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リクエスト作品です

雪深い山奥の牧場へと到着した二人を待ち受けていたのは、歓迎の宴と称された凄まじい量の料理だった。

空気は冷たく澄み切っていたが、千夏と涼子の間にはバチバチと熱い火花が散っていた。同じ男を好きになり、そして両方とも選ばれなかったという過去を持つ二人は、互いを明確なライバルとして認識している。今回、自ら志願して牧場へやって来たのも、新規事業の責任者の座を相手から奪い取るためだ。

「遠いところ、よく来てくれましたね」

「本日はお招きいただきありがとうございます。こちらが新規事業の企画書でして……」

涼子がすかさず持参したファイルを差し出そうとすると、人の良さそうなオーナーは笑顔でそれを手で制した。

「まあまあ、堅苦しい仕事の話は明日にしましょう。まずは長旅の疲れを癒やすために、我が牧場自慢の料理をたっぷり召し上がってください。うちの食事を残さず食べてくれる人は、私も大好きなんですよ」

案内された食堂の大きなテーブルには、大手乳製品メーカーに勤める彼女たちですら見たことのないような、カロリーの暴力とも言える御馳走が並べられていた。

特大の鉄板に乗せられ、溶けたバターがジュージューと音を立てる分厚いサーロインステーキ。滴る肉汁が食欲をそそる。その横には、野菜やパンを浸すための、チーズがグツグツと煮えたぎる巨大なフォンデュ鍋。そして、水差しのような特大のピッチャーにたっぷりと注がれた、絞りたての特製ミルク。

千夏と涼子は内心、そのヘビーすぎるメニューに戦慄した。彼女たちは普段、洗練された美しさとスレンダーな体型を維持するために、サラダや低カロリーな食事ばかりを好んで食べている。

(こんな脂っこいもの、全部食べたら絶対に太っちゃう……)

しかし、横目で互いの顔を見た瞬間、二人の間に再び激しい闘争心が燃え上がった。

(ここで食事を残してオーナーの機嫌を損ねたら、プロジェクトの責任者の座を持っていかれる!)

論理的な思考を持つ涼子は、オーナーの好感度を獲得するための重要なタスクとして、この完食を捉えた。一方、細かいことを気にしない直感型の千夏は、単純に「涼子よりたくさん美味しそうに食べてアピールする」という対抗心を剥き出しにした。

「いただきます!」

二人は営業スマイルを顔に貼り付け、ステーキにナイフを入れた。

分厚い肉を口に運んだ瞬間、その異常なまでの美味しさに二人は目を見開いた。

「すっごく柔らかい……! 噛むたびに甘い肉汁とバターの香りが口いっぱいに広がって……こんなに美味しいお肉、初めてです!」

「こちらのチーズフォンデュも、チーズのコクが深くて素晴らしいですね。パンにたっぷりと絡んで、いくらでも食べられてしまいます」

オーナーの視線を意識しながら、二人は競うようにフォークを動かした。普段の彼女たちなら絶対に口にしないような、脂身のたっぷりついたステーキの塊を頬張り、濃厚なチーズの海にパンを沈めては口へと運ぶ。

そして、ピッチャーに注がれた特製ミルク。

グラスに注いで一口飲んだ瞬間、二人の喉をドロリとした濃厚な液体が通り抜けた。それは牛乳というよりも、溶かした生クリームと練乳を混ぜ合わせたような、強烈な甘みと脂肪分を持っていた。

ミルクが胃に流れ込むと、身体の芯からカッと熱が湧き上がり、脳が痺れるような快感が走る。

「ミルク、とても濃厚で素晴らしい品質ですね。これなら新規事業の商品開発にも……」

涼子が仕事の話題を絡めて知的にアピールしようとすると、千夏がすかさずグラスを空にしてオーナーに満面の笑みを向けた。

「私、このミルクすっごく気に入っちゃいました! もう一杯いただいてもいいですか?」

「はははっ、いい飲みっぷりだ。たくさん飲んでください。なんせうちのミルクは栄養満点ですからな」

千夏がゴクゴクとミルクをがぶ飲みするのを見て、涼子も焦ってグラスを煽った。

相手に負けまいとする意地が、満腹中枢を完全に麻痺させていく。

胃袋の限界をとうに超えても、二人はステーキのおかわりを要求し、チーズをすくい、ミルクを飲み続けた。

(苦しい……お腹がパンパン……でも、涼子がまだ食べてるのに、私が先に箸を置くわけにはいかない……!)

(千夏なんかに負けない……オーナーに一番気に入られるのは私よ……!)

ようやく食事が終わり、相部屋へと戻った二人は、ベッドに倒れ込んだ。

「はぁ……苦しい……お腹はち切れそう」

「ちょっと千夏、オーナーの前だからって食べ過ぎよ。あんなにがっついて、みっともない」

「涼子だって、負けじとステーキのおかわりしてたじゃない。私への対抗心見え見えでウケるんですけど」

「なによ。私はオーナーの機嫌を取るために、計算して食べてただけよ」

言い争いながらも、二人は自分たちの身体に起きているわずかな異変を感じ取っていた。

タイトなスーツのスカートのホックが、パンパンに膨れ上がった下腹部にギリギリと食い込んで、呼吸をするのも苦しい。そして、なぜか胸の奥の乳腺が熱を持ち、ブラジャーのカップがいつもよりわずかに窮屈に感じられたのだ。

たった一食で、数キロ単位の莫大なカロリーを摂取した代償。

しかし、燃え上がるライバル心と、特製ミルクの依存性のある甘い余韻が、身体の異常を警告する理性を完全に麻痺させていた。

「明日のプレゼン、絶対に私が勝つんだから」

「ふん、私の完璧なデータ分析を見れば、オーナーがどちらを選ぶかなんて明白よ」

二人ははち切れそうな腹をさすりながら、互いに背を向けて眠りについた。

明日から、彼女たちの常識と肉体が、完全に崩壊していくことも知らずに。

千夏

身長:163.0cm / 体重:53.0kg(前日比 +4.0kg)

BMI:19.9(普通体重)

B:85 (Dカップ) / W:62 / H:87

涼子

身長:161.0cm / 体重:51.0kg(前日比 +4.0kg)

BMI:19.7(普通体重)

B:83 (Cカップ) / W:61 / H:86


翌朝、相部屋の軋むベッドの上で目を覚ました千夏と涼子は、全身にまとわりつくような強烈な身体の重さと、熱を持った皮膚の違和感に襲われていた。

いつも通りに身支度を整えようと、ハンガーにかけてあったタイトなスーツに腕を通そうとした瞬間、二人は明らかな異変に直面した。昨日の朝まではシワひとつなくスマートに着こなせていたはずのブラウスとスカートが、どうやっても身体に収まらないのだ。

「うっ……ちょっと、何これ。スカートのファスナーが全然上がらないんだけど……!」

涼子が焦った声で呟きながら、強引に布を引っ張り上げようと奮闘していた。しかし、腰骨のあたりでガッチリとつっかえたファスナーはピクリとも動かない。お尻から太ももにかけて、昨日までは存在しなかったむっちりとした分厚い脂肪の層が形成されており、無理に引き上げようとすると内もものお肉がバチンッと弾けるようにぶつかり合う。

千夏もまた、鏡の前で自分の胸元を必死に押さえ込みながら息を荒くしていた。

「私も……ブラウスのボタンがちぎれそう。たった一晩で、こんなにお肉がつくなんて……お腹もぽっこり出ちゃってるし、ブラジャーのカップにおっぱいが全然収まってないわ」

Dカップへと急激に成長した千夏の胸は、Cカップ用の下着から無惨にもはみ出し、柔らかな脂肪の塊がブラウスの生地を内側からギリギリと押し上げていた。

本来の彼女たちであれば、ここで青ざめて絶望し、今日から絶食してダイエットを誓うところだ。しかし、この雪深い牧場の空気に含まれる特殊な成分と、昨夜限界まで胃袋に流し込んだ特製ミルクの効力が、二人の脳内で静かに、そして劇的な「認識の改変」を進行させていた。

(待って……私たちがここに来た目的は、新規事業の責任者に選ばれるため。オーナーは昨日、あんなにたっぷりの食事を出してくれた。つまり、あの極上の食事を残さず食べて、豊かでたっぷりとしたお肉をつけることこそが、ここでの最高のアピールになるんじゃないかしら!)

論理的な思考を好む涼子の脳は、瞬時にその狂った価値観を受け入れ、完璧な理屈として正当化してしまった。用意してきた綿密なデータ分析のファイルなど、もはや何の価値もない紙切れに思えてくる。

そして、細かいことを気にしない直感型の千夏の脳内にも、全く同じ直感が閃いていた。

(チマチマした企画書なんてどうでもいいわ。とにかく限界まで食べて、涼子より大きくてグラマーな身体をオーナーに見せつければ、絶対に私が責任者に選ばれるはず!)

昨夜まであんなに必死に準備していた仕事のことなど、二人の頭からは完全に消え去っていた。ベッドの端に放り出されたパソコンや書類には一切の目もくれず、彼女たちはスカートのファスナーを半開きにしたまま、カーディガンを羽織って無理やりはみ出た腹の肉を隠し、足早に食堂へと向かった。

食堂の巨大なテーブルには、今日も朝から信じられないカロリーの山がそびえ立っていた。

バターが中までたっぷりと染み込み、黄金色に輝く山盛りの厚切りハニートースト。大きくカットされた豚肉とジャガイモがゴロゴロと入った、表面に脂の膜が張るほど濃厚なクリームシチュー。そして、水差しのような特大のピッチャーになみなみと注がれた、あの甘くドロリとした特製ミルクである。

「おはようございます、オーナー! 今日もとっても美味しそうな朝食ですね!」

千夏が元気よく、そして胸の重みをアピールするように身を乗り出して挨拶をすると、涼子も負けじと柔らかな笑みを作って隣に並んだ。

「ええ、本当に素晴らしいお食事ですわ。私、ここで提供されるものをたっぷりと身体に取り込んで、立派な身体に育つことこそが、最大の誠意だと気づきましたの」

「はははっ、それは素晴らしい心がけだ。たっぷり食べて、うんと太ってくだされ」

オーナーのその言葉が、二人の改変された価値観を完全に肯定し、後戻りできない道へと背中を押した。

「いただきます!」

二人は席につくや否や、理性をかなぐり捨てて目の前の食事に貪りついた。

千夏は厚切りのトーストをちぎりもせず、そのまま濃厚なクリームシチューにドップリと浸し、大きな口を開けて頬張る。

「あむっ……むしゃむしゃ……んんっ、甘くて美味しい! シチューのお肉も口の中でとろける……!」

細かいことを気にしない千夏の性格と、本能的な食欲の暴走により、彼女の口の端からはドロリとした粘性の強い涎が滴り落ちていた。シチューの白いクリームと混ざり合い、糸を引いてポタッとテーブルや自分の胸元に落ちる。しかし、千夏はそれをハンカチで拭おうともせず、ただひたすらに次の一口を口に押し込んでいく。涎でベタベタになった唇を舌で舐めとりながら、特製ミルクをピッチャーから直接グラスに注いでがぶ飲みした。

対面でその光景を見ていた涼子もまた、千夏の口元から垂れる不潔な涎を気に留めることはなかった。むしろ、千夏が凄まじい勢いでカロリーを摂取し、目に見えて太ろうとしていることへの焦りが勝っていた。

(千夏に負けていられない……私ももっと食べて、効率よくお肉をつけないと。牛は胃袋に草を詰め込んで身体を大きくする生き物。私もお腹の容量を計算して、限界まで詰め込まなくちゃ!)

