リクエスト【70.0kg→245.0kg】魔法薬で太らされるヴィル (Pixiv Fanbox)
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リクエスト作品です
ナイトレイブンカレッジにおいて、最も美しさに執着し、自他共に認める完璧な美貌を誇るポムフィオーレ寮の寮長、ヴィル・シェーンハイト。身長183センチという均整の取れた長身には、グラム単位で計算し尽くされた食事制限と、血の滲むような過酷なトレーニングによって維持された、一切の無駄な脂肪を許さない彫刻のような筋肉だけが張り付いていた。透き通るような白磁の肌、黄金に輝く髪、そして自信に満ちた鋭い視線。彼は学園内のみならず、プロのモデルや俳優としても活動しており、そのストイックなまでに研ぎ澄まされた痩身こそが、彼の美学の結晶であった。
ある日の放課後、ヴィルは学園の巨大な図書室の最も薄暗い立ち入り禁止区域に近い書架で、ひっそりと息を潜めるような一冊の古い魔術書を発見する。重厚な革表紙を開くと、そこには古びた羊皮紙に『万人から究極の称賛を得られる美を手にする魔法薬』という、彼の渇望を刺激してやまないレシピが記されていた。常に最高の美を追い求め、誰よりも美しくありたいと願うヴィルにとって、それは抗い難い誘惑だった。彼は自室の地下にある魔法薬学の実験室に籠もり、幾夜も徹してその複雑怪奇な薬を創り上げた。煮えたぎる大釜から立ち上る甘ったるい香りに満ちた一滴をフラスコに注ぎ、彼は自らのさらなる飛躍を確信しながら、迷うことなくその琥珀色の液体を一気に飲み干したのだった。喉の奥を焼くような熱い感覚が胃の腑へと落ちていくのを感じながら、ヴィルは明日の朝、世界が自分にひざまずく姿を想像して優雅な笑みを浮かべていた。
しかし翌日、意気揚々と学園の廊下を歩くヴィルに向けられたのは、彼が期待していたような熱狂的な称賛ではなかった。すれ違う生徒たちは、彼をチラリと見てはヒソヒソと嘲笑うように囁き合っている。
「顔は相変わらず綺麗だけど……なんだかギスギスしてて痛々しいよな」
「あんな骨張った体のどこが魅力的なんだ? 見ていて不安になる」
学園内だけでなく、それは彼が活動する外の世界でも同様だった。スマートフォンを開けば、映画のスタッフやモデル仲間からのメッセージには「少し痩せすぎていて衣装に合わない」「もっと人間味が欲しい」という苦言が並び、SNSのファンたちからのコメント評価も目を疑うほどの速度で下落していた。
完璧であるはずの自分の美しさが、一晩にして根底から否定された。その事実は、ヴィルの高いプライドを粉々に打ち砕いた。激しいショックと絶望を抱えたまま自室に逃げ帰った彼は、ベッドに突っ伏して震えた。やがて、その張り詰めていた糸がプツリと切れたように、彼の心の中で何かが狂い始めた。
ヴィルはふらふらと立ち上がり、普段なら絶対に口にすることのない、寮生からの差し入れや備蓄されていた高カロリーな菓子類に手を伸ばした。バターがたっぷりと使われたクッキー、砂糖がこれでもかとまぶされたパウンドケーキ、濃厚なチョコレートの塊。彼はそれらを無我夢中で、涙を浮かべながら口の中に押し込んでいった。喉を詰まらせるほどに甘いものを貪り、胃袋が限界を訴えてもなお、自暴自棄になったかのように食べ続けた。腹の底から湧き上がる背徳感と、糖分が脳を痺れさせるような快感に身を委ねながら、ヴィルはそのまま意識を手放すように眠りについた。
翌朝。目覚めたヴィルは、シーツの下にある自分の身体に、これまで感じたことのない奇妙な違和感を覚えた。身体が重い。そして、パジャマのウエスト部分が妙にきつく締め付けられている。恐る恐る自らの腹部に手を伸ばすと、そこには昨日まで存在しなかった、滑らかで柔らかな肉のたるみが手のひらに吸い付いてきた。たった一晩のやけ食いと魔法薬の副作用なのか、彼の彫像のように引き締まっていた腹部には、ぽってりとしただらしない脂肪が宿っていたのだ。
「……信じられない。アタシとしたことが、なんて浅ましい真似を……。今日は絶対に食事の量を極限まで抑えて、有酸素運動の量を倍に増やさなきゃ」
激しい自己嫌悪に苛まれながら、ヴィルは鏡の前でため息をついた。制服を着替える際、スラックスのホックを留めると、ほんのりと色づいた下腹の柔らかな肉が布地の上にむっちりと乗しかかるのを感じ、彼は顔を真っ赤にしてうつむいた。
重い足取りで学園に向かい、教室の扉を開けた瞬間だった。昨日とは打って変わって、周囲の生徒たちからどよめきと熱狂的な歓声が上がったのだ。
「おい、見ろよ! 今日の寮長、信じられないくらい色っぽいぞ!」
「昨日のあの痛々しい細さが嘘みたいだ。ほんの少しふっくらしたお肉がついただけで、あんなに艶かしくて最高に美しくなるなんて!」
「ああ、そのシャツの下に隠された柔らかなライン……たまりません!」
予想外の絶賛の声の嵐に、ヴィルは呆然と立ち尽くした。理由を聞けば、「折角の美貌に合わない痩身が、今日は太り肉が付いたことでより美しくなったから」と誰もが頬を紅潮させて答えるのだ。彼の少し緩んだお腹や、歩くたびに微かに揺れる太ももの肉感が、周囲の視線を釘付けにし、異常なまでの欲情と称賛を引き出している。
驚愕したヴィルは、すぐさま図書室へと引き返し、あの古い魔術書を血眼になって読み返した。そして、ページの一番隅に小さく書かれた古代文字の注釈を見つけて愕然とする。この薬がもたらす『究極の美』とは、豊満な体形こそが至高にして最高の美徳とされていた古い時代の美学――つまり、『肥満体形であればあるほど、世界中から激しく称賛され、愛される』という恐るべき魔法だったのだ。ヴィルの柔らかな肉が、これから始まる狂気と快楽の肥満化への扉を開いた瞬間であった。
身長:183.0cm / 体重:73.5kg(前日比 +8.5kg)
