リクエスト【36.0kg→115.5kg】毒の霧で太ったユミナとスウシィ (Pixiv Fanbox)
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リクエスト作品です
王都から少し馬車を走らせた先に広がる、なだらかな丘陵地帯。抜けるような青空には真っ白な入道雲が浮かび、吹き抜ける風が青々とした草花を優しく揺らしている。
そんな絵画のようにのどかな平原の道を、二人の女性が軽やかな足取りで歩いていた。
一人は、陽光を弾いてきらきらと輝く、透き通るような金糸の髪を持つ女性、ユミナ・エルネア・ベルファスト。
ベルファスト王国の王女として生まれ育った彼女は、気品に満ちた立ち振る舞いの中に、どこか親しみやすい柔らかさを内包している。右目が青、左目が緑という神秘的なオッドアイは彼女のトレードマークであり、その理知的な光を宿した瞳に見つめられれば、誰もが思わず見惚れてしまうだろう。
今日の彼女は、王都での買い物を楽しむための、少し動きやすい軽装だった。上質な生地で仕立てられた純白のブラウスは、彼女の華奢な肩のラインと、主張しすぎないながらも女性らしい柔らかな膨らみを持つ胸元を美しく包み込んでいる。キュッと引き締まった細いウエストから広がる青いスカートの下からは、無駄な肉が一切ない、すらりとした長い脚が伸びていた。歩くたびにふわりと揺れるスカートの裾が、彼女の均整の取れたスレンダーなプロポーションをより一層際立たせている。
もう一人は、太陽の光を反射して煌めく艶やかな銀髪を、愛らしいツインテールに結い上げた女性、スウシィ・エルネア・オルトリンデ。
オルトリンデ公爵家の令嬢である彼女は、ユミナの従妹にあたる。小柄で華奢な体つきでありながらも、その内側には活発で溌剌としたエネルギーが満ち溢れており、コロコロと変わる表情がひときわ目を引く。
彼女の装いもまた、活動的な彼女の性格を反映したものだった。フリルがあしらわれた可愛らしいデザインの衣服を身に纏っているが、その身体のラインはまだ成熟しきっていない少女のような細さを保っている。控えめな胸元、両手で包み込めそうなほど細い腰回り、そして軽やかに大地を蹴る細く引き締まった脚。どこから見ても小鳥のように可憐で、守ってあげたくなるようなシルエットの持ち主であった。
「ふふっ、今日は本当に良いお天気ですわね、スウ。たまにはこうして、護衛をつけずに二人きりでのんびり歩くのも悪くありませんわ」
「うむ! 王都の店もあらかた見て回れたし、良い気分転換になったのじゃ。冬夜殿へのお土産も買えたし、完璧な一日じゃな!」
二人はそんな他愛のない会話を交わし、銀の鈴を転がすような笑い声を響かせながら、ピクニック気分で帰路についていた。
しかし、そんな穏やかな平和は、突然の闖入者たちによって無残にも打ち砕かれることとなる。
ガサガサッ、と前方の茂みが大きく揺れたかと思うと、そこから薄汚れた身なりの男たちが次々と姿を現した。
手には刃こぼれした剣や錆びた斧を握りしめ、獲物を狙う野犬のような飢えた瞳をギラギラと光らせている。その数は十数人。この街道付近を縄張りにしている、質の悪い盗賊団であった。
「へへへ……こいつは驚いた。こんな所に、上等な身なりのお姫様が二人だけで歩いてるたぁな」
「おまけに、とびっきりの上玉じゃねえか。金目の物を全部置いていけば、命だけは助けてやってもいいぜ? ……もっとも、その綺麗な身体で俺たちを楽しませてくれたらの話だがなァ!」
盗賊たちは下劣な笑みを浮かべ、舌なめずりをしながら二人を取り囲む。
彼らの視線は、ユミナの美しいオッドアイから細く引き締まった首筋、そしてなだらかな胸の起伏からスレンダーな脚へと、舐め回すように這い回っていた。スウシィに対しても同様で、その華奢で小柄な身体を、まるで極上の嗜好品でも見つけたかのようにいやらしく見つめている。
しかし、そんな絶望的な状況にあっても、ユミナとスウシィの表情に恐怖の色は微塵も浮かんでいなかった。
むしろ、せっかくの楽しい時間を邪魔されたことへの静かな怒りが、二人の瞳に冷たい光を宿させている。
「……身の程知らずな方たち。私たちがただの無力な女性だとでも思いましたの?」
「全くじゃ。せっかくの気分が台無しなのじゃ。……ユミナ、手加減は無用じゃな?」
「ええ、パパッと片付けてしまいましょう」
ユミナは涼やかな声でそう告げると、空間から愛用の弓を取り出した。素早い動作で弦を引き絞り、そこに風の魔術を付与する。
シュッ! と空気を切り裂く鋭い音と共に放たれた矢は、目にも留まらぬ速さで盗賊の足元に突き刺さり、そこから発生した強烈な突風が数人の男たちを空中へと大きく吹き飛ばした。
「な、なんだこいつら!? ただの小娘じゃねえぞ!」
「ひるむな! 数はこちらが圧倒的に上だ、囲んで――」
「遅いのじゃ!」
盗賊が号令をかけるより早く、スウシィが軽快なフットワークで懐へと潜り込む。小柄な身体からは想像もつかないほどの俊敏さで放たれた光の魔術が、強烈な閃光となって盗賊たちの目を眩ませる。
「ぐああっ、目がぁっ!?」
視界を奪われ、パニックに陥って剣をデタラメに振り回す盗賊たち。その隙を突いて、ユミナの正確無比な矢が次々と彼らの武器を弾き飛ばし、急所を外した痛烈な一撃を与えていく。スウシィもまた、魔力を纏わせた身体強化による打撃で、巨漢の盗賊の鳩尾に的確な一撃を叩き込み、次々と地面に沈めていった。
戦闘は、わずか数分で決着がついた。
先ほどまで下卑た笑いを浮かべていた盗賊たちは、全員が土埃にまみれて地面に這いつくばり、苦痛のうめき声を上げている。二人の息の合った見事な連携の前に、彼らは文字通り手も足も出なかったのだ。
「ふん、他愛もない奴らなのじゃ。口ほどにもないわ」
「ええ、本当に。服が汚れてしまわなくて良かったですわ」
スウシィが誇らしげに胸を張り、ユミナがふうと息を吐いて弓をしまう。
圧倒的な勝利。誰もがそう確信した、まさにその油断の隙だった。
「くそっ、このままじゃ……終わらねえぞ……っ!」
二人の背後、激痛で動けないと思われていた盗賊の一人が、血走った目で最後の悪あがきに出た。
彼は震える手で懐から、奇妙な文様が刻まれた赤紫色の玉を取り出し、ユミナとスウシィの足元の地面に向かって力任せに叩きつけたのだ。
パァンッ!!