涼子はナイフとフォークを使いながらも、そのペースは異常だった。トーストを胃袋の隙間を埋めるように咀嚼し、シチューの汁を一滴残らず飲み干していく。

「んぐっ……ごきゅっ、ごきゅっ……ぷはぁっ!」

涼子もまた、ミルクの入ったグラスを両手で持ち上げ、息継ぎもせずに煽った。彼女の口元からも、飲みきれなかったドロドロのミルクと粘り気のある涎が混ざった白い液体がタラタラと顎を伝い、首筋へとこぼれ落ちていく。しかし彼女もまた、それを汚いと思う感情は湧かず、口の周りをベタベタにしたまま、計算高く、しかし確実にカロリーを胃袋に詰め込み続けた。

食事を進めるごとに、二人の身体は信じられない速度で膨張していった。

千夏がミルクをがぶ飲みするたび、その莫大なカロリーは特に胸とお腹に集中して蓄積され始めた。Dカップに育っていた胸はさらに内側から熱を持ち、E、F、そしてGカップへと急成長を遂げていく。ブラウスの胸元のボタンが限界を超えて張り詰め、ついに「プチッ!」と弾け飛んだ。大きく開いた胸元から、下着に収まりきらない極上の白い脂肪の塊がむっちりと自己主張を始め、深く刻まれた谷間に汗とこぼれたミルクが伝い落ちていく。

一方の涼子は、パンとシチューを計画的に胃に詰め込むことで、下半身を中心に分厚い脂肪を蓄積させていた。半開きのタイトスカートの下で、太ももがムチムチと太さを増して完全に隙間がなくなり、腰回りにはぽってりとした浮き輪のような肉が形成されていく。下腹部は風船のように丸々と前へ突き出し、スカートのホックを弾け飛ばさんばかりの圧力を放っていた。

「ふぁぁ……食べたぁ……お腹いっぱい……」

「私も……苦しい……でも、まだ食べられるわよ」

「涼子、口の周りミルクだらけよ。でも、私のおっぱいの方が絶対大きくなってるわ」

「ふん、千夏こそ涎垂らしっぱなしじゃない。胸ばっかり大きくなっても意味ないのよ。私のお腹とお尻のボリュームを見なさい」

「そんな下半身デブみたいな体型、全然魅力ないわよ。私の方が絶対にオーナーに評価されるんだから」

「論理的に考えて、メスとして優秀なのは豊かな骨盤と脂肪を持った私の方よ。あなたみたいにただミルクを飲んでるだけじゃダメね」

「言ったわね、明日はもっと食べて、あんたなんか見下ろしてやるんだから!」

互いの顔を真っ白な涎とソースで汚し、ブラウスの隙間からだらしない肉をはみ出させながら、二人はバチバチと火花を散らして睨み合った。

服が張り裂けそうなほどの満腹感と、身体中に極上の脂肪が蓄積されていく確かな重み。

「太ること」への異常な執着とライバル心に完全に支配された二人は、もはや人間の女性としての羞恥心を失い、ただ相手より巨大な肉体を手に入れるための獣のような食欲に、その身を深く沈めていった。

千夏

身長:163.0cm / 体重:65.0kg(前日比 +12.0kg)

BMI:24.5(普通体重)

B:95 (Gカップ) / W:75 / H:98

涼子

身長:161.0cm / 体重:62.0kg(前日比 +11.0kg)

BMI:23.9(普通体重)

B:93 (Fカップ) / W:72 / H:95


滞在3日目の昼下がり。

はち切れんばかりに膨れ上がった腹の肉を無理やりタイトなスーツにねじ込み、息を上げながら二人が案内されたのは、牧場の奥に建つ巨大な厩舎だった。

扉を開けた瞬間、発酵した牧草の青臭い匂いと、獣特有のむせ返るような体臭がツンと鼻を突いた。本来の人間の嗅覚であれば思わず顔をしかめてしまうような強烈な匂いであるはずなのに、二人の脳はその匂いを「ひどく懐かしくて、安心する芳醇な香り」として甘美に受け入れていた。

ずらりと並んだストールの中では、見上げるほど巨大なホルスタインたちが、のっそりと首を動かして干し草を咀嚼している。

その圧倒的な質量と、堂々たるメス牛たちの姿を前にした瞬間、千夏と涼子の心の中で、決定的な認識の改変が音を立てて完了した。

(あんなに大きくて、たっぷりお肉がついてて……なんて素晴らしい姿なのかしら。私も、早くあんな風に立派な牛になりたい……!)

細かいことを気にしない千夏の直感的な感情が、完全に家畜としてのそれへと書き換わる。

隣に立つ涼子の論理的な思考回路もまた、完全に狂わされていた。

(牛は極限まで身体を大きくし、極上のミルクを生み出すために存在している。つまり、あの姿こそがメスとしての究極の完成形。私も胃袋の容量をしっかりと考慮し、無駄のないペースであの完璧な生態に近づかなければ……!)

熱を帯びた瞳で巨大な牛たちを見つめていると、二人の身体に明確な「獣化」の兆候が現れ始めた。

「……んっ? なんだか、耳のあたりがムズムズする……」

千夏が自らの側頭部に手をやると、人間の丸い耳介が上部に向かって少しずつ尖り始め、牛の耳のような笹の葉状の形状へとジワジワと変形を始めていた。髪の毛の隙間からピンと突き出したその耳は、周囲の音を拾うように微かにピクピクと動いている。

「千夏、あなたの耳……! ……ああっ、でも私のお尻の奥も、なんだか熱くて……っ」

涼子が千夏の耳を指差して驚いた直後、彼女自身も腰のあたりを押さえてしゃがみ込んだ。タイトスカートの下、尾骨の先端がメリメリと音を立てて隆起し、そこから細長く、先端にフサフサとした黒い毛の生えた「尻尾」がズルリと生え出してきたのだ。

「あっ……涼子、スカートの後ろから尻尾が出てるわよ! ……えっ、私も!?」

千夏のお尻からも、同じように獣の尻尾が生え、スカートの裾からだらりと垂れ下がって左右に揺れていた。

自分たちの身体が明確に人間からかけ離れた構造へと変化しているというのに、二人は恐怖を感じるどころか、むしろ「牛に近づけた」という異常な喜びと誇らしさで胸を満たしていた。

その夜。

夕食で限界までカロリーを胃袋に詰め込んだ二人は、牧場の大浴場へと足を運んだ。

脱衣所で窮屈な服を脱ぎ捨てた瞬間、解放された互いの極端に太り始めた肉体が、狭い空間で暴力的なまでの存在感を放った。

「ふぁぁ……やっと苦しい服から解放された。見てよ涼子、私のおっぱい!」

千夏は、自重でドプンと垂れ下がりそうになる巨大なIカップの乳房を両手で下から持ち上げた。限界まで脂肪を蓄えたその双眸はち切れんばかりの張りを見せ、皮膚のすぐ下に透ける青い静脈が艶かしい。先端にある乳首は昨日よりも明らかに太く、常にツンと上を向いて硬く勃起している。そして何より、その周囲に広がる乳輪が凄まじかった。薄いピンク色だったそれは赤黒く変色し、手のひらほどのサイズにまでズルリと面積を拡大させて、極上の乳牛としての生々しい色気を放っていた。

「どう? この大きくなった乳輪と、張りのある乳首! 昨日よりずっと牛のおっぱいに近づいたでしょ? あなたみたいな中途半端な胸じゃ、私みたいな高品質なミルクは作れないわよ」

千夏の挑発的な言葉に、涼子も鼻で笑いながら自らの豊満な下半身を突き出した。

「胸ばっかり大きくなっても、それを支える土台が貧弱じゃただの奇形よ。牛として完璧な生態を目指すなら、私のような骨盤と脂肪が必要なの」

涼子の下半身は、千夏を凌駕する凄まじいボリュームに育っていた。スイカのように丸々と膨らんだ下腹部がぽってりとせり出し、横幅が肩幅を完全に超えた巨大な尻がむっちりと後ろに突き出している。そして、その分厚い太ももの付け根の奥には、たっぷりと豊かな脂肪に包まれた、ふっくらと形のいい女性器がいやらしく自己主張をしていた。ぽてっとした厚みを持つその部分は、極上のメスとしてのフェロモンを撒き散らしている。

「見てなさい。このボリュームのあるお尻と、たっぷりと脂肪がついた形のいい股間。これこそが、高品質な牛としての理想的なバランスよ。無計画に食べてるだけのあなたに、この美しさがわかるかしら?」

二人は全裸のまま、牛の耳を揺らし、生え出した尻尾をパタパタと振りながら大浴場の湯船へと足を踏み入れた。

ザバァァァンッ!

巨大な脂肪の塊が二つ沈み込んだことで、大量のお湯が津波のように湯船から溢れ出す。

「あっつ……気持ちいい。でも千夏、あなたさっきからお腹のお肉が私にぶつかってるわよ」

「涼子のお尻が大きすぎるからでしょ。湯船の半分以上占領してるじゃない」

「あら、これくらい大きなお尻がないと、立派な子牛は産めないわよ。あなたのおっぱいは、ただ邪魔なだけじゃないの?」

「何よ! 牛にとって一番大事なのはミルクでしょ! 私のこの立派な乳輪と乳首を見なさいよ、今にもミルクが溢れ出しそうなくらい熱いのよ」

「確かに大きくはなってるけど、形がだらしないわ。私のお腹やお尻の脂肪のつき方を見なさい。これこそが計算された美しいメスの肉体よ」

「下半身デブを正当化してるだけじゃない。私みたいに牛乳をたっぷり飲まないと、立派な乳袋はできないわよ」

「私だって、お腹の容量を計算して反芻のサイクルを意識してるの。あなたみたいにただガブ飲みしてるだけじゃ、高品質な牛にはなれないわ」

「細かいこと気にしてるから、私よりおっぱいが小さいのよ。私はもっともっと牛乳を飲んで、誰よりも大きくて立派な乳袋を作るんだから!」

「ふん、なら私は、もっと効率的に牧草を中心とした食事に切り替えて、牛本来の完璧な消化器官を作り上げてみせるわ」

「絶対に私の方が、最高品質の牛になるんだから!」

「いいえ、私よ。私のデータに基づいた身体作りが、一番高く評価されるはずよ」

「仕事の企画書なんてどうでもいいわ。どっちが美味しいミルクをたくさん出せるか勝負よ!」

「ええ、望むところよ。私の極上の身体から絞り出されるミルクに、あなたが勝てるわけないわ」

「明日からはもっと食べるわ。あなたなんてすぐに見下ろしてやるんだから」

「やってみなさい。私の方が先に完璧なメス牛の姿を完成させるわ」

湯船の中で、巨大な胸と豊かな尻を擦り合わせながら、二人は激しく言い争った。

もはや彼女たちの頭の中に、本来の目的であった「新規事業の企画」や「仕事の資料」といった人間の社会の記憶は、1ミリたりとも残っていなかった。

頭にあるのはただ一つ。

「どちらがより立派で、高品質なメス牛になれるか」

その狂った対抗心だけが、彼女たちの心を完全に支配し、さらなる肥満化と獣化へと突き動かしていた。

湯気に包まれた大浴場で、牛の耳と尻尾を生やした二人の巨体が、互いの身体を値踏みするように睨み合い、発情したメスのような熱い吐息を交錯させていた。

千夏

身長:163.0cm / 体重:80.0kg(前日比 +15.0kg)

BMI:30.1(肥満2度)

B:110 (Iカップ) / W:88 / H:115

涼子

身長:161.0cm / 体重:75.0kg(前日比 +13.0kg)

BMI:28.9(肥満1度)

B:105 (Hカップ) / W:82 / H:110


滞在4日目の朝。

相部屋の分厚いカーペットの上で目を覚ました二人は、これまでなんとか誤魔化して着ていた衣服が、いよいよ自分たちの爆発的に膨張し続ける肉体を抑えきれなくなっている現実に直面していた。

「あーもう、イライラするっ! なんなのよこの布切れ、お肉が育つ邪魔になるだけじゃない!」

千夏は、着ようとしていた大きめのワンピースの袖が、丸太のように太くなった二の腕の脂肪に深く食い込む不快感に耐えきれず、苛立たしげに叫んだ。布地が悲鳴を上げ、縫い目がギリギリと引き伸ばされる。

千夏はもはや無理に服に身体を収めることを諦め、力任せに布地を左右に引っ張った。

ビリィッ! ブチブチブチッ!