BMI:21.9(普通体重・肥満への第一歩)
B:94 / W:82 / H:97
魔法薬の真実を知り、抗う間もなく甘美な地獄へと足を踏み入れてから数週間後。ポムフィオーレ寮の豪奢なラウンジには、最高級のバターと砂糖が焦げる濃厚な香りが充満していた。
豪奢なソファに腰を下ろしたヴィルの前には、信じられないほどの量のスイーツや高カロリーな料理が所狭しと並べられている。かつての彼であれば、視界に入れることすら拒絶したであろうジャンクな食べ物の山だ。しかし今の彼は、自身の意思とは裏腹に、その甘ったるい匂いに喉を鳴らしてしまっていた。
「ちょっと、そんなに高カロリーなものばかり持ち込まないでちょうだい。ただでさえ最近、体が重いのよ……」
「おお、毒の君! この芳醇なバターが香る焼き立てのクロワッサンと、はちみつをたっぷりかけたパンケーキは、今の君の美しさをさらに高める魔法の供物さ。さあ、遠慮せずに」
「アタシは少し絞らなきゃいけないの。お腹周りが……ほら、制服の上からでもぽっこり出ているのがわかるでしょう?」
「そんなことないです! そのふっくらしたお肉、すっごく色っぽくて……見とれちゃいます」
「アンタたち、どうかしてるわよ。……んっ、ちょっと、口に無理やり押し込まない……んむっ」
「ボーテ! クリームで美しい唇を汚しながら咀嚼する姿、まさに絶景! 飲み込んだら、次は特製のショコラだよ」
「んくっ……ああっ、甘い……でも、これ以上食べたら、本当に制服が破けちゃうわ……」
「すでにスラックスのホックがはち切れそうではないか! 布地にギュッと食い込んだお腹の肉の曲線美、素晴らしいよ!」
「んああっ……痛いわ、布が食い込んで……ダメ、もう限界……」
「ほら、もっと口を開けて。このマカロンも、君の美しい血肉になるんだ」
「んあっ……甘い、美味しい……じゃなくて! これからランニングに行くから退いてちょうだい!」
「ノン、ノン! その神聖な柔肉を燃やしてしまうなど、美への冒涜だ! 一歩たりとも走らせるわけにはいかないよ!」
「離しなさい! アタシの美意識が許さないのよ! 少し動くだけで、お肉が揺れるなんて耐えられないわ!」
「運動なんて絶対にダメです! 俺、ずっとヴィルサンの綺麗なお肉を見ていたいんですから!」
崇拝の眼差しを向ける寮生たちに囲まれ、ヴィルは半ば強引に甘味を口へと運ばれ続けていた。かつての強固な意志は、魔法薬がもたらす『肥満こそが至高』という世界の改変と、脳を直接殴るような糖分の快感の前に、脆くも崩れ去りつつあった。
濃厚なカスタードクリームがたっぷり詰まったエクレアを口に押し込まれ、ヴィルは抗う間もなくそれを咀嚼する。舌の上で暴力的なまでの甘さがとろけ、喉の奥へと嚥下するたびに、ヴィルの口から熱を帯びた甘い吐息が漏れた。飲み込んだカロリーが、そのまま下腹や太ももの柔らかな脂肪へと直結していくような背徳的な感覚。ふっくらと丸みを帯びた頬は熱情に染まり、彼は無意識のうちに、差し出されるショコラを自ら舌を伸ばして迎え入れてしまっていた。
食後、膨れ上がった腹を抱えながら、ヴィルはなんとか己の肉体を元の完璧な痩身に戻そうと重い腰を上げた。ランニングの前に、まずは寮の裏庭で念入りなストレッチを行おうとしたのだ。
しかし、ここで彼は自身の肉体に起きている決定的な『変化』に気づかされることになる。
両足を揃え、前屈をして爪先に触れようとした瞬間――ぐにゅり、と。
これまで決して交わることのなかった自身の太ももと下腹部が、分厚く柔らかな肉のクッションを挟んで激しく衝突したのだ。前屈しようにも、ぽってりと垂れ下がり始めた大きな腹の肉がつっかえてしまい、どうやっても指先が足に届かない。無理に曲げようとすると、スラックスのウエスト部分が腹肉に深く食い込み、呼吸すら苦しくなる。
「うそ……お腹のお肉が邪魔で、前屈ができないなんて……っ」
屈辱と羞恥で顔を真っ赤に染めながら、ヴィルは何度も身体を曲げようと試みる。そのたびに、ブラウス越しにふくらみを増した胸部の肉がたゆんと重たげに揺れ、無理な姿勢のせいで太ももの内側がむっちりと擦れ合い、卑猥な水音のような衣擦れの音を立てた。
その無防備で扇情的な肉の軋みと揺れを目撃した生徒たちが、血相を変えて彼のもとへ殺到する。彼らはヴィルの腕や脚にすがりつき、「その神聖なる脂肪を減らすなんて絶対に許されない!」と泣き叫びながら、彼を無理やり地面に座らせてしまった。
結局、運動どころか立ち上がることすら阻まれたヴィルは、そのまま裏庭のベンチで高カロリーなプロテインシェイクを飲まされる羽目になり、彼が消費しようとした以上のカロリーを身体に溜め込むことになってしまったのである。
限界まで張り詰めた制服のままでは、座るだけでもホックが弾け飛びそうな危険な状態だった。ヴィルは周囲の目を気にしながらも、購買部へと向かう決意を固めた。
試着室のカーテンを引き、これまで着ていたサイズのズボンを脱ごうとするが、パンパンに張った太ももと、豊満に膨れ上がった尻の肉がぴったりと布地に張り付き、膝から下へとなかなか下りてくれない。
「んんっ……きつい……っ、どうしてこんなに太ももが……っ」
はぁはぁと荒い息を吐き、汗ばんだ柔肌を摩擦で赤く染めながら、ようやくの思いで脱ぎ捨てる。そして、かつての自分なら絶対に手に取らなかったであろう、ワンサイズもツーサイズも大きな新しいスラックスに足を通した。
布が引き上げられると、これまで狭い空間に押し込められ、締め付けられていた腹や尻の柔らかな肉たちが、解放されたように新しい空間へとどろりと流れ込んだ。ウエストのボタンを留めると、たっぷりとした下腹の肉が安堵したように前へとせり出し、ぽっこりとしただらしないシルエットを形成する。
