを乱暴に手に取ると、大きく肉を切り出し、そのまま口へと運んだ。
その瞬間、彼の脳内に強烈な衝撃が走った。
噛み締めるまでもなく、舌の上でとろけるような脂の甘み。肉の強烈な旨味と、濃厚で暴力的なまでにカロリーを感じさせるソースの味が絡み合い、味覚神経をガンガンと殴りつけてくる。それは、日頃鶏胸肉やプロテインばかりを口にしている爆豪の体にとって、あまりにも刺激的すぎる快楽だった。
「……!」
「おや、いかがですか?」
「……悪くねェ」
「それは良かった。では、次のお皿もすぐにお持ちしましょうか」
「おい、まだこれ食い終わってねェぞ」
「爆豪さんなら、ペロリといけるでしょう? まさか、この程度の量で満腹になるようなひ弱な胃袋ではないですよね?」
「当たり前だ! 俺の胃袋を舐めんじゃねェ!」
挑発に乗るように、爆豪は次々と肉を口に運び始めた。
理性が「これ以上はカロリーオーバーだ」と警告を発しているにも関わらず、手が止まらない。肉を飲み込むたびに喉の奥が熱くなり、胃袋にズシンとした心地よい重みが溜まっていく。
「素晴らしい食べっぷりだ。見ていて気持ちがいい」
「うるせェ……! ムシャ、モグ……なんだこの肉、溶けやがる……!」
「ふふ、最高級の脂ですからね。さあ、ローストポークも焼き上がりましたよ」
「……よこせ。全部平らげてやる」
「ソースはたっぷりと、こちらのマッシュポテトに絡めてお召し上がりください」
「……うめェ……クソ、フォークが止まんねェ……!」
「遠慮はいりません。おかわりはいくらでもありますから。今日はあなたのために、店を貸し切っているのですよ」
「……ハァ、ハァ……おい、次! 次持ってこい!」
「喜んで。次は濃厚なチーズをふんだんに使ったシーフードグラタンです」
「チーズだァ……? 上等だ、持ってこい!」
「その調子です。胃袋の限界まで、たっぷり味わってください」
「言われなくても食い尽くしてやる……! ングッ、ゴキュ……」
「熱いので火傷に気をつけて。あぁ、パンも焼きたてですよ。グラタンのソースを拭って食べると絶品です」
「……ッ、たまらねェ……! 炭水化物なんていつ振りに……」
「今日は特別です。自分を甘やかしてあげてください」
「甘やかすだァ? 俺は常にトップを……トップを走るために……モグッ、グチャ……」
「ええ、トップヒーローには、それに相応しいトップクラスのエネルギーが必要です」
「その通りだ……! 燃やせばいい……明日、全部燃やせば……!」
「ふふ、頼もしいですね。さあ、特大のハンバーグも来ましたよ。中には半熟卵とチーズがたっぷり詰まっています」
爆豪の意識は、すでに極上の食事によって蕩けかけていた。
タイトだったスーツのズボンが、パンパンに膨れ上がった胃袋によって内側から強く押し上げられている。硬く引き締まっていた腹部が、今は未消化の大量の食物と水分によって丸く突き出し、ベルトが腹の皮にギリギリと食い込んでいた。
苦しいはずなのに、その張り詰めた腹の感覚が、妙に生々しく、熱を持った悦びとなって彼を支配していく。
「ハァ……ハァ……腹が……」
「どうしました? まさか、もう限界ですか?」
「限界なわけ……ねェだろ……! よこせ……!」
「素晴らしい。では、締めのデザートを。生クリームたっぷりの特製パフェです」
「……甘ェもんまで……クソ、なんでこんなに美味ェんだよ……!」
結局その夜、爆豪はスーツのボタンが弾け飛びそうになるほど、満腹の限界を通り越して胃袋に食事を詰め込んでしまった。帰りの車内では、はち切れそうに膨らんだ腹を抱え、動くことすら億劫になるほどの気怠さと、満ち足りた背徳感に包まれていた。
「今日だけだ。明日からまた、極限まで絞り上げてやる」
そう己に固く誓った爆豪だったが、一度知ってしまった麻薬のような快楽は、そう簡単に彼を逃がしてはくれなかった。
翌日も、また翌日も、スポンサーからは「新作のメニューができた」「極上の食材が手に入った」と甘い誘惑の連絡が入る。最初は舌打ちをしながら無視しようとした爆豪だが、ふとした瞬間にあの肉の脂の甘み、濃厚なソースの香りが脳裏にフラッシュバックし、口内に唾液が溢れ出てしまう。
パトロールを終え、疲労困憊で空腹状態の夜。
彼は気づけば、スポンサーの待つあのレストランへと足を運んでいた。
「よく来てくださいました、爆豪さん。今日もたっぷりご用意していますよ」
「……食ったら、すぐ帰るからな」
「ええ、存分に召し上がれ」
抗えない食欲。満たされる快感。
それを幾度となく繰り返すうちに、爆豪の強靭な肉体は確実に蝕まれていった。
バキバキに割れていたシックスパックは、分厚く柔らかい皮下脂肪に覆い隠され、少しずつ丸みを帯びただらしない曲線を描き始める。鋭かったフェイスラインにはうっすらと肉が付き、精悍な顔つきに微かな丸みをもたらしていた。