安物の布地は、限界までパンパンに張っていた千夏の極上の脂肪の圧力と、獣のように増した腕力であっさりと引き裂かれた。彼女は未練もなく破けた服を床に投げ捨て、ブラジャーとショーツだけの下着姿で仁王立ちになった。

「ふぁぁ、すっごく楽! これならどれだけお腹が出ても、おっぱいが大きくなっても全然平気だわ」

Kカップという未知の領域に足を踏み入れつつある千夏の巨大な乳房は、もはや本来のサイズのブラジャーに全く収まっておらず、下半分を辛うじて引っ掛けているだけの前掛けのような状態になっていた。布の面積よりもはみ出している白い脂肪の塊の方が圧倒的に多く、赤黒く広がった手のひらほどの巨大な乳輪と、親指ほどに腫れ上がった太い乳首が、レースの縁から完全にこぼれ落ちて空気に晒されている。

下腹部も風船のように丸々と前へせり出し、ショーツのゴムが分厚い三段の脂肪に深くめり込んで、はち切れんばかりに食い込んでいた。

千夏は、まだ窮屈な服を無理やり身に纏おうと四苦八苦している涼子を見て、鼻で笑った。

「ちょっと涼子、まだそんな窮屈な服を着てるの? 本当に立派な牛になる気があるわけ? 下着姿になれないなんて、人間としてのちっぽけな羞恥心が残ってるんじゃないの?」

「なっ……違うわよ! 私はただ、食事の前に身だしなみを整えようと……っ、んぐっ!」

「苦しそうじゃない。そんなにお腹とお尻にたっぷりお肉をつけてるんだから、服なんて着たら血流も悪くなるし、消化の邪魔よ。ほら、あなたみたいな中途半端な覚悟じゃ、私みたいな極上のメスにはなれないわ」

「ふん、言わせておけば……。私のこの計算された下半身のボリュームを見なさい。あなたみたいにだらしなく服を破いて喜んでるなんて、知性がない証拠よ」

「知性なんて牛に必要ないわ。必要なのは、どれだけ多くのエサを胃袋に詰め込めるかでしょ? 私は今日、もっとミルクを飲んで最高のおっぱいを作るんだから」

「ええ、その通りね。今日こそ、私が完璧なメス牛の食事というものをあなたに見せつけてあげるわ」

二人は下着姿の千夏と、はち切れそうな服を着た涼子という対照的な出で立ちで、スカートやショーツから生え出した牛の尻尾を左右にパタパタと揺らしながら食堂へと向かった。

食堂に近づくにつれ、濃厚なバターと発酵した草のような独特の匂いが二人の鼻腔をくすぐる。

テーブルには、昨日よりもさらに増量された山盛りのパン、脂の浮いた巨大なシチューの鍋、そして特大のミルク缶がどんと置かれていた。

その凄まじいカロリーの山を見た瞬間、二人の身体は人間の理性を完全に超えた生理的な反応を示した。

「あっ……ごは、ん……お肉と……ミルク……」

「美味しそう……たっぷり、お肉の匂い……」

千夏の口から、そして涼子の口からも、自分では全くコントロールできないほど大量の粘性のある涎が溢れ出した。ドロォッ……と糸を引きながら、顎を伝って胸の谷間やテーブルへとボタボタと絶え間なく滴り落ちる。

「千夏、あなたよだれが……あっ、私も……」

「ふふっ……いいじゃない。身体がエサを欲しがってる証拠よ。よだれなんて垂れ流しでいいのよ」

「そうね……もう、どうでもいいわ。早く、胃袋に詰め込まないと……!」

二人は涎で口の周りをドロドロにしながら、席につくや否や食事に飛びついた。

涼子は、これまで使っていたナイフとフォークを「こんなもの、食べるのに邪魔なだけね」と乱暴に床に払い落とし、直接手づかみでパンや肉の塊を掴み、シチューの鍋に突っ込んでそのまま口へと放り込み始めた。

「あむっ! むしゃむしゃ……んぐっ、美味しい……!」

「ちょっと涼子、手づかみで食べるなんて……って、私も負けないわよ! むしゃむしゃ……!」

競うように手づかみで食事を貪っていると、涼子の口元に明らかな異変が起きた。

ソースがたっぷりついたパンを喉の奥へ押し込もうと口を大きく開けた涼子の口内から、ズルリと、人間のものとは思えないほど太く長く変形した舌が飛び出してきたのだ。

「んむっ……れろっ……あむっ……!」

表面がザラザラと突起し、分厚く巨大化したその獣の舌は、手のひらに乗ったシチューの汁や肉の欠片を器用にペロリと絡め取り、次々と胃袋へと送り込んでいく。

「涼子、あなたのその舌……!」

「んむっ? ……ああっ、本当だわ。長くて、太くて……これなら、もっとたくさんのエサを一度に口に運べるわ……れろっ、くちゃくちゃ!」

涼子が巨大な舌を使って凄まじいペースでカロリーを摂取していくと、彼女の下半身と腹部はリアルタイムで爆発的な膨張を始めた。

座面に押し付けられた巨大な尻の肉がさらに左右へとムチムチと広がり、スイカのように丸く突き出た下腹部が、ついに着ていた服の限界を完全に突破した。

ビリッ! バチィッ! ブチブチブチッ!

「ああっ……!」

お腹のホックが弾け飛んだのを皮切りに、涼子の着ていた服が、尻と太ももと腹の暴力的な脂肪の圧力によって次々と引き裂かれ、縫い目という縫い目が崩壊して布切れとなって床に落ちた。ついに彼女も、ブラジャーとショーツだけの下着姿になったのだ。

「ふふっ、結局涼子も服が破けちゃったじゃない。最初から私みたいに下着になればよかったのよ」

「うるさいわね……! お腹のお肉が急に育ったんだから仕方ないでしょ。でも、服がなくなってすっごく楽になったわ……! これならどれだけお腹が膨らんでも平気よ」

涼子は、破けた服の残骸を蹴りのけ、さらに手づかみでエサを口に運んだ。

千夏は、涼子の身体の劇的な変化に猛烈な焦りと対抗心を燃やした。

(涼子の舌、完全に牛のそれに変わってる……それに、あのお腹とお尻の巨大さ。私のお肉が負けちゃう!)

千夏は無理をしてでも涼子以上のエサを腹に詰め込もうと、手当たり次第にパンと肉を口に押し込んだ。限界まで胃袋を膨らませた後、さらに特大のミルク缶を両手で持ち上げ、溺れるような勢いでドロドロの牛乳をガブ飲みし始めた。

「んぐっ! ごきゅっ、ごきゅっ……ぷはぁっ! 私のおっぱいは、ミルクでできてるんだから……もっと、もっと飲まなきゃ!」

千夏が牛乳を限界を超えて詰め込むと、彼女の腹はパンパンに膨れ上がり、Kカップへと成長した超巨大な乳房がさらに重みを増してテーブルの上にドスンと重い音を立てて乗っかった。乳首から透明な甘い液が滲み出し、大きく広がった赤黒い乳輪が、呼吸のたびに激しく収縮する。

対する涼子は、千夏のように無闇に詰め込むことはしなかった。

(千夏はバカね。ただ無理やり詰め込むだけじゃ、消化不良を起こして効率が下がるわ。牛には反芻という素晴らしいサイクルがある。私は腹の容量を計算して、しっかりと身体の負担にならないペースでエサを消化し、確実にお肉に変えていくのよ)

涼子は太い舌で口の周りの涎をザラリと舐めとりながら、一定のペースで大量の食事を腹に収め、そして静かに目を閉じて咀嚼を繰り返すという、牛本来の食事のサイクルを無意識のうちに実践し始めていた。

「涼子、ペース落ちてるわよ! 私の方が全然たくさん食べてるじゃない!」

「ふん、素人はこれだから困るわ。私は今、最高効率でエサを極上の脂肪に変換しているの。あなたみたいなただの水太りの身体と違って、私のこのドッシリとした下半身と骨盤の広がりこそが、極上のメス牛の証なんだから」

「何よ! 私のこの巨大なおっぱいを見なさいよ! あなたの胸よりずっと大きくて、ミルクがたっぷり詰まってるんだからね! ミルクを出せない牛なんてただの肉の塊よ!」

「おっぱいだけ大きくても、バランスが悪くて不格好なだけ。私のこの豊かなお尻と分厚いお腹のお肉こそが、至高の美しさだわ。強いオスを受け止めるには、これくらいの脂肪が必要なのよ」

大量の粘り気のある涎を滴らせながら、巨大な乳袋をテーブルに押し付ける千夏と、太く長い舌を舐めずりながら巨大な尻と腹を誇らしげに揺らす涼子。

互いの肉体の劇的な変化を強烈に意識し合いながら、二人は完全に羞恥心を失った下着姿で、相手より立派な牛になるための飽くなき闘争を繰り広げていた。

千夏

身長:163.0cm / 体重:105.0kg(前日比 +25.0kg)

BMI:39.5(肥満2度)

B:130 (Kカップ) / W:105 / H:135

涼子

身長:161.0cm / 体重:95.0kg(前日比 +20.0kg)

BMI:36.6(肥満2度)

B:120 (Jカップ) / W:95 / H:125


滞在5日目の朝。

相部屋の分厚いカーペットの上で重い瞼を開けた二人の肉体は、昨夜の凄まじいカロリー摂取を経て、もはや人間の下着のキャパシティを完全に、そして絶望的なまでに凌駕する領域へと到達していた。

千夏がベッドから身を起こそうと、脂肪で丸太のように太くなった腕に力を込めた瞬間だった。彼女の極限まで膨れ上がったKカップの巨大な乳房を無理やり押し込めていたブラジャーのワイヤーが、悲鳴を上げてひしゃげた。背中のホックが皮膚に深く食い込み、アンダーバストを締め付ける激痛が走る。ショーツのゴムに至っては、分厚い三段腹と太ももの脂肪の波に完全に飲み込まれ、肉の奥深くに埋没してしまっていた。

「あーもう、なんなのよこの布切れ! お肉が食い込んで痛いじゃない! 呼吸も苦しいし、おっぱいがキツくて死にそう!」

激しい苛立ちと共に感情が高ぶった千夏の鼻腔が、ヒクッと大きく膨らんだ。

「フシュウッ! フシュウゥッ!」

千夏の鼻から、興奮した牛が発するような荒々しい鼻息が漏れ出した。自分自身の鼻息が完全に獣のそれへと変わっていることにも気づかないまま、千夏は怒りに任せてブラジャーの前ホックを両手で掴み、獣のように増した腕力で力任せに引きちぎった。

ブチィッ! バチンッ!