鏡に映る自分は、かつての鋭利な美しさなど見る影もなく、肉欲にまみれた甘美でふくよかなシルエットへと変貌しつつあった。しかし、その大きく柔らかい肉体がもたらす周囲からの熱狂的な視線と称賛の声を思い出すと、ヴィルの下腹部の奥底で、ゾクゾクとした背徳的な快感が疼き始めるのだった。
身長:183.0cm / 体重:85.5kg(前月比 +12.0kg)
BMI:25.5(肥満度1)
B:103 / W:92 / H:108
魔法薬の真実を知り、欲望のままに堕落の甘い蜜を啜り始めてからさらに二ヶ月。ヴィル・シェーンハイトの肉体は、かつての鋭利な面影を急速に失い、信じられないほどの速度で豊満で圧倒的な肉の塊へと変貌を遂げていた。
ナイトレイブンカレッジの広大なカフェテリア。ヴィルが腰を下ろした特等席のテーブルには、彼一人のために用意されたとは到底思えないほどの、山のような高カロリー料理がひしめき合っている。肉汁が溢れ出す特大のトリプルチーズバーガー、マヨネーズがたっぷりとかかった大盛りのフライドポテト、脂の滴る厚切りステーキ、そして生クリームが塔のようにそびえ立つ特大のチョコレートパフェ。かつての彼なら、その油と糖の匂いを嗅いだだけで眉をひそめて拒絶したであろうジャンクなメニューの数々。しかし、今のヴィルは、自身の意思とは裏腹に、その甘ったるい匂いに抗えず、無意識のうちに喉をごくりと鳴らしてしまっていた。
「もう、アタシのお皿に勝手にフライドポテトの山を追加しないでちょうだい。これ以上太ったら、本当に体が重くて動けなくなっちゃうわ」
「おお、毒の君! このたっぷりのチーズとグレービーソースがかかったポテトは、今の君の豊潤な美しさをさらに開花させる魔法の供物さ。さあ、遠慮せずに口を開けておくれ」
「アタシは少し絞らなきゃいけないの。お腹周りが……ほら、制服の上からでもぽっこり、どころか、どっぷりと前に出ているのがわかるでしょう?」
「そんなことないです! ヴィルサンのそのふっくらしたお肉、すっごく色っぽくて……俺、ずっと見とれちゃいます」
「エペルまで、どうかしてるわよ。……んっ、ちょっと、いきなり口に無理やりハンバーグを押し込まないで……んむっ、はむっ」
「ボーテ! 濃厚な肉汁で美しい唇を汚しながら咀嚼する姿、まさに絶景だ! 飲み込んだら、次は特大サイズのチョコレートパフェだよ」
「んくっ……ああっ、美味しい……じゃなくて! でも、これ以上食べたら、本当に制服が破けちゃうわ……もうお腹周りの布が限界まで引っ張られてるのよ」
「すでにスラックスのホックがはち切れそうではないか! 布地にギュッと食い込んで、逃げ場を失ったお腹のお肉が作り出す曲線美、素晴らしいよ!」
「んああっ……痛いわ、息をするたびに布が食い込んで……ダメ、もう限界……苦しいのに、お腹の底がなんだか熱くなって……っ」
「ほら、もっと口を開けて。このパフェの甘い生クリームも、君の美しい血肉になるんですから。あーん、してください」
「んあっ……甘い、濃厚……もう、アンタたちがいきなり食べさせるから……んぐっ、んんっ……ねえ、ポテトのお代わり、まだあるかしら?」
「なんと素晴らしい食欲! 食堂のメニューをすべて君のテーブルに並べさせよう! 君の胃袋が限界まで膨らむまで、この美しい宴は終わらないよ!」
「ふぅ、そんなに食べたら、本当に制服のボタンがはち切れそうよ。現に今も、ちょっと動くだけで布がギリギリと鳴って……あっ、ああっ!」
胃袋の限界を無視して無理やり詰め込まれた大量の食物が、ヴィルの腹部を内側から猛烈に圧迫していた。大きく息を吸い込んだその瞬間だった。はち切れんばかりに膨張した腹肉の暴力的な圧力に耐えきれず、ブラウスの腹部のボタンが「パーンッ!」と甲高い音を立てて連続で弾け飛んだのである。
弾け飛んだ布の隙間から、これまで窮屈な空間に押し込められていた白く柔らかな肉が解放され、「ぽよんっ、ぶるんっ」と重々しい音を立ててこぼれ落ちた。それはもはや、ひきしまった一つの腹部などではない。座った姿勢と、蓄えすぎた極厚の脂肪のせいで、くっきりと三段の巨大な脂肪の層を形成していたのだ。一番下段の肉はスラックスのベルトの上にでっぷりと乗りかかり、深い肉の谷間には、かつて美しかった縦長のへそが完全に埋もれてしまっている。
弾力のある三段腹が露わになり、むっちりとした肉の圧力が周囲の空気を震わせると、周囲の生徒たちからは感嘆と欲望の混じった熱狂的な溜め息が漏れた。ヴィルは真っ赤になって自身の太鼓腹を隠そうと両手を回したが、指の間からむにゅりと無防備に溢れ出す豊満な脂肪は、もはや彼自身の両手では到底隠しきれないほどの圧倒的な質量を誇っていた。
食後、膨れ上がった腹を抱えながら、なんとかカロリーを消費しなければと猛烈な焦りに駆られたヴィルは、パツパツになったジョギングウェアに無理やり着替え、人目の少ない夜の寮の周囲を走ることにした。
しかし、いざ走り出そうと大きく一歩を踏み出した瞬間、彼は自分の肉体に起きた恐ろしい変化を痛感させられることになる。
「んあっ……!? お肉が……重い……っ!」
足を前に出すたびに、分厚い脂肪を蓄えて大きくふくらみを増した胸部の肉が「ばるんっ、たゆんっ!」と暴力的に上下に揺さぶられ、自身のあばらを重く打ち据える。さらに、ズボンの上にでっぷりと垂れ下がった下腹の肉の塊が、走る反動で大きく波打ち、内臓を直接揺さぶるような鈍い衝撃を身体に与えてきたのだ。
それだけではない。極太に成長しきった両の太ももは、歩幅を広げる隙間などとうに失っており、一歩踏み出すたびに内ももの柔らかな肉同士が激しく衝突し、「むちっ、ぶちっ」という卑猥極まりない水音を暗闇に響かせる。ほんの十数メートル走っただけで、太ももの内側は股擦れを起こして真っ赤に腫れ上がり、ヒリヒリと焼けるような痛みにヴィルはその場にへたり込んでしまった。
「はぁ、はぁっ……痛い……太ももが擦れて、熱い……お肉が揺れるだけで、こんなに体力を奪われるなんて……っ」