ズボンを穿く際、明らかにウエストがキツくなり、太ももの内側が擦れ合う感覚がある。それでも爆豪は「ただバルクアップしているだけだ」と自分に言い訳をし、毎晩のように提供される大量の食事を貪り食う快楽から抜け出せなくなっていた。彼の肉体は、ゆっくりと、しかし確実に、甘く重い脂肪の沼へと沈み始めていたのである。
身長:172.0cm / 体重:80.0kg(前月比 +10.0kg)
スリーサイズ:B105 W85 H98
BMI:27.0(肥満度1)
深夜のパトロール中。ネオンサインが瞬く繁華街の裏路地で、逃走する強盗犯を追っていた爆豪は、己の身体に生じている決定的な『ズレ』にひどく苛立っていた。
「チッ……逃がすかよ、クソ雑魚が……!」
両手のひらから連続して爆発を起こし、その推進力で壁を蹴って上空へと跳躍する。だが、体がふわりと浮き上がるはずのその瞬間、まるで背中に見えない鉛の重りを背負わされたかのような、強烈で鈍い重力が彼を引き留めた。想定していた到達点よりも明らかに低い軌道。ビルとビルの間を飛び移る際、足場ギリギリに靴裏が引っかかり、ドスンッ!と腹の底に響くような重たい音を立てて無様に着地した。
「グッ……ハァ、ハァ……!」
着地の瞬間、両膝の関節にミシッと嫌な衝撃が走る。それと同時に、タイトな黒いヒーローコスチュームの下で、今まで感じたことのない柔らかな質量が、ブルンッ、と大きく波打つのがわかった。
息が上がるのが異常に早い。わずか数ブロックを飛び回っただけで、丸みを帯び始めた精悍な顔つきの顎のラインから、ねっとりとした滝のような汗が滴り落ちていく。強盗犯の前方に回り込み、威嚇用の爆破で気絶させて拘束したものの、爆豪の息はゼーゼーと荒く乱れていた。
警察に犯人を引き渡した後、誰もいない薄暗い路地裏で、爆豪は思わず自身の腹部を見下ろした。
かつて、バキバキに割れていたはずの腹筋。それが今はどうだ。ズボンのベルトの上に、ぽってりとした柔らかな肉の塊が、自己主張するようにこんもりと乗っかっている。コスチュームのタイトな黒いシャツがはち切れんばかりに引き伸ばされ、その下にあるたっぷりと蓄えられた皮下脂肪の丸みを克明に浮き彫りにしていた。
何より彼を愕然とさせたのは、少し前かがみになって息を整えようとした時の感覚だった。腰に巻いている手榴弾型の装備がついた太いベルト。一番緩い穴に通しているにも関わらず、分厚く成長したウエストにギリギリと無慈悲に食い込んでいる。前かがみになったせいで、ベルトに乗っかった腹の肉が苦しく圧迫され、ムチッ、と卑猥な音を立ててズボンの上に溢れ出しそうになったのだ。
「チッ……コスチュームの野郎、サイズ絞りやがったな……」
あくまで自分の肉体が肥え太っている現実から目を背け、爆豪は苛立ち紛れに舌打ちをした。だが、その苛立ちは、すぐに膨張しきった胃袋から這い上がってくる強烈な空腹感によって塗り潰された。
動いて体力を消費した途端、あのスポンサーが提供する極上の脂と糖分の味が脳裏にフラッシュバックする。もう、理性のブレーキは完全に壊れていた。
数十分後。爆豪は汗だくのコスチューム姿のまま、スポンサーの待つ高級ホテルの最上階、貸し切りのスイートルームへと転がり込んでいた。
「ハァ、ハァ……おい、飯だ……! 早く出せ……!」
「おや、今日は一段と激しいですね。お疲れ様です、爆豪さん」
「パトロールで……腹が減りすぎて死にそうだ……! 肉だ、肉を持ってきたんだろうな!」
「ええ、もちろん。今日は特大のフライドチキンと、チーズをたっぷりと挟み込んだトリプルビーフバーガーを山ほどご用意しました」
「……よこせッ!」
「さあ、どうぞ。揚げたてですよ。こちらの特製マヨネーズソースをたっぷりつけて」
「ガブリッ……!! ムシャ、ムチャ……ッ、うめェ……! なんだこのソース……!」
「気に入っていただけましたか? 疲れた体には、脂質と糖質が一番の薬ですからね」
「ンぐっ、ゴキュ……ハァ……たまらねェ……! おい、ハンバーガーもよこせ!」
「はいはい。肉汁が溢れますから、気をつけてくださいね」
「うるせェ! ……ガブッ、ジュルル……うッま……! 脂が濃すぎだろ……!」
「ふふ、良い食べっぷりだ。しかし爆豪さん、随分とお召し上がりになる量が増えましたね?」
「あぁ!? 当たり前だ! 動いた分だけカロリー入れねェと、パワーが出ねェだろうが!」
「ええ、その通りです。ただ……その、コスチュームが随分と窮屈そうに見えまして」
「……チッ、サポート科の奴らが縮む素材を使いやがったんだよ!」
「なるほど。てっきり、あなたのお腹周りが随分と育ったのかと」
「バカ言ってんじゃねェ! 筋肉だ、筋肉! 見りゃわかんだろ!」
「そうですか? その、シャツの下でプルプルと揺れている柔らかなものは……」
「うるせェ! これは……エネルギーを蓄えてるだけだ!」
「ふふっ、エネルギータンク、というわけですね。頼もしい限りです。では、そのタンクをさらに満たしましょう」
「……おう、もっと持ってこい! こんなんじゃ全然足りねェ!」
「素晴らしい。次は、濃厚な豚骨スープに背脂をこれでもかと浮かせた特製ラーメンです」