という甲高い破裂音と共に、玉が砕け散る。
次の瞬間、中から圧縮されていた強烈な赤紫色の霧が、爆発的な勢いで噴き出した。
「なっ……!?」
「げほっ、ごほっ……! な、何ですの、この煙は……っ」
「けほっ、けほっ……むぅ、なんだか甘ったるくて、妙な匂いがするのじゃ……」
突如として周囲を包み込んだ毒々しい霧に、二人はたまらず咽せ返った。
ユミナはすぐさま風の魔術を展開し、竜巻のように霧を上空へと吹き飛ばした。瞬く間に視界はクリアになり、新鮮な空気が戻ってくる。
しかし、対応はわずかに遅かった。完全に霧を払いのけるまでの数秒間、二人はその怪しげな煙を肺の奥深くまでたっぷりと吸い込んでしまっていたのだ。
毒の玉を投げた盗賊は、すでに力尽きて完全に気を失っている。
周囲には再び、平原の静寂が戻ってきた。
だが、二人の細く美しい身体の内側では、すでに恐るべき細胞の変異が、静かに、そして確実に始まろうとしていた。
ユミナ・エルネア・ベルファスト
身長:155.0cm / 体重:45.0kg
BMI:18.7(普通体重・スレンダー)
B:78 (Bカップ) / W:58 / H:82
スウシィ・エルネア・オルトリンデ
身長:145.0cm / 体重:36.0kg
BMI:17.1(低体重・華奢)
B:68 (AAカップ) / W:54 / H:74
赤紫色の毒々しい霧が風に流され、平原に再び澄んだ空気が戻ってくる。
しかし、深く咳き込んだ二人の身体には、すでに恐るべき異変が、抗いようのない暴力的とも言える速度で始まっていた。
「げほっ……ごほっ……。何だか……急に身体の奥が、カァーッと熱くなってきませんでしたこと……?」
額にじわりと玉の汗を浮かべながら、ユミナが自身の胸元をパタパタと手で扇ぐ。心臓の鼓動が異様に早鐘を打ち、全身の血流が沸騰したかのような異常な熱気。それが、第一段階の始まりだった。
彼女の内側で、細胞が急速に変異し、莫大なエネルギーを蓄えた『脂肪』へと姿を変え始めているのだ。
「けほっ……奇遇じゃな、ユミナ。妾も下半身が火照るように熱くて……んんっ? な、なんじゃ、この感覚は……?」
スウシィが戸惑ったように自身の太ももをさする。先ほどまでふわりと風を孕んでいたはずのスカートの布地が、まるで皮膚に吸い付くようにピタリと張り付いていた。
ユミナもまた、自身の身体を包む上質なブラウスに強烈な違和感を覚える。キュッと引き締まっていたはずのほっそりとしたウエストが、内側から押し上げられるような圧迫感を生み出していた。皮膚の下で、無数の気泡が膨れ上がるように、むず痒くも熱を帯びた肉が厚みを増していく。
華奢だった二人の肉体は、この数秒の間にも僅かにふっくらと丸みを帯び、衣服の生地を内側からパンッと張り詰めさせていた。
「あ、あれ……? ブラウスの胸元が、急に苦しく……きゃあっ、スカートのウエストも、締め付けられて……っ!」
「ゆ、ユミナ! お主のお腹、服を押し上げて膨らんでおるぞ!? ……って、妾のお尻もドレスがパツンパツンになって……っ!」
驚愕の声が響き渡る中、肥満化は一気に加速し、第二段階へと突入する。
バリッ、ブチブチッ! という無残な音と共に、二人の着ていた上等な衣服の縫い目が限界を迎え、悲鳴を上げ始めた。
ユミナの身体は、腹部を中心に凄まじい勢いで脂肪を増殖させていた。平坦だったお腹の肉がみるみるうちに厚みを増し、ぽっこりとした愛らしい膨らみは瞬く間に重みを持った巨大な肉の球体へと変貌していく。
耐えきれなくなったスカートのホックが鋭い音を立てて弾け飛び、はち切れんばかりに膨張した真っ白な腹部が、みちみちと音を立てて露出した。
それに呼応するように、胸部の脂肪も爆発的に増量する。上品な膨らみだった双眸は、ブラジャーの許容量をとうの昔に超え、こぼれ落ちんばかりの圧倒的な質量となってブラウスのボタンを次々と弾き飛ばしていく。谷間というにはあまりにも深く、むっちりとした極上の肉塊が、どぷんっ、と重々しい音を立てて自己主張を始めた。
一方のスウシィは、下半身に異常なまでの脂肪が集中して蓄積されていた。
小鳥のように細かった太ももは、まるで丸太のように太く、そしてどこまでも柔らかく膨れ上がり、左右の豊かな肉が密着してむちむちと擦れ合う。何よりも臀部の肥大化は凄まじく、フリルのついたスカートを完全にめくり上げながら、後方へと巨大な洋梨のように張り出していった。下着のゴムはすでに悲鳴を上げ、食い込むことすら許されずに巨大な肉の波に飲み込まれていく。
「嘘、ですわよね……? お腹周りのお肉が、止まりませんわ……っ。ああっ、胸も……重くて、肩が千切れそうですっ」
「バリバリと嫌な音がしておる! 太ももがパンパンに膨れて、お尻の肉が……ひゃあっ、スカートが完全に破れたのじゃ!」
「ひあっ……! おへそが、お肉に埋もれて……っ。熱い、身体が熱くて、お肉がどんどん湧き出してきますわっ!」
「ユミナ、お主の胸、どうなっておるんじゃ!? 妾の頭より大きくなっておるぞ! ……ああっ、妾もお尻が重くて、立っていられんっ!」
