【65.5kg→165.5kg】恐怖を喰らい、膨張する肉体 (Pixiv Fanbox)
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飛び込み競技において、10メートルの高飛び込み台は限られた者だけが立つことを許される聖域だ。かつての美羽は、その頂で誰よりも美しく輝くトップアスリートだった。身長160センチの彼女の肉体は、長年の過酷なトレーニングによって極限まで研ぎ澄まされていた。無駄な脂肪が一切ない、引き締まったシックスパックの腹筋。空気抵抗を最小限に抑えるための、小ぶりだが筋肉の上に張り付いた硬い胸。そして、踏み切りの爆発的な瞬発力を生み出す、筋繊維がくっきりと浮かび上がるしなやかな太もも。濡れた肌に密着する競技用の極薄の水着は、彼女の流線型の身体を包み込む第二の皮膚のようであり、宙を舞い、水しぶき一つ上げずに真っ直ぐ水面に吸い込まれていく様は、まさに芸術そのものだった。
しかし、その完璧な競技人生は、ある日突然、音を立てて崩れ去った。
いつものように10メートルの台の先端に立った瞬間、これまでに感じたことのない強烈な眩暈に襲われたのだ。眼下に広がる青い水面が、まるで彼女を叩き潰そうと待ち構える硬いコンクリートの床のように見えた。足はガクガクと震え、心臓は早鐘を打ち、冷や汗が全身から噴き出す。突然発症した「高所恐怖症」。それがアスリートとしての美羽の運命を大きく狂わせる引き金となった。
台の上に立つだけで呼吸が浅くなり、パニックを起こしそうになる。その絶望的な恐怖から逃れるため、彼女がすがりついたのは「強烈な甘味」だった。ある日の練習直前、極度の緊張で吐き気を催していた彼女は、無意識にロッカーにあったチョコレートバーを口に押し込んだ。脳天を突き抜けるような砂糖の甘さと、カカオの濃厚な風味が口いっぱいに広がった瞬間、信じられないことに、すーっと恐怖が薄らいでいくのを感じたのだ。血糖値の急激な上昇とドーパミンの分泌が、高所に対する恐怖を一時的に麻痺させてくれたのである。
それ以来、美羽は飛び込み台に向かう階段に足をかける直前まで、異常な量のお菓子を貪るようになってしまった。最初は板チョコレート1枚だったものが、すぐにホイップクリームがたっぷり詰まった菓子パンになり、やがてはバターをふんだんに使ったクッキーのファミリーパックや、練乳をかけた大福へとエスカレートしていった。飛び込みの直前、恐怖を糖分で無理やり塗り潰すように、息を荒らげながら甘い塊を胃袋に詰め込む。口の周りにクリームやチョコレートをつけたまま台に登る彼女の姿は、かつてのストイックなアスリートの面影を失いつつあった。
そして、消費カロリーを遥かに凌駕する莫大な糖質と脂質の摂取は、極限まで絞り込まれていた美羽の肉体を、急速かつ官能的に作り変え始めていた。
変化は、彼女が最も気にかけていなかった部位から顕著に現れた。女性ホルモンの影響か、それとも急激なカロリー過多のせいか、あばらが浮き出るほど薄かった胸元に、急速に柔らかい脂肪が蓄積し始めたのだ。硬かった胸は熱を持ち、みるみるうちにふっくらとした質量を帯びていく。歩くたびに、これまで感じたことのない「ブルンッ」という重たい揺れが胸元を襲い、水着の薄い生地が内側から力強く押し上げられる。乳首は常に布地にこすれてツンと尖り、乳房の下部にはうっすらと汗が溜まるようになってしまった。
さらには、自慢だった腹筋の溝も、甘いお菓子の代償としてみるみるうちに埋め立てられていった。引き締まっていた下腹部には、つきたての餅のように柔らかく、つまめるほど分厚い皮下脂肪の層ができあがっていた。競技用のタイトな水着を着ると、ゴムの締め付けに負けたお腹のぽっちゃりとしたお肉が、水着のフチに乗っかるようにしてぷっくりとはみ出してしまう。
「おい、最近少し身体が重そうじゃないか?」
「……気のせいです。ちょっと調子が悪いだけで」
「水着もやけにキツそうに見えるぞ。太ももの付け根、真っ赤に擦れてるじゃないか。それに、なんだその腹周りの肉は」
「筋肉のハリです! ちゃんと飛べば問題ないんでしょ!」
「お前、さっきから何をそんなにモチャモチャ食べてるんだ。練習前に甘いものを詰め込むなんて、アスリートの自覚があるのか?」
「……食べないと、上に立てないんです。放っておいてください!」
コーチの鋭い指摘に顔を赤くして反論しながらも、美羽自身が誰よりも自分の身体の異変に気づいていた。台へと続く階段を登るだけで、以前にはなかった息切れがする。足を上げるたびに、太くなり始めた太ももの内側にある柔らかいお肉同士が、むっちり、むっちりと卑猥な音を立てて擦れ合うのだ。
いざ台の先端に立ち、踏み切りの姿勢をとろうと前傾姿勢になった瞬間、彼女はハッと息を呑んだ。重力に引かれた巨大な胸の脂肪がブラリと垂れ下がり、ぽっこりと膨らんだお腹の柔らかい贅肉とむにゅりと密着したのだ。これまでは絶対に触れ合うことのなかった胸と腹の肉が、水着越しに押し付け合う生々しい感触。そのあまりにもエロティックでだらしない自らの肉体の感触に、美羽は恥ずかしさで顔を真っ赤に染めた。飛び出す瞬間、全身についた余分な脂肪がブルルンッ!と情けなく揺れ動く。もはや、かつての流線型の肉体はそこにはなかった。恐怖を紛らわすための甘い逃避は、彼女の身体を確実に、そして取り返しのつかないほど甘く重い肉壺へと変貌させていたのである。
身長:160.0cm / 体重:65.5kg(前月比 +13.5kg)
BMI:25.6(肥満度1)
B:95 (Fカップ) / W:78 / H:98
高所への恐怖を糖分で誤魔化す日々が数週間続いた頃、美羽の肉体はアスリートの面影を完全に失い、ひたすらに甘く、重く、そして官能的なまでにだらしない肉壺へと変貌を遂げていた。
息の詰まるような塩素の匂いが漂うプールサイドのベンチ。そこにどっしりと腰を下ろした美羽の膝の上には、コンビニのレジ袋いっぱいに詰め込まれた菓子パンや洋菓子が山積みになっていた。彼女は包装フィルムを乱暴に引きちぎり、たっぷりとホイップクリームが挟まったコッペパンを両手で掴むと、大きな口を開けて齧り付いた。唇の端に白いクリームをベッタリとこびりつかせながら、咀嚼もそこそこにどろりとした甘い脂質を胃袋へと流し込んでいく。血糖値が急上昇し、脳がとろけるような快感を覚えると同時に、高所への恐怖が少しだけ麻痺していくのを感じる。しかし、莫大なカロリーを摂取し続けた代償は、彼女の身体に残酷なまでの変化をもたらしていた。
「またそんなものを食っているのか。しかも今日はホイップクリームたっぷりの菓子パンばかりじゃないか」