「ズズッ、ズバババッ……! ング、ング……ハァーッ! 沁みるぜ……!」
「スープも残さずどうぞ。すべてがあなたの血となり肉となりますから」
「言われなくても……全部飲み干してやる……! ゴクゴク……!」
「いい飲みっぷりだ。お腹の膨らみが、ここからでもはっきりとわかりますよ」
「……ッ、見んじゃねェ……! ゲプッ……!」
「あら、失礼。では、お口直しに練乳をたっぷりかけた苺のパンケーキを」
「甘ェもん……! 腹一杯でも、これなら入る……!」
「ええ、好きなだけ、限界まで食べてください」
大量のジャンクフードと炭水化物を次々と胃袋に詰め込んでいく爆豪。
ソファに深く腰掛けて一心不乱に貪り食う彼の肉体は、限界を超えたカロリー摂取によって、目に見えてだらしない変貌を遂げていた。
食事のたびに大きく膨らんでいく胃袋に押し上げられ、分厚い皮下脂肪に覆われた太鼓腹が、コスチュームのシャツを今にも引き裂かんばかりに張り詰めている。呼吸をするたびに、ぽちゃり、ぽちゃりと、情けなくも柔らかな肉の波がうねりを上げ、食い込んだベルトの上に乗っかった脂肪が赤く鬱血した跡を残していた。
かつて硬い装甲のようだった大胸筋は、たっぷりと脂肪を蓄えただらしないふくらみへと変わり果てている。前傾姿勢でハンバーガーにかぶりつくたび、その重みを増した胸の肉が、ブラブラと重力に従って卑猥に揺れ動いた。生地が擦れるたびに、敏感になった乳首がツンと立ち上がり、シャツの上からでもその形がはっきりとわかるほどに肉付いている。
「ハァ……ハァ……くそっ……腹が……」
姿勢を崩した瞬間、プツンッ!という音とともに、ズボンのホックがついに腹の圧力に耐えきれず弾け飛んだ。限界まで引き伸ばされていたジッパーもジリジリと下がり、開いた社会の窓から、パツパツに張った下腹部の白い脂肪がだらしなく顔を覗かせる。
太ももは丸太のように太く成長し、ソファに座ると股が閉じられないほど内腿の肉が密集し、ねっとりとした汗で互いの肉が張り付いていた。ズボンの生地がパツンパツンに張り詰め、少しでも足を動かせば股間や尻の布地が破れてしまいそうなほどの緊張感を生み出している。
指の関節にまでうっすらと肉がつき始めた手で、顔中を脂まみれにしながらパンケーキを頬張る爆豪。はみ出した腹の肉を隠そうともせず、むしろその膨らみを持て余すように両足をおっぴろげた姿は、トップヒーローの威厳など微塵もない。
満腹中枢はとうの昔に麻痺しており、胃袋がはち切れそうなほどの苦痛すらも、今は彼にとって抗いがたい快楽へと変わっていた。
「ンぐっ……もっと……食わせろ……!」
パンパンに張り詰めた腹の皮が熱を持ち、内側から押し広げられる生々しい感覚。それはヒーローとしての堕落を如実に物語っているはずなのに、肥大化していく己の柔らかな肉体を自覚すればするほど、背徳感という名のスパイスが彼の底なしの食欲をさらに加速させていくのだった。
身長:172.0cm / 体重:95.0kg(前月比 +15.0kg)
スリーサイズ:B112 W95 H105
BMI:32.1(肥満度2)
さらに一ヶ月の月日が流れた。爆豪の肉体は、もはや「少し太った」「筋肉が大きくなった」という見え透いた言い訳が一切通用しない、完全なる肥満体へと成り果てていた。
事務所に併設された誰もいないプライベートジム。壁一面を覆う巨大な鏡の前に立つ爆豪の姿には、かつての鋭敏でしなやかなトップヒーローの面影は微塵も残っていない。
特注サイズの一番大きなトレーニングウェアですら、極限まで拡張された彼の肉体の凄まじい質量によって無惨に引き伸ばされ、生地が悲鳴を上げていた。最も目を引くのは、前方に大きく、そして醜く突き出した巨大な太鼓腹である。巨大なバランスボールを丸ごと飲み込んだかのように丸々と張り詰めたその腹は、自らの重みに耐えかねて重力に従って下へ下へと垂れ下がり、すでに太い太ももの付け根や股間の膨らみを完全に覆い隠してしまっていた。
かつて硬い鋼のようだった大胸筋は、大量の柔らかい脂肪をたっぷりと蓄え、ふくよかな女性の乳房のように大きく膨らみ、柔らかな重みを持ってだらしなく垂れ下がっている。ウェアの薄い生地越しでも、パンパンに張った胸の肉がこすれ合い、服の摩擦によって先端が敏感に立ち上がっているのがはっきりとわかった。少し動くたびにその巨大な胸肉がブルン、ブルンと卑猥なリズムを刻んで揺れ動く。
「チッ……クソ、体が重てェ……!」
己を鼓舞するように低い声で唸り、目の前のサンドバッグに向けてワンツーのパンチを繰り出す。しかし、その動きはあまりにも鈍重で、かつての彼からは想像もつかないほど不格好なものだった。
腕を振るうたびに、丸太のように太く成長した二の腕の肉が波打ち、垂れ下がった胸肉が激しく上下に揺さぶられる。その肉の無用な揺れが自身の重心を大きく狂わせ、パンチの威力すらも殺してしまう。さらに踏み込もうとした足は、極太に肥え太った太ももの肉同士が互いに擦れ合い、邪魔をして思うように前へ出ない。パンパツに張ったズボンの下で、股間に密着した分厚い肉と肉の間には、すでにねっとりとした不快な汗が大量に湧き出し、グチャグチャといやらしい音を立てていた。