そこに、彼の無防備で艶かしい肉の揺れと、苦しげな吐息を偶然耳にした寮生やファンたちが、熱に浮かされたような表情で群がってきた。
「ヴィル様! そんなに激しく動いたら、大切なお肉が擦り減ってしまいます!」
「その神聖な脂肪を燃やすなんて絶対に許されません! さあ、走るのはやめて、この甘いタピオカミルクティーを飲んで休んでください!」
股擦れの痛みと、自身の肉の異常な重さに喘ぐヴィルは、抵抗する気力もなく、口元に差し出された高カロリーな甘い液体をコクコクと喉に流し込まれた。結局、運動は一切できないまま、彼は大量の糖分を追加で摂取させられ、信者たちに担がれるようにして自室へと連れ戻されてしまうのだった。
ジョギングウェアすらも弾け飛び、日常の制服のボタンもすべて弾け飛んでしまったヴィルは、翌日の放課後、人目を忍んで購買部へと向かった。
狭い試着室のカーテンを引き、汗ばんで皮膚にへばりついたシャツを脱ごうとするが、たっぷりとした背中の肉と、丸太のように太くなった二の腕の肉が引っかかり、腕を上げるだけで肩の関節が悲鳴を上げる。
「ふぅ、はぁ……服を脱ぐだけで、こんなに息が切れるなんて……っ。お肉が邪魔で、腕が後ろに回らない……」
汗まみれになり、自身の脂肪との格闘の末にようやく服を脱ぎ捨てたヴィルは、鏡に映る己の姿に言葉を失った。男性の骨格の上に、それを完全に覆い隠すほどの分厚く重たい脂肪の毛布が被さっている。胸元はだらしなくふくよかに垂れ下がり、腹は重力に従って見事な球体を描いて前へとせり出し、巨大な尻は太ももとの境界線を失い、どろりとした肉の塊と化していた。
彼は震える手で、ついにXXLという、かつての彼には未知の領域であったサイズの特大スラックスに足を通した。
巨大化した尻と太ももを押し込むようにして無理やり布を引き上げると、スラックスの中に閉じ込められた肉たちがギチギチと悲鳴を上げる。ウエストのホックをなんとかギリギリで留めることができたものの、ぽってりとした下腹の肉の大部分はすべて収まりきらず、ベルトの上にくっきりと乗っかってしまい、さらにその上からもう一段、別の腹肉が重なるという惨状だった。
「こんなだらしない体……見にくい三段腹に、擦れ合う太もも……でも、みんなはこれを愛してくれている……アタシのこの、重くて醜いお肉を……っ」
自分の意思とは裏腹に、鏡の中の豊満すぎる肉体を見つめるヴィルの下腹部の奥底で、ドクン、と熱い快感が疼いた。太っていくことの弊害を味わうたびに、そしてそれによって得られる熱狂的な称賛を浴びるたびに、ヴィルの精神は確実に『肥満こそが至高』という異常な価値観に染め上げられ、後戻りできない甘美で背徳的な快楽の沼へと深く沈み込んでいくのだった。
身長:183.0cm / 体重:108.0kg(前月比 +22.5kg)
BMI:32.3(肥満度2)
B:115 / W:106 / H:122
あの運命の日からさらに月日は流れ、季節が移り変わる頃。ヴィル・シェーンハイトの肉体は、もはや人間の限界を突破したかのような、暴力的で圧倒的な脂肪の塊へと膨張しきっていた。
ポムフィオーレ寮の豪奢なラウンジの中央には、彼の巨体を支えるために特別に用意された特注の巨大なソファが鎮座している。そこに深々と腰を沈めるヴィルの姿は、まさに肉の要塞であった。彼の周りの巨大なテーブルには、ファンからの投げ銭――スーパーチャットやギフトによって世界中から次々と運び込まれる、デリバリーの超高カロリー料理が山脈のように積み上げられている。特大サイズのクアトロチーズピザが何十枚も重なり、バケツサイズのフライドチキン、どろどろに溶けたチョコレートフォンデュの泉、そして砂糖の結晶がまぶされたカラフルなドーナツの塔。
ヴィルは恍惚とした熱っぽい瞳でその光景を眺めながら、両手で巨大なピザのピースを掴み、欲望のままに口へと運んでいた。
「ふぅ……んっ、はむっ……ファンのみんなからの投げ銭で、次から次へとこんなにデリバリーが届くじゃない……」
「素晴らしいじゃないか、毒の君(ロア・ドゥ・ポワゾン)! 君のその神々しい肉体を維持し、さらに巨大化させるために、世界中が喜んで貢物を捧げているんだ!」
「でも、こんなに食べたら……んむっ、んんっ……とろけるチーズとマヨネーズが濃厚で……お肉の脂が甘いわ……」
「ヴィルサン、お口の周りにチーズとソースがべっとりついてますよ。俺が拭きますから……あ、お腹のお肉、また一段と大きくなりました?」
「ちょっと、エペル。そこはやたらとお肉が敏感なんだから、不用意につつかないでちょうだい。……んあっ、変な声が出ちゃうわ」
「ふふ、君のその豊満な腹部は、まるで最高級のシルクで包まれた巨大なマシュマロのようだ。ほら、こちらのフライドチキンの山も平らげておくれ」
「もうお腹がいっぱい……んぐっ、んんっ……でも、この衣のサクサク感がたまらないわ……って、ちょっと待って。アタシ、少し歩いてこようかしら」
「どうしました? 立ち上がらないんですか?」
「それが……ソファから抜けられないのよ……! お尻と太もものお肉が完全に手すりに挟まって……!」
「おお! なんということだ! 君の豊かに育った腰と太ももの極厚のお肉が、特注ソファの手すりに完全に挟まって、みっちりと密着している!」
「笑い事じゃないわ! んんっ……よいしょ……っ、ああんっ! ダメ、動くたびにお肉が擦れて熱いの……っ」
「無理に動いてはダメです、ヴィルサン! 大切なお肉が傷んじゃいます! 俺たちが引っ張りますから、そのままこの練乳たっぷりのイチゴミルクを飲んでてください!」
「んぐっ、こくっ……ぷはぁっ、甘い……って、違うわよ! 早くアタシをこのお肉の牢獄から引っ張り出しなさい!」