「……しょうがないじゃないですか。これくらい甘いものを胃に入れないと、恐怖で台に立てないんです」
「糖分と脂質の摂りすぎだ。お前、自分の腹を見てみろ。水着のゴムの上に、完全に肉が乗っかっているぞ」
「うるさいですね……。ちょっと水分を摂りすぎて浮腫んでいるだけです! すぐに戻ります!」
「浮腫みでそんなに胸が揺れるか。歩くたびにブルンブルンとだらしない音を立てて。水着の生地が限界まで伸び切って、乳首の形まで透けそうじゃないか」
「み、見ないでください! 最低! これは……その、女性らしい体つきになってきただけです!」
「競技者としては致命的だと言っているんだ。そのたるんだ体型で、空中でまともに回れると思っているのか」
「飛べばいいんでしょ! ちゃんと抱え込みだって完璧にやってみせます!」
「いまのお前は、自分の腹の肉と胸の肉がどれだけ邪魔になっているか気づいていない。ケガをしても知らないぞ」
「絶対に見返してやりますから! 私の飛び込み、瞬きしないで見ていてください!」
「……言ったからな。自分の身体の重さを思い知ることになるぞ」
コーチの呆れたような視線を背中に浴びながら、美羽は勢いよく立ち上がった。しかしその瞬間、自らの肉体の異常な重さに思わず足元がふらつき、ドスンと鈍い音を立てて踏みとどまった。かつては隙間が空いていた両脚は、今や分厚い皮下脂肪に覆われた丸太のように太くなり、立ち上がるだけで内ももの柔らかい肉同士がむっちり、むっちりと卑猥な音を立てて密着し合う。擦れた皮膚は赤く腫れ上がり、ヒリヒリとした痛みを放っていた。
そして何より彼女を悩ませていたのは、視線を落とした先にある光景だった。かつて美しく割れていた腹筋は跡形もなく消え去り、代わりにズッシリとした重みを持つ巨大な太鼓腹がぽっこりとせり出しているのだ。競技用の水着はすでに彼女の体型に全く合っておらず、太ももの付け根のVラインにはゴムが肉に深く食い込み、もはや一本の線となって分厚い脂肪の谷間に埋没していた。ウエスト周りからは、行き場を失ったお腹の贅肉がぷにゅりとあふれ出し、浮き輪のようなだらしない段差を作っている。さらにその上には、皮がはち切れんばかりに膨張した二つの巨大な乳房が、重力に負けてどっしりと垂れ下がっていた。歩いて階段を登るたび、Iカップまで急成長したその胸の肉塊が「バインッ、バインッ」と激しく上下に揺れ動き、水着の薄い生地を内側から破らんばかりに押し上げている。
美羽は飛び込み台の先端に立つと、胃袋の底で甘いクリームと脂肪がドロドロと混ざり合う感覚を覚えながら、一つ大きなゲップを飲み込んだ。足の裏にかかる自重が、以前とは比べ物にならないほどズッシリと重い。彼女は意を決して、空中へと飛び出した。
「抱え込み」——空中で両膝を胸に引き寄せ、身体を極小の球体のように丸めて素早く回転する基本技術。美羽は長年の筋肉の記憶に従い、空中で素早く膝を抱え込もうとした。
しかし、次の瞬間、彼女は空中で決定的な絶望を味わうことになった。
丸まれないのだ。
勢いよく引き寄せようとした太ももと膝が、極端に巨大化したお腹の分厚い贅肉の壁に「ボフンッ!」と弾き返されたのである。ならばと無理やり力任せに手で膝を押し込もうとしたが、今度は限界まではち切れそうに膨らんだ胸の脂肪が下へと垂れ下がり、せり出したお腹の肉と真っ向から衝突した。むにゅんっ! ぶるんっ! という生々しい感触とともに、Iカップの豊満すぎる乳房と、つまめるどころか両手で抱えきれないほど増殖した腹の肉の塊が激しく押し潰し合う。いくら力を込めても、胸と腹に抱え込んだ巨大な脂肪のクッションが強力な反発力を生み出し、物理的な障害となって、膝を胸に近づけることを完全に拒絶したのだ。
身体を折りたたむことができず、ただの巨大でエッチな肉の塊と化した美羽は、回転不足のまま無様な姿勢で水面へと落下していく。ドッカーン! という、飛び込み競技とは到底思えない下品で巨大な水柱が上がり、プールサイドにバケツをひっくり返したような大量のスプラッシュを撒き散らした。
水面から顔を出した彼女は、水分を吸ってさらに重くなった胸とお腹の肉に引っ張られ、上手く泳ぐことすらできなかった。息も絶え絶えにプールサイドへと這い上がると、濡れた水着は増殖した肉の圧力によって生地が限界まで薄く引き伸ばされ、大きく広がった乳輪や硬く尖った乳首の形までくっきりと浮き彫りにしていた。はみ出した脇腹の肉は無残に垂れ下がり、彼女は自らの身体が完全に「肥満体」へと作り変えられてしまったことを嫌でも自覚させられた。
練習後、美羽は逃げるように街の大型スポーツ用品店へ駆け込んだ。もはやこれまでのLサイズの水着では、股間やお尻に食い込みすぎて激しい擦れと痛みを伴うようになっていたからだ。
「あの……水着の試着をお願いしたいんですけど……少し大きめのを」
「はい、お客様。こちらのLLサイズでよろしいでしょうか?」
店員に渡されたLLサイズの競泳水着を持って試着室に入った美羽は、ため息をつきながら自分の裸を鏡に映した。そこには、たっぷりと脂肪を蓄え、だらしなく垂れ下がった胸と腹を持つ醜くも官能的な女の身体があった。彼女は無理やり水着を足から引き上げようとしたが、豊満すぎるお尻と丸太のような太ももで完全につっかえてしまう。汗だくになりながら肉を押し潰し、どうにか上半身まで引っ張り上げたものの、今度は巨大な胸がカップに全く収まりきらず、脇の下や胸の谷間から柔らかい脂肪がぶるんとこぼれ落ちてしまった。お腹のファスナーに至っては、前に突き出た太鼓腹の頂点付近で左右の生地が遠く離れ、どう引っ張っても閉まる気配すらなかった。
「……すみません、これでも全然キツくて。もう一つ、いえ、もっと上のサイズってありますか?」
「えっ……あ、はい。それでは3Lサイズをお持ちしますね。ただ、競泳用でそのサイズとなりますと、かなり胸元やウエストにゆとりが出て、フィット感が損なわれるかもしれませんが……」
「大丈夫です! ゆとりがあるくらいで丁度いいので、それでお願いします……っ!」
試着室の中で顔から火が出るほど恥ずかしい思いをしながら、美羽は結局3Lサイズの特大水着を購入するしかなかった。大きなショッパーを抱えて店を出る彼女の胸は、歩くたびに重々しく「バインッ、バインッ」と揺れ、ズボンの上に乗っかったお腹の肉が服の上からでもわかるほどぷるんぷるんと震えている。かつての栄光は、とめどなく増殖し続ける脂肪の波に完全に飲み込まれ、彼女の身体はさらなる巨大化へと突き進んでいくのだった。
身長:160.0cm / 体重:81.2kg(前月比 +15.7kg)
BMI:31.7(高度肥満)
B:112 (Iカップ) / W:94 / H:114