わずか数十発サンドバッグを叩いただけで、爆豪の全身からは滝のような汗が噴き出し、ゼーゼーと豚のように荒い呼吸を繰り返した。息を吸うたびに巨大な腹がウェアを限界まで押し広げ、今にも生地が破けそうな限界の張りを見せる。
たまらず膝に手をついて休もうとしたが、自らの巨大な腹がつっかえてしまい、深い前傾姿勢すらまともにとることができない。
「ハァ……ハァ……なら、腹筋だ……!」
仕方なく床のヨガマットに仰向けに寝転がり、せめて緩んだ腹を引き締めようと体を丸めようとした。
しかし、その瞬間、爆豪は己の肉体に起きている決定的な絶望を味わうことになった。
仰向けになったことで、分厚く成長した背中の肉がベチャッと床に広がり、クッションのように力を吸収してしまう。そして何より、仰向けになったことでさらに横に広がった巨大な腹が、まるで越えられない山のように視界を塞ぎ、上半身を起こすための物理的なスペースを完全に奪い去っていたのだ。
力を込めても、首が僅かに持ち上がるだけで、肩から下はピクリとも床から離れない。手足をバタバタと動かし、まるでひっくり返った巨大な亀のように無様に床でもがく。力むたびにプルプルと情けなく震えるのは硬い筋肉ではなく、どうしようもなく甘やかされた柔らかな脂肪の塊だけだった。
自分が自力で腹筋一回すらできないほどに太り果ててしまった。自らの脂肪の重さに押し潰され、起き上がることすら困難になっている。その惨めすぎる現実が、爆豪の脳を激しく殴りつけた。
「クソが……! 動け……動けよ俺の体……!」
ギリッと歯を食いしばり、必死に足掻こうとする。しかし、絶望的な現実から逃避するように、彼の巨大な胃袋がギュルルルルッとけたたましい、そしてひどく卑しい音を鳴らした。
ほんの少し体を動かしただけで、消費したカロリーの何十倍ものエネルギーを要求してくる異常な飢餓感。いや、もはやそれは生きるための本能ではなく、スポンサーが与える極上の脂と糖分に完全に調教された、ただの醜い食欲だった。胃袋が空っぽになる恐怖と、食べ物を胃袋に詰め込む時のあの脳が痺れるような快感がフラッシュバックし、彼の中から「痩せなければ」という焦りをいとも簡単に押し流していく。
その日の午後。爆豪はすがるような、そしてどこか恍惚とした足取りで、スポンサーの用意した高級料亭の個室へと逃げ込んでいた。
「お待ちしておりましたよ、爆豪さん」
「ハァ、ハァ……飯だ。早くしろ。腹が減って死にそうだ……」
「今日は随分とお早い到着ですね。まだ外は明るいですよ」
「うるせェ! ジムでトレーニングしたら、急激に腹が減ったんだよ!」
「おや、まだトレーニングなどされているのですか? その見事なお体で」
「当たり前だ! 俺はナンバーワンになる男だ……!」
「まあまあ。無理は禁物ですよ。まずはこの大盛りの特製炒飯をどうぞ。最高級のラードをたっぷりと使っております」
「よこせ! ……ガツッ、ムシャムシャ……! ングッ……!」
「ふふっ、いい食べっぷりだ。頬のお肉がフルフルと可愛らしく揺れていますよ」
「ングッ……見んじゃねェ! ……うめェ……この油のまとわりつく感じ、最高だ……」
「こちらの豚の角煮もどうぞ。お箸で切れるほどトロトロに、甘辛く煮込んであります」
「……ハフッ、ジュルル……! なんだこれ、噛まなくても勝手に溶けやがる……!」
「ええ、今のあなたの、その柔らかく豊かなお体にぴったりの食べ物でしょう?」
「誰が柔らかいって……!? これは全部、これから筋肉にする予定の……」
「ふふっ、シャツのボタンの隙間から溢れ出しそうな、その見事な白いお腹のお肉もですか?」
「チッ……これは、その……いざって時のための、パワーの源だ!」
「ええ、そうですとも。ではその巨大なパワーの源を満たすために、揚げたてのジャンボ餃子を百個追加しましょう」
「望むところだ! タレにマヨネーズをたっぷり入れろ!」
「承知しました。しかし爆豪さん、お腹がテーブルに完全につっかえて、お皿に手が届きにくそうですが、苦しくありませんか?」
「苦しいわけねェだろ! ……ゲプッ。いいから、もっと皿を近づけろ」
「はいはい。あなたが動くのは大変でしょうから、私がお口まで運んで差し上げますよ。さあ、あーんして」
「あァ!? 俺をガキ扱いすん……アーン、モグモグ……! ムチャ、ムチャ……」
「素直でよろしい。そのたっぷりと脂肪を蓄え、テーブルの縁に乗っかって休んでいる大きなお胸も、とても魅力的ですよ」
「……うるせェ……。ジロジロ見んじゃねェよ……」
「汗だくですね。お肉が密集して、ご自身の体温で熱いのではないですか?」
「肉が……重くて、熱ィんだよ……ハァ、ハァ……もっと食わせろ……」
「それは素晴らしい成長の証です。さあ、食後の特大サイズの杏仁豆腐もどうぞ。甘い特製シロップがなみなみと注がれていますよ」