パツンパツンに張り詰めた肌が、さらなる脂肪の波に飲まれていく第三段階。
脂肪の増殖はついに常軌を逸した領域へと足を踏み入れた。
ユミナのお腹は、もはや臨月の妊婦すら凌駕するほどの、前方に突き出した巨大なせり出しを見せていた。しかしそれは新しい命などではなく、純度百パーセントの、ぶ厚く柔らかい極上の脂肪の塊だ。皮膚は限界まで引き伸ばされ、白く透き通るような肌の下でたっぷりと揺れる重い肉の存在を主張している。
そして、その巨大な肉のクッションの上に、規格外に膨れ上がった豊満すぎるバストが、ドスッとだらしなく乗っかっているのだ。胸の重みを自らのせり出した巨大な腹で支えているという、常識外れの光景。
尻や脚にもたっぷりと肉はついているものの、それ以上に胸と腹の主張が暴力的すぎる、完全なリンゴ体形。しかし不思議なことに、その美しい顔立ちには一切の脂肪がついておらず、元の可憐で理知的な顔つきのままなのだ。それが逆に、首から下の巨大すぎる肉塊とのアンバランスさを際立たせ、異様なまでの官能を醸し出している。
スウシィは逆に、胸や腹もぽよぽよと柔らかく出ているものの、それらが可愛く見えるほど下半身が巨大化していた。
歩幅を広げることすら不可能な極太の太もも。膝同士がぶつかり合い、その間にある膨大な肉がむぎゅっとひしゃげている。そして、自身の視界の横にまで丸みが見えるほどの、超巨大なヒップ。顔立ちはほんの少しだけぽっちゃりと丸みを帯び、元々の愛らしさに柔らかい拍車をかけている。
上半身の肉付きをはるかに凌駕する圧倒的な下半身の質量は、見事なまでの巨大な洋梨体形を形成し、彼女をその場に縫い付けるかのような重しとなっていた。
「見ないで、スウ! 私のお腹、まるで樽みたいに……っ。胸も、下着が千切れて……ああっ、少し動くだけでお肉が揺れますわっ」
「人の心配をしておる余裕はないのじゃ……っ! 足が、太ももが擦れ合って一歩も動けん! お尻が重すぎて、立っているだけで後ろにひっくり返りそうじゃ……っ」
「ふぅ、ふぅ……っ。どうして私のお腹ばかり……。これじゃあ、自分のおへそも足元すら見えませんわ。それに、この無駄に大きくなった胸のせいで、息をするのも……っ」
「ユミナ……顔は綺麗なままなのに、首から下がとんでもない肉だるまじゃ……。いや、妾も自分のお尻の重さで、腰が砕けそうじゃが……っ」
「もう嫌ですわ……っ。少し呼吸をするだけで、お腹と胸のお肉が擦れ合って、むっちり、むっちりって……卑猥な音が……っ」
「妾なんて、太ももの間でお肉が潰れ合って、熱くて汗が止まらんのじゃ……。お尻のお肉が地面につきそうじゃ……っ」
そして、運命の第四段階。毒の霧の効力が限界点に達し、身体の内側から湧き上がるような熱がゆっくりと引いていく。
ついに彼女たちの肉体の膨張が停止した。
そこには、元がどれほど華奢で可憐だったか想像もつかないほど、豊満で巨大な肉体を揺らす二人の姿があった。
極限まで張り詰めた、透き通るような白い肌。少し身じろぎするたびに、どぷんっ、ばるんっ、と卑猥な水音を立てて波打つ超質量の脂肪。
ユミナの異常にせり出した腹部と、重力に負けて垂れ下がりそうになりながらもお腹の肉に支えられている暴力的なサイズの胸。
スウシィの重力に逆らえず垂れ下がりながらも、横へ横へと広がり続ける規格外の臀部。
二人は百貫デブレベルの、歩くことすら困難な超高度肥満体へと成り果てていた。
「はぁっ……はぁっ……。止まった、みたいですわね……。でも、身体が……鉛みたいに重いですわ……っ」
「ううっ……信じられん。妾の身体が、こんな……こんな醜い肉の塊になってしまうなんて……っ」
「スウのお尻、私の背丈よりも横幅がありますわよ……。どうしましょう、こんな醜い豚のような姿、冬夜さんに見せられませんわ……っ!」
「ううっ……動くたびにお尻と太もものお肉がぶるんぶるん揺れて、恥ずかしいのじゃ……。でも、このままここに居るわけにもいかんじゃろ……?」
「はぁっ、はぁっ……そうですわね。お腹のお肉が重くて、ただ立っているだけで息をするのも苦しいですが……お互い支え合って、戻りましょう……っ」
「よいしょっ……ああっ、お尻の肉が重すぎて、一歩踏み出すだけで太ももがむっちり擦れるのじゃ……っ。汗でベタベタして、気持ち悪いぞ……っ」
「私の肩に捕まってくださいな。……ああもう、歩くたびに胸とお腹のお肉がぶつかり合って、重くて重くて……っ!」
互いの豊満すぎる肉体――汗ばんだ極上の脂肪の塊を押し付け合いながら、二人はなんとか一歩を踏み出す。
どすっ、どすっ、と大地を揺らすような重々しい足音を立てながら、膨大な肉を波打たせて歩むその姿は、あまりにも官能的であり、同時に絶望的な重さに満ちていた。
一歩進むごとに、ユミナの巨大な乳房が腹部の肉の上で弾み、ばるんっ、どぷんっ、と鼓動のような音を鳴らす。スウシィはすり足でしか進めず、巨大な洋梨のような尻が歩調に合わせて右へ左へと大きく波打ち、太ももの内側がべっとりと汗をかきながら擦れ合っていた。
ユミナ・エルネア・ベルファスト
身長:155.0cm / 体重:115.5kg(前月比 +70.5kg)