恐怖を麻痺させるための糖分と脂質への依存は、もはや後戻りのできない破滅的な領域へと突入していた。美羽の身体は、かつてしなやかさと敏捷性を誇ったトップアスリートの枠を完全に踏み越え、ぶくぶくととめどなく膨張し続ける巨大で淫靡な肉の塊と化していた。
飛び込み台の階段下、湿り気と塩素の匂いが立ち込めるプールサイドの片隅で、彼女はベンチをぎしぎしと軋ませながら、両手で特大Lサイズのデリバリーピザの箱を抱え込んでいた。箱の中には、溢れんばかりのダブルチーズと厚切りベーコン、そして黄金色に輝くマヨネーズが格子状にたっぷりとかけられた高カロリーピザが敷き詰められ、サイドには大盛りのフライドポテトとナゲットがぎっしりと収まっている。美羽は指先にねっとりと付着した油をいやらしく舐め取りながら、分厚いピザを二枚重ねにして力任せに折りたたみ、大きく開けた口の中へと強引に押し込んだ。咀嚼するたびにじゅわりと溢れ出す濃密な油分と溶けたチーズの塊が喉の奥を滑り落ちていく。その圧倒的な重量感が胃袋の底にどっしりと溜まっていく快感だけが、脳髄の奥で警鐘を鳴らし続ける高所への根源的な恐怖を、分厚い脂肪の膜で無理やり覆い隠してくれた。息を荒らげ、全身から脂汗を滲ませながら貪り食うその姿は、完全に甘美なカロリーの奴隷そのものだった。
「お前、またそんなものを……今日は特大サイズのピザを二枚重ねにして丸呑みか。正気の沙汰じゃないぞ」
「……Lサイズ丸ごと食べないと、心臓のバクバクが止まらないんです。胃袋が重みで満たされていないと、台の上が怖くて足が震えちゃうんですから」
「恐怖を言い訳にしてどれだけ腹に脂肪を詰め込めば気が済むんだ。お前のその身体、ついに水着の限界を完全に超えているじゃないか」
「この間買い直した特注の3Lサイズですよ! ちゃんと着られてるんだから問題ありません! ちょっとだけ生地が引っ張られて薄くなってるだけです!」
「引っ張られてるどころの騒ぎか。胸の谷間から収まりきらない肉がこぼれ落ちて、腹の三段腹は水着のフチを完全に飲み込んで垂れ下がってるじゃないか」
「……ただの着こなしの問題です! それに、今日もちゃんと入念にストレッチをして柔軟性を保ってますから!」
「柔軟性だと? その太ももを見ろ。歩くたびに肉同士が激しく擦れ合って、内もも全体が真っ赤にただれて腫れ上がっているじゃないか」
「痛くないように医療用のワセリンをギトギトになるまで塗りたくってますから大丈夫です! 摩擦なんて滑らせて誤魔化せばいいんです!」
「誤魔化せてないんだよ。さっきロッカールームのベンチの前で、自分の靴紐を結ぼうとして前屈できずに、息を詰まらせて泣きそうになっていただろう」
「なっ……! の、覗き見なんて最低です! あれは紐が固く結ばれすぎてて手こずっただけで……っ!」
「嘘をつくな。突き出た巨大な太鼓腹が太ももに激突して、身体が前に倒せなくなっていたのを誰が見ても明らかだったぞ」
「倒せます! 息を限界まで吐ききって、お腹のお肉を両手で押し込めば、指先くらいならギリギリ届きます!」
「息を吐いた程度で凹むような可愛らしい肉の厚みじゃないだろうが。いい加減に自分の無様な現実を直視しろ」
「現実ならちゃんと見てます! 台から飛んで完璧な入水を見せれば文句ないんでしょ! 今から完璧な抱え込み回転を証明して見せますから!」
激しい言い争いに息を切らしながらピザの最後の一切れを胃袋へ押し込み、美羽は飛び込み台の階段へと向かった。しかし、最初の一段に足をかけた瞬間、自らの肉体の異常な重みに膝がギシッと軋んだ。階段を一段登るごとに、ドシン、ドシンと周囲に重々しい振動が響き渡る。歩を進めるたび、分厚い皮下脂肪に覆い尽くされた太ももがバインバインと大きく波打ち、内ももの柔らかい肉同士がべちゃり、べちゃりと濡れた音を立てて激しく擦れ合った。かつては羽のように軽やかに駆け上がっていた10メートルの階段が、今や途中で何度も肩で息をし、胸を押さえて立ち止まらなければ登りきれない地獄の坂道と化していた。
ようやく辿り着いた台の先端に立つと、彼女自身の100キロを超える質量によって、飛び込み板がミシッ、ミシッと不吉な軋み声を上げた。美羽は乱れた呼吸を整えようと下を向いたが、その瞬間、さらなる絶望が彼女を襲った。視界のすべてを、規格外に肥大化した肉の塊が埋め尽くしていたのだ。
Kカップにまで異常発達した豊満すぎる乳房は、重力に逆らえず垂れ下がり、3Lの水着の薄い生地を限界まで押し広げていた。生地は極限まで引き伸ばされて半透明になり、大きく広がった乳輪の黒ずんだ輪郭や、尖りきった乳首の突起が生々しく透けてしまっている。そしてその下には、何層にも折り重なった分厚い三段腹が、ドッシリと重たく前へとせり出していた。水着のウエストゴムは完全に脂肪の溝深くに埋没し、溢れ出した下腹部の贅肉が太ももの付け根にまで垂れ下がっている。その巨大すぎる胸と太鼓腹が邪魔をして、美羽は自分の足の指先はおろか、飛び込み台の先端のラインすら完全に視界から遮られて確認することができなかった。
足元すら見えない恐怖と、胃の中で暴れるピザの重み。それらに押し潰されそうになりながらも、彼女は意地だけで踏み切り、空中へと重たい巨体を投げ出した。
空中で身体を最小限の球体にして回転する「抱え込み」の姿勢に入るため、美羽は筋肉の記憶を総動員して腕を伸ばし、両膝を胸へと力任せに引き寄せようとした。前回、腹の肉に弾き飛ばされた反省を生かし、今回は全力で腕の力を使って膝をロックしようと試みる。
しかし、その瞬間、彼女の身体は物理的な限界という無慈悲な現実に直面した。
「う、ぐうぅっ……!?」
空中で腕を内側に絞り込もうとした瞬間、脇の下や背中にまでびっしりとついた分厚い贅肉が邪魔をして、そもそも腕を胸の前で小さく畳むことすらできない。さらに、力任せに引き寄せようとした両太ももは、ボールのように張り詰めた巨大な腹の肉の壁に「ボフンッ!」と音を立てて真っ向から衝突し、強烈な弾力によって完全に弾き返されてしまった。美羽は必死に顔を歪め、力任せに腹の肉を押し潰そうと体重をかけたが、Kカップの超乳と三段腹の分厚い脂肪がむにゅぅぅん!と生々しい感触を立てて互いに潰し合うだけで、肉の反発力はびくともしなかった。膝と胸の距離は遠く離れたまま、指先がすねに触れることすら叶わない。小さく丸まるどころか、手足をバタつかせた巨大な肉団子が空中で無様にジタバタともがくだけの、あまりにも滑稽で無様な姿を晒してしまった。
完全に回転軸を失った美羽の100キロ超の肉体は、空中でなす術もなく放り出され、腹と胸から真っ逆さまに水面へと叩きつけられた。
ドッッッバシャァァァァン!!!