ヴィルが体をよじってソファから抜け出そうとあがくたびに、はち切れんばかりに膨張した極大の腹肉が「ばるんっ、たゆんっ」と暴力的な音を立てて激しく波打った。座った状態で完全に四段にまで折り重なった巨大な腹の脂肪は、自身の股の間にでっぷりと垂れ下がり、すでに太ももや膝の境界線すら完全に覆い隠してしまっている。手すりにギュウギュウに押し付けられた腰回りの肉は、布地を突き破らんばかりの圧力を放ち、少し身動きをとるだけで「むちっ、ぎちっ」と卑猥な衣擦れの音を部屋中に響かせた。
周囲の生徒たちの手助け――という名目で、彼の熱を帯びた柔らかな脂肪を執拗に撫で回し、揉みほぐされる行為――によって、なんとかソファからスポンッと抜け出したヴィル。しかし、自らの肉体の異常な重さと、それによって引き起こされる圧倒的な存在感に、彼のプライドは羞恥よりもむしろ、背徳的な優越感と甘美な快楽で満たされ始めていた。
その日の夜。日中の信じられないほどのカロリーを少しでも燃やさなければと、ヴィルは自室の床にヨガマットを敷き、せめて腹筋運動だけでも行おうと試みた。
「ふぅ、よいしょ……仰向けになって、まずは腹筋を……って、んぐっ!?」
床に仰向けになった瞬間、ヴィルは己の肉体の重みによる未知の恐怖と快感に襲われることになった。ドスッ、という重たい音とともに背中をつけた途端、巨大な山のように隆起した腹の肉と、重力に従って喉元まで垂れ下がってくる分厚い胸の脂肪が、自身の肺と気道を容赦なく猛烈に圧迫し始めたのだ。
起き上がろうと力を込めるが、腹筋などというものはとうの昔に数十センチもの分厚い皮下脂肪の奥深くへと埋没しており、全く機能しない。まるでひっくり返った亀のように、自分の肉の重さで完全に身動きが取れなくなってしまったのだ。手足をジタバタと動かすと、その反動で全身の柔らかな脂肪が「ぶるんっ、ぽよんっ」と情けなく揺れ動き、自身の肌同士がぶつかり合って熱を帯びていく。
もがいている最中に夜食の差し入れを持って部屋を訪れたルークとエペルは、その無防備で扇情的な姿を見るなり感嘆の叫びを上げた。
「ああ、なんと美しい! 自らの豊かな肉の海に溺れるヴィル! その苦しげな吐息すらも芸術だ!」
「ルーク……っ、息が……苦しいの……お腹とお胸のお肉が、重くて……っ」
「ヴィルサン、床なんて固いところにいたらお肉が潰れちゃいます! ほら、このバターたっぷりの夜食のパウンドケーキを食べて、ベッドで休んでください!」
「ああんっ……もう、起き上がれないの……食べさせて……んむっ、はむっ……美味しい……」
結局、己の圧倒的な脂肪の重圧に屈したヴィルは、床に寝転がってもがいたまま高カロリーなケーキを口に運ばれ、運動どころかさらなるカロリーの塊をその巨大な腹へと収納してしまうのだった。
もはや既製品のXXLサイズはおろか、どんな市販の特大服も彼の肉体を受け入れることはできなくなっていた。翌日、ヴィルはお抱えの高級テーラーを寮へと呼び寄せ、完全に人間の規格外となった自身の肉体を包み込むための、特注の衣服の採寸を行わせた。
「シェーンハイト様、失礼いたします。……ウエストを測らせていただきますね」
「んっ……そんなにお肉を持ち上げないで……恥ずかしいわ……」
テーラーの男がメジャーをヴィルの巨大な腹に回そうとするが、ぽってりと垂れ下がった極厚の下腹の肉の下からメジャーを通さなければならず、ルークたちも手伝って二人がかりでの大作業となった。持ち上げられた腹の肉の下には、汗ばんで熱を持った艶かしい肌が隠れており、空気に触れるとヴィルはゾクゾクとした快感に身を震わせた。
「素晴らしい発育でございます。……メジャーが、お肉の間に完全に沈み込んでしまって、目盛りが読めません。少しだけ息を吐いてお腹を引っ込めていただけますか」
「ふぅー……っ、どう? これでも、ギリギリまで凹ませてるのよ」
「なんと……前回お測りした時から、さらにとんでもない数字を叩き出しております! この圧倒的な肉のボリューム、まさに神が創り賜うた至高の美! 布地を通常の3倍、いや4倍は使用して、この素晴らしいお肉を優しく包み込む最高のドレスシャツをお仕立ていたしましょう!」
「アタシ、もう普通のお洋服は一生着られないのね……こんなにだらしなくて、巨大なお肉の塊になっちゃって……」
テーラーから告げられた常軌を逸したスリーサイズの数字。それは、かつてのヴィルであれば気絶しかねないほどのおぞましい数値だった。メジャーが分厚い脂肪の谷間にギュッと食い込み、むっちりとした肉が上下に波打って盛り上がるその淫靡な光景を見下ろしながら、ヴィルの顔は熱を帯びた極彩色に染まっていた。
口では自嘲気味に呟きながらも、ヴィルの下腹部の奥底からは、これまでにないほど強烈な快感がせり上がってきていた。己の体が人間の規格を完全に外れ、ただ際限なく太り続けることだけを許され、そしてその醜悪なまでの肥満体が世界中から「美の頂点」として熱狂的に崇め立てられる。その圧倒的な肯定感と、脂肪がもたらす重く甘美な物理的快楽に、ヴィル・シェーンハイトの理性は完全に溶解し、「もっともっと太って、誰よりも巨大で美しい肉の塊になりたい」という狂気的な願望へと染まりきっていたのだった。
身長:183.0cm / 体重:135.0kg(前月比 +27.0kg)
BMI:40.3(肥満度4・高度肥満)
B:128 / W:125 / H:140
あの忌まわしくも甘美な魔法薬の雫を飲み干し、己の美意識を完全に裏返されてから数ヶ月。ヴィル・シェーンハイトの肉体は、人間の骨格が耐えうる限界をとうに超越した、暴力的で圧倒的な極大の脂肪の塊へと至っていた。
ポムフィオーレ寮の寮長室。かつては洗練された美の追求のために使われていたその部屋は、今や巨大な肉の神を祀る豪奢な神殿と化していた。部屋の中央に鎮座する、特注の巨大なキングサイズベッド。そこには、自力で起き上がることすら困難になったヴィルが、幾重にも連なる自身の巨大な脂肪の海に埋もれるようにして横たわっていた。