「甘ェのも……全部俺の胃袋に流し込んでやる……! ズルルッ……! ズズッ……!」
スプーンを使うことすらもどかしくなり、爆豪は皿に直接口をつけて、冷たくて甘い杏仁豆腐を掃除機のようにすすり上げた。
座っている座椅子は特注のゆったりとしたものだが、彼の巨大な尻と太ももの肉が座面から完全にはみ出し、畳の上に直接ベチャッと広がっている。テーブルの縁にべったりと押し付けられた分厚い腹の肉は、激しい呼吸と咀嚼のたびにブルンブルンと形を変え、限界まで引き伸ばされたズボンのウエストをこれでもかと締め付けていた。
食事を進めるにつれて、腹の中からジンジンとした焼け付くような熱が全身に広がり、皮膚がさらに内側から引き伸ばされていく強烈な圧迫感に襲われる。限界を超えて胃袋に物を詰め込まれる苦しさ。しかし、その内臓がはち切れそうなほどの苦しさこそが、脳の奥底を痺れさせるような、抗いがたい快感へと直結していた。
はち切れそうな巨大な腹を両手で抱え込むようにさすり、だらしなく口の周りをシロップで汚しながら、うっとりとした恍惚の表情を浮かべるその姿。そこには、かつて世間が憧れた鋭く気高いトップヒーローの姿はもうどこにもない。ただひたすらに目先の快楽を貪り、自らの肉体が醜く肥大化していくことに溺れ切った、哀れで巨大な脂肪の塊があるだけだった。
身長:172.0cm / 体重:115.0kg(前月比 +20.0kg)
スリーサイズ:B125 W110 H118
BMI:38.8(高度肥満)
爆豪勝己の肉体は、とうとう本人でさえも目を逸らすことができない、取り返しのつかない次元にまで到達していた。
事務所の更衣室。パトロールに出るための準備をしていた彼は、己の体に起きているあまりにも惨めな現実を前に、絶望的な溜息を漏らしていた。
特注で作らせたはずの最大サイズのヒーロースーツは、すでに彼の規格外に肥え太った肉体を収めきる限界をとうに超えていた。両腕を通すだけでも、分厚く波打つ背脂と丸太のように肥大化した二の腕が突っかかり、顔からはねっとりとした脂汗が滴り落ちる。どうにか袖を通しても、前方に恐ろしいほど突き出した巨大な太鼓腹のせいで、ファスナーを下から上に引き上げるなどという動作は物理的に不可能となっていた。
やむを得ず、前面を大きく開け放ったままにしているが、そこからは極限まで膨張し、熱を帯びてテカテカと光る巨大な白い腹の肉が、だらしなく床に向かって雪崩のように垂れ下がっている。少し呼吸をするだけで、その豊満すぎる肉の塊がブルン、ブルンと重たく揺れ、自らの重みでちぎれんばかりに皮膚を引っ張っていた。
「ハァ……ハァ……クソ、なんだってんだよ……重てェ……」
さらに彼を打ちのめしたのは、足元の装備だった。
更衣室のベンチにどっしりと腰を下ろし、いつもの戦闘用ブーツを履こうとした。しかし、前かがみになろうと体を曲げた瞬間、大きく開いた股の間に垂れ下がった巨大な腹の肉と、信じられないほど肥え太った太ももの肉が激しくぶつかり合い、内臓が押し潰されるような息が詰まる圧迫感に襲われた。
どうにか腕を伸ばそうとするが、自分の視界は巨大な肉の壁である自身の腹に完全に遮られ、足元など一切見えない。手探りでブーツの紐を掴もうにも、パンパンに張った腹の肉がクッションになって上半身がそれ以上曲がらず、指先がすねの辺りを虚しく掻くだけで、どうしても足首まで手が届かないのだ。
自分の腹が邪魔で、靴すらまともに履けない。
その屈辱的な事実が、爆豪の自尊心をズタズタに引き裂いていく。結局彼はブーツを床に苛立ち紛れに蹴り飛ばし、踵を踏み潰したサイズの合わない特大のサンダルを突っ掛けることしかできなかった。
自らの重すぎる体を引きずるようにして、薄暗い路地裏へと出た。
パトロールと称してはいるが、今の彼にまともな歩行は困難を極めた。数歩歩くだけで、極太に成長した太ももの内側がべちゃり、べちゃりと卑猥な音を立てて擦れ合い、摩擦によって薄い皮膚が赤く爛れて激しい痛みを伴う。その痛みを誤魔化すために股を大きくガニ股に開いて歩く姿は、まるで巨大な肉の塊が不器用に横揺れしているかのようであり、トップヒーローの威厳など微塵も感じさせない。
「……飛べば、済む話だ。俺は、飛べる……!」
己に言い聞かせるように両手を後方へ構え、掌にびっしょりと滲んだ汗を握り込み、強烈な爆破を起こした。
ドンッ!という轟音とともに、推進力が生まれる。かつての彼であれば、この一発でビル三階分の高さまで軽々と跳躍し、夜空を滑空していたはずだった。
しかし。
「……あ、グッ……!?」
爆発の威力は、彼自身のあまりにも巨大すぎる脂肪の質量に完全に負けていた。
体がふわりと浮き上がったのは、わずか数十センチ。その直後、巨大な太鼓腹と、ふくよかな女性以上に膨らみきった胸の肉が、慣性の法則に従ってブルンッ!と遅れて大きく揺れ上がり、その恐ろしいまでの重量が彼を強引に地面へと引きずり戻した。
ズシンッ!!!