飛び込みプールに響き渡ったのは、水しぶきを抑える技術など微塵も感じられない、まるで爆弾が炸裂したかのような爆音だった。天井を濡らすほどの巨大な水柱が立ち上り、プールサイドで見ていたコーチや他の選手たちに滝のようなスプラッシュが容赦なく降り注ぐ。
激痛と息苦しさに悶え、大量のプールの水を飲み込みながら水面へ浮上した美羽を、さらなる決定的な屈辱が待ち受けていた。落下の凄まじい衝撃と、増殖した肉の圧力に耐えきれず、3Lサイズの水着の右側の肩紐が「ブチッ」と音を立てて完全に引きちぎれていたのだ。水面から顔を出した瞬間、拘束を解かれた巨大な右胸の肉塊が水着の布地からボロンと外へこぼれ落ち、水面に浮かんで無様にバチャバチャと揺れ動いた。美羽は真っ赤になって両手で胸を抱え込み、腹の肉をプールサイドの縁に擦り付けながら、這うようにして水から上がった。濡れそぼった水着は完全に透け、全身の脂肪がだらしなく波打つその姿は、陸に打ち上げられて息絶え絶えの巨大な海獣そのものだった。
練習後、ロッカールームでシャワーを浴びた美羽は、私服に着替えようとして再び絶望の淵に立たされた。昨日までなんとか無理やり履けていたはずのLサイズのジャージパンツが、丸太のように太くなった太ももの中間で完全に引っかかり、どれほど汗だくになって引っ張り上げようとしてもビクとも動かないのだ。無理に力を込めて引き上げた瞬間、ビリリッという破壊音とともに股の縫い目が無残に引き裂かれてしまった。
仕方なく濡れたバスタオルを腰に巻き、上からパーカーを羽織った美羽は、恥ずかしさに震えながら近所の大型衣料品店へと向かった。向かった先は、普段の彼女なら絶対に足を踏み入れることのない、メンズコーナーの奥深くにひっそりと佇む「ビッグサイズ・特大号専門店」だった。
「あの……すみません。このスウェットパンツの……一番大きなサイズを試着したいのですが……」
「はい、メンズの4Lサイズですね。こちらへどうぞ」
店員から手渡された、まるで布のシーツのように巨大な4Lのスウェットパンツ。試着室に入った美羽は、恐る恐るそのズボンに足を通した。しかし、あれほど巨大に見えたズボンは、彼女の豊満すぎる巨大なお尻と、脂肪でパンパンに膨れ上がった太ももを通るにつれてみるみるうちに横へと引き伸ばされ、驚くべきことにジャストサイズでピチピチに張り付いてしまったのだ。さらに、強力なウエストゴムは、前に突き出た太鼓腹の頂点には収まらず、たるみきった下腹部の肉の下へと滑り落ちて深く食い込み、布地の上からでも段差をなした巨大な下腹部のシルエットをくっきりと浮き彫りにしていた。
上着として購入したメンズ4LのオーバーサイズTシャツも、Kカップの巨大な胸がテントのように前へと突き出して生地を持ち上げてしまい、歩くたびに揺れるお腹のぜい肉が裾からチラチラと覗いてしまう始末だった。
特大サイズの衣料品が入った大きな紙袋を抱え、美羽はずっしりと重い身体を引きずるようにして夜道を歩いた。一歩足を踏み出すたびに、メンズ4Lのズボンの中で太ももの肉がむっちり、むっちりと音を立てて擦れ合い、胸元の肉塊がドサリ、ドサリと重たく暴れる。恐怖をかき消すための甘い誘惑に身を委ね続けた代償は、彼女の肉体を完全に肥満の深淵へと縛り付け、もはや後戻りのできない破滅的な巨大化へと容赦なく導いていた。
身長:160.0cm / 体重:102.3kg(前月比 +21.1kg)
BMI:40.0(超高度肥満・生命の危機)
B:125 (Kカップ) / W:112 / H:130
高所への根源的な恐怖から逃れるための糖分と脂質への依存は、もはやアスリートとしての理性や肉体を完全に破壊し尽くし、美羽をとめどなく膨張し続ける貪欲な肉のバケモノへと作り変えていた。
薄暗く湿気たプールサイドの隅で、彼女は特注サイズのベンチに巨大な臀部をめり込ませながら、両膝の上にホールのデコレーションケーキが入った箱を乗せていた。フォークやスプーンなどというまどろっこしいものは使わない。美羽は素手でずっしりと重いスポンジとクリームの塊を鷲掴みにすると、顔の半分を真っ白な生クリームだらけにしながら、狂ったように口の中へ押し込み始めた。くちゃ、くちゃ、と下品な咀嚼音を響かせながら、甘ったるいスポンジと大量の砂糖の塊を胃袋へと流し込む。さらに、傍らに置いた業務用サイズの練乳のチューブを手に取ると、キャップを乱暴に開け、直接口の中へ向けてチューチューと絞り出した。喉が焼けるような強烈な甘味と粘り気のある濃厚な脂質が食道を通って胃に落ちるたび、脳内麻薬がドクドクと分泌され、飛び込み台への恐怖が分厚い脂肪の膜に覆い隠されていく。しかし、その圧倒的なカロリー摂取の代償として、彼女の身体はもはや人間の女性としての美しいシルエットすら完全に崩壊しかかっていた。
「おい……なんだその腹の肉は。先週よりもまた一回り、いや二回りデカくなってるじゃないか」
「……うるさいですね。ちょっと食べすぎたのと、筋肉の上に少し脂肪が乗っただけです。アスリートには休息も必要なんです」
「筋肉のレベルじゃないだろうが。歩くたびにその腹の肉が垂れ下がって、自分の太ももにバインバイン当たってるぞ」
「当たってません! ちょっと重力に負けて下に下がってるだけです! さっきだってちゃんと準備運動しましたし!」
「胸だってどうなってるんだ。特注の3L水着でも全く収まってないじゃないか。生地が限界まで引き伸ばされて、乳輪の色まで完全に透けてるぞ」
「み、見ないでください! ちゃんとテーピングとサポーターで胸を抑え込んでますから! 少しはみ出してるのは仕様です!」
「抑え込めてないから脇や谷間から全部溢れ出してるんだろうが。もうお前、体重110キロは優に超えてるだろ?」
「失礼ですね! まだギリギリ二桁です!……たぶん。最近測ってないだけです!」
「体重計から逃げるな。さっき、プールサイドのプラスチック椅子に座ろうとして、ケツの重さで脚をバキッとひび割れさせてただろ」
「あ、あれは椅子が古かったんです! 経年劣化です! 私の体重のせいじゃありません!」
「お前のその規格外に膨れ上がった巨大なケツと丸太みたいな太ももが原因なんだよ。もう競技なんて無理だ、諦めろ」
「絶対に諦めません! 見ててください、今日は絶対に完璧な抱え込みを見せて、水しぶきゼロで入水してみせますから!」