BMI:48.1(超高度肥満・生命の危機)
B:135 (Kカップ) / W:125 / H:105
スウシィ・エルネア・オルトリンデ
身長:145.0cm / 体重:112.5kg(前月比 +76.5kg)
BMI:53.5(超高度肥満・生命の危機)
B:95 (Fカップ) / W:100 / H:145
平原から王都へと続く一本道。普段であれば軽やかな足取りで、他愛のないおしゃべりをしながら通り過ぎるだけのその道程が、今の二人にとっては果てしなく続く地獄の行軍となっていた。
夏の陽射しが、容赦なく二人の巨大な肉体を照りつける。
一歩を踏み出すごとに、どすっ、どすっ、と大地が悲鳴を上げるような重い足音が響き渡った。元々はスレンダーで華奢だった二人の身体は、今や見る影もなく膨れ上がり、それぞれ百キロを優に超える超高度肥満体へと成り果てている。
「はぁっ……はぁっ……。まだ、街の入り口は見えませんの……っ?」
「ふぅ……ふぅ……っ。もう少し、もう少しのはずじゃ……。がんばるのじゃ、ユミナ……っ」
「もう、一歩も歩けませんわ……。お腹の重さで、腰が砕けそうですわ……っ」
「弱音を吐くなと言いたいところじゃが……妾も限界じゃ。太もものお肉が擦れて、熱くて痛いのじゃ……っ」
「スウのそのお尻、本当に信じられない大きさですわよ……。少し動くだけで、左右に大きく揺れて……後ろから見ると、まるで巨大な肉の壁ですわ……っ」
「人のことを言えるのか? ユミナの胸なんて、お腹のお肉に完全に乗っかっておるではないか。一歩歩くたびに大きく跳ねて、卑猥な音を立てておるぞ」
「見ないでくださいな! 私だって、こんな風に胸とお腹が擦れ合うなんて……恥ずかしくて死にそうですわ……っ」
「仕方ないじゃろ。お互い、この醜い肉だるまのような姿を見せ合うしかないんじゃから。……それにしても、暑いのじゃ」
「ええ、汗が止まりませんわ。服も破けてしまって、ほとんど裸と変わりませんのに……っ」
「お肉が厚すぎて、熱が逃げないんじゃな。太ももの間なんて、汗でベタベタじゃ……っ。歩くたびに、むちちっ、むちちっ、て嫌な音がするのじゃ……」
「足元が全く見えませんわ……。この巨大な樽のようなお腹が邪魔で……どこを歩いているのかもわかりませんの……っ」
「妾は足元は見えるが、下半身が重すぎて前に出せん。こうしてすり足で這うようにしか進めんのじゃ……っ」
「ああ、また胸がお腹で弾んで……ばるんっ、て……っ。恥ずかしい……こんな音、絶対に誰にも聞かれたくありませんわ……っ」
「妾のお尻も、ぶるんぶるん揺れておる……。もし誰かに見られたら、王女と公爵令嬢だと気づかれるじゃろうか……」
「顔だけは変わっていないのが、逆に残酷ですわ。こんな醜い肉の塊に、見慣れた顔が乗っているなんて……どんな罰ゲームですの……っ」
「確かに、首から下は完全な別の生き物じゃな……。冬夜殿に見られたら、幻滅されるじゃろうか……」
「考えたくもありませんわ! だから早く、誰にも見られないうちに屋敷に戻って、冬夜さんの魔法で治していただかないと!」
「そうじゃな……よいしょっ、と。ああ、また太ももがむちむちと……お肉が波打って、重いのじゃ……っ」
「私も……どすっ。ああ、息苦しい……っ。自分の脂肪で、押し潰されてしまいそうですわ……っ」
二人の歩みは遅々として進まない。
ユミナは極端なリンゴ体形となっていた。前方に凄まじい質量を持ってせり出した巨大な腹部は、限界まで薄く引き伸ばされた白い肌の下で、たっぷりと極上の脂肪を蓄えている。そして、その巨大な脂肪のクッションの上には、衣服の許容量をとうの昔に超えて弾け出た、暴力的なサイズのKカップの乳房がドスッとだらしなく鎮座していた。
歩みを進めるたびに、巨大な胸がせり出した腹の肉の上に打ち付けられ、ばるんっ、どぷんっ、と卑猥な水音を立てて波打つ。汗ばんだ肌と肌が密着し、擦れるたびに「きゅっ、むちっ」という粘り気のある音が鳴り響き、その感触と熱がユミナの羞恥心をひたすらに煽り立てていた。
一方のスウシィは、上半身こそぽよぽよと柔らかい肉付きであるものの、下半身に絶望的なまでの脂肪を蓄えた巨大な洋梨体形となっていた。
特に臀部の発達は常軌を逸しており、彼女の背丈と同じくらい横に張り出した超巨大なヒップが、重力に負けて垂れ下がりそうになりながらも、歩くたびにぶるんっ、ぶるんっ、と大波のように左右に大きく揺れ動く。
丸太のように極太に膨れ上がった太ももは、一歩前に進むことすら困難にさせていた。足を出そうとするたびに、内股の分厚い脂肪同士がべっとりと密着し、むぎゅっ、むちちっ、と音を立てて激しく擦れ合う。股擦れの熱と痛みに耐えながら、ズルズルとすり足のようにして前進するしかないのだ。
破れかぶれになった衣服の隙間からは、白く極上の脂肪が無防備にはみ出し、太陽の光を浴びてテカテカと汗で光っている。
美しい顔立ちのまま首から下が巨大な肉塊となったユミナと、ほんのりぽっちゃりとした愛らしい顔つきのまま下半身が怪物級に肥大化したスウシィ。