地面が激しく揺れるほどの重たい着地音。その瞬間、爆豪の両膝に、自身の百数十キロの体重が容赦なくのしかかった。
「ガアアッ……!? ハァ、ハァ……ッ!」
膝の関節が嫌な音を立てて悲鳴を上げ、耐えきれずにその場に無様に這いつくばる。
地面に両手と膝をついた瞬間、プツン、ビリビリビリッ!という破滅的な音が鳴り響いた。着地の衝撃と、激しく波打った大量の脂肪の揺れに耐えきれず、無理やり穿いていたタイトなズボンの尻から太ももにかけての生地が大きく裂け、そこからパツパツに張り詰めていた白い肉が、まるで押し込められていた風船が弾けるようにボロンと外へ溢れ出したのだ。
破れた布地が太ももの柔らかな肉にギリギリと深く食い込み、さらなる圧迫感と痛みを生み出している。
「クソッ……クソがァ……! なんで動けねェんだよ……!」
汗だくになって地面に這いつくばり、巨大な胸肉を地面に擦り付けながらもがく爆豪。ウェア越しに地面と擦れる乳首が異常なほど敏感に反応し、屈辱的な快感を脳に送り込んでくる。
その無様な姿を見た通りすがりの一般人が、遠くからクスクスと笑い声を上げているのが聞こえた。スマートフォンのカメラを向けられ、「あれ、本当にダイナマイトか?」「ただのデブじゃん」「スーツ破けて肉はみ出てるぞ」という心無い声が耳に届く。
屈辱で顔が真っ赤に染まる。今すぐ立ち上がって怒鳴り散らしてやりたい。だが、自力で立ち上がることすら一苦労なこの重すぎる肉体では、それすら叶わない。
悔しさと絶望で頭がおかしくなりそうだった。しかし、その極限のストレスが、彼の脳内で最悪のスイッチを切り替えてしまう。
(腹が……減った……)
屈辱を完全に塗り潰すほどの、圧倒的で暴力的な飢餓感。
ほんの少し運動しただけでカロリーを激しく消費した巨大な胃袋が、ギリギリと痙攣しながら次の食べ物を要求してくる。もう他人の目などどうでもよかった。今はただ、あのスポンサーの部屋に行き、脳が痺れるほど甘くて脂っこい食べ物を、限界まで拡張された胃袋に死ぬほど詰め込みたい。それしか考えられなくなっていた。
数十分後。這うような足取りで、爆豪はいつもの高級ホテルのVIPルームへと転がり込んでいた。
すでに彼の社会の窓は弾け飛び、裂けたズボンの隙間からだらしない肉があちこちからはみ出している。
「お待ちしておりましたよ、爆豪さん。今日はまた一段と……立派に、そして無残になられましたね」
「ハァ、ハァ……うるせェ……早く、飯を食わせろ……!」
「そんなに慌てなくても、逃げませんよ。しかし、ヒーロースーツが限界のようですね。あちこち破けて、豊かなお肉がはみ出していますよ」
「クソサポート科が……何回直させても、すぐにキツくなりやがる……!」
「ふふ、それはあなたが順調に豚のように育っている証拠です。さあ、まずはこの特大チーズピザを三枚、マヨネーズをたっぷりかけてどうぞ」
「よこせ……! ガブッ、ムチャ、ムチャ……ッ、うめェ……!」
「いい食べっぷりです。その、テーブルに乗せきれずに膝の上に垂れ下がった巨大なお腹、とても重そうですね」
「ンぐっ……重てェよ……。動くたびに、肉がブルブル揺れて……うっとうしい……」
「それでも、食べることはやめられないのでしょう?」
「当たり前だ……! 腹が減って、頭がおかしくなりそうなんだよ……!」
「素晴らしい食欲です。では、次は特濃のカルボナーラを。ベーコンと生クリームを通常の五倍使用しています」
「ズズッ、ズバババッ……! ゲプッ……濃くて、最高だ……」
「お口の周りがソースでベタベタですよ。拭きましょうか?」
「触んじゃねェ……! 自分で舐めとる……ペチャ、レロ……」
「いやらしい音を立てますね。まるで餌を貪る豚のようだ」
「……あァ!? 誰が豚だ……俺は、トップヒーロー……」
「おや、トップヒーローが自分の足元も見えないほどお腹を膨らませ、サンダルを履いてパトロールですか?」
「……ッ、靴紐が……結べねェんだよ……! 腹の肉が邪魔で……手が届かねェんだ……!」
「惨めですね。でも、その惨めさがまた、あなたの食欲を刺激するのでしょう?」
「……うるせェ……。いいから、次の飯を出せ……!」
「ええ、メインディッシュの丸焼きチキンと、大盛りのフライドポテトをどうぞ。油をたっぷり吸わせています」
「ムグッ、ガツガツ……! もっとだ……全然足りねェ……!」
「そんなに慌てて飲み込んでは、豊かな胸元にソースが垂れてしまいますよ。ほら、谷間のところに」
「ンなもん……後で舐めとればいいんだよ……! ハァ、ハァ……!」
「ふふ、完全に理性を手放していますね。これほどの巨体を維持するには、休む暇もない」