顔を真っ赤にして息巻きながら立ち上がった美羽だが、その巨体は息を呑むほどに肥大化し、醜くも圧倒的なエロティシズムを放っていた。かつての鋼のように引き締まっていたシックスパックは完全に消滅し、みぞおちから下腹部にかけて、バランスボールを丸ごと飲み込んだかのような巨大で分厚い脂肪の塊がドッシリと前へ突き出している。あまりにも膨らみすぎた太鼓腹は、その自重に耐えきれずに下へと垂れ下がり、彼女が真っ直ぐに立つと、ぽってりとした下腹部の分厚いお肉が股間のVラインを完全に覆い隠してしまっていた。さらに、Mカップにまで異常成長を遂げた巨大な二つの乳房は、水着の中で限界まで圧迫されているにもかかわらず、その暴力的な重さを支えきれずに、せり出したお腹の肉の棚の上にドサリと乗っかっている。
歩き出すたびに、110キロを超える巨体の脂肪がバインッ、バインッと暴力的なうねりを上げて全身を襲い、太ももについた規格外の皮下脂肪が、むちっ、むちっ、べちゃぁっ!と、汗と水気を含んだ猥褻な音を立てて激しく擦れ合った。皮膚の表面には、急激な肉の膨張に耐えきれず、ひび割れのような赤い肉割れが無数に走り、彼女の肉体が限界を超えて巨大化していることを物語っていた。
美羽はずっしりと重い足取りで、10メートル台への階段を登り始めた。階段に片足を乗せて体重をかけるたび、彼女の巨体に鉄の階段が悲鳴を上げ、ガコン、ガコンと不吉な音を立てて揺れる。息も絶え絶えになり、額から脂汗を滝のように流しながら台の先端に立つと、足元の飛び込み板がこれまで聞いたこともないようなメキィッという破断音スレスレの音を立てて大きくしなった。
下を見下ろそうとしても、視界は巨大なMカップの胸の谷間と、前へドカンとせり出した分厚い腹の肉に完全に遮られ、足の爪先すら見えない。彼女は胃袋の中でドロドロに溶けたケーキと練乳のずっしりとした重みを感じながら、恐怖を押し殺し、無理やり前傾姿勢をとって空中へと重たい身を投げ出した。
空中で身体を極小に丸める「抱え込み」の姿勢。これまでの失敗から、彼女は手で膝を引き寄せるのではなく、腹筋を使って腰から身体を「くの字」に思い切り折り曲げる作戦に出た。腰を支点にして、上体を一気に前へ倒そうと腹に力を込める。
しかし、彼女の身体は、もはや「曲がる」ことすら許容しない分厚い肉の要塞と化していた。
「ぐ、っ……ああっ! 曲がら、ないっ……!?」
上体を前に倒そうとした瞬間、お腹に蓄えられた数十キロに及ぶ分厚い皮下脂肪の壁が強烈なつっかえ棒となったのだ。ボールのようにパンパンに張り詰めた巨大な腹の肉と、垂れ下がったMカップの巨大な胸の肉塊が真っ向から激突し、むにゅぅぅぅんっ!と鈍く猥褻な音を立てて互いを激しく潰し合う。どれだけ力を込めても、胸と腹の間に挟まった極厚の脂肪が強力なクッションとなり、腰を曲げることすら物理的に不可能になっていたのだ。身体を折りたたむどころか、強力に反発した肉の圧力によって姿勢は逆に真っ直ぐに伸ばされ、手足をバタつかせる巨大な肉の風船となってしまった。
丸まることを完全に拒絶された美羽の巨体は、空中でなす術もなく、うつ伏せの姿勢のまま水面へと落下していった。
ドッッッッバーーーン!!!
まるで軽自動車が水面に激突したかのような、凄まじい轟音と爆発的な水柱が上がった。巨大な腹から直接水面に叩きつけられる、最悪の「腹打ち」である。水しぶきを抑えるどころか、プールの水を半分ほど外へ掻き出してしまうほどの暴力的なスプラッシュが周囲に降り注ぎ、コーチたちは頭からずぶ濡れになった。
強烈な全身への衝撃と痛みに悶え、口からプールの水を吐き出しながら這い上がった美羽は、さらなる絶望的な現実を突きつけられることになった。練習を終えてロッカールームのシャワーブースへと向かった時のことだ。アスリート用に設計された標準的なサイズのシャワーブースに足を踏み入れようとした瞬間、彼女の規格外に肥大化した巨大なお尻と、横にまで張り出した腰の浮き輪肉が入り口の枠に完全につっかえてしまったのだ。
「え……嘘、入らない……っ。ちょっと、なんで……っ」
無理やり身体をねじ込もうと息を止めて力を入れると、ガラスの壁面に美羽の豊満すぎるお尻と太ももの肉がむにゅぅっと押し付けられ、完全に挟まって身動きが取れなくなってしまった。前にも後ろにも進めず、冷たいガラスに分厚い脂肪がべったりと張り付き、醜くひしゃげている。顔を真っ赤にして涙目になった彼女は、パニックになりながら近くにあった備え付けのボディソープを手に取り、自分の腰や太もも、そしてせり出した巨大な腹の周りにボトルの半分以上をたっぷりと塗りたくった。泡立てたソープでヌルヌルと肉を滑らせ、壁面に張り付いた脂肪を両手で無理やり押し潰しながら、数十分がかりでようやくブースから抜け出すという、筆舌に尽くしがたい屈辱を味わった。自らの身体が、もはや日常生活の標準的な設備すら受け付けないほどの異常な肥満体になっていることを、冷たく滑るガラスの感触とともに思い知らされたのだ。
その日の帰り、美羽はもはや近所のメンズ服の店舗にすら頼ることができず、電車を乗り継いで海外のプラスサイズ女性向けの専門店「インポート・ビッグサイズストア」へと足を運んでいた。メンズの大きなサイズでは、男性には存在しないMカップの超乳と、安産型に異常発達した巨大なヒップラインが全く収まらなくなってしまったからだ。
「あの……一番ゆったりしてて、お腹周りとお尻が絶対に入るお洋服を探してるんですが……」
「お客様のふくよかな体型でしたら、こちらの海外規格の8Lサイズのワンピースなどがいかがでしょうか」
店員から手渡されたのは、もはや衣服というよりキャンプ用の巨大なテントやタープのようなどこまでも広がる布地だった。試着室でその8Lのワンピースに身を包むと、柔らかく伸縮性のある生地が、美羽の巨大な肉の起伏に合わせて生々しく張り付いた。Mカップの胸の形がくっきりと浮き出た下から、突き出た太鼓腹のシルエットが臨月のマタニティウェアのように丸くせり出し、その圧倒的な肉の重みで裾が前だけ不格好に持ち上がっている。
買い物を終え、特大の紙袋を提げて夜の街を歩く美羽。一歩ごとに、8Lのワンピースの中で数十キロの余分な脂肪がドプン、ドプンと激しく揺れ動き、内ももの肉がべちゃりべちゃりと卑猥に擦れ合う。高所への恐怖から逃げるために口にし続けた甘い毒は、かつての美しいアスリートの肉体を完全に溶かし尽くし、ただひたすらに重く、甘く、だらしない脂肪の塊へと変貌させていた。
身長:160.0cm / 体重:118.5kg(前月比 +16.2kg)
BMI:46.3(超高度肥満・生命の危機)
B:138 (Mカップ) / W:125 / H:142
高所への恐怖を糖分で塗り潰すという狂気の代償は、ついに美羽の肉体をトップアスリートから、ただ際限なく膨張し続ける歩く巨大な肉の要塞へと変貌させていた。