彼の周囲には、世界中のファンからの投げ銭やギフトによって絶え間なく運び込まれる、常軌を逸した量の超高カロリー料理がうず高く積まれている。特注の五段重ねのチョコレートケーキ、バケツから溢れ出すフライドチキン、どろどろに溶けた大量のチーズが海のように広がるシカゴピザ。部屋中に充満する脂と糖の匂いに包まれながら、ヴィルは恍惚とした熱っぽい瞳で自らの身体を見下ろしていた。
「ああ、美しき毒の君(ロア・ドゥ・ポワゾン)! 今日も世界中から、君の神聖なる肉体をさらに巨大に育むための貢物が届いているよ。まずはこの、濃厚なバタークリームがたっぷり塗られた特大のケーキからいこうか」
「んっ……ふぁ……もう、見ているだけでお腹の底が甘いものを欲して、勝手に震えちゃうわ……。ルーク、アタシの口に運んでちょうだい。腕のお肉が重すぎて、自分でフォークを持ち上げるのすら億劫なのよ」
「はい、ヴィルサン! 俺が一番甘くてクリームがたっぷり乗ってるところをすくって……さあ、大きくお口を開けて、あーんしてください」
「んむっ……はむっ……ああっ、濃厚なバタークリームとスポンジが舌の上でどろどろにとろけて……そのままお腹の分厚い脂肪に直接吸い込まれていくみたい……んぐっ、美味しいわ……」
「ボーテ! すっかり豊かになった顎のお肉をたゆんと揺らしながら咀嚼するその姿、まさに絶景! ああ、ケーキを飲み込むたびに、君の雄大な三段腹が歓喜に打ち震え、美しい波を打っているよ!」
「ふふっ……アタシが太れば太るほど、みんながこうして嬉しそうに傅いてくれる……。ねえ、もっとよ。もっと甘いものを口に詰め込んでちょうだい。お腹が満たされる心地よさで、頭の中が真っ白になりそうなの」
「はいっ! 次は練乳を丸ごと一本分かけた、特製のイチゴタルトです。あ……ヴィルサン、ごめんなさい、胸のお肉の深い谷間に、ぽってりとクリームがこぼれちゃいました」
「んあっ……ちょっとエペル、そこはお肉同士が密着して擦れるだけでも敏感になってるんだから、そんなに指でゴシゴシと拭き取らないで……っ。お肉の奥が、熱く疼いちゃうじゃない……っ」
「す、すみません! でも、クリームを拭き取るたびに、ヴィルサンの白くて柔らかいお肉が指を押し返してきて、ぷるんって波打って……俺、その柔らかさに頭がおかしくなりそうです」
「いいのよ……その熱に浮かされた瞳……。アタシのこの巨大でだらしないお肉に、もっと深く欲情しなさい……」
「君のその豊満すぎる肉体こそ、この世の真理! さあ、甘いものの次は塩気だ。この特盛のフライドポテトと、滴るような脂の乗ったステーキも残さず食べておくれ」
「ええ……アタシはもっと太るわ……誰も辿り着けないほど、巨大な美の頂点に……っ。もっと口に運んでちょうだい、アタシの全部を、脂肪で埋め尽くして……」
ベッドに横たわったまま、ヴィルは次々と運ばれてくる超高カロリーな食事を、噛むことすら面倒になったかのように延々と飲み込み続けていた。もはや満腹中枢は完全に破壊され、脳はひたすらに糖と脂がもたらす暴力的な快楽だけを求め続けている。
食後、ふと自らの美意識の残滓が首をもたげたのか、ヴィルは「少しだけ運動をしなければ」と思い立った。せめてベッドの上で足上げ運動(レッグレイズ)だけでも行い、これ以上の筋力低下を防ごうと試みたのだ。
「ふぅ、よいしょ……せめて、仰向けのまま両足を上に持ち上げて……腹筋を……」
しかし、大きく息を吸い込み、両足に力を込めた瞬間、ヴィルは己の肉体に起きている絶望的かつ甘美な『事実』に気づかされることになった。
「んぐっ……!? ああっ……! 足が……上がらない……っ!」
極太の丸太のように膨れ上がったふくらはぎと、完全に隙間を失い一つに癒着したかのように密着する巨大な太もも。その脚部に蓄えられた圧倒的な質量の脂肪が重力に従ってベッドに沈み込み、彼自身の筋力ではミリ単位すら持ち上げることができなくなっていたのだ。
無理に足を動かそうともがくたびに、仰向けの状態で完全に五段にまで折り重なっていた巨大な腹肉が「ドリュッ、ぶるんっ」と情けなく揺れ動き、肺を容赦なく圧迫する。少し身をよじろうとするだけで、重なり合った極厚の肉の襞同士が「むちっ、ぶちっ」と卑猥な水音を立てて激しく擦れ合い、摩擦でじっとりと熱い汗が全身から滲み出してくる。
「はぁ、はぁっ……重い……自分のお肉が重くて、足を浮かせることすらできないなんて……っ。お腹のお肉が喉まで迫ってきて、息が……っ」
太ももの内側はすでに完全に密着し、自らの肉の牢獄に閉じ込められた状態だ。もがけばもがくほどに自身の脂肪の圧倒的な柔らかさと、体内にこもった異常な熱さを否応なしに体感させられる。その完全なる無力感と、自分の体が『自力で動くことも許されない、ただ太るためだけの肉塊』になり果てたという事実が、ヴィルの下腹部に甘く強烈な痺れをもたらし、彼は自身の脂肪に埋もれながら熱い吐息を漏らした。
翌日、もはやどんな市販の特大服も着られなくなったヴィルのために、お抱えの高級テーラーが前回の採寸をもとに仕立て上げた『新たな特注服』を持参して寮長室を訪れた。
通常の4倍以上の生地を使用したという巨大なテントのようなドレスシャツだったが、ベッドの上に座らせてもらうだけで「ふぅ、はぁ」と荒い息を切らすヴィルを前に、テーラーやルークたちが総出で袖を通そうと悪戦苦闘する。
「シェーンハイト様、腕を通しますよ……少しだけ、二の腕と脇の下のお肉を持ち上げさせていただきますね」
「んんっ……ああんっ、ダメ、そんなに引っ張らないで……重たいお肉が無理やり動かされて、恥ずかしいわ……っ」
なんとか丸太のような両腕に袖を通し、巨大な四段腹を包み込むようにして前を閉じようとした瞬間だった。服の窮屈さと己の肉の重苦しさから、ヴィルが「ふぅっ」と大きく息を吐き出し、無意識に腹の力を抜いた途端、最高級のシルクで織られた生地が限界を超えた悲鳴を上げた。
ビリッ!! ビリビリビリッ!!!