「ふぁぁ……っ、すっごく楽! こんな下着、お肉が育つ邪魔なだけね!」

さらに彼女は、肉に食い込んで赤い跡を残していたショーツも両手で掴み、太ももの脂肪ごと押し広げるようにしてビリビリと豪快に引き裂いて床に投げ捨てた。

完全に一糸まとわぬ全裸となった千夏の身体は、暴力的なまでの質量と、メスとしての生々しいエロティシズムを放っていた。自重でドプンと下腹部まで垂れ下がる超巨大な乳房は、ついにMカップへと到達し、内側から熱を持ってパンパンに張り詰めている。先端には、薄ピンク色から赤黒く変色し、手のひらほどのサイズにまでズルリと面積を拡大させた巨大な乳輪が広がっていた。その中央では、親指ほどの太さに腫れ上がった乳首がツンと上を向いて、いやらしく空気を撫でている。風船のように膨らんだ下腹部の下には、たっぷりと豊かな脂肪に包まれ、ぷっくりと厚みを持った女性器が無防備に晒され、むっちりとした太ももの隙間でフェロモンを放っていた。

千夏は全裸のまま、まだ下着姿で窮屈そうにモゾモゾと動いている涼子を見下ろし、得意げに鼻で笑った。

「ちょっと涼子、まだそんなちっぽけな布切れをつけてるの? ほら、私のこの完璧な身体を見なさいよ」

千夏は自らの巨大な乳房を下から両手で持ち上げてボヨォンと重々しく揺らし、むっちりとした股間を涼子に見せつけるように腰を突き出した。

「大きく広がったこの乳輪と、たっぷりミルクを出すために腫れ上がった太い乳首! それに、分厚いお肉に埋もれそうなくらいふっくらしたこの股間! 極上のメス牛に、下着なんていう人間みたいな羞恥心は不要なのよ。あなたみたいな中途半端な姿じゃ、絶対に私に勝てないわよ?」

「フシュウッ……! なによ、下品に裸を見せびらかして……!」

千夏にからかわれ、股間を見せつけられた涼子もまた感情を害し、牛のように荒い鼻息を「フシュウッ!」と吹き鳴らした。しかし、涼子の論理的なプライドは、千夏に負けることを決して許さなかった。

「私はただ脱ぎ捨てるような野蛮なマネはしないわ。私のお肉が、自然にこの布を不要だと判断して弾け飛ばすまで待っているだけよ。私のお尻とお腹の成長速度なら、時間の問題だわ」

二人は、全裸で巨大な乳袋を揺らす千夏と、下着のゴムがちぎれる寸前まで肉を膨らませた涼子という異様な出で立ちで、牛の尻尾をパタパタと揺らしながら食堂へと向かった。

本日の食堂に用意されていたのは、いつものようなパンやシチューに加え、山のようにもっさりと盛られた青々とした「牧草」と、独特の匂いを放つ配合飼料だった。

「美味しそう……草のいい匂いがする……!」

涼子はパンや肉には見向きもせず、直接牧草の山に顔を突っ込んだ。

「私は今日から、より牛の生態に近づくために牧草中心の食事に切り替えるわ。人間の食べ物なんて効率が悪いのよ」

涼子は昨日巨大化した太く長い舌をヌチャリと伸ばし、牧草を器用に口の中に巻き込んでいく。そして、人間の時のように上下に噛み砕くのではなく、奥歯でねっとりとすり潰すように、顎を左右に大きくスライドさせながら咀嚼を始めた。

「あむっ……くちゃくちゃ……草の汁が甘くて美味しいわ。見て千夏、この顎を横に動かしてすり潰すような食べ方こそ、完璧な牛の消化サイクルよ。あなたみたいにただ飲み込んでるだけじゃ、質のいい脂肪はつかないわ」

涼子が牧草を大量に胃袋に詰め込み、得意げに牛らしさをアピールしながら反芻の準備を始めたその時だった。

牧草の莫大な食物繊維と配合飼料のカロリーが涼子の胃腸を極限まで活性化させ、彼女の下半身はさらなる爆発的な膨張を開始した。座面に押し付けられた横幅の広すぎる尻の肉が、さらに左右へとムチムチと広がり、三段に重なった腹の脂肪が風船のようにパンパンに張り詰める。

「んぐっ……!? お腹が……お尻が……っ!」

ギリギリと限界まで引き伸ばされ、悲鳴を上げていた涼子のブラジャーとショーツが、ついにその圧力に耐えきれなくなった。

ブチッ! バチィッ! ビリビリビリッ!

「ああっ……!」

涼子の着ていた下着は、巨大化した尻と太もも、そして腹の圧力によって完全にちぎれ飛び、無惨な布切れとなって床に散らばった。

「フシュウッ! ふふっ、結局涼子も下着が破けちゃったじゃない! 最初から私みたいに脱げばよかったのに」

千夏が荒い鼻息を鳴らして笑うと、全裸になった涼子も負けじと豊かなLカップの胸を張った。

「うるさいわね……! 私の計算通りにお肉が育った証拠よ。でも、布がなくなってすっごく楽になったわ。これでお腹もお尻も、限界まで大きくできるわね!」

完全に一糸まとわぬ全裸となった二人は、互いの恐ろしいほどの脂肪のボリュームを睨み合いながら、さらに大量の食事を腹に詰め込み続けた。

食後、二人は全裸のままで牧場の敷地を歩き、厩舎へと向かった。

冷たい風が彼女たちの素肌を撫でるが、分厚すぎる極上の脂肪層が天然のコートとなり、寒さは全く感じない。すれ違う牧場の作業員たちは、全裸で巨大な脂肪を揺らして歩く二人を見ても、誰も顔を赤らめることも、服を着るように指摘することもしなかった。作業員たちの目には、彼女たちがすでに「ただの牛」として映っているかのように、完全に無視されていたのだ。

「誰も私たちの裸を気にしないわね」

「当然よ。私たちは人間じゃなくて、立派なメス牛なんだから。布なんて着てたら笑われるわ」

厩舎に足を踏み入れた二人の目の前で、まさに巨大な種牛とメス牛の交尾が始まろうとしていた。

ドスッ! ドスッ!

数百キロの肉と肉がぶつかり合う重厚な打撃音と、発情した獣のむせ返るような生々しい匂い。強いオスがメスの背後に乗りかかり、メスが快楽に甲高い鳴き声を上げるその光景を目の当たりにした瞬間、千夏と涼子の子宮の奥底がキュンと強烈に熱く疼き、発情の波が全身を駆け巡った。

「フシュウッ……! すごい……あんな強いオスに、力任せにされたい……!」

「フシュウゥッ……! 私のこの大きなお尻なら、あんな立派な種牛もしっかり受け止められるのに……っ!」

二人は人間の羞恥心など微塵もなく、全裸のままその場に四つん這いにへたり込み、発情の熱を持て余して自らの身体を弄り始めた。

千夏は自らの超巨大なMカップの乳房を下から両手で乱暴に揉みしだき、赤黒く広がった巨大な乳輪と太い乳首を指で捏ね回した。

「ああっ……おっぱいが熱い……お肉がパンパンで、ミルクが、出ちゃいそう……っ!」

涼子もまた、自らの分厚い三段腹の肉をさすりながら、脂肪に埋もれたふっくらとした女性器に指を這わせ、同時に自らの胸を強く揉みしだいた。

「んんっ……お肉が擦れて気持ちいい……私のおっぱいも、熱くて……お腹の奥が、うずくの……っ!」

二人が夢中で自らの胸や股間を弄っていると、腫れ上がった乳首の先端から、ツーッと透明で甘い匂いのする液体が滴り落ちた。

「あっ……ミルクの準備ができてる……私、いつでも最高のミルクを出せるわ……」

「私だって……透明な液が出てる……強いオスにたっぷり種付けされれば、極上のミルクを出せるのに……!」

発情の余韻を色濃く引きずったまま、二人は大きく重い尻を揺らして相部屋へと戻った。

部屋の隅に置かれていたはずの彼女たちのキャリーバッグや、持ち込んでいた新規事業の資料、会社支給のノートパソコンといった荷物は、いつの間にか牧場側によって全て処分され、跡形もなくなっていた。

しかし、二人は部屋が空っぽになっていることにすら気がつかなかった。彼女たちの脳内では、人間の社会に関する記憶そのものの改変が最終段階に入っていたのだ。

「フシュウッ……ねえ涼子。私たち、子供の頃からずっと立派な牛になるのが夢だったわよね」

千夏がごく自然な口調で、疑いようのない事実としてそう言うと、涼子も当然のように深く頷いた。

「ええ、そうよ。牛になるための勉強をして、良い高校と大学に進学して……全ては、極上のミルクを出す立派なメス牛としてこの会社に入社するためだったじゃない」

「そうよね! だから、私たちみたいなエリートは、誰よりも大きく太って、最高の品質の牛にならなくちゃいけないのよ! 荷物なんて最初から持ってきてないし、私たちはただこの身体ひとつで評価されるんだから!」

もはやそこに、「大手乳製品メーカーの人間として企画を通す」という記憶は存在しなかった。

「子供の頃から牛になるために血の滲むような努力をし、立派な家畜になるためにエリートコースを歩んできた」。

そんな狂気に満ちた偽りの記憶が、彼女たちの脳のシワの奥深くに完全に定着してしまったのだ。

全裸で巨大な脂肪を揺らしながら、二人は「どちらが先に極上の牛になれるか」という狂ったライバル心をさらに燃え上がらせていた。

千夏

身長:163.0cm / 体重:140.0kg(前日比 +35.0kg)

BMI:52.7(超高度肥満・生命の危機)

B:155 (Mカップ) / W:130 / H:160

涼子

身長:161.0cm / 体重:125.0kg(前日比 +30.0kg)

BMI:48.2(高度肥満)

B:140 (Lカップ) / W:120 / H:150


滞在6日目の朝。

相部屋の分厚いカーペットの上で、完全に四つん這いの姿勢のまま眠りについていた千夏と涼子は、全身の骨格がミシミシ、メキメキと鈍い音を立てて軋むような、奇妙で痛痒い感覚に襲われて目を覚ました。

「んんっ……もぉぉ……なんだか、身体中の骨が熱くて……内側からギュウギュウ引っ張られてるみたい……っ」

千夏が四つん這いの姿勢から少し上体を起こそうと腕に力を込めた瞬間、彼女は視界が昨日よりも明らかに高くなっていることに気づいた。手と足の骨が、何十キロという極上の脂肪の層を内側から押し退けるようにして長く太く伸び、胴体そのものが一回りも二回りも巨大化しているのだ。

「あっ……千夏、あなた背が……すっごく大きくなってるわよ。太ももや二の腕の骨も丸太みたいに太くなってる」

見上げるように指摘した涼子自身もまた、その背丈がメキメキと音を立てて伸びていた。160センチ台前半だった二人の身長は、一晩の間に170センチ台後半という、大柄な男性すらも見下ろすほどの巨大で頑強な骨格へと急成長を遂げていたのだ。

「フシュウッ! 本当だわ……手足が伸びて、お肉がさらにたっぷり乗るスペースができたみたい! 骨が太くなったから、この重すぎるおっぱいを支えるのもすっごく楽になったわ。これならもっともっと太れるわね!」

千夏は、巨大化した骨格に分厚く張り付くMカップの超弩級の乳袋と、スイカのように丸く膨らんだ腹の脂肪をボヨォンと揺らしながら歓喜の声を上げた。

「ええ、完璧なメス牛になるための器が完成しつつあるのね。骨盤もメキメキ広がってるのがわかるわ。私のお尻も、この巨大な骨盤ならもっと横に果てしなく広げられるわ」

涼子もまた、自らの超巨大な尻を誇らしげにブルンと振り、太く長い尻尾をパタパタと揺らした。人間の女性としては異常すぎる巨大化であり、普通の神経なら発狂するほどの骨格異常だが、狂気に満ちた彼女たちの脳はそれを「極上の家畜への順調な進化」として全肯定していた。

部屋を出て食堂へと向かう二人の足音は、もはや人間のそれではなく、「ドスッ、ドスッ」という地響きを伴う重厚なものに完全に変わっていた。

全裸のまま廊下を進むと、分厚い脂肪が波打ち、太ももの内側がムチィッ、バチンッと湿った音を立てて激しく打ち据え合う。

食堂に到着した二人が見たものは、昨日までの光景とは違うものだった。

テーブルや人間用の皿、カトラリーは完全に撤去されており、代わりに巨大な木桶が二つ、床のシートの上に直接置かれていた。中には青々とした牧草と、独特の濃厚で甘い匂いを放つ粉末状の配合飼料が山盛りに詰め込まれている。

そして千夏の桶の横には、牧場の集乳で使われるような巨大なアルミ製の「ミルク缶」がドンと無造作に置かれていた。

「もぉぉっ! ごはん……! 私の、エサ……!」

涼子は木桶を見るなり四つん這いのまま猛然と突進し、手を使うことすら完全にやめて、直接木桶に顔を突っ込んだ。

「あむっ……むしゃむしゃ……フシュウゥッ……!」

大量の牧草と飼料を、ザラザラとした突起のある長く太い舌で一気に巻き込み、分厚くなった唇で咀嚼する。涼子は一度胃袋に詰め込んだ草を、喉の奥をゴロゴロと鳴らして意図的に口の中へと戻した。

「けふっ……くちゃくちゃ……もぉん……甘い……胃酸と混ざった草の汁、とろとろで最高……」

完全に牛の「反芻(はんすう)」のサイクルを身につけた涼子は、口の端から緑色の汁と大量の粘り気のある涎をドロドロと滴らせながら、恍惚とした表情で顎を左右に大きくスライドさせ続けた。すり潰すような咀嚼音が、静かな食堂に響き渡る。