二人は互いの豊満すぎる肉体を寄せ合い、汗で滑りそうになる互いの脂肪を必死に支え合いながら、押し潰されそうになるほどの脂肪の圧迫感に耐え、えっちらおっちらと亀のような歩みで王都を目指し続けた。
どれほどの時間が経っただろうか。
全身の脂肪が限界まで疲労し、息も絶え絶えになりながら、二つの巨大な肉塊は這うような足取りでようやく見慣れた屋敷の門をくぐった。
ちょうど庭先に出ていた冬夜が、ズシン、ズシンという異常な地響きのような足音に気づいて振り返り――文字通り、目玉が飛び出んばかりに驚愕の声を上げた。
「お、おいっ!? なんだその姿!? ユミナにスウシィ……なのか!?」
「と、冬夜さんっ……! ああっ、見ないで、こんな醜い姿、見ないでくださいな……っ!」
「冬夜殿ぉ……っ! た、助けてほしいのじゃ……っ。毒の煙を吸ったら、身体が勝手にどんどん膨らんでしまって……っ」
顔を真っ赤にして、巨大な胸と腹を抱え込むようにしてしゃがみ込もうとするユミナだが、つっかえる腹の肉のせいで身を屈めることすらできない。スウシィもまた、巨大すぎる尻のせいで座ることもできず、ただ涙目で自身の太ももの肉を揺らしながら冬夜にすがりつくしかなかった。
事情を聞くより先に、異常事態を即座に察知した冬夜は、慌てて二人の元へと駆け寄る。
「わ、わかった! とにかくすぐに治すから! 無属性魔法『リカバリー』!」
冬夜が手をかざすと、優しく温かな光が二人の巨大な肉体を包み込んだ。
次の瞬間、彼女たちをこれほどまでに苦しめ、重力に縛り付けていた超質量の脂肪が、まるで最初から存在しなかったかのように光の粒子となって霧散していく。
はち切れんばかりに膨張していたユミナの腹はみるみるうちに平坦になり、重力に負けそうだった胸も元の可愛らしいサイズへと収縮していく。スウシィの視界を覆うほどだった巨大なヒップも、丸太のようだった太ももも、瞬く間に元の華奢なラインを取り戻していった。
光が収まると、そこには元のスレンダーで美しいプロポーションを取り戻した、見慣れた二人の姿があった。破れた服も魔法の効果で元通りになっている。
「あ、ああ……っ! 元に、戻りましたわ……っ! お腹が、胸が、軽いですわ……っ!」
「おおっ……! 太ももが擦れない! お尻が軽いぞ! 普通に歩けるのじゃ!」
歓喜の声を上げ、自身の細く引き締まった身体をあちこち触って確かめる二人。
ユミナはホッと安堵の息を吐くと、冬夜の胸に飛び込んで涙目になりながらすがりついた。
「本当に、助かりましたわ、冬夜さん……! 少し歩くだけでお肉が揺れて、息苦しくて……あんな風に太るのなんて、もう一生コリゴリですわ……っ!」
心底からの恐怖と安堵で涙ぐむユミナの頭を、冬夜は苦笑しながら優しく撫でた。あの重く、身動きの取れない肉だるまの感覚は、彼女にとって二度と味わいたくない悪夢だった。
しかし、その傍らで。
スウシィは自身のすっかりペタンコに戻ったお腹と、両手で包み込めるほど小さくなったお尻を、どこか名残惜しそうに、むにむにと撫でていた。
「……むぅ。確かに動くのは地獄のように大変じゃったし、股擦れも痛かったが……」
スウシィの脳裏に、あの自分のものとは思えないほど分厚く、ふかふかで、どこまでも柔らかかった極上の脂肪の感触が蘇る。
「あの、ぽよぽよした柔らかいお肉の感触……太るのも、案外悪くない体験じゃったかもしれんのじゃ……」
懲りずにそんな呟きを漏らしたスウシィを見て、ユミナが信じられないという顔で「何を言っていますの!?」と甲高い非難の声を上げたのは、言うまでもない。
ユミナ・エルネア・ベルファスト
身長:155.0cm / 体重:115.5kg(前月比 +70.5kg)
BMI:48.1(超高度肥満・生命の危機)
B:135 (Kカップ) / W:125 / H:105
スウシィ・エルネア・オルトリンデ
身長:145.0cm / 体重:112.5kg(前月比 +76.5kg)
BMI:53.5(超高度肥満・生命の危機)
B:95 (Fカップ) / W:100 / H:145
王都の裏通りを這うようにして進み、周囲の目を必死に避けながら、二つの巨大な肉塊はついに見慣れた屋敷の門へと辿り着いた。
一歩進むごとに自身の絶望的な重量に押し潰されそうになりながらも、なんとか庭先までたどり着く。全身の極上の脂肪はすでに限界まで疲労しきっており、毛穴という毛穴から噴き出した汗が、限界まではち切れそうに薄く引き伸ばされた透き通るような白い肌をテカテカと卑猥に濡らしていた。
「はぁっ……はぁっ……。と、冬夜さん……っ」
「ふぅ……っ、ふぅ……っ。冬夜殿ぉ……っ」
屋敷の庭先で、偶然にもこちらに背を向けて作業をしていた冬夜の姿を見つけた瞬間、二人は張り詰めていた糸が切れたように限界を迎え、その場にどさりと崩れ落ちた。
ズシーーーンッ!! という、およそ人間の発するものとは思えない、まるで小型の隕石でも落ちたかのような凄まじい地響きが庭全体を激しく揺らす。