「あっ……! ああんっ!」
ボタンを留めるどころの話ではなかった。背中と二の腕の異常な肉の膨張によって、肩から背中にかけての縫い目という縫い目が無惨に裂け、そこからむっちりとした白く柔らかい熱を持った脂肪が、発酵しすぎたパン生地のようにドロリと溢れ出してきたのだ。さらに、完全に前へせり出し、股の間にまで垂れ下がった極大の太鼓腹は、用意された布の面積を遥かに凌駕しており、前を合わせることすら物理的に不可能だった。
「も、申し訳ございません! 前回お測りしたサイズから、さらに凄まじいスピードでご成長なされているようで……この特大の服でも、もはやシェーンハイト様の雄大な肉体を収めることはできません!」
「はぁ、はぁっ……もう、いいわ……どうせアタシは、どんなお洋服も着られない、醜いお肉のバケモノになっちゃったんだから……っ」
ビリビリに裂けた服の隙間から、みっちりと詰まった分厚い脂肪が、重力に負けて無防備にこぼれ落ちている。布の切れ端が柔らかな腹の肉に食い込み、艶かしい段差を作っている。そのだらしなくも極限まで扇情的な自らの姿を、部屋の隅に置かれた大きな姿見に映し出し、ヴィルは自嘲しながらも恍惚とした笑みを浮かべた。
自力で歩くことも、寝返りを打つことも、特注の服を着ることすらできなくなった極限の肥満体形。しかし、彼の周囲には、その醜悪なまでの巨大な肉塊を「至高の美」として狂信的に崇め立て、甘やかし続ける世界があった。己の脂肪が震え、汗ばみ、布を突き破って溢れ出すたびに、信者たちから万雷の拍手と熱狂的な称賛が降り注ぐ。
ヴィル・シェーンハイトは、自身の体を重く押しつぶす極厚の脂肪の温もりと快楽に完全に身を委ねながら、永遠に太り続ける己の究極の美しさに、心からの至福と絶頂を感じていた。
身長:183.0cm / 体重:185.0kg(前月比 +50.0kg)
BMI:55.2(超高度肥満・生命の危機)
B:155 / W:175 / H:180
あの日、古い魔術書に記された魔法薬を口にしてから、どれほどの月日が流れただろうか。
現在のナイトレイブンカレッジ、ポムフィオーレ寮のメインホール。かつては洗練された美を競い合うための荘厳な空間であったその場所は、今やただ一人の「巨大な美の神」を祀るための神殿へと作り変えられていた。
ホールの中央に鎮座する、部屋の半分を占めるのではないかというほど巨大な特注の円形ベッド。そこに横たわっているのは、もはや人間の骨格の限界を完全に凌駕し、圧倒的で暴力的なまでの脂肪の塊と化したヴィル・シェーンハイトの姿であった。
彼の肉体は、自力で起き上がることなどとうの昔に不可能となっており、ベッドの上にただ広がる「極上の肉の海」と化していた。かつての鋭利な顎のラインは、幾重にも重なる柔らかな三重顎、四重顎へと姿を変え、首という概念はすでに分厚い脂肪の波に飲み込まれて消失している。仰向けの状態で完全に六段、七段にまで折り重なった巨大な太鼓腹は、まるで雪崩のようにシーツの上にでっぷりと広がり、彼自身の視界の半分を巨大な肉の丘として遮っていた。
もはや指先を動かすことすら、何十キロという脂肪の重みに抗わねばならない。彼が少し呼吸をするたびに、全身の巨大な柔肉が「ばるんっ、たゆんっ」と重々しい地鳴りのような音を立てて波打ち、部屋中に甘く官能的な熱気を放っていた。
彼の周囲には、世界中のファンや信者と化した生徒たちから捧げられた、常軌を逸した量の超高カロリーな供物がうず高く積み上げられている。金箔がまぶされた特大のチョコレートファウンテン、豚の丸焼き、数キロのチーズを使った巨大なグラタン、そしてバケツサイズのパフェが幾つも並んでいた。
「ああ、美しき毒の君(ロア・ドゥ・ポワゾン)! 今日も君のその雄大で神々しい肉体は、輝くような艶を放っているね!」
「んっ……ふぁ……ルーク……アタシ、もう自分でお顔を動かすのも億劫なの……。そこにある、特注の練乳たっぷりマカロンタワー、お口に運んでちょうだい」
「ボーテ! 君の望むままに。さあ、大きくお口を開けて……たっぷりと砂糖をまとった甘美な爆弾だよ」
「んむっ……はむっ……ああっ、強烈な甘さが口いっぱいに広がって……そのままアタシの分厚いお肉に溶け込んでいくのがわかるわ……美味しい……」
「ヴィルサン! 俺が焼いた、バターを通常の五倍使った特製アップルパイも焼き上がりました! 熱いうちに食べてください!」
「んぐっ、んんっ……エペル、アンタも本当にアタシを太らせるのが上手くなったわね……。んっ、サクサクのパイ生地と熱いリンゴの蜜がたまらないわ……」
「ヴィルサンのこの巨大なお腹のお肉、パイを飲み込むたびにドリュッ、ぶるんっ! って激しく波打って……俺、この揺れを見ているだけで興奮してきちゃいます!」
「ちょっと……そこは、お肉の重みで常に擦れて熱を持ってるんだから……そんなに指を深く沈み込ませないで……っ」
「ノン、エペル! 君だけがその至高の脂肪を堪能するのは不公平だ。私も、この豊かに実った太ももの果実に触れさせてもらうよ」