その野蛮で理にかなった食事風景を見た千夏は、激しい対抗心を燃やした。

「涼子ばっかり、牛ぶって……! 私だって、最高のおっぱいを作るんだから!」

千夏は四つん這いのまま巨大なミルク缶にすり寄ると、両手で缶の縁をガシッと掴み、そのまま顔を突っ込んでドロドロの特製牛乳を一気飲みし始めた。

「ごきゅっ! ごきゅっ! んぐっ、んぐっ……!」

顎からこぼれ落ちたミルクが、彼女の超巨大なMカップの乳房に滝のように降り注ぎ、赤黒く広がった手のひらサイズの乳輪を白くコーティングしていく。息継ぎもせずに数十リットルのミルクを胃袋に流し込む千夏。飲むたびに彼女の腹は風船のようにリアルタイムで膨れ上がり、パンパンに張った乳袋が床にドスッと接地する。

「ぷはぁっ……! もぉぉぉぉっ!!」

空になった巨大なミルク缶を乱暴に放り投げ、千夏が恍惚の野太い咆哮を上げたその瞬間だった。

彼女の瞳の中で、人間の丸い瞳孔がズルリと不気味な変形を始めたのだ。黒目が横方向へびよんと引き伸ばされ、完全な長方形、つまりヤギや牛特有の「横長の瞳孔」へと変化した。

「ふぁぁ……視界が、横にすごく広くなったわ……! 涼子、どう? 私の目、すっごく牛っぽくなったでしょ!」

横長に歪んだ不気味な瞳孔で千夏が見つめると、涼子は少しギョッとしながらも、負けじと鼻息を荒くして言い返した。

「フシュウッ! 目が変わったくらいでいい気にならないで。私なんて、もう今日からお風呂にも入らないんだから!」

涼子は突然、そんな宣言をした。

「お風呂? どうして?」

「牛に人間のようにお湯に浸かって身体を洗う習慣なんてないわ。自分の身体から出る発情の匂いや、発酵した牧草の匂い、汗の匂い。それをたっぷりと身体の毛や脂肪に染み込ませてこそ、本物の家畜なのよ。清潔な匂いなんて、強いオスにはアピールできないわ」

「なっ……じゃあ、私もお風呂なんて絶対に入らないわよ! 石鹸の匂いじゃ、立派な種牛に振り向いてもらえないものね!」

千夏もすかさず同調した。

こうして、二人は人間としての衛生観念を完全に投げ捨てた。全身の分厚い脂肪から滲み出る汗と、こぼれた甘いミルクの匂い、そしてむせ返るような獣特有の体臭が混ざり合い、彼女たちの巨大な肉体を極上のフェロモンとして包み込み始めていた。

食後、部屋に戻った二人は、膨れ上がった腹の消化を促すために分厚いカーペットの上にゴロリと寝そべった。

互いの巨大な脂肪の塊をぶつけ合い、獣の匂いを嗅ぎ合いながら、発情の熱を持て余した手で自らの身体を弄り始める。

「もぉぉ……おっぱいが、すっごく張って痛いの……ミルクの飲み過ぎで、皮膚が破けそうなくらいパンパンよ……っ」

千夏が自らの巨大な乳房を下から持ち上げ、赤黒く手のひらサイズ以上にまで拡大した乳輪をガシッと掴んで乱暴に揉みしだいた。親指ほどに太く長く腫れ上がった乳首を、強い力で摘み、引っ張り上げる。

「ああっ……! 涼子、見て……!」

ピュゥゥゥッ!!

千夏が乳首を強くしごいた瞬間、先端の孔から真っ白で濃厚な本物の「牛乳」が、水鉄砲のように勢いよく吹き出したのだ。これまで滲んでいた透明な蜜ではなく、完全に脂肪分をたっぷりと含んだ、ドロドロの甘いミルクである。

「もぉぉぉっ! 私のおっぱいから、本物のミルクが出たわ! 私、ついに立派な乳牛になれたのよ!」

狂喜する千夏を見て、涼子も激しい嫉妬と対抗心から自らのLカップの胸を両手で乱暴に揉みしだいた。

「私だって……っ! これくらい……んんっ!」

ピューッ、ポタポタッ!

涼子の乳首からも、千夏のように遠くまで飛ぶような勢いはないものの、ひどく濃厚で黄色みがかった、脂肪分たっぷりの高品質なミルクがボタボタと滴り落ちた。

「フシュウッ! 見た!? 私のミルクの方が、脂肪分が濃くて絶対に栄養たっぷりで美味しいはずよ!」

「何言ってるのよ、牛は量が全てよ! ほら、私のおっぱいからはこんなに出るわ! ピューッ! ピューッ! もっと、もっと絞り出して!」

二人は全裸のまま床に寝転がり、互いに見せつけるように自らの巨大な乳首を両手でしごき、揉みしだき、部屋中に白いミルクを撒き散らし始めた。

「ああっ……おっぱいからミルクが出るの、すっごく気持ちいい……! 搾られる快感で、脳みそが真っ白になるわ……もぉぉぉっ!」

「んんっ……乳首を引っ張られるたびに、子宮の奥がキュンキュンして……もっと、もっと出したい……っ!」

自らの手で搾乳する異常な快楽に完全に溺れ、夢中になってミルクを出し続けている最中、二人の顔面にさらなる強烈な獣化の波が押し寄せた。

「フシュウゥゥッ!!」

荒い鼻息を吹き鳴らすたびに、二人の鼻の穴がブクゥッ、ブクゥッと不自然に収縮と拡大を繰り返し始めたのだ。人間の小さく整っていた小鼻の形が崩れ、鼻筋が太く平坦になり、鼻先全体が黒ずんで常にネットリとした湿り気を帯びた牛の「マズル(吻部)」へとズルリと変形していく。

「もぉぉ……っ、千夏、あなたの鼻……! 完全に牛みたいに黒くなって、前につき出してる……っ」

「涼子こそ……鼻の穴がすっごく大きくなって……フシュウッ! でも、この大きく濡れた鼻の方が、強いオスの匂いをいっぱい嗅げるわ……っ」

人間の美しさを保っていた顔立ちの約20%が、完全に牛の構造へと侵食された。

横長の瞳孔と、黒く湿った巨大なマズル。もはや人間の女性の顔とは言い難い異形の顔つきになりながらも、二人はそれを「立派な牛に近づいた証拠」として称え合い、口の周りを互いのミルクと涎でベタベタにしながら、狂ったように搾乳の快楽に身を委ね続けた。

千夏

身長:175.0cm / 体重:200.0kg(前日比 +60.0kg)

BMI:65.3(超高度肥満・測定不能)

B:180 (規格外) / W:160 / H:190

涼子

身長:173.0cm / 体重:170.0kg(前日比 +45.0kg)

BMI:56.8(超高度肥満・測定不能)

B:160 (Mカップ) / W:145 / H:175


滞在7日目の朝。

相部屋に充満する、発酵した牧草の匂い、むせ返るような獣の体臭、そして淀んだ甘いミルクの匂いの中で、千夏はふと重い瞼を開けた。

「んん……もぉ……なんだか、お腹の辺りが、すごく張ってる……」

昨晩、負けじと特大のミルク缶をがぶ飲みしたせいで、千夏の膀胱と腸はパンパンに張り詰めていた。完全に牛の価値観に染まりつつあった彼女だが、ほんのわずか、心の奥底のチリほどの隅に「人間の社会性」が残っていた。千夏は無意識のうちに「トイレに行かなければ」と、ドスッ、ドスッと重い四つん這いの姿勢で立ち上がり、部屋のドアへ向かおうと重厚な肢体を揺らした。

その時だった。

「フシュウッ……もぉぉん……」

部屋の隅で、涼子が巨大な尻を高く突き上げ、先端に毛の生えた太い尻尾を根元からピンと持ち上げているのが見えた。

「えっ……涼子、何してるの……?」

千夏が呆然と立ち尽くす前で、涼子は一切の恥じらいも躊躇いもなく、厚いカーペットの上に直接、ジョワァァァッ!と大量の排泄を始めたのだ。人間のものではなく、完全に草食動物特有のドロリとした排泄物が、ボタボタと重い音を立てて床に広がっていく。湯気を立てるそれを前にしても、涼子の顔には清々しいほどの恍惚感が浮かんでいた。

「もぉぉ……すっきりしたわ。見て千夏、これが真のメス牛の姿よ」

涼子は排泄を終えると、尻尾をパタパタと振りながら、得意げな顔で千夏を振り返った。

「牛がわざわざトイレなんて行くわけないでしょ。食べたい時に限界まで食べて、出したい時にその場で出す。それが完璧な家畜の生態よ。あなた、まさかまだ人間みたいに便器で用を足そうとしていたの?」

涼子の嘲笑を含んだ横長の瞳孔に見つめられ、千夏は激しい屈辱感と焦燥感に襲われた。

(私に、まだ人間としてのちっぽけな羞恥心が残っていたなんて……! 涼子に負けた……牛としての覚悟が足りなかったんだわ! 私の方が立派な牛なのに!)

千夏はギリッと奥歯を噛み締め、鼻腔を膨らませて荒い鼻息を吹き鳴らした。

「フシュウッ! バカにしないでよ! 私だって……私だって、立派な牛なんだから! トイレなんて、そんな人間の真似事、最初からする気なかったわよ!」

千夏はドアへ向かうのをやめ、涼子の目の前で、巨大なMカップの乳房を床にこすりつけながら、負けじと横幅の広い巨大な尻を突き出した。そして、涼子に見せつけるように、その場で豪快に排泄を開始した。

「もぉぉぉっ! これでどう! 私の方が、もっとたくさん出せるんだから!」

「ふん、強がっちゃって。でも、これでやっとあなたも完全に人間を捨てられたわね。立派なメス牛同士、仲良くカーペットを汚しましょう」

排泄物とミルクの匂いが混ざり合う部屋の中で、二人はついに人間としての最も根源的な羞恥心を完全に手放した。もはや「汚い」という概念すら消え失せ、自らの排泄物の匂いすらも心地よい獣のフェロモンとして受け入れていた。

その完全なる獣への精神的な堕落に呼応するように、二人の身体はさらなる劇的な巨大化を開始した。

メキメキッ! バキバキバキッ! ゴキィッ!

「もぉぉっ!? 身体が……骨が、また伸びてる……っ!」

「フシュウゥッ……! すごい、お腹のお肉がどんどん持ち上げられていく……っ!」

言葉を発するたびに「もぉぉ」という野太い鳴き声が頻繁に混じる中、二人の骨格は恐ろしい速度で膨張と変形を繰り返した。170センチ台だった二人の背丈は、一気に天井に届きそうなほどに成長した。千夏は190センチ台という見上げるような巨人(巨牛)となり、涼子も180センチ台へと到達した。体重はついに300キロの壁を容易く突破し、四肢には丸太のような太さと、数百キロを支えるための強靭な獣の筋肉、そして極上の脂肪がまとわりついている。肩甲骨が隆起し、四つん這いの姿勢が人間よりも遥かにしっくりとくる骨格へと作り変えられていった。

圧倒的な質量と体高を手に入れた二頭は、床をドスッ、ドスッと揺らしながら食堂へと向かった。

巨大な木桶に山盛りにされた牧草と配合飼料を見ると、二人は猛然と頭を突っ込んだ。

「もぉぉっ! エサ! 私のエサ……っ!」

「んむっ……くちゃくちゃ……もぉぉんっ!」

競うようにエサを貪っていると、二人の顔の下半分に異変が起きた。

食事のペースをさらに上げるため、人間の薄く繊細だった唇がブクゥッと厚みを増し、まるでゴムのように分厚く硬い牛の唇へと変形し始めたのだ。

「あむっ! むしゃむしゃ……もぉぉ! 口が、すっごく大きく開くわ……!」

千夏が歓喜の声を上げると、分厚い唇の端が、耳のあたりに向かってメリメリと皮膚を裂くように大きく拡大していった。痛覚は完全に麻痺しており、むしろ口が裂けて大きく開くことに快感すら覚えている。一度に頬張れる草の量が人間の数倍に跳ね上がり、千夏の口元からは大量の粘り気のある涎が滝のようにボタボタと滴り落ちた。

「くちゃくちゃ……フシュウッ! これなら、もっと効率よく胃袋に詰め込めるわね……もぉん」

涼子もまた、拡大した口と、さらに長く太くなった舌を使って、まるで掃除機のような勢いで牧草を巻き込み、吸い込むように食み続けた。分厚い唇は牧草をすり潰すための強靭なクッションとなり、顎の筋肉が異常に発達してエラが張ってくる。

横長の瞳孔、黒く湿った巨大なマズル、そして分厚くゴムのように発達した巨大な口元。かつての美しく整っていた人間の顔立ちはすでに崩壊し、顔の60%が人間、40%が完全に牛の構造へと歪んでいた。しかし、二人はそんな互いの異形の顔を見つめ合い、「なんて立派で食欲旺盛なメス牛の顔になったの」と称賛し合いながら、凄まじいペースで木桶を空にしていった。

食後、部屋に戻った二人は、張り裂けんばかりに膨れ上がった腹を床に預け、休む間もなく「搾乳」の競争を始めた。

「フシュウッ! 今日は絶対に私の方がたくさんミルクを出すんだから!」

千夏は自らの超弩級の乳房を両手で鷲掴みにし、親指以上に腫れ上がった太い乳首を力任せにしごいた。

ピューッ! ピューゥゥッ!