仰向けに倒れ込んだユミナの身体は、完全に自らの脂肪と重力に支配されていた。前方へと異常なまでの質量を持ってせり出していた巨大な腹部は、地面に寝転がったことで行き場を失い、横へ横へとだらしなく流れ、まるで巨大な水風船のようにぶるんっ、ぶわんっ、と大きく波打つ。そして、その巨大な腹の肉の上にドスッと乗っかっていた暴力的なサイズの乳房も、支えを失って脇へと雪崩れ込み、自重でむぎゅっとひしゃげて途方もなく深く卑猥な谷間を晒し出していた。もはや自力で起き上がることすら不可能な、完全な肉だるまである。
一方のスウシィは、その超巨大なヒップのせいで仰向けにすらなれず、横向きにゴロリと転がった。自身の背丈よりも大きく横に張り出していた絶望的なまでの洋梨体形の下半身が、地面に押し付けられてさらに面積をだらしなく広げる。丸太のように極太の太ももと、視界を覆い尽くすほどの巨大な尻の肉が、どぷんっ、という重々しい水音を立てて大きく震え、彼女をその場に縫い付ける巨大な肉の重しとなっていた。パンパンに膨れ上がったふくらはぎから太ももにかけて、べっとりと汗ばんだ肉同士がむっちりと吸い付いている。
「うおっ!? な、なんだ今の音……って、ええっ!?」
振り返った冬夜は、庭に転がっている規格外の超高度肥満体となった二人を見て、文字通り目玉が飛び出んばかりに驚愕し、数歩後ずさった。
「き、巨大な肉の塊が二つ……って、嘘だろ!? その顔、ユミナ!? それにスウシィなのか!?」
無理もない。顔立ちこそ美しいまま、そして愛らしいままであるものの、首から下は完全に別の生き物、いや、歩く肉の城と化しているのだ。破れかぶれになった衣服の隙間からは、白く柔らかい極上の脂肪がこれでもかと溢れ出し、荒い呼吸をするだけで、ばるんっ、ぶるんっ、と全身の肉が自らの重さに耐えかねて卑猥に揺れ動いていた。
「と、冬夜さんっ……! ああっ、見ないで、こんな醜い豚のような姿、絶対に見ないでくださいな……っ!」
ユミナは顔を真っ赤に染め上げ、両手で顔と巨大な身体を覆い隠そうとするが、丸太のように太くなった二の腕にまでたっぷりついた脂肪が邪魔をして、上手く腕が動かない。それに、隠したところでこの巨大すぎる腹と、Kカップまで膨張しきった胸の圧倒的な存在感はどうしようもなかった。ただただ、己の異常なまでの肉付きを愛する人に晒し続けるしかない羞恥に、ポロポロと大粒の涙をこぼす。
「冬夜殿ぉ……っ! た、助けてほしいのじゃ……っ。悪い奴らの毒の煙を吸ったら、身体が勝手にどんどん膨らんでしまって……重くて、もう指一本動かすこともできんのじゃ……っ」
スウシィもまた、自身の巨大な尻と太ももの肉の海に沈み込み、完全に身動きが取れないまま、涙目で冬夜にすがりついた。少し身じろぎするだけで、むちちっ、むぎゅっ、と分厚い脂肪同士が擦れ合い、周囲に情けない水音を響かせてしまう。
「ど、毒の煙!? とにかく事情は後だ、すぐに治すから! 無属性魔法『リカバリー』!」
事態の異常性と緊急性を即座に察知した冬夜は、慌てて二人の巨大な肉体に手をかざし、状態異常を回復する魔法を発動させた。
カァァァッ、と優しく温かな光が、庭を占拠する二人の超質量の身体を包み込む。
次の瞬間、彼女たちをこれほどまでに苦しめ、重力に縛り付けていた百貫デブレベルの膨大な脂肪が、魔法の力によって光の粒子へと変換され始めた。
「あ、あっ……お肉が、カァッと熱くなって……っ」
「おおっ……身体が、ふっと軽くなっていくのじゃ……っ」
それは、異常な速度で太っていく過程とは真逆の、しかし同じくらい強烈で奇妙な感覚だった。
限界まではち切れそうに引き伸ばされ、パツンパツンに張り詰めていたユミナの腹部の皮膚が、内側の凄まじい圧力を失ってスルスルと縮んでいく。巨大な樽のようだったお腹の肉が陽炎のように溶け去り、みるみるうちにぺたんことした元の引き締まった平坦なラインを取り戻す。それに合わせて、暴力的な質量を誇って腹に乗っかっていた胸の脂肪も、光に溶けるようにして元のつつましくも可愛らしいサイズへと収縮していった。
スウシィを地に縫い付けていた巨大な洋梨のようなヒップも、擦れ合って悲鳴を上げていた丸太のように太い太ももも、不要な肉が全て削ぎ落とされるようにして、瞬く間に元の華奢で小柄なシルエットへと戻っていく。
べっとりと汗をかいて擦れ合っていた内股の不快感も、自重で息をするのすら苦しかった腹と胸の絶望的な圧迫感も、嘘のように消え去った。
光が完全に収まると、そこには元のスレンダーで美しいプロポーションを取り戻した、見慣れた二人の姿があった。肉の膨張によって破け散っていた衣服も、魔法の効果で元通りに修復されている。
「あ、ああ……っ! 元に、戻りましたわ……っ! お腹が、胸が、こんなにも軽いですわ……っ!」
「おおっ……! 太ももが擦れない! お尻が軽いぞ! 普通に立ち上がれるのじゃ!」
歓喜の声を上げ、自身の細く引き締まった身体をあちこち触って確かめる二人。
ユミナはホッと心の底からの安堵の息を吐くと、たまらずふらふらと立ち上がり、冬夜の胸に勢いよく飛び込んで涙目になりながらすがりついた。