泣いても笑っても最後となる、運命の最終記録会。息苦しいほどの塩素の匂いが立ち込めるプールサイドのふもとで、彼女は両腕でファミリーサイズの特大バケツアイスを抱え込んでいた。常温に置かれてドロドロに溶けたバニラとチョコレートの甘い汁を、美羽は巨大なスプーンですくい、息を荒らげながらズルズルと音を立てて啜り飲んでいる。傍らには、すでに食べ終えた十数個のシュガードーナツの空き箱が散乱していた。もはや咀嚼することすらもどかしく、濃厚な糖分と脂質の液体を直接胃袋へと流し込むことで、高所への極限の恐怖を分厚い脂肪の奥底へと無理やり沈め込もうとしているのだ。
顔中をアイスでベタベタにした美羽の身体は、誰の目から見ても異常なまでの超肥満体、いや、もはや芸術的なまでの巨大な肉壺であった。かつてシックスパックの腹筋が美しかった面影は微塵もなく、みぞおちから股間にかけて、超巨大なバランスボールを埋め込んだかのような分厚く重たい肉の球体が、ド迫力でせり出している。その極限まで膨張した太鼓腹は自重に完全に負け、だらしない三段腹の層を形成しながら、太ももの付け根をすっぽりと覆い隠すほど垂れ下がっていた。さらに、Oカップという規格外のサイズにまで増殖した二つの乳房は、特注で無理やり作らせた8XLサイズの競技用水着のカップにすら全く収まっていない。限界まで薄く引き伸ばされた生地の横からはち切れんばかりの柔らかい脂肪がボロンとこぼれ出し、突き出た巨大な腹の肉の棚の上にドサリと乗っかって、浅い呼吸をするたびにズンッ、ズンッと重苦しく上下している。
「おい、今日は最終の記録会だぞ。そんな巨大なバケツアイスを抱え込んでどうする気だ。ドーナツもどれだけ食ったんだ」
「……糖分が足りないと、足が前に出ないんです。ドロドロに溶けたアイスじゃないと、すぐに胃袋に流し込めないから、これが一番効率がいいんです」
「もうお前の胃袋はどうなっているんだ。その水着、海外製の特注8XLだと聞いたが、それでも全身の肉が溢れ出して、生地から乳輪もへそも完全に透けてるじゃないか」
「仕方ないじゃないですか! 胸もすっごく大きくなっちゃったし、お腹のお肉も下にどんどん垂れてきちゃって、どれだけ大きいサイズでも前を覆う生地が足りないんですから……っ」
「仕方ないで済むか。歩くたびに分厚い腹の肉が揺れて、自分の太ももや膝にバチバチぶつかってるじゃないか。それに、なんだその丸太みたいな太ももは。股擦れで真っ赤じゃないか」
「擦れて痛いから、ベビーパウダーを箱ごと股の間に振りかけてるんです! ワセリンとパウダーの二重コーティングで摩擦はゼロに抑えてます!」
「そういう問題じゃないんだよ。さっき、プールから上がるためのステンレス製のハシゴを登ろうとして、体重で金属のステップをひん曲げていただろ」
「あ、あれは元々プールのネジが緩んでたんです! 経年劣化です! 私の重さのせいじゃありません!」
「嘘をつけ。お前のその130キロに迫ろうという体重に、プールの設備の強度が全く追いついてないんだよ。飛び込み台の板だって、お前が乗ったら真っ二つに折れるかもしれないぞ」
「絶対に折れません! 私の華麗なジャンプで、しなやかに板の反発力を生かしてみせます!」
「ジャンプだと? 今のお前はしゃがむことすらできない、ただの巨大な柔らかい肉だるまじゃないか。自分の腹の肉が邪魔で、自分のつま先どころか前すら見えてないだろ」
「見えてます! Oカップの胸の谷間と、お腹の脂肪の隙間から、ちゃんと水面を睨みつけてますから!」
「もういい、これが泣いても笑っても最後の記録会だ。お前のそのはち切れそうな体で、まともな抱え込みができるのか見せてもらおうじゃないか」
「絶対に見返してやります! 巨大な水しぶきなんて上げずに、針のように美しく、誰よりも静かに入水してみせますから!」
「言ったな。自重で空中で肉が弾け飛ばないように祈っておくよ」
「見ててください! 私のこの脂肪のすべてを、芸術的な回転のエネルギーに変えてみせます!」
「……無理だとは思うが、足元には気をつけろよ。10メートル台への階段の幅より、お前の横幅の方が明らかに広いんだからな」
「失礼な! 身体を斜めにすればスルスルっと登れます!」
「スルスルだと? 脂肪が手すりに挟まって抜けなくなるのがオチだ。まあいい、行ってこい」
「はい! 最高の演技をして、絶対にコーチをギャフンと言わせてやりますから!」
強がって立ち上がり、空になったバケツアイスを放り投げた美羽だが、その最初の一歩を踏み出した瞬間、彼女は自らの暴力的なまでの巨大化が設備に及ぼす影響を、決定的な絶望とともに思い知らされることになった。
10メートル台へ続く細い鉄の階段を登り始めたのだが、彼女の異常に発達した巨大な骨盤周りの脂肪と、横に大きく張り出した浮き輪のような分厚い横腹の肉が、階段の両側にある金属製の手すりに完全につっかえてしまったのだ。
「うっ、ぐぅっ……! な、なんで……っ」
身体を斜めにしても、前にも後ろにもせり出した分厚い脂肪の塊が手すりの間にみっちりと挟まり、ギチギチと嫌な音を立てて全く進めなくなってしまった。美羽は顔を真っ赤にして滝のような脂汗を流しながら、両手で自分の横腹の肉をムギュゥッと強く押し潰し、無理やり肉の形を変形させながら、一段一段、すりおろされるようにして階段を登らざるを得なかった。冷たい金属の手すりに強く擦り付けられた太ももやお尻の肉が、むにゅり、むちぃっ、ぶるるんっ!と卑猥な音を立てて波打ち、水着の生地がギリギリと悲鳴を上げる。途中で肉が完全に挟まって抜けなくなる恐怖と戦いながら、彼女は息も絶え絶えに、数十分もの時間をかけてようやく飛び込み台の頂上へと辿り着いた。
台の先端に立った瞬間、足元の特殊な樹脂でできた飛び込み板が、彼女の130キロを超える異常な質量に耐えきれず、メキメキメキッ!と凄まじい破断音を立てて、水面に向かって極端に深く沈み込んだ。かつて彼女を苦しめた高所への恐怖すら、自身の身体を覆う鈍く分厚い数十キロの脂肪の層にすっかり覆い隠されている。美羽は胃の中でチャプチャプと揺れる溶けたバケツアイスとドーナツの猛烈な重みを感じながら、最後の力を振り絞って、空中に向けて巨大な肉体を放り出した。
空中で身体を極小に丸める「抱え込み」の姿勢。彼女は過去の失敗のすべてを糧にし、全身の力を限界まで込めて、両腕で膝を胸に引き寄せようとした。
しかし、結果はあまりにも残酷で、圧倒的だった。
「う、ぐ、ああぁぁぁっ……!?」
空中で身体を丸めようとした瞬間、彼女の身体はもはや「関節を曲げる」という人間の基本的な動作すら不可能な、ただの巨大な肉の塊と化している事実を突きつけられた。限界まで膨張した太鼓腹は、岩のように硬く張り詰めた数十キロの脂肪の壁となり、Oカップの豊満すぎる乳房は、重力に逆らって腹の肉と真っ向から衝突した。
むにゅぅぅぅんっ!! ぼふんっ!!!