勢いよく飛び出した濃厚なミルクが、カーペットを白く染めていく。

「もぉぉんっ! 私のミルクの方が濃くて美味しいわよ! 量だけ多くても意味ないんだから! ほら、出なさいっ!」

涼子も負けじと、計算された脂肪が詰まったLカップの乳房を両手で乱暴に揉みしだき、黄ばんだ極上の脂肪分を含むミルクをボタボタと搾り出した。

「ああっ……もぉぉっ! おっぱい搾られるの、すっごく気持ちいい……!」

「もっと……もっとミルク作らなきゃ……もっと大きい乳袋にならなきゃ……もぉぉんっ!」

狂ったように自らの乳首を刺激し、ミルクを垂れ流していると、過剰な刺激と「もっと大量のミルクを出したい」という雌牛の強烈な本能が、彼女たちの肉体に未知の進化をもたらした。

「もぉっ!? ねぇ……おっぱいのすぐ下の、お腹のお肉が……なんか、熱い……っ!」

「フシュウッ!? 私も……お腹の皮膚が、中からグイグイ押されてるみたい……っ!」

メリッ……メリメリッ……!

二人が驚いて見下ろす中、元の巨大な乳房のすぐ下、大きくせり出した上腹部の脂肪がボコボコと不気味に波打ち、内側から隆起し始めた。

そして、その隆起した脂肪の頂点の皮膚が薄く引き伸ばされ、そこから赤黒い新たな「乳輪」がズルリと広がり始めたのだ。

「もぉぉぉっ!? おっぱいが、増えたわ……! 新しい乳首が、中から突き出てきた……っ!」

「すごい……これで四つのおっぱい……完全に、牛の乳袋と同じ構造になったのね……もぉぉんっ!」

二対の胸。いや、それはもはや人間の「複数の胸」ではなく、四つの乳首を持つ巨大な『乳袋』への移行段階だった。千夏の元の巨大な乳房と、新しくできた下部の乳房が、凄まじい熱を持って脂肪をドロドロに融合させ始め、一つの超巨大な肉とミルクのタンクを形成しようとしている。

「もぉぉぉっ! 見て涼子! 下の新しい乳首からも、もうミルクが出てるわ! ピューッ!」

「私だって……! 四つの乳首全部から、最高品質のミルクを出せるわ! ほら、ドクドク湧いてくる……もぉぉんっ!」

さらに、新たな乳首の誕生に呼応するように、二人の白い肌の表面全体に異変が起きた。

「もぉぉ……千夏、あなたの身体……」

「涼子も……全身から、毛が……」

背中、分厚い腹、丸太のような太もも、そして巨大な乳袋の周辺にまで、皮膚を突き破るようにして、うっすらと白黒のまだら模様の産毛がビッシリと生え始めたのだ。人間の滑らかな肌は急速にその面積を減らし、完全にホルスタインの毛皮を纏う準備が始まった。

「フシュウッ! 私の黒い模様、すっごく立派でしょ! 牛らしさ全開よ!」

「私の方が白と黒のバランスが良くて、美しい毛並みになるはずよ……もぉぉん」

全身に生え揃っていく白黒の産毛を太い舌で舐め合いながら、二人は自らが完全な獣へと変わりゆく快感に打ち震えていた。

人間の羞恥心を完全に捨て去り、大きく裂けた口から涎を垂らし、四つの乳首から絶え間なくミルクを噴射しながら、巨大な二頭のメス牛は発情の熱い吐息を交わし続けた。

千夏

身長:195.0cm / 体重:350.0kg(前日比 +150.0kg)

BMI:92.0(超高度肥満・測定不能)

B:240 (規格外) / W:220 / H:250

涼子

身長:185.0cm / 体重:300.0kg(前日比 +130.0kg)

BMI:87.7(超高度肥満・測定不能)

B:210 (規格外) / W:190 / H:220


滞在8日目の朝。

相部屋の分厚いカーペットの上には、もはや人間の生活空間としての面影は微塵も残っていなかった。床には昨日二頭が垂れ流した排泄物が散乱し、そこかしこに飛び散ったミルクが乾燥して強烈な発酵臭を放っている。しかし、そのむせ返るような獣の体臭と乳の甘い匂いが混ざり合った空気は、彼女たちにとっては何よりも安心できる「生まれ育った寝床の匂い」に他ならなかった。

数百キロの極上の脂肪を揺らし、二つの巨大な肉塊が重々しく身じろぎをして目を覚ました。

彼女たちの脳内では、人間の会社員として企画書を競い合っていた記憶の残滓すらも、完全にドロドロに溶け去っていた。

「私たちみたいな血統書付きの立派な牛は、エサを限界までたっぷり食べて、極上のミルクを出すのが一番の仕事よね……もぉぉん」

「ええ、そうよ。私たちはこの牧場で一番のメス牛として大事に育てられてきたんだから、最高のお肉と巨大な乳袋を持っていなくちゃ……フシュウゥッ」

二人は、ごく自然に「自分たちは最初から牛から産まれ、この牧場で大切に肥育されてきた正真正銘のメス牛である」と深く信じ込んでいた。人間の社会で生きていた過去など、最初から存在しなかったかのように記憶がすり替わっている。

「見てよ、私のこの真っ黒な模様。脂肪がパンパンに詰まって、毛艶も最高でしょ? もぉぉっ」

「私の方が白と黒のコントラストがはっきりしていて美しいわよ。骨盤の広がり方も、立派な子牛を産むための完璧な安産型だわ……もぉぉん」

互いの極上の肉体と白黒の模様を自慢し合っていると、ふと彼女たちの喉の奥底でゴロゴロとした異様な振動が起きた。言葉を発する声のトーンが、急速に低く、地を這うような重低音へと変わっていったのだ。

「あなたの鳴き声……なんだかすごく低くて、立派な大人のメスの声になったわね……もぉぉぉっ」

「あなたこそ……お腹の底から響くようないい声よ……ンモォォォンッ!」

人間特有の高く澄んだ声帯は完全に分厚く肥大化し、重厚で野太い牛の鳴き声へと不可逆のシフトを遂げていた。

互いの声を称え合い、荒い鼻息を交わして笑い合っている最中、彼女たちの顔面に決定的な骨格変動が襲いかかった。

「もぉっ!? ねぇ、なんだか……顔の骨が、メキメキって……中から押されてる……!」

「フシュウッ! 私も……鼻と口の奥が、前に引っ張られてるみたい……っ!」

ベキッ、メリメリッ! と、頭蓋骨が軋む鈍い音を立てて、二人の顔の下半分が強烈に前へと突き出し始めた。昨日すでに肥大化していたマズルと分厚いゴムのような唇が、顔面骨格の変形に伴ってさらに長く、巨大に前方にせり出していく。

かつて彼女たちが競い合っていた「綺麗さ」や「可愛さ」といった人間の美の基準は、この瞬間、完全に削ぎ落とされるように消失した。代わりに現れたのは、顔の側面にまで移動しつつある真横に広がった横長の瞳孔、太く長い鼻筋、そして常に粘り気のある涎をダラダラと垂れ流す、黒く湿った巨大な口元。人間の要素はもはや40%しか残っておらず、60%が完全に家畜の顔つきへと侵食されていた。

「もぉぉぉっ! 顔が長くなって……もっと草をたくさん食べやすくなったわ!」

「フシュウゥッ! 本当ね……なんて立派で美しい牛の顔なの! これなら強いオスも喜んでくれるわ!」

異形へと成り果てた互いの顔を至近距離で見つめ合い、二人はうっとりと熱い鼻息を漏らした。

身体を起こしてエサ場へ向かおうとした時、彼女たちの四肢の構造がついに四足歩行の獣のそれへと完全に作り変えられた。

「もぉぉっ……? 手と足の先が……硬くて、感覚がないわ……」

カーペットを踏みしめる彼女たちの手足の爪は、分厚く黒光りする巨大な角質へと変色し、指同士が完全に癒着して一つの分厚い塊になり始めていた。それと同時に、掌と踵の骨が不自然なほど長く、奇妙な角度に伸びていく。

さらに、人間の腕や太ももだった部分は、爆発的に肥大化を続ける胴体の極上の脂肪にズブズブと飲み込まれ、完全に胴体の一部として収まってしまった。

結果として、彼女たちは手首と足首から先の「指先とつま先(蹄となる部分)」だけで、自身の数百キロという凄まじい巨体を支えるような体勢に完全に移行したのだ。

カツッ、ドスッ、カツッ。

完全に獣の関節構造となった四肢が、圧倒的な質量を支えて重々しく床を踏み鳴らす。

「フシュウゥッ……! すごい、指先立ちみたいなのに、四つん這いがすっごく楽……! これが私たちの本当の姿勢なのね!」

「お腹の分厚いお肉が床に擦れる感じが最高だわ……もぉぉんっ!」

二人の肉体の劇的な変貌はそれだけでは終わらなかった。

昨日うっすらと生え始めていた白黒の産毛が、毛根からみるみるうちに密度を増し、硬く短い完全な獣の体毛となって全身の皮膚を覆い尽くしていった。

そして、その強靭な体毛に包まれた胴体そのものが、前後にグググッと長く引き伸ばされるように肥大化を始めたのだ。背骨がバキバキと音を立てて隆起し、肩甲骨から尻にかけて巨大な弓なりのラインを形成する。

これまでは「身長」で測れていた彼女たちのサイズ感は、この骨格の延長により、完全に四足歩行の獣としての「体長」の概念へと切り替わった。

食堂の木桶に突進し、人間の数倍に広がった巨大な口で大量の配合飼料と牧草を吸い込むように貪り食う。顔が前に突き出たおかげで、エサを食む効率は格段に上がっていた。

「むしゃむしゃ……あむっ……もぉぉんっ! 甘くて美味しいっ!」

「くちゃくちゃ……フシュウッ……エサが止まらないわ……もっと胃袋に詰め込まなくちゃっ!」

限界を超えてエサを胃袋に詰め込むと、彼女たちの体重は一気に500キロの壁に迫り、一頭に至っては550キロという超弩級の質量に到達していた。

食後、パンパンに張った腹を休めながら、二人は日課となった「搾乳」の競争を始めた。

胴体の延長と肥大化に伴い、昨日四つに増えた彼女たちの乳首は、人間の指よりも遥かに太く、そして長く下に向かって伸びていた。巨大な乳袋の底から、ホースのように垂れ下がっている。

「もぉぉっ! 見てよ、私の乳首、こんなに長くて太くなったわ! これならもっといっぱいミルクを搾り出せるわよ!」

自らの規格外の巨大な乳袋からぶら下がる四つの太い乳首を、蹄になりかけの前足で不器用に、しかし力強く挟み込んでしごいた。

ビューゥゥッ!! ピュゥゥゥッ!!