「本当に、本当に助かりましたわ、冬夜さん……! 少し歩くだけでお肉が激しく揺れて、重くて息苦しくて……あんな風に醜く太るのなんて、もう一生コリゴリですわ……っ! 本当に、自分の脂肪で押し潰されて死ぬかと思いましたのよ……っ」
心底からの恐怖と安堵で小刻みに震えるユミナの華奢な背中を、冬夜は「無事でよかった、災難だったな」と苦笑しながら優しく撫でた。あの重く、身動きすら取れない醜悪な肉だるまの感覚は、誇り高き王女である彼女にとって、二度と味わいたくない悪夢以外の何物でもなかったのだ。
しかし、その傍らで。
スウシィは自身のすっかりペタンコに戻ったお腹と、両手で容易に包み込めるほど小さく軽くなったお尻を、どこか名残惜しそうに、むにむにと両手で撫で回していた。
「……むぅ。確かに動くのは地獄のように大変じゃったし、股擦れも痛くて熱かったが……」
スウシィの脳裏に、あの自分のものとは思えないほど分厚く、ふかふかで、どこまでも柔らかかった極上の脂肪の感触が鮮明に蘇る。指を沈めればどこまでも深く沈み込んでいくような、あの暴力的なまでの肉のクッション。歩くたびに波打つ、自身の豊満すぎる果実のような下半身。
「あの、ぽよぽよしてむっちりとした柔らかいお肉の感触……太るのも、案外悪くない体験じゃったかもしれんのじゃ。もう一度くらいなら、あのお尻の重さとふかふか具合を味わってみても……」
懲りずにそんな呟きを漏らし、自身の細くなった太ももを名残惜しそうにつまむスウシィを見て。
ユミナが信じられないという顔で冬夜の胸からガバッと顔を上げ、「何を馬鹿なことを言っていますの!? あんな豚みたいな姿、二度とご免ですわ!」と甲高い非難の声を上げたのは、言うまでもない。
ユミナ・エルネア・ベルファスト
身長:155.0cm / 体重:115.5kg(前月比 +70.5kg)
BMI:48.1(超高度肥満・生命の危機)
B:135 (Kカップ) / W:125 / H:105
スウシィ・エルネア・オルトリンデ
身長:145.0cm / 体重:112.5kg(前月比 +76.5kg)
BMI:53.5(超高度肥満・生命の危機)
B:95 (Fカップ) / W:100 / H:145
あの悪夢のような出来事から数時間が経過し、王都にある屋敷には静かで穏やかな夜が訪れていた。
広々とした豪奢なダイニングルームには、いつもと変わらない温かな魔石の光が灯っている。磨き上げられた大きなオーク材のテーブルの上には、専属の料理人が腕を振るった豪勢な夕食が所狭しと並べられていた。
香ばしい肉汁の匂いを漂わせる厚切りのローストビーフ、艶やかなソースがかけられた鶏肉の香草焼き、色鮮やかな夏野菜のマリネ、湯気を立てる濃厚でクリーミーなポタージュスープ。そして食後のために用意された、たっぷりの生クリームと果実が乗ったホールケーキまで、見ているだけで胃袋を刺激する素晴らしい品々だ。
しかし、その食卓を囲む二人の少女の様子は、いつもとは全く、そして対照的に異なっていた。
「はぁ……。どうしても、食欲が湧きませんわ……」
ユミナは目の前に置かれた美味しそうな料理の数々に手をつけることもできず、青ざめた顔で小さくため息をついて銀のフォークを置いた。彼女のお皿に乗っているのは、ほんの少しの葉物野菜のサラダと、手を付けていないスープだけである。
特にあの濃厚なポタージュスープや、脂の乗った肉料理を見るだけで、彼女の脳裏には数時間前の――自身の美しかった身体が醜悪で巨大な肉の塊と化していた記憶が、未だに強烈なトラウマとしてフラッシュバックしてしまうのだ。
スレンダーな今の自分の、真っ平らな美しいお腹を服の上からそっと両手で撫でる。
今はこうして引き締まっているが、あの時は違った。限界まで薄く引き伸ばされた白い肌の下に、純度百パーセントの極上の脂肪がみちみちと詰まり、前方に凄まじい質量を持ってせり出していた巨大な腹部。自身の足元はおろか、視界の下半分を完全に覆い隠すほどの、あの絶望的なまでの巨大な肉の樽のような膨らみ。
そして、その巨大な脂肪のクッションの上に、衣服を無残に引き裂いてドスッとだらしなく乗っかっていた、暴力的なサイズのKカップの巨大乳房。一歩歩くたびに、尋常ではない重さを持った巨大な胸が、せり出した腹の肉の上に容赦なく打ち付けられ、ばるんっ、どぷんっ、と卑猥な水音を立てて波打っていたのだ。
汗ばんだ肌と肌が密着し、擦れるたびに「きゅっ、むちっ」という粘り気のある音が鳴り響き、自分の極上の脂肪に押し潰されそうになる絶望的な圧迫感と、身の毛もよだつような羞恥心。
思い出すだけで、ユミナの華奢な背筋にゾクゾクとした悪寒が走り、吐き気すら催してくる。
「ユミナ、本当にそれだけでいいのか? せっかく元の身体に戻ったんだし、少しは食べて体力をつけないと……倒れちゃうぞ?」
心配そうに眉をひそめて声をかける冬夜に対し、ユミナは力なく、しかし断固とした意思を持って首を横に振った。
「お気遣いありがとうございます、冬夜さん。でも……少しでもカロリーの高いものを口にしたら、またあの恐ろしいお肉の塊に戻ってしまうような気がして……。あんな風に、胸とお腹のお肉が擦れ合って自分の重さで息ができなくなるような感覚、もう二度と味わいたくありませんの……っ」