強烈な反発音とともに、腹の肉と胸の肉が激しく潰し合い、強力極まりないクッションとなって手足の動きを完全に封じ込めた。腕を伸ばして膝を掴もうにも、あまりにも肉が分厚く、横幅が広がりすぎているため、手足が極端に短く届かないのだ。身体を折りたたむなど夢のまた夢。ただの巨大でエロティックな肉の風船と化した美羽は、空中で手足をジタバタと無様にバタつかせることしかできなかった。
回転軸など最初から存在しない。水しぶきを上げない繊細な技術は、彼女自身の圧倒的な自重と暴力的な脂肪の前に完全にへし折られた。美羽の130キロ超の巨体は、空中で全く丸まれないまま、巨大な腹の肉を下にして水面へと真っ逆さまに落下していった。
ドッッッッッッッカァァァァァァァァン!!!!!
それはもはや入水音ではなく、爆撃の音だった。プールの水面が弾け飛び、天井の照明にまで届くほどの巨大な水柱が立ち上がった。飛び込みプールに蓄えられていた大量の水が、津波のような暴力的なスプラッシュとなって周囲に襲いかかり、プールサイドにいた審査員も他の選手も、そして口を開けて呆然としていたコーチも、頭からバケツの水を被ったようにずぶ濡れになった。
強烈な全身への衝撃に悶え、波打つプールの中で巨大な胸とお腹の肉を浮き袋のようにしてプカプカと浮かび上がった美羽。彼女の特注8XL水着は、落下の衝撃と水圧で完全に引き裂かれ、もはやただの布の切れ端となって巨大な肉体にへばりついているだけだった。その瞬間、美羽の飛び込み競技者としての人生は、完全に、そして劇的に幕を下ろした。
記録会が終わり、アスリートとしてのすべてを失った美羽であったが、その顔に悲壮感はなかった。むしろ、高所に登らなければならないという根源的な恐怖から永遠に解放された安堵感が、彼女の表情を穏やかにしていた。
競技を引退した数週間後。彼女は新しい服を買い替えるため、もはやアパレルショップでも、海外製のビッグサイズ専門店でもなく、日暮里の布地問屋街へと足を運んでいた。海外の8Lサイズの服すら、成長を続ける彼女の巨体を包み込むことができなくなり、ついに「既製服を着る」という概念自体を完全に諦めたのだ。
「あの……この一番丈夫で、横にも縦にもすごく伸びるストレッチ素材のカーテン用の生地を、10メートルほどいただきたいんですけど。あと、これを頭を通す穴だけ開けて、巨大なポンチョみたいに縫製してくれる業者さんってご存知ですか?」
問屋の店主に驚かれながらも渡された名刺を頼りに、彼女は仕立て屋で特注の巨大な布のテントのような服を作らせた。すっぽりと頭から被るだけのその衣服は、彼女の超巨大なOカップの胸と、膝の近くまで垂れ下がりそうな分厚い太鼓腹をかろうじて覆い隠していた。ウエストを絞るという概念はそこにはなく、ただ巨大な肉の起伏に合わせて布が波打つだけの、歩くテントである。
帰り道、美羽の巨大な手には、特大サイズのクレープが3つ同時に握られていた。ホイップクリームとバナナ、ブラウニー、そしてチョコレートソースが限界まで詰め込まれたそれを、彼女は幸せそうな顔で大きな口を開けて頬張っている。歩くたびに、特注のテント服の中で数十キロの脂肪がドプン、ドプンと地鳴りのように揺れ、ズボンを履くことを諦めて素肌のままの丸太のような太ももの肉が、べちゃり、べちゃりと猥褻な音を立てて激しく擦れ合う。かつて空を舞った流線型の美しいアスリートの面影は、もはや世界のどこにも存在しない。そこには、自らの欲求と甘い誘惑に完全に身を委ね、果てしなく太り続けることを心から受け入れた、巨大で官能的な女の姿だけがあった。
身長:160.0cm / 体重:132.5kg(前月比 +14.0kg)
BMI:51.8(超高度肥満・生命の危機)
B:145 (Oカップ) / W:135 / H:155
競技を引退してから半年後。美羽の生活は、自らの肉体を際限なく甘やかし、果てしなく肥大化させることだけに費やされていた。
昼下がりの薄暗いリビング。床が抜けないように鉄板で補強された特注の極厚マットレスの上に、巨大な肉の山が鎮座していた。美羽は両足をだらしなく投げ出し、その足の間に挟み込むようにして、Lサイズのデリバリーピザを4箱、ファミリーサイズのフライドチキンバーレル、そして2リットルのコーラのペットボトルを無造作に並べている。
彼女は両手でピザを三枚重ねにすると、マヨネーズをボトルのまま直接大量に絞り出し、大きな口を開けて欲望のままに齧り付いた。咀嚼するたびに、顔の輪郭を完全に喪失し、首と一体化した分厚い二重アゴがタプン、タプンとだらしなく波打つ。コーラをラッパ飲みし、炭酸と脂質が混ざり合った甘い液体を胃袋に流し込むと、脳髄がとろけるような圧倒的な快感に包まれた。
もはや彼女の肉体は、人間の女性としての規格を完全に逸脱した、甘美で巨大な肉の要塞と化していた。かつて特注で作らせたテントのような服すら窮屈になり、今は巨大な布を首から被っているだけだ。その布地の下には、Qカップという未知の領域にまで増殖した超巨大な乳房が、凄まじい質量を持ってドサリと垂れ下がっている。乳輪は小皿のように広がり、自重に耐えきれずに常に外側を向いていた。そしてみぞおちから下腹部にかけては、巨大なバランスボールを二つ縦に並べたかのような、規格外の太鼓腹が前へ前へとド迫力でせり出している。その分厚い三段腹は、座っている状態だと完全に床に到達し、彼女自身の股間はおろか、太ももの半分以上を分厚い肉の布団として覆い隠してしまっていた。
ピザを食べ進めていた美羽は、ふと、コーラのペットボトルと新しいピザの箱の置き場所に困った。しかし、彼女はニチャァとだらしない笑みを浮かべると、自分のせり出した巨大な太鼓腹の頂上に、2リットルのペットボトルとピザの箱をドサリと乗せたのだ。