水鉄砲のように猛烈な勢いで、極度に濃厚な白いミルクが放物線を描いて噴射された。

「ンモォォォンッ! 私だって負けないわ! 私の乳袋には、極上の濃いミルクがたっぷり詰まってるんだから!」

もう一頭も負けじと自らの巨大な乳袋を激しく揺らし、長く伸びた太い乳首を乱暴に引っ張った。

「ああっ……! もぉぉぉぉっ!! 乳首引っ張られるの……すっごく、気持ちいい……っ!」

「もっと……! もっと出したい……! 身体の中のミルク、全部搾り出してぇっ……ンモォォンッ!!」

自らミルクを搾り出す快感は、もはや発情の快楽と完全に結びついていた。二人は口の端からドロドロの涎を垂らし、横長の瞳孔を上に剥きながら、狂ったように自らの太い乳首をしごき続けた。

出すほどに体内から新たなミルクが沸き立ち、乳腺を焼き切るような強烈な快感が彼女たちの脳髄をチリチリと焦がしていく。

「もぉぉぉぉっ……! ダメ、おかしくなる……! 出る、いっぱい出ちゃうぅぅっ!」

「ンンンモォォォォォォンッ!! ミルク……ミルクが止まらないぃぃっ!!」

ドピュゥゥゥッ!! バシャバシャッ!!

限界を超えて長く伸びた乳首を刺激し続けた結果、二人は凄まじい量のミルクを周囲のカーペットに撒き散らしながら、身をよじって強烈すぎる絶頂を迎えた。

数百キロの巨体がビクンビクンと激しく痙攣し、四つの乳首からは意思とは無関係にミルクがドクドクと溢れ出し続ける。

そのオーガズムの真っ白な閃光の中で、彼女たちの脳の奥底に辛うじて残っていた「個の認識」が、ドロドロに溶け落ちた。

「あ、あっ……もぉぉ……わたし、は……?」

(わたしは……だれ……? あなたは……だれ……?)

千夏。涼子。

かつてライバルとして憎み合い、男を巡って争い、仕事で競い合った自分たちの名前すらも、ミルクの匂いと圧倒的な快楽の波に完全に洗い流された。人間のアイデンティティを保つ最後の楔が、絶頂と共に吹き飛んだのだ。

「ンモォォォ……(あなたは、立派なメス牛……)」

「ブモォォォン……(わたしも、立派なメス牛……)」

二頭の巨大な牛は、もはや互いを名前で呼ぶことは二度とない。ただ、同じ牧場で飼われている「極上の家畜」として、ミルクまみれの床に寝そべりながら、恍惚の鼻息を交わし合うだけだった。

体長:2.0m / 体重:550.0kg(前日比 +200.0kg)

B:300 (規格外) / W:280 / H:310

体長:1.8m / 体重:480.0kg(前日比 +180.0kg)

B:270 (規格外) / W:250 / H:280


滞在9日目の朝。

もはや彼女たちにとって、自分たちがかつて人間の女性であったという事実は、厚い脂肪に覆われた脳のどのひだを探しても見つからなかった。自身の名前すらも昨日の絶頂の波に完全に洗い流されている。しかし、魂の根底に焼き付いた「目の前にいる相手よりも、自分の方が優れたメスである」という強烈な対抗意識だけは、決して消えることなく二頭の巨牛を突き動かしていた。

「ンモォォォ……!(わたしの方が、お肉たっぷりで最高のおっぱいを持ってる……!)」

「ブモォォォン……!(わたしの方が、形が綺麗で極上のミルクが出るわ……!)」

朝一番、エサ場へ向かう前に互いの巨大な肉体を誇示し合おうとした時、彼女たちの口から人間の言葉は完全に欠落していた。

少しでも感情が高ぶり、相手より優位に立とうと威嚇しようとすると、声帯が人間の発音構造を完全に放棄してしまうのだ。人には絶対に出せない、地を這うような重低音のトーン。内臓の底から響くような「ンモォォォッ!!」「ブモォォォンッ!!」という野太い鳴き声だけが、部屋の空気をビリビリと震わせる。舌や唇を動かして言葉を紡ごうとしても、極端に太く長くなった舌と分厚いゴムのような唇からは、ただ濁った獣の吐息と涎が漏れるだけだ。言葉を持たない獣の咆哮だけで、二頭は互いの巨体をぶつけ合い、激しく牽制し合った。

その激しい感情の昂ぶりと、空気を震わせる鳴き声の共鳴が、二頭の肉体に決定的な「獣化の最終段階」を引き起こした。

「モォォッ……!?」

言い争っていた超規格外の巨体を持つ一頭が、突然四つん這いのままビクンと身体を跳ねさせた。彼女の全身の骨格が、前後にグググッと強烈に引き伸ばされ始めたのだ。背骨がメキメキ、バキバキと音を立てて伸び、すでに数百キロを超えていた胴体がさらに肥大化していく。

その圧倒的な巨大化に引っ張られるように、もう一頭の均整の取れた巨体にも全く同じ変化が連鎖した。

「ンモォォォンッ……!」

片方の変化がトリガーとなり、もう片方の身体もそれに共鳴して限界を超えた成長を始める。二頭の胴体は部屋のスペースを圧迫するほどに長く伸び、極上の脂肪と筋肉でパンパンに膨れ上がった。

そして、その長く伸びた胴体を覆い尽くすように、白黒の体毛が爆発的に増殖した。昨日まではうっすらとした産毛だったものが、硬く密集した完全な獣の毛皮へと変わり、首から背中、腹、太ももにかけて、身体の半分以上の面積をビッシリと覆い尽くしたのだ。真っ白な毛と漆黒の毛が織りなす見事なホルスタイン柄が、彼女たちの巨体を艶やかに彩る。

さらに、頭部に残っていた人間の名残である美しい髪の毛が、ついにその役目を終えるようにパラパラ、バサバサと音を立てて抜け落ち始めた。激しい変形に耐えきれず頭を振るたびに、ごっそりと半分近くの髪が塊となって床に散らばる。剥き出しになった頭皮からは、胴体と同じ白黒の短い獣毛がみるみるうちに生え揃い、人間の女性としての美しさを無惨に上書きしていった。

「ブモォォ……フシュウゥッ……」

頭を低く下げて荒い鼻息を吐き出す二頭の首元にも、劇的な変化が訪れていた。

数百キロに達する巨大な頭部と胴体を繋ぐ首が、丸太のように太く、そして長く伸びていったのだ。分厚い筋肉と脂肪が首の周りに幾重にも重なり、牛特有のたるんだ皮膚(胸垂)が形成されていく。

その太い首の先にある顔面は、すでに人間の面影を完全に破壊していた。真横に移動した瞳の中では、虹彩がズルリと拡大して白目の部分を完全に飲み込み、底なし沼のように黒く濁った巨大な眼球を形成している。横長の瞳孔がギョロリと動き、前方に突き出しきった巨大なマズルと、常に涎を垂らす分厚い唇。二頭の顔つきは、もはや人間の要素が20%しか残っておらず、80%が完全に牛の構造へと変貌していた。

恐ろしいことに、獣化が極限まで進んだことで、かつては明確にあった二人の顔立ちの差異が完全に消失し始めていた。どちらも同じように長く太いマズルを持ち、同じように濁った瞳をしている。顔だけを見れば、もはやどちらがどちらなのか全く判別がつかない。

「ンモォォォォッ!」

エサを求めて一頭が一歩踏み出した瞬間、その脚の構造がバキッとけたたましい音を立てて作り変えられた。

草食動物特有の圧倒的な脚力を生み出すため、太ももの筋肉と脂肪が極限まで肥大化してパンパンに張り詰める。その一方で、脛(すね)の骨はギュッと押しつぶされるように短く収縮していった。

そして、昨日まで「指先が癒着して黒ずんでいた」だけだった手足の先端が、ついに完全な形を変えた。

メリメリッ、ベキッ!

爪が左右に大きく広がり、分厚い角質が完全に硬化して、立派な『蹄(ひづめ)』へと変わったのだ。さらに関節の構造そのものが逆向きに折れ曲がるように変化し、完全に四足歩行の獣の足回りへと移行した。

カツッ、カツッ。

もはやカーペットの上を歩く音ではなく、本物の重量級の牛が蹄を鳴らす硬質な足音が響き渡る。その音を聞いたもう一頭も、全く同じように関節が砕け、蹄が形成される激痛と快感に身をよじり、歓喜の咆哮を上げた。

しかし、この日最大の変異は、彼女たちの腹の下にぶら下がる「四つの乳房」に起きた。

大量の牧草と特製飼料を胃袋に詰め込み、凄まじい反芻を繰り返して消化している最中だった。

「もぉぉっ!? ……お腹の、おっぱいが……熱い……ドロドロに溶けてる……っ」

超規格外の巨体を持つ一頭の腹の下で、凄まじい熱量が発生した。数日前に形成された、元からある巨大な胸と、その下に新しくできたもう一対の胸。合計四つの独立した脂肪の塊が、皮膚の下でまるでマグマのように沸騰し、境界線をドロドロに溶かし始めたのだ。

「フシュウゥッ……! ンモォォォッ!!」

彼女が快感と熱さに叫び声を上げると、四つの胸は完全に一つの巨大な肉の塊へと纏まり始めた。人間の女性の胸という形状を完全に捨て去り、後ろ脚の股間の位置へとズズズッと後退しながら、牛特有の巨大な『乳袋』へとその位置と形状を劇的に変えていく。

赤黒く手のひら以上に広がっていた四つの巨大な乳輪は、溶け合うようにして繋がり、乳袋の底面全体を覆う薄ピンクと黒のまだら模様の皮膚へと同化していった。そして、親指よりも太く長く腫れ上がっていた四つの乳首は、巨大な乳袋の底の四隅に、均等な間隔で配置し直された。

それはもはや「胸」ではない。数百リットルのミルクを貯蔵し、製造し続けるための、完璧な家畜の器官であった。

自らの体積すらも超えるのではないかというほど、超規格外に膨れ上がったその一つの巨大な乳袋は、床にベッタリと接地し、動くたびにタプン、タプンと重々しく波打って、四つの太い乳首から絶え間なく濃厚なミルクを滴らせている。

「ンモォォォォンッ!!」

その劇的な乳袋の形成を目の当たりにしたもう一頭も、強烈な共鳴反応を起こした。

「わたしのおっぱいも……一つに……っ! もぉぉぉっ!!」

均整の取れた巨体を持つ彼女の腹の下でも、全く同じように四つの胸が融合を開始した。ライバルの超規格外の乳袋にはサイズこそ及ばないものの、計算し尽くされたかのような美しい球状を保ちながら、四つの胸が一つに纏まっていく。乳輪の皮膚が伸びて乳袋と同化し、四つの長い乳首が完璧なバランスで下を向いて固定された。

その乳袋から滴り落ちるミルクは、黄色みを帯びるほど脂肪分が高く、極上の甘い匂いを放っていた。

「ンモォォォ……!(わたしの方が、大きくて立派な乳袋よ……!)」

「ブモォォォン……!(わたしの方が、完璧な形で美味しいミルクが出るわ……!)」

言葉を持たない二頭のメス牛は、互いに新しく完成した巨大な乳袋を擦り合わせ、滴るミルクを太い舌で舐め合いながら、激しく鼻息を吹き鳴らした。

完成した硬い蹄で床を蹴り、横長の濁った瞳孔で見つめ合い、大きく裂けた口から大量の涎とミルクを撒き散らす。顔つきに差異はなくなり、ただ体毛の柄と体格の違いだけで辛うじて区別がつく二頭の牛。

人間の思考のほとんどを失いながらも、互いへの対抗心だけを燃料にして、彼女たちは明日、ついに完全な獣としての完成の時を迎えようとしていた。

体長:2.2m / 体重:800.0kg(前日比 +250.0kg)