「うるせェ……! 胃袋が……もっと詰め込めってうるせェんだよ……!」
「ええ、好きなだけ食べて、もっともっと大きくなってください。あなたのそのはち切れそうな皮下脂肪を、限界まで引き伸ばしてあげましょう」
「全部……俺の肉にしてやる……! ハァ、ハァ……うめェ……!」
両手で丸ごとのチキンを掴み、顔面を脂でテカテカに光らせながら一心不乱に貪り食う爆豪。
一口飲み込むごとに、巨大に膨れ上がった胃袋がさらに内側から押し広げられ、腹の皮がパンパンに張り詰めていく。その強烈な圧迫感が、皮膚を突き破りそうなほどの苦痛を与えてくるというのに、彼の脳はそれを極上の快感として処理してしまっていた。
どかっと座り込んだ特注のソファーの上で、彼の肉体はもはや液状化しているかのようにだらしなく広がっている。
破れたズボンから極太の太ももの脂肪がソファーの革にべったりと張り付き、大きく開いた股の間に挟まった巨大な下腹部の肉が、激しい呼吸のたびにズイズイと卑猥な動きを見せる。大きく膨らんだ乳房のような胸肉は、ピザの油やカルボナーラのソースがこぼれ落ちて汚れ、それが熱を持った肌にねっとりと絡みついていた。
満腹中枢は完全に破壊され、ただ「胃袋に大量のカロリーを詰め込む」という行為そのものに依存しきっている。己の肉体が取り返しのつかないほどの醜悪な肥満体へと堕落していく絶望感すらも、暴力的な快楽の前にいとも容易く溶かされ、彼はただひたすらに己の肉体を膨張させ続けていくのだった。
身長:172.0cm / 体重:140.0kg(前月比 +25.0kg)
スリーサイズ:B145 W135 H140
BMI:47.3(超高度肥満・生命の危機)
さらに数週間後。
爆豪勝己の肉体は、人間の枠を完全に逸脱した、あまりにも巨大で醜悪な脂肪の要塞へと変貌を遂げていた。
ヒーロー事務所の自室。スポンサーからの甘美な誘いを受け、出向こうと立ち上がった爆豪だったが、そこにはすでに「歩行」と呼べる動作は存在しなかった。
百数十キロをとうに超えた凄まじい質量の肉体を支えるため、極太に肥え太った両足は限界までガニ股に開かれている。一歩足を踏み出すたびに、分厚い皮下脂肪に覆われた太ももの内側がべちゃり、べちゃりと重苦しい音を立てて激しく擦れ合い、その摩擦熱だけで発情したように脳が痺れるほどの熱と痛みを帯びていた。
「ハァ……ハァ……クソが……遠ェ……」
部屋から廊下へ出るだけのわずかな距離が、今の爆豪にとっては極限の運動だった。
滝のような脂汗を全身から吹き出しながら、どうにか自室のドアの前まで辿り着く。しかし、ここで彼は己の肉体に起きた、あまりにも絶望的な現実に直面することになる。
開け放たれた標準サイズのドア枠。かつては何の気なしに通り抜けていたその空間が、今の爆豪には絶望的に狭かったのだ。
「チッ……体を横にすりゃ……」
横向きになり、巨大に突き出した太鼓腹を引っ込めようと息を吸う。しかし、限界まで脂肪を蓄えた腹の肉はピクリとも凹まず、逆に胸の肉がブルンとせり出すだけだった。
無理やりドア枠に体をねじ込もうとした瞬間、ムギュッ!という卑猥な音とともに、前方に突き出した巨大な腹と、後方に恐ろしいほど肥大化した尻の肉が、ドアの左右の枠に完全に挟まり、ピタリと動きが止まってしまった。
「なッ……!? グッ……抜けねェ……!?」
前にも後ろにも進めない。分厚く柔らかな肉の塊がドア枠の形に合わせて変形し、まるで瓶の口に詰まったコルク栓のように、彼自身の体がドアを完全に塞いでしまっていた。
動こうともがくたびに、ドア枠に密着した腹や尻の脂肪がグニュグニュと波打ち、ウェアが擦れて敏感になりきった肌に強烈な圧迫感を与える。自分が、標準的なドアの幅よりもはるかに分厚く、巨大な球体のようなデブに成り果ててしまったという事実。
「ふざけんな……! 俺が、こんな……ドアに……!」
パニックになりかけた爆豪は、掌から小さな爆発を起こし、その反動で無理やり体を押し出した。
ポンッ!という間抜けな音とともに枠から弾け出た彼の巨体は、廊下の床にドスーンッ!!と地響きを立てて転がり落ちた。仰向けに倒れた瞬間、重力から解放された凄まじい量の腹の肉が四方八方にベチャッと広がり、胸の肉が自らの顔を打ち据えるほどに激しく揺れ動いた。
己の肉の重みで立ち上がることすらままならず、床の上で亀のように手足をバタつかせながら、爆豪は屈辱と絶望に塗れていた。しかし、それ以上に彼の脳を支配したのは、この一連の動きで激しく消費されたカロリーを補おうとする、暴力的で底なしの飢餓感だった。
(飯だ……あの肉と油を……腹に詰め込ませろ……!)