信じられないことに、極限までパンパンに張り詰めた彼女の巨大な腹の肉は、完璧な水平を保つ「肉のテーブル」として機能した。ピザの箱は全くグラつかず、ペットボトルすら微動だにしない。自分の腹の肉が、あまりにも巨大かつ平坦なテーブル代わりになってしまうという異常な事態。普通なら絶望するはずのその変化に、美羽は「あ、これとっても便利……」と恍惚とした吐息を漏らし、自らの腹を机にしてチキンを貪り食い続けた。
ガチャリ、と玄関の扉が開く音がした。美羽はもはや立ち上がって玄関の鍵を開けに行くことすら面倒になり、常に鍵を開けっぱなしにしていたのだ。リビングに入ってきたのは、かつての彼女のコーチだった。
「お前、連絡が取れないし、大家から『部屋のドアから出られなくなっているらしい』と聞いて様子を見に来たが……な、なんだその姿は……ッ!」
「あ、コーチ。お久しぶりです。んっ、むぐ……ちょっとだけ、また成長しちゃいました」
「ちょっとのレベルじゃないだろ! その腹、座ってると床にべったり着いてるじゃないか! しかも腹の上にピザを乗せて食ってるのか!?」
「でも、とっても便利なんですよ。ほら、こうやって箱を乗せれば、テーブル代わりになるんです。脂肪のクッションで安定感も抜群ですし」
「笑い事か! お前、歩くことすらまともにできないんじゃないのか?」
「そんなことありません。トイレやお風呂に行く時は、ちゃんと自分で歩いてますから」
「なら、今すぐ立ち上がって、少しでいいから運動してみろ。ただ歩くだけでいい」
「えー……今、食後のくつろぎタイムなんですけど」
「いいからやれ! そのままだと本当に命に関わるぞ! 動かないからそんなバケモノみたいに太るんだ!」
「もう、仕方ないですね……。ちょっと汗をかいちゃったので、ついでに服も着替えますね。新しいのを買ったばかりなんです」
美羽はそう言うと、首から被っていた布をよっこいしょと脱ぎ捨てた。コーチが思わず息を呑む。あらわになったのは、全身を覆い尽くす官能的で暴力的なまでの肉の海だった。Qカップの超乳がボロンッ!と音を立てるような勢いで解き放たれ、重力に従ってズンッと腹の肉にめり込む。全身の皮膚には赤い肉割れが走り、丸太のような太ももは股擦れで真っ赤に腫れ上がり、皮膚が重なり合う深い谷間にはテカテカと汗が光っている。美羽は恥じらう様子もなく、海外の特殊サイズ専門店から取り寄せたという「12XL」の巨大なワンピースを引きずり出し、頭から被ろうとした。
しかし、着替えの途中で彼女は動きを止めた。
「あ、あれ……? おかしいな。先週買った時はスッポリ入ったのに……」
頭と腕を通し、巨大な布の筒を下に降ろそうとしたのだが、MカップからQカップへとさらに巨大化した胸のつっかえと、横幅が広がりすぎた浮き輪肉に完全に布が引っかかり、お腹の途中でピッチピチに張り付いて下へ降りなくなってしまったのだ。無理やり引っ張ろうとすると、メリメリッと布の繊維が悲鳴を上げる。
「うそ、たった一週間で、12XLが着られなくなっちゃった……」
「……お前、自分の異常な成長スピードに気づいていなかったのか。もう、特注サイズですらお前の肉に追いついてないんだよ」
「仕方ないですね……。結局、この布を被るのが一番楽みたいです」
結局、破れかけたワンピースを脱ぎ捨て、元の布を首から被り直した美羽は、コーチに急かされるようにして「運動」を始めることにした。
「よっこい、しょぉぉぉ……っ!」
両手を床につき、巨大なケツを持ち上げようとするが、160キロに迫ろうかという規格外の自重が彼女の関節に容赦なくのしかかる。全身の脂肪がブルンッ! ブバインッ!と大波のように激しく揺れ、立ち上がるというたった一つの動作だけで、美羽は滝のような脂汗を流し、肩で激しく息をした。
「おい、立ち上がるだけでそんなに息を切らして……太ももの肉が完全に癒着して、隙間が1ミリもないじゃないか」
「大丈夫です……歩けますから。ほら、一歩、二歩……っ、はぁっ、はぁっ……」
「全身の肉がスライムみたいに揺れてるぞ。一歩歩くたびに部屋が地震みたいに揺れてる! もうやめろ、床が抜ける!」
「はあ、はあ……っ。コーチが歩けって言ったんじゃないですか……。じゃあ、屈伸運動くらいなら……」
美羽はその場で膝を曲げようとした。しかし、ふくらはぎと裏ももに蓄えられた極厚の脂肪が強烈なクッションとなり、膝を少し曲げただけで肉同士が完全にぶつかり合ってしまった。さらに、上体を沈めたことで、前にせり出した巨大な太鼓腹がドスンッ!と床に激突し、それ以上下にしゃがむことを物理的に不可能にしてしまったのだ。腹の肉が床につっかえて屈伸ができないという、あまりにも絶望的で滑稽な光景。
「……あはは。お腹のお肉が邪魔で、しゃがめなくなっちゃいました。やっぱり私には、もう運動は向いてないみたいです」
「……っ。お前、本当にそれでいいのか。かつてのあの美しい飛び込みは、もう……」
「コーチ。私、今が一番幸せなんです。高いところに登らなくていい。ただ、美味しいものを好きなだけ食べて、お肉がふわふわに大きくなっていくのを感じる。こんなに気持ちよくて、安心することってないんですよ」
そう言って、美羽は再びマットレスの上にドスゥン!と巨大な尻を下ろした。衝撃でQカップの胸がバインバインと乱暴に跳ね上がり、腹の肉が波打つ。彼女は再び自分の腹のテーブルにピザの箱を乗せると、幸せそうに頬を緩め、チーズたっぷりのピザを口へと運んだ。
かつて10メートルの高空から美しく水を切ったトップアスリートは、もうどこにもいない。恐怖から逃れるために甘い快楽に身を委ねた彼女は、自らのすべてを脂肪という分厚い鎧で包み込み、ただひたすらに食べて太り続けるだけの、淫靡で巨大な肉の女神として完成されたのだった。
身長:160.0cm / 体重:165.5kg(前月比 +33.0kg)
BMI:64.6(超高度肥満・生命の危機)
B:165 (Qカップ) / W:158 / H:175