「んああっ! ルーク、太ももの内側はもう完全に密着してて……少し触られるだけでも、お肉の奥がゾクゾクって痺れちゃうの……ダメ、変な声が出ちゃうわ……っ」
「なんと素晴らしい反応! 君の肉体は、脂肪という名の極上の感度を全身にまとっているのだね!」
「もう……アンタたち、アタシのお肉をオモチャにして……んっ、はむっ……でも、悪い気はしないわ。もっと、もっとアタシにカロリーを貢ぎなさい」
「はいっ! 次は、この特大ステーキにチーズソースをたっぷりかけて……あーん!」
「んぐっ、ごきゅっ……ああっ、お肉の脂がお腹の底に溜まって……アタシ、どんどん大きく、醜く膨らんでいくわ……」
「醜いなどとんでもない! 君は今、世界で最も巨大で、最も美しい、至高の芸術作品なのだから!」
底なしの胃袋へと延々と高カロリーな食物が詰め込まれていく。食後、ヴィルはこれほどの巨体になってもなお、かつての美のルーティンであった「食後のポージング練習」をしようと、脳内でわずかに身体へ指令を送った。
「ふぅ……ちょっと、せめて腕だけでも上に持ち上げて、かつての美しいポーズを……」
しかし、その行為すらも、今の彼にとっては極限の『運動』であった。
極太の丸太どころか、もはや巨大な肉の筒と化した腕を数センチ持ち上げようとした瞬間、肩から二の腕、そして脇腹にかけてみっちりと詰まった分厚い脂肪が強烈に反発した。
「んぐっ……!? ああっ……!」
腕は空気を掻くこともできず、ズドンッという鈍い音を立ててベッドに沈み込む。無理に力を込めた反動で、全身の巨大な脂肪の海が大波のように激しく揺さぶられた。胸の極大の肉が顎を打ち据え、股の間に垂れ下がった腹の肉が太ももを押しつぶし、全身の肉の襞が「むちっ、ぶちちっ!」という強烈な摩擦音を立てる。
自重という名の暴力的な重力が、彼をベッドに縫い付け、一ミリの動きすら許さない。
「はぁ、はぁっ……腕一本、持ち上げられないなんて……っ。少し力を入れただけで、自分のお肉に押し潰されて、息が……苦しい……っ」
しかし、その圧倒的な無力感と、自分の身体が完全に『動くことを許されない肉塊』になったという絶対的な事実が、ヴィルの脳髄を痺れさせるような背徳的な快感へと変わっていく。自分の脂肪の重さに喘ぎながら、彼は恍惚とした吐息を漏らした。
そこに、お抱えの高級テーラーが、汗を拭いながら何人もの助手を引き連れてホールに現れた。
もはや、どんなに巨大な服を仕立てようとも、ヴィルが少し呼吸をしただけで弾け飛んでしまうため、「服を着る」という概念自体が崩壊していたのだ。
「シェーンハイト様……本日は、もう服という形にするのは不可能と判断いたしまして……こちらの、最高級のシルクを『反物』ごと買い取っていただき、お身体に巻き付けるというスタイルをご提案に上がりました」
「ふふっ……ついにアタシのお洋服のお買い替えは、布をそのまま巻き付けるだけになっちゃったのね……。いいわ、ルーク、エペル、手伝ってちょうだい」
巨大なシーツのようなシルクの布が、ヴィルの極大の肉体にふわりとかけられる。しかし、完全に前へせり出し、横へと際限なく広がった肉の山を覆い隠すには、何十メートルという布が必要だった。布が柔らかな肉の谷間に吸い込まれ、深いクレバスのような脂肪の段差をなまめかしく浮かび上がらせる。
「ああ、素晴らしい……っ。ヴィルサンのお肉が多すぎて、布を巻いても巻いても、隙間から白くて柔らかいお肉がこぼれ落ちてきます……っ」
「布一枚羽織るだけで、君のその豊満な曲線美がより一層際立つね! まるで、神話に登場する豊穣の女神のようだ!」
ヴィルは、布の隙間からどろりと溢れ出す自身の極厚の腹肉を見下ろそうとした。しかし、彼が見ることができるのは、喉元まで迫り上がってきた胸の脂肪と、視界を完全に遮る巨大な第一の腹の山だけであった。自分の足先など、とうの昔に肉の地平線の彼方へ消え去り、自分のへそがどこにあるのかすら、触れることも見ることもできない。
その決定的な『太りきった事実』が、彼を究極の絶頂へと導いた。
「ああ……アタシのこの、重くて、醜くて、果てしなく巨大なお肉……。動くこともできず、ただ食べさせられるだけの肉の塊……」
ヴィルの口から、とろけるような熱い吐息が漏れる。
ホールには、彼のその巨大な肉体にひれ伏し、狂信的な称賛の言葉を叫び続ける無数の生徒やファンたちの声が響き渡っている。
「最高だ!」「もっと太って!」「その至高の肉体に我々を埋もれさせてくれ!」
自力で起き上がることなど絶対に不可能な、極限を超えた超高度肥満体。しかし、ここにはその体型を『世界で最も美しい』と称賛し、肯定し尽くす世界があった。
ヴィル・シェーンハイトは、自らの身体を押しつぶす極厚の脂肪の熱と重み、そして永遠に与えられ続ける快楽と称賛の海に完全に溺れきり、心からの満足と恍惚に満ちた、極上の笑みを浮かべるのだった。
身長:183.0cm / 体重:245.0kg(前月比 +60.0kg)
BMI:73.2(超高度肥満・測定不能領域)
B:190 / W:215 / H:210