小一時間後。
どうにか事務所を抜け出した爆豪は、スポンサーが用意した特注のVIPルーム、その巨大な両開きの扉をくぐり抜けていた。
「遅かったですね。お待ちしておりましたよ、爆豪さん」
「ハァ……ハァ……道が……狭ェんだよ……!」
「道が狭い? いいえ、あなたが大きくなりすぎたのですよ。まさか、ドア枠に挟まったのでは?」
「うるせェ! クソ設計しやがって……! 早く飯を出せ!」
「ふふ、よろしい。今日はあなたのために、特別製の超特大ハンバーグタワーと、豚の丸焼きをご用意しました」
「……ッ! よこせ……! 全部俺の胃袋に入れろ……!」
「さあ、どうぞ。手づかみで豪快に。あなたのその太い指がお似合いだ」
「ガブッ……! ングッ、ムチャ、ムチャ……! うめェ……!」
「肉汁が顎から滴り落ちていますよ。豊かなお胸の谷間に溜まっていますね」
「ンぐっ……舐めとればいいだろ……! レロ、チュパ……」
「見事な食欲だ。もはや咀嚼すら面倒そうです」
「溶けやがる……! なんだこれ、脂の塊じゃねェか……!」
「ええ、ほぼ純粋な脂質です。今のあなたの体には、それが一番必要でしょう?」
「ハァ、ハァ……! もっとだ……全然足りねェ……!」
「では、この特濃のチーズフォンデュのプールに、大量のフライドチキンを沈めて……どうぞ」
「ズズッ、ガツガツ……! ゲプッ……最高だ……脳が溶けそうだ……」
「テーブルにお腹が完全に乗って、押し潰されていますが。苦しいのでは?」
「苦しい……? はッ、こんなもん……快感でしかねェよ……!」
「ふふふ、完全に堕ちましたね。立派な豚だ」
「誰が豚だ……! 俺は……ムグッ……トップヒーローだ……!」
「喋らなくていい。ただ食べて、さらにその脂肪を肥大化させなさい」
「ああ……腹が、はち切れそうだ……熱ィ……!」
「皮膚が限界まで引き伸ばされて、透き通るようですね。美しいですよ」
「もっと……もっと食わせろ……! 俺の体を……飯でパンパンにしてくれェ……!」
爆豪はもはや、巨大な椅子に座るというより、椅子という器に自らの流動的な脂肪を流し込んでいるような状態だった。
はち切れんばかりに膨張した太鼓腹は、特注のテーブルの上にベチャリと乗り上げ、その凄まじい重量をテーブルの天板に預けている。呼吸をするたびにテーブルの上で巨大な腹の肉が波打ち、今にも破裂しそうなほどに薄く引き伸ばされた皮膚が、不気味なほどの熱を放っていた。
すでに上半身のウェアは着ることを諦め、素肌を丸出しにしている。
胸元には、大量の脂肪を蓄えて恐ろしいほどに垂れ下がった、豊満すぎる二つの肉塊。食事のたびにその巨大な胸肉がブルン、ブルンと重たく揺さぶられ、滴り落ちた肉汁やソースが谷間に溜まっていく。腕は胴体と密着する隙間すらなく、脇に挟まった分厚い肉のせいで常に不自然に持ち上がった状態になっていた。
ズボンはもはや腰の横で布が破れかかっており、股間や太ももの境目がわからないほどに肉が密集し、互いに癒着しているかのように重なり合っている。
「ハァ……ンぐっ、ゴキュ……!!」
丸焼きの豚の肉を両手で鷲掴みにし、獣のように貪り食う。
限界を超えて詰め込まれる高カロリーの食事によって、胃袋が内側から悲鳴を上げる。内臓が押し潰され、皮膚が千切れそうになるほどの強烈な圧迫感。しかし、極限まで麻痺した爆豪の脳は、その『苦痛』を『絶頂に達するほどの快楽』として誤認してしまっていた。
食えば食うほど、己の体が取り返しのつかない醜悪な肉塊へと膨らんでいくのがわかる。トップヒーローとしての矜持が、ぶ厚い皮下脂肪の中にズブズブと沈み込み、溶けて消えていく。その抗いがたい背徳感と、胃袋がパンパンに満たされる官能的なまでの圧迫感が、爆豪から一切の理性を奪い去っていた。
「アア……もっと……胃袋が、ちぎれるまで……食わせろォ……!」
顔中を脂とソースでドロドロに汚し、焦点の合わないうつろな瞳で次の皿を要求する姿は、もはや知性を持つ人間のそれではない。
ただひたすらに快楽を貪り、自らの体を醜く肥大化させることだけに悦びを見出す、哀れで巨大な脂肪の化け物へと、爆豪勝己は完全に成り下がっていた。
身長:172.0cm / 体重:170.0kg(前月比 +30.0kg)
スリーサイズ:B165 W155 H160
BMI:57.5(超高度肥満・生命の危機)