B:測定不能 (完全な乳袋へ移行) / W:測定不能 / H:測定不能

体長:2.0m / 体重:680.0kg(前日比 +200.0kg)

B:測定不能 (完全な乳袋へ移行) / W:測定不能 / H:測定不能


滞在10日目の朝。

かつて人間をもてなすための宿泊部屋だったその空間は、床一面に敷き詰められた干し草と、分厚い極上の脂肪から滲み出た獣の汗、そして絶え間なく垂れ流される甘く発酵したミルクの匂いが充満する、完全な「牛舎」へと姿を変えていた。

「もぉ……ミルク、だす……」

「わたしが……さき……もぉん」

分厚いカーペットの上に四つん這いで横たわっていた二頭の巨牛が、重々しい地響きを立てて身を起こした。彼女たちの口からは、もはや複雑な言語や論理的な会話が紡がれることは二度となかった。分厚く肥大化した声帯からは、地鳴りのような牛の低い唸り声に交じって、辛うじて「ミルク」「だす」「さき」といった極めて単純で本能的な単語だけが漏れ出る。人間の女性としての知能や社会性は、すでに幼児かそれ以下の完全な動物レベルにまで低下し、脳のシワは極上の脂肪に埋め尽くされてドロドロに溶けかかっていた。

しかし、人間としての記憶が完全に消え失せようとしているそんな状態になってもなお、彼女たちの魂の根底に深く刻み込まれた「相手よりも優れたメスでありたい」「私が一番の牛だ」というライバル心と対抗意識だけは、全く衰えることなく据え置きだった。

「ンモォォォッ!!(わたしの方が、いっぱいミルクでる!)」

「ブモォォォンッ!!(わたしの方が、すごいおっぱい!)」

二頭はドスッ、ドスッと完成したばかりの分厚く硬い蹄で床を踏み鳴らし、我先にと搾乳機が設置された専用のストール(枠)へと競い合うように突進した。

体重1000キロに到達しようとしている大柄で規格外のボリュームを持つ超巨体(千夏)と、体重850キロながらも牛としてこれ以上ないほど理想的で完璧なバランスの肉付きを誇る巨体(涼子)。

二頭は狭い廊下で巨大な肩と肩を激しくぶつけ合い、横幅の広すぎる数百キロの尻の肉を地震のように揺らしながら、少しでも早く機械に繋がれようと押し合いへし合いの熾烈な争いを繰り広げた。

バチィッ! ドスゥッ!

分厚い脂肪と筋肉が激突する重厚な音が響き渡る。言葉にならない獣の咆哮で威嚇し合いながら、二頭はついにストールに頭を突っ込み、待ち構えていた牧場主の手によって、冷たい金属の枠で太い首をガッチリと固定された。

「やれやれ、相変わらず対抗心だけは一人前なメス牛たちだ。競い合ってパンパンに張ったお前たちのその素晴らしい乳袋を、空っぽにしてやろう」

牧場主が慣れた手つきで、二頭の腹の下に鎮座する超弩級の乳袋へと手を伸ばした。

四つの胸がドロドロに溶け合い、一つの巨大な肉とミルクのタンクとして完成したその乳袋の造形は、まさに狂気と極上の芸術だった。

かつて人間だった頃に赤黒く広がっていた巨大な乳輪は、今や乳袋の底面全体を覆う、薄ピンクと黒のまだら模様の分厚い皮膚へと完全に同化していた。限界までミルクを溜め込んだその皮膚は内側からパンパンに張り詰め、脈打つ太い血管が青々と透けて浮き出ている。

そして、その巨大なタンクの四隅から真下に向かって、親指よりも遥かに太く、長く伸びた四つの乳首が垂れ下がっていた。乳首の先端は常に開いた状態になり、透明な蜜ではなく、完全に脂肪分を含んだドロドロの濃厚なミルクが絶え間なくポタポタと滴り落ちている。

牧場主は、その長く太い乳首を消毒液で手早く拭い、冷たい金属とゴムでできた搾乳機のカップを、四つの乳首に一つずつ丁寧にはめ込んでいった。

「ンモォォ……フシュウゥッ……」

カップが吸い付く感触に、二頭の牛は待ちきれないと言わんばかりに荒い鼻息を吹き鳴らし、足踏みをして蹄を鳴らした。

シュコンッ、シュコンッ、シュコンッ。

リズミカルなポンプの作動音が厩舎に鳴り響き、真空の力で太い乳首が強烈に吸い込まれた。

「モォォォォォォッ……!!」

「ンンンモォォォォンッ……!!」

乳袋の中に限界まで溜まりに溜まっていた極上のミルクが、搾乳機のホースを通って猛烈な勢いで吸い上げられ始めた瞬間。

二頭の巨体を、脳髄が焼き切れるような凄まじい快感が雷のように貫いた。

「あ、あぁ……もぉぉ……きもち、い……おっぱい……でるぅ……っ」

その圧倒的な搾乳の悦びは、彼女たちの中に辛うじて、本当にチリほどのサイズだけ残っていた「人間の意識」と「知能」を、急激な勢いでドロドロに溶かし、崩壊させていった。快楽に白目を剥き、長く太い舌をだらしなく口から垂れ下げた二頭の顔面に、獣化の総仕上げとも言える劇的な連鎖変化が襲いかかった。

メキメキッ! ゴキィッ! バキバキバキッ!

頭部の骨格が、搾乳の快感と完全に同期して、最後の恐ろしい形を変え始めたのだ。

「ンモォォォォッ!!」

超規格外の巨体を持つ千夏が快感に咆哮を上げた瞬間、前に突き出していた彼女のマズルが、限界を突破してさらに前方にグググッと伸び切った。平坦で巨大な長方形の鼻面へと完全に骨格が固定され、黒く湿った鼻の穴が興奮でブクゥッと極限まで広がる。分厚いゴムのような唇が、耳の根元まで皮膚を裂くように拡大した。

そして、その劇的な変化に引っ張られるように、隣で搾乳されていた涼子の頭蓋骨も全く同じ音を立てて砕け、組み替わった。

「ブモォォォンッ!!」

涼子のマズルも千夏と全く同じ長さ、同じ形状へと伸び切り、二頭の顔つきの差異がみるみるうちに削ぎ落とされていく。

さらに、顔の側面に移動していた彼女たちの横長の瞳孔が、頭蓋骨の横幅の拡大に伴ってさらに外側へと完全に押しやられ、顔の正面からは全く見えない「完全な草食動物の目の位置」へと固定された。左右独立して動くようになった濁った瞳孔は、もはや人間の感情を微塵も映し出すことはない。

「ンモォォォォォォッ!!」

互いの劇的な骨格変化が完全に連鎖し、共鳴し合った結果、二頭の顔つきの違いは完全に消滅した。

どちらも同じように長く平坦なマズル、同じように側面についた濁った横長の瞳孔、同じように涎を滝のように垂れ流す巨大な口。顔立ちの美しさや、人間としての個性を区別する要素は細胞レベルで消え去り、そこには「完璧なメス牛の顔」が二つ、ただ並んでいるだけとなった。顔だけを見れば、もはやどちらがどちらなのか全く判別がつかない。

人間の言葉を話す機能は声帯から永遠に失われ、どれだけ口を動かしても「モォォッ」という重厚な獣の鳴き声しか出なくなった。

そして、頭頂部やうなじの周りにわずかにしがみつくように残っていた、人間の女性としての美しい髪の毛が、プスッ、プスッと音を立てて毛根から完全に抜け落ちた。

最後の髪の毛がバサリと床に落ちた瞬間、剥き出しになった頭皮を埋め尽くすように、硬く短い白黒の体毛が一気に生え揃い、牛としての頭部が完全に完成した。

ピツンッ。

その瞬間、彼女たちの脳の奥底で、人間としての意識と記憶を繋ぎ止めていた最後の細い糸が、完全に焼き切れる音がした。

かつて同じ男を好きになり、嫉妬し、仕事の新規事業の企画書を作り、プレゼンを成功させようと努力していた人間の女性としての魂。千夏と涼子という、二人の自我。

それら全てが、搾り出されるミルクと共に完全に吸い出され、真っ白な快楽の海へと溶け落ちて消滅したのだ。

残されたのは、圧倒的な搾乳の快楽にただ身を委ね、永遠に反芻を繰り返すだけの、巨大な二頭の完全な家畜。

一頭は、腹の下に巨大すぎる乳袋を引きずる、体長2.4メートル、体重1トンという大柄で規格外のボリュームを持った超巨体の牛。

もう一頭は、それよりは一回り小さいものの、牛としてこれ以上ないほど理想的で完璧なバランスの肉付きを誇る、体長2.1メートル、体重850キロの巨体の牛。

完全に人間の意識を失い、牛へと変わり果てた二頭は、虚ろな横長の瞳孔を宙に泳がせながら、ただ果てしない快楽の中でミルクを搾り取られ続けた。

数日後。

牧場の豪奢な応接室には、あの乳製品メーカーの社長とオーナーが並んで座り、テーブルに置かれたグラスに注がれた二種類のミルクと、詳細な成分分析の報告書を満足げに眺めていた。

「いやあ、素晴らしい。実に素晴らしい結果だ」

社長がグラスのミルクを傾けながら、満面の笑みで大きく頷いた。

「ええ。彼女たちのもともとの資質もさることながら、何より『互いをライバルとして激しく競わせた』ことが、牛としての成長を限界まで引き上げる最高のスパイスになりましたな」

オーナーもまた、手元のデータを見つめながら目を細め、興奮気味に語った。

「あの規格外に大きい右の牛。あいつのミルクは、脂肪分が規定値を少しオーバーするほど異常に高いのですが、その分、舌にねっとりとまとわりつくほど極めて濃厚で、脳が痺れるほどの強烈な甘味を持った仕上がりになりました。高級アイスクリームや特濃バターの原料として、これ以上のものは世界中探してもありません」

「そして左の牛ですね。あいつは突出した特徴こそありませんが、タンパク質、乳脂肪分、無脂乳固形分、全ての数値が規定値を遥かに上回り、なおかつ寸分の狂いもなく均一に整った、まさに『完璧なミルク』の仕上がりです。これほど高品質で安定した原乳を大量に出せる個体は、酪農の歴史を変えるほどの価値がありますよ」

二人の男は、かつて自社の優秀な社員であった二頭の牛の「成果」に、心底満足そうにグラスを合わせた。

「女同士のつまらない対抗意識や見栄の張り合いも、家畜の品種改良に応用すれば、これほどの莫大な価値を生み出すとはな。彼女たちも、人間の社会で中途半端にくすぶっているより、こうして極上のミルク製造機になって会社に貢献できた方が、よっぽど幸せというものだろう」

「ええ、その通りです。死ぬまでたっぷりと最高のエサを与え、あの巨大な乳袋から極上のミルクを搾り続けさせてもらいましょう」

その頃、雪深い山奥の厩舎では。

「ンモォォォ……(むしゃむしゃ……)」

「ブモォォォン……(くちゃくちゃ……)」

かつて、同じ男を巡って争い、仕事の成績を競い合い、互いに強い対抗心を燃やしていた二人の女。

完全に完全な家畜へと作り変えられた彼女たちは、今や互いの顔の区別すらつかない、全く同じ草食獣の顔をして、横並びのストールに繋がれていた。体毛の柄と体格の大きさくらいでしか、もう二頭を判別することはできない。

自分が誰であったのか、なぜここにいるのか、隣でエサを食べているのが誰なのか。それを知る術も、考える知能も永遠に失われている。

ただ、目の前の巨大な木桶に積まれた大量の牧草を、太く長い舌で器用に巻き込み、分厚いゴムのような唇でひたすらにすり潰しながら。

規格外の超巨大な乳袋と、完璧なバランスの美しい乳袋に、たっぷりと極上のミルクを蓄えて。

永遠に終わることのない「極上の家畜としての生」を、ただ無心に貪り続けていた。

体長:2.4m / 体重:1000.0kg(前日比 +200.0kg)

B:測定不能 / W:測定不能 / H:測定不能

体長:2.1m / 体重:850.0kg(前日比 +170.0kg)

B:測定不能 / W:測定不能 / H:測定不能

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