顔を真っ青にさせ、自分の華奢な身体を抱きしめるようにして小刻みに震えるユミナ。
そんなトラウマに苛まれる彼女とは対照的に、テーブルの向かい側では、信じられないような光景が繰り広げられていた。
「むぐむぐ……んっ! 今日のローストビーフは格別じゃな! ソースが絶品じゃ! おかわりをもらうのじゃ!」
「ス、スウシィ……お前、さっきからすごい勢いで食べてるけど……本当に大丈夫なのか? あんな事件の直後なのに、胃がびっくりするぞ」
「平気じゃ平気じゃ! あんなに重い身体で、汗だくになって平原を歩き回ったんじゃから、お腹が空いて空いて仕方ないのじゃ! このポタージュもおかわりじゃ! あ、食後の甘いケーキも半分は妾がもらうぞ!」
スウシィは口の周りに濃厚なソースやクリームをつけながら、普段の倍以上の凄まじいペースで次々と料理を胃袋に収めていた。細く華奢な少女の身体のどこにそれだけの量が入るのか不思議なほどの、底なしの食欲である。次々と皿が空になっていく。
「スウ……あなた、少しは懲りるということを知りませんの……? 毒の煙がなくても、そんなに暴食を続けていたら、本当にまた太ってしまいますわよ」
ユミナが信じられないものを見るような目で、呆れ果てた声で注意する。しかし、スウシィは全く悪びれる様子もなく、むしろ目をキラキラと輝かせて、誇らしげに薄い胸を張った。
「別に少しばかりお肉がついても構わんのじゃ! 確かにあの時は重くて、太ももが擦れて痛かったが……今思えば、あの途方もない量のお肉も、決して悪くない体験じゃった!」
「あ、悪くないですって……!? あなた、自分のあの豚のような姿を忘れたわけじゃありませんわよね!? 背丈と同じくらい横に張り出した超巨大なヒップで、丸太みたいにぶっとい太もものお肉がべっとりと擦れ合って、すり足で這うようにしか歩けなかったんですのよ!?」
「忘れておらんぞ! でも、あのお尻のふかふか具合は最高じゃった! 指を沈めればどこまでも沈み込んでいくような、極上の柔らかい脂肪のクッション! 歩くたびにぶるんっ、ぶるんっと大波のように左右に揺れる、あのぽよぽよしたお肉の感触……! もし今あの巨大なお尻に戻れたら、この硬い木の椅子に座るのもさぞかし快適じゃろうな!」
目を閉じて、自身の怪物級に肥大化していた洋梨体形をうっとりと回想するスウシィ。
自身のすっかりペタンコに戻ったお腹と、両手で容易に包み込めるほど小さく軽くなったお尻を両手でむにむにと触りながら、どこか物足りなさそうに、そして本気で残念そうにため息までついている。あの、自分の下半身が丸ごと極上の肉の海に沈んでいた圧倒的な質量と柔らかさが、彼女にとってはもはや魅力的なものとして記憶に刻まれてしまったようだ。
「信じられませんわ……! 冬夜さん、聞いてくださいな! スウったら、あんな醜い肉だるまの姿を気に入っているんですのよ!? 頭がおかしくなってしまったんじゃありませんこと!?」
「あ、いや……まあ、元に戻ったんだから、本人がいいならいいんじゃないか……? でもスウシィ、本当に食べ過ぎてお腹壊すなよ? それに、あんまり太りすぎるとドレスが入らなくなるぞ」
「心配無用じゃ、冬夜殿! 服など新しく作ればよいだけの話じゃ! あそこまで極端に巨大化しなくとも、せめてあの半分くらい……いや、三分の一くらいの下半身の重みと柔らかさは、自分の力で取り戻してみたいものじゃな! さあ、次はお肉のパイ包み焼きを持ってくるのじゃー!」
再び元気よく、肉汁たっぷりのパイに齧り付くスウシィを見て、ユミナは絶望的な面持ちで頭を抱えた。
あの絶望的なまでの超質量の脂肪に支配され、重力に縛り付けられていた恐怖。歩くたびに全身の肉が卑猥に揺れ、汗に塗れてむちむちと擦れ合っていた、あの官能的で醜悪な地獄の行軍。
それを「極上のふかふかクッション」などと完全に美化し、さらなる食欲へと変換してしまう従妹の図太さに、ユミナはただただ眩暈を覚えるしかなかった。
「……絶対に、絶対に私だけは、これ以上一ミリもお肉をつけませんわ。明日からはサラダしか食べません。いえ、今から厳しいダイエットを始めます……っ。あの忌まわしいお肉の感触、少しでも残っていたら削ぎ落としてみせますわ!」
固く、そして悲壮な決意を口にするユミナの横で。
「むぐむぐ……んん〜っ、幸せじゃ!」というスウシィの幸せそうな咀嚼音と、脂肪を求める底なしの食欲が、夜のダイニングルームにいつまでも響き渡っていた。
ユミナ・エルネア・ベルファスト
身長:155.0cm / 体重:115.5kg(前月比 +70.5kg)
BMI:48.1(超高度肥満・生命の危機)
B:135 (Kカップ) / W:125 / H:105
スウシィ・エルネア・オルトリンデ
身長:145.0cm / 体重:112.5kg(前月比 +76.5kg)
BMI:53.5(超高度肥満・生命の危機)
B:95 (Fカップ) / W:100 / H:145